JP2000093867A - 粘性材料の塗布装置及び塗布方法 - Google Patents
粘性材料の塗布装置及び塗布方法Info
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- JP2000093867A JP2000093867A JP26633398A JP26633398A JP2000093867A JP 2000093867 A JP2000093867 A JP 2000093867A JP 26633398 A JP26633398 A JP 26633398A JP 26633398 A JP26633398 A JP 26633398A JP 2000093867 A JP2000093867 A JP 2000093867A
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被塗布部品を移動しながら粘性材料を塗布す
る場合の糸引き現象を抑制するようにした粘性材料の塗
布装置及び方法を提供する。 【解決手段】 この装置は、被塗布部品１をチャックす
るチャック３、粘性材料２を圧送する吐出システム４、
吐出システム４の先端に取り付けられ先端開口部が被塗
布部品１の外周面に当接する材料吐出部（粘性材料吐出
ノズル）５、材料吐出部５を支持する支持台６を備えて
いる。そして被塗布部品１の移動方向上流側と材料吐出
部５とのなす角度が鈍角に設定されている。
る場合の糸引き現象を抑制するようにした粘性材料の塗
布装置及び方法を提供する。 【解決手段】 この装置は、被塗布部品１をチャックす
るチャック３、粘性材料２を圧送する吐出システム４、
吐出システム４の先端に取り付けられ先端開口部が被塗
布部品１の外周面に当接する材料吐出部（粘性材料吐出
ノズル）５、材料吐出部５を支持する支持台６を備えて
いる。そして被塗布部品１の移動方向上流側と材料吐出
部５とのなす角度が鈍角に設定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリス、糊、接着
剤等の粘性材料を被塗布部品に塗布する塗布装置及び塗
布方法に関する。
剤等の粘性材料を被塗布部品に塗布する塗布装置及び塗
布方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】グリス、糊、接着剤等の粘性材料を被塗
布部品に塗布する場合、従来は、針状の吐出ノズルから
吐出した粘性材料を被塗布部品に塗布した後、被塗布部
品と吐出ノズルの間で生じる粘性材料の糸引きの処理を
行っていた。
布部品に塗布する場合、従来は、針状の吐出ノズルから
吐出した粘性材料を被塗布部品に塗布した後、被塗布部
品と吐出ノズルの間で生じる粘性材料の糸引きの処理を
行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の粘性材
料塗布方式では、粘性材料の被塗布部品への塗布後、吐
出ノズルの材料吐出部が被塗布部品から離れる際に生じ
る粘性材料の糸引きの処理動作が不可欠である。
料塗布方式では、粘性材料の被塗布部品への塗布後、吐
出ノズルの材料吐出部が被塗布部品から離れる際に生じ
る粘性材料の糸引きの処理動作が不可欠である。
【０００４】従って、被塗布部品を移動しながら、この
被塗布部品に粘性材料を塗布し、そのまま組み付け作業
を行うような用途においては、糸引き処理が困難である
という欠点を有していた。
被塗布部品に粘性材料を塗布し、そのまま組み付け作業
を行うような用途においては、糸引き処理が困難である
という欠点を有していた。
【０００５】本発明は、被塗布部品を移動しながら粘性
材料を塗布する場合の糸引き現象を抑制するようにした
粘性材料の塗布装置及び塗布方法を提供することを目的
とするものである。
材料を塗布する場合の糸引き現象を抑制するようにした
粘性材料の塗布装置及び塗布方法を提供することを目的
とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１の手段は、グリス、糊、接着剤等の粘性材料を
被塗布部品に塗布する塗布装置において、前記被塗布部
品をチャックして直線上を移動させるチャック手段と、
被塗布部品の移動過程で被塗布部材と接触して前記粘性
材料をこの被塗布部品に塗布する粘性材料吐出ノズルと
を備え、前記被塗布部品の移動方向上流側と粘性材料吐
出ノズルとのなす角度が鈍角に設定されていることを特
徴とするものである。
に、第１の手段は、グリス、糊、接着剤等の粘性材料を
被塗布部品に塗布する塗布装置において、前記被塗布部
品をチャックして直線上を移動させるチャック手段と、
被塗布部品の移動過程で被塗布部材と接触して前記粘性
材料をこの被塗布部品に塗布する粘性材料吐出ノズルと
を備え、前記被塗布部品の移動方向上流側と粘性材料吐
出ノズルとのなす角度が鈍角に設定されていることを特
徴とするものである。
【０００７】また上記目的を達成するために、第２の手
段は、第１の手段において、前記粘性材料吐出ノズルの
先端部が例えばゴム等の弾性材料で形成されていること
を特徴とするものである。
段は、第１の手段において、前記粘性材料吐出ノズルの
先端部が例えばゴム等の弾性材料で形成されていること
を特徴とするものである。
