JP2000086976A - 塗料用組成物 - Google Patents

塗料用組成物

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JP2000086976A
JP2000086976A JP10274271A JP27427198A JP2000086976A JP 2000086976 A JP2000086976 A JP 2000086976A JP 10274271 A JP10274271 A JP 10274271A JP 27427198 A JP27427198 A JP 27427198A JP 2000086976 A JP2000086976 A JP 2000086976A
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acrylate
polymer
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Hiroshi Inukai
宏 犬飼
Akihito Iida
晃人 飯田
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐候性および耐汚染性に優れるとともに、プラ
イマーとの層間密着性または重ね塗り時の層間密着性に
優れる塗料用組成物を提供する。 【解決手段】(A)水酸基またはアルコキシシリル基を
含有する重合体、(B)アルコキシシランの加水分解縮
合物、(C)一分子中にウレタン結合と加水分解性シリ
ル基を有する化合物、および(D)有機溶剤からなる塗
料用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗料用組成物に関す
る。本発明の塗料用組成物は耐候性および耐汚染性に優
れると共に、プライマーとの層間密着性または重ね塗り
時の層間密着性に優れた塗料用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、屋外外装用塗料として、アクリル
ウレタン塗料、フッ素塗料等の耐候性に優れた塗料が用
いられている。これらの塗料は、自動車排ガス、砂塵、
鉄粉、酸性雨、太陽光線等により、塗膜表面に汚染物質
が堆積したり雨筋状の汚れが堆積したりすることで美観
が損なわれていた。この欠点を改良する手段として、本
発明者らは水酸基含有フッ素樹脂から調製した塗料にア
ルコキシシランの部分加水分解縮合物または水酸基含有
フッ素樹脂と一部結合したアルコキシシランの部分加水
分解縮合物を添加する方法を提案している(特開平7−
102211号公報)。しかしこの方法で調整した塗料
用組成物は、当該塗料の塗装面に更に同じ塗料を重ね塗
りした場合、1層目と2層目の層間密着性が悪いために
経時的な膨れまたは剥離が生ずるという問題がある。こ
の層間密着性の低下を解決する手段として、特開平9−
137120公報および特開平9−157586公報で
は、アミン化合物を配合することが提案されている。し
かしながら、これらの方法では、形成した塗膜中にアミ
ンが残留し、耐候性の低下や臭気の問題がある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的はプラ
イマーとの層間密着性または重ね塗り時の層間密着性に
優れた塗料用組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、水酸基またはアルコ
キシシリル基含有重合体から調製した塗料に、アルコキ
シシラン加水分解縮合物溶液および1分子中にウレタン
結合と加水分解性シリル基を有する化合物を添加したも
のが良好な層間密着性を有することを見出し、本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は(A)水酸基ま
たはアルコキシシリル基を含有する重合体、(B)アル
コキシシランの加水分解縮合物、(C)一分子中にウレ
タン結合と加水分解性シリル基を有する化合物、および
(D)有機溶剤からなる塗料用組成物である。
【0005】
【発明の実施の実態】以下、本発明についてさらに詳し
く説明する。本発明における(A)水酸基またはアルコ
キシシリル基を含有する重合体としては、耐候性に優れ
るという理由から、後記有機溶剤に可溶な、(メタ)ア
クリル系重合体および含フッ素重合体であることが望ま
しい。さらに、ゲルパーミッションクロマトグラフィー
(以下、GPCと略す)におけるポリスチレン換算の数
平均分子量が2,000〜50,000である重合体が
さらに好ましい。
【0006】前記(メタ)アクリル系重合体は、例え
ば、水酸基含有単量体またはアルコキシシリル基含有単
量体と(メタ)アクリル酸誘導体の単量体を共重合させ
ることで得られる。水酸基含有単量体としては、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリ
