JP2000091937A - 配線盤用機能ユニットおよび配線盤 - Google Patents

配線盤用機能ユニットおよび配線盤

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JP2000091937A
JP2000091937A JP10260567A JP26056798A JP2000091937A JP 2000091937 A JP2000091937 A JP 2000091937A JP 10260567 A JP10260567 A JP 10260567A JP 26056798 A JP26056798 A JP 26056798A JP 2000091937 A JP2000091937 A JP 2000091937A
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wiring board
cable
wiring
cable connection
functional unit
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JP10260567A
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English (en)
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Masahiko Amano
正彦 天野
Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
Hiroo Inoue
博夫 井上
Shinji Morino
信治 盛野
Hiroshi Hatano
博司 畑野
Yoichi Tatsuta
洋一 龍田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線盤の小型化および施工性の向上が図れる配
線盤用機能ユニットおよび配線盤をを提供する。 【解決手段】配線盤用機能ユニット5A,5Bは前面が
開口した直方体状の配線盤本体10内に収納される。配
線盤本体10には、同軸ケーブルを挿入する同軸ケーブ
ル挿入口12が上面に設けられている。各配線盤用機能
ユニット5A,5Bの器体50は上部および下部に階段
状の階段部51,52が形成されている。階段部51の
各階段面511,512には同軸ケーブル接続用のF接栓
からなるケーブル接続部53がそれぞれ2つずつ配置さ
れている。階段部51におけるケーブル接続部53は、
階段面511,512でケーブル接続部53の配列方向に
おける位置をずらしてある。階段部52の各階段面52
1,522には同軸ケーブル接続用のF接栓からなるケー
ブル接続部53がそれぞれ1つずつ配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱状の配線盤本体
内に収納され閉域外部からの配線ケーブルおよび閉域内
部への配線ケーブルがそれぞれ接続される複数のケーブ
ル接続部を器体外周部に備えた配線盤用機能ユニットお
よび配線盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、TV共聴用ブースタ、混合
器、分配器などの機器を収納するとともに、屋外のTV
アンテナなどからの配線ケーブルや屋内のTVコンセン
トなどからの配線ケーブルを引き込んむ配線盤が提案さ
れている。
【0003】この種の配線盤1’としては、例えば図6
に示すように箱状の配線盤本体10’内に設置された木
板19に、U/Vブースタ(TV共聴用ブースタ)6
1、BSブースタ62、混合器63、分配器64などの
種々の機器を取り付けた構成のものが提案されている。
【0004】ここに、U/Vブースタ61は、住宅など
の屋外(閉域外)に設置された地上波放送(UHF/V
HF)受信用のU/Vアンテナからの同軸ケーブルL1
が接続され、BSブースタ62は、衛星放送(BS)受
信用のBSアンテナからの同軸ケーブルL2が接続され
ている。また、U/Vブースタ61およびBSブースタ
62はそれぞれ同軸ケーブルL7,L8により混合器63
の入力側のケーブル接続部に接続され、混合器63の出
力側のケーブル接続部は同軸ケーブルL9により分配器
64の入力側のケーブル接続部に接続されている。さら
に、分配器64の出力側の4つのケーブル接続部にはそ
れぞれTVコンセントからの同軸ケーブルL5が接続さ
れている。なお、配線盤本体10’内には、U/Vブー
スタ61およびBSブースタ62などへ電源を供給する
ための電源コンセント65が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
配線盤1’においては、配線盤本体10’内に収納され
る各機器(U/Vブースタ61、BSブースタ62、混
合器63,分配器64)の器体形状およびサイズが様々
であり、また、同軸ケーブルL1,L2,L5,L7
8,L9の接続スペースも大きいので、各機器および同
軸ケーブルL1,L2,L5,L7,L8,L9を収納するた
めのスペースが大きくなり、配線盤1’のサイズが大き
