JP2000095164A - 自転車 - Google Patents

自転車

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JP2000095164A
JP2000095164A JP10268711A JP26871198A JP2000095164A JP 2000095164 A JP2000095164 A JP 2000095164A JP 10268711 A JP10268711 A JP 10268711A JP 26871198 A JP26871198 A JP 26871198A JP 2000095164 A JP2000095164 A JP 2000095164A
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JP
Japan
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pedal
crank arm
bicycle
base
receiving portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP10268711A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Nakanosono
晴彦 中之薗
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の施錠手段が破壊されても運転操作がで
きない駐輪状態をつくりだし、盗難防止を図る。 【解決手段】クランクアームのペダル受け部にペダルの
固定を図るロック装置を備え、該ペダル受け部において
クランクアーム方向に回動可能に軸着されるペダルの基
部に前記ロック装置に対応する係合部を少なくとも2個
所に形成し、前記ペダルを走行状態位置と駐輪状態位置
とに切換え自在に固設した自転車とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車の盗難防止を
図るためのペダル部の接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】駐輪した自転車の盗難防止を図るための
手段としては、多くの場合タイヤの回転を阻止する箱形
錠が使用されている。箱形錠はフロントホークあるいは
リヤホークに取付けられ、駐輪時に前記箱形錠のロック
ピンをタイヤのスポーク間に閂状に突出させてタイヤの
回転を阻止してロック状態を呈するものであり、使用者
はこのロック状態において箱形錠からキーを取外して携
行していた。しかしながら、このような箱形錠等による
施錠だけでは防犯対策としては不十分であり、自転車の
盗難事件は頻繁に発生しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した箱形錠をはじ
めとする自転車用の錠前類は、車体本体に別途取付けら
れる付属品であって、簡単な構造で大量生産されるもの
であることから、ケーシング材や車体への取付強度等は
必要最低限に設けられており、このため、ケーシングの
破壊や前記ロックピンがタイヤの回転に非干渉となるよ
うにその取付け部分を強引に押し曲げるなどといった故
意の破壊工作を受けるとその施錠機能は簡単に損なわれ
てしまうといった欠点があった。自転車は、前記錠前類
の欠損によって走行機能を損なうものではなく、箱形錠
等を取り除いてしまえば通常通りの運転操作が可能とな
ってしまう。このことが自転車の盗難を惹起するものと
なっており、従来の施錠手段が破壊されても運転操作が
できない状態で駐輪することが課題となっている。本発
明は、上記した事情のもとになされたものであり、その
目的とするところは、車体構造の一部を操作不可の状態
として駐輪することにより盗難防止がなされる自転車を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、クランクアームのペダル受け部にペ
ダルの固定を図るロック装置を備え、該ペダル受け部に
おいてクランクアーム方向に回動可能に軸着されるペダ
ルの基部に前記ロック装置に対応する係合部を少なくと
も2個所に形成し、前記ペダルを走行状態位置と駐輪状
態位置とに切換え自在に固設してなる自転車を構成する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図7を参照しながら詳細に説明する。本発明からな
る自転車は、クランクアーム1先端に配設するペダル2
を前記クランクアーム方向に回動可能に取付けるととも
に、前記ペダル2の固設位置をクランクアーム1のペダ
ル受け部に設けるロック装置3を介して走行状態位置と
駐輪状態位置とに切換え自在に設定することで、駐輪時
の盗難を防止するものである。
【0006】図1から図4は本発明の一実施形態を示す
ものであって、図1のように自転車の駐輪状態において
ペダル2をクランクアーム1側に折畳んだ状態にロック
し、運転操作を不可能とするように設けるものである。
図2および図3はクランクアーム1とペダル2との接合
構造の一例を示したものであり、クランクアーム1のペ
ダル受け部10にキー操作により動作するロック装置3
を装備し、該ペダル受け部10にペダル2の基部20が
クランクアーム方向に回動可能に軸着される。
【0007】前記ロック装置3はキー30の差込口をク
ランクアームの適当個所に配置させ、キー操作により突
没するロックピン31がペダル基部20に対して作用す
るように設けてあり、前記ペダル基部20にはロックピ
ン31が嵌合する係合部21が形成してある。
【0008】この係合部21はペダル基部20において
少なくとも2個所に形成され、そのうちの1個所は前記
ペダル2がクランクアーム1と直交し、ペダル踏面2a
が地面と水平となる走行状態を生成する位置に設定され
た走行用係合部21aであり、他個所は前記ペダル踏面
2aが使用不可の角度を呈するような位置に設定してな
