JP2000087753A - 排気駆動式過給機の潤滑油供給装置 - Google Patents
排気駆動式過給機の潤滑油供給装置Info
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- F16C17/12—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
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- F16C2360/23—Gas turbine engines
- F16C2360/24—Turbochargers
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- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浮動ブッシュ内周面と回転軸外周面間に潤滑
油を確実に供給する。 【解決手段】 回転軸6を回転軸線方向に離間して設け
られた一対の浮動ブッシュ7により回転可能に支持す
る。回転軸6外周面内に一方の浮動ブッシュ7から他方
の浮動ブッシュ7まで延びる潤滑油案内溝13を形成
し、一対の浮動ブッシュ7間の回転軸6周りに配置され
たスペーサ9に潤滑油供給口10を形成する。潤滑油供
給口10から回転軸6外周面上に潤滑油を供給し、回転
軸が回転することにより回転軸6外周面上の潤滑油が潤
滑油案内溝12により案内されて各浮動ブッシュ7内周
面と回転軸6外周面間に供給される。
油を確実に供給する。 【解決手段】 回転軸6を回転軸線方向に離間して設け
られた一対の浮動ブッシュ7により回転可能に支持す
る。回転軸6外周面内に一方の浮動ブッシュ7から他方
の浮動ブッシュ7まで延びる潤滑油案内溝13を形成
し、一対の浮動ブッシュ7間の回転軸6周りに配置され
たスペーサ9に潤滑油供給口10を形成する。潤滑油供
給口10から回転軸6外周面上に潤滑油を供給し、回転
軸が回転することにより回転軸6外周面上の潤滑油が潤
滑油案内溝12により案内されて各浮動ブッシュ7内周
面と回転軸6外周面間に供給される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排気駆動式過給機の
潤滑油供給装置に関する。
潤滑油供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回転軸を回転軸線方向に離間
して設けられた一対の浮動ブッシュにより回転可能に支
持し、各浮動ブッシュ内に半径方向に延びる貫通穴を形
成してこれら貫通穴から各浮動ブッシュ内周面と回転軸
外周面間に潤滑油を供給するようにした排気駆動式過給
機の潤滑油供給装置が知られている。
して設けられた一対の浮動ブッシュにより回転可能に支
持し、各浮動ブッシュ内に半径方向に延びる貫通穴を形
成してこれら貫通穴から各浮動ブッシュ内周面と回転軸
外周面間に潤滑油を供給するようにした排気駆動式過給
機の潤滑油供給装置が知られている。
【0003】ところが特にタービン回転数が高くなると
回転軸外周面上の潤滑油に大きな遠心力が作用するよう
になり、このため半径方向から浮動ブッシュ内周面と回
転軸外周面間に潤滑油を供給するようにすると潤滑油を
供給するためにかなり高い潤滑油供給圧が必要となる。
そこで、一対の浮動ブッシュ間の回転軸周りにスペーサ
を配置し、このスペーサ内にスペーサの一端から他端ま
で延びる潤滑油通路を形成し、潤滑油通路内に潤滑油を
供給して潤滑油がスペーサの各端からそれぞれ対応する
浮動ブッシュ周りに供給され、次いで浮動ブッシュ内周
面と回転軸外周面間に供給されるようにした排気駆動式
過給機の潤滑油供給装置が公知である(実開平2−61
133号公報参照)。この潤滑油供給装置では潤滑油を
回転軸線方向に供給するようにしている。
回転軸外周面上の潤滑油に大きな遠心力が作用するよう
になり、このため半径方向から浮動ブッシュ内周面と回
転軸外周面間に潤滑油を供給するようにすると潤滑油を
供給するためにかなり高い潤滑油供給圧が必要となる。
そこで、一対の浮動ブッシュ間の回転軸周りにスペーサ
を配置し、このスペーサ内にスペーサの一端から他端ま
で延びる潤滑油通路を形成し、潤滑油通路内に潤滑油を
供給して潤滑油がスペーサの各端からそれぞれ対応する
浮動ブッシュ周りに供給され、次いで浮動ブッシュ内周
面と回転軸外周面間に供給されるようにした排気駆動式
過給機の潤滑油供給装置が公知である(実開平2−61
133号公報参照)。この潤滑油供給装置では潤滑油を
回転軸線方向に供給するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浮動ブ
ッシュの外側から潤滑油を供給する以上、特にタービン
回転数が高いときには潤滑油供給圧を高くせざるを得な
いという問題点がある。
ッシュの外側から潤滑油を供給する以上、特にタービン
回転数が高いときには潤滑油供給圧を高くせざるを得な
いという問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明によれば、回転軸を回転軸線方向に離間して設
けられた一対の浮動ブッシュにより回転可能に支持した
排気駆動式過給機において、回転軸外周面内に一方の浮
動ブッシュから他方の浮動ブッシュまで延びる潤滑油案
内溝を形成し、一対の浮動ブッシュ間の回転軸周りに配
