JP2010070901A - グレーチングおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メインバーの両端における嵌合部の形状に改良を加え、組み立て安定性に優れたグレーチングを提供する。
【解決手段】一対のサイドバー2には等間隔おきに縦向きの長孔状でメインバー3との結合孔部5が形成されており、メインバー3の両端部にはメインバー3の上下に向く幅方向の中間部に結合孔部5への嵌合部6が形成されており、嵌合部6は上下の面が水平であり、且つ上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面9a,10aを備え先端が尖った凸部9,10を備え、嵌合部6の付け根部から上下に繋がる上下の端面3aは上下方向に向き、嵌合部6をサイドバー2の結合孔部5に嵌合させた状態において前記上下の端面3aはサイドバー2の内面に面で当接し、且つ凸部9,10の先端はサイドバー2の外面側よりかしめられメインバー3をサイドバー2に固定するために結合孔部5から僅かに外方に突出するように構成した。
【選択図】図6
【解決手段】一対のサイドバー2には等間隔おきに縦向きの長孔状でメインバー3との結合孔部5が形成されており、メインバー3の両端部にはメインバー3の上下に向く幅方向の中間部に結合孔部5への嵌合部6が形成されており、嵌合部6は上下の面が水平であり、且つ上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面9a,10aを備え先端が尖った凸部9,10を備え、嵌合部6の付け根部から上下に繋がる上下の端面3aは上下方向に向き、嵌合部6をサイドバー2の結合孔部5に嵌合させた状態において前記上下の端面3aはサイドバー2の内面に面で当接し、且つ凸部9,10の先端はサイドバー2の外面側よりかしめられメインバー3をサイドバー2に固定するために結合孔部5から僅かに外方に突出するように構成した。
【選択図】図6
Description
本発明は、例えば道路の側溝の上に被さるように配設して使用されるグレーチングおよびその製造方法に関するものである。
従来のこの種グレーチングとしては例えば特許文献1に開示されているものが知られている。この特許文献1に開示されているグレーチングは、互いに対面して長さ方向に平行に延在する一対のエンドバーと、該両エンドバー間で各々対面しつつ該両エンドバーと直角方向に延在し、両端が該各エンドバーに所定ピッチで固定された複数本のベアリングバーとを備えたグレーチングにおいて、前記両エンドバーは前記ピッチに応じて貫設された嵌合穴をもち、前記各ベアリングバーの両端には、該エンドバーの内面と当接する当接面と、該当接面から突出して該嵌合穴に嵌合する嵌合部と、該嵌合部から突出し、該エンドバーの外面側からかしめられて該ベアリングバーを該エンドバーに固定する凸部とが形成されている。
特許第3824263号公報
上記特許文献1に開示されているベアリングバーでは、嵌合穴に嵌合する嵌合部から突出する凸部は嵌合部の両端側に先端が丸みを帯びた状態で形成されており、凸部をエンドバーの外面側からかしめたときに凸部が嵌合穴の外周縁より外側に突出するように押し潰されたときは押し潰された凸部によってベアリングバーにエンドバーを固定することができるが、凸部が嵌合穴の外周縁より外側に突出しないよう押し潰されることもあり、その場合はベアリングバーとエンドバーとの固定が完全ではなく、製品不良になり、組み立て安定性に欠けるという問題があった。また、上記特許文献1に開示されているグレーチングの製造方法では製造時に型により打ち抜かれた嵌合部の付け根部である当接面と嵌合部との角部(隅部)にばりが発生しやすく、そのばりを残したままにしておくと嵌合部を嵌合穴に嵌合させたときにエンドバーの内面と当接面との間に隙間が生じることになり、当接面と嵌合部との隅部にばりが発生したときはばり取りを行なわねばならなかった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、メインバー(ベアリングバー)の両端における嵌合部の形状に改良を加え、組み立て安定性に優れ、嵌合部の付け根部にばりが発生しにくくしたグレーチングおよびその製造方法を提供することにある。
