JP2000091496A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000091496A JP27245598A JP27245598A JP2000091496A JP 2000091496 A JP2000091496 A JP 2000091496A JP 27245598 A JP27245598 A JP 27245598A JP 27245598 A JP27245598 A JP 27245598A JP 2000091496 A JP2000091496 A JP 2000091496A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MCM(multi chip module)と呼ばれる半導
体チップの実装技術において、実装密度を高くする。 【解決手段】 CSP(chip size package)と呼ばれる
半導体パッケージ11のシリコン基板12の上面に形成
された配線22、25は、シリコン基板12の側面に形
成された接続部27及びシリコン基板12の下面に形成
された配線18を介して、配線18下に形成された柱状
電極19に接続されている。そして、半導体パッケージ
11上にはベアチップ31が搭載されている。半導体パ
ッケージ11は配線基板41上に異方導電性接着剤51
を介して搭載されている。これにより、ベアチップ31
及び半導体パッケージ11は配線基板41上に立体的に
搭載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、MCM(multi chip module)と
呼ばれる半導体チップの実装技術では、ベアチップやC
SP(chip size package)と呼ばれる半導体パッケージ
等を配線基板上に搭載することがある。また、同配線基
板上に抵抗やコンデンサ等のチップ部品を搭載すること
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような実装技術では、配線基板上にベアチップ等の
各種電子部品を平面的に配置しているので、実装密度に
限界があるという問題があった。この発明の課題は、実
装密度を高くすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る半導体装置は、半導体基板の一の面上に電極が形成さ
れ、前記半導体基板の他の面上に配線が形成されている
ものである。請求項2記載の発明に係る半導体装置は、
請求項1記載の発明において、前記半導体基板の他の面
上に電子部品が前記配線に接続されて搭載されているも
のである。請求項3記載の発明に係る半導体装置は、半
導体基板の一の面上に形成された絶縁膜に形成された開
口部を介して接続パッドが露出され、該接続パッド上か
ら前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有する第1の配
線が形成されているとともに、前記絶縁膜の端部から前
記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有する第2の配線が
形成され、前記第1及び第2の配線の各接続パッド部上
に第1及び第2の電極が形成され、前記第1及び第2の
電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成され、前記半導
体基板の他の面上に第3の配線が形成され、前記半導体
基板の側面に前記第2の配線と前記第3の配線とを接続
する接続部が形成されているものである。請求項4記載
の発明に係る半導体装置は、請求項3記載の発明におい
て、前記半導体基板の他の面上に電子部品が前記第3の
配線に接続されて搭載されているものである。請求項5
記載の発明に係る半導体装置は、半導体基板の一の面上
に形成された絶縁膜に形成された開口部を介して接続パ
ッドが露出され、該接続パッド上から前記絶縁膜上にか
けて接続パッド部を有する第1の配線が形成され、該第
1の配線の接続パッド部上に電極が形成され、前記電極
を除く前記絶縁膜上に封止膜が形成され、前記半導体基
板の他の面上に第2の配線が形成され、前記半導体基板
及び前記封止膜の側面に接続部が前記第2の配線に接続
されて形成されているものである。請求項6記載の発明
に係る半導体装置は、請求項5記載の発明において、前
記半導体基板の他の面上に電子部品が前記第2の配線に
接続されて搭載されているものである。請求項7記載の
発明に係る半導体装置の製造方法は、ウエハの一の面上
に形成された絶縁膜に形成された開口部を介して露出さ
れた接続パッド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド
部を有する第1の配線を形成するとともに、ダイシング
ストリートの部分における前記絶縁膜上から前記絶縁膜
上の他の部分にかけて接続パッド部を有する第2の配線
を形成する工程と、前記第1及び第2の配線の各接続パ
ッド部上に第1及び第2の電極を形成する工程と、前記
第1及び第2の電極を除く前記絶縁膜上に封止膜を形成