置されたスペーサに潤滑油供給口を形成してこの潤滑油
供給口から回転軸外周面上に潤滑油を供給し、回転軸が
回転することにより回転軸外周面上の潤滑油が潤滑油案
内溝により案内されて各浮動ブッシュ内周面と回転軸外
周面間に供給されるようにしている。すなわち、潤滑油
が各浮動ブッシュ内周面と回転軸外周面間に直接的に供
給されるので浮動ブッシュ内周面と回転軸外周面間に潤
滑油が確実に供給される。
に本発明によれば、回転軸を回転軸線方向に離間して設
けられた一対の浮動ブッシュにより回転可能に支持した
排気駆動式過給機において、回転軸外周面内に一方の浮
動ブッシュから他方の浮動ブッシュまで延びる潤滑油案
内溝を形成し、一対の浮動ブッシュ間の回転軸周りに配
置されたスペーサに潤滑油供給口を形成してこの潤滑油
供給口から回転軸外周面上に潤滑油を供給し、回転軸が
回転することにより回転軸外周面上の潤滑油が潤滑油案
内溝により案内されて各浮動ブッシュ内周面と回転軸外
周面間に供給されるようにしている。すなわち、潤滑油
が各浮動ブッシュ内周面と回転軸外周面間に直接的に供
給されるので浮動ブッシュ内周面と回転軸外周面間に潤
滑油が確実に供給される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、1は排気駆動
式過給機のハウジング、2はハウジング1内に形成され
たタービン室、3はタービン室2内に収容されたタービ
ン、4はハウジング室1内に形成されたブロワ室、5は
タービン室2とブロワ室4間のハウジング1内に形成さ
れた回転軸室、6は回転軸室5内に収容されてタービン
3とブロワ(図示しない)とを連結する回転軸をそれぞ
れ示す。回転軸6外周面周りの回転軸室5内には回転軸
線K−K方向に離間して一対の浮動ブッシュ7が配置さ
れ、回転軸6はこれら浮動ブッシュ7により回転軸線K
−K回りに回転可能に支持される。浮動ブッシュ7外周
面と回転軸室5内周面間にはわずかばかりの間隙が形成
されており、浮動ブッシュ7内周面と回転軸6外周面間
にもわずかばかりの間隙が形成されている。したがって
浮動ブッシュ7はハウジング1および回転軸6に対し相
対回転可能になっている。これら浮動ブッシュ7内には
半径方向に延びる複数の貫通穴8がそれぞれ形成され
る。
式過給機のハウジング、2はハウジング1内に形成され
たタービン室、3はタービン室2内に収容されたタービ
ン、4はハウジング室1内に形成されたブロワ室、5は
タービン室2とブロワ室4間のハウジング1内に形成さ
れた回転軸室、6は回転軸室5内に収容されてタービン
3とブロワ(図示しない)とを連結する回転軸をそれぞ
れ示す。回転軸6外周面周りの回転軸室5内には回転軸
線K−K方向に離間して一対の浮動ブッシュ7が配置さ
れ、回転軸6はこれら浮動ブッシュ7により回転軸線K
−K回りに回転可能に支持される。浮動ブッシュ7外周
面と回転軸室5内周面間にはわずかばかりの間隙が形成
されており、浮動ブッシュ7内周面と回転軸6外周面間
にもわずかばかりの間隙が形成されている。したがって
浮動ブッシュ7はハウジング1および回転軸6に対し相
対回転可能になっている。これら浮動ブッシュ7内には
半径方向に延びる複数の貫通穴8がそれぞれ形成され
る。
【0007】また、浮動ブッシュ7間の回転軸室5内に
は回転軸6周りに、ハウジング1に固定された円筒状の
スペーサ9が配置される。このスペーサ9の上部には半
径方向に延びる潤滑油供給口10が形成され、スペーサ
9の下部には半径方向に延びる潤滑油排出口11が形成
される。潤滑油供給口10周りのスペーサ9外周面と回
転軸室5内周面間にはわずかばかりの間隙が形成されて
おり、スペーサ9の回転軸線方向両端部と対応する浮動
ブッシュ7間にもわずかばかりの間隙がそれぞれ形成さ
れている。さらに、回転軸6の外周面内には一方の浮動
ブッシュ7から他方の浮動ブッシュ7まで回転軸線K−
K方向に延びる潤滑油案内溝12が複数形成される。
は回転軸6周りに、ハウジング1に固定された円筒状の
スペーサ9が配置される。このスペーサ9の上部には半
径方向に延びる潤滑油供給口10が形成され、スペーサ
9の下部には半径方向に延びる潤滑油排出口11が形成
される。潤滑油供給口10周りのスペーサ9外周面と回
転軸室5内周面間にはわずかばかりの間隙が形成されて
おり、スペーサ9の回転軸線方向両端部と対応する浮動
ブッシュ7間にもわずかばかりの間隙がそれぞれ形成さ
れている。さらに、回転軸6の外周面内には一方の浮動
ブッシュ7から他方の浮動ブッシュ7まで回転軸線K−
K方向に延びる潤滑油案内溝12が複数形成される。
【0008】一方、各浮動ブッシュ7の上方に位置する
回転軸室5内には、潤滑油分配路13が開口しており、
これら潤滑油分配通路13は共通の潤滑油供給通路14
を介して図示しない潤滑油供給源に接続されている。ま
た、回転軸室5の下方部分には潤滑油排出通路15が形
成され、この潤滑油排出通路15はハウジング1内に形
成された潤滑油戻し通路16に接続される。スペーサ9
の潤滑油排出口11は潤滑油排出通路15内に開口せし
められる。次に、潤滑油の流れについて説明する。
回転軸室5内には、潤滑油分配路13が開口しており、
これら潤滑油分配通路13は共通の潤滑油供給通路14
を介して図示しない潤滑油供給源に接続されている。ま
た、回転軸室5の下方部分には潤滑油排出通路15が形
成され、この潤滑油排出通路15はハウジング1内に形