ル酸3−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸4−
ヒドロキシブチル、2−ヒドロキシエチルビニルエーテ
ル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、アリルアル
コール、ケイ皮アルコール、Nーメチロール(メタ)ア
クリルアミド、クロトン酸2−ヒドロキシエチル、クロ
トン酸4−ヒドロキシブチル等の水酸基含有単量体の
他、これらの水酸基を含有する単量体にε−カプロラク
タム、エチレンオキシドを開環付加させた化合物、およ
び(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロト
ン酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸とエチレングリ
コール、エチレンオキシド、プロピレングリコール、プ
ロピレンオキシド、ブチレングリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール、グリセリン、トリメチロールプロパン
等の多価アルコールとの反応物である単量体などが例示
される。これらの水酸基含有単量体は単独、あるいは併
用して用いることができる。
【0007】前記アルコキシシリル基含有単量体は、下
記式(1)で表される化合物である。 R−SiXn3-n (1) (式中、Rはオレフィン性不飽和結合を有する基、Xは
炭素数1〜20のアルキル基を示し、Yは加水分解可能
な基であり、nは0〜2までの整数である。なお、X、
Yが複数ある場合は、同じでも、異なったものであって
も良い。) Rの具体例としてはビニル基、アリル基、ブテニル基、
ビニロキシ基、アリロキシ基、(メタ)アクリロイル
基、CH2=CHO(CH23−、CH2=CHCOO
(CH23−、CH2=CHOCO(CH23−、CH2
=C(CH3)COO(CH23−、CH2=C(C
3)COO(CH22−O−(CH23−等が挙げら
れ、これらの中でも、ビニル基が好ましい。Xとしては
メチル基、エチル基、プロピル基、オクチル基、オクタ
デシル基等が挙げられる。また、Yとしてはアルコキシ
基、アミノ基、アシロキシ基、フェノキシ基、メルカプ
ト基、イミノオキシ基などの加水分解性基が挙げられ、
これらの中でもアルコキシ基が好ましい。その具体例と
してメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基、メトキシ基、エトキシ基等が挙げられ、これらの中
でも、メトキシ基およびエトキシ基が好ましい。単量体
の具体例として、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、ビニルトリプロポキシシラン、ビニ
ルメチルジメトキシシラン、ビニルジメチルメトキシシ
ラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、
トリメトキシシリルエチルビニルエーテル、トリメトキ
シシリルブチルビニルエーテル、メチルジメトキシシリ
ルエチルビニルエーテル、トリメトキシシリルプロピル
ビニルエーテル、ビニルトリイソプロペニルオキシシラ
ン、ビニルメチルジイソプロペニルオキシシラン、トリ
イソプロペニルオキシシリルエチルビニルエーテル、ト
リイソプロペニルオキシシリルプロピルビニルエーテ
ル、トリイソプロペニルオキシシリルブチルビニルエー
テル、ビニルトリス(ジメチルイミノオキシ)シラン、
ビニルトリス(メチルエチルイミノオキシ)シラン、ビ
ニルメチルビス(ジメチルイミノオキシ)シラン、ビニ
ルジメチル(ジメチルイミノオキシ)シラン、トリス
(ジメチルイミノオキシ)シリルエチルビニルエーテ
ル、メチルビス(ジメチルイミノオキシ)シリルエチル
ビニルエーテル、トリス(ジメチルイミノオキシ)シリ
ルブチルビニルエーテル、γ−(メタ)アクリロイルオ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリ
ロイルオキシプロピルトリエトキシシラン、γ−(メ
タ)アクリロイルオキシプロピルメチルジエトキシシラ
ンおよびγ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリ
イソプロペニルオキシシラン等が挙げられる。
【0008】前記(メタ)アクリル酸誘導体の単量体と
しては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アク
リル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メ
タ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エ
チルヘキシル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メ
