JP3136376U - 気泡発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】浴槽内に気泡を発生させる装置において、頭部等にも気泡の含む水を掛けることができる気泡発生装置を提供する。
【解決手段】気泡発生装置1は、吸入口7を持つ吸入パイプ6と、この吸入パイプ6を介して水を吸引するポンプ4と、吸引した水に空気を溶解せしめる溶解タンク5と、この溶解タンク5に接続され、空気の溶解水を送り出し、その途中に気泡を発生させる気泡発生器13を設け、先端に気泡を噴射する噴射口12を有する吐出パイプ11とより成っている。それから、前記吐出パイプ11の途中に分岐手段15を設け、この分岐手段15から伸びる分岐パイプ16に気泡発生器28とシャワーヘッド29を接続している。
【選択図】図1
【解決手段】気泡発生装置1は、吸入口7を持つ吸入パイプ6と、この吸入パイプ6を介して水を吸引するポンプ4と、吸引した水に空気を溶解せしめる溶解タンク5と、この溶解タンク5に接続され、空気の溶解水を送り出し、その途中に気泡を発生させる気泡発生器13を設け、先端に気泡を噴射する噴射口12を有する吐出パイプ11とより成っている。それから、前記吐出パイプ11の途中に分岐手段15を設け、この分岐手段15から伸びる分岐パイプ16に気泡発生器28とシャワーヘッド29を接続している。
【選択図】図1
Description
この考案は、気泡を発生させる装置に関する。
特に浴槽内に微細な気泡を発生させる装置は、種々開発されている。例えば、公知装置は、特許文献1に示すように、浴槽等の水を吸入する吸入口3を備えた吸入パイプ2と、吸入口より吸入した水に空気を溶解せしめる溶解タンク12と、この空気が溶解された水から気泡を生じさせる気泡発生器7とを備え、吐出パイプ2の先端に取り付けられた噴射口4より気泡を浴槽内に噴出せしめていた。
特開2006−239573
前述のような特許文献1に示す気泡発生装置にあっては、浴槽内に気泡を発生させて、湯槽に入っている人の胴を活性化させる働きをするが、湯の中に入らなければ効果が表れないため、頭部や顔に気泡の効果を与えることができず、不便であった。
そこで、この考案は頭部にもまた顔面等にも、気泡の効果を与えることができる気泡発生装置を提供することを課題とする。
この考案に係る気泡発生装置は、吸入口を持つ吸入パイプと、この吸入パイプを介して水を吸引するポンプと、吸引した水に空気を溶解せしめる溶解タンクと、この溶解タンクに接続され、空気の溶解した水を送り出し、その途中に気泡を発生させる気泡発生器を設け、先端に気泡を噴射する噴射口を設けた吐出パイプとを備えた気泡発生装置において、前記吐出パイプの途中に分岐手段を設け、この分岐手段から伸びる分岐パイプに気泡発生器と、その先端にシャワーヘッドを接続したことにあります(請求項1)。
これにより、シャワーヘッドから気泡を含む水(温められていれば湯となっている)を噴出することができ、頭部に、顔面にまた体に掛けることができ、新たなる使用方法から頭部等に気泡の効能を与えることができる。
前記分岐手段は、切り替えコックを備えることが好ましく、噴射口とシャワーヘッドとの水の切り替えを可能にしている(請求項2)。これにより、頭部や顔のみならず体にも気泡水を掛けるために、切り替えコックの切り替えにより充分な水量を供給することができる。
また、前記分岐手段は、吐出パイプの途中にあり、一対の継手により取り付けられることが好ましく(請求項3)、また分岐手段と接続の分岐パイプも継手により接続されることが好ましく(請求項4)、吐出パイプのみならず分岐パイプも継手により簡単に取り付け、取り外しを可能としている(請求項4,6)。さらに、前記吸入パイプも継手により取り付け、取り外しが自在となることが好ましい(請求項5)。さらにまた、前記継手として、ワンタッチ式の継手が用いられ(請求項7)、取り付け、取り外しが容易である。
以上のように、この考案によれば、気泡を含む水を必要とする頭部、顔、体に掛けることができる利点を持ち、気泡の効果を今まで与えられない所まで至らすことができる(請求項1)。
また分岐手段は、切り替えコックを有するから、頭部や顔に気泡水を掛けるために、コックの切り替えにより充分な水量を得ることができる(請求項2)。この分岐手段は、吐出パイプの途中にあり、一対の継手により取り付けられ、また吸入パイプも継手により取り付け、取り外しを可能としている(請求項3,5,6)。またこの分岐手段に分岐パイプが継手により接続されている(請求項4)。即ち、吐出パイプ、吸入パイプのみならず分岐パイプは、メンテナンス(風呂掃除等)時を考え、着脱自在となっている。
以下、この考案の実施例を図面にもとづき説明する。
図1は気泡発生装置1を斜視図として示し、図2はこの考案の要部を拡大して示したものである。気泡発生装置1は、例えば設置される所は浴槽の縁等に設けられ、基部2が図示しないが載置台上に取り付けられている。この基部2にはカバー3が設けられ、下記する内部部品が見えなくなっている。
気泡発生装置1のカバー内部には、ポンプ4と溶解タンク5が設けられ、該ポンプ4には、基部2の下方に垂下する樹脂製の吸入パイプ6が接続され、該吸入パイプ6の先端の吸入口7より浴槽内の水(湯)を吸込んでいる。そして吸込んだ水は加圧され、溶解タンク5内に送られる。なお吸入パイプ6の先端付近にフィルタ8が設けられ、浴槽の水に含まれるゴミを吸込まないようにしている。
溶解タンク5は、吸込まれた水に空気取入口10から取り入れた空気を溶解せしめる装置で、空気を加圧することで行われる公知の構造である。この溶解タンク5からは空気を溶解する水を送り出し、樹脂型の吐出パイプ11を介して噴射口12より浴槽に噴射される。
