JP2000088573A - レーザー光を用いた墨出し器 - Google Patents

レーザー光を用いた墨出し器

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JP2000088573A
JP2000088573A JP10274257A JP27425798A JP2000088573A JP 2000088573 A JP2000088573 A JP 2000088573A JP 10274257 A JP10274257 A JP 10274257A JP 27425798 A JP27425798 A JP 27425798A JP 2000088573 A JP2000088573 A JP 2000088573A
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Susumu Yamashita
進 山下
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MASATO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築現場等における墨出し作業に用いるため
のレーザー光を用いた墨出し器において、墨出しライン
の形成のために手軽に取り扱うことができ、小型で安価
に製作できるレーザー光を用いた墨出し器を提供するこ
と。 【解決手段】 長手方向の軸線X−Xに沿う一端部1a
にライン状のレーザー光を出射するレーザー光出射部2
を有し、他端部1bにレーザー光出射のオン/オフ用ス
イッチ3を有する墨出し器本体1の外周面に、少なくと
も第1の基準面4aと、これと直角をなす第2の基準面
4bが形成されるとともに各基準面に、マグネット5が
配される。水準となる鉄部等よりなる外部の取付面があ
れば、これに第1及び第2の基準面をマグネットで選択
的に吸着固定させ、レーザー光出射部よりライン状のレ
ーザー光を出射させれば、壁面等に水平方向及び垂直方
向の墨出しラインを任意に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築現場において
建築物の壁面、床面、天井面等の相互の位置関係を把握
して配管等の設置のレイアウトや位置設定を行う、いわ
ゆる墨出し作業に、レーザー光を用い、該レーザー光を
壁面等に投影して墨出しを行うレーザー光を用いた墨出
し器に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザー光を用いた墨出し器として、長
手方向に沿う一端部に設けたレーザー光出射部よりレー
ザー光をライン状に出射させて壁面等の墨出しを行うべ
き部位に投影する構成のものが公知である。又、レーザ
ー光は、レーザーダイオード(半導体レーザー)を用い
て発生させる構成も公知であり、ここにおいて墨出し器
本体に内蔵させたレーザーダイオードにより発生させた
レーザースポットをレーザー光出射部に設けたシリンダ
ーレンズ等の光学手段によりライン状に変換して任意の
広がり角をもって出射させ、壁面等に直線(ライン)状
の墨出しラインを形成させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレーザー光
を用いた墨出し器においては、墨出し器本体とこれを支
える支持装置とが一体に設けられ、該支持装置側の設定
によって墨出し器本体の水平ならびに垂直の基準位置を
設定するといった極めて大掛かりな装置構成のために、
装置全体が大型となり建築現場での取扱いが面倒である
とともに装置の製作コストも高いなどの問題があった。
【0004】よって、本発明は上記従来の問題に鑑みな
されたもので、その目的は、墨出しラインの形成のため
に手軽に取り扱うことができ、小型で安価に製作できる
レーザー光を用いた墨出し器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、長手方向に沿う一端部に、該一端部から
レーザー光をライン状に出射させるレーザー光出射部を
有する墨出し器本体を備え、該墨出し器本体の長手方向
に沿う外周面に、長手方向の軸線と平行する平坦な第1
の基準面と、該第1の基準面と直角をなす平坦な第2の基
準面を設けるとともに、該基準面を鉄部等からなる外部
の取付面に吸着固定させるマグネットをこれら第1及び
第2の基準面に配してなり、該マグネットにより前記第1
及び第2の基準面を外部の取付面に対して選択的に吸着
固定させ、前記レーザー光出射部から出射させたライン
状のレーザー光を壁面等に投影して水平方向ないしは垂
直方向の墨出し器ラインを形成することを特徴とするレ
