JP2000090390A - 高速道路の走行違反警告システム - Google Patents

高速道路の走行違反警告システム

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JP2000090390A
JP2000090390A JP10256876A JP25687698A JP2000090390A JP 2000090390 A JP2000090390 A JP 2000090390A JP 10256876 A JP10256876 A JP 10256876A JP 25687698 A JP25687698 A JP 25687698A JP 2000090390 A JP2000090390 A JP 2000090390A
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exit
time
gate
entrance
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Masayoshi Makabe
雅芳 真壁
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速道路における走行違反車両に対して自動
警告を発する。 【解決手段】 本発明の高速道路の走行違反警告システ
ムにおいては、高速道路1に設けられた入口ゲート12
で高速道路1に進入する車両5に搭載された車載装置1
8に非接触で入口ゲート位置情報及び進入時刻を書込
み、高速道路に設けられた出口ゲート6で該当高速道路
から退出する車両に搭載された車載装置に記憶された入
口ゲート位置情報及び進入時刻を非接触で読取り、この
読取った進入時刻及び出口ゲートからの退出時刻から該
当車両の走行時間を算出し、この算出された走行時間が
入口ゲート位置情報及び出口ゲート位置情報に基づいて
定められた許容走行時間より短いと、該当車両に対して
走行違反を警告出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路を走行す
る車両が大幅な速度違反をした場合に、その速度違反を
出口ゲート(出口料金所)で検出して、該当車両の運転
者に自動警告する高速道路の走行違反警告システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】高速道路を利用する場合、車両の運転者
は、高速道路に設けられた入口ゲート(入口料金所)で
通行券を受け取る。この通行券には、入口ゲートの位置
を特定する入口ゲート位置情報(料金所番号)、該当車
両の車種、該当入口ゲートの通過時刻である高速道路に
対する進入時刻、高速道路の利用日付等が磁気記録さ
れ、かつ印字出力されている。
【0003】そして、車両の運転者は、高速道路に設け
られた出口ゲート(出口料金所)から高速道路を退出す
るときに、この通行券を出口ゲートの係員に手渡す。出
口ゲートの係員は、運転者から受取った通行券を料金精
算機に挿入して、この料金精算機で進入入口ゲートから
この退出出口ゲートまでの通行料金を自動計算させて、
その通行料金を運転者に請求する。運転者はその請求金
額を係員に支払って、この出口ゲートを出る。
【0004】この場合、出口ゲートの係員によっては、
運転者から受取った通行券に記載された入口ゲートの進
入時刻と眼前の時計に表示された現在時刻(退出時刻)
とを見比べて、進入時刻から退出時刻までの経過時間、
すなわち走行時間が過度に短い場合は、運転者に対し
て、法定速度を守るように注意を与えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両の運転者に対して出口ゲートの係員が走行違反
を注意する手法においては、まだ改良すべき次のような
課題があつた。
【0006】すなわち、注意を与えるか否かは出口ゲー
トの係員の裁量に任されているので、係員によって、ほ
とんど注意を与えない場合や、こまめに注意を与える場
合が発生して、対応がまちまちであった。
【0007】さらに、毎回係員の注意を無視する常習者
に対しては、各出口ゲートの係員は他の出口ゲートで見
つかる走行違反を計数することができないので、対処し
きれない。
【0008】さらに、近年においては、高速道路に進入
したり退出する車両が入口ゲートや出口ゲートで停止せ
ずにそのまま通過するノンストップ自動料金徴収システ
ムが提唱されている。このようなシステムにおいては、
この高速道路を利用する各車両には、入口ゲートや出口
ゲートで入口装置や出口装置との間で無線(非接触)で
情報交換を実施できる車載装置が搭載されている。そし
