JP2000092939A - 野菜収穫機の操作装置 - Google Patents
野菜収穫機の操作装置Info
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- JP2000092939A JP2000092939A JP10266614A JP26661498A JP2000092939A JP 2000092939 A JP2000092939 A JP 2000092939A JP 10266614 A JP10266614 A JP 10266614A JP 26661498 A JP26661498 A JP 26661498A JP 2000092939 A JP2000092939 A JP 2000092939A
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- harvesting
- foliage
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Abstract
作業機部の操作は、操縦座席から運転者が行なうのみ
で、補助作業者が行なうことができなかった。 【解決手段】 収穫コンベヤ2の側方に操縦座席5を設
ける。該操縦座席5の後方で、且つ、茎葉処理装置3の
側方位置に補助作業者用のステップ6を設ける。該ステ
ップ6と前記操縦座席5との間に運転者と補助作業者と
の両方から操作できる複数の操作レバ−7、8、9、1
0を設けた操作装置である。そして、前記走行車体1の
サイドクラッチを断続操作する操作装置を、前記操縦座
席5と、後方のステップ6から操作できる位置とにそれ
ぞれ配置して設けた。
Description
装置に関するものであって、野菜の収穫機の技術分野に
属する。
車体上に、左右一対の挾持ベルトによって、圃場に植っ
ている根菜類、例えば、人参や大根を挾持し、走行して
いる車体と回転駆動されている挾持ベルトとの共同作用
によって圃場から強制的に引き抜いて収穫する構成の引
き抜き式の根菜収穫機や、補助作業者が、圃場から手作
業によって収穫した野菜を収穫コンベヤ装置上に載置し
て車体側に搬送して収集する方式の野菜収穫機や、ま
た、玉ねぎや馬鈴薯等のように土中に成育している野菜
を、適宜深さの土中を進行する掘取機によって掘り取り
ながら収穫する構成の収穫機がある。
業者が同乗する構成のものであっても、作業機部分の操
作や走行車体の運転操作は、全て操縦座席から行なう構
成であった。
は、通常、操縦座席と補助者用のステップが設けられ、
運転者と、補助作業者(選別作業者、箱詰め作業者等)
とが同乗する場合が多いが、走行車体の運転操作や作業
機部の操作は、全て操縦座席から運転者が行なうのみ
で、補助作業者が行なうことができない構成であった。
選別コンベヤ上に送られてくる収穫作物から不良品を選
別している補助作業者は、選別コンベヤの移動速度を調
節したくても操作できない課題があった。又、走行車体
は、補助作業者が作業ステップ上からサイドクラッチを
断続操作して方向修正をする等は、全くできない構成で
あった。
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、まず、請求項1の発明は、走行車体1の
前部に、圃場から野菜を収穫する収穫コンベヤ2が設け
られ、該収穫コンベヤ2の後方に、収穫野菜の茎葉を処
理する茎葉処理装置3が連続して設けられ、更に、該茎
葉処理装置3の搬送下手側には積込みコンベヤ4が接続
して設けられた野菜収穫機において、前記収穫コンベヤ
2の側方に操縦座席5が設けられ、該操縦座席5の後方
で、且つ、前記茎葉処理装置3の側方位置に補助作業者
用のステップ6が設けられ、該ステップ6と前記操縦座
席5との間に運転者と補助作業者との両方から操作でき
る複数の操作レバ−7、8、9、10が設けられた操作
装置である。
前部に、圃場から野菜を収穫する収穫コンベヤ2が設け
られ、該収穫コンベヤ2の後方に、収穫野菜の茎葉を処
理する茎葉処理装置3が連続して設けられ、更に、該茎
葉処理装置3の搬送下手側には積込みコンベヤ4が接続
して設けられた野菜収穫機において、前記収穫コンベヤ
2の側方に操縦座席5が設けられ、該操縦座席5の後方
で、且つ、前記茎葉処理装置3の側方位置に補助作業者
用のステップ6が設けられ、前記走行車体1のサイドク
ラッチ11、11’を断続操作する操作装置12は、前
記操縦座席5と、後方のステップ6から操作できる位置
とにそれぞれ配置して設けられた操作装置である。
から、運転者とともに同乗している補助作業者は、野菜