く小型化が難しいという問題があった。また、配線盤本
体10’内の収納スペースおよび配線スペースが限られ
ているので、機器の変更や同じ配線盤本体10’内への
機器の追加(例えばCS放送受信用の機器の追加)が難
しく施工性が悪いという問題があった。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、配線盤の小型化および施工性の向上
が図れる配線盤用機能ユニットおよび配線盤を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、箱状の配線盤本体内に収納され
閉域外部からの配線ケーブルおよび閉域内部への配線ケ
ーブルがそれぞれ接続される複数のケーブル接続部を器
体外周部に備えた配線盤用機能ユニットであって、前記
器体は、配線盤本体への取付面を除く外周部の少なくと
も一部に階段部が形成され、各階段面にそれぞれケーブ
ル接続部が配置されてなることを特徴とするものであ
り、隣合うケーブル接続部間の距離を干渉を防止できる
程度の距離だけ確保しながら、配線盤内でのケーブル接
続部の占有面積が小さくなってスペース効率が良くな
り、配線盤の小型化を図ることができるとともに、配線
ケーブルの結線作業が容易になって施工性が向上する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記器体は、直方体状に形成され、ケーブル接続部
は、隣合う階段面でケーブル接続部の配列方向における
位置をずらしてあるので、配線ケーブルの結線作業およ
び配線ケーブルの取り外し作業などが容易になって施工
性が向上する。特に、配線変更などにともなって配線ケ
ーブルの一部を取り外す場合に、残りの配線ケーブルを
取り外す必要がなく、施工性が向上する。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記器体は、直方体状に形成され、
前記階段部は互いに平行な部位に形成されているので、
器体の階段部が形成されていない2面を結ぶ幅方向にお
けるケーブル接続部の占有幅を小さくすることができ、
配線盤本体の幅方向のスペース効率を高めることができ
る。
【0010】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記器体の前面における各ケーブル
接続部の近傍に、各ケーブル接続部に対応する信号種別
を表示する表示部がそれぞれ設けられているので、配線
ケーブルの結線の間違いを防止することができるととも
に、結線作業および結線状態の確認が容易になり、施工
性が向上し保守点検も容易になる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載の配線盤用機能ユニットを配線盤本
体内に収納した配線盤であって、配線盤用機能ユニット
の前記器体に設けられたケーブル接続部の先端面と該先
端面に対向する配線盤本体の内側面との距離が少なくと
も配線ケーブルの許容曲げ半径よりも大きな値だけ離れ
ていることを特徴とするものであり、結線作業が容易に
なって施工性が向上し、また、配線ケーブルの結線作業
時や結線後に配線ケーブルの特性劣化が起きるのを防止
することができる。
【0012】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記器体の外周面と配線盤本体の内側面との距離が
少なくとも配線ケーブルの許容曲げ半径よりも大きな値
だけ離れているので、配線ケーブルの結線作業時や結線
後に配線ケーブルの特性劣化が起きるのをより確実に防
止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図5を参照しながら説明する。
【0014】本実施形態の配線盤1は、図5に示すよう
に住宅2の屋内(閉域内)に設置される。配線盤1は、
屋外(閉域外)に設置されたU/VアンテナAU/V、B
SアンテナABSそれぞれに接続された各1本の同軸ケー
ブルL1,L2が引き込まれるとともに、2出力タイプの
CSアンテナACSに接続された一対の同軸ケーブル
3,L4が引き込まれる。さらに、配線盤1には、屋内
(閉域内)の壁面に設置された複数(4つの)のTVコ
ンセント3それぞれからの各2本の同軸ケーブルL 5
6が引き込まれている。ここに、各TVコンセント3
には、それぞれU/V・BS端子3aとCS端子3bと
が設けられており、各U/V・BS端子3aにそれぞれ
同軸ケーブルL5が接続され、各CS端子3bにそれぞ
れ同軸ケーブルL6が接続されている。また、図5に示
した例では各U/V・BS端子3aにそれぞれTV受像
機4が接続されている。なお、各同軸ケーブルL1〜L6
には、S・5C−FBケーブルを用いている。
【0015】配線盤1の配線盤本体10は、図1ないし
図3に示すように前面が開口した直方体状であって、壁
面などの施工面に埋め込み配置され、前端縁から外側方
に延設された鍔部11の後面が施工面に当接するように
なっている。また、配線盤本体10には、同軸ケーブル
を挿入するための2つの同軸ケーブル挿入口12が上面
(図1における上面)に設けられている。ここに、各同
