JP2000089479A - フォトレジストアッシング残滓洗浄剤 - Google Patents

フォトレジストアッシング残滓洗浄剤

Info

Publication number
JP2000089479A
JP2000089479A JP25474098A JP25474098A JP2000089479A JP 2000089479 A JP2000089479 A JP 2000089479A JP 25474098 A JP25474098 A JP 25474098A JP 25474098 A JP25474098 A JP 25474098A JP 2000089479 A JP2000089479 A JP 2000089479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoresist
ashing
fluoride
group
ammonium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25474098A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Migami
一郎 見神
Yoshifumi Yamashita
喜文 山下
Toru Nonaka
徹 野仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP25474098A priority Critical patent/JP2000089479A/ja
Priority to SG1999004207A priority patent/SG77710A1/en
Priority to KR1019990038008A priority patent/KR20000022966A/ko
Priority to US09/392,244 priority patent/US6197733B1/en
Publication of JP2000089479A publication Critical patent/JP2000089479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フォトレジストの不完全灰化物や側壁堆積膜等
のフォトレジストアッシンク゛残滓を良好に除去でき、基
板ウェハ上の絶縁膜や導電性膜の腐食性も低い残滓洗浄
除去剤を開発すること。 【解決手段】a)フッ化アンモニウム化合物、及びb)
カチオン部分がアンモニウム塩型であり、アニオン部分
がカルボン酸塩型である両性界面活性剤、例えばベタイ
ン型両性界面活性剤の水溶液からなるフォトレジストア
ッシング残滓洗浄剤。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体回路パター
ン製造時において、フォトレジストをアッシングした後
に使用されるフォトレジストアッシング残滓の洗浄剤に
関する。 【0002】 【従来の技術】半導体ウェハ上のICやLSI等の素子
は、一般的に、フォトリソグラフィー技術を用いて、基
板ウェハ上に微細な電子回路パターンを形成させて製造
されている。具体的には、SiO2層等の絶縁膜やA
l、Cu、Si、Ti等の導電性金属やそれらの合金等
の導電性膜が形成された基板ウェハ上に、フォトレジス
トを塗布し、これに所望のパターンを形成したマスクを
通じて露光し現像することで、所望の部位にレジストパ
ターンを形成させ、次いで、このレジストパターン上か
ら上記絶縁膜や導電性膜に対してエッチング等の処理を
行い、その後レジストを除去することで実施されてい
る。こうした半導体回路パターンの形成において、フォ
トレジストの除去は、従来、種々の有機溶剤からなるフ
ォトレジスト剥離液を使用することにより行われてき
た。 【0003】ところが、近年、回路パターンの精密化に
伴い操作が簡単であり、微細なレジストパターンを形成
させた後のフォトレジストを精度良く除去できる手法と
して、フォトレジストをプラズマ等のエネルギーにより
灰化させて除去する、いわゆるアッシング処理によりフ
ォトレジストを除去することが一般化してきている。そ
して、こうしたアッシング処理による後処理面には、フ
ォトレジストの不完全灰化物や、エッチング工程におい
て生成する側壁堆積膜が上記処理では十分に除去できず
に残存している。 【0004】ここで、上記側壁堆積膜とは、エッチング
工程において、パターン側壁に、エッチングガスとフォ
トレジスト、その下層の導電性膜、絶縁膜、基板等とが
