JP2000088341A - 気泡噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴剤を使用することのできる気泡噴射装置
の提供を目的とする。 【構成】 浴槽１の壁面に設けられた吸水口２及び噴射
口３にポンプを備えた循環路４，５を接続し、吸水口２
から浴槽水を吸い込み、噴射口３から噴出させる時に空
気管７から空気を混入させて浴槽内に気泡を噴出させる
気泡噴射装置において、吸水口２，噴射口３を開閉でき
るカバー蓋部材５０を取り付けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、浴槽内へ気泡を噴出
させる気泡噴射装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術及びその課題】従来、浴槽に設けられた吸
水口及び噴射口に、ポンプを備えた循環路を接続し、吸
水口から浴槽水を吸い込み、噴射口から噴出させる時
に、空気を混入させて浴槽内に気泡を噴出させるように
構成した気泡噴射装置が設けられた浴槽が存在するが、
近年において、入浴効果を高め、血行促進により疲労回
復を図るために、浴槽内に入浴剤を入れて入浴すること
が頻繁に行われるようになっており、この入浴剤は粘性
が高いものであるため、入浴剤を浴槽内に入れて気泡噴
射装置を作動させると、気泡噴射装置のポンプ，圧力セ
ンサ，水位スイッチ，水流スイッチ等に粘性の高い入浴
剤が固着してしまい、これらの部材が機能しなくなって
しまう場合があり、気泡噴射装置を備えた浴槽では入浴
剤の使用ができないものとなっていた。また、従来の気
泡噴射装置付き浴槽においては、吸水口とか噴射口の金
具が浴槽内に突出して入浴時に邪魔になるという問題点
があった。

【０００３】

【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、入浴剤が使用可能とな
る浴槽の気泡噴射装置を提供せんことを目的とし、その
第１の要旨は、浴槽壁面に設けられた吸水口及び噴射口
にポンプを備えた循環路を接続し、前記吸水口から浴槽
水を吸い込み前記噴射口から噴射させる時に空気を混入
させて浴槽内に気泡を噴出させる気泡噴射装置におい
て、前記吸水口，噴射口の少なくとも一方または前記循
環路内に水路を開閉し得る開閉弁を設けたことである。
また、第２の要旨は、前記開閉弁は、スイッチ操作時
に、または前記ポンプの停止時に、または液体濃度セン
サが浴槽水が透明でないことを検知した時に、閉となる
ように構成されていることである。また、第３の要旨
は、浴槽壁面の吸水口にポンプを備えた循環路が接続さ
れ、該循環路の終端が上側から浴槽壁面の噴射口に繋が
れている構造の気泡噴射装置において、少なくとも前記
吸水口に、回動させることにより、または着脱すること
により吸水口を開閉できる蓋部材を設けたことである。

【０００４】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、気泡噴射装置を備えた浴槽の斜視構成図
であり、浴槽１の側壁面には、吸水口２と、足側及び背
側等に噴射口３が開口されており、吸水口２には循環往
路４が接続され、この循環往路４はポンプ等の機能部６
に接続され、この機能部６からは循環復路５が形成され
て、循環復路５が前記噴射口３，３，３に接続され、往
路４及び復路５により循環路が形成されて、浴槽内の浴
槽水を吸水口２から吸い込んで往路４及び復路５を循環
させて噴射口３から浴槽１内に噴出させることができ、
この噴射口３から噴出させる時に、噴射口３に接続され
た空気取入管７から空気を吸い込んで気泡を発生させ、
噴射口３から噴出させることができるように構成されて
いる。

【０００５】本例では、前記循環往路４に開閉弁８ａが
設けられ、また、循環復路５に開閉弁８ｂ，８ｃが設け
られており、この開閉弁８ａ（８ｂ，８ｃ）は、浴室壁
面等に設置された入浴剤スイッチ９またはジェットスイ
ッチ１０に接続されており、この入浴剤スイッチ９また
はジェットスイッチ１０により開閉操作することができ
るものとなっている。なお、開閉弁８ａ（８ｂ，８ｃ）
は循環往路４のみに設けても良く、また、循環復路５の
みに設けても良く、さらには前記吸水口２とか噴射口３
に開閉可能に設けても良い。

