JP5097698B2 - 材料転写用ピン - Google Patents

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Description

本発明は、材料転写用ピンに関する。
半導体装置の製造に関し、半導体装置の複数の構成要素を、電気的導電性を呈するコネクタを介して接続し、それら構成要素間を電気的接続する必要がある。
前記導電性コネクタは、ボールグリッドアレイ(BGA)なる技術を用いて製造することができる。このBGA技術においては、電子的構成要素である基板上に半田ボールを堆積させる工程を含む。前記半田ボールは、その後半田工程に処され、電気的コネクタを構成して導通が取れるように機能する。
基板上への半田ボールの堆積に先立って、前記基板上には前記基板に対して前記半田ボールが適度に密着できるようなフラックス剤を堆積させる必要がある。
現在のBGA技術では、ピンブロックを使用するので、前記基板上には半田フラックスを塗布しなければならない。ピンブロック及びその使用方法については、USP5,816,481に開示されている。また、USP5,816,481に開示された技術においては、基板上に半田を行う箇所に対して十分な量のフラックス剤がピンによって塗布できないという欠点がある。このようにフラックス剤が不十分であると、半田を十分に行うことができず、このため得られた半導体装置を使用する際に不備が生じてしまう場合がある。
また、USP5,816,481に開示された技術では、前記基板上に過度のフラックス剤が塗布されてしまうというような欠点もある。このように過度のフラックス剤が塗布された場合は、半田処理の後に、基板上にフラックス剤が残留してしまうという問題が生じ、半田処理後にクリーニングを実施しなければならないという問題も生じる。
さらに、上述のように過度のフラックスが存在すると、半田ボールが隣接した半田ボールと合体してしまい、基板上において異なる大きさの半田ボールが形成されてしまい、その結果、半田ボール導電体コネクタの平面性が劣化し、半導体装置内に欠陥が生じてしまう場合がある。したがって、基板上の半田箇所に塗布すべきフラックス剤の量は厳密に制御する必要がある。
図1A〜図1Dは、従来のフラックスプリントプロセスを概略的に示す構成図である。このフラックスプリントプロセスにおいては、フラックス剤を、フラックスプリント装置を用いて基板上にプリントしている。この装置は、チャンバ12内に装着されたフラックスピン10のアレイを具えている。図1は、図1A〜図1Dに示すフラックスピン10を拡大して示す図である。図1Aの第1工程においては、フラックスピン10のアレイがハウジング14を具えた可動チャンバ12内に装着されている。この可動チャンバ12内にはフラックスピン10の端部16が収納されている。また、フラックスピン10はそれぞれバネ18によってピン10の一端22に向けて矢印20で示す方向に付勢されている。
ピン10の端部22はトレイ26内のフラックス剤23内に浸漬されており、その端部をフラックス剤24で覆うように構成されている。
図1Bに示す第2の工程においては、ピン10はフラックス剤24から離隔される。その際、ピン10の端部22はフラックス剤24で覆われたままとなっている。
図1Cに示す第3の工程においては、ピン10は基板28に向けて矢印32で示すように下降し、フラックス剤24が基板28上に塗布されることになる。基板28は複数の凹部30を有し、その凹部内にフラックス剤24が塗布されることになる。
図1Dに示す第4の工程においては、ピン10は矢印34に示す方向に沿って基板28から開放される。
特に図1Bで示すように、フラックスプリント装置を長期間使用すると、フラックスクリープが発生し、ピン10a及び10b間にフラックスブリッジ24aが形成されるようになる。
ピン10に対するフラックスクリーピング及びフラックスクローリングは、管状表面23の表面エネルギーが長手方向軸21に沿って一定であることに起因する。このような一定の表面エネルギーを有すると、フラックスが管状表面23に添って広がり、平衡状態を保とうとする。テーパー形状の表面25における表面エネルギーは、その長手方向軸21に沿った円周長の増大とともに増大するので、前記フラックスは、円周長さのより大きな面上に移動しようとする。
したがって、フラックス剤中への連続した浸漬操作の後、ピン上に塗布されたフラックス剤24は、ピン10は端部16に向けて徐々に上昇するようになる。このような現象は、フラックスクリープあるいはフラックスクロールとして知られている。