複雑に反応して形成される難溶性物である。この側壁堆
積膜は異方性エッチングの効果を高める目的で故意に生
成させる場合と、意図に反して生成する場合とがある。
こうした側壁堆積膜やフォトレジスト不完全灰化物は、
エッチングとして、反応性イオンエッチング(RIE)を
行った場合には特に溶解性の低いものが顕著に生じる。
なお、RIEは、基板であるウェハに負電圧をかけ、フ
ッ化炭素、フッ化水素、塩化水素等のハロゲンガスを含
む反応性ガスにプラズマを照射し、被処理層のエッチン
グを行う手法であり、異方性に優れるドライエッチング
として近年、主流になりつつある方法である。 【0005】また、アッシング処理により除去するフォ
トレジストが、イオン注入処理に晒されたものである場
合にも、該フォトレジストが変質することから、アッシ
ング処理後において、上記フォトレジストの不完全灰化
物が顕著に生じていた。なお、イオン注入処理は、基板
ウェハにおいて、所望する箇所に不純物層を形成するた
めに、このものの表面に、レジストパターンによりマス
キングして、リン、ホウ素、砒素、インジウム、アンチ
モン、チタン等のイオンを打ち込む操作である。 【0006】こうしたアッシング処理後の除去面に残存
するフォトレジストの不完全灰化物や側壁堆積膜(以
下、これらをまとめてフォトレジストアッシング残滓と
呼ぶ)は、配線パターンの接触不良等の原因になるた
め、これを洗浄して除去することが望まれる。そのた
め、前記フォトレジスト剥離液として使用されているよ
うな種々の有機溶剤からなる液が洗浄剤として使用さ
れ、このものの除去が試みられているが、これらのフォ
トレジストアッシング残滓は高度に重合していたり、か
なり無機化しているため、有機溶媒には溶解性が低く、
これらの洗浄剤では十分に除去できないのが実状であ
る。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】こうした背景にあっ
て、特開平9−197681号公報には、上記したよう
な残滓の洗浄剤として、フッ化アンモニウム等のフッ化
塩、水溶性有機溶媒、及び水からなるものが示されてい
る。これは、上記フッ化塩と水との作用により、かなり
良好にアッシング残滓を溶解除去することが可能であ
る。しかしながら、前記したようなRIEで生じた側壁
堆積膜やイオン注入処理により変質したフォトレジスト
の不完全灰化物のように溶解性が低いフォトレジストア
ッシング残滓を対象とするには、その溶解力をさらに向
上させることが要求されていた。ところが、上記洗浄剤
において、フォトレジストアッシング残滓の溶解性をさ
らに向上させるため、有機溶媒の使用量を減少させて液
の無機性を高めると、洗浄処理時に、基板ウェハの表面
の導電性膜、絶縁膜に腐食が生じるようになり大きな問
題が発生していた。 【0008】従って、フォトレジストの不完全灰化物や
側壁堆積膜等のフォトレジストアッシング残滓を良好に
除去でき、基板ウェハ上の絶縁膜や導電性膜の腐食性も
低いフォトレジストアッシング残滓洗浄剤の開発が望ま
れていた。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み、鋭意研究を続けてきた。その結果、フッ化アン
モニウム化合物、及び特定の両性界面活性剤の水溶液を
用いることにより、上記の課題が解決できることを見出
し、本発明を完成するに至った。 【0010】即ち、本発明は、a)フッ化アンモニウム
化合物、及びb)カチオン部分が第2〜4級のアンモニ
ウム塩型であり、アニオン部分がカルボン酸塩型である
両性界面活性剤の水溶液からなるフォトレジストアッシ
ング残滓洗浄剤である。 【0011】本発明において、フッ化アンモニウム化合
物は、水に溶けて解離したときにフッ素アニオンを生成
する。このようなフッ化アンモニウム化合物の水溶液
は、フッ素アニオンと溶媒である水との相乗的作用によ
り、前記難溶性の残滓を極めて良好に溶解できる。ま
た、構成元素として、金属を含んでいないので基板ウエ
ハを汚染する問題も生じない。 【0012】ここで、フッ化アンモニウム化合物は、フ
ッ化アンモニウムの他、陰イオンがフッ化物イオンであ
る第1級、第2級、第3級、及び第4級アンモニウム塩
が挙げられる。アンモニウム塩を構成する置換基として
は、特に制限されるものではないが、メチル基、エチル
基、プロピル基等の炭素数1〜3の低級アルキル基、フ
ェニル基等のアリール基が好適である。本発明において
好適に使用されるフッ化アンモニウム化合物を具体的に
例示すると、フッ化アンモニウム;フッ化テトラメチル