て、入口ゲートをノンストップで進入する車両に搭載さ
れた車載装置に対して無線で前記通行券に記載した情報
とほぼ同様の入口ゲート位置情報や進入時刻が書込まれ
る。
【0009】そして、出口ゲートをノンストップで退出
する車両に搭載された車載装置から前記入口ゲート位置
情報や進入時刻とともにこの車載装置に元々記憶されて
いる車両番号を無線で読取る。この読取った入口ゲート
位置情報と出口ゲート位置情報から該当車両の通行料金
を算出して、先に読取った車両番号及び進入時刻と共に
記憶保持する。後日、例えば1ヶ月分の通行料金がたま
った時点で、これらの通行料金を該当車両の所有者に請
求する。
【0010】このようなノンストップ自動料金徴収シス
テムにおいては、各車両は当然出口ゲートに停止しない
ので、係員もいない。
【0011】したがって、各車両の運転者は、たとえ走
行違反を犯したとしても、出口ゲートでその走行違反に
対して注意を受けることはない。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、出口ゲートにおいて読取った入口ゲート位
置情報及び進入時刻を利用することによって、たとえノ
ンストップ自動料金徴収システムが採用されていたとし
ても、簡単に各車両の入口ゲートから出口ゲートまでの
走行時間を算出でき、走行違反を該当車両に対して自動
警告できる高速道路の走行違反警告システムを提供する
ことを目的とする。
【0013】さらに、走行違反の常習車に対して、自動
的に高速道路に対する進入を制限できる高速道路の走行
違反警告システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明の高速道路の走行違反警告システムにおいて
は、高速道路に設けられた入口ゲートで該当高速道路に
進入する車両に搭載された車載装置に非接触で入口ゲー
ト位置情報及び進入時刻を書込み、高速道路に設けられ
た出口ゲートで該当高速道路から退出する車両に搭載さ
れた車載装置に記憶された入口ゲート位置情報及び進入
時刻を非接触で読取り、この読取った進入時刻及び出口
ゲートからの退出時刻から該当車両の走行時間を算出
し、この算出された走行時間が入口ゲート位置情報及び
出口ゲート位置情報に基づいて定められた許容走行時間
より短いと、該当車両に対して走行違反を警告出力する
ようにしている。
【0015】このように構成された高速道路の走行違反
警告システムにおいては、高速道路を利用する各車両に
は、高速道路に設けられた各入口ゲート及び各出口ゲー
トで例えば無線等の非接触で情報交換が実施できる車載
装置が搭載されている。そして、入口ゲートで入口ゲー
ト位置情報及び進入時刻が車載装置に自動的に書込まれ
る。次に出口ゲートで先に入口ゲートで書込まれた入口
ゲート位置情報及び進入時刻が同じく非接触で読取られ
る。
【0016】該当車両の入口ゲートから出口ゲートまで
の走行時間が算出され、この走行時間が許容時間より短
いと該当車両に対して、走行違反の警告が自動的に発行
される。
【0017】このように、たとえ、ノンストップ自動料
金徴収システムが採用され、出口ゲートに係員がいない
場合であつても、確実に走行違反の車両に対して警告を
発することができる。
【0018】また、別の発明においては、上述した高速
道路の走行違反警告システムに対して、さらに、高速道
路を走行する各車両毎に走行違反の警告を受けた違反回
数を計数し、この違反回数が許容回数を超えた車両が次
に入口ゲートから高速道路に進入することを制限するよ
うにしている。
【0019】このように構成された高速道路の走行違反
警告システムにおいては、走行違反の常習車は、自動的
に高速道路に対する進入を制限されることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。
【0021】図1は本発明の一実施形態に係わる高速道
路の走行違反警告システムが組込まれたノンストップ自
動料金徴収システムが採用される高速道路のインターチ
ェンジの概略図である。
【0022】上り車線1aと下り車線1bとからなる高
速道路1に対して、一般道路4に接続される退出ランプ
2及び進入ランプ3が設けられている。退出ランプ2に
は、出口ゲート6と警告掲示板7が設けられている。そ
して、出口ゲート6と走行違反を警告するための警告掲
示板7とを制御するコンピユータで構成された出口装置
8が設けられている。この出口装置8はこの位置のイン
タチェンジ装置9及び通信回線網10を介してこの高速
道路を管理する管理会社のホスト装置11に接続され
る。
【0023】一方、進入ランプ3には、入口ゲート12
と走行違反の常習車に対して進入禁止を掲示するための