ーザー光を用いた墨出し器を提案するものである。
【0006】本発明は、上記構成において、前記墨出し
器本体の長手方向に沿う外周面が矩形状を呈し、前記第
1の基準面に平行な平坦な第3の基準面及び前記第2の基
準面に平行な平坦な第4の基準面を更に有し、これら第3
及び第4の基準面にも、外部の取付面に吸着固定させる
マグネットを配してなる構成のレーザー光を用いた墨出
し器を提案するとともに、更には、前記マグネットが、
矩形状を呈する前記墨出し器本体の外周面の長手方向に
沿う4つの角隅部に配されてなる構成のレーザー光を用
いた墨出し器を提案するものである。
【0007】上記構成の墨出し器は、その墨出し器本体
の外周面に、少なくとも第1の基準面とこれと直角をな
す第2の基準面が設けられ、これら各基準面に吸着固定
用のマグネットを配した構成としたので、建築現場にお
ける墨出し作業において、マグネットを吸着可能な鉄部
等の水平あるいは垂直な水準となる外部の取付面があれ
ば、この面に墨出し器本体の第1の基準面及び第2の基準
面を交互に選択してマグネットで吸着固定させれば、水
平方向及び垂直方向の墨出しラインを容易に形成させる
ことができる。
【0008】本発明は、更に、上記構成の墨出し器本体
に加えて、前記墨出し器本体を収容する収容空間部を有
する支持枠体と、該支持枠体に設けた回動支軸部に回動
自在に支持された該振り子部材と、該振り子部材の垂下
した下端部に設けられ前記収容空間部に収容された前記
墨出し器本体の前記基準面を前記マグネットにより着脱
自在に吸着固定させるために垂下状態において前記回動
支軸部を通る鉛直線に対し直角の水平な水準面をなす取
付面と、該取付面に吸着固定される墨出し器本体の基準
面の取付位置を規制する位置規制手段と、を更に備えて
なる構成のレーザー光を用いた墨出し器を提案するもの
である。
【0009】上記構成の墨出し器においては、墨出し器
本体を、支持枠体の収容空間部に収容するとともに振り
子部材の下端部に設けた取付面に墨出し器本体の基準面
をマグネットにより吸着固定させることにより、該支持
枠体の設置面の水平度合の如何に拘わらず、振り子部材
が取付面を常に水平な水準面とするので、墨出し器本体
はこの水準面上に取付けられた状態となる。従って、墨
出しラインをより正確に形成することができる。又、第
1の基準面と第2の基準面を交互に選択して振り子部材の
取付面に吸着固定することにより、水平方向ならびに垂
直方向の墨出しラインの形成を容易かつ正確に行うこと
ができる。
【0010】なお、上記本発明の構成において、振り子
部材の取付面に対して墨出し器本体の基準面を着脱自在
に取付ける構成として、該基準面側にマグネットを配し
た構成に代えて該基準面側にマグネットを配した吸着可
能な鉄部等で形成し、取付面にマグネットを配する等の
構成も可能である。又、取付面に取付けられた墨出し器
本体の基準面の位置を規制する手段として、取付面の両
側に沿って下方向に突出形成した規制突縁の構成も提案
される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るレーザー光を用いた墨出し器実施形態を説明する。図
1において、1は墨出し器本体、2はその墨出し器本体1の
長手方向の軸線X−Xに沿う一端部1aに設けられ、該
一端部からレーザー光を図示のようにスリット2aを介
して所定の広がり角をもってライン状に出射させるレー
ザー光出射部、3はこの墨出し器本体1の他端部1bに設
けられたレーザー光の出射のオン/オフを行う押しボタ
ンスイッチである。上記レーザー光をライン状に出射さ
せることにより、このレーザー光を受ける壁面等の建築
物の所定部位(図示せず)には、レーザー光が直線(ラ
イン)状に投影され、これが墨出しラインを形成する。
図1に示す墨出し器本体1の配置状態においてライン状の
レーザー光は水平方向に出射される。
【0012】図1及び図3で示すように、墨出し器本体1
の長手方向の軸線X−Xに沿う外周面は矩形状に形成さ
れ、該軸線X−Xと平行する平坦な第1の基準面4a、こ
れと直角をなす平坦な第2の基準面4b、前記第1の基準
面4aに対し軸線X−Xを挟んで平行な平坦な第3の基
準面4c及び前記第2の基準面4bに対し軸線X−Xを
挟んで平行な平坦な第4の基準面4dより横断面正方形
になっている。
【0013】図3に示すように、ライン状のレーザー光
は、図示の状態において水平方向Y−Yに沿って出射さ
れ、第1及び第3の基準面4a,4cは水平方向に対し直
角をなす垂直方向Z−Zに沿っており、他方、第2及び
第4の基準面4b,4dは水平方向Y−Yに沿ってい
る。
【0014】従って、図3に鎖線で示すように外部の取
