JP2000245646A - 気泡水流噴射浴槽 - Google Patents
気泡水流噴射浴槽Info
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Abstract
泡のみを噴き出す気泡噴射装置とを浴槽に備えた場合に
おいて、底部から噴き出した空気を気泡水流噴射装置の
吸込口から吸い込んでしまい、誤ってポンプ停止を引き
起こしてしまう問題を解決する。 【解決手段】浴槽本体10の側壁部12に浴水の吸込・
噴射口装置16を取り付け、浴水を循環ポンプにより循
環配管を通じて循環させた上、空気とともに気泡水流と
して吸込・噴射口装置16から浴槽本体10内部に噴射
するようになした気泡水流噴射浴槽において、吸込口5
2を覆うようにカバー部材66を取り付けるとともに、
カバー部材66に下向きに延出する鍔部70を設けて、
鍔部70の下端部を浴槽側壁部12の内面に当接させる
一方、鍔部70の側面位置には隙間86を形成して、隙
間86を通じ浴水を吸込口52に向けて吸入させるよう
にする。
Description
に気泡水流として勢い良く噴射する気泡水流噴射浴槽に
関し、詳しくは浴槽本体内部の構造に特徴を有するもの
に関する。
装置から浴水を吸い込み、循環ポンプにより循環配管を
通じて外部循環させた上、浴槽本体の側壁部に設けた噴
射口装置から空気とともに気泡水流として勢い良く浴槽
本体内部に噴射するようになした気泡水流噴射浴槽が広
く用いられている。
口装置と噴射口装置とを図6に示しているように一体の
吸込・噴射口装置200として構成したものが知られて
いる。尚同図中202は循環ポンプ、204は循環配
管、206は浴槽本体で、208はその側壁部を示して
いる。
00を拡大して示したものである。同図において210
は円形のカバー部材であって周壁部に多数の開口212
が設けられている。浴槽本体206内部の浴水はこれら
開口212を通じてその内側の吸込口(図示省略)へと
吸い込まれる。吸い込まれた浴水は更に循環ポンプ20
2により循環配管204を通じ外部循環させられた上、
吸気口214から吸入された空気とともにノズル216
から浴槽本体206内部に気泡水流として勢い良く噴射
される。
に浴槽本体206の底部218に複数の噴気口220を
設け、空気ポンプ222にてそれら噴気口220から空
気のみ噴き出させて浴水中に泡を生ぜしめるようになし
た気泡浴槽も用いられている。
気泡水流噴射浴槽に図8に示すような気泡噴射装置を併
せて備え付けた場合、以下のような問題を生じることが
ある。即ち、浴槽本体206の底部218から上向きに
噴き出された空気の泡が気泡水流噴射装置の吸込口装置
から吸い込まれてしまうといった問題を生ずるのであ
る。吸込口装置がこのような空気の泡を吸い込んでしま
うと循環ポンプ202が一時的に空回りしてしまい、こ
のとき安全装置が働いて循環ポンプ202を停止させて
しまうといった不都合が生じる。
2の空回りを検知し、これにより循環ポンプ202を緊
急停止させる安全装置が備えられている。この安全装置
は、吸込口装置にタオルや人体の一部等が吸い付けられ
たときに循環ポンプ202を緊急停止させて危険を回避
するために設けられているものであるが、噴気口220
からの空気が吸込口装置を通じて循環ポンプ202に吸
い込まれると異常が発生したものと誤判定して、循環ポ
ンプ202を停止させてしまうのである。
とが一体の吸込・噴射口装置200として構成されてい
る気泡水流噴射浴槽の場合、その吸込・噴射口装置20
0から噴射された気泡水流の泡が入浴者の背中等に当っ
て跳ね返り、これが再び吸込・噴射口装置200に吸い
込まれてしまって、同様に誤ってポンプ停止を招いてし
まうといった不都合を生じる恐れがある。
槽はこのような課題を解決するために案出されたもので
ある。而して請求項1のものは、浴槽本体の側壁部に浴
水の吸込口装置を取り付け、浴水を循環ポンプにより循
環配管を通じて循環させた上、空気とともに気泡水流と
して該浴槽本体の側壁部に設けた噴射口装置により該浴
槽本体内部に噴射するようになした気泡水流噴射浴槽に