警告掲示板13と信号機14とが設けられている。さら
に、この進入ランプ3には、進入禁止された車両を一般
道路4へ導くための違反車ランプ15が設けられてい
る。この違反車ランプ15には、違反車出口ゲート16
が設けられている。
【0024】そして、入口ゲート12、警告掲示板1
3、信号機14及び違反車出口ゲート16はコンピユー
タで構成された入口装置17で制御される。入口装置1
7は前記インタチェンジ装置9及び通信回線網10を介
して前記管理会社のホスト装置11に接続される。
【0025】図2は入口装置17、出口装置8及びホス
ト装置11の概略構成を示すブロック図である。
【0026】入口装置17において、送受信部20は入
口ゲート12に取付けられたアンテナ19を介して、こ
の入口ゲート12をノンストップで通過する車両5に搭
載された車載装置18との間で各種情報交換を実施す
る。
【0027】図3(a)は、車両5に搭載された車載装
置18内に形成された記憶部18aの記憶内容を示す図
である。この記憶部18a内には、該当車両5の車両番
号と所有者名(所有者ID)が予め記憶されている。
【0028】車両情報読取部21は送受信部20を介し
て車載装置18の記憶部18aに記憶された車両番号と
所有者名からなる車両情報を読取ってホスト問合せ部2
2へ渡す。また、入口ゲート書込部25は、送受信部2
0を介して記憶部18aに車載装置18に各種情報を書
込む。図3(b)は、入口ゲート書込部25で各種情報
が書込まれた後の車載装置18内に形成された記憶部1
8aの記憶内容を示す図である。この記憶部18aに
は、車両番号と所有者名(所有者ID)の他に、今回新
たに書込まれた入口ゲート位置情報としての入口ゲート
番号と、進入時刻と、利用年月日とが記憶されている。
【0029】ホスト問合せ部22は通信部23を介し
て、ホスト装置11へ該当車両5が違反常習車か否かの
問い合わせを行い、違反常習車の場合は、警告部24を
起動する。退出検出部26は違反車ランプ15に設けら
れた違反車出口ゲート16のアンテナ28が該当車両5
を検出すると、書込情報クリア部27が起動して、先に
車載装置18の記憶部18aに書込んだ各種情報をクリ
アする。
【0030】出口装置8内において、送受信部31は出
口ゲート6に取付けられたアンテナ30を介して、退出
する車両5に搭載された車載装置18との間で各種情報
交換を実施する。車両情報読取部32は車載装置18の
記憶部18aに記憶された図3(b)に示す車両情報を
読取って料金算出部33及び走行時間算出部36へ渡
す。料金算出部33は読取った入口ゲート番号で料金テ
ーブル34を検索して通行料金を算出して、売上情報と
して通信部35へ渡す。
【0031】走行時間算出部36は、読取った進入時刻
と現在時刻とで該当車両5の入口ゲート12から出口ゲ
ート6までの走行時間を算出して走行違反判定部37へ
送出する。走行違反判定部37は、許容時間テーブル3
8を用いて、該当走行時間が違反しているか否かを判断
して、違反の場合は、警告部39を起動する。通信部3
5は、売上情報及び走行違反の有無情報をホスト装置1
1へ送出する。
【0032】図5は、料金テーブル34及び許容時間テ
ーブル38の記憶内容を示す図である。図示するよう
に、進入入口ゲート番号毎に、この出口装置8が設置さ
れた出口ゲート6までの通行料金と、該当入口ゲートか
らこの出口ゲート6までを法定速度で走行した場合にお
ける走行時間から所定の猶予時間を減じた許容走行時間
が記憶されている。
【0033】ホスト装置11において、売上集計部41
は通信部40を介して出口装置8から受信した売上情報
で売上ファイル42及び顧客データベース43を更新す
る。
【0034】図4は、違反車テーブル45の記憶内容を
示す図である。各車両番号毎に、該当車両の所有者名
(所有者ID)と違反回数が記憶されている。
【0035】違反回数更新部44は出口装置8から受信
した走行違反の有無情報で違反車テーブル45の該当車
両の違反回数を更新する。さらに、問合せ応答部46
は、入口装置17からの違反常習車か否かの問い合せに
に対して、違反車テーブル45を参照して違反常習車か
否かの応答を入口装置17へ送信する。
【0036】そして、このような構成の入口装置17は
図6に示す流れ図に従って進入する車両5に対する処理
を実施する。
【0037】入口ゲート12を進入する車両5を検出す
ると(S1)、車両情報読取部21が起動して、該当車
両5に搭載された車載装置18の記憶部18aの車両番
号と所有者名からなる車両情報を読取る(S2)。この
読取った車両情報を走行違反の常習車か否かの問合せと
して、ホスト装置11へ送信する(S3)。次に、入口
ゲート書込部25が起動して、車載装置18の記憶部1
