JP2001068489A - ディスペンス方法 - Google Patents

ディスペンス方法

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JP2001068489A
JP2001068489A JP23954699A JP23954699A JP2001068489A JP 2001068489 A JP2001068489 A JP 2001068489A JP 23954699 A JP23954699 A JP 23954699A JP 23954699 A JP23954699 A JP 23954699A JP 2001068489 A JP2001068489 A JP 2001068489A
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JP
Japan
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needle
sealant
dispensing method
sealing agent
dispenser
Prior art date
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JP23954699A
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English (en)
Inventor
Giichi Yoshimura
義一 吉村
Kohei Enchi
浩平 圓地
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニードルの側面及び先端に付着した封止剤を
あらかじめ除去しておくことにより、封止剤の吐出量を
均一にし、封止剤の塗布を安定して行なうことができる
ディスペンス方法を提供する。 【解決手段】 ディスペンサに形成されたニードル7か
ら吐出する封止剤4をIC1に塗布するディスペンス方
法であって、IC1に封止剤4を塗布する前に、ニード
ル7を弾性体で挟み込んだ状態で、弾性体によってニー
ドル7に付着した封止剤を拭き取ることにより、ニード
ル7の側面及び先端に付着した封止剤をあらかじめ除去
しておく。このことにより、IC1に封止剤4を塗布す
る際には、ニードル7の先端及び側面に付着している封
止剤は除去されているので、封止剤の吐出量は均一とな
り、封止剤4の塗布を安定して行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封止剤を塗布する
ディスペンス方法に関し、特に基板上に実装されたIC
等の電子部品に液状の樹脂を塗布して固定するディスペ
ンス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6(a)に従来の樹脂封止装置の一例
の斜視図を、図6(b)に従来のディスペンス方法の一
例の概略図を示している。トレイ10には、IC1が実
装された複数の基板2が載置されている。トレイ10
は、基板規正3a,3bによって保持されている。ディ
スペンサ5は、封止剤4を吐出するためのものである。
架台11上のディスペンサ基板相対移動部6により、デ
ィスペンサ5と基板2とが相対的に移動できる。捨て塗
布部9は、ディスペンサ5に設けられたニードル7から
吐出した封止剤4を受けるためのものである。
【0003】図7は、従来のディスペンス方法の一例を
示すフローチャートを示している。ディスペンサ5は、
塗布動作に移るまでは、原点位置で待機している。塗布
動作に移ると、ディスペンサ5は捨て塗布部9に移動す
る。この状態で、ディスペンサ5は封止剤4を吐出し、
テープ12に封止剤4を染み込ませてニードル7先端の
封止剤充填量を調整する。8は、吐出した封止剤を示し
ている。次に、ディスペンサ5は基板2上に移動し、本
塗布に移る。本塗布完了後は、再び待機状態に戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の樹脂封止装置では、本塗布の動作は、同一
個所を繰り返して塗布する線引き動作となる。このた
め、塗布を繰り返すうちにニードル先端の側面に封止剤
が付着し、この付着した封止剤により、ニードル内から
吐出する封止剤がニードル先端の側面側に引き寄せら
れ、塗布量のバラツキが大きくなるという問題があっ
た。
【0005】また、ニードルをテープまたは紙状のもの
に押さえ付けて、これらに封止剤の液を染み込ませるク
リーニングでは、ニードル先端の汚れは取れるが、ニー
ドル側面の汚れが取れないという問題もあった。