おいて、前記浴槽本体の内面側で前記吸込口装置の吸込
口を覆うようにカバー部材を該吸込口装置に取り付ける
とともに、該カバー部材に下向きに延出する鍔部を設け
て該鍔部の下端部を該浴槽本体の側壁部の内面に当接さ
せる一方、該鍔部の側面位置には隙間を形成して該隙間
を通じて前記浴水を前記吸込口に向けて吸入させるよう
になしたことを特徴とする。
水流噴射浴槽において、前記吸込口装置と噴射口装置と
が吸込・噴射口装置として一体に構成してあり、該噴射
口装置の噴射口が前記カバー部材から浴槽本体内部に向
けて露出させてあることを特徴とする。
に記載の気泡水流噴射浴槽において、前記鍔部の側面形
状を該鍔部と前記浴槽本体の側壁部内面との間に隙間形
成する形状と成し、該鍔部と該側壁部内面との間から前
記浴水を前記吸込口に向けて吸入させるようになしたこ
とを特徴とする。
に記載の気泡水流噴射浴槽において、前記鍔部の下端部
裏面には水平方向に所定長さを有する弾性パッキンが取
り付けてあり、該弾性パッキンが前記浴槽本体の側壁部
内面に密着させてあることを特徴とする。
に記載の気泡水流噴射浴槽において、前記カバー部材に
は前記吸込口装置の上部の被係合部と下部の被係合部と
に係合する上部の係合爪と下部の係合爪とを設けてそれ
らの係合により該カバー部材を該吸込口装置に取り付け
るように成し、且つ該上部の係合爪の係合量が下部の係
合爪の係合量よりも大きくなるようにそれら係合爪の形
状が定めてあることを特徴とする。
に記載の気泡水流噴射浴槽において、該浴槽には前記浴
槽本体の底部に設けた噴気口から空気の泡を上向きに噴
き出す泡噴出装置が備え付けてあることを特徴とする。
水流噴射浴槽において、前記噴気口が前記吸込口装置に
対し正面位置に位置していることを特徴とする。
は、吸込口を覆うカバー部材に下向きの鍔部を延出させ
て、その下端部を浴槽本体の側壁部内面に当接させる一
方、鍔部の側面位置に隙間を形成してそこから浴水を吸
込口に向けて吸入させるようになしたもので、この請求
項1の気泡水流噴射浴槽の場合、底部に噴気口を設けて
そこから上向きに泡を噴き出させるようになした場合に
おいても、その泡が吸込口に吸い込まれるのを効果的に
防止することができる。カバー部材の下向きの鍔部が浴
槽本体の側壁部内面に当接して、同下端部と側壁部内面
との間の隙間から浴水及び泡を上向きに吸入するのを阻
止し、側面位置からのみ浴水を吸入するようにしている
からである。
はそのまま浴水中を上昇移動する。従って側面位置から
だけ浴水を吸入するようにすれば、空気を吸込口に吸い
込んでしまうのを有効に防止することができる。而して
吸込口への空気の吸入を防止できることから、その泡が
循環ポンプに到って、循環ポンプが誤って緊急停止して
しまうといった不都合を回避できる。
込・噴射口装置として一体に構成してある場合に適用し
て特に効果が大きい(請求項2)。それら吸込口装置と
噴射口装置とが吸込・噴射口装置として一体に構成して
ある場合、前述のようにその吸込・噴射口装置から噴出
された気泡水流が入浴者の背中等に当って跳ね返ったと
き、これがそのまま同じ吸込・噴射口装置によって吸い
込まれてしまい、同じく誤って循環ポンプの緊急停止と
いった事態を招いてしまう。しかるに本発明によればこ
うした不都合を効果的に回避することができる。
てそこから浴水を吸込口に向けて吸入するようになすこ
ともできるが、鍔部の側面形状を、鍔部と浴槽本体の側
壁部内面との間に隙間形成する形状となすことができる
(請求項3)。このようにした場合、隙間を大きく形成
でき、浴水を良好に吸込口から吸い込むようになすこと
ができる。
に水平方向に所定長さを有する弾性パッキンを取り付け
ておき、これを側壁部内面に密着させるようになすこと
ができる(請求項4)。このようにすれば、鍔部の下端
部と側壁部内面との間を更に確実に閉鎖状態とでき、上
向きに上昇する泡を同隙間から吸い込んでしまうといっ
たことを更に確実に防止できる。
上部の係合爪と下部の係合爪とを設け、それらを吸込口
装置の上部の被係合部と下部の被係合部とに係合させる
ことによって、カバー部材を吸込口装置に取り付けるよ