する工程と、前記ウエハの他の面上に第3の配線を形成
する工程と、前記ウエハのダイシングストリートの部分
に貫通孔を形成して該貫通孔内に前記第2の配線と前記
第3の配線とを接続する接続部を形成する工程と、前記
ウエハ等をダイシングして複数の半導体装置を得る工程
とを具備するものである。請求項8記載の発明に係る半
導体装置の製造方法は、請求項7記載の発明において、
ダイシング後に、前記半導体基板の他の面上に電子部品
を前記第3の配線に接続させて搭載するようにしたもの
である。そして、請求項1、3、5、7記載の発明によ
れば、半導体基板の他の面上に配線を形成しているの
で、請求項2、4、6、8記載の発明のように、半導体
基板の他の面上に電子部品を搭載することができ、した
がって半導体基板及び該半導体基板の他の面上に搭載さ
れた電子部品を配線基板上に立体的に搭載することがで
き、ひいては実装密度を高くすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1及び図2はこの発明の一実施
形態における半導体装置の実装構造の各断面図を示した
ものである。この実施形態における半導体装置1は、半
導体パッケージ(CSP)11上にベアチップ31が搭
載されたものからなり、配線基板41上に異方導電性接
着剤51を介して搭載されている。そして、図1は主と
して半導体パッケージ11用の第1の柱状電極17の部
分の断面図を示し、図2は主としてベアチップ31用の
第2の柱状電極19の部分の断面図を示す。
【0006】まず、図1を参照して説明する。半導体パ
ッケージ11は平面方形状のシリコン基板(半導体基
板)12を備えている。シリコン基板12の下面の外周
部には複数の接続パッド13が形成されている。接続パ
ッド13の中央部を除くシリコン基板12の下面全体に
は絶縁膜14が形成され、接続パッド13の中央部が絶
縁膜14に形成された開口部15を介して露出されてい
る。この露出された接続パッド13の下面から絶縁膜1
4の下面の所定の箇所にかけて2層構造の第1の配線1
6が形成されている。この場合、第1の配線16は、接
続パッド13下に形成された接続部16aと、絶縁膜1
4の下面の所定の箇所に形成された接続パッド部16b
と、その間に形成された引き回し線16cとからなって
いる。接続パッド部16bの下面には第1の柱状電極1
7が形成されている。
【0007】次に、主として図2を参照して説明する。
絶縁膜14の下面端部から絶縁膜14の下面の他の所定
の箇所にかけて2層構造の第2の配線18が形成されて
いる。この場合、第2の配線18は、絶縁膜14の下面
の他の所定の箇所に形成された接続パッド部18aと、
この接続パッド部18aから絶縁膜14の下面端部まで
延びる引き回し線18bとからなっている。接続パッド
部18aの下面には第2の柱状電極19が形成されてい
る。そして、第1及び第2の柱状電極17、19を除く
絶縁膜14の下面全体には封止膜20が形成されてい
る。この場合、第1及び第2の柱状電極17、19の下
端面は、封止膜20の下面と同一平面とされ、露出され
ている。
【0008】シリコン基板12の上面には第1の絶縁膜
21が形成されている。第1の絶縁膜21の上面には第
3の配線22が形成されている。この場合、第3の配線
22は、第1の絶縁膜21の上面の所定の箇所に形成さ
れた接続パッド部22aと、この接続パッド部22aか
ら第1の絶縁膜21の上面端部まで延びる引き回し線2
2bとからなっている。接続パッド部22aの中央部を
除く第1の絶縁膜21の上面全体には第2の絶縁膜23
が形成され、接続パッド部22aの中央部が第2の絶縁
膜23に形成された開口部24を介して露出されてい
る。この露出された接続パッド22aの上面から第2の
絶縁膜23の上面の所定の箇所にかけて第4の配線25
が形成されている。この場合、第4の配線25は、接続
パッド22a上に形成された接続部25aと、第2の絶
縁膜23の上面の所定の箇所に形成された接続パッド部
25bと、その間に形成された引き回し線25cとから
なっている。
【0009】シリコン基板12の側面の所定の箇所には
平面ほぼ半円形状の溝26が上下方向に延びて形成され
ている。溝26内には接続部27が形成されている。こ
の接続部27の下端部は第2の配線18の引き回し線1
8bの先端部に接続され、上端部は第3の配線22の引
き回し線22bの先端部に接続されている。これによ
り、第4の配線25は、第3の配線22、接続部27及
び第2の配線18を介して第2の柱状電極19に接続さ
れている。なお、接続部27を含む溝26の部分は前述
の封止膜20によって覆われている。
【0010】ベアチップ31は平面方形状のシリコン基
板32を備えている。この場合、シリコン基板32の平
面サイズは半導体パッケージ11のシリコン基板12の
平面サイズよりも適宜に小さくなっている。シリコン基
板32の下面の外周部には複数の柱状電極33が形成さ
れている。配線基板41は、ガラスエポキシ等からなる
基板42の上面に第1及び第2の接続パッド43、44
を含む配線(図示せず)が形成されたものからなってい
る。この場合、第1の接続パッド43は半導体パッケー