アンモニウム、フッ化テトラエチルアンモニウム、フッ
化テトラプロピルアンモニウム、フッ化トリメチル・エ
チルアンモニウム、フッ化トリエチル・メチルアンモニ
ウム、フッ化ジメチル・ジエチルアンモニウム、フッ化
ジメチル・ジプロピルアンモニウム、フッ化テトラフェ
ニルアンモニウム、フッ化トリメチル・フェニルアンモ
ニウム等のフッ化第4級アンモニウム塩;フッ化トリメ
チルアンモニウム、フッ化トリエチルアンモニウム、フ
ッ化トリフェニルアンモニウム等のフッ化第3級アンモ
ニウム塩;フッ化ジメチルアンモニウム、フッ化ジエチ
ルアンモニウム、フッ化ジフェニルアンモニウム等のフ
ッ化第2級アンモニウム塩;フッ化モノメチルアンモニ
ウム、フッ化モノエチルアンモニウム、フッ化モノフェ
ニルアンモニウム等のフッ化第1級アンモニウム塩など
が挙げられるが、最も優れているのはフッ化アンモニウ
ムである。本発明において、これらのフッ化アンモニウ
ム化合物は、2種以上を併用しても良い。 【0013】これらのフッ化アンモニウム化合物の水溶
液中の濃度は、特に制限されないが、アッシング残滓の
溶解性の良好さや、下地の腐食の少なさから、0.00
5〜1重量%、より好適には0.01〜0.5重量%が
好ましい。 【0014】本発明のフォトレジストアッシング残滓洗
浄剤では、上記フッ化アンモニウム化合物の水溶液に、
カチオン部分がアンモニウム塩型であり、アニオン部分
がカルボン酸塩型である両性界面活性剤が含有される。
その結果、前記したフォトレジストアッシング残滓に対
する優れた溶解性は損なわれることなく、水による絶縁
膜や導電性膜の腐食性が著しく低減される。ここで、カ
チオン部分を構成するアンモニウム塩基は、第2〜4級
のアンモニウム塩基からなる。 【0015】本発明において、カチオン部分がアンモニ
ウム塩型であり、アニオン部分がカルボン酸塩型である
両性界面活性剤は、通常、一般式 【0016】(但し、R1、R2、R3は、水素、疎水性
基、水酸基、アミノ基であり、このうち少なくとも一つ
は疎水性基であり、2個以上が疎水性基の場合これらは
互いに結合して環を形成していても良く、nは1〜3の
整数である)で示される。上記一般式において、疎水性
基は、メチル基、エチル基、プロピル基、ドデシル基、
ノニル基、オクチル基、ラウリル基、パルミチル基、ス
テアリル基等の好適には炭素数1〜20アルキル基;ビ
ニル基、アリル基、オレイル基等の好適には炭素数1〜
20のアルケニル基;アセチルアミノ基、ラウロイルア
ミノ基、ステアロイルアミノ基等の好適には炭素数1〜
20のアシルアミノ基;パルミトイルアミノプロピル
基、ステアロイルアミノプロピル基等の好適には総炭素
数2〜30のアシルアミノアルキル基;オクチルアミノ
エチル基、パルミチルアミノプロピル基等の好適には総
炭素数2〜30のアルキルアミノアルキル基等が挙げら
れる。また、これらの疎水性基には、その疎水性が失わ
れない範囲で、少数の水酸基、アミノ基等の親水性基を
置換基として有していても良い。R1、R2、R3の少な
くとも一つに、炭素数8以上の強疎水性基が結合してい
るのが特に好ましい。 【0017】また、上記疎水性基が結合して環を形成し
ている場合としては、5員環または6員環であるのが好
ましい。さらに、nは、通常、1であるのが好ましい。 【0018】上記両性界面活性剤を具体的に示せば、具
体的には、ラウリルジメチルベタイン、ノニルジメチル
ベタイン、ジラウリルメチルベタイン、トリオクチルベ
タイン、アリルジメチルベタイン、オクチルヒドロキシ
ルメチルベタイン、ラウリルメチルアミノベタイン、ラ
ウリルジアミノベタイン、アミノヒドロキシルメチルベ
タイン、ラウロイルアミノジメチルベタイン、(パルミ
トイルアミノプロピル)ジメチルベタイン、ジ(パルミ
トイルアミノプロピル)メチルベタイン、トリ(パルミ
トイルアミノプロピル)ベタイン、(ラウロイルアミノ
プロピル)ジメチルベタイン、(ヒドロキシプロピル)
ジメチルベタイン,(ヒドロキシラウリル)メチルヒド
ロキシルベタイン、トリ(パルミトイルアミノプロピ
ル)ベタイン、(ヒドロキシプロピル)ジメチルベタイ
ン、(ヒドロキシラウリル)メチルヒドロキシベタイ
ン、(オクチルアミノエチル)ジメチルベタイン 【0019】 【化2】 【0020】等が挙げられる。 【0021】また、疎水性基が結合して環を形成してい
るものとして、N−カルボキシメチル−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムメチルベタイン,2−プロピル−N