る駐輪用係合部21bである。
【0009】図4はクランクアーム1におけるペダル2
の固設位置を示したものであり、(A)は走行可能状
態、(B)は駐輪(操作不可)状態である。(A)の場
合、ロック装置3のロックピン31はペダル基部20の
走行用係合部21aに嵌合しており、ペダル踏面2aは
地面に略水平に維持されており、運転操作が可能となっ
ている。このときには前記ロック装置3のキー30は該
装置側に係着し脱落しない状態で保持されている。
【0010】この状態から(B)のように自転車を駐輪
状態とするには、前記ロック装置3のロックピン31を
キー操作により後退させて走行用係合部21aとの嵌合
を解いた後、前記ペダル2をクランクアーム1側に回動
させ、前記ロックピン31とペダル基部の駐輪用係合部
21bとの嵌合を図る。ペダル2はクランクアーム1側
に折り畳まれた状態に固設され、ペダル踏面2aがクラ
ンクアームと略平行するために足をかけることができ
ず、通常の運転操作が不可能となる。(B)の場合に
は、前記ロック装置3のキー30は装置側から取外さ
れ、使用者が携行する。
【0011】したがって、自転車の使用者がペダル2を
走行状態位置に切換えない限り通常の運転操作ができな
くなり、所有者以外には通常運転のできない欠陥車と見
做されることから盗難等の被害を受け難くなる。また、
前記ロック装置3が破壊された場合でもクランクアーム
の回転に伴ってペダル受け部10に軸着されたペダル2
が回動してしまうことからペダル踏面2aを満足に踏む
ことができなくなる。
【0012】図5から図7は本発明の別の実施形態を示
すものである。この場合の駐輪時におけるペダル2は、
該ペダル2の先端部2bが地面Gに接地するようにペダ
ル踏面2aを傾斜させた状態位置にて固設される。すな
わち、図7に示すようにペダル2が地面方向側にも回動
可能となるようにペダル受け部10を設け、ペダル基部
20において接地用係合部21cを形成するのである。
【0013】このようにペダルを接地させた駐輪状態で
あると、接地したペダル2で車体を支えることができ、
補助的なスタンド機能が得られる。また、クランクアー
ム1を回転させた場合にはペダル先端部2bが地面Gに
衝突してしまうことから通常の運転操作ができなくな
る。
【0014】なお、自転車走行時におけるペダル踏面2
aにかかる踏力は通常40〜50Kg程度であり、前記
ロック装置3のロックピン強度等はこれらの負荷に十分
耐えられるものが選択される。
【0015】また、本発明による構造は一対をなしてい
るクランクアームの片方側に施せば良いが両側に実施す
ることも当然に可能であり、この場合には、従来ねじ止
め方向が左右のクランクアームで逆方向に設定されてい
たペダルの取付けを共通化することができ、コストの低
減化を図ることができるといった効果も併せて得られ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クランクアームのペダル受け部にペダルの固定を図るロ
ック装置を備え、該ペダル受け部においてクランクアー
ム方向に回動可能に軸着されるペダルの基部に前記ロッ
ク装置に対応する係合部を少なくとも2個所に形成し、
前記ペダルを走行状態位置と駐輪状態位置とに切換え自
在に固設した自転車を構成することにより、走行機能に
不可欠な部位であるペダルを所有者(使用者)自身が意
図的に使用不可の状態に切換えることができるため、箱
形錠等といった別途に設備する施錠手段が破壊されても
運転操作ができない駐輪状態とすることが可能となり、
盗難防止が図られるといった優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す説明図である。
【図2】 本発明に係るペダルの接合構造の一例を示す
説明図である。
【図3】 同じく本発明に係るペダルの接合構造の一例
を示す説明図である。
【図4】 同じく本発明に係るペダルの固設位置を示し
たものであり、(A)は走行可能状態、(B)は駐輪
(操作不可)状態を示すものである。
【図5】 本発明の別の実施形態を示す説明図である。
【図6】 同じく本発明の別の実施形態を略示した正面
図である。
【図7】 同じく本発明の別の実施形態におけるペダル
の固設位置を示す説明図である。
【符号の説明】
1……クランクアーム、10……ペダル受け部、2……
ペダル、20……ペダル基部、2a……ペダル踏面、2
b……ペダル先端部、21……係合部、21a……走行
用係合部、21b……駐輪用係合部、21c……接地用
係合部、3……ロック装置、30……キー、31……ロ
ックピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランクアームのペダル受け部にペダルの
    固定を図るロック装置を備え、該ペダル受け部において
    クランクアーム方向に回動可能に軸着されるペダルの基
    部に前記ロック装置に対応する係合部を少なくとも2個
    所に形成し、前記ペダルを走行状態位置と駐輪状態位置
    とに切換え自在に固設したことを特徴とする自転車。
  2. 【請求項2】ペダル先端部が接地するような駐輪状態位
    置をなす係合部をペダル基部に設定したことを特徴とす
    る請求項1に記載の自転車。
JP10268711A 1998-09-22 1998-09-22 自転車 Pending JP2000095164A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009092268A1 (zh) * 2007-12-29 2009-07-30 Dongjun Wang 一种用于自行车踏板自动拆装的装置及一步控制拆装的组件
CN111936377A (zh) * 2018-03-20 2020-11-13 丹麦商潘特洛克有限公司 用于自行车的锁定系统

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