うになすことができる。この場合において上部の係合爪
の係合量を下部の係合爪の係合量よりも大きくなしてお
くことができる(請求項5)。
を設けた場合、その鍔部と浴槽本体の側壁部内面との間
に入浴者の手や足等の身体の一部が入り込んでしまう可
能性がある。この場合において、係合爪と被係合部との
係合によりカバー部材を吸込口装置に取り付けておくこ
とにより、更には下部の係合爪の係合量を上部の係合爪
の係合量よりも小さくしておくことで、てこの原理によ
りカバー部材が吸込口装置から簡単に外れるようになす
ことができ、手や足等身体の一部が鍔部と側壁部との間
に挟み込まれてしまうのを防止できる。
る形態で鍔部を設けておいた場合、入浴者が気泡水流を
足等に当てようとしたときその足によって鍔部が側壁部
側に押し込まれることがある。この場合において本発明
のカバー部材は、上部の係合爪の係合量が下部の係合爪
の係合量よりも大きくされているため、カバー部材が吸
込口装置から簡単に外れてしまうのを防止できる。
槽本体の底部に設けた噴気口から空気の泡を上向きに噴
き出す泡噴出装置を備えた気泡水流噴射浴槽に適用して
特に効果が大きい(請求項6)。
吸込口装置に対し正面位置に位置している場合に適用し
て効果が大きい(請求項7)。噴気口が吸込口装置に対
して正面位置に位置していると、その噴気口から上向き
に噴き出された空気の泡が吸込口装置に吸い込まれ易い
問題があるが、本発明によればこのような不都合を効果
的に回避できる。
説明する。図1は本例の気泡水流噴射浴槽の概略全体構
成を示したものである。同図において10は浴槽本体
で、12はその側壁部、14は底部である。側壁部12
には、浴水の吸込口装置と気泡水流の噴射口装置とが一
体に構成して成る吸込・噴射口装置16が取り付けてあ
り、その吸込・噴射口装置16に対して循環配管18が
接続されている。循環配管18上には循環ポンプ20が
設けてある。
は吸込・噴射口装置16から吸い込まれた上、循環ポン
プ20により循環配管18を通じて外部循環させられて
吸込・噴射口装置16へと戻され、そこから空気ととも
に気泡水流として浴水内に勢い良く噴射される。尚吸込
・噴射口装置16は、図1(B)に示しているように同
一の側壁部12に左右方向に所定間隔を隔てて一対設け
られている。
噴気口22が設けられている。これら噴気口22は空気
管24を通じて空気ポンプ26と接続されており、その
空気ポンプ26により複数の噴気口22から浴水中に空
気の泡が噴き出されるようになっている。尚、図1
(B)に示しているように吸込・噴射口装置16に最も
近接した端部の噴気口22は、それら一対の吸込・噴射
口装置16に対し正面位置(側壁部12の内面に向っ
て)に位置している。
図2に詳しく示してある。同図において30はその本体
部で、この本体部30は側壁部12の外側に配置される
外側部材32と、浴槽本体10の内側から取付孔33に
挿通される円筒部材34とを有している。
れており、その雄ねじに対して外側部材32の雌ねじが
ねじ結合され、それらのフランジ36,38において側
壁部12を内外両側からパッキンを介して締め付ける状
態で側壁部12に固定されている。
を有するノズルホルダ42が側壁部12の内側において
嵌め込まれており、そのノズルホルダ42の球面ソケッ
ト部44においてフロントノズル(気泡水流噴射ノズ
ル)43が上下左右に一定角度回転可能に保持されてい
る。
に形成されたフランジ36の外周面且つ上部(上端部)
に被係合溝(被係合部)46が、また下部に被係合溝
(被係合部)48が形成されている。尚下部の被係合溝
48は周方向に所定間隔隔てた2箇所に形成されてい
る。またノズルホルダ42には外筒部50が設けられて
おり、その外筒部50に浴水の吸込口52が形成されて
いる。
2から吸い込まれて通路54を流通し、流出側の配管接
続部56を通じて外部の循環配管18へと流出する。外
側部材32には、流入側の配管接続部58が形成されて
おり、前述の循環ポンプ20から循環配管18を通じて
送出された浴水が、この流入側の配管接続部58を通じ
て吸込・噴射口装置16内に流入させられるようになっ