本発明の請求項1に記載のグレーチングは、互いに平行な一対のサイドバーと、この一対のサイドバー間に位置しこの一対のサイドバーに対して直角方向に向き等間隔おきに配列される多数本のメインバーとを備えるグレーチングであって、前記一対のサイドバーには等間隔おきに縦向きの長孔状で前記メインバーとの結合孔部が形成されており、前記各メインバーの両端部にはメインバーの上下に向く幅方向の中間部に前記結合孔部への嵌合部が形成されており、この嵌合部は上下の面が水平であり、且つ上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面を備え先端が尖った凸部を備え、前記嵌合部の付け根部において付け根部から上下に繋がるメインバーの上下の端面は上下方向に向き、嵌合部をサイドバーの結合孔部に嵌合させた状態においてメインバーの前記上下の端面はサイドバーの内面に面で当接し、且つ前記凸部の先端はサイドバーの外面側よりかしめられメインバーをサイドバーに固定するために結合孔部から僅かに外方に突出するように構成されており、さらにサイドバーの外面は上下が外側に膨らんでおり、結合孔部が形成されている部分は上下端部より僅かに薄肉状となっていて、結合孔部が形成されている部分の外面は上下端部よりも凹入しており、この凹入部は結合孔部より上下に延びるように形成されて前記かしめられた凸部の先端が係止するように構成したことを特徴とする。
請求項2に記載のグレーチングの製造方法は、互いに平行な一対のサイドバーと、この一対のサイドバー間に位置しこの一対のサイドバーに対して直角方向に向き等間隔おきに配列される多数本のメインバーとを備え、等間隔おきに縦向きの長孔状に形成されたサイドバーの結合孔部にメインバーの両端部においてメインバーの上下に向く幅方向の中間部に形成された嵌合部を嵌合させ、サイドバーの外面側よりかしめられてメインバーをサイドバーに固定するようにしたグレーチングの製造方法であって、2本繋がったメインバーの分断位置で2つの角部がメインバーの長さ方向に向くとともに他の対向する2つの角部がメインバーの幅方向に向く断面形状が正方形もしくは菱形の1つの打ち抜き型で打ち抜く工程と、メインバーの幅の両側を、互いに1つの辺同士が向き合うように位置する断面形状が正方形もしくは長方形の2つの打ち抜き型で打ち抜く工程とにより、2本繋がった状態のメインバーは切り離されるとともに、切り離されたメインバーの長さ方向の端部に上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面を備え且つ先端が尖った凸部を備えた上下の面が水平な嵌合部が形成され、さらに前記嵌合部の付け根部から上下方向に向く端面が形成され、前記嵌合部をサイドバーの結合孔部に嵌合させた状態においてメインバーの前記上下の端面はサイドバーの内面に面で当接し、且つ前記凸部の先端はサイドバーの結合孔部から僅かに外方に突出するようにしたことを特徴とする。
以上のように、本発明のグレーチングによれば、メインバーの端部に形成した嵌合部の上下方向の中心部に向う傾斜面を備え先端が尖ってサイドバーの結合孔部から僅かに外方に突出する凸部の先端がかしめられてメインバーとサイドバーを結合させるようにしたので、凸部の先端がかしめられたとき凸部の先端は外側に変形してサイドバーの結合孔部の上下の凹入部に係止することになり、組み立て安定性に優れたグレーチングを提供することができる。また、本発明のグレーチングの製造方法によれば、2本繋がったメインバーの分断位置で2つの角部がメインバーの長さ方向に向くとともに他の対向する2つの角部がメインバーの幅方向に向く断面形状が正方形もしくは菱形の1つの打ち抜き型で打ち抜く工程と、メインバーの幅の両側を、互いに1つの辺同士が向き合うように位置する断面形状が正方形もしくは長方形の2つの打ち抜き型で打ち抜く工程とにより、2本繋がった状態のメインバーは切り離されると同時に切り離された2本のメインバーの長さ方向の端部に上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面を備え且つ先端が尖った凸部を備えた上下の面が水平な嵌合部が形成され、さらに前記嵌合部の付け根部から上下方向に向く端面が形成されることになり、上記2つの工程の打ち抜き加工により嵌合部の付け根部にばりが発生しにくく、前記凸部を鋭角に成型できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図10を用いて具体的に説明する。