フラックスブリッジ24aが形成されると、図1Dに矢印38で示すように、フラックス剤24が凹凸状に堆積されることになる。
前述したフラックスクリープに関しては、フラックスがピンシャフトの上方に引っ張り上げられてしまうので、ピン10の端部22に付着するフラックス量が減少してしまうという問題がある。また、ピン10の端部22に付着したフラックス量が減少すると、基板上に付着するフラックス量が減少してしまう。これは、前記基板上に塗布されるフラックス量が不均一となり、半田処理における欠陥を生ぜしめることになる。このような現象は特に前記フラックスの粘度が低い場合に生じることが知られている。
したがって、本発明は、上述した問題点の少なくとも一以上を改善したピンを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の第1の態様は、
粘着性を有するフラックス剤を塗布するためのピンであって、
長手方向に軸を有し、基部及びこの基部と相対向する側に設けられた端部を有するシャフトと、
前記シャフトの長手方向に配置され、前記シャフトの基部へ向けて第1の円周部から第2の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第1のテーパー形状部とを具え、
前記第1のテーパー形状部の傾斜角度が、前記フラックス剤が前記基部へ向かって前記シャフト上を移動するのを少なくとも部分的に防止するように決定したことを特徴とする、ピンに関する。
また、本発明の一態様によれば、前記ピンは、
前記第1のテーパー形状部と前記シャフトの前記基部との間に位置する、前記シャフトの長手方向軸上に設けられ、前記シャフトの前記端部へ向けて第3の円周部から第4の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第2のテーパー形状部を具えることを特徴とする。
好ましくは、使用に際し、前記第1のテーパー形状部及び前記第2のテーパー形状部間の相対的な傾斜角度によって、前記第2のテーパー形状部上に前記フラックス剤が付着するのを少なくとも部分的に防止する。
また、好ましくは、前記フラックス剤のクリープあるいはクロールが、前記第1のテーパー形状部を超えてピンシャフト部上に生じるのを実質的に抑制する。
なお、本発明の一態様は、粘着性を有するフラックス剤を塗布するためのピンであって、
長手方向に軸を有し、基部及びこの基部と相対向する側に設けられた端部を有するシャフトと、
前記シャフトの長手方向に配置され、前記シャフトの基部へ向けて第1の円周部から第2の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第1のテーパー形状部とを具え、
前記第1のテーパー形状部の傾斜角度が、約0.5−60度の範囲にあることを特徴とする、ピンに関する。
さらに、本発明では、粘着性を有するフラックス剤を塗布するためのピンであって、
長手方向に軸を有し、基部及びこの基部と相対向する側に設けられた端部を有するシャフトと、
前記シャフトの長手方向に配置され、前記シャフトの基部へ向けて第1の円周部から第2の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第1のテーパー形状部とを具えるピンを開示する。
本発明の第2の態様は、基板上にフラックス剤をインプリントするための、フラックスインプリント装置であって、
支持体と、
前記支持体に装着された複数のピンのアレイとを具え、
前記ピンは、長手方向に軸を有し、基部及びこの基部と相対向する側に設けられた端部を有するシャフトと、前記シャフトの長手方向に配置され、前記シャフトの基部へ向けて第1の円周部から第2の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第1のテーパー形状部とを具えることを特徴とする、フラックスインプリント装置に関する。
上記第2の態様の一例において、前記ピンは、前記第1のテーパー形状部と前記シャフトの前記基部との間に位置する、前記シャフトの長手方向軸上に設けられ、前記シャフトの前記端部へ向けて第3の円周部から第4の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第2のテーパー形状部を具える。
本発明の第3の態様は、支持体、及び支持体に装着された複数のピンのアレイを具えたフラックスインプリント装置を用いたフラックス剤のインプリント方法であって、
前記ピンは、長手方向に軸を有し、基部及びこの基部と相対向する側に設けられた端部を有するシャフトと、前記シャフトの長手方向に配置され、前記シャフトの基部へ向けて第1の円周部から第2の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第1のテーパー形状部とを具え、