8aに対して、図3(b)に示すように、入口ゲート番
号、進入時刻、利用年月日を書込む(S4)。
【0038】ホスト装置11から問合せに対する応答が
あると(R5)、この応答が走行違反の常習車の場合
(S6)、該当進入車両5に対する進入制御処理を実施
する(S7)。具体的には、警告掲示板13に「走行違
反の常習車につき進入禁止」の警告を表示するとともに
信号機14を赤にする。
【0039】そして、違反車出口ゲート16で、該当車
両5を検出すると(S8)、この走行違反の常習車は、
違反車ランプ15を経て一般道4へ出るものと判断し
て、違反車出口ゲート16に設けられたアンテナ28を
介して、先に車載装置18の記憶部18aに書込んだ入
口ゲート番号、進入時刻、利用年月日をクリアする(S
9)。
【0040】また、出口装置8は図7に示す流れ図に従
って退出する車両5に対する処理を実施する。
【0041】出口ゲート6を退出する車両5を検出する
と(Q1)、車両情報読取部32が起動して、該当車両
5に搭載された車載装置18の記憶部18aの図3
(b)に示す車両番号、所有者名、入力ゲート番号、進
入時刻、利用年月日からなる車両情報を読取る(Q
2)。この読取った車両情報のなかの入力ゲート番号で
料金テーブル34を検索して、通行料金を読出す(Q
3)。
【0042】さらに、この読取った車両情報のなかの進
入時刻と時計回路から読取った現在時刻からなる退出時
刻とから走行時間を算出する(Q4)。そして、この算
出した走行時間が許容時間テーブル38に記憶されてい
る該当進入入口ゲート番号に対応する許容走行時間未満
の場合(Q5)、該当車両5は法定速度を大きく越え
て、違反走行を行ったと判断して、警告掲示板7に「速
度オーバ」の違反走行を警告表示する(Q6)。
【0043】次に、算出した通行料金を該当車両5の車
載装置18へ送信して、通行料金を運転者に知らせる
(Q7)。さらに、該当車両5の車載装置18の記憶部
18aに書込まれている入口ゲート番号、進入時刻、利
用年月日をクリアする(Q8)。そして、ホスト装置1
1へ、読取った車両番号と通行料金と利用年月日からな
る売上情報及び走行違反の有無情報をホスト装置11へ
送信する(Q9)。
【0044】また、ホスト装置11は図8に示す流れ図
に従って入口装置17及び出口装置8からの各種入力情
報に対応する処理を実施する。
【0045】先ず、入口装置17から車両番号を指定し
た走行違反の常習車か否かの問合せが入力されると(R
1)、該当車両番号で違反車テーブル45を検索して
(R2)、該当車両番号の違反回数Nが予め定められて
いる例えば4回等の許容回数未満の場合は、該入口装置
17に対して正常応答を行う(R4)。逆に、該当車両
番号の違反回数Nが例えば4回等の許容回数以上なる
と、該入口装置17に対して違反走行の常習者応答を行
う(R5)。
【0046】また、出口装置8から車両番号と通行料金
と利用年月日からなる売上情報、走行違反の有無情報が
入力されると(R6)、車両番号と通行料金と利用年月
日からなる売上情報を売上ファイル42へ売上げ登録す
る(R7)。次に、違反車テーブル45における該当車
両番号の違反回数Nを更新する(R8)。具体的には、
走行違反がある場合は、該当車両番号の違反回数Nに1
を加算し、走行違反がない場合は、該当車両番号の違反
回数Nから1を減算する。なお、減算結果が(−)値に
なる場合は、0とする。
【0047】このように構成された高速道路の走行違反
警告システムが組込まれたノンストップ自動料金徴収シ
ステムにおいては、高速道路1を利用する各車両5に
は、高速道路1に設けられたインターチェンジにおける
入口ゲート12及び各出口ゲート6で例えばアンテナ1
9,30を用いて、無線等の非接触で情報交換が実施で
きる車載装置18が搭載されている。
【0048】そして、入口ゲート12で入口ゲート番号
及び進入時刻が車載装置18の記憶部16aに自動的に
書込まれる。次に出口ゲート6で先に入口ゲート12で
書込まれた入口ゲート番号及び進入時刻が車両番号とと
もに、同じくアンテナ30を用いて自動的に非接触で読
取られる。
【0049】そして、出口装置8で料金テーブル34を
用いて通行料金が算出されるとともに、該当車両5の入
口ゲート12から出口ゲート6までの走行時間が算出さ
れ、この走行時間が許容時間テーブル38に設定されて
いる許容走行時間より短いと該当車両5に対して、警告
掲示板7を用いて、走行違反の警告が自動的に表示され
る。
【0050】さらに、ホスト装置11における違反テー
ブル45の該当車両5の違反回数Nが1だけ更新され
る。なお、走行違反がない場合は、違反テーブル45の
該当車両5の違反回数Nが1だけ減算される。
