JP2000089543A - 帯電部材、帯電装置及び画像形成装置 - Google Patents

帯電部材、帯電装置及び画像形成装置

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JP2000089543A JP25973998A JP25973998A JP2000089543A JP 2000089543 A JP2000089543 A JP 2000089543A JP 25973998 A JP25973998 A JP 25973998A JP 25973998 A JP25973998 A JP 25973998A JP 2000089543 A JP2000089543 A JP 2000089543A
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magnetic
brush
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ブラシの疎な部分の発生を防止し、被帯
電体の帯電不良防止するとともに、異常放電を防止する
ことのできる磁気ブラシ帯電部材、該帯電部材を用いた
帯電装置、該帯電装置を具備した装置を提供すること。 【解決手段】担持体面21に磁気ブラシBを担持して該
磁気ブラシBを被帯電体1に接触させることにより被帯
電体1を帯電する帯電部材2の該担持体面21が凹凸を
有し、該凹凸の平均間隔が200μm以下となるように
構成する。これにより、磁気ブラシBが担持体21面の
凹凸に沿って形成されるので、磁気ブラシBの穂間距離
xを200μm以下にすることができる。したがって、
穂先の電界強度が高くなりすぎるのを防ぐので、該磁気
ブラシの異常放電の発生を防止することができる。担持
体21上にランダムに穂が形成されることはなく、磁気
ブラシBの疎密のコントロールも可能となるので、被帯
電体1の帯電不良の問題も同時に解決することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被帯電体を帯電処
理するための、接触式の帯電部材、該帯電装置、該帯電
部材ないしは帯電装置を具備した画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真や静電記録方式
の画像形成装置においては、電子写真感光体・静電記録
誘電体等の像担持体の帯電手段としては非接触系である
コロナ帯電器が多用されていた。これは、該コロナ帯電
器を像担持体に非接触に対向させて配設し、高電圧(例
えば、5〜8kV)を放電ワイヤ(金属ワイヤ)に印加
して、放電ワイヤの周辺に気体放電を生じさせ、その際
発生する電荷イオン下に像担持体を曝すことで電荷イオ
ンが吸着され、帯電が行われる。
【0003】このような従来の画像形成装置に用いられ
ているコロナ帯電器は、被帯電体と機械的に接触するこ
となく帯電させることができるため、帯電時に被帯電体
を傷付けることがないという利点を有している。しかし
ながら、このコロナ帯電器は、放電ワイヤが露出してい
るという構造上、感電やリークの危険が伴なうこと、気
体放電により被帯電体の表面が劣化し寿命が短くなるこ
と、また、気体放電に伴って発生するオゾンが人体に有
害であることなどの欠点を有している。さらに、コロナ
帯電器による帯電電位は温度、湿度に強く影響されるの
で、不安定であるという問題もある。また、通信端末機
や情報処理装置のプリンタ内部に組み込まれる場合に
は、高電圧によるノイズ発生が大きな欠点となってい
る。
【0004】さらに、近年は、エコロジーが注目される
につれて、低オゾン・低電力等の利点を有することか
ら、上記コロナ帯電器のような非接触系である帯電装置
に代わって、接触系の接触帯電装置が実用化されてきて
いる。接触帯電装置としてはゴムローラ、固定ブラシ、
ロール形状のファーブラシ、磁気ブラシなど、様々な部
材がある。
【0005】例えば、接触部材としてローラを用いたロ
ーラ帯電方式は、特開昭63−149669号公報等に
開示されているように、帯電安定性が良好であるという
利点を有するが、このような接触帯電においても、その
本質的な帯電機構は接触帯電部材から被帯電体への放電
現象を用いているため、微量のオゾンは発生する。ま
た、環境の変化による帯電ローラ及び被帯電体の電気抵
抗の変動により被帯電体の表面電位も変動が起こりやす
く、さらに、放電による被帯電体表面の劣化等が顕著に