(a)前記ピンのアレイをフラックス剤に接触させる工程と、
(b)前記フラックス剤を前記ピンの少なくとも前記第1のテーパー形状部に付着させるとともに、前記ピンのアレイを前記フラックス剤から離隔する工程と、
(c)前記ピンの前記端部を基板上に接触させることによって、前記基板上に前記フラックス剤を付着させる工程と、
を具えることを特徴とする、フラックス剤のインプリント方法に関する。
上記第3の態様の一例において、前記フラックス剤は前記ピンの前記端部に付着し、前記第1のテーパー形状部は、前記フラックス剤が前記シャフトの前記基部へ向けて移動するのを少なくとも部分的に阻止する。
上記第3の態様の一例において、前記第1のテーパー形状部と前記シャフトの前記基部との間に位置する、前記シャフトの長手方向軸上に設けられ、前記シャフトの前記端部へ向けて第3の円周部から第4の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第2のテーパー形状部を具える。
本明細書で使用する用語については以下のように定義する。
ここで使用する“傾斜角度”とは、上述したテーパー形状部が位置するシャフトの長手方向における、第1の円周部と狭小化した第2の円周部との間の相対的な角度を意味するものである。
また、ここで使用する“フラックス剤”とは、半田処理において、半田ボールが基板に対して溶解、流動し、及び/又は酸化するのを防止するための助剤や誘発剤など任意の物質を意味するものである。前記フラックス剤は、半田処理において、基板上に形成されたパッドを還元し、清浄するものとすることができる。このようなフラックス剤は、例えばUSP4,419,146 、USP4,360,392、 USP4,342,607及び USP4,269,870に開示されている。
特に特定するものではないが、“具える”という文言は、包括的な意味で用いているものであって、文章中で規定している構成要素に加えて、その他の任意の構成要素をも含むことができるものである。
また、ここで使用している“約”とは、規定した値から±5%程度の範囲でずれることを許容していることを意味し、特には±4%、±3%、±2%、±1%及び±0.5%の範囲でずれることを許容していることを意味しているものである。
また、本開示を通じて、具体例は、数値範囲を限定して記載するようにしているが、このような体裁は便宜上及び簡略化のためであって、開示の内容に限定して本発明を限定解釈すべきものではない。したがって、ここに開示されている内容は可能な総ての近似あるいは類似した数値範囲のものを含むものであって、例えば1−6のような範囲が記載されている場合は、1−3,1−4,1−5,2−4,2−6及び3−6の範囲なども当然に含まれるものとして解釈する。また、1,2,3,4,5及び6などの単一の数値も当然に含まれると解釈すべきである。このような解釈は、数値範囲の大小とは無関係に行う。
また、以下に粘着性を有するフラックス剤を塗布するためのピンに関する具体例を開示するが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。
前記ピンは、長手方向に軸を有し、基部及びこの基部と相対向する側に設けられた端部を有するシャフトを有する。また、前記ピンは、前記シャフトの長手方向に配置され、前記シャフトの基部へ向けて第1の円周部から第2の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第1のテーパー形状部を具える。また、前記ピンは、前記第1のテーパー形状部と前記シャフトの前記基部との間に位置する、前記シャフトの長手方向軸上に設けられ、前記シャフトの前記端部へ向けて第3の円周部から第4の狭小化された円周部へ向かって傾斜した第2のテーパー形状部を具える。
好ましくは、使用に際し、前記第1のテーパー形状部の前記傾斜角度によって、前記シャフト上を前記基部に向けて前記フラックス剤が移動するのを部分的に防止する。また好ましくは、前記フラックス剤のクリープあるいはクロールが、前記第1のテーパー形状部を超えてピンシャフト部上に生じるのを実質的に抑制する。
本発明の一例では、前記ピンは、前記第1のテーパー形状部と前記シャフトの前記端部との間に位置する、前記シャフトの長手方向軸上に設けられた第3のテーパー形状部を具える。前記第3のテーパー形状部は、前記シャフトの前記基部へ向けて、第5の円周部から第6の狭小化された円周部へ向かって傾斜している。