−カルボキシメチル−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムメチルベタイン等が挙げられる。 【0022】このうち、 【0023】で示されるものが最も好適である。 【0024】本発明において、これらの両性界面活性剤
は、2種以上を併用しても良い。 【0025】これらの両性界面活性剤の水溶液中の濃度
は、特に制限されないが、絶縁膜や導電性膜の腐食の少
なさや、液の粘度や後洗浄の容易さから、0.05〜
1.5重量%の範囲であり、好ましくは0.1〜1重量
%が好ましい。 【0026】なお、これらの両性界面活性剤は、精製に
より不純物が十分に除去されたものを使用するのが好ま
しい。特に、金属イオンの含有量は、洗浄剤としたとき
に100ppb以下であるのが望ましい。 【0027】本発明では、上記フッ化アンモニウム化合
物および両性界面活性剤は、水溶液として使用する。フ
ォトレジストアッシング残滓は、無機物を主成分とする
ため、このように水が溶媒であると、その溶解性に優れ
るものになる。ここで、水は、十分に精製されたものを
使用するのが好ましく、特に、金属イオンの含有量が1
0ppb以下、更には5ppb以下のものを使用するの
が好ましい。 【0028】本発明の上記洗浄剤には、絶縁膜や導電性
膜等に対する防食性を向上させるために、さらに、糖の
誘導体、縮合体等を含有させても良い。下地の成分によ
っては、その水溶液は、若干腐食性をもつものとなるた
め、防食性に優れる他の界面活性剤を含有させても良
い。糖の誘導体、縮合体としては基本骨格にグルコー
ス、フルクトース、ソルビトールをもつもので、単糖類
から多糖類までいかなる範囲を選ぶこともできる。具体
的にはアミロース、アミロペクチン、シクロデキストリ
ン等が挙げられる。これら糖類の水溶液中の濃度は、防
食性の良好さから0.01〜10重量%であり、好適に
は0.1〜5重量%である。 【0029】また、これらの界面活性剤および糖類も同
様に、金属イオン等の不純物が十分に除去されたものを
使用するのが好ましい。 【0030】さらに、洗浄剤には、必要に応じて、劣化
防止の意味でキノリノールなどの環元剤または消泡剤な
どを添加しても良い。 【0031】次に、本発明のフォトレジストアッシング
残滓洗浄剤が適用されるフォトレジストは、公知のもの
が何等制限なく使用される。半導体回路パターンの製造
に使用される、g線用、i線用、エキシマ光線、X線、
電子線用のフォトレジストが好ましい。樹脂としては、
具体的には、ノボラック系樹脂やポリヒドロキシスチレ
ン系樹脂などが挙げられる。 【0032】本発明のフォトレジストアッシング残滓洗
浄剤は、通常、基板ウェハ上で現像されたこれらのフォ
トレジストのアッシング処理後において、処理面に残存
する残滓を除去する際に使用される。特に、RIEによ
りドライエッチングされた基板や、イオン注入処理等の
処理が施された基板について、アッシング処理後、本発
明の洗浄剤を使用して残滓を除去することは、これらの
アッシング処理面には、前記したとおりフォトレジスト
の不完全灰化物や側壁堆積膜が多く付着しているため、
本発明の効果が顕著に発揮され好ましい。 【0033】フォトレジストのアッシング処理は、酸素
ラジカルを発生させてフォトレジストを灰化させる公知
の方法が制限なく適用できる。例えば、バッチ式、枚葉
処理式またはオゾンアッシング方式、UVオゾンアッシ
ング方式など制限なく適用できる。具体的には、バッチ
式では同軸式、コンデンサ式、枚葉処理式では高周波方
式、マイクロ方式などがある。また、基板ウェハとして
は、特に制限されるものではないが、表面に、SiO2
層等の絶縁膜やAl、Cu、Siやそれらの合金等の導
電性膜が形成されたシリコンウェハ、ガラス等が一般的
に用いられる。 【0034】本発明の洗浄剤を使用した、フォトレジス
トのアッシング処理面の洗浄は、該処理面を洗浄剤に浸
漬したり、該洗浄剤をスプレーすることなどにより行え
ば良い。その際の、洗浄剤の温度は、特に制限されるも
のではないが、加温して使用した方が能力が向上し好ま
しい。一般には、10〜80℃の温度下において使用す
るのが好ましい。 【0035】 【発明の効果】本発明の洗浄剤は、フォトレジストのア
ッシング処理後の残滓を良好に除去することができる。
そして、RIE等で生じた側壁堆積膜やフォトレジスト
の不完全灰化物に対する除去能力も高い。しかも、基板
ウェハ上の絶縁膜や導電性膜の腐食性が極めて低い効果