【０００６】例えば、前記入浴剤スイッチ９は、浴槽１
内に入浴剤を入れる時にＯＮされるものであり、入浴剤
を入れて入浴剤スイッチ９がＯＮされた時には前記開閉
弁８ａ（８ｂ，８ｃ）が閉じられ、これにより入浴剤が
機能部６側へ侵入しないようにすることができる。な
お、この入浴剤スイッチ９がＯＮされている時には、機
能部６の運転スイッチである前記ジェットスイッチ１０
がＯＮされても、機能部６が作動しないように構成して
おくこともでき、浴槽１内に入浴剤が入れられた時に
は、前記機能部６を停止させ、かつ開閉弁８ａ（８ｂ，
８ｃ）を閉止させて、機能部６内への入浴剤の侵入を確
実に防ぐことができる。即ち、この機能部６内にはポン
プとか圧力センサとか水流スイッチとか電極スイッチ等
が存在し、このような部材に粘度の高い入浴剤が付着し
ないようにして、気泡噴射装置の損傷を確実に防ぐこと
ができるものとなる。

【０００７】次に、図２は変更例を示すものであり、図
２では、前記吸水口２に設けられるカバー２ｂを備えた
吸水口金具２ａに接続される循環往路４内に開閉弁８ａ
を設けた場合を例示するものであり、開閉弁８ａには制
御部１２が接続されて、この制御部１２には、光センサ
で構成される液体濃度センサ１１が接続されており、こ
の液体濃度センサ１１は、前記循環往路４内を流れる浴
槽水の濃度、即ち色を測定できるものであり、入浴剤を
入れていない状態では浴槽水は透明であり、入浴剤が入
っている時は不透明となるため、この状態を液体濃度セ
ンサ１１で検出し、浴槽水中に入浴剤が混入されている
ことを検出した時には制御部１２を介し開閉弁８ａが自
動で閉じるように構成しておくことができ、これにより
入浴剤が浴槽内に入れられた時には自動で良好に開閉弁
８ａが閉じられ、また同時に、ポンプ６の作動をも停止
させるように制御することができ、入浴剤のポンプ６側
への侵入を防ぐことができるものである。

【０００８】なお、さらに液体濃度センサ１１により入
浴剤の存在が検知された時には、ポンプ６を作動させる
スイッチを押してもポンプ６が作動しないように制御部
１２で制御するように構成しておくことができる。な
お、この液体濃度センサ１１は循環往路４とか循環復路
５とか吸込口２とか噴射口３の付近に設けておくことが
できる。

【０００９】次に、図３〜図６に示すものは、前記吸水
口２に取り付けられる吸水口金具を手動で開閉できるよ
うに構成して、入浴剤が浴槽１内に入れられた時には吸
水口２を閉じることができるように構成したものであ
り、図３に分解図で示すように、浴槽１の壁面に取り付
けられる吸水口金具２０と、蓋部材２６と、カバー部材
３０で構成されており、吸水口金具２０は図４の一部断
面斜視構成図で示すように、前記循環往路４の接続部を
突出形成した本体部２１の外周には、浴槽壁面に当接す
る取付フランジ２２が突出され、さらにその前方に係止
フランジ２３が外方へ突出されたものとなっており、ま
た、本体部２１内には前方側へ突出してボス部２４が形
成され、ボス部２４内には雌ネジ２５が形成されたもの
となっており、前方側が解放された構造に形成されてい
る。

【００１０】また、蓋部材２６は、補強板２７の裏側に
ゴムパッキン２９が貼付け一体化されており、補強板２
７の外周には対向状に摺動爪２７ａ，２７ａが一対突出
形成されており、また、中心部には前記雌ネジ２５に螺
合する雄ネジ２８が形成されたものとなっている。ま
た、カバー部材３０は、後面側が解放された有底筒状に
形成され、その外周には複数の吸水開口３１，３１，３
１が開設されており、内周側には所定間隔でガイド溝３
２，３２，３２が形成されて、このガイド溝３２，３
２，３２の何れかに前記蓋部材２６の摺動爪２７ａ，２
７ａを摺動可能に嵌め込むことができるように構成され
ている。

