JP2000087441A - グレーチング - Google Patents

グレーチング

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JP2000087441A JP10261450A JP26145098A JP2000087441A JP 2000087441 A JP2000087441 A JP 2000087441A JP 10261450 A JP10261450 A JP 10261450A JP 26145098 A JP26145098 A JP 26145098A JP 2000087441 A JP2000087441 A JP 2000087441A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性に優れ、生産コストを低減し得るグレ
ーチングを提供する。 【解決手段】 上下の支持縁7,7間にメインバー2側
に突出する突出側縁8を曲成してなるサイドバー3の、
その突出側縁8に、メインバー2が直交状に嵌合される
上下方向の複数の切り込み溝9を長手方向に沿って所定
間隔毎に形成し、各切り込み溝9にメインバー2の側端
5を夫々嵌入して、各切り込み溝9から外面側に突出す
るメインバー2の突出端をカシメることにより、各メイ
ンバー2とサイドバー3とを接合するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側溝等に被着して
使用されるグレーチングに関する。
【0002】
【従来の技術】グレーチングaは、図16に示すよう
に、所定間隔で並列した複数の短尺状メインバーbに適
数本の長尺状クロスバーcを直交状に差し渡して格子枠
dを構成し、さらに該格子枠dの長手方向に沿う両側縁
にサイドバーeを配設してなるものが知られている。
【0003】このような従来のグレーチングaは、図1
7に示す方法によって製造される。まず、図17(イ)
に示すように、各メインバーbに連結孔xを、クロスバ
ーcの数に対応させて複数形成する。ここで、該連結孔
xは、その横幅をクロスバーcの縦幅以上とし、縦幅を
それ以下として、その孔縁の上下位置に側方から中央に
向けて傾斜する傾斜縁g,gを夫々設け、さらに該傾斜
縁g,gの終端部h,hに上下方向のストッパー縁f,
fを互い違いに設けた形状とする。
【0004】また、図17(ロ)に示すように、クロス
バーcの上縁には嵌入溝yを、メインバーbの数に対応
させて所定間隔毎に複数形成する。ここで、この嵌入溝
yの溝底面iと、クロスバーcの下縁jとの間隔を、前
記傾斜縁g,gの終端部h,hの上下間隔より若干大き
く設定する。
【0005】次に、各メインバーbを適宜の治具により
所定間隔に整列させ、図17(ハ)に示すように、クロ
スバーcを横向きで各連結孔x内に串刺し状に挿入し、
該クロスバーcの嵌入溝yと、メインバーbの連結孔x
とを一致させた状態でクロスバーcを傾斜縁g,gの案
内作用を介して上向きに回動させ、その上下の側縁が前
記ストッパー縁f,fに当接する起立状態として各嵌入
溝y内に各連結孔xの上端縁を夫々嵌入させる。
【0006】これにより、図18に示すように、連結孔
xの傾斜縁g,gの終端部h,h間に、クロスバーcの
溝底面iと下縁jとが挟圧状態で嵌合されることとな
り、複数のメインバーbと適数本のクロスバーcとが直
交状に接合されて、格子枠dが構成される。また、必要
に応じて前記連結孔xの位置でクロスバーcとメインバ
ーbとの交叉部分に溶接が施される。
【0007】次に、図16に示すように、前記格子枠d
の長手方向に沿う両側縁にサイドバーeを接合すること
によりグレーチングaが製造される。
【0008】かかる従来のグレーチングaにあって、前
記サイドバーeと、格子枠dを構成する複数のメインバ
ーbとの接合は、サイドバーeの側縁に各メインバーb
の端部を溶接によって接合するのが一般的であるが、こ
のような溶接による接合手段にあっては、熱による歪が
生じて寸法精度が低下したり、美観が悪くなるという問
題点がある。そこでこれに代わる接合手段として、図1
9(イ)に示すように、各メインバーbの端部に突起k
を形成する一方、サイドバーeに、前記突起kを嵌入し
得る嵌挿孔mを長手方向に沿って所定間隔毎に形成し、
各嵌挿孔mに前記突起kを挿通してその突出端を外面側
からカシメることにより、図19(ロ),(ハ)に示す
ように、各メインバーbとサイドバーeとを接合する接
合手段が案出されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなカシメに
よる接合手段にあっては、熱による歪が生じないため、
寸法精度が高く、また、美観性のよい製品が得られるの
であるが、各メインバーbの端部に形成される突起kの
切削加工に手間がかかり、接合前の材料準備に時間を要
するため、生産コストが高くなるという問題点があっ
た。
【0010】一方、図17に示したメインバーbとクロ
スバーcとの接合手段にあっては、各メインバーbに複
雑な形状の連結孔xを穿設加工する必要があり、また、
クロスバーcに形成される嵌入溝yに高い寸法精度が要
求されるため、その形成加工に手間がかかり、さらに、
平板状のクロスバーcを各メインバーbの連結孔xに差
し通して上向きに略90°回動させることによって、該
クロスバーcの各嵌入溝yに各メインバーbの連結孔x
の上端縁を同時に嵌入させなければならないので、その
組付けが面倒であった。
【0011】本発明の1つの目的は、各メインバーbと
サイドバーeとをカシメによって接合する接合手段にお
いて、各メインバーbの端部に形成される突起kの切削
加工を不要とし、生産コストを低減させることにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、各メインバー
bとクロスバーcとの接合手段において、メインバーb
に形成される連結孔xの形状を単純化するとともに、ク
ロスバーcの溝加工を単純化し、その形成加工を容易と
するとともに、組付けの作業性を向上させることにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定間隔で並
列した複数のメインバーと、各メインバーの側端部に沿
って差し渡されたサイドバーとを備えてなるグレーチン
グにおいて、上下に夫々支持縁を備え、かつ、該支持縁
間にメインバー側に突出する突出側縁を曲成してなるサ
イドバーの、その突出側縁に、メインバーが直交状に嵌
合される上下方向の複数の切り込み溝を長手方向に沿っ
て所定間隔毎に形成し、各切り込み溝にメインバーの側
端を夫々嵌入するとともに、該側端の上下の端面を前記
支持縁に当接させた状態で、前記各切り込み溝から外面
側に突出するメインバーの突出端をカシメることによ
り、各メインバーとサイドバーとを接合したことを特徴
とするグレーチングである。
【0014】かかる構成にあって、メインバーは、長尺
なメインバー基材を所定の長さに切断する際に、その側
端を直線状に切断するだけでよいため、手間がかから
ず、接合前の材料準備に時間を要しない。
【0015】また、本発明は、所定間隔で並列した複数
のメインバーと、各メインバーに直交状に差し渡された
クロスバーとを備えてなるグレーチングにおいて、各メ
インバーに角形の連結孔を形成する一方、該連結孔と略
同一断面形状に形成したクロスバーに、前記連結孔の仮
想内接円より大きい直径の仮想円の周面を構成する溝底
面を備えた複数の切り込み溝を長手方向に沿って所定間
隔毎に形成し、各メインバーの連結孔にクロスバーを挿
通して該クロスバーの各切り込み溝を連結孔に一致させ
た状態で、クロスバーを回動させて、各切り込み溝を各
連結孔に強制嵌合させることにより、各メインバーとク
ロスバーとを接合したことを特徴とするグレーチングで
ある。
【0016】かかる構成にあっては、各メインバーに形
成される連結孔が単純な角形であるため、その形成加工
が容易であり、また、該連結孔と略同一断面形状のクロ
スバーに形成される複数の切り込み溝を、軸芯を中心に
してクロスバーを回動させた状態で、側方から所定間隔
で配置した複数の回転刃を押し当てて切削することによ
り同時に形成加工し得るので、寸法精度が出し易く、ま
た、その形成加工を容易に行うことができる。さらに、
各メインバーとクロスバーとの組付け時には、クロスバ
ーの切り込み溝の直径方向で対向する溝底面間の間隔
が、連結孔の孔縁間隔より大きいため、クロスバーを左
右何れかの方向に回動することにより、溝底面を連結孔
の孔縁に圧接させて移動不能に保持することができる。
ここで、クロスバーは略45°回動させれば十分であ
り、また、クロスバーが角形であるため掴着しやすく、
回動操作を容易に行い得る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図1〜図1
4について説明する。図1に、本発明にかかるグレーチ
ング1を示す。該グレーチング1は、所定間隔で並列し
た複数のメインバー2と、各メインバー2の側端部に沿
って夫々差し渡された二本のサイドバー3と、各メイン
バー2の中心に直交状に差し渡されたクロスバー4とに
よって構成されている。
【0018】メインバー2は、図2,図3に示すよう