ジ11用のものであり、第2の接続パッド44はベアチ
ップ31用のものである。異方導電性接着剤51は、絶
縁性接着剤52中に導電性粒子53をほぼ均一に混入し
たものからなっている。
【0011】そして、ベアチップ31の柱状電極33が
半導体パッケージ11の第4の配線25の接続パッド2
5aにボンディングされていることにより、ベアチップ
31は半導体パッケージ11上に搭載され、これにより
半導体装置1が構成されている。また、半導体パッケー
ジ11の第1及び第2の柱状電極17、19の下端面を
含む封止膜20の下面が配線基板41の接続パッド4
3、44の部分に異方導電性接着剤51を介して接合さ
れていることにより、半導体装置1は配線基板41上に
搭載されている。この状態では、第1及び第2の柱状電
極17、19の各下端面は導電性粒子53を介して配線
基板41の第1及び第2の接続パッド43、44に接続
されている。これにより、ベアチップ31の柱状電極3
3は、第4の配線25、第3の配線22、接続部27、
第2の配線18、第2の柱状電極19及び導電性粒子5
3を介して配線基板41の第2の接続パッド44に接続
されている。
【0012】このように、この半導体装置の実装構造で
は、ベアチップ31を半導体パッケージ11上に搭載し
て半導体装置1を構成し、この半導体装置1を配線基板
41上に搭載しているので、ベアチップ31及び半導体
パッケージ11を配線基板41上に立体的に搭載するこ
とができ、したがって実装密度を高くすることができ
る。
【0013】次に、半導体パッケージ11の製造方法の
一例について、図3〜図16を順に参照して説明する。
なお、図1に示す第1の配線16及び第1の柱状電極1
7の形成は、図2に示す第2の配線18及び第2の柱状
電極19の形成と同時に形成されるので、第1の配線1
6及び第1の柱状電極17の形成については省略する。
さて、まず図3に示すように、ウエハ状態のシリコン基
板12の下面に接続パッド13が形成されたものを用意
する。この場合、シリコン基板12の下面の接続パッド
13の中央部を除く部分にパッシベーション膜が形成さ
れていてもよい。なお、図3において符合61で示す領
域はダイシングストリートである。
【0014】次に、図4に示すように、シリコン基板1
2の下面全体にポリイミド等からなる絶縁膜14を形成
し、次いでこの絶縁膜14に図1に示す開口部15を形
成する。次に、開口部15を含む絶縁膜14の下面全体
に下地金属層62を形成する。次に、下地金属層62の
下面において図2に示す第2の配線18及び溝26を形
成すべき領域を除く部分にメッキレジスト層63を形成
する。次に、下地金属層62をメッキ電流路として金等
の電解メッキを行うことにより、下地金属層62の下面
において図2に示す第2の配線18及び溝26を形成す
べき領域にメッキ層64を形成する。この後、メッキレ
ジスト層63を剥離する。
【0015】次に、図5に示すように、シリコン基板1
2の上面全体にポリイミド等からなる第1の絶縁膜21
を形成する。次に、図6に示すように、ダイシングスト
リート61の所定の複数箇所に対応する部分におけるシ
リコン基板12等に平面ほぼ円形状の貫通孔(図2の溝
26に相当するもの)26をウェットエッチング、ドラ
イエッチング、レーザの照射等により形成する。この場
合、貫通孔26内に露出されたシリコン基板12の壁面
に自然酸化膜からなる絶縁膜(図示せず)が形成され
る。この絶縁膜の膜厚が薄すぎる場合には、加熱処理に
より、この絶縁膜の膜厚を厚くするようにしてもよい。
【0016】次に、図7に示すように、スパッタによ
り、第1の絶縁膜21の上面及び貫通孔26の内壁面に
銅等からなる金属膜65を形成する。この状態では、貫
通孔26内に形成された金属膜65の下端部は下地金属
層62及びメッキ層64に接続されている。なお、貫通
孔26内に形成された金属膜65の導電性に問題がある
ような場合には、貫通孔26内に導電ペーストを充填す
るようにしてもよい。また、貫通孔26内に形成する金
属膜65をスルーホールメッキ処理により形成するよう
にしてもよい。
【0017】次に、図8に示すように、シリコン基板1
2の下面側にドライフィルムレジスト66をラミネート
し、次いでこのドライフィルムレジスト66の図2にお
ける第2の配線18の接続パッド部18aに対応する部
分に開口部67を形成する。次に、下地金属層62をメ
ッキ電流路として金等の電解メッキを行うことにより、
開口部67内におけるメッキ層64下に第2の柱状電極
19を形成する。次に、ドライフィルムレジスト66を
剥離すると、図9に示すようになる。次に、メッキ層6
4をマスクとして下地金属層62をエッチングすると、
図10に示すように、2層構造の第2の配線18が形成
される。
【0018】次に、図11に示すように、シリコン基板
12の下面側及び貫通孔26内にエポキシ樹脂等からな
る封止膜20を形成する。この場合、第2の柱状電極1
9を完全に覆うように、封止膜20の膜厚をある程度厚
くし、次いで封止膜20の下面を仮研磨して平坦化す
る。この平坦化は後の工程を容易とするためである。ま
た、この平坦化した状態でも、第2の柱状電極19の下