【0006】本発明は、前記のような従来の問題を解決
するものであり、ニードルの側面及び先端に付着した封
止剤をあらかじめ除去しておくことにより、封止剤の吐
出量を均一にし、封止剤の塗布を安定して行なうことが
できるディスペンス方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のディスペンス方法は、ディスペンサに形成
されたニードルから吐出する封止剤を封止対象物に塗布
するディスペンス方法であって、前記封止対象物に封止
剤を塗布する前に、前記ニードルの側面及び先端に付着
した封止剤をあらかじめ除去しておくことを特徴とす
る。前記のようなディスペンス方法によれば、封止剤の
吐出量を均一にし、封止剤の塗布を安定して行なうこと
ができる。
【0008】前記ディスペンス方法においては、前記封
止剤の除去は、弾性体を用いて前記ニードルに付着した
封止剤を拭き取ることにより行なうことが好ましい。
【0009】また、前記ディスペンス方法においては、
前記ニードルを前記弾性体で挟み込んだ状態で、前記ニ
ードル及び前記弾性体のうち少なくともいずれかを、前
記ニードルが前記弾性体から離れる方向に移動させて、
前記ニードルに付着した封止剤を拭き取ることが好まし
い。前記のようなディスペンス方法によれば、前記ニー
ドルの側面は、弾性体で挟み込まれるので、ニードルの
側面の封止剤を確実に除去できる。
【0010】また、前記封止剤の除去は、前記封止対象
物に封止剤を塗布する位置とは別の位置に前記ディスペ
ンサを移動させて行なうことが好ましい。前記のような
ディスペンス方法によれば、ニードルから除去した封止
剤の封止対象物への落下を防止できる。
【0011】また、前記弾性体がスポンジであることが
好ましい。
【0012】また、前記封止対象物に封止剤を塗布する
前の待機時には、前記ニードルから落ちる封止剤を前記
ニードルの下方に配置された垂れ受け部で受けることが
好ましい。前記のようなディスペンス方法によれば、待
機時においても封止剤の吐出が可能であり、封止剤の吐
出により、ニードル先端部の汚れを除去できる。
【0013】また、前記封止対象物が基板上に実装され
た電子部品であることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を用いて説明する。図1は、本発明のディスペ
ンス方法の一実施形態を示す概略図である。本実施形態
は、本発明のディスペンス方法を樹脂封止装置に用いた
例である。従来例と同一構成のものは、同一符号を付し
て説明する。また、従来例の図6(a)に示した樹脂封
止装置の基本構成は、本実施形態でも同様である。
【0015】ニードル7の下部に配置された垂れ受け部
12は、ニードル7から落下する封止剤4を受けるため
のものである。ニードル7の先端部に付着した封止剤4
は、クリーニング部13a,13bによって取り除かれ
る。以下、図2を用いながら具体的に説明する。
【0016】図2は、本発明のディスペンス方法の一実
施形態を示すフローチャートである。ディスペンス待機
すなわち塗布待機の状態では、ディスペンサ5は、垂れ
受け部12の上部に位置しており、垂れ受け部12はニ
ードル7から落ちる封止剤4を受ける。この塗布待機
後、最初の本塗布前にディスペンサ5のニードルクリー
ニングを行なう。ニードルクリーニングを行なうため
に、ディスペンサ5はクリーニング部13a,13bの
位置まで移動する。
【0017】ディスペンサ5のクリーニングは、ニード
ル7をクリーニング部13aと13bとの間この挟み込
んだ状態のままニードル7を上昇させて、ニードル7に
付着している封止剤を取り除くことにより行なう。
【0018】クリーニング部の詳細は、図3〜5に示し
ている。図3〜5は、それぞれ、クリーニング部の一実
施形態の正面図、側面図、及び平面図である。シリンダ
15,16のチャック17〜20に取り付けられたブラ
ケット21,22にそれぞれスポンジ23,24が貼り
付けられている。ブラケット21,22は矢印a方向
(図4)に回転可能であり、図4の2点鎖線で示した状
態が、スポンジ23,24がニードル7を挟み込む際の
状態である。
【0019】すなわち、ニードル7は、スポンジ23,
24によって、挟み込まれたまま上昇することになるの
で、ニードル7の先端に付着している封止剤のみなら
ず、特にニードル7の側面に付着している封止剤がスポ
ンジ23,24によって確実に拭き取られることにな
る。
【0020】このクリーニング後はディスペンサ5を、
捨て塗布部14(図1)上に移動させて仮塗布を行なう。
その後、ディスペンサ5は基板2上に移動し、本塗布を
開始する。この本塗布の際には、ニードル7の先端及び
