JPH0212275Y2 - - Google Patents

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JPH0212275Y2
JPH0212275Y2 JP1984024557U JP2455784U JPH0212275Y2 JP H0212275 Y2 JPH0212275 Y2 JP H0212275Y2 JP 1984024557 U JP1984024557 U JP 1984024557U JP 2455784 U JP2455784 U JP 2455784U JP H0212275 Y2 JPH0212275 Y2 JP H0212275Y2
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oil
groove
thrust bearing
bearing
thrust
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JP1984024557U
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JPS60137128U (ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/04Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
    • F16C17/047Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with fixed wedges to generate hydrodynamic pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/23Gas turbine engines
    • F16C2360/24Turbochargers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用ターボチヤージヤのスラスト
軸受に関するものである。
(従来技術) 自動車用ターボチヤージヤは、近年軽乗用車に
まで搭載されるようになつて来ており、益々小
型、軽量化が要求されると同時に、エンジンの低
回転域からターボ効果を得るためにターボ回転数
も高回転化して来ており、毎分25万回転というよ
うな超高速回転のターボチヤージヤの要望もあ
る。毎分25万回転というような超高速回転を可能
ならしめるためには、スラスト軸受に特殊な機能
が要求される。
即ち、スラスト軸受に要求される機能として
は、ターボチヤージヤのロータ軸の軸方向の移動
力に耐え得る軸受負荷容量を有すると同時に、コ
ンプレツサ側のオイルシール性能に悪影響を与え
ない形状にしなければならない。第1図及び第2
図は従来のスラスト軸受の正面図を示し、第1図
は軸孔1の周囲に複数のスラスト当接面2を設け
た円形状であり、第2図はロータ軸に装着し易い
ように下方を切欠いて軸孔1を開放したものであ
る。また3はオイル通路である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら第1図のスラスト軸受は円形状で
表面積が大きいため、表面にオイルが付着して排
出性が悪い欠点があつた。第2図は第1図の欠点
を無くすために下方を切欠いて面積を小にしてい
るが、下方の切欠部にはエアがあるため、回転に
よりエアを巻き込み、オイルが入るべき室内にエ
アが泡状で堆積し、オイルの入るべき体積を減少
させてスラスト軸受の潤滑油不足を招く等、オイ
ルシール性能が悪化する欠点があつた。
本考案は下方を切欠いた閉ループ構造として、
面積の減少とエアの巻き込み防止を図り、前記従
来の欠点を解消できるターボチヤージヤ用スラス
ト軸受を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために本考案は、ターボチ
ヤージヤのロータ軸のスラスト力を支持するスラ
スト軸受において、供給された潤滑油を保持する
凹溝と、該凹溝からロータ軸方向に向けて穿設さ
れた少なくとも1個以上のオイル通路と、該オイ
ル通路と連通すると共に、軸受当接面の、回転方
向に沿いスラストクリアランスが縮まるように形
成されたテーパ部の低い位置に両端開口のオイル
孔が配設され、スラスト軸受の両側面にオイルが
噴出するように配置された少なくとも1個以上の
オイル通路と、下端部に形成され中央部を小半径
として形成された切欠部と、前記ロータ軸の周囲
に形成され、前記テーパ部に開口するオイル孔よ
り排出されたオイルを保持するための凹溝と、該
凹溝を取巻き該凹溝内のオイルを保持する閉ルー
プのスラスト軸受端面平面部とを有する構成とし
たものである。
(作 用) さてスラスト軸受の両端面にオイルが噴射する
ように配置された少なくとも1個以上のオイル通
路は、ロータ軸の回転に応じ、楔膜効果による軸
受負荷容量を得るため、回転方向に沿いスラスト
クリアランスが縮まるように形成されたテーパ部
を有するランド部に配置されており、また下端部
に切欠部を形成してあるため、前記オイル通路よ
り流入して軸受潤滑を終え、ロータ軸の回転によ
り外周部に飛散したオイルは該切欠部からスムー
ズに排出され、しかも閉ループ形状のためエアを
巻き込むことはない。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第3図は本考案の実施例を示すターボチヤー
ジヤ4の側断面図で、該ターボチヤージヤ4は、
エンジン燃焼ガスの排気通路の排気入口5及び排
気出口6を有するタービンハウジング7と、エン
ジン吸気通路の空気入口8及び加圧空気出口9を
有するコンプレツサハウジング10と、該両ハウ
ジング7,10の中間に位置し、一端にタービン
ハウジング7の排気通路に位置するタービンロー
タ11及び他端にコンプレツサハウジング10の
吸気通路に位置するコンプレツサロータ12を取
付けたロータ軸13を支持する軸受ハウジング1
4を備えている。
