JP2000091765A - 電気機器収納用箱体 - Google Patents

電気機器収納用箱体

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Publication number
JP2000091765A
JP2000091765A JP10259619A JP25961998A JP2000091765A JP 2000091765 A JP2000091765 A JP 2000091765A JP 10259619 A JP10259619 A JP 10259619A JP 25961998 A JP25961998 A JP 25961998A JP 2000091765 A JP2000091765 A JP 2000091765A
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JP
Japan
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cable
box
pillars
stored
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10259619A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Murase
晴彦 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの収納,保持操作が容易で、しかも
ケーブル収納のためにスペースを割く必要のない電気機
器収納用箱体を提供する。 【解決手段】 箱体の4隅に設けた支柱4のうち、前面
側2本の支柱4a,4bの相対する側面を開口し、その
支柱内を空洞に形成してケーブル収納路7とした。開口
部両脇の側面8a,8bに長孔9を上下方向に複数設
け、コ字状に形成したケーブル保持具10を開口部両側
の長孔間に渡り送通係止させてケーブル6を保持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器を収納す
るラックや分電盤等の箱体に関し、詳しくはその電気機
器収納用箱体のケーブル収納部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器収納用箱体に形成された
ケーブル収納部14は、例えば図4の電気機器収納ラッ
クの斜視図に示すように、箱体の支柱15とその支柱1
5に隣接して左右に設けられているラック支柱16との
間の2ヶ所に設けられ、図5のケーブル収納部の拡大図
に示すように略コ字状に折り曲げて形成された金属製の
ケーブルホルダ17をラック支柱16(或いは箱体側支
柱15)にねじ18により複数締着して、収納したケー
ブル6を保持,固定するよう形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気機器収
納用箱体は、ケーブルを収納するために専用のスペース
をラック支柱と箱体支柱との間に設けるため、そのスペ
ースを確保しなければならないし、収納したケーブルの
保持或いは固定を複数のケーブルホルダ17をねじ止め
して行わなければならず、箱体の内部空間をその分大き
くしなければならないし、ケーブル保持操作も面倒なも
のとなっていた。
【0004】そこで本発明は、ケーブル収納に専用のス
ペースを割くことなく、またケーブルの保持,固定操作
も容易なケーブル収納部を設けた電気機器収納用箱体を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、4隅に支柱を配して形成した電
気機器収納用箱体において、前記支柱のうち少なくとも
1つの支柱の1側面を、上下に亘って開口することによ
り支柱内にケーブルを収納可能に形成したことを特徴と
する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、箱体前面側2本の支柱の相対する側面同士を開口し
て、ケーブルを収納可能として構成される。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、開口部両側の対向する側面に、開口部に沿っ
て係止孔を複数設け、ケーブル保持具をその係止孔に送
通係止してケーブルを保持するよう構成される。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、ケーブル保持具がコ字状に形成された棒体であると
共に、係止孔が縦に伸びた長孔で構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態の1例を図面を基に詳細に説明する。図1は本発明
に係る電気機器収納用箱体の一例を示すもので、電気機
器収納ラックの斜視図である。図において、箱体1は四
角形の底枠2,天枠3とその両者を連結する4隅に設け
られた4本の支柱4によりフレームが形成され、各面は
必要に応じ板体により密閉可能に形成されている。そし
て、電気機器を取り付けるラック支柱5が箱体前面側の
支柱4a,4bに隣接して左右に設けられ、電気機器は
左右にラックマウント金具を設け、ラック支柱5にボル
トやねじにより取り付けるようになっている。尚、6は
ケーブル、12は取り付けた電気機器を示している。
【0010】図2は電気機器収納ラックの前面左側支柱
4aの拡大図を示し、図に示すように支柱4は板体を折
り曲げて筒状に形成し、前面側支柱4a,4bは相対す
る面が開口され、内部空間をケーブル収納路7としてい
る。そして、開口部両側の対向する側面8a,8bには
同一位置に縦に長い長孔9が等間隔に複数形成され、コ
字状に折り曲げて形成された金属製のケーブル保持具1
0を対向する双方の長孔9,9間に送通して、ケーブル
保持具10の曲げ部を係止させてケーブル6を保持する