第3のテーパー形状部及び第1のテーパー形状部の間には、非テーパー形状部が存在していても良い。
第1のテーパー形状部と第2のテーパー形状部との間には、非テーパー形状部が存在していても良い。
本発明の一例では、前記第1のテーパー形状部と前記第3のテーパー形状部との間に位置する、前記シャフトの長手方向軸上に設けられた第4のテーパー形状部を具える。前記第4のテーパー形状部は、前記シャフトの前記端部へ向けて、第7の円周部から第8の狭小化された円周部へ向かって傾斜している。
前記第3のテーパー形状部の第6の円周部及び前記第4のテーパー形状部の第8の円周部は同一とすることができる。
また、本発明の一例では、前記第3のテーパー形状部の前記第5の円周部は、前記第1のテーパー形状部の前記第1の円周部及び前記第2のテーパー形状部の前記第3の円周部の少なくとも一つよりも小さくする。また、本発明の一例では、前記第1のテーパー形状部の前記第2の円周部は、前記第2のテーパー形状部の前記第4の円周部と同一とする。
さらに、本発明の一例では、前記第3のテーパー形状部の前記第6の円周部は、前記第1のテーパー形状部の前記第2の円周部及び前記第2のテーパー形状部の前記第4の円周部の少なくとも一つよりも小さくする。前記第1のテーパー形状部の傾斜角度と、前記第2のテーパー形状部の傾斜角度とは同一とすることもできるし、互いに異なるようにすることもできる。
本発明の一例において、前記第2のテーパー形状部の傾斜角度は、約0.5−40度、約0.5−35度、約0.5−30度、約0.5−25度、約0.5−20度、約0.5−15度、約0.5−10度、約0.5−5度、約0.75−40度、約1−40度、約1.5−40度、約2−40度、及び約2−5度の範囲の群から選ばれる範囲内とすることができる。
また、本発明の一例において、前記第1のテーパー形状部の傾斜角度は、約0.5−60度、約0.5−50度、約0.5−40度、約0.5−35度、約0.5−30度、約0.5−25度、約0.5−20度、約0.5−15度、約0.5−10度、約0.5−5度、約0.75−60度、約1−60度、約1.5−60度、約2−60度、及び約2−5度の範囲の群から選ばれる範囲内とすることができる。
本発明の一例において、前記ピンの前記端部はその端面を磨耗表面とすることができる。この端部はテーパー形状とすることができる。好ましくは、前記端面が前記磨耗表面を有することによって、使用の際に前記磨耗表面が磨耗されることにより、前記ピンの寿命を延長するようにする。
さらに、前記テーパー形状部はそれぞれ前記シャフトと一体的な構造となるように形成することができる。また、前記テーパー形状部は前記シャフトと一体的な構成として形成することなく、前記シャフトに装着するようにして形成することができる。
本発明の一例において、前記シャフトは長手方向に垂直な方向の断面が円形であるようにすることができる。また、前記シャフトの前記断面の形状は、楕円、四角形、六角形などの任意の形状とすることができる。
前記シャフトの基部は支持体に装着することができる。また、前記支持体と前記基部との間に付勢手段を設け、前記ピンを前記長手方向に沿うとともに、前記ピンの前記端部方向へ向けて付勢するように構成することもできる。
前記支持体は、チャンバを有するハウジングを具えることができる。前記ピンは、前記ハウジング内に設けられたピンホールを介して、前記チャンバ内に部分的に延在することができる。本発明の一例において、前記ピンの前記基部は、フランジを具えることができる。前記付勢手段は、前記ピンの前記フランジと前記チャンバの壁面との間に設けることができる。前記フランジは、前記ハウジングに設けたピンホールに嵌合するようにして設けることができ、前記勢力が作用している下で、前記ピンが移動するのを抑制することができる。
本発明の一例において、前記バイアス手段は、少なくとも一つのバネとすることができる。また、前記バイアス手段は、プレートと、1以上のバネとを具えることができる。
さらに、バネは、ピンフランジに取り付けるようにして構成することができる。この場合、前記プレートは、前記ピンの前記フランジの方へ向けて付勢される。また、本発明の一例においては、比較的大きなバネあるいはスポンジによって背面を支持されたゴム状膜を設けることもできる。あるいは、圧縮空気によって付勢されたゴム状膜を設けることもできる。
本発明の一例においては、フラックス剤を基板上にインプリントするためのフラックス剤インプリント装置が提供される。前記フラックスインプリント装置は、支持体と、前記支持体に装着された複数のピンのアレイとを具える。