端面は封止膜20によって覆われている。これは、後の
工程において第2の柱状電極19の下端面を保護するた
めである。次に、金属膜65の上面において図2に示す
第3の配線22を形成すべき領域及び貫通孔26の部分
にレジスト層68を形成する。次に、レジスト層68を
マスクとして金属膜65をエッチングすると、図12に
示すように、第3の配線22及び接続部27が形成され
る。この後、レジスト層68を剥離する。
【0019】次に、図13に示すように、シリコン基板
12の上面側にポリイミド等からなる第2の絶縁膜23
を形成し、次いでこの第2の絶縁膜23に図1に示す開
口部24を形成する。次に、図14に示すように、開口
部24を含む第2の絶縁膜23の上面全体に銅等からな
る金属膜69を形成する。次に、金属膜69の上面にお
いて図2に示す第4の配線25を形成すべき領域にレジ
スト層70を形成する。次に、レジスト層70をマスク
として金属膜69をエッチングすると、図15に示すよ
うに、第4の配線25が形成される。この後、レジスト
層70を剥離する。次に、図16に示すように、封止膜
20の下面を本研磨し、第2の柱状電極19の下端面を
露出させる。次に、ダイシングストリート61の中央部
でダイシングすると、図1及び図2に示す半導体パッケ
ージ11が得られる。
【0020】なお、上記実施形態では、例えば図2に示
すように、第2の柱状電極19と配線基板41の第2の
接続パッド44とを異方導電性接着剤51の導電性粒子
53を介して接続した場合について説明したが、これに
限らず、例えば図17に示すように、第2の接続パッド
44上または第2の柱状電極19下に予め設けられた半
田ボール71を介して接続するようにしてもよい。ま
た、上記実施形態では、例えば図2に示すように、第4
の配線25をむき出しとした場合について説明したが、
これに限らず、例えば図17に示すように、レジスト等
からなる保護膜72によって覆うようにしてもよい。ま
た、上記実施形態では、半導体パッケージ11用の第1
の柱状電極17とベアチップ31用の第2の柱状電極1
9とを別々とした場合について説明したが、これに限ら
ず、例えば電源やグランド用の第2の配線18を同じく
電源やグランド用の第1の配線16に接続し、電源やグ
ランド用の第1の柱状電極17を共有化するようにして
もよい。さらに、上記実施形態では、半導体パッケージ
11上に1個のベアチップ31を搭載した場合について
説明したが、これに限らず、複数個のベアチップ31や
他のチップ部品を搭載するようにしてもよい。この場
合、例えば図17に示すように、シリコン基板12上の
中央部に第3及び第4の配線22a、25aを適宜に形
成するようにしてもよい。
【0021】また、第2の配線18及び第2の柱状電極
19を形成せずに、例えば図18に示すようにしてもよ
い。すなわち、シリコン基板12及び封止膜20等の側
面に溝26を形成し、この溝26内に導電ペースト等か
らなる接続部27を第3の配線22に接続させて形成
し、この接続部27の下端面を配線基板41の第2の接
続パッド44に異方導電性接着剤51の導電性粒子53
を介して接続するようにしてもよい。なお、この場合
も、例えば電源やグランド用の第2の配線18及び第2
の柱状電極19のみを形成し、電源やグランド用の第1
の柱状電極17を共有化するようにしてもよい。加え
て、シリコン基板12の上面側に形成する配線は、第3
と第4の配線22、25からなる2層構造に限ることな
く、単層構造あるいは3層以上の構造としてもよい。ま
た、第1の配線16は、場合によっては下地金属層のみ
によって形成するようにしてもよい。さらに、接続部2
7等を形成せずに、シリコン基板12の上面側に形成さ
れた配線を配線基板41の第2の接続パッド44にワイ
ヤボンディングにより接続するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、半導体基板の他の面上に配線を形成しているので、
半導体基板の他の面上に電子部品を搭載することがで
き、したがって半導体基板及び該半導体基板の他の面上
に搭載された電子部品を配線基板上に立体的に搭載する
ことができ、ひいては実装密度を高くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における半導体装置の実
装構造の主として半導体パッケージ用の第1の柱状電極
の部分の断面図。
【図2】同実装構造の主としてベアチップ用の第2の柱
状電極の部分の断面図。
【図3】図1及び図2に示す半導体パッケージの製造に
際し、当初用意したものの一部の断面図。
【図4】図3に続く製造工程の断面図。
【図5】図4に続く製造工程の断面図。
【図6】図5に続く製造工程の断面図。
【図7】図6に続く製造工程の断面図。
【図8】図7に続く製造工程の断面図。
【図9】図8に続く製造工程の断面図。
【図10】図9に続く製造工程の断面図。
【図11】図10に続く製造工程の断面図。
【図12】図11に続く製造工程の断面図。
【図13】図12に続く製造工程の断面図。
【図14】図13に続く製造工程の断面図。
【図15】図14に続く製造工程の断面図。