なり新たな問題点となっている。
【0006】そこで、環境変動の少ない接触帯電方式と
して特開平6−3927号公報、特願平5−66150
号等に、導電性の接触帯電部材に電圧を印加し、被帯電
体の表面にあるトラップ準位に電荷を注入する電荷注入
帯電方式が開示されている。
【0007】上記電荷注入帯電方式で用いられる接触帯
電部材としては、磁気ブラシやファーブラシ等が用いら
れるが、ファーブラシは、長期使用、長期放置による毛
倒れが生じた場合に帯電性が悪化してしまうという不具
合がある。また、電荷の授受を妨げないように帯電部材
の抵抗はより低い方が好ましいが、接触帯電方式の場
合、被帯電体上に傷やピンホール等の低圧欠陥部があ
り、かつ、帯電部材の抵抗が低いとリーク電流が生じ、
電源電圧が降下して帯電不良となる。このため、実用上
は帯電部材がある程度以上の抵抗を保持している必要が
ある。一方で、抵抗が高すぎると、帯電に必要な電流を
流すことができず、電荷の注入性が落ちてしまうので、
帯電部材を早回しする等の手段を用いて、帯電部材と被
帯電体との接触機会を増やし、電荷の注入能力を確保す
る必要がある。
【0008】以上のように、注入帯電方式に用いる帯電
部材としては、被帯電体と密に接触でき、かつ、被帯電
体に対して周速差を持つことが可能な部材という観点か
ら、磁気ブラシ、磁性流体などの磁気拘束系の帯電部材
(磁気ブラシ帯電部材)が適している(特開昭59−1
33569号、特開平4−21873号、特開平4−1
16674号公報参照)。
【0009】磁気ブラシ帯電部材は、担持体に磁性粒子
を磁気力で拘束して磁気ブラシとして付着させたもの
で、該磁気ブラシを被帯電体に接触させ、電圧を印加し
て被帯電体の帯電を行うものである。より具体的には、 .磁気ブラシ担持体が回転可能なスリーブであり、該
スリーブ内に配設した固定のマグネットロール(磁石)
の磁気力で磁性粒子がスリーブ外面に拘束されて磁気ブ
ラシとして付着保持されている形態のもの(スリーブ
型)、 .磁気ブラシ担持体が回転可能なマグネットロールで
あり、該ロールの外面に直接に磁性粒子が磁気力で拘束
されて磁気ブラシとして付着保持されている形態のもの
(磁性ローラ型)などである。
【0010】図1は、上記のスリーブ型の磁気ブラシ
帯電部材2ないしは帯電装置の構成模型図である。
【0011】21は、磁気ブラシ担持体としてのアルミ
ニウム等の非磁性の導電性スリーブ(電極スリーブ、導
電スリーブ、帯電スリーブなどと称される)である。
【0012】22は、スリーブ21内に挿入配設した磁
界発生手段としてのマグネットロールである。N・Sは
該ロールの着磁部である。このマグネットロール22
は、非回転の固定部材であり、該マグネットロール22
の外回りをスリーブ21が同心に矢示時計方向bに不図
示の駆動機構で所定の周速度にて回転駆動される。
【0013】23は、導電性の磁性粒子(以下、キャリ
アと記す)であり、スリーブ21の外周面にスリーブ内
部のマグネットロール22の磁気力で拘束されて磁気ブ
ラシ(導電磁気ブラシ)Bとして付着保持されている。
【0014】キャリア23は、マグネットロール22の
磁気拘束力によりスリーブ21の外面上で磁気的な穂立
ちを形成し、これが集まってブラシ形状となっている。
【0015】S1は、スリーブ21に対する帯電バイア
ス印加電源である。
【0016】1は、被帯電体であり、例えば、矢示の時
計方向aに所定のプロセススピードをもって回転駆動さ
れるドラム型電子写真感光体である。
【0017】磁気ブラシ帯電部材2は、磁気ブラシBを
被帯電体1の面に接触させて帯電ニップ部(接触ニップ
部)Dを形成させた状態にして配置される。
【0018】磁気ブラシBは、スリーブ21の回転に伴
って同じ方向に回転搬送され、帯電ニップ部Dにおいて
感光体1面を摺擦し、電源S1からスリーブ21を介し
て磁気ブラシBに印加された帯電バイアスにより、被帯
電体としての感光体1面が接触方式で帯電処理される。
帯電ニップ部Dにおいて、スリーブ21の回転方向、そ
れに伴う磁気ブラシBの回転搬送方向は被帯電体として
の感光体1の回転方向に対してカウンター方向としてあ
る。また、帯電ニップ部Dにおいて、スリーブ21及び
磁気ブラシBは静止した状態で、感光体1のみを回転さ
せても良い。
【0019】スリーブ21は、磁気ブラシBの担持機
能、搬送機能、帯電バイアス印加電極機能を担ってい
る。