ている。
は、内部通路60を流通してリヤノズル(水流噴射ノズ
ル)62へと到り、そこから図2中右向きに勢い良く噴
射される。このときリヤノズル62近傍において負圧が
生じ、その負圧に基づいて吸気口64から空気が吸入さ
れ、リヤノズル62から噴射された水流が気泡とともに
フロントノズル43から浴槽本体10内に向けて気泡水
流として勢い良く噴射される。尚この吸込・噴射口装置
16の構造は1つの例を示したもので、これを他の構造
とすることも勿論可能である。
体10の側壁部12の内面においてカバー部材66が吸
込口52を覆うようにして装着されている。図3及び図
4はそのカバー部材66の具体的構成を詳しく示してい
る。それらの図に示しているようにカバー部材66は、
上側の本体部68とその本体部68から下向きに延出し
た形態の鍔部70とから成っている。
部74とを有しており、その前面部74の中心部には上
記フロントノズル43を通すための中心孔76が形成さ
れている。一方鍔部70は、左右一対の側面部78と前
面部80とを有している。この鍔部70は、その下端が
図2及び図5に示しているように浴槽本体10における
側壁部12の下部の湾曲面82に当接する長さ及び形状
で形成されている。
(B),図5に示しているように浴槽本体10の側壁部
12側の端面が傾斜面84とされており、鍔部70と側
壁部12内面との間に浴水を通すための隙間86(図2
及び図5参照)を形成している。即ち本例においては鍔
部70の下端と浴槽本体10における側壁部12内面と
の間が実質上閉鎖され、浴水が鍔部70の側面位置の隙
間86からのみ吸込口52に向けて吸入されるようにな
っている。
72は、図2に示しているように上記ノズルホルダ42
の外筒部50よりも大径とされており、それらの間に環
状の隙間が形成されている。この本体部68の周面部7
2には、詳しくは鍔部70にて囲まれた下部の位置には
円弧状の開口88が形成されている。この開口88には
メッシュ90が張設されている。上記隙間86から吸入
された浴水は、この開口88を通じて上記の吸込口52
へと吸入される。
面には、前記上部の被係合溝46と下部の被係合溝48
とに対応する位置において上部の係合爪92と下部の一
対の係合爪94とが内向きに設けられている。本例にお
いて、カバー部材66はそれら係合爪92,94と被係
合溝46,48との係合によって吸込・噴射口装置16
に取り付けられている。
係合爪94に対して大きく形成されており、またこれに
対応して上部の被係合溝46は下部の被係合溝48に対
して溝の深さ及び周方向長さが大きくされている。即ち
上部の被係合溝46に対する上部の係合爪92の係合量
(噛込量)が、下部の被係合溝48に対する下部の係合
爪94のそれよりも大きくされている。
の噴気口22からの泡が吸込口52に吸い込まれるのを
効果的に防止することができる。カバー部材66の下向
きの鍔部70が浴槽本体10の側壁部12内面に当接し
て同下端部と側壁部12内面との間の隙間からの浴水及
び泡の吸入を阻止し、側面位置からのみ浴水を吸入する
ようにしているからである。
出された空気はそのまま浴水中を上昇移動することか
ら、本例に従い側面位置からのみ浴水を吸入するように
すれば、泡を吸込口52に吸い込んでしまうのを有効に
防止できるのである。これにより循環ポンプ20を吸込
口52から吸い込んだ泡によって誤って緊急停止させて
しまう不都合を回避できる。
装置16として一体に構成してある場合、その吸込・噴
射口装置16から噴出された気泡水流が入浴者の背中等
に当って跳ね返りこれを同一の吸込・噴射口装置16に
より吸い込んでしまう恐れがあるが、本例では上記の理
由によりこうした不都合を効果的に回避できる。
壁部12内面との間に隙間86を形成しているため、隙
間86を大きく形成でき、浴水を良好に吸込口52から
吸入することができる。
鍔部70を設けた場合、その鍔部70と浴槽本体10の
側壁部12内面との間に入浴者の手や足等の身体の一部
が入り込んでしまう可能性がある。この場合において本
例では係合爪92,94と被係合溝46,48との係合