タ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ト
リフルオロエチル、(メタ)アクリル酸ペンタフルオロ
プロピル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)ア
クリロニトリル、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエ
チルおよび(メタ)アクリルアミドなとが挙げられる。
さらに(メタ)アクリル系重合体には、必要に応じてそ
の他の単量体を共重合させても良く、例えば、スチレ
ン、α−メチルスチレン、(メタ)アクリル酸、マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、酢酸ビニルおよびプロピ
オン酸ビニル等が挙げられる。
【0009】(メタ)アクリル系重合体においては、該
水酸基含有単量体またはアルコキシシリル基含有単量体
が、(メタ)アクリル系重合体の全単量体量に対して3
〜30モル%であることが望ましい。3モル%未満であ
ると、架橋点が不足するため、塗膜強度が不足する。3
0モル%を超えると架橋密度が大きすぎて塗膜の加工性
が低下する。
【0010】前記(メタ)アクリル系重合体は、過酸化
物系ラジカル開始剤またはアゾ系ラジカル開始剤の存在
下に前記水酸基含有単量体と(メタ)アクリル酸誘導体
の単量体および必要に応じてその他の単量体を溶液重合
させることにより製造できる。重合に用いられる有機溶
剤としては、芳香族系、ケトン系、エステル系およびア
ルコール等が使用できる。また、(メタ)アクリル系重
合体のガラス転移温度は−20〜60℃であることが好
ましい。
【0011】一方、水酸基またはアルコキシシリル基を
含有する含フッ素重合体は、(a)水酸基含有単量体また
はアルコキシシリル基含有単量体と、(b) フルオロオ
レフィン単量体、(c)その他の単量体を共重合させるこ
とで得られる。(a)水酸基含有単量体またはアルコキシ
シリル基単量体としては、前記(メタ)アクリル系重合
体の説明に記載した単量体を使用することができる。
【0012】(b)フルオロオレフィン単量体としては、
モノフルオロエチレン、ジフルオロエチレン、トリフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン、クロロトリフ
ルオロエチレンおよびヘキサフルオロプロピレン等が挙
げられ、これら中でも、水酸基含有単量体またはアルコ
キシシリル基含有単量体との共重合性、および単量体の
取扱いの点でテトラフルオロエチレンおよびクロロトリ
フルオロエチレンが好ましい。
【0013】(c)その他単量体としてカルボン酸ビニル
エステル類、ビニルエーテル類および(メタ)アクリル
酸エステル類が挙げられる。
【0014】カルボン酸ビニルエステル類の具体例とし
ては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、カプロン酸ビ
ニル、ピバリン酸ビニル、ヴェオバ−9、ヴェオバ−1
0{商品名:シェル化学(株)製}等の脂肪族ビニルエ
ステル類、シクロヘキサンカルボン酸ビニル、4−t−
ブチルシクロヘキサンカルボン酸ビニル等のシクロアル
カンカルボン酸ビニル類、安息香酸ビニルおよびp−t
−ブチル安息香酸等の芳香族カルボン酸ビニルが挙げら
れる。ビニルエーテル類の具体例としては、エチルビニ
ルエーテル、ブチルビニルエーテル等のアルキルビニル
エーテル類およびシクロヘキシルビニルエーテル等のシ
クロアルキルビニルエーテル類が挙げられる。(メタ)
アクリル酸エステル類は、エステル鎖として炭素数1〜
20のアルキル基、シクロアルキル基、ハロゲン含有ア
ルキル基を有するものが好ましい。さらに物性を損なわ
ない範囲で、エステル鎖に酸素原子、窒素原子、硫黄原
子などを含んでも良い。具体的に例示すると(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イ
ソブチル、(メタ)アクリル酸s−ブチル、(メタ)ア
クリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ネオペンチ
ル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メ
タ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ラウリ
ル、(メタ)アクリル酸トリデシル、(メタ)アクリル
酸ステアリル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、
(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸
トリシクロデシニル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロ
フルフリル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メ
タ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリ
ル酸クロロエチルエステル、(メタ)アクリル酸トリフ
ルオロエチル、(メタ)アクリル酸ペンタフルオロプロ
ピル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル類が挙げ
られる。これらの中でも、フルオロオレフィンとの重合
性、共重合体の柔軟性などによりアクリル酸アルキルエ
ステル類が好ましい。
【0015】さらに、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン等のオレフィン類、不飽和カルボン酸類、塩化ビニル
および塩化ビニリデン等を共重合させても良い。
【0016】含フッ素共重合体における前記各単量体の
割合は、全単量体量を基準にして、(a)1〜30モル
%、(b)10〜70モル%および(c)20〜85モ
ル%であることが好ましい。(a)が1モル%未満であ
ると、架橋密度が低く塗膜強度が不足し、一方、30モ
ル%を超えると耐候性または加工性が低下する。また、
(b)が10モル%を下回ると耐候性が低下し、70モ
ル%を越えると溶剤への溶解性が低下する。さらに、
(c)が20モル%を下回ると溶剤への溶解性が低下
し、85モル%を越える場合には耐候性が低下する。ま
た、含フッ素重合体のガラス転移温度は−20〜60℃
であることが好ましい。含フッ素重合体は、公知の重合
方法、例えば、特開平3−231906号公報等に開示
されている溶液重合法で前記単量体を共重合することに
より製造できる。
【0017】本発明における(A)水酸基またはアルコ
キシシリル基を含有する重合体は、前記(メタ)アクリ
ル系重合体または含フッ素重合体をそれぞれ単独で使用
できるだけでなく、相溶性が良好であれば、任意の比率
でこれらをブレンドすることができる。
【0018】本発明における(B)アルコキシシランの
加水分解縮合物は、アルコキシ基を1分子中に2個以上
有するアルコキシシランの加水分解縮合物であり、縮合
度は耐汚染性、水酸基またはアルコキシシリル基含有重
合体との相溶性から2〜10程度であることが好まし
い。かかる化合物としては例えば、コルコート社のエチ
ルシリケート40(テトラエトキシシランの平均約5量
体の縮合物)、三菱化学(株)製のMS51(テトラメ
トキシシランの平均約4量体の縮合物)等として市販さ
れているものを用いることができる。また、以下の方法
で合成したものを用いても良い。すなわち、アルコキシ
シランをアルコール性有機溶剤に溶解させ、塩酸等の無
機酸、酢酸もしくはp−トルエンスルホン酸等の有機酸
を添加してpHを1〜4程度に調整した後、アルコキシ
基に対して0.05〜3等量の水を加え30〜80℃で
1〜8時間加水分解することにより得られる。
【0019】前記アルコキシシランとしては、テトラメ
トキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキ
シシラン、テトラブトキシシラン、メチルトリメトキシ
シラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキ
シシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルト
リエトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシランおよびγ−ヒドロキ
シプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
【0020】上記アルコール性有機溶剤としては、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノール、プロパノー
ル、ブタノールおよびダイアセトンアルコール等のアル
コールの他にプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピ
レングリコールモノt−ブチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、イソプレングリコールモノ
メチルエーテルおよびイソプレングリコールモノエチル
エーテル等のグリコールエーテル類も使用できる。アル
コキシシランの加水分解縮合物の安定性からアルコール
性有機溶剤の含有量はアルコキシシランの部分加水分解
物溶液中に10重量%以上であることが好ましい。また
アルコール性有機溶剤の他にもケトン系、エステル系、
芳香族系の有機溶剤を使用することができる。
【0021】また、前記アルコキシシラン加水分解縮合
物にアルミニウム、チタニウム、ジルコニウム等の周期
律表の3族および4族元素からなる金属アルコキシドを
