JP2000095099A - 転落等の事故防止方法及び事故防止装置 - Google Patents

転落等の事故防止方法及び事故防止装置

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JP2000095099A
JP2000095099A JP10269535A JP26953598A JP2000095099A JP 2000095099 A JP2000095099 A JP 2000095099A JP 10269535 A JP10269535 A JP 10269535A JP 26953598 A JP26953598 A JP 26953598A JP 2000095099 A JP2000095099 A JP 2000095099A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラットフォームで列車が停止した後、車両の
ドアを開く前に転落防止装置を展開し、列車が発車可能
な状態を確認した後、転落防止装置を格納する。 【解決手段】 プラットフォーム側に列車停止検知装置
を設ける。また、列車が停車してドアが開く前の状態を
テレビカメラで撮影してその映像を記憶し、記憶した映
像と同一映像が得られた時点を発車可能時点とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道のプラットフ
ォーム等で車両とプラットフォームの間に生ずる隙間か
ら人が転落する等の事故を防止する事故防止方法及び事
故防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の先行技術としては例えば実開平
7−31543号公報で開示された「プラットフォーム
の転落防止装置」と題する考案(以下先行文献1とい
う)、特開平8−282492号公報で開示された「転
落防止装置」と題する発明(以下先行文献2という)、
特開平10−71949号公報で開示された「転落防止
装置」と題する発明(以下先行文献3という)等があ
る。先行文献1の考案では、駅の湾曲したプラットフォ
ームで停車した列車のドア下に対応する位置に設けられ
る転落防止板と、この転落防止板をスライド可能に保持
するスライド部と、この転落防止板を列車のドア下とプ
ラットフォームの隙間を埋める位置まで前進させ、又は
プラットフォーム下の格納位置まで引き戻すエアシリン
ダを設け、このエアシリンダを列車のドアを開閉するス
イッチ操作に連動して動作させる構成となっている。
【0003】また、先行文献2及び3の発明では、駅の
プラットフォームと車両の連結部の空間に転落するのを
防止するため、車両の連結部開口部近傍に設備されたア
ーム、ロッド等で構成された転落防止装置を備える構成
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先行文献1、2、3に
共通な問題点は、これら転落防止装置の動作の起動を車
両のドアの開閉信号と連動して行っていることである。
このため転落防止装置の動作が終了して転落防止状態が
確立される以前に車両のドアが開き、その結果転落防止
装置が展開未済の状態のとき車両とプラットフォームと
の間の隙間に乗客が転落する危険が残ることである。ま
た、発車可能な状態の確認は人間の目で行うため、長い
プラットフォームでは確認漏れの場所が発生し、乗客の
衣服、鞄などをドアに挟んだまま発車するという問題が
ある。さらに、これら先行文献の装置では、転落防止装
置がドア開閉箇所、又は車両連結部の空間だけに設けら
れ、プラットフォームと列車車両との間隙全般に渡って
の転落防止を目的とする場合には不完全である等の問題
点があった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、列車のドアを開く前に転落防止装置
の動作が完了しており、かつプラットフォームの側面と
列車との間の間隙は転落防止装置により完全に埋め尽く
され、また、列車を出発させてよい状態は車掌や駅員の
目だけに頼ることなく、機械によって確認される機能を
備えた転落防止装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明では、プラットフォームに列車が到着したことを