収穫機の作業機部の各種調節操作を作業位置からできる
から、作業の状況に応じて効率的で、楽に作業ができる
特徴がある。更に、補助作業者は、サイドクラッチの断
続操作を作業位置のステップ上から行なって、走行車体
の方向修正ができる特徴を有する。
る。走行車体1は、図3の概略図に示すように、搭載し
たエンジン13から走行ミッション装置14に入力し、
走行ミッション装置14から左右両側に延長した中間軸
15、15’の端部に中間伝動装置16、16’を設け
てホイルシャフト17、17’を伝動し、左右一対のク
ロ−ラ18、18’を駆動する構成としている。そし
て、前記エンジン13と前記走行ミッション装置14
は、図3に示すように、一方側のクロ−ラ18’の上方
に片寄せて設け、後述する収穫コンベヤ2や茎葉処理装
置3等を他方側のクロ−ラ18側に寄せて構成してい
る。
から公知の変速装置や副変速装置、サイドクラッチ1
1、11’やサイドブレ−キ等を内装して構成してい
る。つぎに、収穫コンベヤ2は、図4に示すように、前
部低位置に地中の玉ねぎを掘り取る掘取刃19を設け、
その後方に第1コンベヤ20とその上側に掻込みコンベ
ヤ21を装備し、それに接続して玉ねぎを上方に搬送す
る急傾斜に巻回した第2コンベヤ22を設けて構成して
いる。なお、ゲ−ジ輪23は、前記掘取刃19の前側に
軸架し、調節ハンドルにより上下調節自由に軸架してい
る。
6に示すように、表面に螺旋状の連続した突起を設けた
螺旋ロ−ラ24と、表面を滑らかに形成したロ−ラ25
とを一組として、複数組を玉ねぎの搬送方向に軸心を沿
わせて、しかも、相互に内側に向かって回転するように
軸架して設け、始端側を前記収穫コンベヤ2の終端部に
臨ませ、終端側を後方に位置して設けている。そして、
一組のロ−ラ24、25は、相互に圧接できるようにば
ねで張圧している。
収穫コンベヤ2の終端部から茎葉処理装置3に案内して
供給する構成としている。そして、茎葉処理装置3は、
図5および図6に示すように、始端部に供給された玉ね
ぎを、螺旋ロ−ラ24が、表面の螺旋状に連続した突起
によって回転方向に引込みながら茎葉部分を下側に引き
出して隣のロ−ラ25の表面に押し当てて強制的に切断
して、茎葉を分離して下方に排出しながら、果肉部を後
方へ搬送する構成としている。
ように、駆動チエン27に爪状の掻き上げラグ28を所
定間隔ごとに配置して設け、縦方向に設けて搬送始端部
を前記茎葉処理装置3の終端部に臨ませ、終端部を後方
上方に延長して構成している。そして、積込みコンベヤ
4は、前記茎葉処理装置3から受け継いだ玉ねぎを上方
の高い位置まで持ち上げ搬送して、後側の案内板29上
に落下して後方のリフト装置30に載置しているコンテ
ナ31に供給する構成としている。
持部材32に設けている油圧機構によって上下昇降自由
に構成し、更に、傾斜用のアクチュエ−タ−(油圧シリ
ンダ)33を伸縮して揺動ア−ムを介して傾斜調節がで
きるように構成している。つぎに、操縦座席5は、図1
および図2に示すように、収穫コンベヤ2の後部の側方
位置に配置して設け、上述した収穫コンベヤ2の始端部
分から終端部分に至る搬送経路上を監視でき、更に、後
方の茎葉処理装置3上が視界に入る高さに構成し、右前
方にパワステアリングレバ−12a(請求項2の「操作
装置12」に相当し、サイドクラッチ11、11’の断
続操作とサイドブレ−キの制動操作を行なう)を設けて
構成している。
に、前記操縦座席5の後方位置で、茎葉処理装置3の側
方に設け、その茎葉処理装置3に供給されてくる玉ねぎ
の不良品を選別分離する補助作業者が乗る場所に構成し
ている。なお、図1に示す実施例の場合、ステップ6
は、前記操縦座席5との間に補助ステップ34を設け、
行き来できる構成としている。
図1および図2に示すように、操縦座席5の左側の背後
で、前記ステップ6の前方位置にまとめて設けている。
そして、操作レバ−7は、前述したリフト装置30のア
クチュエ−タ−33を操作して傾斜調節をするレバ−で
あり、操作レバ−8は、リフト装置30の上下調節を行
なうレバ−である。そして、操作レバ−9は、収穫コン
ベヤ2を駆動する油圧モ−タの操作レバ−であり、操作
レバ−10は、茎葉処理装置3の油圧モ−タの正逆転切
換えレバ−である。
b(請求項2の操作装置12に相当する)は、図8およ
び図9の実施例に示すように、ステップ6の前側にあっ
て補助作業者がサイドクラッチ11、11’を断続操作
する構成としている。そして、オイルタンク35は、図
8および図9の実施例に示すように、収穫コンベヤ2の
後部の回動支点部分の下方空間を利用して装置してい