ように形成されている。尚、ケーブル保持具10は、金
属製でなくても良く、例えば合成樹脂により形成しても
良い。また、その曲げ辺の寸法は長孔9より短く、全体
の幅は開口部の幅即ち対向する前後の側面8a,8b間
の幅より僅かに長いものとなっている。
【0011】ケーブルの保持操作は、ケーブル収納路7
にケーブル6を通して収納した後、ケーブル保持具10
を、まずラック手前となる側面8aの長孔9に手前から
挿入し、開口部を塞ぐようまっすぐ挿入して、奥側の側
面8bの長孔9に送入する。そして、先端の折り曲げ辺
が側面8bの外側に露出したら全体を落とし込み、前後
の長孔9の下端にケーブル保持具10を係止させればよ
い。
【0012】このように、箱体1の支柱4内にケーブル
6を収納可能とするものであるから、専用の収納スペー
スを別途必要としないので、箱体内の空間を有効に利用
することができる。また、収納する電気機器側が開口さ
れているため、収納した電気機器のケーブルを左右に寄
せれば収納でき、ケーブル収納操作がし易いし、ケーブ
ル保持操作もコ字状のケーブル保持具を長孔に送通する
だけであるから、ねじ止め操作等面倒な作業を必要とせ
ず、簡易な操作で保持,固定することができ、ケーブル
がはみ出すようなこともない。更に、ケーブルがラック
内にむき出しにならないので、電気機器を設置或いは取
り外す際、ケーブルに引っかけたりする心配も無く、ス
ムーズにラック内の作業をすることができるし、ケーブ
ルも支柱により保護されるので安全性を高める効果も有
する。
【0013】尚、この実施の形態では前面側の2本の支
柱にケーブル収納路を形成しているが、左右何れか1本
の支柱だけであっても良いし、4本の支柱全てに設けて
も良い。 また、ケーブル保持具10は図3(a)に示
すように、ハット形状に折り曲げて、開口面側から挿入
して係止するようにしても良いし、図3(b)に示すよ
うに捻れ形状に折り曲げて、抜け難く形成しても良い。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、箱体を形成する支柱内にケーブルを収納するも
のであるから、ケーブル収納専用のスペースを設ける必
要がなく、箱体内の空間を有効に利用することができ
る。また、ケーブルは支柱内に収納されるから、電気機
器の着脱操作の際邪魔にならないし、ケーブルも保護さ
れ、安全性を高めることができる。
【0015】請求項2の発明によれば、箱体手前の左右
に収納路を設け、開口部は内側を向いているので、電気
機器を収納した際、接続したケーブルを左右に寄せれば
収納でき、収納操作がし易い。
【0016】請求項3の発明によれば、収納したケーブ
ルをケーブル保持具で保持するので、ケーブルを結束し
て収納しなくても、はみ出す様なことがない。
【0017】請求項4の発明によれば、長孔へケーブル
保持具を送通操作するだけの簡単な操作でケーブルを保
持することができ、ねじ締め操作等の煩わしい操作を必
要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す電気機器収納
用箱体の斜視説明図である。
【図2】図1の前面側支柱の詳細を示す図で、(a)は
ケーブル保持具を取付ける様子を示し、(b)はケーブ
ルを収納する様子を示している。
【図3】本発明の他の実施の形態を示し、(a),
(b)ともケーブル保持具の他の形状を示す図である。
【図4】従来の電気機器収納用箱体の斜視説明図であ
る。
【図5】図4のケーブル収納部の拡大図である。
【符号の説明】
1・・箱体、4,4a,4b・・支柱、5・・ラック支
柱、6・・ケーブル、7・・ケーブル収納路、8a,8
b・・側面、9・・長孔、10・・ケーブル保持具。
フロントページの続き Fターム(参考) 4E352 AA02 BB02 BB11 CC02 DD02 DD09 DD15 DD16 DR02 DR40 DR45 FF09 4E360 AA02 AB08 AB13 AB52 AC02 BD02 EC12 ED19 FA02 FA14 GA07 GA53 GB22 GB44 GB92 GB94

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4隅に支柱を配して形成した電気機器収
    納用箱体において、前記支柱のうち少なくとも1つの支
    柱の1側面を、上下に亘って開口することにより支柱内
    にケーブルを収納可能に形成したことを特徴とする電気
    機器収納用箱体。
  2. 【請求項2】 箱体前面側2本の支柱の相対する側面同
    士を開口して、ケーブルを収納可能とした請求項1記載
    の電気機器収納用箱体。
  3. 【請求項3】 開口部両側の対向する側面に、開口部に
    沿って係止孔を複数設け、ケーブル保持具をその係止孔
    に送通係止してケーブルを保持する請求項1又は2記載
    の電気機器収納用箱体。
  4. 【請求項4】 ケーブル保持具がコ字状に形成された棒
    体であると共に、係止孔が縦に伸びた長孔である請求項
    3記載の電気機器収納用箱体。
JP10259619A 1998-09-14 1998-09-14 電気機器収納用箱体 Pending JP2000091765A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014203997A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 河村電器産業株式会社 キャビネットラックのフレーム構造
JP2016213403A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 日東工業株式会社 ケーブルホルダ

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