また、本発明の一例においては、上記フラックス剤インプリント装置を用いた、フラックス剤の基板上へのインプリント方法が提供される。この方法は、
(a)前記ピンのアレイをフラックス剤に接触させる工程と、
(b)前記フラックス剤を前記ピンの少なくとも前記第1のテーパー形状部に付着させるとともに、前記ピンのアレイを前記フラックス剤から離隔する工程と、
(c)前記ピンの前記端部を基板上に接触させることによって、前記基板上に前記フラックス剤を付着させる工程と、
を具える。
好ましくは、前記テーパー形状部はそれぞれ前記フラックス剤が前記第1のテーパー形状部を超えて前記シャフト上を少なくとも部分的に移動しないようにする。
また、前記ピンのアレイを前記フラックス剤に接触させる工程は、前記ピンのアレイを前記フラックス剤中に挿入する工程を具えることができる。
さらに、前記基板上に前記フラックス剤を付着させる工程は、前記基板上に前記ピンを圧接する工程を具えることができる。また、前記ピンのアレイを前記基板から離隔する工程を具えることができる。
以下、本発明のベストモードに関する具体例及び比較例について説明するが、本発明の内容はこれらの範疇に限定されるものではない。
図2Aは、本発明の一例に従ったピンを示す図である。ピン50は、基部54と端部56とを有する、長方体のシャフト52を具える。このシャフト52は、図2Bに示すように円形状の断面を有している。長さ方向軸58は、シャフト52に沿って延在した軸58によって示されている。
ピン50は、シャフト52の基部54及び端部56との間に位置するテーパー形状部68に相当する第1のテーパー形状部を具えている。第1のテーパー形状部68は、端部56に向かって第1の円周部60Cから第2の狭小化した円周部60Bに向けて傾斜したような形状を呈している。また、ピン50は、テーパー形状部60に相当する第2のテーパー形状部を具えている。この第2のテーパー形状部60は、基部54とテーパー形状部68との間に位置している。第2のテーパー形状部60は、端部56へ向かって、円周部60Aから円周部60Bの方向に向かうようにして傾斜している。
また、ピン50は、図2Bに示すように、第3のテーパー形状部74を具えている。この第3のテーパー形状部74の外周面は、その断面方向において第1のテーパー形状部68及び第2のテーパー形状部60の外周面よりも小さくなっている。
さらに、ピン50は、図2Cに示すように、第4のテーパー形状部75を具えている。この第4のテーパー形状部75は、第3のテーパー形状部74に向けて、円周部68Bから74Bに示すようにして傾斜している。第3のテーパー形状部74は、その端部76が摩耗部を構成している。端部76は、シャフト52の端部に相当し、ピンの使用中における摩耗や裂傷のために別途余分な材料を含んでいる。したがって、ピン50がこのような端部76を有することにより、ピン50の寿命は増大する。
ピン50は、旋盤を用いて加工することにより、図2Aに示すような形状に加工することができる。本例で使用する金属はステンレスである。なお、ピン50は金型を用いて加工することによっても図2Aに示すような形状に加工することができる。
図2Cは、シャフト52の端部56及びその近傍領域を拡大して示す図である。図2Cに示す拡大図を参照することにより、本例におけるテーパー形状部60及び68の傾斜角度をより鮮明に把握することができる。
図2Cに示すように、テーパー形状部68の傾斜角度Aは、テーパー形状部60の傾斜角度Bよりも大きい。特に本例では、傾斜角度Aを4度とし、傾斜角度Bを3.5度とすることができる。一方、ピン50のその他の部分は以下のように設定することができる。例えば、シャフト52の直径は0.4mmとすることができ、円周部60Bの直径は0.16mmとすることができる。また、円周部60Cの直径は0.23mmとすることができ、円周部74Aの直径は0.16mmとすることができる。
フラックス剤には、テーパー形状部68に付着できるようなある程度の粘着性が要求される。ピンに付着したフラックス剤の形状は、前記ピンの表面の幾何学的な形状のみならず、その表面張力に依存して決定される。
理論的に固執されることなく、液体あるいは準液体のフラックス剤は、十分な表面エネルギーを有する固体領域にまで広がり、自身の表面張力エネルギーと釣り合いが取れるような安定な状態を確立する。フラックス剤は、テーパー形状部68の円錐状表面に沿って広がり、平衡となる。テーパー形状部68の表面における表面エネルギーは、その外周部の増大に伴って増大する。また、比較的大きな外周部分でフラックス剤を保持し、基部54へ向けたフラックスクリープを抑制し、あるいは制限するようにしている。