【0020】図2は、前記の磁性ローラ型の磁気ブラ
シ帯電部材2ないしは帯電装置の構成模型図である。
【0021】マグネットロール22は、駆動及び給電を
兼ねた中心芯金24を中心に矢示の時計方向bに不図示
の駆動機構にて所定の周速度にて回転駆動される。マグ
ネットロール22の開周面は帯電バイアス印加電極(給
電面)としての導電層25で被覆してある。その導電層
25の外周面にキャリア23をマグネットロール22の
磁気力で拘束して磁気ブラシBとして付着保持させたも
のである。
【0022】磁気ブラシBは、マグネットロール22の
回転に伴って同方向に回転搬送され、帯電ニップ部Dに
おいて感光体1面を摺擦し、電源S1からマグネットロ
ール22の中心芯金24に印加された帯電バイアスによ
り、被帯電体としての感光体1面が接触帯電処理され
る。マグネットロール22の外周面に設けた導電層25
は磁気ブラシBに帯電バイアスを安定して均一に給電す
る役目をする。
【0023】ところが、上述の図1や図2のような磁気
ブラシ帯電部材2は、磁気ブラシBが上記スリーブ21
又は導電層25の表面にランダムに形成されるため、磁
気ブラシBの穂立ちの高さや穂間距離にばらつきが生
じ、磁気ブラシBに疎な部分が発生する。注入帯電にあ
っては、磁気ブラシBと被帯電体1とが接触している帯
電ニップ部Dで磁気ブラシBに疎な部分が存在すると、
被帯電体1にキャリア23が接触しない部分ができて未
帯電領域が発生したり、異常放電(火花放電)が発生す
るという不具合があった。
【0024】そして、例えば、この磁気ブラシ帯電部材
2を、画像形成装置である電子写真式複写機等で用いた
場合には、未帯電領域のある被帯電体としての感光体を
使用すると、アナログ方式では画像部に白く抜けた部分
が発生し、デジタル方式では非画像部にトナーが現像さ
れるなど、それぞれ異常画像が発生してしまう。また、
異常放電が発生した場合には、感光体表面の放電部分だ
け帯電電位が非常に高くなってしまい、放電部分の周辺
が通常電位に帯電されていても、電位差が発生するた
め、アナログ方式ではこの放電部分にトナーが集中して
付着し、その周辺部がリング状に白く抜けた画像が発生
してしまう。また、デジタル方式では、画像部の電位が
十分に下がらず、白く抜けた画像が発生してしまう。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
磁気ブラシの疎な部分の発生を防止し、被帯電体の帯電
不良防止するとともに、異常放電を防止することのでき
る磁気ブラシ帯電部材、該帯電部材を用いた帯電装置、
該帯電装置を具備した装置を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、担持体に磁性粒子を磁気力で拘
束し磁気ブラシとして付着保持させ、該磁気ブラシを被
帯電体に接触させ、電圧を印加して被帯電体を帯電する
帯電部材において、該磁気ブラシを保持する担持体面に
凹凸を有し、該凹凸の平均間隔が200μm以下である
ことを特徴とするものである。
【0027】ここで、従来より、上記磁性粒子の汲み上
げを良好に行うため、表面に凹凸を有する担持体が開発
され、実用化されていたが、本発明は、上記磁気ブラシ
の疎密と該凹凸の間隔の関係に着目し、被帯電体の帯電
不良及び異常放電の防止を目的としたものである。
【0028】請求項2の発明は、請求項1の帯電部材に
おいて、上記担持体面の凹凸が、該担持体の軸方向に延
在する複数個の溝であることを特徴とするものである。
【0029】請求項3の発明は、請求項1の帯電部材に
おいて、上記担持体の凹凸が、該担持体面の軸方向及び
円周方向に延在する複数個の溝であることを特徴とする
ものである。
【0030】請求項4の発明は、請求項1の帯電部材に
おいて、上記担持体面の凹凸が、サンドブラスト処理に
より形成されていることを特徴とするものである。
【0031】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの帯電部材において、上記磁性粒子の体積抵抗率が1
3Ωcm以下であることを特徴とするものである。
【0032】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かの帯電部材において、上記担持体が回転可能なスリー
ブであり、該スリーブ内に配設した固定マグネットロー
ルの磁気力で磁性粒子がスリーブ外面に拘束されて磁気
ブラシとして付着保持されていることを特徴とするもの
