JP2000088959A - 送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置と方法 - Google Patents

送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置と方法

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JP2000088959A
JP2000088959A JP10258577A JP25857798A JP2000088959A JP 2000088959 A JP2000088959 A JP 2000088959A JP 10258577 A JP10258577 A JP 10258577A JP 25857798 A JP25857798 A JP 25857798A JP 2000088959 A JP2000088959 A JP 2000088959A
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Toshiyuki Imagawa
敏幸 今川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性高く、測定距離を長くでき、測定精度
を向上できる送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
置を提供する。 【解決手段】 超音波送信機1における距離測定演算制
御回路122Aは、基準の距離に対するパルス幅のキャ
リアで送信用超音波センサ3を駆動して、距離測定対象
物体7に対する概略の測距を行う。距離測定演算制御回
路122Aは、概略の測距結果を基に、キャリアのパル
ス幅が最適になるようにタイミングパルス幅制御回路2
00を介してタイミングパルス発生回路14Aのタイミ
ングパルスの周波数または周期を変化させる。キャリア
発生回路12Aはそのタイミングパルスに応じたキャリ
アパルスを発生し、電力増幅回路16が増幅された送信
用超音波センサ3に印加される。距離測定演算制御回路
122Aは送信用超音波センサ3の発振から反射波の受
信時間を計測して、その結果から正確な測距を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波センサを用い
て距離を測定する送受信分離型反射方式の超音波距離測
定装置と方法に関する。より特定的には、本発明は、超
音波センサを2個用いて距離測定を行う送受信分離型反
射方式の超音波距離測定装置および方法において長い距
離を測定可能にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波センサを用いた距離測定方法は知
られている。そのような超音波センサによる距離測定方
式としては、1つの超音波センサを送信と受信の両方に
用いる単眼方式の距離測定装置と、送信用超音波センサ
と受信用超音波センサとを独立に用いる送受信分離型反
射方式の超音波距離測定装置とに大別できる。
【0003】単眼方式の距離測定装置は、超音波センサ
が1個だけなので、超音波センサの価格が低価格になる
という利点がある。しかしながら、超音波センサを送信
と受信に共用するので、送信タイミングと受信タイミン
グで回路を切り換える必要がある他、短い距離の測定が
困難になる場合がある。
【0004】送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
置は送信用超音波センサと受信用超音波センサとを独立
して設けた2眼方式の超音波距離測定装置であり、上述
した単眼方式の距離測定装置の問題を克服する。本願発
明は送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置に関す
る。図1は送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置
の構成図である。この送受信分離型反射方式の超音波距
離測定装置は、超音波送信機1、送信用超音波センサ3
および送信用ホーンアンテナ5を有する送信側と、超音
波受信機11、受信用超音波センサ13および受信用ホ
ーンアンテナ15を有する受信側とで構成されている。
この送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置は、送
信側および受信側はある装置、たとえば、車両に搭載さ
れていて、車両から距離測定対象物体7までの距離を測
定するのに使用する。
【0005】送信用超音波センサ3の中心軸(または送
信用ホーンアンテナ5の指向の中心軸)と、受信用超音
波センサ13の中心軸(または受信用ホーンアンテナ1
5の指向の中心軸)とのなす角度θは極力0に近いほう
が好ましい。角度θが大きくなると、送信用超音波セン
サ3から放射され距離測定対象物体7で反射した超音波
の受信が困難になるからである。また、送信用ホーンア
ンテナ5および受信用ホーンアンテナ15を用いて距離
測定環境の周囲の雑音を極力排除している。さらに受信
用ホーンアンテナ15を用いて反射超音波を集束させて
いる。送信用超音波センサ3の振動の影響を極力回避す
る観点から、送信用超音波センサ3の搭載基板と受信用
超音波センサ13の搭載基板とは分離しておくことが望
ましい。
【0006】送信用超音波センサ3としては、圧電セラ
ミック式超音波センサ、たとえば、ニオブ酸リチウムな
どの圧電センサを用いることができる。その場合、送信
用超音波センサ3の励起電圧はたとえば、発振周波数4
0KHzのとき約100V(rms)である。受信用超
音波センサ13も、送信用超音波センサ3と同様、圧電
セラミック式超音波センサ、たとえば、ニオブ酸リチウ
ムなどの圧電センサを用いることができる。
【0007】図1に図解した送受信分離型反射方式の超
音波距離測定装置における距離測定方法を述べる。超音
波送信機1が送信用超音波センサ3を励起させて送信用
超音波センサ3から超音波を発生させる。送信用超音波
センサ3からの超音波は送信用ホーンアンテナ5を介し
て距離測定対象物体7に向けて指向され距離測定対象物
体7に当たる。距離測定対象物体7で反射した超音波は
受信用ホーンアンテナ15を介して受信用超音波センサ
13に入射し、受信用超音波センサ13が、入射した超
音波のレベルに応じた電気信号を出力する。超音波受信
機11は、送信用超音波センサ3が超音波を放射し受信
用超音波センサ13で受信するまでの時間を測定し、こ
の測定時間から距離測定対象物体7と送信用超音波セン
サ3との間の距離を算出する。測定すべき距離Lxは下
記式に基づいて計算できる。