共縮合させることもできる。さらに、これらの部分加水
分解縮合物をアルコキシシラン加水分解縮合物に混合さ
せて使用しても良い。
【0022】上記アルコキシシランの加水分解反応は、
水酸基またはアルコキシシリル基含有重合体の存在下に
行うことができる。かかる重合体は前記(メタ)アクリ
ル系重合体または含フッ素重合体が挙げられる。加水分
解反応時の水酸基またはアルコキシシリル基含有重合体
と、アルコキシシランの割合は任意の割合で構わないが
耐汚染性を発現する点から、前記アルコキシシランに由
来するSiの量が、前記重合体の100重量部に対し、
SiO2換算で50〜1000重量部であることが好ま
しい。
【0023】また、前記反応をポリアルキレングリコー
ルの存在下で行っても良い。ポリアルキレングリコール
としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等に代表される水溶性ポリアルキレングリコー
ルが好ましく使用され、さらに好ましくはポリエチレン
グリコールである。ポリアルキレングリコールの分子量
は加水分解反応で使用する溶剤への溶解性の点、水酸基
含有重合体との相溶性の点から数平均分子量で200〜
4000であることが好ましい。ポリアルキレングリコ
ールの添加は加水分解縮合体の安定性を増加させる効果
がある。その添加量はアルコキシシランの加水分解縮合
物100重量部あたり50部以下であることが好まし
い。50部以上添加すると最終的に形成される塗膜の耐
候性、耐水性が低下するためである。
【0024】アルコキシシラン加水分解縮合物溶液の固
形分は溶液の安定性の点から60%以下であることが好
ましい。また、この溶液の安定性を向上させるためにオ
ルト蟻酸トリメチル、オルト蟻酸トリエチル、オルト酢
酸トリメチル、オルト酢酸トリエチル、オルトプロピオ
ン酸トリメチル、オルトプロピオン酸トリエチル等のオ
ルト酸エステル類を添加しても良い。なお、ここでの固
形分とは、220℃で10分間蒸発乾固させた時の残率
である。
【0025】本発明における塗料用組成物においては、
(B)アルコキシシランの加水分解縮合物は、(A)成
分100重量部あたり1〜100重量部であり、好まし
くは5〜80重量部である。アルコキシシラン縮合物の
割合が1重量部未満では耐汚染性は向上せず、100重
量部を越えると形成させる塗膜が脆くなる。
【0026】本発明においては(C)一分子中にウレタ
ン結合と加水分解性シリル基を有する化合物が必須成分
である。この化合物により、塗料用組成物のプライマー
との層間密着性または重ね塗り時の層間密着性(以下、
層間密着性という)が改良される。この(C)化合物は
イソシアネート基と加水分解性シリル基を有する化合物
とアルコールの反応で製造することができる。イソシア
ネート基と加水分解性シリル基を有する化合物として
は、γ−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン、
γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−
イソシアネートプロピルトリプロポキシシラン等のシラ
ンカップリング剤の他、イソシアネート基と炭素炭素二
重結合を有する化合物にトリメトキシシラン、トリエト
キシシラン、トリプロピキシシラン等のSiH結合を有
する化合物を付加させて合成することも可能である。ま
た、アルコールとしては、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコールなどが例示される。前記(C)としては、
(CH3O)3SiNHCOCH3、(CH3CH2O)3
iNHCOCH3、(CH3CH2O)3SiNHCOCH
2CH3、(CH3O)3SiNHCOCH2CH3、などが
例示される。(C)成分の配合割合は(A)成分100
重量部に対し0.1〜10重量部が好ましい。0.1重
量部未満であると層間密着性が不十分であり、一方、1
0重量部を越えると耐水性、耐候性が低下する。
【0027】本発明における(D)有機溶剤としては
(A)成分を溶解する有機溶剤であれば特に限定なく使
用することができる。さらに、沸点は作業性から60℃
以上のものが好ましい。具体的にはトルエン、キシレ
ン、ソルベッソ等の芳香族;酢酸エチル、酢酸ブチル等
のエステル類;メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、メチルアミルケトン、エチ
ルアミルケトン等のケトン類;n−ブタノール、i−プ
ロパノール等のアルコール類;メチルセロソルブ、n−
ブチルセロソルブ、n−ブチルセロソルブアセテート等
のセロソルブ系、プロピレンブリコールモノメチルエー
テル、プロピレンブリコールモノブチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のプ
ロピレングリコール系溶剤等が挙げられる。これらの有