付面をなす水平な水準面Rに墨出し器本体1の第4の基準
面4dを設置すると、この状態で壁面等に水平な墨出し
ラインを投影することができる。又、この墨出し器本体
1を逆にして第2の基準面4bを水準面Rに設置しても同
様である。又、墨出し器本体1を90度回転させて第1又は
第3の基準面4a,4cを水準面R上に設置するとライ
ン状のレーザー光は垂直状態となり、これを壁面等に投
影することにより垂直方向の墨出しラインを形成するこ
とができる。
【0015】従って、水平方向及び垂直方向の墨出しラ
インを形成するために墨出し器本体1の外周面には、相
互に直角をなす少なくとも2つの基準面(例えば、第1及
び第2の基準面4a,4b)が必須である。但し、この
実施形態のごとく、外周面を矩形状として4つの基準面
4a〜4dを設ければ、より便利である。
【0016】又、本発明においては、各基準面4a〜4
dにマグネット5を配してある。すなわち、図1及び図
3で示すように、矩形状を呈する墨出し器本体1の外周
面の長手方向に沿う4つの角隅部に凹所6を設けて、こ
こに棒状のマグネット5を接着固定して配置した構成で
ある。各マグネット5の面は各基準面と面一か又はこれ
より突出しない状態となっている。
【0017】このようにマグネット5を角隅部に配した
ので各マグネット5がそれに相互に直角に接する2つの
基準面において作用し得る。すなわち、図3に示す水準
面Rが鉄部等のマグネットを吸着可能な材質で構成され
ている場合は、該水準面R上に基準面をマグネット5の
作用で吸着固定できるので、安定した状態で墨出しライ
ンを形成し得る。特に、該水準面Rが垂直方向の面の場
合でも、マグネット5の作用で墨出し器本体1の任意の
基準面を落下することなく取付けて墨出し作業を遂行で
きる。
【0018】尚、マグネット5は図示のように角隅部へ
配する構成が製作を容易にさせる点で望ましいが、本発
明はこれに限定されず、マグネットを各基準面の適所に
配置してもよい。又、内部に配置して基準面に磁性を作
用させる構成も可能である。
【0019】図2には墨出し器本体1の内部構造を示し
てあるが、図において該本体1の軸線X−Xに沿って形
成された内孔1c内に、レーザー光を発生させるレーザ
ーダイオード(半導体レーザー)7、該ダイオード7の
駆動電源をなす電池8及び押しボタンスイッチ3に接続
されたスイッチ操作部9が直列に接続配置され、該ダイ
オード7に対向してレーザー光出射部2にシリンダーレ
ンズ10が配置されている。このシリンダーレンズ10
はダイオード7より発生する点状のレーザー光(レーザ
ーポイント)をライン状に変換させる光学手段である。
スイッチ操作部9は墨出し器本体1の他端部1bにネジ
込み装着されるキャップ11に押しボタンスイッチ3と
ともに組込まれている。該キャップ11を外せば電池8
の交換等、内部構成部品を取り出すことができる。
【0020】上記のような内部構造において、スイッチ
3を押し込むと、電池8の電力によりダイオード7より
レーザースポットが発生し、シリンダーレンズ10によ
りライン状に変換されてスリット2aを介して外部に出
射される。
【0021】尚、上述したライン状のレーザー光を出射
させる内部構造自体は公知であるから、これ以上の詳細
説明を略する。
【0022】図4及び図5において、12は支持枠体
で、長手方向の軸線X−Xに沿って両端開放の収容空間
部13を有するとともに底部12aにおいて適宜の設置
面S上に載置できるようになっている。この底部12a
にはマグネット14が嵌め込まれているので、該設置面
Sが鉄部等でなる場合には、このマグネット14の作用
で設置面Sに吸着させて安定した載置状態を呈する。
【0023】15は振り子部材で、支持枠体の上部に設
けた回動支軸部16に回動自在に支持され、該回動支軸
部16から垂下した下端部には図4で示すごとく、振り
子部材15の本体部15aに対して、T字形をなして水
平方向に延出した平板状の取付部15bを一体に備え、
その取付部15bの下面が取付面17として構成されて
いる。この取付部15bは図4において回動支軸部16
の中心を通る鉛直線ないし垂直方向Z−Zに対して左右
対称のバランスを保ち、自重で垂下した状態において
は、該支持枠体12が載置される設置面Sの水平度合の
如何に拘わらず、取付面17を常に該鉛直線に対し直角
の水平な水準面とする。
【0024】取付部15aには、長手方向の軸線X−X
における両側に沿って取付面17よりも下方に突出形成
された一対の規制突縁18が取付部15bと一体に設け
られている。これによって、取付面17の幅が規定さ
れ、この幅は墨出し器本体1の基準面4a〜4dの幅に