図2Cにおけるテーパー形状部68及び60においては、長手方向軸58に沿うようにして、その外周部の増大に伴って表面エネルギーが増大する。テーパー形状部60及び68間の相対的角度は、長手方向軸58に沿ったテーパー形状部60及び68における表面エネルギーの変化度合いを異なったものとする。前記テーパー形状部はそれぞれ異なる方向に傾斜しているので、長手方向軸58に沿った表面エネルギーの変化度合いは互いに逆向きの傾向を呈する。テーパー形状部60の表面エネルギーが小さくなると、テーパー形状部68の表面エネルギーが増大するようになるが、これはフラックス剤がテーパー形状部68を超えてテーパー形状部60に向けて移動するのを抑制する。したがって、第1のテーパー形状部68と第2のテーパー形状部60との組み合わせによって形成されるプロファイルは、付着したフラックス剤に対して有利な作用効果をもたらす。また、ピン50の端部56上に残存するフラックス剤は、第1のテーパー形状部68を超えてピン50の基部54へ向けて移動しなくなる。
図3は、フラックスインプリント装置80を示す図である。このフラックスインプリント装置80は、ピンハウジング82の形態をした支持体を具え、ピン50のアレイを装着するとともに保持するように構成されている。ピン50の基部54は、ピンハウジング82のチャンバ84内に収納されている。ピンハウジング82は、ピン50を収納するための複数のピン導管を具えている。ピン50は、それぞれバネ86によって矢印85の方向へ向けて付勢されている。また、バネ86は、フラックスの導入及びインプリントの間は、ピン50に対して圧縮力を負荷している。バネ86は、ピン50のアレイがフラックス剤88がインプリントされた後の表面形状と合致するようにしている。
図3Aは、ピン50の端部56に付着したフラックス剤88を示す図である。テーパー形状部68によって付与される端部56の外形形状は、その上に付着するフラックス剤の形状を涙滴形状とすることができる。フラックス剤88がそのような涙滴形状を呈することにより、ピン50から基板への移送が容易となる、端部56に残存するフラックス剤の残存量を極小化することができる。また、前記フラックス剤は、テーパー形状部60の逆方向に傾斜した傾斜角度Bによって付与される逆方向の力によって、テーパー形状部68を実質的に超えて移動するようなことがない。
図4は、基板上にフラックス剤をインプリントする際の種々の工程を概略的に示す線図である。本プロセスにおいては、図4Aに示すように、ピン50をフラックストレイ90内に充填されたフラックス剤88内に、その端部56が浸漬するようにして下降する工程を含む。フラックス剤88は本来的に粘着性を有し、ピン50をフラックストレイ90から持ち上げた際に端部56に付着する。ピン50はバネ86によって可動し、ローディング中にバネ86に作用した過度の力は、バネ86によって消失するように構成されている。
図4Bに示すように、ピン50は、その端部56にフラックス剤を付着させた状態で基板92上にロードされ、複数の凹部94のそれぞれに対してフラックス剤を付着させるようにする。
図4Cに示すように、ピン50は基板92の凹部94内に接触させる。次いで、図4Dに示すように、ピン50のアレイは、基板92の上方に引き上げられ、その結果、フラックス剤88が基板上にインプリントされる。
特に、図4Dに示すように、インプリントの後、ピン50の端部56のテーパー形状部68にはフラックス剤88が残留する。フラックス剤88は、第1のテーパー形状部68を超え、第2のテーパー形状部60及びシャフト52へは移動しない。したがって、本例におけるピンでは、フラックス剤のクリープあるいはクロールが、第1のテーパー形状部68を超えた、ピン50のシャフト52上で発生するのを抑制することができる。
上述したように、ピン50の端部56でフラックス剤88は涙滴形状として付着するため、インプリントの後の端部56に残存するフラックス量を最小限に食い止めることができる。したがって、ピン50のアレイ間のフラックス剤のブリッジングを抑制することができるので、基板82上におけるフラックス剤88の不均一な付着を抑制することができる。
ピン50は、フラックス剤のみでなく、ピン50に対して付着するような他の材料の転写に際しても用いることができる。例えば、マイクロアレイプリントを用いたゲノム研究において、化学物質の転写などに使用することができる。
ピン50は、基板上の半田を行うべき箇所に付着させるべきフラックス剤を高精度に規定することができる。これによって、従来のピンを用いた場合に発生するような問題を生じることがない。特に、ピン50は、フラックス剤中への浸漬の後、テーパー形状部を超えて付着するフラックス剤の量を十分に低減することができる。したがって、ピン50は、フラックス剤が基部54へ向けてシャフト52上を上方へ移動するのを防止することができる。