【0008】 Lx=(V×S)/2 ・・・(1) ただし、Vは超音波の空気中、温度tにおける伝搬速度
である。 V=331.5+0.6t (m/秒) Sは送信用超音波センサ3の発振開始から、受信用超音
波センサ13で最初の反射波を受信したときまでの時間
である。
【0009】この測定時の温度は、基準の温度、たとえ
ば、t=20°Cにおける超音波の伝搬速度について測
定する。t=20°Cのときの超音波の伝搬速度Vは3
32.7(m/秒)である。
【0010】図1に図解した送受信分離型反射方式の超
音波距離測定装置において、送信用超音波センサ3およ
び受信用超音波センサ13としては、車両などに使用す
るときは、室外における風雨に耐えるため防滴型の超音
波センサを用いることが多い。防滴型の超音波センサは
カバーが設けられているから、そのカバーを通過する
際、減衰が起こり総合利得を低下させる。したがって、
送信用超音波センサ3および受信用超音波センサ13に
防滴型超音波センサを用いた場合、距離測定範囲は短く
なる。たとえば、防滴型の超音波センサを用いて安定に
距離測定(測距)を行う場合、通常、4〜5m程度の測
距にしか適用できない。しかしながら車両の接近センサ
として送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置を用
いる場合などには、さらに長い距離の測定も要望されて
おり、防滴型超音波センサを用いた送受信分離型反射方
式の超音波距離測定装置の改善が要望されていた。
【0011】本願発明者は上述した問題を克服する方法
として、たとえば、1998年4月15日に出願した特
願平10−104812号、「送受信分離型反射方式の
超音波距離測定装置とその方法」において提案したよう
に、距離測定対象物体の種類および測定すべき距離に応
じて感度補正を行う方法と装置を提案した。
【0012】そのような感度補正をも行った、超音波受
信機11について述べる。図2は送受信分離型反射方式
の超音波距離測定装置のうち、超音波受信機11の回路
構成を中心に図解した図である。超音波受信機11は、
前段増幅回路・バッファ回路110、高周波信号濾波回
路112、測距感度補正回路114、低周波信号濾波回
路・バッファ回路116、検波回路118、バッファ回
路/比較回路120、距離測定演算制御回路122を有
する。
【0013】超音波受信機11の個々の回路の動作を述
べる。前段増幅回路・バッファ回路110は増幅回路を
有しており、受信用超音波センサ13からの微弱な電気
信号を、後段の回路で信号処理可能な所定レベルまで増
幅する。高周波信号濾波回路112は、前段増幅回路・
バッファ回路110で増幅した反射超音波に対応した信
号のうち、高周波成分を通過させ、低周波成分を除去す
る。これにより、距離測定対象物体7からの反射超音波
に含まれる低周波雑音が除去できる。測距感度補正回路
114は可変利得増幅回路を有しており、高周波信号濾
波回路112からの信号を感度補正する。この詳細につ
いては下記に詳述する。低周波信号濾波回路・バッファ
回路116は、その後段の検波回路118で検波可能な
ように、測距感度補正回路114からの出力信号のうち
低周波信号成分を通過させる。検波回路118は、低周
波信号濾波回路・バッファ回路116からの出力信号を
検波する。検波回路118における検波としては、たと
えば、包絡線検波を行う。この例では、2倍検波を行
う。バッファ回路/比較回路120は検波回路118で
検波した連続的な信号を順次ディジタルデータとして保
存し、所定のレベル信号と比較して受信した反射波が所
定のレベル以上のとき、希望する反射波が受信されたこ
とを示す信号を出力する。距離測定演算制御回路122
は、送信用超音波センサ3からの超音波発振から、バッ
ファ回路/比較回路120による受信波の受信までの時
間を測定し、式1に従って、距離を算出する。また、距
離測定演算制御回路122は測距感度補正回路114と
協動して測距の感度補正を行う。その詳細について下記
に詳述する。
【0014】上記の実際の測定に先立って、距離測定演
算制御回路122において測距感度補正回路114にお
いて感度補正するための超音波センサ感度補正データを
生成し、その超音波センサ感度補正データに基づいて測
距感度補正回路114において受信超音波信号の感度補
正する。そのため、測距感度補正回路114で用いる超
音波センサ感度補正データを事前に収集しておく。以
下、その方法を述べる。送信用超音波センサ3を駆動さ
せ、測距感度補正回路114における感度補正をしない
状態で、受信用超音波センサ13の受信信号から距離測
定演算制御回路122において仮の距離を測定する。距
離測定演算制御回路122は、求められた仮の距離と、
測距感度補正回路114で行う超音波センサ感度補正デ
ータを生成して、測距感度補正回路114に設定する。
【0015】その後、再び、送信用超音波センサ3を駆
動する。受信用超音波センサ13で受信された信号は測
距感度補正回路114において感度補正される。その感
度補正された受信信号を検波回路118で検波して、検
波信号をバッファ回路/比較回路120を経由して、距
離測定演算制御回路122に送信し、距離測定演算制御
回路122で送信用超音波センサ3からの超音波の送信
から受信用超音波センサ13における反射波の受信まで
の時間から、式1に従って、実際の距離を算出する。
【0016】図3は図1および図2に図解した送受信分
離型反射方式の超音波距離測定装置の構成図である。図
3に図解した送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
置は、図2に図解した距離測定演算制御回路122の詳
細回路と、図1に図解した超音波送信機1の詳細回路を
も図解している。バッファ回路/比較回路120、距離
測定演算制御回路122および超音波送信機1の動作に
ついて述べる。なお、超音波受信機11のうちの前段増
幅回路・バッファ回路110、高周波信号濾波回路11
2、測距感度補正回路114、低周波信号濾波回路・バ
ッファ回路116、検波回路118は図2を参照して述
べた動作と同様である。
【0017】距離測定演算制御回路122は、上述した
処理を行うため、演算制御ユニット(CPU)1220
と、この演算制御ユニット(CPU)1220のクロッ
ク発振器としての水晶発振回路1221と、バッファ回
路1223と、ナンドゲート1225と、リセットパル
ス発生回路1227と、ラッチパルス発生回路1229
と、測距用パルス発生回路1231とを有する。超音波
送信機1は、キャリア発生回路12と、タイミングパル
ス発生回路14と、電力増幅回路16とを有する。この