図において、1はステンレスを材料に用いて作られる周囲4辺のサイドバー2と、互いに平行な一対のサイドバー2間に位置しこの一対のサイドバー2に対して直角方向に向き等間隔おきに配列される多数本のI型のメインバー3と、前記一対のサイドバー2間においてこの一対のサイドバー2と平行に位置し前記メインバー3と結合されるクロスバー4とからなるグレーチングである。そして、前記サイドバー2、メインバー3、クロスバー4はそれぞれ板状を呈している。グレーチング1は平面形状が長方形を呈し、長辺側に位置する前記一対のサイドバー2には等間隔おきに前記メインバー3との結合孔部5が形成されている。各結合孔部5は縦向きの長孔状となっており、この結合孔部5にメインバー3の長さ方向の端部が嵌合し、結合孔部5から突出するメインバー3の長さ方向の端部をかしめることによりサイドバー2にメインバー3が結合してグレーチング1が組み立てられるようになっている。
図において、1はステンレスを材料に用いて作られる周囲4辺のサイドバー2と、互いに平行な一対のサイドバー2間に位置しこの一対のサイドバー2に対して直角方向に向き等間隔おきに配列される多数本のI型のメインバー3と、前記一対のサイドバー2間においてこの一対のサイドバー2と平行に位置し前記メインバー3と結合されるクロスバー4とからなるグレーチングである。そして、前記サイドバー2、メインバー3、クロスバー4はそれぞれ板状を呈している。グレーチング1は平面形状が長方形を呈し、長辺側に位置する前記一対のサイドバー2には等間隔おきに前記メインバー3との結合孔部5が形成されている。各結合孔部5は縦向きの長孔状となっており、この結合孔部5にメインバー3の長さ方向の端部が嵌合し、結合孔部5から突出するメインバー3の長さ方向の端部をかしめることによりサイドバー2にメインバー3が結合してグレーチング1が組み立てられるようになっている。
ところで、前記メインバー3の両端部にはメインバー3の上下に向く幅方向の中間部に前記結合孔部5への嵌合部6が形成されている。図9に嵌合部6の作り方を示しており、2本繋がった状態のメインバー3を水平に寝かせた状態で、その繋がり部を分断するとともに嵌合部6を同時に形成すべく、図9(A)に示すように2本繋がったメインバー3の分断位置で2つの角部がメインバー3の長さ方向に向くとともに他の対向する2つの角部がメインバー3の幅方向に向く断面形状が菱形(もしくは正方形)の1つの打ち抜き型7で打ち抜く工程と、図9(B)に示すようにメインバー3の幅の両側を、互いに1つの辺同士が向き合うように位置する断面形状が正方形(もしくは長方形)の2つの打ち抜き型8で打ち抜く工程により、2本繋がった状態のメインバー3は切り離されるとともに、切り離されたメインバー3の長さ方向の端部に中間部が横向きのV状に抉られ、上下に先端が尖った凸部9,10を備える嵌合部6が形成されることになる。さらに詳しくは、前記嵌合部6は上下の面が水平で、上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面9a,10aを備えた凸部9,10が形成されるものである。そして、嵌合部6の付け根部において付け根部から上下に繋がるメインバー3の上下の端面3a,3aは上下方向に向き、嵌合部6をサイドバー2の結合孔部5に嵌合させた状態においてメインバー3の前記上下の端面3a,3aはサイドバー2の内面に面で当接し、且つ凸部9,10の先端は結合孔部5から僅かに外方に突出するように構成されている。なお、サイドバー2の外面は上下が長さ方向に沿って外側に膨らんでおり、結合孔部5が形成されている部分もサイドバー2の上下端部より僅かに薄肉状となっており、結合孔部5が形成されている部分の上下もサイドバー2の上下端部より僅かに薄肉状となっていて、その外面は上下端部よりも凹入している。11はこの凹入部である。
さらに、前記各メインバー3の長さ方向中央部には、クロスバー4との係合孔部12が形成されている。この係合孔部12はメインバー3の長さ方向に向くように横長に形成されており、そしてこの係合孔部12の中央部がメインバー3との係合部12aとなるように形成されている。一方、クロスバー4には各メインバー3との係合位置で上下に係合溝13が形成されており、クロスバー4を水平に向けてメインバー3の係合孔部12に差し込み、かかる状態でクロスバー4を捩るように回転させることにより係合孔部12の中央部の係合部12aに係合溝13が係合してクロスバー4がメインバー3に係合するように構成されている。
次に、上記構成における、サイドバー2と、メインバー3と、クロスバー4からなるグレーチング1を組み立てる順序について説明する。