に、上下端縁10a,10aの中間に薄肉部10bを有
する断面略I字形に形成された型材やプレス成形材等か
らなる長尺なメインバー基材を短尺な所定の長さに切断
することによって得られるものであって、その側端5が
直線状に切断されている。ここで、この切断加工は、通
常の回転刃を備えた切断機によって行い得るので、手間
がかからず、接合前の材料準備に時間を要しない。
【0019】また、前記各メインバー2には、夫々その
中央の同一位置に角形の連結孔6が形成されている。該
連結孔6は、その形状を単純な正四角形とし、プレスに
よる打ち抜き加工によって形成されている。これによ
り、寸法精度が高く、その形成加工を容易に行い得るよ
うにしている。
【0020】一方、サイドバー3は、図4〜図6に示す
ように、上下に夫々支持縁7,7を備え、かつ、該支持
縁7,7間に側方に突出する突出側縁8が曲成された型
材やプレス成形材からなり、これを長尺な所定の長さに
切断したものが用いられる。該サイドバー3の突出側縁
8には、図5に示すように、メインバー2が直交状に嵌
合される上下方向の複数の切り込み溝9が長手方向に沿
って所定間隔毎に形成されている。各切り込み溝9の幅
は、メインバー2の薄肉部10bの厚みと略同一寸法と
なっており、突出側縁8の上下幅全体に亘って形成され
ている。この突出側縁8に対する複数の切り込み溝9の
形成加工は、回転軸に複数の回転刃を所定間隔で止着し
た溝切り加工機によって行われ、メインバー2の薄肉部
10と略一致する厚みの回転刃による切削によって、複
数の切り込み溝9を所定間隔で同時に形成するようにし
ている。
【0021】また、クロスバー4は、図7,図8に示す
ように、前記メインバー2の連結孔6と略同一断面形状
の角形に成形された型材からなり、これを長尺な所定の
長さに切断したものが用いられる。該クロスバー4に
は、複数の切り込み溝11が長手方向に沿って所定間隔
毎に形成されている。この切り込み溝11の形成加工
は、前記サイドバー3の切り込み溝9の形成加工に用い
る溝切り加工機によって行われる。即ち、クロスバー4
を、軸芯を中心にして回動させた状態で、側方から溝切
り加工機の複数の回転刃を押し当てて切削することによ
り、複数の切り込み溝11を所定間隔で同時に形成加工
するようにしている。これにより、該切り込み溝11の
間隔と前記サイドバー3の切り込み溝9の間隔とが一致
することとなる。また、各切り込み溝11は、その溝底
面12が、図9に示すように、連結孔6の仮想内接円r
より若干大きい直径の仮想円r の周面を構成する
ように切削され、該切り込み溝11の直径方向で対向す
る溝底面12,12間の間隔w が、連結孔6の孔縁
間隔w より大きくなるようにしている。そして、こ
のように、クロスバー4を、軸芯を中心にして回動さ
せ、所定間隔で配置した複数の回転刃を押し当てて側方
から切削することにより、複数の切り込み溝11を同時
に形成加工し得るので、寸法精度が出し易く、また、そ
の形成加工を容易に行うことができるようになってい
る。
【0022】次に、前記メインバー2,サイドバー3及
びクロスバー4の組付け手順について説明する。まず、
複数のメインバー2を、クロスバー4の各切り込み溝1
1の間隔に一致するように保持して並列させる。この並
列操作は、一般的なグレーチングの組付け時に用いられ
ている公知構成の治具によって行うことができる。
【0023】このように、複数のメインバー2を並列さ
せることにより、各メインバー2に形成されている連結
孔6が直線状に並ぶこととなる。そして、図10(イ)
に示すように、各連結孔6内にクロスバー4を挿し通
し、その各切り込み溝11を各連結孔6に夫々一致させ
た状態で、該クロスバー4を適宜の治具を用いて略45
°回動させる。ここで、この回動操作は左右何れの方向
でもよく、また、クロスバーが角形であるため掴着しや
すく、その回動操作を容易に行うことができる。そして
このように、クロスバー4を回動させると、図10
(ロ)に示すように、切り込み溝11内に連結孔6の孔
縁が嵌入されるとともに、切り込み溝11の直径方向で
対向する溝底面12,12間の間隔w (図9参照)
が、連結孔6の孔縁間隔w より大きいことにより、
各溝底面12が連結孔6の孔縁に圧接される。この時、
各溝底面12が円周を構成する曲面形状となっているこ
とにより、連結孔6の孔縁に対して円滑に圧接させるこ
とができる。これにより、各切り込み溝11が各連結孔
6に強制嵌合されることとなり、図11に示すように、
各メインバー2とクロスバー4とを接合することができ
る。
【0024】この接合状態にあって、各メインバー2と
クロスバー4は、切り込み溝11内に連結孔6の孔縁が