を有する。 【0036】 【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限される
ものではない。 【0037】なお、実施例及び比較例で使用した界面活
性剤の商品は、以下のものである。 【0038】・両性界面活性剤A 【0039】TG−580(松本油脂製薬社製) ・両性界面活性剤B ラウロイルアミノプロピルジメチルベタイン:ソフタゾ
リンLPB(川研ファインケミカル製) また、以下の実施例及び比較例において、各試験は、以
下の方法により実施した。 【0040】・側壁堆積膜の除去性 洗浄面を走査型電子顕微鏡で観察し、以下の基準で判断
した。 【0041】 ◎;完全に溶解除去 ○;ほとんど溶解除去 △;一部溶け残りあり ×;溶解除去不能 ・フォトレジストの不完全灰化物の除去性 洗浄面を走査型電子顕微鏡で観察し、以下の基準で判断
した。 【0042】 ◎;完全に溶解除去 ○;ほとんど溶解除去 △;一部溶け残りあり ×;溶解除去不能 実施例1〜4、比較例1〜5 Al合金の導電性膜を成膜した8インチウェハ上に、市
販のi線ポジ型レジストを、約1μmの厚さで塗布し、
プリベークした。次いで、i線を照射して現像前ベーク
して現像後、リンスを行い、さらにポストベークした。
このサンプルをCF4ガス中、約300eVでRIEを
行った。その後、プラズマリアクタを使用し、用済みレ
ジストをアッシングした。以上の処理が施されたシリコ
ンウェハから試験片をダイヤモンドカッターで切り出
し、表1及び表2の組成の各フォトレジストアッシング
残滓洗浄除去剤に、23℃、10分間浸漬し水洗浄した
後、洗浄面を走査型電子顕微鏡にて観察し、側壁堆積膜
及びフォトレジストの不完全灰化物の除去性を評価し
た。結果を表1及び表2に示した。 【0043】また、上記の処理が施されたシリコンウェ
ハをダイヤモンドカッターで2cm角に切り出し、各フ
ォトレジストアッシング残滓洗浄液に23℃で、10分
浸した後、Al溶出量を高周波誘導結合プラズマ質量分
析(ICP−MS)により測定した。 【0044】 【表1】 【0045】 【表2】
フロントページの続き Fターム(参考) 2H096 AA25 HA30 LA06 LA30 4H003 AC10 AD04 BA12 DA15 DB03 EA05 ED02 FA15 5F004 AA08 AA09 BD01 DA26 DA27 DB26 EA10 FA02 FA08 5F046 MA19 NA19

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】a)フッ化アンモニウム化合物、及びb)
    カチオン部分がアンモニウム塩型であり、アニオン部分
    がカルボン酸塩型である両性界面活性剤の水溶液からな
    るフォトレジストアッシング残滓洗浄剤。 【請求項3】a)フッ化アンモニウム化合物の濃度が
    0.005〜1重量%であり、b)カチオン部分がアン
    モニウム塩型であり、アニオン部分がカルボン酸塩型で
    ある両性界面活性剤の濃度が0.05〜1.5重量%で
    ある請求項1記載のフォトレジストアッシング残滓洗浄
    剤。
JP25474098A 1998-09-09 1998-09-09 フォトレジストアッシング残滓洗浄剤 Pending JP2000089479A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25474098A JP2000089479A (ja) 1998-09-09 1998-09-09 フォトレジストアッシング残滓洗浄剤
SG1999004207A SG77710A1 (en) 1998-09-09 1999-08-26 Photoresist ashing residue cleaning agent
KR1019990038008A KR20000022966A (ko) 1998-09-09 1999-09-08 감광수지 회분화 잔류물 세정제
US09/392,244 US6197733B1 (en) 1998-09-09 1999-09-09 Photoresist ashing residue cleaning agent