先ず、全てのメインバー3の両端の嵌合部6を図10(A)の状態より図10(B)の状態に前記一対のサイドバー2の結合孔部5に嵌合させ、かかる状態で全てのメインバー3の係合孔部12にクロスバー4を差し込み、クロスバー4の係合溝13とメインバー3の係合部12aを係合させてメインバー3とクロスバー4を結合させる(図6参照)。かかる状態で一対のサイドバー2の結合孔部5から僅かに外方に突出する凸部9,10の先端をサイドバー2の外面側よりかしめ用型14でかしめる(図10(C)参照)。このとき、一対のサイドバー2の内、片側のサイドバー2側でサイドバー2の結合孔部5から僅かに外方に突出する凸部9,10の先端側を図10に示すかしめ用型14と同形のかしめ用型で受け、他側のサイドバー2側でサイドバー2の結合孔部5から僅かに外方に突出する凸部9,10の先端側をかしめ用型14で叩くことによりメインバー3の両端が同時にかしめられるものである。図10(D)はかしめが終わってかしめ用雄型14がサイドバー2から離れていく状態を示す。このときメインバー3を1本づつかしめるのではなく、多数本のメインバー3の凸部9,10の先端を同時にかしめるものである。グレーチング1の長さが短い場合は、かしめ作業は一度で済むが、グレーチング1の長さが長くなるとかしめ作業は複数回に分けて行なえば良い。かしめられた凸部9,10の先端は結合孔部5の上下に延びる凹入部11に係止しメインバー3と一対のサイドバー2との結合がなされる。15はかしめ部である。このように凸部9,10の先端がかしめられて結合孔部5の上下に延びる凹入部11に係止するのであるが、前述のように凸部9,10は上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面9a,10aを備えるように形成されているので、凸部9,10の先端がかしめられたとき凸部9,10の先端は外側に変形してサイドバー2の結合孔部5の上下の凹入部11に係止しやすくなる。なお、前記かしめ用型14の先端は外方に飛び出す緩やかな円弧状に形成されており、このような構成によっても前記凸部9,10の先端をかしめるとき、凸部9,10の先端が外方に開く方向に力がかかり、凸部9,10の先端は外側に変形するように構成されている。
先ず、全てのメインバー3の両端の嵌合部6を図10(A)の状態より図10(B)の状態に前記一対のサイドバー2の結合孔部5に嵌合させ、かかる状態で全てのメインバー3の係合孔部12にクロスバー4を差し込み、クロスバー4の係合溝13とメインバー3の係合部12aを係合させてメインバー3とクロスバー4を結合させる(図6参照)。かかる状態で一対のサイドバー2の結合孔部5から僅かに外方に突出する凸部9,10の先端をサイドバー2の外面側よりかしめ用型14でかしめる(図10(C)参照)。このとき、一対のサイドバー2の内、片側のサイドバー2側でサイドバー2の結合孔部5から僅かに外方に突出する凸部9,10の先端側を図10に示すかしめ用型14と同形のかしめ用型で受け、他側のサイドバー2側でサイドバー2の結合孔部5から僅かに外方に突出する凸部9,10の先端側をかしめ用型14で叩くことによりメインバー3の両端が同時にかしめられるものである。図10(D)はかしめが終わってかしめ用雄型14がサイドバー2から離れていく状態を示す。このときメインバー3を1本づつかしめるのではなく、多数本のメインバー3の凸部9,10の先端を同時にかしめるものである。グレーチング1の長さが短い場合は、かしめ作業は一度で済むが、グレーチング1の長さが長くなるとかしめ作業は複数回に分けて行なえば良い。かしめられた凸部9,10の先端は結合孔部5の上下に延びる凹入部11に係止しメインバー3と一対のサイドバー2との結合がなされる。15はかしめ部である。このように凸部9,10の先端がかしめられて結合孔部5の上下に延びる凹入部11に係止するのであるが、前述のように凸部9,10は上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面9a,10aを備えるように形成されているので、凸部9,10の先端がかしめられたとき凸部9,10の先端は外側に変形してサイドバー2の結合孔部5の上下の凹入部11に係止しやすくなる。なお、前記かしめ用型14の先端は外方に飛び出す緩やかな円弧状に形成されており、このような構成によっても前記凸部9,10の先端をかしめるとき、凸部9,10の先端が外方に開く方向に力がかかり、凸部9,10の先端は外側に変形するように構成されている。