である。
【0033】請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れ
かの帯電部材において、上記担持体が回転可能なマグネ
ットロールであり、該ロールの外面に直接に磁性粒子が
磁気力で拘束されて磁気ブラシとして付着保持されてい
ることを特徴とするものである。
【0034】請求項8の発明は、被帯電体に帯電部材を
接触させて被帯電体を帯電する帯電装置であり、帯電部
材が請求項1乃至7の何れかの帯電部材であることを特
徴とするものである。
【0035】請求項9の発明は、像担持体を帯電する工
程を含む作像プロセスにより画像形成を実行する画像形
成装置であり、像担持体の帯電手段が請求項8の帯電装
置であることを特徴とするものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した一
実施形態について説明する。まず、本実施形態に係る複
写機の概略構成及び動作について説明する。図3は、複
写機の主要部である現像ユニットの断面図である。感光
体1の周囲に、接触帯電部材としての磁気ブラシ帯電部
材2、像露光系7、現像ローラ3、転写ローラ4、分離
チヤージャー8、クリーニング前チヤージャー9、クリ
ーニングローラ6、除電ランプ10が配置されている。
感光体1は、像担持体として有機光導電層を有し、表面
に電荷注入機能を有するドラム状の感光体(OPC)で
あり、矢印の方向に回転駆動される。磁気ブラシ帯電部
材2は、前述図1で示した担持体が回転可能なスリーブ
タイプのものであり、感光体1の周面を所定の極性・電
位に一様に帯電処理する。そして、該磁気ブラシ帯電部
材2のスリーブ外周面は凹凸形状をなしている。これに
ついては、後に詳述する。また、現像ローラ3は、磁石
ローラからなりトナーおよび磁性キャリアからなる二成
分現像剤を該表面に担持して搬送する。また、現像ロー
ラ3には、図示しない電源により、現像バイアスが印加
されるようになっている。
【0037】以下、画像形成動作を説明する。なお、本
実施形態においては、画像形成のー連のプロセスはネガ
ポジプロセスで行う。磁気ブラシ帯電部材2には、図示
しない帯電バイアス印加電源から帯電バイアスが印加さ
れていて、電荷注入帯電および放電によって感光体1の
外周面がほぼ−700Vに一様に帯電される。この感光
体1の帯電面に対してレーザー光学系7により照射され
るレーザー光で潜像形成(露光部電位は−100V)が
行われる。レーザー光は半導体レーザーから発せられ
て、高速で回転する六角柱の多面鏡(ポリゴンミラ−)
によって感光体1表面を感光体1の回転方向に走査す
る。感光体1はレーザー光の走査速度に比較して極めて
低速で回転するため、レーザー光は感光体1の表面全体
を走査できる。
【0038】次いで、現像ローラ3に担持された現像剤
により潜像が現像(印加電圧は−550V)されトナー
像が形成される。一方、転写材(例えば紙)Pが図示し
ていない給紙機構から給送され、図示してない上下一対
のレジストローラで画像先端と同期をとって感光体1と
転写ローラ4との間に給送され、トナー像が転写され
る。このとき転写ローラ4に印加される転写バイアスは
+950Vである。その後、転写材Pは感光体1より分
離された後、定着装置5を経てコピーとして排出され
る。
【0039】現像ローラ3で現像されたトナーはほぼ全
てマイナス極性に帯電されているが、転写ローラ4では
プラス電荷が供給されるため、転写残りトナーのー部に
は転写ローラ4から電荷が注入されて、プラス極性のト
ナーになる。これらのトナーに対してクリーニング前チ
ヤージャー(以下PCCという)9がマイナスコロナを
供給し、トナーはマイナスに再帯電する。このようにト
ナーにおける電荷は外部の電位差、チャージによりすり
すばやくその帯電挙動を変化させうることが必要であ
り、トナーの外部電場に対する帯電挙動の応答速度がプ
ロセス全体の速度向上や、画像の安定性に必要である。
以上のような動作で画像が形成される。
【0040】1枚分の画像が形成されると、クリーニン
グローラ6は回転方向及び速度の少なくともー方が切り
替わり、同時に負極性のバイアスが印加され、回収した
トナーが感光体1に排出される。排出されたトナーは感
光体1の回転に伴って現像領域に搬送される。現像ロー
ラ3には正極性のバイアスが印加される。現像領域で
は、現像ローラ3の磁気ブラシが感光体1上のトナーに