軸ケーブル挿入口12はそれぞれ、配線盤本体10内に
収納される2つの配線盤用機能ユニット5A,5Bそれ
ぞれの上面に対応する部位に形成されている。
【0016】各配線盤用機能ユニット5A,5Bの器体
50,50は、同じ外形形状に形成されている。すなわ
ち、各器体50は直方体状に形成され、配線盤本体10
への取付面を除いた外周部(図1における上部,下部)
に階段状の階段部51,52が形成されている。ここ
に、器体50の上部に形成された階段部51の各階段面
511,512には同軸ケーブル接続用のF接栓からなる
ケーブル接続部53がそれぞれ2つずつ配置されてい
る。階段部51におけるケーブル接続部53は、階段面
511,512でケーブル接続部53の配列方向(図1の
左右方向)における位置をずらして、配列方向における
ケーブル接続部53間の距離がほぼ同じになるように配
置してある。言い換えれば、器体50の上部に形成され
た階段部51では、4つのケーブル接続部53が千鳥状
に配置されている。また、器体50の下部に形成された
階段部52の各階段面521,522には同軸ケーブル接
続用のF接栓からなるケーブル接続部53がそれぞれ1
つずつ配置されている。階段部52におけるケーブル接
続部53は、階段面521,522で図1の左右方向にお
ける位置をずらして配置してある。
【0017】図1の左側の配線盤用機能ユニット5A
は、器体50内部に、U/V信号を増幅するU/V増幅
回路ブロック41、BS信号を増幅するBS増幅回路ブ
ロック42、UV増幅回路ブロック41の出力信号とB
S増幅回路ブロック42の出力信号とを混合するBS・
U/V混合回路ブロック43、BS・U/V混合回路ブ
ロック43の出力信号を4分配する4分配回路ブロック
44、U/V増幅回路ブロック41とBS増幅回路ブロ
ック42とへ電源を供給する電源ブロック45が納装さ
れている。なお、電源ブロック45は、器体50の下部
に設けた端子部46に接続される商用電源から電源供給
される。ところで、配線盤用機能ユニット5Aでは、U
/V増幅回路ブロック41、BS増幅回路ブロック4
2、BS・U/V混合回路ブロック43、4分配回路ブ
ロック44、電源ブロック45にそれぞれ別体のプリン
ト基板を用いており、適宜接続線により接続されるの
で、図4(b)に示すように各回路ブロック41〜44
を厚み方向に離間して配置することができ、これらの回
路ブロック41〜44を1枚のプリント基板上に形成す
る場合に比べて、回路ブロック41〜44間の相互干渉
による特性劣化を抑制することが可能となる。また、特
に配線盤用機能ユニット5AではBS信号のような高周
波信号を扱っているが、BS増幅回路ブロック42とU
/V増幅回路ブロック41とを器体50の前後方向に離
間して配置していることにより、BS増幅回路ブロック
42とU/V増幅回路ブロック41との間の相互干渉に
よる特性劣化を抑制することができ、回路設計が容易に
なる。
【0018】また、図1の右側の配線盤用機能ユニット
5Bは、器体50内部に、4分配回路ブロック(図示せ
ず)と、CSアンテナACSからの垂直偏波入力信号と垂
直偏波入力信号とのいずれか一方が前記4分配回路ブロ
ックへ入力されるように切り替えられるCS偏波切替ブ
ロック(図示せず)などが納装されており、垂直偏波入
力信号と垂直偏波入力信号とのいずれか一方が前記4分
配回路ブロックにより4分配されるようになっている。
【0019】さらに、配線盤用機能ユニット5Aの器体
50前面において6つのケーブル接続部53近傍には、
図1および図3に示すようにケーブル接続部53へ入力
あるいはケーブル接続部53から出力される信号の種別
に対応付けてそれぞれ「U/V入力」、「BS入力」、
「BS・U/V混合出力」、「BS・U/V混合出
力」、「BS・U/V混合出力」、「BS・U/V混合
出力」の文字が表示されており、同様に、配線盤機能ユ
ニット5Bの器体50前面において6つのケーブル接続
部53近傍には、図1および図3に示すようにケーブル
接続部53へ入力あるいはケーブル接続部53から出力
される信号の種別に対応付けてそれぞれ「水平偏波入
力」、「垂直偏波入力」、「CS出力」、「CS出
力」、「CS出力」、「CS出力」の文字が表示されて
いる。したがって、配線盤用機能ユニット5Aについて
さらに説明すると、「U/V入力」と表示されたケーブ
ル接続部53には、図3に示すようにU/VアンテナA
U/V(図5参照)からの同軸ケーブルL1を接続し、「B
S入力」と表示されたケーブル接続部53には、図3に
示すようにBSアンテナABS(図5参照)からの同軸ケ
ーブルL2を接続し、「BS・U/V混合出力」と表示
された各ケーブル接続部53には、それぞれTVコンセ
ント3(図5参照)のU/V・BS端子3aからの同軸
ケーブルL5を接続すればよい。なお、図3は配線盤1
を壁面20に埋込配置した状態を示している。
【0020】要するに、本実施形態では、配線盤本体1
0内に引き込んだ同軸ケーブルL1〜L6をそれぞれどの
ケーブル接続部53に接続すればよいかを器体50の前
方(配線盤本体10の前方)から容易に視認することが