【０００８】また上記目的を達成するために、第３の手
段は、 グリス、糊、接着剤等の粘性材料を被塗布部品
に塗布する塗布方法において、前記被塗布部品の直線移
動過程で、移動方向上流側とのなす角度が鈍角に設定さ
れている粘性材料吐出ノズルにより被塗布部品に粘性材
料を塗布するようにしたことを特徴とするものである。
段は、 グリス、糊、接着剤等の粘性材料を被塗布部品
に塗布する塗布方法において、前記被塗布部品の直線移
動過程で、移動方向上流側とのなす角度が鈍角に設定さ
れている粘性材料吐出ノズルにより被塗布部品に粘性材
料を塗布するようにしたことを特徴とするものである。
【０００９】本発明では、被塗布部品の移動方向上流側
と粘性材料吐出ノズルとのなす角度が鈍角に設定されて
いるので、粘性材料が塗布し易い。また、被塗布部品が
粘性材料吐出ノズルから離れるとき、両者が斜めに当接
しているために、粘性材料吐出ノズルの先端縁部で粘性
材料を掻き取ることができる。
と粘性材料吐出ノズルとのなす角度が鈍角に設定されて
いるので、粘性材料が塗布し易い。また、被塗布部品が
粘性材料吐出ノズルから離れるとき、両者が斜めに当接
しているために、粘性材料吐出ノズルの先端縁部で粘性
材料を掻き取ることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、粘性材料が塗布された被
塗布部品の外観斜視図である。ねじ、ボルト等の被塗布
部品１の外周面に、グリス、糊、接着剤等の粘性材料
（塗布材料）２が塗布される。
に基づいて説明する。図１は、粘性材料が塗布された被
塗布部品の外観斜視図である。ねじ、ボルト等の被塗布
部品１の外周面に、グリス、糊、接着剤等の粘性材料
（塗布材料）２が塗布される。
【００１１】図２は本発明の実施の形態に係る粘性材料
の塗布装置の構成図で、（ａ）はチャック部を省略した
上面図、（ｂ）は全体正面図である。この装置は、被塗
布部品１をチャックするチャック３、粘性材料２を圧送
する吐出機構４、吐出機構４の先端に取り付けられ先端
開口部が被塗布部品１の外周面に当接する材料吐出部
（粘性材料吐出ノズル）５、材料吐出部５を支持する支
持台６を備えている。
の塗布装置の構成図で、（ａ）はチャック部を省略した
上面図、（ｂ）は全体正面図である。この装置は、被塗
布部品１をチャックするチャック３、粘性材料２を圧送
する吐出機構４、吐出機構４の先端に取り付けられ先端
開口部が被塗布部品１の外周面に当接する材料吐出部
（粘性材料吐出ノズル）５、材料吐出部５を支持する支
持台６を備えている。
【００１２】そしてチャック３により把持されながら、
図２の（ａ）に示すように、Ａ方向に移動している被塗
布部品１に対して粘性材料２を塗布するものである。粘
性材料２は、吐出システム４により圧送され、材料吐出
部５に一定量供給される。材料吐出部５は、被塗布部品
１の移動方向Ａに対して角度θだけ傾けて設置されてい
る。
図２の（ａ）に示すように、Ａ方向に移動している被塗
布部品１に対して粘性材料２を塗布するものである。粘
性材料２は、吐出システム４により圧送され、材料吐出
部５に一定量供給される。材料吐出部５は、被塗布部品
１の移動方向Ａに対して角度θだけ傾けて設置されてい
る。
【００１３】ここで角度θは、被塗布部品１の移動方向
Ａの直線と、材料吐出部５の軸線とのなす角度のうち移
動方向Ａの上流側の角度であり、直角より大きい角度、
すなわち鈍角、例えば１０５°〜１１０°の範囲に設定
されいる。このようにすると図３で後述するが、材料吐
出部５に供給された粘性材料２を被塗布部品１に対して
塗布し易いと同時に、粘性材料２の糸引き現象を抑制す
ることができる。
Ａの直線と、材料吐出部５の軸線とのなす角度のうち移
動方向Ａの上流側の角度であり、直角より大きい角度、
すなわち鈍角、例えば１０５°〜１１０°の範囲に設定
されいる。このようにすると図３で後述するが、材料吐
出部５に供給された粘性材料２を被塗布部品１に対して
塗布し易いと同時に、粘性材料２の糸引き現象を抑制す
ることができる。
【００１４】図３は粘性材料を被塗布部品へ塗布する様
子を示す説明図であり、（ａ）は塗布前の状態を示す上
面図、（ｂ）は塗布後の状態を示す上面図である。材料
吐出部５に粘性材料２を供給した状態で、チャック３に
より把持された被塗布部品１を移動させ（移動方向
Ａ）、材料吐出部５を通過させる過程で、粘性材料２が
材料吐出部５から被塗布部品１に塗布される。
子を示す説明図であり、（ａ）は塗布前の状態を示す上
面図、（ｂ）は塗布後の状態を示す上面図である。材料
吐出部５に粘性材料２を供給した状態で、チャック３に
より把持された被塗布部品１を移動させ（移動方向
Ａ）、材料吐出部５を通過させる過程で、粘性材料２が
材料吐出部５から被塗布部品１に塗布される。
【００１５】上述したように、被塗布部品１の移動方向
Ａの上流側と材料吐出部５の軸線とのなす角度θは鈍角
である。従って、被塗布部品１が材料吐出部５を通過す
る過程で、その先端縁部５−１と接触し、先端縁部５−
１により粘性材料２は掻き取られるので、糸引きは抑制
されるのである。
Ａの上流側と材料吐出部５の軸線とのなす角度θは鈍角
である。従って、被塗布部品１が材料吐出部５を通過す
る過程で、その先端縁部５−１と接触し、先端縁部５−
１により粘性材料２は掻き取られるので、糸引きは抑制