衝撃力を与え、現像ローラ3に印加したバイアスにより
トナーを回収する。以上の動作によりトナーのリサイク
ルが実現される。
【0041】この装置においては現像装置、クリーニン
グ装置がそれぞれニつのモードで動作することが特徴で
ある。複雑な機構を必要としないという大きな利点があ
るが、画像形成とトナー回収の動作を完全に分けること
により、画像形成の間隔が長くなるという問題がある。
そこで、感光体1上に形成されたトナー像の後端に相当
する領域がクリーニングローラ6を通過する前に、クリ
ーニングローラ6が切り替わるようにする。画像領域と
転写残トナー排出領域が各ユニットを通過する。感光体
1とクリーニングローラ6の接触領域では、クリーニン
グローラ6に印加されるバイアス電圧とローラの回転は
はじめはトナーを回収する条件に設定されているが、画
像領域通過途中でトナーを排出する条件に切り替わる。
残りの部分の転写残トナーはPCCにより負極性に帯電
されるが、負極性のバイアスが印加されているクリーニ
ングローラ6には回収されず、そのまま通過する。この
ときクリーニングローラ6に付着しているトナーは感光
体1に転移される。
【0042】画像の後端が通過すると同時かその直後、
クリーニングローラ6からのトナーの排出を終了させ
る。連続して次の画像を形成する場合は、排出トナーの
後端が帯電ローラの下を通過したのち、帯電ローラが感
光体1に接触し、画像形成モードが繰り返される。
【0043】ここで、磁気ブラシ帯電部材2及び転写ロ
ーラ4は感光体1と接触してそれぞれの機能を果たす
が、感光体1の上に付着したトナーで汚れるという問題
がある。この対策として、記録終了後あるいは所定枚数
毎に、バイアスを印加したり感光体1に強く接触させる
ことによって付着したトナーを感光体1に戻すプロセス
を実行することが望ましい。
【0044】また、磁気ブラシ帯電で用いられる磁気ブ
ラシ帯電部材2の基体には、断面形状が円形の、例え
ば、アルミニウム、SUS等の金属製の中実円柱又は中
空円筒を使用する。
【0045】次に、本実施形態で用いた接触帯電部材と
しての磁気ブラシ帯電部材2について詳しく説明する。
磁気ブラシ帯電部材2は、前述図1のものと同様にスリ
ーブタイプのものである。すなわち、磁気ブラシBを構
成するキャリア23を保持する担持体を回転可能な非磁
性の導電性スリーブ21とし、該スリーブ21内に配設
した固定マグネットロール22の磁気力でキャリア23
を導電性スリーブ21外面に拘束させて磁気ブラシBと
して付着保持させたものである。
【0046】上記磁気ブラシBを感光体1との間の帯電
ニップDを形成させて接触させ、導電性スリーブ21を
感光体1表面に対してカウンター方向に回転させる。磁
気ブラシBは導電性スリーブ21が回転することにより
同方向に回転して磁気ブラシを構成するキャリア23が
搬送され、キャリアが次々に感光体1表面に接触する。
【0047】次に、キャリア(磁性粒子)23について
説明する。磁気ブラシBを構成するキャリア23として
は、感光体1表面へのダメージを軽減するために、球形
の粒子を用いるのが望ましい。平均粒径は、150μm
以下のものが好ましい。但し、大きすぎると最密状態に
配置してあっても曲率半径が大きく、感光体1と接触し
ていない面積が増え不均一な帯電の原因となったり、あ
まり小さすぎると、交流電圧を印加する場合には、粒子
が動きやすくなって粒子間の磁力を上回り、粒子が飛散
してキャリア付着の原因となってしまうので、30μm
以上100μm以下であることがより好ましい。さら
に、キャリア23の体積抵抗率としては、低すぎると帯
電バイアス印加時にキャリア23に電荷が注入され、感
光体1面へのキャリア付着を起こしたり、帯電バイアス
電圧により感光体1の絶縁破壊を起こしたりするため、
103Ωcm以上のものを使用する。
【0048】ここで、従来の導電性スリーブ2の表面に
は磁気ブラシBがランダムに形成され、磁気ブラシBの
穂立ちの高さや穂間距離にばらつきが生じ、磁気ブラシ
Bに疎な部分が発生していた。注入帯電にあっては、磁
気ブラシBと被帯電体1とが接触している帯電ニップ部
Dで磁気ブラシBに疎な部分が存在すると、感光体1に
キャリア23が接触しない部分ができ、感光体1に未帯
電領域を発生させてしまう。そして、このような感光体
1を用いて画像形成を行った場合、最終的な出力画像に
異常画像が発生してしまう。また、導電性スリーブ2か
ら異常放電(火花放電)が発生し、やはり出力画像に異