【0051】このように、たとえ、ノンストップ自動料
金徴収システムが採用され、出口ゲート6に係員がいな
い場合であつても、確実に走行違反の車両5に対して警
告を発することができる。
【0052】また、ホスト装置11における違反テーブ
ル45に例えば4回等の許容回数以上の違反回数が記憶
されている車両5が次に入口ゲート12から高速道路1
に進入しようとすると、警告掲示板13に「走行違反の
常習車につき進入禁止」の警告が表示されるとともに信
号機14が赤になる。
【0053】その結果、この走行違反の常習車は、違反
車ランプ15を経て一般道4へ出ることが考えられる。
なお、この場合、走行違反の常習車は、警告掲示板13
の表示内容及び信号機14を無視して、高速道路1に進
入することも可能である。
【0054】このように、この走行違反警告システムに
おいては、走行違反を自動警告できるとともに、走行違
反の常習者に対して、自動的に高速道路に対する進入を
制限することが可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高速道路
の走行違反警告システムにおいては、出口ゲートにおい
て読取った入口ゲート位置情報及び進入時刻を利用し
て、各車両の入口ゲートから出口ゲートまでの走行時間
を算出している。
【0056】したがって、たとえノンストップ自動料金
徴収システムが採用されていたとしても、簡単に速度オ
ーバー等の走行違反を検出でき、この検出した走行違反
を該当車両に対して自動警告することが可能である。
【0057】さらに、各車両毎の走行違反回数を計数し
ている。したがって、走行違反の常習車に対して、入口
ゲートにおいて、自動的に高速道路に対する進入を制限
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる高速道路の走行違
反警告システムか組込まれたノンストップ自動料金徴収
システムが採用される高速道路のインターチェンジの概
略図である。
【図2】同ノンストップ自動料金徴収システムの入口装
置、出口装置及びホスト装置の解略構成を示すブロック
図である。
【図3】同ノンストップ自動料金徴収システムにおける
車載装置の記憶部の記憶内容を示す図
【図4】同ノンストップ自動料金徴収システムにおける
違反車テーブルの記憶内容を示す図
【図5】同ノンストップ自動料金徴収システムにおける
料金テーブルと許容時間テーブルの記憶内容を示す図
【図6】同ノンストップ自動料金徴収システムにおける
入口装置の処理動作を示す流れ図
【図7】同ノンストップ自動料金徴収システムにおける
出口装置の処理動作を示す流れ図
【図8】同ノンストップ自動料金徴収システムにおける
ホスト装置の処理動作を示す流れ図
【符号の説明】
1…高速道路 2…退出ランプ 3…進入ランプ 4…一般道路 5…車両 6…出口ゲート 7,13…警告掲示板 8…出口装置 11…ホスト装置 12…入口ゲート 15…違反車ランプ 16…違反車出口ゲート 17…入口ゲート 18…車載装置 34…料金テーブル 38…許容時間テーブル 42…売上ファイル 45…違反車テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速道路に設けられた入口ゲートで該当
    高速道路に進入する車両に搭載された車載装置に非接触
    で入口ゲート位置情報及び進入時刻を書込み、前記高速
    道路に設けられた出口ゲートで該当高速道路から退出す
    る車両に搭載された車載装置に記憶された入口ゲート位
    置情報及び進入時刻を非接触で読取り、この読取った進
    入時刻及び前記出口ゲートからの退出時刻から該当車両
    の走行時間を算出し、この算出された走行時間が前記入
    口ゲート位置情報及び出口ゲート位置情報に基づいて定
    められた許容走行時間より短いと、該当車両に対して走
    行違反を警告出力する高速道路の走行違反警告システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記高速道路を走行する各車両毎に前記
    走行違反の警告を受けた違反回数を計数し、 この違反回数が許容回数を超えた車両が次に前記入口ゲ
    ートから前記高速道路に進入することを制限することを
    特徴とする請求項1記載の高速道路の走行違反警告シス
    テム。
JP10256876A 1998-09-10 1998-09-10 高速道路の走行違反警告システム Pending JP2000090390A (ja)

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