そして、上記したようにメインバー3と一対のサイドバー2との結合がなされた後は、短辺側に他の一対のサイドバー2を位置させ、この他の一対のサイドバー2の端部を前記一対のサイドバー2に溶接して結合させるとともに、この他の一対のサイドバー2の中間部を前記クロスバー4の端部に溶接して結合させることによりグレーチング1が完成する。
ところで、以上述べた実施の形態ではメインバー3はI型のものを用いているが、T型などのメインバーを用いることも可能である。また、グレーチング1の材料としてはステンレス以外に鉄であっても良い。
1 グレーチング
2 サイドバー
3 メインバー
3a 端面
4 クロスバー
5 結合孔部
6 嵌合部
7,8 打ち抜き型
9,10 凸部
9a,10a 傾斜面
11 凹入部
12 係合孔部
12a 係合部
13 係合溝
14 かしめ用型
15 かしめ部
2 サイドバー
3 メインバー
3a 端面
4 クロスバー
5 結合孔部
6 嵌合部
7,8 打ち抜き型
9,10 凸部
9a,10a 傾斜面
11 凹入部
12 係合孔部
12a 係合部
13 係合溝
14 かしめ用型
15 かしめ部
Claims (2)
- 互いに平行な一対のサイドバーと、この一対のサイドバー間に位置しこの一対のサイドバーに対して直角方向に向き等間隔おきに配列される多数本のメインバーとを備えるグレーチングであって、前記一対のサイドバーには等間隔おきに縦向きの長孔状で前記メインバーとの結合孔部が形成されており、前記各メインバーの両端部にはメインバーの上下に向く幅方向の中間部に前記結合孔部への嵌合部が形成されており、この嵌合部は上下の面が水平であり、且つ上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面を備え先端が尖った凸部を備え、前記嵌合部の付け根部において付け根部から上下に繋がるメインバーの上下の端面は上下方向に向き、嵌合部をサイドバーの結合孔部に嵌合させた状態においてメインバーの前記上下の端面はサイドバーの内面に面で当接し、且つ前記凸部の先端はサイドバーの外面側よりかしめられメインバーをサイドバーに固定するために結合孔部から僅かに外方に突出するように構成されており、さらにサイドバーの外面は上下が外側に膨らんでおり、結合孔部が形成されている部分は上下端部より僅かに薄肉状となっていて、結合孔部が形成されている部分の外面は上下端部よりも凹入しており、この凹入部は結合孔部より上下に延びるように形成されて前記かしめられた凸部の先端が係止するように構成したことを特徴とするグレーチング。
- 互いに平行な一対のサイドバーと、この一対のサイドバー間に位置しこの一対のサイドバーに対して直角方向に向き等間隔おきに配列される多数本のメインバーとを備え、等間隔おきに縦向きの長孔状に形成されたサイドバーの結合孔部にメインバーの両端部においてメインバーの上下に向く幅方向の中間部に形成された嵌合部を嵌合させ、サイドバーの外面側よりかしめられてメインバーをサイドバーに固定するようにしたグレーチングの製造方法であって、2本繋がったメインバーの分断位置でメインバーの幅の両側を、互いに1つの辺同士が向き合うように位置する断面形状が正方形の2つの打ち抜き型で打ち抜き、続いて2つの打ち抜き型で打ち抜かれた部分の間の部分を対向する2つの角部がメインバーの長さ方向に向くとともに他の対向する2つの角部がメインバーの幅方向に向く断面形状が正方形の1つの打ち抜き型で打ち抜くことにより、2本繋がった状態のメインバーは切り離されるとともに、切り離されたメインバーの長さ方向の端部に上下方向の中間部が横向きのV状に抉られて上下方向の中心部に向う傾斜面を備え且つ先端が尖った凸部を備えた上下の面が水平な嵌合部が形成され、さらに前記嵌合部の付け根部から上下方向に向く端面が形成され、前記嵌合部をサイドバーの結合孔部に嵌合させた状態においてメインバーの前記上下の端面はサイドバーの内面に面で当接し、且つ前記凸部の先端はサイドバーの結合孔部から僅かに外方に突出するようにしたことを特徴とするグレーチングの製造方法。
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GB2529965A (en) * | 2011-04-07 | 2016-03-09 | Savage Peter Ltd | A gully grating and a method of providing a drainage point |
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