機溶剤は単独あるいは併用し用いることができる。配合
割合は(A)成分100重量部に対し20〜300重量
部が好ましい。20重量部未満であると塗料組成物の粘
度が高すぎて塗装しがたい。一方、300重量部を越え
ると、固形分が低くなり厚塗りできない。
【0028】本発明における塗料用組成物は前記(A)
〜(D)成分の他、必要に応じて、硬化剤および効果促
進剤を配合して使用することが好ましい。該硬化剤は専
ら水酸基を含有する重合体を使用する場合に用いられ
る。かかる硬化剤としては、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネートおよびそれらの2
量体、3量体、これらの化合物とプロパンジオール、ブ
タンジオール、ヘキサンジオール、ポリエチレングリコ
ール等の反応物、ならびにイソシアネート基を活性水素
を有する化合物で保護したブロックイソシアネート等が
使用できる。該ブロック剤としては、アルコール類、フ
ェノール類、ε−カプロラクタム、オキシム類が挙げら
れる。 さらに、前記硬化剤にジブチル錫ジラウレー
ト、ジブチルスズジアセテートおよびジブチルスズマレ
エート等の硬化促進剤を併用してもよい。硬化剤の使用
量は、ポリイソシアネート系、およびブロックイソシア
ネート系硬化剤共に、水酸基含有重合体中の水酸基とイ
ソシアネートの比率がNCO/OH=1/1.2〜1/
0.7であるものが好ましい。
【0029】硬化促進剤としては、ナフテン酸コバル
ト、ナフテン酸鉛、オクチル酸カルシウム、オクチル酸
鉛、オクチル酸亜鉛、オクチル酸コバルト、テトラプロ
ピルチタネート、テトラブチルチタネートや、ジブチル
錫ジラウレート、ジオクチル錫ジラウレート、ジクロロ
ジブチル錫、ジブチル錫ジアセテート、トリエチル錫モ
ノステアレートなどの有機錫化合物が例示される。これ
らの硬化促進剤の使用量は(A)成分に対し20ppm
〜5%であることが好ましく、さらに好ましくは100
ppm〜1%である。
【0030】さらに、保存安定性を向上させる目的でオ
ルト酸エステル類を添加しても良い。オルト酸エステル
とは、一般式RC(OR’)3で表される化合物であ
る。式中、Rは水素原子、メチル基またはエチル基を示
し、R’は炭素数1〜3のアルキル基を示す。具体的に
は、オルト蟻酸トリメチル、オルト蟻酸トリエチル、オ
ルト蟻酸トリプロピル、オルト酢酸トリメチル、オルト
酢酸トリエチル、オルト酢酸トリプロピル、オルトプロ
ピオン酸トリメチル、オルトプロピオン酸トリエチルお
よびオルトプロピオン酸トリプロピル等が挙げられる。
添加量は(A)成分100重量部に対し、0.5〜30
重量部であることが望ましい。0.5重量部未満である
と、保存安定性向上の効果はなく、また、30部を越え
ると、添加しても保存安定性の向上が認められない。
【0031】また、本発明においては、紫外線吸収剤、
および光安定剤は硬化塗膜の分解を抑制すると共にクリ
ア塗料の形態で用いた場合には、下地へ紫外線が到達す
るのを防ぐ効果があるため、添加するのが望ましいが、
着色塗料においても、耐候性が向上するので添加するの
が好ましい。紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系
化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、シュウ酸アニリ
ド系化合物、ベンゾトリアジン系化合物等が挙げられ
る。
【0032】本発明における塗料用組成物は着色顔料を
分散した場合にも適用可能である。顔料は通常の塗料に
用いられているものが使用でき、例えば、酸化チタン、
べんがら、黄色酸化鉄、焼成顔料、パール顔料等の無機
顔料;アルミフレーク、ステンレスフレーク等のメタリ
ック顔料;フタロシアニンブルー、キナクリドンレッ
ド、イソインドリノン、カーボンブラック等の有機顔
料、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の体積顔料が挙げ
られる。また、艶消し剤として、ポリエチレンワック
ス、ポリプロピレンワックス、シリカ系艶消し剤を添加
することもできる。
【0033】塗料用組成物はその溶液中にレベリング
剤、スリップ剤、たれ防止剤、消泡剤、色別れ防止剤、
酸化防止剤、熱安定剤、シランカップリング剤等の添加
剤を加えてもよい。また、顔料分散時には顔料分酸剤を
添加してもよい。
【0034】塗料用組成物の塗装はスプレー塗装、ロー
ルコーター、はけ塗り等によって行なうことができる。
塗膜の膜厚は下地保護性、乾燥性のバランスから10〜
50μmであることが好ましい。
【0035】さらに、硬化剤としてブロックイソシアネ
ートを用いた場合には、塗装後にブロック剤の解離温度
以上で加熱乾燥する事で硬化塗膜が得られる。ブロック
イソシアネートでない場合には常温〜加熱乾燥すること
により、硬化塗膜が得られる。
【0036】
【実施例】以下に、実施例および比較例を挙げて、本発