検知する列車停止検知装置を備え、プラットフォーム側
面に設けられるエアバッグ(air bag )であって、空気
を供給したときはプラットフォーム側面とこの側面に対
向する列車側面との隙間を埋め尽くし、空気を吸入した
ときは収縮して列車の進行に支障のないようなエアバッ
グを配列し、列車停止と同時にこのエアバッグに空気を
供給し、エアバッグが完全に膨張した後で列車のドアを
開き、かつ、プラットフォーム側から見た列車側面の画
像を該列車の全長に亘り撮影するテレビカメラ列を設
け、列車が停止してまだドアを開かない状態で撮影した
映像と同様な映像が得られたとき列車の出発が可能と判
定しエアバッグを収縮する構成とした。
【0007】すなわち、本発明の転落防止方法は、プラ
ットホームに列車が到着して停止したことを検知する列
車停止検知ステップ、この列車停止検知ステップで列車
の停止を確認した直後、プラットホーム側面と列車側面
との間の間隙を充填するように設けられたエアバッグに
空気を供給して該エアバッグを膨張させる空気供給ステ
ップ。プラットフォーム側から見た列車側面の画像を該
列車の全長に亘り撮影するテレビカメラ列を設け、前記
列車停止検知ステップで列車の停止を確認した直後該テ
レビカメラ列の動作を開始させ、この動作開始直後の画
像を前記テレビカメラ列の各テレビカメラについてそれ
ぞれ記録部に記憶させる列車停止直後の状態記憶ステッ
プ、この列車停止直後の状態記憶ステップから所定時間
間隔ごとの各テレビカメラの出力画像を、当該テレビカ
メラについて前記列車停止直後の状態記憶ステップにお
いて記録部に記憶させた画像と比較する画像比較ステッ
プ、この画像比較ステップにおいて、総てのテレビカメ
ラについて画像の一致が確認された時点を当該列車の発
車可能時点として検出する発車可能時点検出ステップ、
この発車可能時点検出ステップで発車可能時点が検出さ
れた直後、前記エアバッグの空気を吸入して該エアバッ
グを収縮させる空気吸入ステップから成る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態におけ
る構成要素の配置を示す模式図、図2は図1に示す各構
成要素の接続を示すブロック図である。これらの図にお
いて、符号1はプラットフォーム、符号2は車両、符号
3は送受信機、符号4はテレビカメラ(テレビカメラ列
の側面図としてのテレビカメラを示す)、符号5はエア
バッグ(エアバッグ列の側面図としてのエアバッグを示
す)、符号6−1、6−2はそれぞれ制御器、符号7は
操作器を表す。また、図3は本発明の装置の動作を示す
フローチャートで、31〜43は各動作ステップを示
す。
【0009】最初に図3について本発明の動作を説明す
る。車両がプラットフォームに進入し、送受信機3の対
向する面に列車の側面が存在する状態では列車からの反
射信号が検出される(ステップ31)。列車がプララッ
トフォームに到着して停止した場合はプラットフォーム
1の列車停止予定位置全長に亘り設けられた送受信機3
のうち、列車停止予定位置の両端部を除き他の全部の送
受信機3が信号検出状態になった時(ステップ32)列
車が到着して停止したと判定する(ステップ32がYe
s)。この判定により制御器1(図2符号6−1)では
制御部1(符号13−1)が制御部2(符号13−2)
へ映像撮影を指示し(ステップ35)、この時点で撮影
された映像は記録部(図2符号14)へ記憶される(ス
テップ36)。
【0010】この後、テレビカメラ4の映像は所定時間
間隔ごとに、記録部14に保存した対応する映像と比較
される(ステップ37)。ステップ35と同一時点で、
制御部1(符号13−1)が制御器2(符号6−2)内
の制御部3(符号13−3)へエア供給を指示し(ステ
ップ33)エアバッグ5が動作し、転落の危険のある隙
間を完全に埋め尽くす。このエアバッグ5は、一車両に
対し複数個で構成し、全部のエアバッグに並列に空気を
供給することで、エアバッグに空気の供給が開始されて
から充分に膨張するまでの時間を短縮することができ
る。しかも、プラットフォーム1が曲線状であっても、
エアバッグはその曲線に沿って間隙を埋め尽くす。
【0011】ステップ34でエアバッグの動作が完了し
た後、列車のドアを開き乗客を昇降させ、乗客の昇降が
終了して列車のドアを閉鎖する。このときプラットフォ
ーム1側から列車2の側面を撮影した映像は、ステップ