る。本実施例の場合、野菜収穫機は、図3に示すよう
に、走行ミッション装置14やエンジン13を左側のク
ロ−ラ18’の上方に片寄せて配置したから、上述のよ
うに、オイルタンク35を装置することが可能になっ
た。
説明する。エンジン13は、図10および図11に示す
ように、操縦座席5の下側に装備し回転各部を伝動する
構成としている。(図3参照)そして、油圧ポンプ36
は、図10および図11に示すように、操縦座席5の後
側に案内カバ−によって形成している吸気通路37の底
部に設け、積込みコンベヤ4を駆動する油圧モ−タ38
とを送油管で連通して構成している。そして、エアクリ
−ナ39は、前記吸気通路37の上部終端部分に設け、
空気を吸引してエンジン13に供給する構成としてい
る。したがって、前記油圧ポンプ36は、作動に伴って
発熱するが、下側から吸入されて上方に流動している冷
風を受けて冷却作用を受けることになり、長期間の使用
が可能となる。
36は、エンジン13側からテンションクラッチを介し
て動力の断続操作ができる構成にしておくと、従来のよ
うに、油圧ポンプと油圧モ−タとの間に高価な方向制御
弁を使用する必要がなく、大幅にコストダウンを図るこ
とができる。つぎにその作用について述べる。
穫コンベヤの前側にある掘取刃19の高さを、調節ハン
ドルの操作によりゲ−ジ輪23を上下調節して設定し、
地中にある玉ねぎの掘り取りに適する高さを決める。そ
して、運転者は、操縦座席5に座り、補助作業者は、ス
テップ6上に立って作業準備を完了する。つぎに、野菜
収穫機は、エンジン13を始動して機体の回転各部を駆
動しながら、圃場内を前進させると、クロ−ラ18、1
8’が通常の場合、溝内を走行して車体1を前進して収
穫作業を開始する。
に、地中を進行しながら玉ねぎの下側に入り、掘り上げ
ながら第1コンベヤ20上に拾い上げる。そのとき、掻
込みコンベヤ21は、上側にあって、掘り上げられた玉
ねぎに対して掻き込み作用をし、更に、土の塊を砕きな
がら排出する。このようにして、玉ねぎは、図4に示す
ように、第1コンベヤ20の終端部から第2コンベヤ2
2に受け継がれ、更に、上方に向かって搬送されるが、
その受け継ぎ時に、第1コンベヤ20上の土が下方に放
棄される。そして、玉ねぎは、第2コンベヤ22に保持
されて高い位置まで搬送されながら持ち上げられてその
終端部分から案内板26を介して茎葉処理装置3の始端
部に供給される。
回転している一組の螺旋ロ−ラ24とロ−ラ25によっ
て後方に送られる過程で、茎葉部が、螺旋ロ−ラ24の
回転方向に引く込まれて下側に垂下状に達し、図6に示
すように、強制的に切断されて分離されるが、このと
き、茎葉部は、一方側の平らなロ−ラ25の表面に、他
方側の螺旋状の突状部によって押しつけられて切断され
るものである。
業者は、ステップ6上に立って玉ねぎを監視しながら、
腐敗したもの、極端に発育不良のものなどを選り分けて
取り除いている。そのとき、補助作業者は、必要に応じ
て前側に配置している操作レバ−7、8、9、10を操
作しながら、作業を続けることができる。また、補助作
業者は、若干でも車体の方向を変更する必要を感じたと
きには、操作装置12(12b)の操作をして、サイド
クラッチ11、11’の断続をして走行車体1の方向修
正を行なうことができる。
1の受入れ準備も、操作レバ−7、8を使って行い、リ
フト装置30を上下調節し、更に、アクチュエ−タ−3
3を操作してコンテナ31が適宜傾くように、リフト装
置30を傾斜して玉ねぎを受け入れ姿勢に調節するので
ある。なお、上記したリフト装置30の調節操作は、補
助作業者と運転者の両方からできる。
部が下方に切断されて排出され、果肉部が茎葉処理装置
3の終端部分に達して、積込みコンベヤ4の搬送始端部
に供給される。そのとき、玉ねぎは、図7に示すよう
に、茎葉処理装置3から案内板を経て掻き上げラグ28
に受け継がれて、上方に回動している駆動チエン27に
よってそのまま上方に搬送される。そして、玉ねぎは、
積込みコンベヤ4の終端部から案内板29を経てコンテ
ナ31に供給される。そして、コンテナ31は、玉ねぎ
の供給作業中には、補助作業者が内部の状況を見なが
ら、操作レバ−7によってアクチュエ−タ−33を操作
して、傾斜状態を供給量に応じて修正しながら極力損傷
を少なくしながら充填する。
が満杯に達して、玉ねぎの充填が完了すると、操作レバ
−7、8を操作してコンテナ31を圃場に載置してつぎ
の作業に移るものである。
る。
茎葉処理装置 4 積込みコンベヤ 5 操縦座席 6
ステップ 7、8、9、10 操作レバ− 11、11 サイド