例示においては、キャリア発生回路12は40Hzのキ
ャリアを発生する。
【0018】図4(a)〜(e)はバッファ回路/比較
回路120、距離測定演算制御回路122および超音波
送信機1に関連した動作を説明する信号波形図である。
【0019】タイミングパルス発生回路14は、図4
(a)に図解したように、所定の周期でタイミングパル
スを発生し、キャリア発生回路12がタイミングパルス
に応じて40KHzのキャリアを発生する。このキャリ
アを図4(b)に図解する。ただし、図4(b)に図解
したキャリアは、キャリア発生回路12からバッファ回
路1223に印加され、バッファ回路1223において
バッファ回路/比較回路120からのゲート信号によっ
てゲートされた波形を示している。電力増幅回路16は
キャリア発生回路12からのキャリアを送信用超音波セ
ンサ3を駆動可能なレベルまで増幅する。電力増幅回路
16が増幅されたキャリアは送信用超音波センサ3を駆
動し、距離測定対象物体7に向かって超音波を放射する
(図4(c))。
【0020】距離測定対象物体7で反射した超音波が受
信用ホーンアンテナ15を経由して受信用超音波センサ
13で受信されて(図4(c)に反射波の波形を示
す)、超音波受信機11に印加される。前段増幅回路・
バッファ回路110は受信用超音波センサ13からの微
弱な電気信号を、後段の回路で信号処理可能な所定レベ
ルまで増幅する。高周波信号濾波回路112は、前段増
幅回路・バッファ回路110で増幅した反射超音波に対
応した信号のうち、高周波成分を通過させ、低周波成分
を除去する。これにより、距離測定対象物体7からの反
射超音波に含まれる低周波雑音が除去できる。測距感度
補正回路114は可変利得増幅回路を有しており、高周
波信号濾波回路112からの信号を感度補正する。この
詳細については下記に詳述する。低周波信号濾波回路・
バッファ回路116は、その後段の検波回路118で検
波可能なように、測距感度補正回路114からの出力信
号のうち低周波信号成分を通過させる。検波回路118
は、低周波信号濾波回路・バッファ回路116からの出
力信号を検波する。検波回路118における検波として
は、たとえば、包絡線検波を行う。この例では、2倍検
波を行う。バッファ回路/比較回路120は検波回路1
18で検波した連続的な信号を順次ディジタルデータと
して保存し、所定のレベル信号と比較して受信した反射
波が所定のレベル以上のとき、希望する反射波が受信さ
れたことを示す信号を出力する。
【0021】距離測定演算制御回路122は、送信用超
音波センサ3からの超音波発振から、バッファ回路/比
較回路120による受信波の受信までの時間を測定し、
式1に従って、距離を算出する。また、距離測定演算制
御回路122は測距感度補正回路114と協動して測距
の感度補正を行う。その詳細について下記に詳述する。
【0022】リセットパルス発生回路1227は、送信
用超音波センサ3が発振したときに、バッファ回路12
23からのタイミングパルスに基づいてリセットパルス
Rpを演算制御ユニット(CPU)1220に出力し、
CPU1220内のカウンタをリセットする。リセット
されたカウンタは、その後、測距用パルス発生回路12
31から出力されたキャリアをナンドゲート1225で
バッファ回路1223からのタイミングパルスと論理演
算したゲート化キャリアパルス(図4(b))の計数を
開始する。バッファ回路/比較回路120において受信
波が正当な反射波と判断したとき、バッファ回路/比較
回路120は図4(e)に図解したパルス信号を演算制
御ユニット(CPU)1220およびバッファ回路12
23に出力する。ラッチパルス発生回路1229はバッ
ファ回路1223からのパルス信号に応答してラッチパ
ルスLpをCPU1220に出力して、カウンタの計数
を停止する。このカウンタの計数値が、検出物体7に向
けて送信用超音波センサ3から超音波が発振され、受信
用超音波センサ13で反射波を受信するまでの時間とな
る。この測定時間を用いて、式1に基づいて測距を行
う。なお、CPU1220は上述した測距処理の他、測
距感度補正回路114と協動して、補正処理を行う。水
晶発振回路1221は、CPU1220におけるクロッ
クCLKの信号源である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】図3に図解した送受信
分離型反射方式の超音波距離測定装置において、図4
(a)に図解したように、距離測定対象物体7まで距離
の長短に係わりなく、タイミングパルス発生回路14の
パルス幅は一定である。その結果としては、送受信分離
型反射方式の超音波距離測定装置と距離測定対象物体7
との距離が長くなるにつれて、送信用超音波センサ3か
らの送信エネルギーの減衰と拡散とが極度に大きくな
り、距離測定対象物体7が遠く離れた場合の正確な測距
が困難になるという問題に遭遇する。もちろん、測距感
度補正回路114における補正を行うことによって、距
離測定対象物体7までの測定可能な距離が増大している
が、その上、さらに測定可能な距離を延ばしたいという
要望がある。
【0024】測定可能な距離を延ばす方法として簡単な
方法は、電力増幅回路16における送信エネルギーを増
大させること、換言すれば、電力増幅回路16における
増幅率を高めることである。しかしながら、電力増幅回
路16における増幅を高めると、新たな問題に遭遇す
る。
【0025】第1は、電力増幅回路16から過大な電力
で送信用超音波センサ3を駆動すると、送信用超音波セ
ンサ3の振動が過大になり、送信用超音波センサ3が搭
載されている基板を振動させる。その結果、その振動に
受信用超音波センサ13が感応する。すなわち、受信用
超音波センサ13は距離測定対象物体7からの反射波を
受信する前に、送信用超音波センサ3の振動に起因する
雑音を検出することになり、正確な測距が困難になる。
もちろん、そのような振動の影響を受けないようにする
手段は機械的、電気的にとることは可能である。機械的
な振動防止対策としては、送信用超音波センサ3の搭載
されている基板と受信用超音波センサ13の搭載れてい
る基板とを分離することであり、好ましくは,送信用超
音波センサ3と受信用超音波センサ13とを離すことで
ある。しかしながら、送信用超音波センサ3と受信用超
音波センサ13とを距離的に離すことは、送受信分離型
反射方式の超音波距離測定装置の装置構成を大きくする
という問題に遭遇する。特に、車両にこの送受信分離型
反射方式の超音波距離測定装置を搭載するときなどは寸
法的な制約で送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