また、フラックス剤のクリープを阻止することによって、ピン50はそれらの間におけるフラックスブリッジの発生を阻止することができ、端部において少量のフラックスが不均一に形成されるのを抑制することができる。ピンに付着したフラックス剤の形状が涙滴形状であって、その大きさが小さいことに起因して、フラックス剤のクリープを抑制することができ、フラックス剤の付着を複数のピン50に対して略同一とすることができる。したがって、ピン50を用いることにより、基板92上へのフラックス剤の不均一な付着を抑制することができるようになる。
本発明は、本発明の範疇を逸脱しない限りにおいて、当業者によって自明な種々の変更を行うことができ、種々の応用を施すことができる。また、このような変更や応用は、当然に本願の特許請求の範囲に含まれるものである。
フラックスインプリント装置で使用する従来のピンを概略的に示す図である。 フラックスインプリント装置における、従来のピンのアレイをフラックス剤中に浸漬させた状態を示す図である。 フラックス剤が付着した従来のピンをインプリントすべき基板上に配置させた状態を示す図である。 前記基板上に前記従来のピンを用いて前記フラックス剤をインプリントしている状態を示す図である。 前記インプリントの後、前記従来のピンを前記基板から離隔した状態を示す図である。 本発明の一例におけるピンを示す側面図である。 図2Aに示すピンの端面図である。 図2Aに示すピンの端部を拡大して示す図である。 図2Aに示すピンのアレイを有するフラックスインプリント装置を示す図である。 図3に示すピンにおいて、フラックス剤が付着した状態を拡大して示す図である。 フラックス剤に浸漬した状態の、本発明の一例におけるピンのアレイの状態を示す図である。 フラックス剤が付着した状態の、本発明の一例におけるピンをインプリントすべき基板上方に配置した状態を示す図である。 前記基板上に本発明の一例におけるピンを用いて前記フラックス剤をインプリントしている状態を示す図である。 前記インプリントの後、本発明の一例におけるピンを前記基板から離隔した状態を示す図である。

Claims (24)

  1. 粘着性を有するフラックス剤を塗布するためのピンであって、
    前記フラックス剤を付着させる先端部および該先端部の反対側の基端部をもつ本体と、
    前記本体の長手方向に沿って形設され、前記本体の基端部の方向に前記本体の第1の外周部から該第1の外周部より径の小さい第2の外周部へと徐々に小径化した第1のテーパー形状部と、
    前記第1のテーパー形状部と前記本体の基端部との間に前記本体の長手方向に沿って形設され、前記本体の第3の外周部から、前記第1のテーパー形状部の前記第2の外周部と一体的に形成され前記第3の外周部より径の小さい第4の外周部へと前記先端部に向けて徐々に小径化した第2のテーパー形状部と、
    を具え、
    前記第1のテーパー形状部のテーパー角が、前記長手方向の軸に対して3ないし6度であり、前記第2のテーパー形状部のテーパー角が、前記長手方向の軸に対して2ないし5度であり、
    前記第1のテーパー形状部のテーパー角および前記第2のテーパー形状部のテーパー角が互いに異なるように構成されたこと
    を特徴とする、ピン。
  2. 前記第1のテーパー形状部のテーパー角は、前記フラックス剤が前記本体上を該本体の基端部の方向に移動するのを少なくとも部分的に防止することを特徴とする、請求項1に記載のピン。
  3. 前記第1のテーパー形状部及び前記第2のテーパー形状部間の相対的なテーパー角は、前記フラックス剤が前記本体上を前記第1のテーパー形状部を超えて移動するのを少なくとも部分的に防止することを特徴とする、請求項1に記載のピン。
  4. 前記第1のテーパー形状部と前記本体の先端部との間に前記本体の長手方向に沿って形設された第3のテーパー形状部をさらに具えることを特徴とする、請求項1に記載のピン。
  5. 前記第3のテーパー形状部は、前記本体の基端部の方向に前記本体の第5の外周部から該第5の外周部より径の小さい第6の外周部へと徐々に小径化されたことを特徴とする、請求項4に記載のピン。
  6. 前記第3のテーパー形状部の前記第6の外周部は、前記第1のテーパー形状部の前記第2の外周部よりも径が小さいことを特徴とする、請求項5に記載のピン。
  7. 前記第1のテーパー形状部の前記第1の外周部は、前記第3のテーパー形状部の前記第5の外周部よりも径が大きいことを特徴とする、請求項5に記載のピン。