【００１１】図５の断面図で示すように、カバー部材３
０の後端に内側へ突出して形成された係合突部３３を、
前記吸水口金具２０の取付フランジ２２と係止フランジ
２３間に嵌め込んで、カバー部材３０を吸水口金具２０
に取り付け、この時にカバー部材３０内には前記蓋部材
２６を摺動爪２７ａ，２７ａをガイド溝３２内に嵌め込
んで設けておき、蓋部材２６の雄ネジ２８を吸水口金具
２０の雌ネジ２５に螺合させる。この図５の状態では、
蓋部材２６のゴムパッキン２９は吸水口金具２０の係止
フランジ２３の前面から離れているため、カバー部材３
０の外周の吸水開口３１，３１，３１から浴槽水を吸い
込んで循環往路４側へ吸い出すことができ、この図５の
開状態は気泡噴射装置の運転状態である。

【００１２】このように気泡噴射装置を運転する時には
図５のような開状態として良好に運転させることがで
き、また、浴槽１内に入浴剤を入れた時には図６のよう
に閉止させることができるものである。即ち、入浴剤を
入れる前に、カバー部材３０を手で握り回転させると、
カバー部材３０と共に蓋部材２６が回転して、雌ネジ２
５に対し雄ネジ２８が締め付けられてゆき、強く締め付
けるとゴムパッキン２９が吸水口金具２０の係止フラン
ジ２３の前面に当接して閉止状態となり、この状態では
循環往路４側への通路は閉ざされて、循環往路４内へ入
浴剤が吸い出されることがない。このようにカバー部材
３０を回動させて手で操作し、入浴剤使用時には容易に
閉止させることができる。

【００１３】次に、図７に部分を切断した斜視図で示す
カバー蓋部材３５は、前記図３，図５，図６に示すカバ
ー部材３０と同径に形成されて、吸水口金具２０の取付
フランジ２２と係止フランジ２３間に係合される係合突
部３３を備えており、この係合突部３３の内側にゴムパ
ッキン２９が一体状に貼付け固定されたものとなってい
る。このようなカバー蓋部材３５を用意しておき、入浴
剤を入れる前に、吸水口金具２０の前面にこのカバー蓋
部材３５を被せて、ゴムパッキン２９を係止フランジ２
３の前面に押し付けて容易に閉止状態とさせることがで
き、このカバー蓋部材３５は着脱可能で、入浴剤を入れ
る時のみ吸水口金具２０に被せて蓋し、循環往路４内へ
の入浴剤の侵入を防ぐことができるものである。

【００１４】なお、このカバー蓋部材３５は、係合突部
３３が係止フランジ２３に係合された状態でゴムパッキ
ン２９が係止フランジ２３の前面に当接するような寸法
ａに設定されている。即ち、このａ寸法は図３のカバー
部材３０よりも短く、浴槽壁面から内側へ突出する寸法
を少なくでき、邪魔にならないように取り付けることが
できるものとなる。

【００１５】次に、図８〜図１１に示すものは、吸水口
と噴射口が一体化された一体型金具４０を浴槽１に取り
付け、この吸込口を開閉できるように構成したものであ
る。即ち、図８において、吸水，噴射一体型金具４０
は、本体部４１の後側に循環往路４と循環復路５が対向
状に形成されており、循環復路５の終端にはリアノズル
４２が取り付けられており、その前部に、空気を取り入
れる空気取入管７が形成されたものとなっており、さら
に前方へ突出して噴射筒部４９が形成されており、この
噴射筒部４９に接続されて浴槽１内へ突出状にフロント
カバー４５が接続され、また、このフロントカバー４５
の外周の本体部４１内の内側に吸込口２を形成するフラ
ンジ４３がＵパッキン４４を介在させて水密状に固設さ
れており、このフランジ４３には上側の吸込口２を閉止
する閉止部４３ａが一体化されたものとなっている。

【００１６】また、フロントカバー４５の前端内周側に
はスロートホルダー４６及びオーリング４８を介在させ
てスロート４７が取り付けられており、このスロート４
７の中心部が噴射口３を形成しており、前記リアノズル
４２から噴出される循環水が空気取入管７から空気を混
入して、このスロート４７の噴射口３から浴槽内へ気泡
として噴出されるように構成されている。また、前記フ
ロントカバー４５の外周の一部には、図９の内側からの
正面図で示す位置に吸水開口４５ａが開口されたものと
なっている。