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25474098A JP2000089479A (ja) 1998-09-09 1998-09-09 フォトレジストアッシング残滓洗浄剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000089479A true JP2000089479A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17269215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25474098A Pending JP2000089479A (ja) 1998-09-09 1998-09-09 フォトレジストアッシング残滓洗浄剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000089479A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128064A (ja) * 2005-10-14 2007-05-24 Air Products & Chemicals Inc 残留物を除去するための水性洗浄組成物及びそれを使用する方法
WO2020179819A1 (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 日産化学株式会社 洗浄剤組成物及び洗浄方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128064A (ja) * 2005-10-14 2007-05-24 Air Products & Chemicals Inc 残留物を除去するための水性洗浄組成物及びそれを使用する方法
WO2020179819A1 (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 日産化学株式会社 洗浄剤組成物及び洗浄方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100323326B1 (ko) 플라즈마 에칭 잔류물 제거용 비부식성 세정 조성물
EP1043629B1 (en) Photoresist stripping composition and process for stripping photoresist
JP3441715B2 (ja) 水性リンス組成物及びそれを用いた方法
US6949495B2 (en) Cleaning solution for removing residue
EP1024965B9 (en) Process for removing residues from a semiconductor substrate
KR100671249B1 (ko) 세정용 조성물
JP3606738B2 (ja) アッシング後の処理液およびこれを用いた処理方法
KR20010043674A (ko) 세정 조성물 및 잔류물을 제거하는 방법
KR20020086959A (ko) 세정용 조성물
KR20010030323A (ko) 포토레지스트용 박리액 및 이것을 사용한 포토레지스트박리방법
KR20040074611A (ko) 세정액 및 이를 이용한 세정방법
JPH0721638B2 (ja) 基板の処理方法
JP2001249465A (ja) 残さ洗浄液
JPH10289891A (ja) 半導体回路用洗浄剤及びそれを用いた半導体回路の製造方法
US6197733B1 (en) Photoresist ashing residue cleaning agent
US6242400B1 (en) Method of stripping resists from substrates using hydroxylamine and alkanolamine
EP1501916A1 (en) Non-corrosive cleaning compositions for removing etch residues
JP4661007B2 (ja) サイドウォール除去液
US6245155B1 (en) Method for removing photoresist and plasma etch residues
JP4667147B2 (ja) 基板洗浄液
JP4374989B2 (ja) 洗浄液およびそれを用いた洗浄方法
JP2000089479A (ja) フォトレジストアッシング残滓洗浄剤
JP2007311729A (ja) 基板洗浄液
JP3865947B2 (ja) フォトレジストアッシング残滓洗浄剤
JP2001033988A (ja) ホトリソグラフィー用リンス液およびこれを用いた基板の処理方法