一致するか、ごく僅かの間隙分だけ大きな寸法に設定さ
れる。
【0025】図4において鎖線で、図5において実線で
示すように、この支持枠体12の収容空間部13に長手
方向に沿って墨出し器本体1を収容して、この任意の基
準面4a〜4dを取付面17に対応させマグネット5の
作用で取り外し自在に吸着固定させるようになってい
る。このため少なくとも取付部15bないし取付面17
はマグネット5を吸着させる鉄部等で形成される。この
ようにして、墨出し器本体1は振り子部材15に取付け
られると、前述のように、取付面17が水平方向に位置
付けられるので、墨出し器本体1の基準面4a〜4dは
水平方向及び垂直(鉛直)方向に正確に位置付けられ
る。従って、図4で示すように、例えば墨出し器本体1
の第2の基準面4bが取付面17に取付けられた状態に
おいては、出射されるライン状のレーザー光は壁面等に
正確な水平方向に沿った墨出しラインを形成することが
できる。又、垂直方向の墨出しラインの形成の場合に
は、墨出し器本体1の第1又は第3の基準面4a,4c
を取付面17に取付ければよい。
【0026】墨出し器本体1の各基準面4a〜4dの幅
は、前述の通り、規制突縁18で規制された取付面17
の幅に対応させてあるので、取付状態において墨出し器
本体1が横ずれすることがない。従って、墨出し器本体
1は左右のバランスを保った状態で振り子部材15に支
持されるので、水平ならびに垂直方向の正確な位置づけ
を維持できる。
【0027】図5に示すように、墨出し器本体1は、取
付けられた状態において、レーザー光出射部2のある一
端部1b及びスイッチ3のある他端部1bがそれぞれ支
持枠体12の長手方向に沿う両端部よりも外方に突出す
る寸法関係になっているので、レーザー光出射部2から
のレーザー光の出射ならびにスイッチ3のオン/オフ操
作に何等支障はない。
【0028】振り子部材15のための回動支軸部16
は、図5で示すように支持枠体12の長手方向に沿う両
端部分に配置されたボールベアリングで構成され、各ベ
アリングに振り子部材15の本体部15aより長手方向
に突出した左右一対の支軸19が回転自在に支持され
る。尚、回動支軸部16をボールベアリングで構成すれ
ば回動摩擦を大幅に減少させるので、精度向上に望まし
いが、ボールベアリングを用いず、支軸19を単に軸支
させる軸孔構造も可能である。
【0029】以上のように墨出し器本体1は、マグネッ
トを吸着可能な鉄部等よりなる外部の取付面をなす水平
あるいは垂直の水準面があれば、これに吸着固定させる
ことにより、水平ならびに垂直方向の墨出しラインを壁
面、床面あるいは天井等の所要部位に形成して墨出し作
業を遂行でき、又、図4及び図5で示す支持枠体12と
組合せて用いれば、水準となる外部の適宜の取付面がな
くても、水平ならびに垂直方向の墨出しラインを正確に
形成することができるとともに支持枠体12と組合せた
構成でも全体に小型で場所を取らず、建築作業現場で手
軽に使用できるものである。
【0030】尚、墨出し器本体1を支持枠体12と組合
せる構成においては、墨出し器本体の矩形の外周面をな
す第1〜第4の基準面4a〜4dは同一の幅のもの、す
なわち、外周面は横断面正方形の形状のものが望まし
い。但し、各基準面に配したマグネット5は振り子部材
の取付面17の側に配してもよい。
【0031】又、墨出し器本体1を単独で用いる構成の
場合には、墨出し器本体1の外周面は横断面が長方形状
のもの、すなわち、相互に直角をなす基準面の幅を異に
するものでよい。更に、基準面は相互に直角をなす2つ
の基準面を有するものでもよく、本発明の上記の実施形
態に限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明のレーザー光を用
いた墨出し器によれば、墨出し器本体の外周面に、少な
くとも第1の基準面と、これと直角をなす第2の基準面
を設けるとともに、これら各基準面にマグネットを配し
た構成としたので、建築現場における墨出し作業におい
て、マグネットを吸着可能な水準となる外部の取付面が
あれば、これに対して第1及び第2の基準面を選択的に
吸着固定させることにより、水平方向及び垂直方向の墨
出しラインを壁面等に容易に形成することができる。
又、該墨出し器本体の振り子部材を回動支持する支持枠
体と組合せて使用すれば、水準となる外部の取付面がな
くても、水平ならびに垂直方向の墨出しラインの形成を
容易かつ正確に行うことができ、小型で場所を取らず、
安価に製作できる等、種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザー光を用いた墨出し器にお
ける墨出し器本体の外観斜視図である。