成された潤滑油戻し通路16に接続される。スペーサ9
の潤滑油排出口11は潤滑油排出通路15内に開口せし
められる。次に、潤滑油の流れについて説明する。
【0009】タービン回転数が低いときには潤滑油分配
通路13から回転軸室5内に供給された潤滑油の大部分
は浮動ブッシュ7の貫通穴8を介して回転軸6外周面上
に供給され、斯くして浮動ブッシュ7内周面と回転軸6
外周面間に良好に潤滑油被膜が形成される。次いで潤滑
油は潤滑油排出通路15を介して回転軸室5から排出さ
れる。
通路13から回転軸室5内に供給された潤滑油の大部分
は浮動ブッシュ7の貫通穴8を介して回転軸6外周面上
に供給され、斯くして浮動ブッシュ7内周面と回転軸6
外周面間に良好に潤滑油被膜が形成される。次いで潤滑
油は潤滑油排出通路15を介して回転軸室5から排出さ
れる。
【0010】ところがタービン回転数が高くなると、冒
頭で述べたように回転軸6外周面上の潤滑油に大きな遠
心力が作用するようになり、このため貫通穴8を介して
回転軸6外周面上に潤滑油が流れにくくなる。このと
き、潤滑油分配通路13から回転軸室5内に供給された
潤滑油の大部分は回転軸室5内周面と浮動ブッシュ7外
周面間の間隙内を回転軸線K−K方向に移動し、次いで
回転軸室5内周面とスペーサ9外周面間の間隙内を移動
し、次いで潤滑油供給口10を介し回転軸6外周面上に
到る。この場合、上述したように回転軸6外周面上の潤
滑油には大きな遠心力が作用しており、一方、回転軸6
外周面内に潤滑油案内溝12が形成されているので潤滑
油は潤滑油案内溝12により案内されて回転軸線K−K
方向に移動し、斯くして浮動ブッシュ7内周面と回転軸
6外周面間に潤滑油が供給される。したがって、タービ
ン回転数が高いときにも、潤滑油供給圧を高めることな
く、浮動ブッシュ7と回転軸6間に良好に潤滑油被膜を
形成することができる。
頭で述べたように回転軸6外周面上の潤滑油に大きな遠
心力が作用するようになり、このため貫通穴8を介して
回転軸6外周面上に潤滑油が流れにくくなる。このと
き、潤滑油分配通路13から回転軸室5内に供給された
潤滑油の大部分は回転軸室5内周面と浮動ブッシュ7外
周面間の間隙内を回転軸線K−K方向に移動し、次いで
回転軸室5内周面とスペーサ9外周面間の間隙内を移動
し、次いで潤滑油供給口10を介し回転軸6外周面上に
到る。この場合、上述したように回転軸6外周面上の潤
滑油には大きな遠心力が作用しており、一方、回転軸6
外周面内に潤滑油案内溝12が形成されているので潤滑
油は潤滑油案内溝12により案内されて回転軸線K−K
方向に移動し、斯くして浮動ブッシュ7内周面と回転軸
6外周面間に潤滑油が供給される。したがって、タービ
ン回転数が高いときにも、潤滑油供給圧を高めることな
く、浮動ブッシュ7と回転軸6間に良好に潤滑油被膜を
形成することができる。
【0011】このように浮動ブッシュ7と回転軸6間に
良好に潤滑油被膜を形成することができるので回転軸6
を安定に支持することができ、したがって回転軸6の振
動、騒音を低減することができる。その結果、回転軸6
周りの構成要素の遮音性を低下させることができ、した
がって過給機の製造コストを低下させることができる。
なお、例えば内燃機関の排気系の構成要素のうち、過給
機の振動数と近い固有振動数を有する構成要素の形状、
剛性などを変更して共振振動数を変更すればさらに振
動、騒音を低減することが可能となる。
良好に潤滑油被膜を形成することができるので回転軸6
を安定に支持することができ、したがって回転軸6の振
動、騒音を低減することができる。その結果、回転軸6
周りの構成要素の遮音性を低下させることができ、した
がって過給機の製造コストを低下させることができる。
なお、例えば内燃機関の排気系の構成要素のうち、過給
機の振動数と近い固有振動数を有する構成要素の形状、
剛性などを変更して共振振動数を変更すればさらに振
動、騒音を低減することが可能となる。
【0012】
【発明の効果】浮動ブッシュ内周面と回転軸外周面間に
潤滑油を確実に供給することができ、したがって回転軸
を安定に支持することができる。
潤滑油を確実に供給することができ、したがって回転軸
を安定に支持することができる。
【図1】排気駆動式過給機の部分拡大断面図である。
6…回転軸 7…浮動ブッシュ 9…スペーサ 10…潤滑油供給口 12…潤滑油案内溝 K…回転軸線
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸を回転軸線方向に離間して設けら
れた一対の浮動ブッシュにより回転可能に支持した排気
駆動式過給機において、回転軸外周面内に一方の浮動ブ
ッシュから他方の浮動ブッシュまで延びる潤滑油案内溝
を形成し、一対の浮動ブッシュ間の回転軸周りに配置さ
れたスペーサに潤滑油供給口を形成して該潤滑油供給口
から回転軸外周面上に潤滑油を供給し、回転軸が回転す
ることにより回転軸外周面上の潤滑油が潤滑油案内溝に
より案内されて各浮動ブッシュ内周面と回転軸外周面間
に供給されるようにした排気駆動式過給機の潤滑油供給