常画像が発生してしまうという不具合があった。
【0049】そこで、本発明者らは、まず上記異常放電
の原因を突き止めるため、導電性スリーブ21表面に形
成される磁気ブラシBを観察したところ、磁気ブラシB
が疎になった部分が発生すると放電が起こりやすくなる
ことがわかった。図4の、磁気ブラシBのモデルを用い
て、異常放電の発生原因を説明する。ここでは例として
3本の穂を示してある。図の上側が導電性スリーブ21
の表面であり、下側が感光体1の表面である。3本の穂
は、それぞれ円錐状に形成されており、図中Aで示した
部分が磁気ブラシBの疎な部分である。そして、この疎
な部分Aにある短い穂Eの穂先では電界強度が非常に強
くなるため、異常放電が発生するのである。
【0050】そこで、次に本発明者らは、図4のモデル
を用いて、穂間距離xをパラメータにとり、短い穂Eの
先端の電界強度をシミュレーションによって算出した。
この結果を、図5のグラフに示す。縦軸に電界強度を、
横軸に穂間距離xを示してある。グラフより、電界強度
が5E106V/mのとき、すなわち、穂間距離xが2
00μmを超えると放電が開始されることがわかった。
シミュレーションにおいては、スリーブ21に1400
Vを印加、感光体1の裏面をアース接地し、キャリア2
3の平均粒径を50μm、体積抵抗率を105Ωcmと
して計算した。なお、体積抵抗率が大きい程電界強度が
大きくなり、放電が起こりやすくなるといえるが、体積
抵抗率105Ωcm以上では大きな変化は見られなかっ
た。
【0051】上記の結果より、本実施形態においては、
上記スリーブ21上に、穂間距離xが200μm以下の
磁気ブラシBを形成するために、スリーブ21表面全体
に凹凸を形成し、その凹凸の間隔を200μm以下にな
るよう構成した。この構成によると、磁気ブラシBの穂
は、凹凸に沿って形成されるので、穂間距離xを200
μm以下にすることができ、異常放電の発生を防止でき
る。また、この構成によれば、スリーブ21表面全体に
凹凸が形成されているので、スリーブ上にランダムに穂
が形成されることはなく、磁気ブラシBの疎密のコント
ロールも可能となる。したがって、上述したような、磁
気ブラシBの疎な部分の発生による、感光体1の帯電不
良の問題も同時に解決することができる。
【0052】以下、本実施形態における導電性スリーブ
21表面の凹凸形成方法について説明する。図6及び図
7に、導電性スリーブ21表面に形成した凹凸の例を示
す。図6に示す例は、導電性スリーブ21表面に、該ス
リーブ21の軸方向に延びる複数の溝を形成したもので
あり、図7に示す例は、該スリーブ21の軸方向及び円
周方向に延びるそれぞれ複数の溝を形成したものであ
る。
【0053】導電性スリーブ21表面に凹凸を形成する
方法としては、切削加工、引き抜き(Direct I
roning、D−I)工法、サンドブラスト処理等が
ある。本実施形態の図6で示したスリーブ軸方向に延び
る複数の溝は、引き抜き工法の1工程のみで形成したも
のであり、簡単に、かつ、安価に凹凸を形成できる面で
有利である。また、図7で示したスリーブ軸方向及び円
周方向に延びるそれぞれ複数の溝は、引き抜き工法と切
削加工を組み合わせて形成したものである。このような
溝は、凹凸の間隔を正確に制御できるので、磁気ブラシ
Bの形成をコントロールするという面においては、非常
に有利となる。
【0054】また、サンドブラスト処理により表面を粗
面化処理し凹凸を形成する場合には、ブラスト面粗さの
支配要因として、使用する砥粒種・番手、砥粒を噴出さ
せる際のノズル径、ノズル−ワーク間距離、エアー圧
力、ワーク回転数、ブラスト時間等を考慮する。特に、
微細凹凸面を形成させるためには、砥粒種・番手とエア
ー圧力の影響が大である。砥粒種には、不定形アルミナ
・炭化珪素や球形ガラスビーズ等があげられるが、均一
微細凹凸面を形成するためには、中でも球形ガラスビー
ズが有効である。このようなサンドブラスト処理によれ
ば、上記引き抜き工法及び切削加工に比して、100μ
m以下の細かい凹凸を形成することができるというメリ
ットがある。
【0055】なお、上記導電性スリーブ21表面に形成
する凹凸の間隔の下限値は特に設定しないが、キャリア
23を充分に汲み上げられる程度に設定すればよい。
【0056】上記の方法により、図6及び図7で示した
溝の間隔a,b,c,dをそれぞれ変化させ、下表1の
8種類の導電性スリーブ21を形成した。そして、実際