35の時点で撮影した映像と同一でなければならない。
このことをステップ37で判定する。ステップ37の判
定結果がYesであれば、ステップ38に移りエアバッ
グの空気を吸入してエアバッグを収縮させ、列車を発車
させる。総ての送受信機3に列車の反射波が検出されな
くなった時点で(ステップ42の判定がYes)、全部
の車両がプラットフォームを通過したと判定して転落防
止装置の状態を初期状態に戻す(ステップ43)。
【0012】乗客の昇降後ドアを閉めた状態において
も、いずれかのテレビカメラの映像が、記録部14に記
憶された映像と合致しないときは(ステップ37の判定
がNo)、ドアに何かが挟まれていることが原因である
と判定し、この場合はエアバッグ5を手動で強制収納す
るか否かを判定し、エアバッグの状態を膨張状態にした
まま(ステップ39)、強制収納に決定すると(ステッ
プ40の判定がYes)、操作部7での人力操作に移り
(ステップ41)、ドアに挟まった障害物を除去して人
力によりステップ38の操作を行う。
【0013】次に図2をもちいて本発明の装置の各部の
構成を説明する。送受信機3は送信部10、受信部1
1、計測部12から構成される。送信部10は電磁波
(光を含む)又は音波(超音波を含む)を、尖鋭な指向
特性を持って車両側面に対しほぼ垂直方向に発射し、受
信部11は送信部10から発射され、車両2の側面から
反射された反射波を受信し、計測部12は反射波の存在
を受信部11の出力から決定する。最も簡単な構成とし
て、例えば送信部10は赤外線の発光器であり、受信部
11は赤外線の受光器である。送受信機3が対向する方
向に車両2の側面がない場合は送信部10から発射され
た赤外線は空気中の塵で乱反射されて受信部11で受信
されるだけであるので、受信部11の出力レベルは低い
が、対向する方向に車両2の側面が存在する場合は車両
側面からの強力な反射波が受信部11で受信される。従
って、計測部12では受信部11の受信強度のレベルが
所定の域値以上である場合は、送受信機3の対向する方
向に車両2が存在すると判定する。
【0014】送受信機3から所定の範囲内の距離に反射
物標が存在するときに、車両2が存在すると判定しても
よい。この場合に所定の距離範囲は比較的小さな距離
(例えば1m以内)であるので、測定には速度の遅い音
波を用いるのが普通である。例えば送信部10は超音波
パルス波の送波器であり、受信部11は超音波の受波器
である。計測部12は送信波から所定の時間範囲内に受
信波があるとき、送受信機3の対向する方向に車両2が
存在すると判定する。図5はこの場合の受信波の波形を
示す波形図であり、横軸は時間t、縦軸は受信振幅を表
し、符号51は送信波とその近傍反響波の受信、符号5
2は車両2の側面からの反射波の受信を示す。時間範囲
dは計測部12で判定に使用する所定の時間範囲であ
る。この時間範囲内に反射波が存在すればそれは車両2
の側面からの反射波であり、従ってこの場合は送受信機
3の対向する方向に車両2の側面が存在すると判定す
る。
【0015】図2において符号6−1は制御器1を表
し、制御器1は制御部1(符号13−1)、制御部2
(符号13−2)、記録部14を含む。制御部1(符号
13−1)は総ての送受信機3の計測部12の出力を入
力し、プラットフォーム1の両端部近傍の送受信機3を
除き全部の送受信機3が車両2の存在を検知したときに
列車が到着して停止したと判定する。この判定により直
ちに制御部2(符号13−2)と制御部3(符号13−
3、制御部3は制御器2(符号6−2)に含まれる)と
に指令を出す。この指令により、制御部2(符号13−
2)はテレビカメラ4列の動作を開始させ、動作開始直
後の映像を記録部14に記憶させ、その後は所定時間ご
とのテレビカメラの映像を記録部14に記憶している対
応映像と比較する。
【0016】制御部1(符号13−1)からの指令を受
けた制御部3(符号13−3)はエア供給部15を制御
して総てのエアバッグ5を膨張させる。制御部2(符号
13−2)における映像比較で、図3のステップ37の
判定がYesとなると制御部2(符号13−2)は制御
部3(符号13−3)へ指令を出す。この指令により制
御部3はエア吸入部16を制御し、総てのエアバッグ5
を収縮し、列車が出発可能な状態にする。図3のステッ
プ40の判定で強制収納と決定したときは、操作器7の