置を大きくできない。また、図1を参照して述べたよう
に、送信用超音波センサ3と受信用超音波センサ13と
は接近させるべきであるから、離すことは検出精度の観
点から好ましくない。電気的な対策としては、種々のフ
ィルタ処理、ゲート処理が考えられる。しかしながら、
超音波受信波と同じ周波数成分の雑音を除去することは
相当困難であり、回路構成を複雑にする。
【0026】第2の問題は、送信エネルギーを高める
と、超音波受信機11にそれぞれの回路の感度を高める
必要が出てくる。その結果、超音波受信機11の回路が
高価格になるという問題に遭遇する。
【0027】第3の問題は、近い距離の測定にも大きな
送信エネルギーを使用するから、必要以上の過大な送信
エネルギーを浪費することになる。
【0028】第4の問題は、送信エネルギーが高くなれ
ば高くなるほど、送受信分離型反射方式の超音波距離測
定装置の周囲に雑音として大きな超音波を放出すること
になる。
【0029】以上は、測距感度補正回路114を設けた
場合について述べたが、測距感度補正回路114を設け
ない場合でも、距離測定範囲が短くなるということを除
いて、上述した問題に遭遇する。
【0030】本発明の目的は、測距感度補正を行うか否
かに係わりなく、低い送信エネルギーで、長短のいずれ
もが正確に測距可能な送受信分離型反射方式の超音波距
離測定装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信用
超音波センサから放射された超音波が距離測定対象物体
で反射され、該反射した超音波を受信用超音波センサで
受信し、超音波の送信から超音波の受信までの時間を測
定し、該計測時間から前記送信用超音波センサまたは前
記受信用超音波センサから前記距離測定対象物体までの
距離を測定する送受信分離型反射方式の超音波距離測定
装置であって、該超音波距離測定装置は、前記送信用超
音波センサの駆動制御を行う送信装置と、前記受信用超
音波センサからの信号を処理して距離測定を行う受信装
置と、制御手段とを有し、前記送信装置は、制御信号に
応じて、前記送信用超音波センサを駆動するキャリアの
パルス幅を変化させたキャリアを発生するキャリア発生
手段と、該キャリア発生手段からのキャリアを増幅し、
前記送信用超音波センサを駆動する電力増幅手段とを有
し、前記受信装置は、包絡線検波手段と、前記検波手段
で検出した検波信号から前記距離測定対象物体の反射波
の受信を検出し、前記送信用超音波センサの発振から該
反射波の受信までの時間を測定し、その時間から前記距
離測定対象物体までの距離を算出する演算処理手段とを
有し、前記制御手段は、概略測距手段と、精密測距手段
とを有し、前記概略測距手段は、前記距離測定対象物体
に対して、前記送信用超音波センサから所定のレベルの
超音波を照射し、前記演算処理手段において反射波を検
出して前記距離を算出し、前記精密測距手段は、前記特
定した距離に基づいて、前記送信装置内の前記タイミン
グパルス発生手段のタイミングパルスの周波数または周
期を変化させ、該変化させたタイミングパルスの周波数
または周期に基づいて前記送信用超音波センサを励起さ
せて前記距離測定対象物体に対して前記送信用超音波セ
ンサから所定のレベルの超音波を照射し、前記演算処理
手段において反射波を検出して前記距離を算出させる送
受信分離型反射方式の超音波距離測定装置が提供され
る。
【0032】本願発明者は、キャリアのパルス幅を変化
させると、実質的に送信用超音波センサの電力が変化す
ることを見いだした。したがって、電力増幅回路を可変
増幅回路などにすることなく、送信用超音波センサの印
加電力を実質的に変化させることができる。本発明にお
いては、距離に応じたキャリアのパルス幅を最適に設定
し、そのパルス幅に応じた電力で送信用超音波センサを
駆動するという構想に基づく。かかる前提をもとに、距
離測定対象物体まで、たとえば、測定範囲の中間の距離
について、キャリアのパルス幅を設定して、そのキャリ
アで送信用超音波センサを駆動して、概略の測距を行
う。次いで、概略測距結果から、その測距を行うのに最
適なキャリアのパルス幅を決定して、そのパルス幅を有
するキャリアで送信用超音波センサを駆動して、測距を
行う。この2度目の測距は正確な測距となる。
【0033】好ましくは、前記距離に対する前記送信用
超音波センサを駆動するキャリアのパルス幅は、それぞ
れの距離に対するキャリアのパルス幅としてメモリに記
憶されている。
【0034】好ましくは、前記送信用超音波センサは防
滴型送信用超音波センサであり、前記受信用超音波セン
サは防滴型受信用超音波センサである。この場合、好適
には、前記受信装置は、前記包絡線検波手段の前段に、
前記受信用超音波センサにおける受信信号の感度を補正
する感度補正回路を設け、前記包絡線検波手段は前記感
度補正回路の出力を検波する。
【0035】また本発明の第2の観点によれば、送信用
超音波センサから放射された超音波が距離測定対象物体
で反射され、該反射した超音波を受信用超音波センサで
受信し、超音波の送信から超音波の受信までの時間を測
定し、該計測時間から前記送信用超音波センサまたは前
記受信用超音波センサから前記距離測定対象物体までの
距離を測定する送受信分離型反射方式の超音波距離測定
方法であって、所定の距離に対する、前記送信用超音波
センサを駆動するキャリアのパルス幅のキャリアを増幅
した信号で前記送信用超音波センサを駆動して、前記距
離測定対象物体までの第1の距離を算出し、該算出した
第1の距離を参照して、その距離に対する前記送信用超
音波センサを駆動するキャリアのパルス幅を設定し、そ
のキャリアを増幅した信号で前記送信用超音波センサを
駆動して、前記距離測定対象物体までの第2の距離を算
出する、送受信分離型反射方式の超音波距離測定方法が
提供される。
【0036】上述したように、第1回目に距離測定対象
物体に対する概略の測距を行い、そこで得られた距離を
参照してキャリアのパルス幅を最適に設定して、そのキ
ャリアによって送信用超音波センサを駆動して正確な測
距を行う。
【0037】
【発明の実施の形態】第1実施の形態 図5および図6(a)〜(e)を参照して、本発明の送
受信分離型反射方式の超音波距離測定装置の第1の実施
の形態を述べる。図5は図3に類似する本発明の第1の
実施の形態の送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
置の構成図である。図6(a)〜(e)は、図4(a)
〜(e)に対応する図5に図解した送受信分離型反射方
式の超音波距離測定装置の動作を説明するグラフであ
る。
【0038】図5に図解した送受信分離型反射方式の超
音波距離測定装置は、送信用超音波センサ3を駆動する