クラッチ 12 操作装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 走行車体1の前部に、圃場から野菜を収
穫する収穫コンベヤ2が設けられ、該収穫コンベヤ2の
後方に、収穫野菜の茎葉を処理する茎葉処理装置3が連
続して設けられ、更に、該茎葉処理装置3の搬送下手側
には積込みコンベヤ4が接続して設けられた野菜収穫機
において、前記収穫コンベヤ2の側方に操縦座席5が設
けられ、該操縦座席5の後方で、且つ、前記茎葉処理装
置3の側方位置に補助作業者用のステップ6が設けら
れ、該ステップ6と前記操縦座席5との間に運転者と補
助作業者との両方から操作できる複数の操作レバ−7、
8、9、10が設けられた操作装置。 - 【請求項2】 走行車体1の前部に、圃場から野菜を収
穫する収穫コンベヤ2が設けられ、該収穫コンベヤ2の
後方に、収穫野菜の茎葉を処理する茎葉処理装置3が連
続して設けられ、更に、該茎葉処理装置3の搬送下手側
には積込みコンベヤ4が接続して設けられた野菜収穫機
において、前記収穫コンベヤ2の側方に操縦座席5が設
けられ、該操縦座席5の後方で、且つ、前記茎葉処理装
置3の側方位置に補助作業者用のステップ6が設けら
れ、前記走行車体1のサイドクラッチ11、11’を断
続操作する操作装置12は、前記操縦座席5と、後方の
ステップ6から操作できる位置とにそれぞれ配置して設
けられた操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26661498A JP3959867B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 野菜収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26661498A JP3959867B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 野菜収穫機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000092939A true JP2000092939A (ja) | 2000-04-04 |
JP3959867B2 JP3959867B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=17433270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26661498A Expired - Fee Related JP3959867B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 野菜収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3959867B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015082997A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-04-30 | オサダ農機株式会社 | 収穫機及び装着式収穫装置 |
CN111937558A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-11-17 | 黑龙江省农业机械工程科学研究院齐齐哈尔农业机械化研究所 | 洋葱茎叶去除装置 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP26661498A patent/JP3959867B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015082997A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-04-30 | オサダ農機株式会社 | 収穫機及び装着式収穫装置 |
CN111937558A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-11-17 | 黑龙江省农业机械工程科学研究院齐齐哈尔农业机械化研究所 | 洋葱茎叶去除装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3959867B2 (ja) | 2007-08-15 |
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