操作部17から手動でエア吸入部16を制御しエアバッ
グ5を収縮させて列車が出発可能な状態にする。その場
合、テレビカメラ4の映像が表示部18に表示され、操
作員の参考に供せられる。
【0017】図1に示す実施形態ではプラットフォーム
1における車両の停止予定位置範囲全般に亘り送受信機
3を配列している。然しながら、列車の前端の停止予定
位置範囲だけを考え、この範囲の後端より後方に第1の
送受信機3−1と、この停止予定位置範囲のほぼ中央に
第2の送受信機3−2と、この範囲の前端より前方に第
3の送受信機3−3とを設け、第1の送受信機3−1が
列車の到着をはじめて検知した時点T1、第2の送受信
機3−2が列車の到着をはじめて検知した時点T2を測
定することによって、列車が到着して停止したことを検
知することができる。
【0018】図4は、列車が到着して停止したことを検
知するための上述の方法における送受信機3の配列を示
す模式図で、図において符号1、2は図1の同一符号と
同じくプラットフォーム1と車両2を示し、符号3−1
は第1の送受信機、符号3−2は第2の送受信機、符号
3−3は第3の送受信機、D1は3−1から3−2まで
の距離とする。送受信機3−1の受信出力信号は、先に
述べたように、T1時点以後対向方向に反射物ありを示
し、送受信機3−2の受信出力信号は、先に述べたよう
にT2時点以後対向方向に反射物ありを示し、送受信機
3−3の受信出力信号は普通の場合、対抗方向に反射物
ありを示さない。状況によっては送受信機3−2の受信
出力信号が対抗方向に反射物ありを示さない場合があ
る。
【0019】V1=D1/(T2−T1)は距離D1を
通過する間の車両2の平均速度を表すので、T1時刻以
後、予め定める第1の所定時間を経過しても送受信機3
−2が車両を検出しないときは列車が停車したと判定す
る。もし、送受信機3−2がT2時点で車両を検出した
場合はT2時刻以後、予め定める第2の所定時間を経過
したとき列車が停車したと判定する。第2の所定時間の
経過以前に送受信機3−3が車両2を検出したときは、
車両2が停車位置を誤ったと判定する。
【0020】以上は好適な実施形態について本発明を説
明したが、本発明は、説明した実施形態によって限定さ
れないことは言うまでもない。またテレビカメラ4、エ
アバッグ5についても、従来公知のものに小改造を施し
て本発明に使用することも出来るし、本発明に使用する
ために好適な形態のものを研究開発することも可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、列車
が停車してドアを開く前に転落防止装置の展開を終了し
ていることができ、かつ転落防止装置の展開により、転
落の危険のある隙間を完全に充填することができ、発車
可能な状態をテレビカメラで確認した後転落防止装置の
エアバッグを収縮して発車を可能にし、何らかの事故の
場合は操作部で手動操作ができ、手動操作の場合も必要
に応じテレビカメラの映像を表示して参考に供すること
ができるので、乗客の転落や、乗客の衣服をドアに挟ん
だまま発車するという事故を防止するのに極めて有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における構成部分の配置を
示す模式図である。
【図2】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図2の装置の動作ステップを示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の列車停止検知装置の原理を示すブロッ
ク図である。
【図5】図2の送受信機の一実施形態の動作を説明する
ための波形図である。
【符号の説明】
1 プラットフォーム 2 車両 3 送受信機 4 テレビカメラ 6−1 制御器1 6−2 制御器2 7 操作部 10 送信部 11 受信部 12 計測部 13−1 制御部1 13−2 制御部2 13−3 制御部3 14 記録部 15 エア供給部 16 エア吸入部 17 操作部 18 表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月3日(1999.8.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】すなわち、本発明の転落防止方法は、プラ