【図2】図1に示す墨出し器本体の内部構造を示すため
に該本体の長手方向の軸線X−Xに沿って見た拡大縦断
面図である。
【図3】図1に示す墨出し器本体のレーザー光出射部を
設けた側の拡大端面図である。
【図4】図1に示す墨出し器本体を取付けた状態で示す
墨出し器の支持枠体の端面図である。
【図5】図4の上面図である。
【符号の説明】
1 墨出し器本体 2 レーザー光出射部 3 押ボタンスイッチ 4a〜4d 基準面 5 マグネット 12 支持枠体 13 収容空間部 15 振り子部材 16 回動支軸部 17 取付面 18 規制突縁 19 支軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に沿う一端部に、該一端部からレ
    ーザー光をライン状に出射させるレーザー光出射部を有
    する墨出し器本体を備え、該墨出し器本体の長手方向に
    沿う外周面に、長手方向の軸線と平行する平坦な第1の
    基準面と、該第1の基準面と直角をなす平坦な第2の基
    準面を設けるとともに該基準面を鉄部等からなる外部の
    取付面に吸着固定させるマグネットをこれら第1及び第2
    の基準面に配してなり、該マグネットにより前記第1及
    び第2の基準面を外部の取付面に対して選択的に吸着固
    定させ、前記レーザー光出射部から出射させたライン状
    のレーザー光を壁面等に投影して水平方向ないしは垂直
    方向の墨出しラインを形成することを特徴とするレーザ
    ー光を用いた墨出し器。
  2. 【請求項2】前記墨出し器本体の長手方向に沿う外周面
    は矩形状を呈し、前記第1の基準面に平行な平坦な第3の
    基準面及び前記第2の基準面に平行な平坦な第4の基準面
    を更に有し、これら第3及び第4の基準面にも、外部の取
    付面に吸着固定させるマグネットを配してなる請求項1
    に記載のレーザー光を用いた墨出し器。
  3. 【請求項3】前記マグネットは、矩形状を呈する前記墨
    出し器本体の外周面の長手方向に沿う4つの角隅部に配
    されてなる請求項2に記載のレーザー光を用いた墨出し
    器。
  4. 【請求項4】前記墨出し器本体を収容する収容空間部を
    有する支持枠体と、 該支持枠体に設けた回動支軸部に回動自在に支持された
    振り子部材と、 該振り子部材の垂下した下端部に設けられ前記収容空間
    部に収容された前記墨出し器本体の前記基準面を前記マ
    グネットにより着脱自在に吸着固定させるために垂下状
    態において前記回動支軸部を通る鉛直線に対し直角の水
    平な水準面をなす取付面と、 該取付面に吸着固定される墨出し器本体の基準面の取付
    位置を規制する位置規制手段と、を更に備えてなる請求
    項1ないし3のいずれか1に記載のレーザー光を用いた墨
    出し器。
  5. 【請求項5】長手方向に沿う一端部に、該一端部からレ
    ーザー光をライン状に出射させるレーザー光出射部を有
    する墨出し器本体と、該墨出し器本体の長手方向に沿う
    外周面に、長手方向の軸線と平行する平坦な第1の基準
    面と、該第1の基準面と直角をなすとともに該第1の基準
    面と長手方向に沿って実質的に同一の幅を有する第2の
    基準面と、 前記墨出し器本体を収容する収容空間部を有する支持枠
    体と、 該支持枠体に設けた回動支軸部に回動自在に支持された
    振り子部材と、 該振り子部材の垂下した下端部に設けられるとともに垂
    下状態において前記回動支軸部を通る鉛直線に対し直角
    の水平な水準面をなす取付面と、 該取付面に前記収容空間部に収容された墨出し器本体の
    前記基準面を着脱自在に取付ける取付手段と、 該取付面の両側に沿って下方向に突出形成され該取付面
    に取付けられた墨出し器本体の基準面の位置を規制する
    規制突縁と、よりなり、前記墨出し器の第1及び第2の基
    準面を前記振り子部材の取付面に選択的に取付けて該墨
    出し器本体のレーザー光出射部から出射させたライン状
    のレーザー光を壁面等に投影させて水平方向ないし垂直
    方向の墨出しラインを形成することを特徴とするレーザ
    ー光を用いた墨出し器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6914930B2 (en) 2002-05-31 2005-07-05 Black & Decker Inc. Laser level

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