超音波送信機1と、送信用超音波センサ3から放射され
た超音波を収束させる送信用ホーンアンテナ5とからな
る送信系と、送信用超音波センサ3から放射されて距離
測定対象物体7で反射した反射波を受容して受信用超音
波センサ13に導く受信用ホーンアンテナ15と、受信
用ホーンアンテナ15で導かれた超音波を受信する受信
用超音波センサ13と、送信用超音波センサ3の放射時
間と受信用超音波センサ13で受信した受信時間との時
間差を算出し、算出した時間差を式1に代入して、送受
信分離型反射方式の超音波距離測定装置から距離測定対
象物体7までの距離を算出する超音波受信機11からな
る受信系とを有する。上述した送信系と受信系は、図3
を参照して述べた背景技術と同様である。
【0039】図5に図解した送受信分離型反射方式の超
音波距離測定装置は、上述した送信系と受信系の他に、
タイミングパルス幅制御回路200を有する。このタイ
ミングパルス幅制御回路200は、送信系に含ませても
いいし、受信系に含ませてもいいし、あるいは、送信系
と受信系とのいずれにも属さず、中間部に位置させても
よい。しかしながら、本実施の形態においては、タイミ
ングパルス幅制御回路200は、距離測定演算制御回路
122内の演算制御ユニット(CPU)1220Aによ
って制御されてタイミングパルス発生回路14Aを制御
するので、便宜的に、送信系側に含ませておく。
【0040】本発明は、送信用超音波センサを駆動する
キャリアのパルス幅を変化させることより、送信用超音
波センサに印加される電力が変化することを第1の基本
構想としている。そのため、タイミングパルス発生回路
14Aのタイミングパルス(図6(a)の周期を変化さ
せて、キャリア発生回路12Aにおけるキャリアのパル
ス幅を変化させる。因みに、図6(a)に図解したタイ
ミングパルスの周期T2は、図4(a)に図解したタイ
ミングパルスの周期T1より長い。次いで、図7に図解
したように、(1)送受信分離型反射方式の超音波距離
測定装置が想定する範囲の所定の基準位置、たとえば、
送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置の測定範囲
の中間位置に対して最適な送信用超音波センサ3の駆動
電力を発生するキャリアのパルス幅のキャリアで送信用
超音波センサ3を駆動して、距離測定対象物体7までの
概略的な測距を行い(これを概略測距という)、(2)
概略測距で得られた距離をに対して最適な送信用超音波
センサ3の駆動電力を発生するキャリアのパルス幅のキ
ャリアを送信用超音波センサ3を駆動して距離測定対象
物体7までの正確な測距を行う(これを正確な測距とい
う)ことを第2の基本構想としている。このような測定
距離とキャリアのパルス幅の関係は、その都度、たとえ
ば、距離測定演算制御回路122A内の演算制御ユニッ
ト(CPU)1220Aにおいて、計算しても良いが、
事前に試算、または試算結果に基づく実験結果を整理し
て、演算制御ユニット(CPU)1220Aのメモリに
記憶しておき、測定見込み距離に相当するキャリアのパ
ルス幅をメモリから読みだして使用することが好まし
い。
【0041】距離測定演算制御回路122A、タイミン
グパルス幅制御回路200、タイミングパルス発生回路
14Aおよびキャリア発生回路12Aは、本発明のキャ
リアのパルス幅を変換させる手段として機能する。送信
用超音波センサ3の駆動電力を変化させるにはキャリア
のパルス幅を変化させるが、本実施の形態においては、
タイミングパルス発生回路14Aを介してキャリア発生
回路12Aのキャリアのパルス幅を変化させている。
【0042】距離測定演算制御回路122A、特に、距
離測定演算制御回路122A内の演算制御ユニット(C
PU)1220Aは、本発明の距離を測定する演算処理
手段として機能する他、本発明の制御手段としても機能
する。すなわち、この制御手段としての演算制御ユニッ
ト(CPU)1220Aが、図7に図解した概略測距を
行い、その結果から距離測定対象物体7までの距離を推
定し、その推定距離における最適なキャリアのパルス幅
を、たとえば、メモリから読み出し、そのパルス幅のデ
ータをタイミングパルス幅制御回路200を介してタイ
ミングパルス発生回路14Aに印加してタイミングパル
スの周波数または周期を変化させてキャリア発生回路1
2Aのキャリアのパルス幅を変化させる。本実施の形態
においては、演算制御ユニット(CPU)1220Aは
距離測定の演算処理手段および制御手段の両方の処理を
行う場合を例示する。
【0043】図3と同様、図5に図解の超音波送信機1
Aは、キャリア発生回路12A、タイミングパルス発生
回路14A、電力増幅回路16を有する。この回路構成
自体と図3の同様であるが、図5においては、タイミン
グパルス発生回路14Aが、タイミングパルス幅制御回
路200からの制御信号に応じて、タイミングパルスの
周波数または周期が、図6(a)に図解したように図4
(a)とは変化する。次いで、キャリア発生回路12A
がタイミングパルス発生回路14Aからの周波数または
周期が変化したタイミングパルスによってキャリアのパ
ルス幅が変化する回路である。
【0044】タイミングパルス発生回路14A タイミングパルス発生回路14Aの回路構成としては、
種々の形態が適用できる。本実施の形態においては、図
4(a)と図6(a)と対比すると明瞭なように、タイ
ミングパルスの周期が変化してているが、デューティは
ほぼ50%と変化していない。したがって、図4(a)
に図解したタイミングパルスと図6(a)に図解したタ
イミングパルスとは周波数が異なる、換言すれば、周期
が異なることを意味している。
【0045】したがって、タイミングパルス発生回路1
4Aの第1の形態の回路構成例としては、可変周波数発
振器を用いて実現することができる。さらに具体的に述
べると、たとえば、可変周波数発振器として、位相同期
回路(PLL)などに用いる公知の電圧制御型発振回路
(VCO)を用いてタイミングパルス発生回路14Aを
構成し、タイミングパルス幅制御回路200からは周波
数に応じた電圧をタイミングパルス発生回路14Aに印
加する。この場合、タイミングパルス発生回路14Aは
連続的に周波数または周期を変更することができる。
【0046】タイミングパルス発生回路14Aの第2の
形態としては、図8に例示した、単安定マルチバイブレ
ータなどの発振回路を用いる。単安定マルチバイブレー
タのパルス幅Tは、下記式で規定される。
【0047】 T=C1 ×R3 ln(1+R1 /R2 )(1+Vf /Vosat) ・・(2) ただし、Vf はダイオードDの順方向電圧であり、 Vosat=Vcc−(1〜2)V Vccは電源電圧である。