吐出パイプ11は、先端に噴射口12と、その手前に空気を溶解した水から気泡を発生させる気泡発生器13とを配しており、該気泡発生器13から気泡を生じさせ、噴射口12より噴射しているが、図示しないが、その構造は円板に複数の孔を穿設し、これを絞りとし、この絞りを通過する際に減圧され、水に溶解の空気が分離され、しかも図示しないが金属メッシュ等を通過することで微細化気泡が発生される。
分岐ユニット15は、前記吐出パイプ11に設けられ、分岐ホース16を前記吐出パイプ11に分岐して取り付けるためのもので、吐出パイプ11に流れる空気を溶解した水が分岐ホース16側に導かれる。そのため、分岐ユニット15には、切り替えコック23が設けられ、前記噴射口12と分岐ホース16とに選択的に接続させている。また、この分岐ユニット15は前記吐出パイプ11に対しては着脱自在に設けられることが好ましく、上下方向に一対の継手17,18を持って吐出パイプ11に取り付けられている。
継手17は、溶解タンク側の吐出パイプ11にニップル19が、分岐ユニット15側に継手本体20が設けられ、着脱自在となっている。なお、その構造は公知であり、説明しない。
継手18は、前記分岐ユニット15側にニップル21が、吐出パイプ11側に継手本体22が設けられ、着脱自在となっている。
また、分岐ホース16も前記分岐ユニット15に着脱自在に設けられることが好ましく、継手24を持って分岐ユニット15に取り付けられている。
継手24は、前記分岐ユニット15側にニップル25が、分岐ホース16側に継手本体26が設けられて成り、着脱自在となっている。
前記分岐ホース16の途中に空気を溶解した水から気泡を発生させる気泡発生装器28を配しており、該気泡発生器28から気泡を生じさせる。この気泡発生器28は前述した吐出パイプ11に設けられた気泡発生器28と同一構造が採用されている。
そして、分岐ホース16の先端には、シャワーヘッド29が設けられ、該シャワーヘッド29を介して気泡を含む水を流出させることができる。このため、このシャワーヘッド29を用いれば、頭部や体に掛けることができる。
なお、前記吸入パイプ6も、継手31が取り付けられることが好ましく、ポンプ側にニップル32が、吸入口7側に継手本体33が設けられている。
1 気泡発生装置
4 ポンプ
5 溶解タンク
7 吸入口
10 空気取入口
11 吐出パイプ
12 噴射口
13 気泡発生器
15 分岐ユニット
16 分岐ホース
17 継手
18 継手
24 継手
28 気泡発生器
29 シャワーヘッド
31 継手
4 ポンプ
5 溶解タンク
7 吸入口
10 空気取入口
11 吐出パイプ
12 噴射口
13 気泡発生器
15 分岐ユニット
16 分岐ホース
17 継手
18 継手
24 継手
28 気泡発生器
29 シャワーヘッド
31 継手
Claims (7)
- 吸入口を持つ吸入パイプと、この吸入パイプを介して水を吸引するポンプと、吸引した水に空気を溶解せしめる溶解タンクと、この溶解タンクに接続され、空気の溶解した水を送り出し、その途中に気泡を発生させる気泡発生器を設け、先端に気泡を噴射する噴射口を設けた吐出パイプとを備えた気泡発生装置において、
前記吐出パイプの途中に分岐手段を設け、この分岐手段から伸びる分岐パイプに気泡発生器と、その先端にシャワーヘッドを接続したことを特徴とする気泡発生装置。 - 前記分岐手段は、切り替えコックを備え、噴射口とシャワーヘッドとの水の切り替えを可能としたことを特徴とする請求項1記載の気泡発生装置。
- 前記分岐手段は、吐出パイプの途中にあり、一対の継手により取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載の気泡発生装置。
- 前記分岐手段は、分岐パイプとは継手にて接続されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の気泡発生装置。
- 前記吸入パイプは、継手により取り外し自在としたことを特徴とする請求項1記載の気泡発生装置。
- 前記吐出パイプは、前記分岐手段の継手により、取り外し自在としたことを特徴とする請求項3記載の気泡発生装置。
- 前記継手は、ワンタッチ式の継手を用いたことを特徴とする請求項3,4,5又は6記載の気泡発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007006064U JP3136376U (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 気泡発生装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007006064U JP3136376U (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 気泡発生装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010227781A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 気体溶解装置 |
JP2010264364A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Ams Kk | 気体混合水生成装置 |
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2007
- 2007-08-07 JP JP2007006064U patent/JP3136376U/ja not_active Expired - Fee Related
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