ットホームに列車が到着して停止したことを検知する列
車停止検知ステップ、この列車停止検知ステップで列車
の停止を確認した直後、プラットホーム側面と列車側面
との間の間隙を充填するように設けられたエアバッグに
空気を供給して該エアバッグを膨張させる空気供給ステ
ッププラットフォーム側から見た列車側面の画像を該
列車の全長に亘り撮影するテレビカメラ列を設け、前記
列車停止検知ステップで列車の停止を確認した直後該テ
レビカメラ列の動作を開始させ、この動作開始直後の画
像を前記テレビカメラ列の各テレビカメラについてそれ
ぞれ記録部に記憶させる列車停止直後の状態記憶ステッ
プ、この列車停止直後の状態記憶ステップから所定時間
間隔ごとの各テレビカメラの出力画像を、当該テレビカ
メラについて前記列車停止直後の状態記憶ステップにお
いて記録部に記憶させた画像と比較する画像比較ステッ
プ、この画像比較ステップにおいて、総てのテレビカメ
ラについて画像の一致が確認された時点を当該列車の発
車可能時点として検出する発車可能時点検出ステップ、
およびこの発車可能時点検出ステップで発車可能時点が
検出された直後、前記エアバッグの空気を吸入して該エ
アバッグを収縮させる空気吸入ステップから成る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】乗客の昇降後ドアを閉めた状態において
も、いずれかのテレビカメラのドアの閉扉位置に関する
映像を、記録部14に記憶された該当する映像と比較
し、開扉前の状態と異なる時は(ステップ37の判定が
No)、ドアに何かが挟まれていることが原因であると
判定し、この場合はエアバッグ5を手動で強制収納する
か否かを判定し、エアバッグの状態を膨張状態にしたま
ま(ステップ39)、強制収納に決定すると(ステップ
40の判定がYes)、操作部7での人力操作に移り
(ステップ41)、ドアに挟まった障害物を除去して人
力によりステップ38の操作を行う。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホームに列車が到着して停止し
    たことを検知する列車停止検知ステップ、 この列車停止検知ステップで列車の停止を確認した直
    後、プラットホーム側面と列車側面との間の間隙を充填
    するように設けられたエアバッグに空気を供給して該エ
    アバッグを膨張させる空気供給ステップ。プラットフォ
    ーム側から見た列車側面の画像を該列車の全長に亘り撮
    影するテレビカメラ列を設け、前記列車停止検知ステッ
    プで列車の停止を確認した直後該テレビカメラ列の動作
    を開始させ、この動作開始直後の画像を前記テレビカメ
    ラ列の各テレビカメラについてそれぞれ記録部に記憶さ
    せる列車停止直後の状態記憶ステップ、 この列車停止直後の状態記憶ステップから所定時間間隔
    ごとの各テレビカメラの出力画像を、当該テレビカメラ
    について前記列車停止直後の状態記憶ステップにおいて
    記録部に記憶させた画像と比較する画像比較ステップ、 この画像比較ステップにおいて、総てのテレビカメラに
    ついて画像の一致が確認された時点を当該列車の発車可
    能時点として検出する発車可能時点検出ステップ、 この発車可能時点検出ステップで発車可能時点が検出さ
    れた直後、前記エアバッグの空気を吸入して該エアバッ
    グを収縮させる空気吸入ステップ、 を備えた転落等の事故防止方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の転落等の事故防止方法に
    おいて、前記画像比ステップは、前記列車停止検知ステ
    ップで列車の停止を確認した時点から所定時間経過後も
    画像一致が確認できないテレビカメラが残存するとき
    は、何らかの事故とみなして、操作員が操作部で操作す
    る操作ステップに移ることを特徴とする転落等の事故防
    止方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の転落等の事故防止方法に
    おいて、前記操作ステップでは、前記画像一致が確認で
    きないテレビカメラの画像を表示部に表示することを特
    徴とする転落等の事故防止方法。