【0048】式2から明らかなように、抵抗素子の値R
3 またはR1 ,R2 、または、静電容量素子の値C1
変化させて発振周波数または周期を変更することができ
る。その場合、静電容量素子としては、可変静電容量素
子を用いることが好ましく、抵抗素子としては可変抵抗
素子を用いることが望ましい。この場合周波数または周
期を連続的に変換させることができる。
【0049】タイミングパルス発生回路14Aの第3の
形態としては、第2の形態と同様、図7に図解した単安
定マルチバイブレータを用いるが、複数の異なる値の静
電容量素子および複数の値の異なる抵抗素子を設けてお
き、周波数または周期に応じてスイッチ素子でそれらを
選択することにより、周波数または周期を段階的に変化
させることができる。
【0050】タイミングパルス発生回路14Aの具体的
な回路構成は上述したものに限定されず、その他、公知
を可変周波数回路を適宜用いることができる。
【0051】キャリア発生回路12A キャリア発生回路12Aは、送信用超音波センサ3の動
作特性の観点から、ほぼ40kHzを中心とした共振周
波数を持っている。この周波数は変化させない。したが
って、たとえば、図6(a)に図解したように、タイミ
ングパルスの周期T2が図4(a)に図解したタイミン
グパルスの周期T1より長くなれば、その長い周期内に
は多くのキャリアパルスが存在することになる。したが
って、本実施の形態においては、キャリア発生回路12
Aは、基本的には、共振周波数40KHzの発振器から
の発振パルスを、タイミングパルス発生回路14Aから
のタイミングパルスでゲートしたキャリアパルスを発生
して、電力増幅回路16に出力することになる。
【0052】タイミングパルス幅制御回路200 タイミングパルス幅制御回路200はタイミングパルス
発生回路14Aの上述した形式に応じた制御信号をタイ
ミングパルス発生回路14Aに与えるように構成され
る。たとえば、第1の形態のタイミングパルス発生回路
14Aの場合、タイミングパルス幅制御回路200は制
御信号として周波数または周期に応じた電圧の信号をタ
イミングパルス発生回路14Aに印加スル。第3の形態
のタイミングパルス発生回路14Aの場合は、タイミン
グパルス幅制御回路200はスイッチ素子を駆動するス
イッチ制御信号を印加する。
【0053】超音波受信機11は、図3に図解した超音
波受信機11と同様、前段増幅回路・バッファ回路11
0、高周波信号濾波回路112、測距感度補正回路11
4、低周波信号濾波回路・バッファ回路116、検波回
路118、バッファ回路/比較回路120、および、距
離測定演算制御回路122を有する。これらの回路の内
容については、図3を参照して述べた超音波受信機11
の説明において述べているので、詳細は割愛するが、図
5に図解した送受信分離型反射方式の超音波距離測定装
置の全体動作に関連させて、その概要を再び記述する。
【0054】電力増幅回路16はキャリア発生回路12
からのキャリアを送信用超音波センサ3を駆動可能なレ
ベルまで増幅する。電力増幅回路16が増幅されたキャ
リアは送信用超音波センサ3を駆動し、距離測定対象物
体7に向かって超音波を放射する(図6(c))。この
例示においては、キャリア発生回路12は40Hzのキ
ャリアを発生する。距離測定対象物体7で反射した超音
波が受信用ホーンアンテナ15を経由して受信用超音波
センサ13で受信されて(図6(c)に反射波の波形を
示す)、超音波受信機11に印加される。前段増幅回路
・バッファ回路110は受信用超音波センサ13からの
微弱な電気信号を、後段の回路で信号処理可能な所定レ
ベルまで増幅する。高周波信号濾波回路112は、前段
増幅回路・バッファ回路110で増幅した反射超音波に
対応した信号のうち、高周波成分を通過させ、低周波成
分を除去する。これにより、距離測定対象物体7からの
反射超音波に含まれる低周波雑音が除去できる。測距感
度補正回路114は可変利得増幅回路を有しており、高
周波信号濾波回路112からの信号を感度補正する。低
周波信号濾波回路・バッファ回路116は、その後段の
検波回路118で検波可能なように、測距感度補正回路
114からの出力信号のうち低周波信号成分を通過させ
る。検波回路118は、低周波信号濾波回路・バッファ
回路116からの出力信号を検波する。検波回路118
における検波としては、たとえば、包絡線検波を行う。
この例では、2倍検波を行う。バッファ回路/比較回路
120は検波回路118で検波した連続的な信号を順次
ディジタルデータとして保存し、所定のレベル信号と比
較して受信した反射波が所定のレベル以上のとき、希望
する反射波が受信されたことを示す信号を出力する。
【0055】距離測定演算制御回路122A 距離測定演算制御回路122Aは、送信用超音波センサ
3からの超音波発振から、バッファ回路/比較回路12
0による受信波の受信までの時間を測定し、式1に従っ
て、距離を算出する。また、距離測定演算制御回路12
2Aは測距感度補正回路114と協動して測距の感度補
正を行う。さらに、距離測定演算制御回路122Aは、
タイミングパルス幅制御回路200を介して超音波送信
機1内のタイミングパルス発生回路14Aの発振周波数
または周期を制御する。この点が図3に図解した距離測
定演算制御回路122とは異なる。換言すれば、距離測
定演算制御回路122Aは、タイミングパルス発生回路
14Aの周波数または周期を制御する機能が付加されて
いる。この処理については詳細を後述する。距離測定演
算制御回路122A内の演算制御ユニット(CPU)1
220Aにおいてその処理を行う。その意味において、
演算制御ユニット(CPU)1220Aは図3に図解し
た演算制御ユニット(CPU)1220Aにタイミング
パルス発生回路14Aの制御を行う処理が付加されてい
る。
【0056】距離測定演算制御回路122Aは、上述し
た処理を行うため、演算制御ユニット(CPU)122
0Aと、この演算制御ユニット(CPU)1220Aの
クロック発振器としての水晶発振回路1221と、バッ
ファ回路1223と、ナンドゲート1225と、リセッ
トパルス発生回路1227と、ラッチパルス発生回路1
229と、測距用パルス発生回路1231とを有する。
【0057】タイミングパルス発生回路14Aは、図6
(a)に図解したように、タイミングパルス幅制御回路
200からの制御信号に応じた所定の周期(または所定
の周波数で)でタイミングパルスを発生し、キャリア発
生回路12がタイミングパルスに応じた周波数のキャリ
アを発生する。このキャリアを図6(b)に図解する。
【0058】リセットパルス発生回路1227は、送信
用超音波センサ3が発振したときに、バッファ回路12