嵌入されていることによる抜け止め作用と、各溝底面1
2が連結孔6の孔縁に圧接されていることによる挟圧作
用によって堅牢な組付け状態となっており、各メインバ
ー2を保持している治具を取外しても、その組付け状態
が維持される。
【0025】そして前記治具を取外してから、上記のよ
うにクロスバー4と組付けられた各メインバー2の両側
端5,5にサイドバー3を夫々組付ける。この組付け
は、以下のように行われる。即ち、図12(イ)に示す
ように、サイドバー3を、その突出側縁8がメインバー
2側に突出するように配置し、図12(ロ)に示すよう
に、各メインバー2の側端5の上下の端面にサイドバー
3の支持縁7,7を当接させ、突出側縁8の各切り込み
溝9に各メインバー2の側端5を夫々嵌入する。ここ
で、各切り込み溝9の間隔が各メインバー2の間隔に一
致していることにより、その嵌入を容易に行うことがで
きる。そして、このように各メインバー2の側端5を突
出側縁8の各切り込み溝9に夫々嵌入すると、各切り込
み溝9からサイドバー3の外面側に各メインバー2の側
端5の薄肉部10bが突出することとなり、その突出端
の数カ所を、図12(ハ)に示すように、半円状に窪ま
せてカシメることにより、突出端の肉厚が広がって各メ
インバー2とサイドバー3とを接合することができる。
これにより、図13に示す組付け状態が得られる。尚、
この切り込み溝9への側端5の嵌入操作と、これに続く
カシメ操作は、各メインバー2の両側で同時に行なうこ
とができ、これによって作業効率を向上し得るものとな
っている。
【0026】これにより、図1に示すグレーチング1が
完成する。尚、各メインバー2の内で、その長手方向の
両端部に位置するメインバー2から突出するクロスバー
4の端部を、図14に示すように、必要に応じて十字形
等に窪ませてカシメることによって抜止め処理13を施
してもよい。
【0027】尚、上記実施例では、クロスバー4を1本
としたが、グレーチング1の幅寸法に応じて複数本のク
ロスバー4を配設することができる。また、実施例で
は、メインバー2の連結孔6と、クロスバー4の断面形
状とを正四角形としているが、これに限定されるもので
はなく、その他の正三角形や多角形等の角形としてもよ
い。
【0028】図15は、断面形状を若干変更したメイン
バー2を示し、薄肉部10bの上下位置に側方に突出す
る係止段部10c,10cを夫々形成したものである。
該係止段部10c,10cの上下の間隔は、サイドバー
3の突出側縁8の上下位置に形成されている段部8’,
8’(図4参照)の上下間隔と略同一寸法となってい
る。これにより、メインバー2とサイドバー3との接合
時に、図12(ロ)に示すように、サイドバー3の突出
側縁8の切り込み溝9にメインバー2の側端5を嵌入す
ると、前記メインバー2の係止段部10c,10cにサ
イドバー3の段部8’,8’が夫々係合されて位置決め
されることとなり、サイドバー3の上下方向のずれが防
止されて、より寸法精度が高い製品とすることができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、上下の支持縁
7,7間にメインバー2側に突出する突出側縁8を曲成
してなるサイドバー3の、その突出側縁8に、メインバ
ー2が直交状に嵌合される上下方向の複数の切り込み溝
9を長手方向に沿って所定間隔毎に形成し、各切り込み
溝9にメインバー2の側端5を夫々嵌入して、各切り込
み溝9から外面側に突出するメインバー2の突出端をカ
シメることにより、各メインバー2とサイドバー3とを
接合するようにしたものであるから、従来のように各メ
インバー2の側端5に接合用の突起を切削形成する必要
がなく、各メインバー2は、長尺なメインバー基材を所
定の長さに切断する際に、その側端5を直線状に切断す
るだけでよいため、手間がかからず、接合前の材料準備
時間が短縮され、その生産コストを低減させることがで
きる。
【0030】また、本発明は、各メインバー2に角形の
連結孔6を形成する一方、該連結孔6と略同一断面形状
に形成したクロスバー4に、前記連結孔6の仮想内接円
より大きい直径の仮想円r の周面を構成する溝
底面12を備えた複数の切り込み溝11を長手方向に沿
って所定間隔毎に形成し、各メインバー2の連結孔6に
クロスバー4を挿通して該クロスバー4の各切り込み溝
11を連結孔6に一致させた状態で、クロスバー4を回
動させて、各切り込み溝11を各連結孔6に強制嵌合さ
せることにより、各メインバー2とクロスバー4とを接
合するようにしたから、各メインバー2に形成される連
結孔6が単純な角形であるため、その形成加工が容易で