によりカバー部材66を吸込・噴射口装置16に取り付
け、且つ下部の係合爪94の係合量を上部の係合爪92
の係合量よりも小さくしていることから、てこの原理に
よりカバー部材66が吸込・噴射口装置16から簡単に
外れ、手や足等身体の一部が鍔部70と側壁部12との
間に挟み込まれるのを防止できる。
として足を伸ばし、誤って鍔部70を側壁部12側に押
してもカバー部材66は容易には外れない。カバー部材
66は上部の係合爪92の係合量が下部の係合爪94の
係合量よりも大きくされているため、簡単には吸込・噴
射口装置16から外れないのである。
部70の下端部裏面に左右方向に所定長さを有する弾性
パッキン96を取り付けておき、この弾性パッキン96
を側壁部12の内面に密着させるようにしても良い。こ
のようにした場合、鍔部70の下端部と側壁部12内面
との間を更に確実に閉鎖状態とでき、上向きに上昇する
泡を同隙間から吸い込んでしまうといったことを更に確
実に防止することができる。
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
す図である。
ともに拡大して示す要部断面図である。
る。
示す要部拡大図である。
浴槽とともに示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 浴槽本体の側壁部に浴水の吸込口装置を
取り付け、浴水を循環ポンプにより循環配管を通じて循
環させた上、空気とともに気泡水流として該浴槽本体の
側壁部に設けた噴射口装置により該浴槽本体内部に噴射
するようになした気泡水流噴射浴槽において、 前記浴槽本体の内面側で前記吸込口装置の吸込口を覆う
ようにカバー部材を該吸込口装置に取り付けるととも
に、該カバー部材に下向きに延出する鍔部を設けて該鍔
部の下端部を該浴槽本体の側壁部の内面に当接させる一
方、該鍔部の側面位置には隙間を形成して該隙間を通じ
て前記浴水を前記吸込口に向けて吸入させるようになし
たことを特徴とする気泡水流噴射浴槽。 - 【請求項2】 請求項1に記載の気泡水流噴射浴槽にお
いて、前記吸込口装置と噴射口装置とが吸込・噴射口装
置として一体に構成してあり、該噴射口装置の噴射口が
前記カバー部材から浴槽本体内部に向けて露出させてあ
ることを特徴とする気泡水流噴射浴槽。 - 【請求項3】 請求項1,2の何れかに記載の気泡水流
噴射浴槽において、前記鍔部の側面形状を該鍔部と前記
浴槽本体の側壁部内面との間に隙間形成する形状と成
し、該鍔部と該側壁部内面との間から前記浴水を前記吸
込口に向けて吸入させるようになしたことを特徴とする
気泡水流噴射浴槽。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の気泡水流
噴射浴槽において、前記鍔部の下端部裏面には水平方向
に所定長さを有する弾性パッキンが取り付けてあり、該
弾性パッキンが前記浴槽本体の側壁部内面に密着させて
あることを特徴とする気泡水流噴射浴槽。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の気泡水流
噴射浴槽において、前記カバー部材には前記吸込口装置
の上部の被係合部と下部の被係合部とに係合する上部の
係合爪と下部の係合爪とを設けてそれらの係合により該
カバー部材を該吸込口装置に取り付けるように成し、且
つ該上部の係合爪の係合量が下部の係合爪の係合量より
も大きくなるようにそれら係合爪の形状が定めてあるこ
とを特徴とする気泡水流噴射浴槽。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の気泡水流
噴射浴槽において、該浴槽には前記浴槽本体の底部に設
けた噴気口から空気の泡を上向きに噴き出す泡噴出装置
が備え付けてあることを特徴とする気泡水流噴射浴槽。 - 【請求項7】 請求項6に記載の気泡水流噴射浴槽にお
いて、前記噴気口が前記吸込口装置に対し正面位置に位
置していることを特徴とする気泡水流噴射浴槽。
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