23からのタイミングパルスに基づいてリセットパルス
Rpを演算制御ユニット(CPU)1220Aに出力
し、CPU1220内のカウンタをリセットする。リセ
ットされたカウンタは、その後、測距用パルス発生回路
1231から出力されたキャリアをナンドゲート122
5でバッファ回路1223からのタイミングパルスと論
理演算したゲート化キャリアパルス(図6(b))の計
数を開始する。バッファ回路/比較回路120において
受信波が正当な反射波と判断したとき、バッファ回路/
比較回路120は図6(e)に図解したパルス信号を演
算制御ユニット(CPU)1220およびバッファ回路
1223に出力する。ラッチパルス発生回路1229は
バッファ回路1223からのパルス信号に応答してラッ
チパルスLpをCPU1220Aに出力して、カウンタ
の計数を停止する。このカウンタの計数値が、検出物体
7に向けて送信用超音波センサ3から超音波が発振さ
れ、受信用超音波センサ13で反射波を受信するまでの
時間となる。この測定時間を用いて、式1に基づいて測
距を行う。なお、CPU1220Aは上述した測距処理
の他、測距感度補正回路114と協動して、補正処理を
行う。水晶発振回路1221は、CPU1220におけ
るクロックCLKの信号源である。
【0059】距離測定演算制御回路122Aの演算制御
ユニット(CPU)1220Aは、上述した基本動作に
よって距離測定対象物体7までの距離を測定するが正確
な測距を行うため、上述した動作を反復する、図7に図
解した方法、すなわち、概略測距と正確な測距の2段階
で測距を行う。その詳細を述べる。下記のステップ1〜
4が概略測距処理に相当し、ステップ5〜7が精密測距
処理に該当する。
【0060】ステップ1(S1):演算制御ユニット
(CPU)1220Aは、送受信分離型反射方式の超音
波距離測定装置の測定可能な範囲の中間距離に距離測定
対象物体7が位置していると仮定して、その位置に距離
測定対象物体7が位置していた場合に最適なタイミング
パルス発生回路14Aの発振周波数または周期を、事前
に記憶したデータをメモリ(図示せず)から読みだす。
すなわち、本実施の形態においては、距離測定対象物体
7までの距離を測定するのに望ましい、キャリアのパル
ス幅、ひいては、そのキャリアのパルス幅を発生させる
タイミングパルスの周波数または周期をデータとして事
前に求めておき、演算制御ユニット(CPU)1220
A内のメモリに記憶しておく。
【0061】ステップ2(S2):バッファ回路/比較
回路120Aが読みだしたデータはタイミングパルス幅
制御回路200に印加され、タイミングパルス幅制御回
路200はタイミングパルス発生回路14Aの回路に則
した方法で上記データに対応した制御信号をタイミング
パルス発生回路14Aに印加する。その結果、タイミン
グパルス発生回路14Aは演算制御ユニット(CPU)
1220Aの指定する周波数または周期のタイミングパ
ルスを発生する。
【0062】ステップ3(S3):この状態で、キャリ
ア発生回路12Aはタイミングパルス発生回路14Aか
らのタイミングパルスに応じたキャリアを発生し、電力
増幅回路16において増幅されて、送信用超音波センサ
3を駆動する。
【0063】ステップ4(S4):受信用超音波センサ
13が距離測定対象物体7からの反射波に感応し、超音
波受信機11において上述した反射波の検出を行い、距
離測定演算制御回路122Aの演算制御ユニット(CP
U)1220Aにおいて、式1に従って、測距演算を行
う。しかしながら、この測距結果は必ずしも正確ではな
い。
【0064】ステップ5(S5):演算制御ユニット
(CPU)1220Aは、得られた測距データを参照し
てメモリからその距離に最適なキャリアのパルス幅を発
生させるタイミングパルスの周波数または周期のデータ
を読みだして、タイミングパルス幅制御回路200に印
加する。それにより、タイミングパルス発生回路14A
がタイミングパルス幅制御回路200かちの制御信号に
応じてタイミングパルスの周波数または周期を変化させ
る。
【0065】ステップ6(S6):この状態で、キャリ
ア発生回路12Aは変化したタイミングパルスの周波数
または周期に応じたキャリアパルスを出力する。そのキ
ャリアパルスは電力増幅回路16に印加されて増幅され
る。送信用超音波センサ3が電力増幅回路16からの電
力に応じた駆動されて、距離測定対象物体7に向けて超
音波を発射する。
【0066】ステップ7(S7):受信用超音波センサ
13が距離測定対象物体7からの反射波に感応し、超音
波受信機11において上述した反射波の検出を行い、距
離測定演算制御回路122Aの演算制御ユニット(CP
U)1220Aにおいて、式1に従って、測距演算を行
う。この測距結果は正確である。したがって、演算制御
ユニット(CPU)1220Aは2度目の測距結果を測
定結果として出力する。
【0067】以上により、正確な測距が行われる。本実
施の形態においては、距離測定対象物体7までの距離に
応じた電力増幅回路16の電力を変化させる訳ではない
から、安定度も高く、電力増幅回路16を可変利得増幅
回路に変更するより、低価格で実現できる。また、送信
用超音波センサ3の駆動電力を測定距離に応じて適切に
できるから、電力の無駄がない上、送信用超音波センサ
3の過大な振動が防止できるから、送信用超音波センサ
3の振動が外乱となって、測距の精度を低下させること
もない。
【0068】第2の実施の形態 図5を参照して述べた送受信分離型反射方式の超音波距
離測定装置は、測距感度補正回路114と距離測定演算
制御回路122Aとによる、補正による測定距離を延ば
す場合を例示したが、本発明は、測距感度補正回路11
4およびそのための距離測定演算制御回路122Aの機
能が存在しない場合でも適用できる。そのときの測距の
精度および効果については上述した第1実施の形態と同
様である。
【0069】本発明の実施に際しては、上述した例示に
限らず、種々の変形態様をとることができる。たとえ
ば、制御手段およびキャリアのパルス幅を変更する手段
として、上述した距離測定演算制御回路122Aの演算
制御ユニット(CPU)1220Aを共用した場合につ
いて述べたが、バッファ回路/比較回路120Aを測距
を行う演算手段部分と、タイミングパルスの周波数また
は周期を変更してキャリアのパルス幅を変化させる手段
とを別個独立に設けることもできる。
【0070】また、タイミングパルス発生回路14Aに
ついて複数の回路構成例を例示したが、本発明の実施に
際しては、その他の公知または未知の種々の回路構成を
とることもできる。同様にキャリア発生回路12Aも公