されるのである。
【００１６】なお、糸引き抑制効果をさらに増すため
に、材料吐出部５の先端縁部５−１の材料としては、ウ
レタンゴムやシリコンゴム等の柔軟かつ弾性のある材料
が適している。
に、材料吐出部５の先端縁部５−１の材料としては、ウ
レタンゴムやシリコンゴム等の柔軟かつ弾性のある材料
が適している。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、被塗布部品の移動方向
上流側と粘性材料吐出ノズルとのなす角度が鈍角に設定
されているので、粘性材料を塗布し易い。また、被塗布
部品が粘性材料吐出ノズルから離れるとき、両者が斜め
に当接しているために、粘性材料吐出ノズルの先端縁部
で粘性材料を掻き取ることができ、この結果、粘性材料
の糸引きを抑制することができる。
上流側と粘性材料吐出ノズルとのなす角度が鈍角に設定
されているので、粘性材料を塗布し易い。また、被塗布
部品が粘性材料吐出ノズルから離れるとき、両者が斜め
に当接しているために、粘性材料吐出ノズルの先端縁部
で粘性材料を掻き取ることができ、この結果、粘性材料
の糸引きを抑制することができる。
【図１】粘性材料が塗布された被塗布部品の外観斜視図
である。
である。
【図２】本発明の実施の形態に係る粘性材料の塗布装置
の構成図である。
の構成図である。
【図３】粘性材料を被塗布部品へ塗布する様子を示す説
明図である。
明図である。
１ 被塗布部品 ２ 粘性材料 ３ チャック ４ 吐出システム ５ 材料吐出部 ５−１ 先端縁部 ６ 支持台 Ａ 被塗布部品移動方向 θ 被塗布部品と材料吐出部とのなす角度
Claims (3)
- 【請求項１】 グリス、糊、接着剤等の粘性材料を被塗
布部品に塗布する塗布装置において、 前記被塗布部品をチャックして直線上を移動させるチャ
ック手段と、被塗布部品の移動過程で被塗布部品と接触
して前記粘性材料をこの被塗布部品に塗布する粘性材料
吐出ノズルとを備え、 被塗布部品の移動方向上流側と粘性材料吐出ノズルとの
なす角度が鈍角に設定されていることを特徴とする粘性
材料の塗布装置。 - 【請求項２】 請求項１記載において、前記粘性材料吐
出ノズルの先端部が弾性材料で形成されていることを特
徴とする粘性材料の塗布装置。 - 【請求項３】 グリス、糊、接着剤等の粘性材料を被塗
布部品に塗布する塗布方法において、 前記被塗布部品の直線移動過程で、移動方向上流側との
なす角度が鈍角に設定されている粘性材料吐出ノズルに
より被塗布部品に前記粘性材料を塗布するようにしたこ
とを特徴とする粘性材料の塗布方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26633398A JP2000093867A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 粘性材料の塗布装置及び塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26633398A JP2000093867A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 粘性材料の塗布装置及び塗布方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000093867A true JP2000093867A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17429485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26633398A Pending JP2000093867A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 粘性材料の塗布装置及び塗布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000093867A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020054113A1 (ja) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 三菱重工業株式会社 | 粘性体塗布装置 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP26633398A patent/JP2000093867A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020054113A1 (ja) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 三菱重工業株式会社 | 粘性体塗布装置 |
| US11465166B2 (en) | 2018-09-13 | 2022-10-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Viscous material application apparatus |
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