できるので、施工時に同軸ケーブルL1〜L6の接続間違
いを防止することができ、施工性が向上するとともに保
守点検が容易になる。なお、各同軸ケーブルL1〜L
6は、それぞれ配線盤本体10内に引き込んだ一端部に
F接栓用のコネクタ55(図3参照)を取り付け、コネ
クタ55をF接栓からなるケーブル接続部53に締め付
けることにより結線される。
【0021】しかして、本実施形態では、配線盤用機能
ユニット5A,5Bの各器体50の上部に形成された階
段部51の各階段面511,512および下部に形成され
た階段部52の各階段面521,522にそれぞれケーブ
ル接続部53が配置されているので、隣合うケーブル接
続部53間の距離を干渉を防止できる程度の距離だけ確
保しながら、器体50の上部および下部の両方において
配線盤本体10内でのケーブル接続部53の占有面積が
小さくなってスペース効率が良くなり配線盤本体10の
小型化を図ることができるとともに、同軸ケーブルL1
〜L6の結線作業が容易になって施工性が向上する。し
かも、ケーブル接続部53は、隣合う階段面511,5
2および隣合う階段面521,522で図1の左右方向
における位置をずらしてあるので、同軸ケーブルL1
6の結線作業および同軸ケーブルL1〜L6の取り外し
作業などが容易になって施工性が向上する。特に、配線
変更などにともなって同軸ケーブルL1〜L6の一部を取
り外す場合、他の同軸ケーブルを取り外す必要がなくな
るので、取り外し作業が容易になり、施工性が向上す
る。例えば、階段面512に配置されたケーブル接続部
53に接続された同軸ケーブルL5を取り外したい場合
でも、階段面511に配置されたケーブル接続部53に
接続された同軸ケーブルL5を取り外すことなく取り外
し作業を行なうことができる。
【0022】また、各配線盤用機能ユニット5A,5B
は、配線盤本体10内に収納した状態でケーブル接続部
53(F接栓)の先端縁からケーブル接続部53の突出
方向における配線盤本体10の内側面までの距離が、同
軸ケーブルL1〜L6の外径(S・5C−FBケーブルの
外径は7.7mmである)の6倍である許容曲げ半径以
上の寸法(6cm)になるように形成されている。
【0023】したがって、F接栓用のコネクタ55を各
同軸ケーブルL1〜L6それぞれに取り付けるために同軸
ケーブルL1〜L6を折り曲げながら作業するような場
合、同軸ケーブルL1〜L6が極端に曲げられて特性が劣
化する(同軸ケーブルの絶縁物がつぶれてインピーダン
スが変化し反射波が発生するようになる)のを防止する
ことができる。また、ケーブル接続部53の先端縁と配
線盤本体10の内側面との間にスペースがあることによ
り結線作業が容易になり、施工性が向上する。
【0024】また、器体50は、ケーブル接続部53が
配置されていない面と対向する配線盤本体10の内側面
との間の距離も前記許容曲げ半径以上の寸法(6cm)
になるように形成してあるので、施工が容易になり、同
軸ケーブルL1〜L6の結線時や結線後に同軸ケーブルL
1〜L6の特性劣化が起きるのをより確実に防止すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、箱状の配線盤本体内
に収納され閉域外部からの配線ケーブルおよび閉域内部
への配線ケーブルがそれぞれ接続される複数のケーブル
接続部を器体外周部に備えた配線盤用機能ユニットであ
って、前記器体は、配線盤本体への取付面を除く外周部
の少なくとも一部に階段部が形成され、各階段面にそれ
ぞれケーブル接続部が配置されているので、隣合うケー
ブル接続部間の距離を干渉を防止できる程度の距離だけ
確保しながら、配線盤内でのケーブル接続部の占有面積
が小さくなってスペース効率が良くなり、配線盤の小型
化を図ることができるとともに、配線ケーブルの結線作
業が容易になって施工性が向上するという効果がある。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記器体は、直方体状に形成され、ケーブル接続部
は、隣合う階段面でケーブル接続部の配列方向における
位置をずらしてあるので、配線ケーブルの結線作業およ
び配線ケーブルの取り外し作業などが容易になって施工
性が向上するという効果がある。特に、配線変更などに
ともなって配線ケーブルの一部を取り外す場合に、残り
の配線ケーブルを取り外す必要がなく、施工性が向上す
るという効果がある。
【0027】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記器体は、直方体状に形成され、
前記階段部は互いに平行な部位に形成されているので、
器体の階段部が形成されていない2面を結ぶ幅方向にお
けるケーブル接続部の占有幅を小さくすることができ、
配線盤本体の幅方向のスペース効率を高めることができ
るという効果がある。
【0028】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記器体の前面における各ケーブル
接続部の近傍に、各ケーブル接続部に対応する信号種別
を表示する表示部がそれぞれ設けられているので、配線
ケーブルの結線の間違いを防止することができるととも