に各導電性スリーブ21を用い、図3で示した現像ユニ
ットを搭載したリコー製複写機Imagio530改造
機にて画像形成を行った。このとき、導電性スリーブ2
1に−900Vの直流バイアスに、ピーク間電圧100
0V、周波数5kHzの交流バイアスを重畳して帯電を
行ったあと、露光を行わずに、極性がプラスのトナーで
現像を行った。下表1、出力画像の評価結果を示す。
【表1】
【0057】表1から、図6及び図7で示した溝の間隔
a,b,c,dがそれぞれ200μm以下であれば、出
力画像に白抜け部分が発生することなく、良好な画像が
得られることわかる。
【0058】すなわち、実施例1乃至3の図6で示した
構成によれば、導電性スリーブ21の軸方向に延びる溝
に沿って穂が形成されるので、該スリーブ21の円周方
向の穂間距離xが200μm以下となるので、異常放電
の発生を防止することができる。また、円周方向の磁気
ブラシBの疎密がコントロールされるので、感光体1の
帯電不良を防止することができる。
【0059】また、実施例4乃至6の図7で示した構成
によれば、導電性スリーブ21の軸方向及び円周方向の
穂間距離xがそれぞれ200μm以下となるので、異常
放電の発生防止に対してより効果的となる。また、導電
性スリーブ21の軸方向及び円周方向の磁気ブラシの疎
密がコントロールされるので、感光体1の帯電不良をよ
り効果的に防止することができる。
【0060】なお、本実施形態においては、磁気ブラシ
帯電部材2として、回転可能な導電性スリーブ21を使
用したが、回転可能なマグネットロールに直接キャリア
を付着させた構成の磁性ローラ型の磁気ブラシ帯電部材
を用いてもよい。この場合、磁気ブラシBを構成するキ
ャリアを保持させる担侍体としてのマグネットロールの
外周面に塗布・乾燥してコート層を形成させ、上記と同
様な方法で凹凸を形成することができる。また、マグネ
ットロール形成時に、凹凸を形成しても良い。
【0061】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、磁気ブ
ラシが担持体面の凹凸に沿って形成されるので、穂間距
離xを200μm以下にすることができる。したがっ
て、穂先の電界強度が高くなりすぎるのを防ぐので、該
磁気ブラシの異常放電の発生を防止することができる。
また、この構成によれば、担持体上にランダムに穂が形
成されることはなく、磁気ブラシBの疎密のコントロー
ルも可能となる。したがって、磁気ブラシBの疎な部分
の発生による、被帯電体の帯電不良の問題も同時に解決
することができる。
【0062】特に、請求項2の発明によれば、担持体軸
方向の凹凸の間隔を正確に制御できるので、担持体円周
方向の磁気ブラシのコントロールを確実に行うことがで
きる。また、引き抜き工法の1工程のみで形成すること
ができるので、簡単に、かつ、安価に凹凸を形成できる
という面で有利となる。
【0063】特に、請求項3の発明によれば、担持体軸
方向及び円周方向の凹凸の間隔を正確に制御できるの
で、担持体軸方向及び円周方向の磁気ブラシのコントロ
ールを確実に行うことができるという優れた効果があ
る。
【0064】特に、請求項4の発明によれば、100μ
m以下の細かい凹凸を形成することができるという面で
有利となる。
【0065】請求項5の発明によれば、帯電バイアス印
加時に磁性粒子に電荷が注入されて像担持体へ磁性粒子
が付着したり、帯電バイアス電圧により像担持体の絶縁
破壊を起こしたりするのを防ぐことができる。
【0066】請求項6の発明によれば、スリーブ内に配
設した固定マグネットロールの磁気力で磁性粒子がスリ
ーブ外面に拘束されて磁気ブラシとして付着保持される
ので、該磁気ブラシを被帯電体に接触させ、電圧を印加
して被帯電体の帯電を行うことができる。
【0067】請求項7の発明によれば、ロールの外面に
直接に磁性粒子が磁気力で拘束されて磁気ブラシとして
付着保持されるので、該磁気ブラシを被帯電体に接触さ
せ、電圧を印加して被帯電体の帯電を行うことができ
る。
【0068】請求項8の発明によれば、被帯電体を良好
に帯電させることができる。また、接触系の帯電装置で
あるので、非接触系の帯電装置(例えば、コロナ帯電
器)と比較して、感電やリークの危険がないこと、ま
た、気体放電による被帯電体の表面劣化や、オゾンの発
生がないことなどで有利となる。さらに、帯電電位が温
度、湿度に強く影響されたり、高電圧によりノイズが発