【００１７】図８及び図９は、気泡噴射装置を運転して
いる状態であり、この状態では、フロントカバー４５の
吸水開口４５ａから浴槽水が吸込口２に吸い込まれて、
循環往路４を通りポンプ側へ吸い出され、一方、循環復
路５側の噴射口３から気泡が浴槽内に噴出されるもので
ある。この図８及び図９の状態からフロントカバー４５
を手で握り、このフロントカバー４５の吸水開口４５ａ
が下方側から上方側へ向かうようにフロントカバー４５
を回転させると、図１０及び図１１のような状態とな
り、この図１０及び図１１の状態では、下側の吸込口２
はフロントカバー４５で閉止され、また、上側の吸込口
２はフランジ４３の閉止部４３ａで閉止されているため
循環往路４内へ浴槽水が吸い出されることはなく、この
図１０及び図１１に示す閉止状態にフロントカバー４５
を回動させた状態で、浴槽１内へ入浴剤を入れて使用す
ることができるものとなる。

【００１８】なお、前述した図３〜図６に示すような吸
水口金具を開閉できる構造とか、図７に示すカバー蓋部
材３５で吸水口金具を蓋する構造とか、さらには図８〜
図１１に示すような吸水，噴射一体型金具を開閉できる
構造は、図１に示すように、噴射口３に接続される循環
復路５が、噴射口３に対し上方から縦方向で配管されて
いる場合に対応可能なものである。即ち、配管内の空気
を利用して、この空気により噴射口３からの浴槽水の配
管内への侵入を防ぐことができるのである。

【００１９】即ち、図１２に示すように、吸水口側を閉
ざせば、空気取入管７及び循環復路５の終端側には空気
が充満して、この充満した空気により噴射口３側からの
浴槽水の循環復路５側への侵入は遮断されて、浴槽水が
ポンプ６側まで到達することはないのであり、入浴剤を
入れる時に吸込口側のみを閉ざせば、配管内に充満した
空気により噴射口側からの入浴剤の侵入を良好に防い
で、ポンプ６等への入浴剤の付着を確実に防ぐことがで
きるものとなる。

【００２０】なお、さらに図１３では、吸水，噴射一体
型金具４０に設けられた吸込口２と噴射口３を同時に塞
ぐように構成したものであり、この図１３では、吸水，
噴射一体型金具４０の噴射筒部４９内に圧入状に挿着で
きる挿着軸部５０ａを有するカバー蓋部材５０をフラン
ジ４３に着脱可能に覆蓋させるものであり、挿着軸部５
０ａの外周側には断面三角形状の三角ゴムパッキン５１
が固定されており、カバー蓋部材５０をフランジ４３に
覆設させた時には、この三角ゴムパッキン５１が吸込口
２の前面に当接して吸込口２を閉ざし、同時に挿着軸部
５０ａが噴射筒部４９内に挿入されて噴射口３を閉ざす
ことができるように構成したものである。このようなカ
バー部材５０は入浴剤を浴槽１内に入れる時に取り付け
ることができ、この取付状態では、浴槽１の内壁面から
ｂで示す僅かな寸法だけ突出するものであり、邪魔にな
ることがなく、浴槽内の面積を減少させることもない。
また、気泡噴射装置を運転する際には、このカバー蓋部
材５０は容易に取り外して良好に気泡噴射装置を運転さ
せることができるものとなる。

【００２１】

【発明の効果】本発明は、浴槽壁面に設けられた吸水口
及び噴射口にポンプを備えた循環路を接続し、前記吸水
口から浴槽水を吸い込み前記噴射口から噴射させる時に
空気を混入させて浴槽内に気泡を噴出させる気泡噴射装
置において、前記吸水口，噴射口の少なくとも一方また
は前記循環路内に水路を開閉し得る開閉弁を設けたこと
により、浴槽内に入浴剤を入れて使用する時には、開閉
弁を閉ざして入浴剤が気泡噴射装置の機能部へ侵入する
ことを良好に防ぎ、気泡噴射装置の損傷をなくすること
ができ、また、入浴剤を使用しない時には、開閉弁を開
けて良好に気泡噴射装置を運転することができるものと
なる。

【００２２】また、前記開閉弁は、スイッチ操作時に、
または前記ポンプの停止時に、または液体濃度センサが
浴槽水が透明でないことを検知した時に、閉となるよう
に構成されていることにより、スイッチ操作によりまた
は気泡噴射装置のポンプの停止時には開閉弁を閉じて良
好に入浴剤のポンプ側への侵入を防ぐことができ、ま
た、液体濃度センサを設けて、この液体濃度センサが入
浴剤の存在を検知した時には自動的に開閉弁を閉じて、
ポンプ側への入浴剤の侵入を確実に防ぐことができるも
のとなる。