側面に付着している封止剤は除去されているので、封止
剤の吐出量は均一となり、封止剤の塗布を安定して行な
うことができる。
【0021】なお、本実施形態では、ニードル7の封止
剤の除去を、ニードル7を上昇させる例で説明したが、
スポンジ23,24を下降させてもよく、ニードル7及
びスポンジ23,24の双方を移動させてもよい。
【0022】また、ニードル7の封止剤を拭き取る材料
をスポンジの例で示したが、他の弾性材料でもよい。
【0023】また、基板上にICを載置する例で説明し
たが、他の電子部品を載置する場合であってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスペンス方
法によれば、封止対象物に封止剤を塗布する前に、ニー
ドルの側面及び先端に付着した封止剤をあらかじめ除去
しておくことにより、封止剤の吐出量を均一にし、封止
剤の塗布を安定して行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスペンス方法の一実施形態を示す
概略図
【図2】本発明のディスペンス方法の一実施形態を示す
フローチャート
【図3】本発明に係るクリーニング部の一実施形態の正
面図
【図4】本発明に係るクリーニング部の一実施形態の側
面図
【図5】本発明に係るクリーニング部の一実施形態の平
面図
【図6】(a)従来のディスペンス装置の一例を示す斜
視図 (b)従来のディスペンス方法の一例を示す概略図
【図7】従来のディスペンス方法の一例を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
1 IC 2 基板 3a,3b 基板規正 4 封止剤 5 ディスペンサ 6 ディスペンサ基板相対移動部 7 ニードル 8 吐出した封止剤 9,14 捨て塗布部 10 トレイ 12 垂れ受け部 13a,13b クリーニング部 15,16 シリンダ 17,18,19,20 チャック 21,22 ブラケット、 23,24 スポンジ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスペンサに形成されたニードルから
    吐出する封止剤を封止対象物に塗布するディスペンス方
    法であって、前記封止対象物に封止剤を塗布する前に、
    前記ニードルの側面及び先端に付着した封止剤をあらか
    じめ除去しておくことを特徴とするディスペンス方法。
  2. 【請求項2】 前記封止剤の除去は、弾性体を用いて前
    記ニードルに付着した封止剤を拭き取ることにより行な
    う請求項1に記載のディスペンス方法。
  3. 【請求項3】 前記ニードルを前記弾性体で挟み込んだ
    状態で、前記ニードル及び前記弾性体のうち少なくとも
    いずれかを、前記ニードルが前記弾性体から離れる方向
    に移動させて、前記ニードルに付着した封止剤を拭き取
    る請求項2に記載のディスペンス方法。
  4. 【請求項4】 前記弾性体がスポンジである請求項2又
    は3に記載のディスペンス方法。
  5. 【請求項5】 前記封止剤の除去は、前記封止対象物に
    封止剤を塗布する位置とは別の位置に前記ディスペンサ
    を移動させて行なう請求項1から4のいずれかに記載の
    ディスペンス方法。
  6. 【請求項6】 前記封止対象物に封止剤を塗布する前の
    待機時には、前記ニードルから落ちる封止剤を前記ニー
    ドルの下方に配置された垂れ受け部で受ける請求項1か
    ら5のいずれかに記載のディスペンス方法。
  7. 【請求項7】 前記封止対象物が基板上に実装された電
    子部品である請求項1から6のいずれかに記載のディス
    ペンス方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345656A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Hitachi High-Tech Electronics Engineering Co Ltd 樹脂塗布方法及び液晶セル
JP2017148742A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 東レエンジニアリング株式会社 ノズル清掃装置
JP2018058045A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 三菱電機株式会社 粘性材の塗布装置

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