【図16】図15に続く製造工程の断面図。
【図17】この発明の他の実施形態における半導体装置
の実装構造の要部の断面図。
【図18】この発明のさらに他の実施形態における半導
体装置の実装構造の要部の断面図。
【符号の説明】
1 半導体装置 11 半導体パッケージ 16 第1の配線 17 第1の柱状電極 18 第2の配線 19 第2の柱状電極 22 第3の配線 25 第4の配線 27 接続部 31 ベアチップ 41 配線基板 51 異方導電性接着剤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一の面上に電極が形成さ
    れ、前記半導体基板の他の面上に配線が形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記半導
    体基板の他の面上に電子部品が前記配線に接続されて搭
    載されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板の一の面上に形成された絶縁
    膜に形成された開口部を介して接続パッドが露出され、
    該接続パッド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部
    を有する第1の配線が形成されているとともに、前記絶
    縁膜の端部から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有
    する第2の配線が形成され、前記第1及び第2の配線の
    各接続パッド部上に第1及び第2の電極が形成され、前
    記第1及び第2の電極を除く前記絶縁膜上に封止膜が形
    成され、前記半導体基板の他の面上に第3の配線が形成
    され、前記半導体基板の側面に前記第2の配線と前記第
    3の配線とを接続する接続部が形成されていることを特
    徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の発明において、前記半導
    体基板の他の面上に電子部品が前記第3の配線に接続さ
    れて搭載されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板の一の面上に形成された絶縁
    膜に形成された開口部を介して接続パッドが露出され、
    該接続パッド上から前記絶縁膜上にかけて接続パッド部
    を有する第1の配線が形成され、該第1の配線の接続パ
    ッド部上に電極が形成され、前記電極を除く前記絶縁膜
    上に封止膜が形成され、前記半導体基板の他の面上に第
    2の配線が形成され、前記半導体基板及び前記封止膜の
    側面に接続部が前記第2の配線に接続されて形成されて
    いることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発明において、前記半導
    体基板の他の面上に電子部品が前記第2の配線に接続さ
    れて搭載されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 ウエハの一の面上に形成された絶縁膜に
    形成された開口部を介して露出された接続パッド上から
    前記絶縁膜上にかけて接続パッド部を有する第1の配線
    を形成するとともに、ダイシングストリートの部分にお
    ける前記絶縁膜上から前記絶縁膜上の他の部分にかけて
    接続パッド部を有する第2の配線を形成する工程と、前
    記第1及び第2の配線の各接続パッド部上に第1及び第
    2の電極を形成する工程と、前記第1及び第2の電極を
    除く前記絶縁膜上に封止膜を形成する工程と、前記ウエ
    ハの他の面上に第3の配線を形成する工程と、前記ウエ
    ハのダイシングストリートの部分に貫通孔を形成して該
    貫通孔内に前記第2の配線と前記第3の配線とを接続す
    る接続部を形成する工程と、前記ウエハ等をダイシング
    して複数の半導体装置を得る工程とを具備することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の発明において、ダイシン
    グ後に、前記半導体基板の他の面上に電子部品を前記第
    3の配線に接続させて搭載することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443516B1 (ko) * 2001-12-24 2004-08-09 주식회사 하이닉스반도체 적층 패키지 및 그 제조 방법
JP2008282895A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Sanae Murakami 半導体パッケージ
JP2009277970A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Fujikura Ltd 回路配線基板実装体

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