【００２３】また、浴槽壁面の吸水口にポンプを備えた
循環路が接続され、該循環路の終端が上側から浴槽壁面
の噴射口に繋がれている構造の気泡噴射装置において、
少なくとも前記吸水口に、回動させることにより、また
は着脱することにより吸水口を開閉できる蓋部材を設け
たことにより、通常は吸水口を開けて気泡噴射装置を良
好に運転させることができ、一方、浴槽内に入浴剤を入
れる際には、蓋部材により吸水口を閉じて、入浴剤のポ
ンプ側への侵入を確実に防ぐことができ、良好に入浴剤
を使用して入浴が可能となる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】循環路等に開閉弁を設けた気泡噴射装置付き浴
槽の全体構成図である。

【図２】循環路に液体濃度センサを設けた気泡噴射装置
の概略構成図である。

【図３】吸水口金具と蓋部材とカバー部材の分解斜視図
である。

【図４】図３の吸水口金具の一部断面斜視図である。

【図５】図３の部材の組付状態を示し、開状態の断面図
である。

【図６】図５の状態からカバー部材を回転させて蓋部材
で吸水口金具を閉じた状態の断面構成図である。

【図７】吸水口金具に着脱できるカバー蓋部材の一部断
面斜視構成図である。

【図８】吸水，噴射一体型金具の開状態の取付断面構成
図である。

【図９】図８の浴槽側からの正面構成図である。

【図１０】図８のフロントカバーを回転させて閉止状態
とさせた断面構成図である。

【図１１】閉止状態の浴槽側からの正面構成図である。

【図１２】配管内に充満した空気により噴射口が閉ざさ
れることを説明する概略構成図である。

【図１３】着脱可能なカバー蓋部材により吸水口と噴射
口を同時に閉止させた状態の断面構成図である。

【符号の説明】

１ 浴槽 ２ 吸水口 ３ 噴射口 ４ 循環往路 ５ 循環復路 ６ 機能部（ポンプ） ７ 空気取入管 ８ａ，８ｂ，８ｃ 開閉弁 ９ 入浴剤スイッチ １０ ジェットスイッチ １１ 液体濃度センサ（光センサ） １２ 制御部 ２０ 吸水金具 ２３ 係止フランジ ２５ 雌ネジ ２６ 蓋部材 ２７ 補強板 ２７ａ 摺動爪 ２８ 雄ネジ ２９ ゴムパッキン ３０ カバー部材 ３１ 吸水開口 ３２ ガイド溝 ３３ 係合突部 ３５ カバー蓋部材 ４０ 吸水，噴射一体型金具 ４１ 本体部 ４２ リアノズル ４３ フランジ ４３ａ 閉止部 ４５ フロントカバー ４５ａ 吸水開口 ４７ スロート ４９ 噴射筒部 ５０ カバー蓋部材 ５０ａ 挿着軸部 ５１ 三角ゴムパッキン

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 浴槽壁面に設けられた吸水口及び噴射口
   にポンプを備えた循環路を接続し、前記吸水口から浴槽
   水を吸い込み前記噴射口から噴射させる時に空気を混入
   させて浴槽内に気泡を噴出させる気泡噴射装置におい
   て、前記吸水口，噴射口の少なくとも一方または前記循
   環路内に水路を開閉し得る開閉弁を設けたことを特徴と
   する気泡噴射装置。
2. 【請求項２】 前記開閉弁は、スイッチ操作時に、また
   は前記ポンプの停止時に、または液体濃度センサが浴槽
   水が透明でないことを検知した時に、閉となるように構
   成されていることを特徴とする請求項１に記載の気泡噴
   射装置。
3. 【請求項３】 浴槽壁面の吸水口にポンプを備えた循環
   路が接続され、該循環路の終端が上側から浴槽壁面の噴
   射口に繋がれている構造の気泡噴射装置において、少な
   くとも前記吸水口に、回動させることにより、または着
   脱することにより吸水口を開閉できる蓋部材を設けたこ
   とを特徴とする気泡噴射装置。