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25831698A JP3498584B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 排気駆動式過給機の潤滑油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25831698A JP3498584B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 排気駆動式過給機の潤滑油供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000087753A true JP2000087753A (ja) | 2000-03-28 |
JP3498584B2 JP3498584B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=17318564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25831698A Expired - Fee Related JP3498584B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 排気駆動式過給機の潤滑油供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3498584B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020019762A (ko) * | 2000-09-07 | 2002-03-13 | 이계안 | 터보차저 회전축의 윤활구조 |
JP2010156280A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 可変容量型排気ターボ過給機および可変容量型排気ターボ過給機の製造方法 |
WO2015166806A1 (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-05 | 株式会社Ihi | 過給機、および、過給機給油システム |
WO2016027617A1 (ja) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | 株式会社Ihi | 軸受構造、および、過給機 |
WO2016031013A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2016-03-03 | 三菱重工業株式会社 | 軸受装置、及び回転機械 |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP25831698A patent/JP3498584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020019762A (ko) * | 2000-09-07 | 2002-03-13 | 이계안 | 터보차저 회전축의 윤활구조 |
JP2010156280A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 可変容量型排気ターボ過給機および可変容量型排気ターボ過給機の製造方法 |
WO2015166806A1 (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-05 | 株式会社Ihi | 過給機、および、過給機給油システム |
CN105980686A (zh) * | 2014-04-30 | 2016-09-28 | 株式会社Ihi | 增压器及增压器供油系统 |
US10352232B2 (en) | 2014-04-30 | 2019-07-16 | Ihi Corporation | Turbocharger and turbocharger oil supply system |
WO2016027617A1 (ja) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | 株式会社Ihi | 軸受構造、および、過給機 |
CN106460652A (zh) * | 2014-08-21 | 2017-02-22 | 株式会社Ihi | 轴承结构以及增压器 |
WO2016031013A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2016-03-03 | 三菱重工業株式会社 | 軸受装置、及び回転機械 |
CN106662144A (zh) * | 2014-08-28 | 2017-05-10 | 三菱重工业株式会社 | 轴承装置及旋转机械 |
JPWO2016031013A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2017-06-15 | 三菱重工業株式会社 | 軸受装置、及び回転機械 |
US9897137B2 (en) | 2014-08-28 | 2018-02-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Bearing device and rotary machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3498584B2 (ja) | 2004-02-16 |
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