に、結線作業および結線状態の確認が容易になり、施工
性が向上し保守点検も容易になるという効果がある。
【0029】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載の配線盤用機能ユニットを配線盤本
体内に収納した配線盤であって、配線盤用機能ユニット
の前記器体に設けられたケーブル接続部の先端面と該先
端面に対向する配線盤本体の内側面との距離が少なくと
も配線ケーブルの許容曲げ半径よりも大きな値だけ離れ
ていることを特徴とするものであり、結線作業が容易に
なって施工性が向上し、また、配線ケーブルの結線作業
時や結線後に配線ケーブルの特性劣化が起きるのを防止
することができるという効果がある。
【0030】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記器体の外周面と配線盤本体の内側面との距離が
少なくとも配線ケーブルの許容曲げ半径よりも大きな値
だけ離れているので、配線ケーブルの結線作業時や結線
後に配線ケーブルの特性劣化が起きるのをより確実に防
止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す配線盤の概略構成図で
ある。
【図2】同上の配線盤本体の平面図である。
【図3】同上の配線盤を壁面に埋込配置した状態の概略
正面図である。
【図4】同上における一方の配線盤用機能ユニットを示
し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面
図、(d)は下面図である。
【図5】同上の配線盤の設置状態の説明図である。
【図6】従来の配線盤の概略構成図である。
【符号の説明】
1 配線盤 5A 配線盤用機能ユニット 5B 配線盤用機能ユニット 10 配線盤本体 11 鍔部 12 ケーブル挿入口 50 器体 51,52 階段部 511,512 階段面 521,522 階段面 53 ケーブル接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 博夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 盛野 信治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 畑野 博司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 龍田 洋一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5K062 AA06 AA12 AB10 AF05 BF01 BF05 BF08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の配線盤本体内に収納され閉域外部
    からの配線ケーブルおよび閉域内部への配線ケーブルが
    それぞれ接続される複数のケーブル接続部を器体外周部
    に備えた配線盤用機能ユニットであって、前記器体は、
    配線盤本体への取付面を除く外周部の少なくとも一部に
    階段部が形成され、各階段面にそれぞれケーブル接続部
    が配置されてなることを特徴とする配線盤用機能ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記器体は、直方体状に形成され、ケー
    ブル接続部は、隣合う階段面でケーブル接続部の配列方
    向における位置をずらしてあることを特徴とする請求項
    1記載の配線盤用機能ユニット。
  3. 【請求項3】 前記器体は、直方体状に形成され、前記
    階段部は互いに平行な部位に形成されてなることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の配線盤用機能ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記器体の前面における各ケーブル接続
    部の近傍に、各ケーブル接続部に対応する信号種別を表
    示する表示部がそれぞれ設けられてなることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の配線盤用
    機能ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の配線盤用機能ユニットを配線盤本体内に収納した配
    線盤であって、配線盤用機能ユニットの前記器体に設け
    られたケーブル接続部の先端面と該先端面に対向する配
    線盤本体の内側面との距離が少なくとも配線ケーブルの
    許容曲げ半径よりも大きな値だけ離れていることを特徴
    とする配線盤。
  6. 【請求項6】 前記器体の外周面と配線盤本体の内側面
    との距離が少なくとも配線ケーブルの許容曲げ半径より
    も大きな値だけ離れていることを特徴とする請求項5記
    載の配線盤。
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