生することがない、という面においても有利となる。
【0069】請求項9の発明によれば、出力画像とし
て、白抜けなどの異常画像のない良好な画像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スリーブ型の磁気ブラシ帯電部材2ないしは帯
電装置の構成模型図。
【図2】磁性ローラ型の磁気ブラシ帯電部材2ないしは
帯電装置の構成模型図。
【図3】本実施形態に係る複写機の現像ユニットの概略
構成図。
【図4】従来の導電性スリーブ表面に形成された磁気ブ
ラシ(穂)の拡大図。
【図5】上記磁気ブラシの穂間距離と穂先の電界強度の
関係を表すグラフ。
【図6】本実施形態に係る導電性スリーブ表面に形成さ
れた凹凸部の実施例の拡大図。
【図7】本実施形態に係る導電性スリーブ表面に形成さ
れた凹凸部の他の実施例の拡大図。
【符号の説明】
1 感光体 2 磁気ブラシ帯電部材 3 現像ローラ 4 転写ローラ 6 クリーニングローラ 7 像露光系 8 分離チヤージャー 9 クリーニング前チヤージャー 10 除電ランプ 11 定着装置 21 導電性スリーブ 22 マグネットロール 23 磁性粒子(キャリア) B 磁気ブラシ
フロントページの続き (72)発明者 黒須 久雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山口 剛男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H003 BB11 CC04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】担持体に磁性粒子を磁気力で拘束し磁気ブ
    ラシとして付着保持させ、該磁気ブラシを被帯電体に接
    触させ、該担持体に電圧を印加して被帯電体を帯電する
    帯電部材において、 上記磁気ブラシを保持する担持体面に凹凸を有し、該凹
    凸の平均間隔が200μm以下であることを特徴とする
    帯電部材。
  2. 【請求項2】請求項1の帯電部材において、 上記担持体面の凹凸が、該担持体の軸方向に延在する複
    数個の溝であることを特徴とする帯電部材。
  3. 【請求項3】請求項1の帯電部材において、 上記担持体面の凹凸が、該担持体面の軸方向及び円周方
    向に延在する複数個の溝であることを特徴とする帯電部
    材。
  4. 【請求項4】請求項1の帯電部材において、 上記担持体面の凹凸が、サンドブラスト処理により形成
    されていることを特徴とする帯電部材。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかの帯電部材におい
    て、 上記磁性粒子の体積抵抗率が103Ωcm以上であるこ
    とを特徴とする帯電部材。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れかの帯電部材におい
    て、 上記担持体が回転可能なスリーブであり、該スリーブ内
    に配設した固定マグネットロールの磁気力で磁性粒子が
    スリーブ外面に拘束されて磁気ブラシとして付着保持さ
    れていることを特徴とする帯電部材。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6の何れかの帯電部材におい
    て、 上記担持体が回転可能なマグネットロールであり、該ロ
    ールの外面に直接に磁性粒子が磁気力で拘束されて磁気
    ブラシとして付着保持されていることを特徴とする帯電
    部材。
  8. 【請求項8】被帯電体に帯電部材を接触させて被帯電体
    を帯電する帯電装置であり、帯電部材が請求項1乃至7
    の何れかの帯電部材であることを特徴とする帯電装置。
  9. 【請求項9】像担持体を帯電する工程を含む作像プロセ
    スにより画像形成を実行する画像形成装置であり、像担
    持体の帯電手段が請求項9の帯電装置であることを特徴
    とする画像形成装置。
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JP2013097128A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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