知または未知の種々の回路構成をとることができる。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な回路構成で、かつ、電力増大をさせないで、精度の
よい測距が可能となる。
【0072】また本発明は電力振幅を増大させないか
ら、送信用超音波センサの振動に起因する雑音の影響を
受けない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は送受信分離型反射方式の超音波距離測定
装置の構成図である。
【図2】図2は本発明の送受信分離型反射方式の超音波
距離測定装置の受信機の基本構成図である。
【図3】図3は本発明の背景技術としての送受信分離型
反射方式の超音波距離測定装置における距離測定演算制
御回路の構成図である。
【図4】図4(a)〜(e)は図3の送受信分離型反射
方式の超音波距離測定装置の動作を説明する信号波形図
である。
【図5】図3は本発明の第1の実施の形態としての送受
信分離型反射方式の超音波距離測定装置における距離測
定演算制御回路の構成図である。
【図6】図6(a)〜(e)は図5の送受信分離型反射
方式の超音波距離測定装置の動作を説明する信号波形図
である。
【図7】図7は本発明の送受信分離型反射方式の超音波
距離測定装置における動作モードを説明する図である。
【図8】図8は図6のタイミングパルス発生回路の回路
構成の1例を示す回路図である。
【符号の説明】
1・・超音波送信機 3・・送信用超音波センサ 5・・送信用ホーンアンテナ 7・・距離測定対象物体 11・・超音波受信機 110・・前段増幅回路・バッファ回路 112・・高周波信号濾波回路 114・・測距感度補正回路 116・・低周波信号濾波回路・バッファ回路 118・・検波回路 120・・バッファ回路/比較回路 122A・・距離測定演算制御回路 1220A・・演算制御ユニット(CPU) 13・・受信用超音波センサ 15・・受信用ホーンアンテナ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信用超音波センサから放射された超音波
    が距離測定対象物体で反射され、該反射した超音波を受
    信用超音波センサで受信し、超音波の送信から超音波の
    受信までの時間を測定し、該計測時間から前記送信用超
    音波センサまたは前記受信用超音波センサから前記距離
    測定対象物体までの距離を測定する送受信分離型反射方
    式の超音波距離測定装置であって、該超音波距離測定装
    置は、 前記送信用超音波センサの駆動制御を行う送信装置と、 前記受信用超音波センサからの信号を処理して距離測定
    を行う受信装置と、 制御手段とを有し、 前記送信装置は、 制御信号に応じて前記送信用超音波センサを駆動するキ
    ャリアのパルス幅を変化させてキャリアを発生するキャ
    リア発生手段と、 該キャリア発生手段からのキャリアを増幅し、前記送信
    用超音波センサを駆動する電力増幅手段とを有し、 前記受信装置は、 包絡線検波手段と、 前記検波手段で検出した検波信号から前記距離測定対象
    物体の反射波の受信を検出し、前記送信用超音波センサ
    の発振から該反射波の受信までの時間を測定し、その時
    間から前記距離測定対象物体までの距離を算出する演算
    処理手段とを有し、 前記制御手段は、 概略測距手段と、 精密測距手段とを有し、 前記概略測距手段は、前記距離測定対象物体に対して、
    前記送信用超音波センサから所定のレベルの超音波を照
    射し、前記演算処理手段において反射波を検出して前記
    距離を算出し、 前記精密測距手段は、前記特定した距離に基づいて、前
    記送信装置内の前記タイミングパルス発生手段のタイミ
    ングパルスの周波数または周期を変化させ、該変化させ
    たタイミングパルスの周波数または周期に基づいて前記
    送信用超音波センサを励起させて前記距離測定対象物体
    に対して前記送信用超音波センサから所定のレベルの超
    音波を照射し、前記演算処理手段において反射波を検出
    して前記距離を算出させる送受信分離型反射方式の超音
    波距離測定装置。
  2. 【請求項2】前記距離に対する前記送信用超音波センサ
    を駆動するキャリアのパルス幅は、それぞれの距離に対
    するキャリアのパルス幅としてメモリに記憶されている
    請求項1記載の送受信分離型反射方式の超音波距離測定
    装置。
  3. 【請求項3】前記送信用超音波センサは防滴型送信用超
    音波センサであり、 前記受信用超音波センサは防滴型受信用超音波センサで
    ある請求項1記載の送受信分離型反射方式の超音波距離
    測定装置。
  4. 【請求項4】前記受信装置は、前記包絡線検波手段の前
    段に、前記受信用超音波センサにおける受信信号の感度
    を補正する感度補正回路を設け、 前記包絡線検波手段は前記感度補正回路の出力を検波す
    る請求項3記載の送受信分離型反射方式の超音波距離測
    定装置。
  5. 【請求項5】送信用超音波センサから放射された超音波
    が距離測定対象物体で反射され、該反射した超音波を受
    信用超音波センサで受信し、超音波の送信から超音波の
    受信までの時間を測定し、該計測時間から前記送信用超
    音波センサまたは前記受信用超音波センサから前記距離
    測定対象物体までの距離を測定する送受信分離型反射方
    式の超音波距離測定方法であって、 所定の距離に対する、前記送信用超音波センサを駆動す
    るキャリアのパルス幅のキャリアを増幅した信号で前記
    送信用超音波センサを駆動して、前記距離測定対象物体
    までの第1の距離を算出し、 該算出した第1の距離を参照して、その距離に対する前
    記送信用超音波センサを駆動するキャリアのパルス幅を
    設定し、そのキャリアを増幅した信号で前記送信用超音
    波センサを駆動して、前記距離測定対象物体までの第2
    の距離を算出する送受信分離型反射方式の超音波距離測
    定方法。
  6. 【請求項6】前記距離に対する前記送信用超音波センサ
    を駆動するキャリアのパルス幅は、それぞれの距離に対
    するキャリアのパルス幅としてメモリに記憶されている
    請求項5記載の送受信分離型反射方式の超音波距離測定
    方法。
  7. 【請求項7】前記所定の距離は、測定範囲の中間距離で
    ある請求項5記載の送受信分離型反射方式の超音波距離
    測定方法。
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