あり、また、該連結孔6と略同一断面形状のクロスバー
4に形成される複数の切り込み溝11を、軸芯を中心に
してクロスバー4を回動させた状態で、側方から所定間
隔で配置した複数の回転刃を押し当てて切削することに
より同時に形成加工し得るので、寸法精度が出し易く、
また、その形成加工を容易に行うことができる。さら
に、各メインバー2とクロスバー4との組付け時には、
クロスバー4の切り込み溝11の直径方向で対向する溝
底面12,12間の間隔が、連結孔6の孔縁間隔より大
きいため、クロスバー4を左右何れかの方向に回動する
ことにより、溝底面12を連結孔6の孔縁に圧接させる
ことができ、また、クロスバー4が角形であるため掴着
しやすく、その回動操作を容易に行い得る等の優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるグレーチングの平面図である。
【図2】同上のグレーチングを構成するメインバーの正
面図である。
【図3】同上のメインバーの拡大側面図である。
【図4】本発明にかかるグレーチングを構成するサイド
バーの部分斜視図である。
【図5】同上のサイドバーの部分正面図である。
【図6】同上のサイドバーの拡大側断面図である。
【図7】本発明にかかるグレーチングを構成するクロス
バーの部分斜視図である。
【図8】同上のクロスバーの部分正面図である。
【図9】同上のクロスバーに形成される切り込み溝の説
明図である。
【図10】メインバーとクロスバーの組付け工程を示す
要部の拡大正面図である。
【図11】メインバーとクロスバーの組付け状態の部分
斜視図である。
【図12】メインバーとサイドバーの組付け工程を示す
側断面図である。
【図13】メインバーとサイドバーの組付け状態の斜視
図である。
【図14】サイドバーの端部に抜止め処理を施したグレ
ーチングの側面図である。
【図15】他の構成を備えたメインバーの拡大側面図で
ある。
【図16】従来のグレーチングの平面図である。
【図17】従来のメインバーとクロスバーの要部構成と
組付け方法を示す説明図である。
【図18】従来のメインバーとクロスバーの組付け状態
を示す断面図である。
【図19】従来のメインバーとサイドバーのカシメによ
る接合手段の説明図である。
【符号の説明】
1 グレーチング 2 メインバー 3 サイドバー 4 クロスバー 5 側端 6 連結孔 7 支持縁 8 突出側縁 9 切り込み溝 11 切り込み溝 12 溝底面 r 仮想内接円 r 仮想円

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔で並列した複数のメインバーと、
    各メインバーの側端部に沿って差し渡されたサイドバー
    とを備えてなるグレーチングにおいて、 上下に夫々支持縁を備え、かつ、該支持縁間にメインバ
    ー側に突出する突出側縁を曲成してなるサイドバーの、
    その突出側縁に、メインバーが直交状に嵌合される上下
    方向の複数の切り込み溝を長手方向に沿って所定間隔毎
    に形成し、各切り込み溝にメインバーの側端を夫々嵌入
    するとともに、該側端の上下の端面を前記支持縁に当接
    させた状態で、前記各切り込み溝から外面側に突出する
    メインバーの突出端をカシメることにより、各メインバ
    ーとサイドバーとを接合したことを特徴とするグレーチ
    ング。
  2. 【請求項2】所定間隔で並列した複数のメインバーと、
    各メインバーに直交状に差し渡されたクロスバーとを備
    えてなるグレーチングにおいて、 各メインバーに角形の連結孔を形成する一方、該連結孔
    と略同一断面形状に形成したクロスバーに、前記連結孔
    の仮想内接円より大きい直径の仮想円の周面を構成する
    溝底面を備えた複数の切り込み溝を長手方向に沿って所
    定間隔毎に形成し、各メインバーの連結孔にクロスバー
    を挿通して該クロスバーの各切り込み溝を連結孔に一致
    させた状態で、クロスバーを回動させて、各切り込み溝
    を各連結孔に強制嵌合させることにより、各メインバー
    とクロスバーとを接合したことを特徴とするグレーチン
    グ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070902A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Daiken Co Ltd グレーチングの製造方法
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