  8. 前記第1のテーパー形状部の前記第2の外周部の直径は、前記第2のテーパー形状部の前記第4の外周部の直径と同一であることを特徴とする、請求項1に記載のピン。
  9. 前記本体の前記先端部は、摩耗部を具えることを特徴とする、請求項4に記載のピン。
  10. 前記第1のテーパー形状部、前記第2のテーパー形状部及び前記第3のテーパー形状部は、前記本体上に一体的に形成されていることを特徴とする、請求項4に記載のピン。
  11. 基板上にフラックス剤をインプリントするための、フラックスインプリント装置であって、
    支持体と、
    前記支持体に装着された複数のピンのアレイとを具え、
    前記ピンは、
    前記フラックス剤を付着させる先端部および該先端部の反対側の基端部を持つ本体と、
    前記本体の長手方向に沿って形設され、前記本体の基端部の方向に前記本体の第1の外周部から該第1の外周部より径の小さい第2の外周部へと徐々に小径化した第1のテーパー形状部と、
    前記第1のテーパー形状部と前記本体の基端部との間に前記本体の長手方向に沿って配設され、前記本体の第3の外周部から、前記第1のテーパー形状部の前記第2の外周部と一体的に形成され前記第3の外周部より径の小さい第4の外周部へと前記先端部に向けて徐々に小径化した第2のテーパー形状部と、
    を具え、
    前記第1のテーパー形状部のテーパー角が、前記長手方向の軸に対して3ないし6度であり、前記第2のテーパー形状部のテーパー角が、前記長手方向の軸に対して2ないし5度であり、
    前記第1のテーパー形状部のテーパー角および前記第2のテーパー形状部のテーパー角が互いに異なるように構成されたこと
    を特徴とする、フラックスインプリント装置。
  12. 前記第1のテーパー形状部のテーパー角は、前記フラックス剤が前記本体上を該本体の基端部の方向に移動するのを少なくとも部分的に防止することを特徴とする、請求項11に記載のフラックスインプリント装置。
  13. 前記第1のテーパー形状部及び前記第2のテーパー形状部間の相対的なテーパー角は、前記フラックス剤が前記本体上を前記第1のテーパー形状部を超えて移動するのを部分的に防止することを特徴とする、請求項11に記載のフラックスインプリント装置。
  14. 前記支持体と前記アレイを構成する前記ピンの前記基端部との間において、付勢手段を具えることを特徴とする、請求項11に記載のフラックスインプリント装置。
  15. 前記付勢手段は少なくとも一つのバネであることを特徴とする、請求項14に記載のフラックスインプリント装置。
  16. 前記ピンは、前記第1のテーパー形状部と前記本体の先端部との間に前記本体の長手方向に沿って形設された第3のテーパー形状部を具えることを特徴とする、請求項11に記載のフラックスインプリント装置。
  17. 前記第3のテーパー形状部は、前記本体の基端部の方向に前記本体の第5の外周部から該第5の外周部より径の小さい第6の外周部へと徐々に小径化したことを特徴とする、請求項16に記載のフラックスインプリント装置。
  18. 前記第3のテーパー形状部の前記第5の外周部は、前記第1のテーパー形状部の前記第1の外周部よりも径が小さいことを特徴とする、請求項17に記載のフラックスインプリント装置。
  19. 前記第1のテーパー形状部の前記第2の外周部の直径は、前記第2のテーパー形状部の前記第4の外周部の直径と同一であることを特徴とする、請求項11に記載のフラックスインプリント装置。
  20. 前記第2のテーパー形状部のテーパー角は、前記第1のテーパー形状部のテーパー角よりも小さいことを特徴とする、請求項11に記載のフラックスインプリント装置。
  21. 前記本体の先端部は、摩耗部を具えることを特徴とする、請求項16に記載のフラックスインプリント装置。
  22. 前記第1のテーパー形状部、前記第2のテーパー形状部及び前記第3のテーパー形状部は、前記本体上に一体的に形成されていることを特徴とする、請求項16に記載のフラックスインプリント装置。
  23. 前記第1のテーパー形状部と前記第3のテーパー形状部との間に前記本体の長手方向に沿って形設された第4のテーパー形状部を具えることを特徴とする、請求項4に記載のピン。
  24. 前記第4のテーパー形状部は、前記本体の先端部の方向に前記本体の第7の外周部から該第7の外周部より径の小さい第8の外周部へと徐々に小径化したことを特徴とする、請求項23に記載のピン。
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