ロータ軸13の略中央部外周面と、該ロータ軸
13に対向する軸受ハウジング14との間には、
ラジアル軸受15が配置され、該ラジアル軸受1
5は軸受ハウジング14内でロータ軸13を支承
しつつ回転自在とするよう配設されている。この
ラジアル軸受15には軸受ハウジング14に設け
たオイル通路16よりオイル供給される。
またコンプレツサ側のスラスト軸受部には、ロ
ータ軸13と共に回動する第1、第2スラストブ
ツシユ17,18があり、該ブツシユ17,18
間にはスラスト軸受19が配置されている。この
スラスト軸受19は回転しないようにピン20で
固定されると共に、軸方向に移動しないようにシ
ールプレート21を介してスナツプリング22に
より軸受ハウジング14内に固定されている。ま
たロータ軸13の回転時にスラスト軸受19部に
オイルが供給されるように、前記オイル通路に連
通するオイル通路23,24,25が設けられて
いる。
次に第4図〜第7図についてスラスト軸受19
を詳細に説明すると、該軸受19にはオイル通路
23よりのオイルを保持する凹溝28があり、前
記第1、第2スラストブツシユ17,18との当
接面26にオイルを供給するためのオイル通路2
5は、端部にオイル孔27を有するオイル通路2
4に連通し、該オイル孔27は凹溝28内に開口
している。またオイル通路25の両端部のオイル
孔29は、軸受19の両面に開孔している。この
オイル孔29は、ロータ軸13の回転に応じ楔膜
効果による軸受負荷容量を得るため、テーパ部3
0(回転方向に沿いスラストクリアランスが縮ま
るように形成)を有するランド部に配置されてお
り、該オイル孔29はテーパ部30の低い位置に
配設されている。更にオイル孔29より排出され
たオイルをある程度保持するために凹溝31が設
けられている。
またオイル孔29より流入したオイルが軸受潤
滑を終え、ロータ軸13、第1、第2スラストブ
ツシユ17,18の回転に伴い、外周部に飛散し
たものがスムーズに排出されるように、下方部分
に中央部を小半径として形成された切欠部32を
設けると共に、ロータ軸13の回転時に、スラス
ト軸受部にエアを巻き込まない様にスラスト軸受
端面平面部の、前記テーパ部30を取り囲む凹溝
31を取り巻いた閉ループ33の形状としてあ
る。以上の如くオイル溝、テーパランド、オイル
孔の配置工夫を行なうと同時に、オイル排出路の
形状を改良することにより、一層安定した軸受の
負荷容量を得ると共に、よりオイルの排出性のよ
いスラスト軸受を得ることができる。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は構成されてお
り、軸受当接面(テーパランド部)の、回転方向
に沿いスラストクリアランスが縮まるように形成
されたテーパ部の低い位置に両端のオイル孔が配
設され、スラスト軸受の両面にオイルが噴出する
ように配設された少なくとも1個以上のオイル通
路を有するので、ロータ軸の回転に応じ楔膜効果
による安定した軸受負荷容量を得ることができ
る。また下端部に切欠部を形成したので、ロータ
軸の回転に伴つて外周部に飛散するオイルをスム
ーズに排出することができると共に、ロータ軸の
周囲に凹溝を形成して、前記テーパ部に開口する
オイル孔より排出されたオイルを保持するように
したので、ロータ軸の回転時にスラスト軸受部に
エアを巻き込まないようにすることができる。ま
た前記凹溝を取巻き、該凹溝内のオイルを保持す
る閉ループのスラスト軸受端面平面部を設けたの
で、該凹溝内のオイルを十分に保持することがで
きる。従つて本考案によると、従来に比べて優れ
たオイル排出性、即ちオイルシール性に富み、か
つ軸受負荷量の高いスラスト軸受装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々のスラスト軸受の正面
図、第3図は本考案の実施例を示すターボチヤー
ジヤの側断面図、第4図は第3図におけるスラス
ト軸受の左側からみた正面図、第5図は同右側か
らみた正面図、第6図は第5図のA〜A断面図、
第7図は第4図のB〜B線に沿う展開断面図であ
る。 図の主要部分の説明、4……ターボチヤージ
ヤ、13……ロータ軸、14……軸受ハウジン
グ、16……オイル通路、19……スラスト軸
受、23,24,25……オイル通路、26……
当接面、27……オイル孔、28……凹溝、29
……オイル孔、30……テーパ部、31……凹
溝、32……切欠部、33……閉ループ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターボチヤージヤのロータ軸のスラスト力を支
    持するスラスト軸受において、供給された潤滑油
    を保持する凹溝と、該凹溝からロータ軸方向に向
    けて穿設された少なくとも1個以上のオイル通路
    と、該オイル通路と連通すると共に、軸受当接面
    の、回転方向に沿いスラストクリアランスが縮ま
    るように形成されたテーパ部の低い位置に両端開
    口のオイル孔が配設され、スラスト軸受の両側面
    にオイルが噴出するように配置された少なくとも
    1個以上のオイル通路と、下端部に形成され中央
    部を小半径として形成された切欠部と、前記ロー
    タ軸の周囲に形成され、前記テーパ部に開口する
    オイル孔より排出されたオイルを保持するための
    凹溝と、該凹溝を取巻き該凹溝内のオイルを保持
    する閉ループのスラスト軸受端面平面部とよりな
    ることを特徴とするターボチヤージヤ用スラスト
    軸受。
JP1984024557U 1984-02-24 1984-02-24 タ−ボチヤ−ジヤ用スラスト軸受 Granted JPS60137128U (ja)

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JPH0212275Y2 true JPH0212275Y2 (ja) 1990-04-06

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