  4. 【請求項4】 プラットホームに列車が到着して停止し
    たことを検知する列車停止検知装置、 プラットホーム側面と列車側面との間の間隙を充填する
    ように設けられるエアバッグ。プラットフォーム側から
    見た列車側面の画像を該列車の全長に亘り撮影するよう
    に設けられたテレビカメラ列、 このテレビカメラ列の各テレビカメラの画像をそれぞれ
    記憶する記録部、 各テレビカメラの画像を記録部に記憶する当該カメラの
    画像とそれぞれ比較する制御部、 前記列車停止検知装置の出力で前記エアバッグに空気を
    供給し、前記テレビカメラ列の画像を前記記録部に記憶
    させる手段、 前記制御部における画像比較により、総てのカメラの画
    像がそれぞれ対応する記憶画像と合致したことを検出し
    て前記エアバッグの空気を吸入する手段、 を備えた転落等の事故防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の転落等の事故防止装置に
    おいて、前記制御部における画像比較で事故発生の疑い
    を生じたときなどに、操作員が手動で操作するための操
    作部を設けたことを特徴とする転落等の事故防止装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の転落等の事故防止装置に
    おいて、前記操作部は前記テレビカメラの映像を表示す
    る表示部を備えたことを特徴とする転落等の事故防止装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の転落等の事故防止装置に
    おいて、前記列車停止検知装置は、対向する位置に列車
    が存在するか否かを検出するため電磁波(光を含む)又
    は音波(超音波を含む)を発射する送信部と、発射波の
    列車側面からの反射波を受信する受信部を備えた送受信
    機をプラットフォームの側面の列車停止予定位置の全長
    にわたり配列し、この全部の送受信機、あるいは端部を
    除く全部の送受信機が対向する位置に列車が存在するこ
    とを検出した時点でプラットフォームに列車が到着して
    停止したと判定することを特徴とする転落等の事故防止
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の転落等の事故防止装置に
    おいて、前記列車停止検知装置は、対向する位置に列車
    が存在するか否かを検出するため電磁波(光を含む)又
    は音波(超音波を含む)を発射する送信部と、発射波の
    列車側面からの反射波を受信する受信部を備えた送受信
    機をプラットフォームの側面の列車の前端の停止予定範
    囲の後端より後方に第1の送受信機と、前記停止予定位
    置範囲の中央付近に第2の送受信機と、前記停止予定位
    置範囲の前端より前方に第3の送受信機を設け、前記第
    1の送受信機が列車の到着をはじめて検出した時点以後
    第1の所定時間を経過しても前記第2の送受信機が車両
    を検出しない場合、又は前記第2の送受信機が列車の到
    着をはじめて検出した時点以後第2の所定時間を経過し
    たとき列車が停車したと判定することを特徴とする転落
    等の事故防止装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8の何れかに記載の転落等
    の事故防止装置において、前記送受信機は赤外線の連続
    波を送信する送信部と、該赤外線の反射波を受信する受
    信部と、該受信部の受信強度が予め定めた強度以上のと
    き対向面に列車ありと判定する計測部を備えたことを特
    徴とする転落等の事故防止装置。
  10. 【請求項10】 請求項7又は8の何れかに記載の転落
    等の事故防止装置において、前記送受信機は超音波のパ
    ルス波を送信する送信部と、該パルス波の反射波を受信
    する受信部と、該受信部の受信信号が予め定めた距離範
    囲内にあるとき対向面に列車ありと判定する計測部を備
    えたことを特徴とする転落等の事故防止装置。
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