明を更に具体的に説明する。 (合成例1) (アルコキシシランの加水分解縮合物溶液の合成)下記
原料を容積1,000ccの3口フラスコに仕込み、窒
素気流中、60℃まで昇温した。 テトラエトキシシラン 260g プロピレングリコールモノメチルエーテル 180g ブチルセロソルブ 150g p−トルエンスルホン酸 0.6g 次にイオン交換水22.5gとブチルセロソルブ30g
の混合物を30分かけて滴下し、さらに70℃で1時間
撹拌した。塩基性イオン交換樹脂で中和した後、エバポ
レーターで533gまで濃縮し、220℃×10分の測
定条件での固形分35%である加水分解縮合物溶液(S
−1)を得た。
【0037】(合成例2)合成例1の仕込みを下記に変
更した以外、同様の方法で合成を行ない、アルコキシシ
ランの加水分解縮合物(S−2)を得た。 PEG400{日本油脂(株)製} 25g テトラエトキシシシラン 260g プロピレングリコールモノメチルエーテル 150g イソプロパノール 150g p−トルエンスルホン酸 0.6g
【0038】(水酸基含有(メタ)アクリル系重合体の
顔料分散液の調製)水酸基含有(メタ)アクリル系重合
体として、構成単量体単位の割合がメタクリル酸メチル
/メタクリル酸ブチル/メタクリル酸2−ヒドロキシエ
チル=29/58/13(モル%)であり、数平均分子
量(Mn)=8000の重合体を用い、以下の配合で配
合し、ペイントコンディショナーで分散を行った。ガラ
スビーズを濾過し分散液(B−1)を得た。 水酸基含有アクリル樹脂のキシレン60重量%溶液 100g 酸化チタン{石原産業(株)製:CR95} 40g ディスパービック110(ビックケミー社の分散剤) 0.8g キシレン 25.9g ガラスビーズ 150g
【0039】(水酸基含有含フッ素重合体の顔料分散液
の調製)水酸基含有含フッ素重合体として、構成単量体
単位の割合がクロロトリフルオロエチレン/プロピオン
酸ビニル/ヴェオバ−9/クロトン酸2−ヒドロキシエ
チル=45/33/11/11(モル%)であり、Mn
=10000の重合体を用い、上記と同様の方法で以下
の配合により白分散液(B−2)を得た。 水酸基含有含フッ素重合体のキシレン60重量%溶液 100g 酸化チタン{石原産業(株)製:CR95} 40g ディスパービック110(ビックケミー社の分散剤) 0.8g キシレン 25.9g ガラスビーズ 150g
【0040】(アルコキシシリル基含有含フッ素重合体
の顔料分散液の調製)構成単量体単位の割合がクロロト
リフルオロエチレン/アクリル酸シクロヘキシル/ビニ
ルトリメトキシシラン=27/63/10(モル%)で
あり、数平均分子量Mn=8500のアルコキシシリル
基含有含フッ素重合体を用いて、上記と同様の方法で以
下の配合によりで白分散液(B−3)を得た。 アルコキシシリル基含有含フッ素重合体の酢酸ブチル60重量%溶液 62.0g 酸化チタン{石原産業(株)製CR95} 22.8g 分散剤(ビックケミー社:Disperbyk110) 0.3g キシレン 13.0g オルト蟻酸トリメチル 1.9g ガラスビーズ 150g
【0041】(実施例1)以下の配合で2液型アクリル
樹脂塗料を配合した。 白分散液B−1 100.0g 加水分解縮合液S−1 15.0g オルト酢酸トリメチル 5.0g チヌビン1130(チバガイギー社のベンゾトリアゾール 型紫外線吸収剤) 1.5g ジブチル錫ジラウレートの0.1重量%トルエン溶液 0.7g (CH3CH2O)3SiNHCOCH2CH3 1.0g デュラネートTPA100{旭化成(株)のポリイソシアネート} 6.4g キシレン 15.7g
【0042】(実施例2)以下の配合で2液型フッ素塗
料を配合した。 白分散液B−2 100.0g 加水分解縮合液S−1 15.0g オルト酢酸トリメチル 5.0g ジブチル錫ジラウレートの0.1重量%トルエン溶液 3.6g (CH3CH2O)3SiNHCOCH3 0.8g デュラネートTPA100{旭化成(株)のポリイソシアネート} 5.9g キシレン 12.0g
【0043】(実施例3)以下の配合で1液型フッ素塗
料を配合した。 白分散液B−2 100.0g 加水分解縮合液S−2 20.0g オルト酢酸トリメチル 5.0g ジブチル錫ジラウレートの1重量%トルエン溶液 2.0g (CH3CH2O)3SiNHCOCH2CH3 1.0g
【0044】(比較例1)実施例1において(CH3
2O)3SiNHCOCH2CH3のみ添加しないものを
調製した。
【0045】(比較例2)(CH3CH2O)3SiNH
COCH2CH3の代わりにトリエチルアミンを1.0g
用いた以外は実施例1と同様の配合で塗料を調製した。
【0046】(比較例3)配合例3の処方において(C
3CH2O)3SiNHCOCH2CH3のみ添加しない
ものを調製した。
【0047】(試験板作製例)アロジン処理アルミ板
(5052P材)にエポキシ塗料{川上塗料(株)製エ
トン2100}を乾燥膜厚30μになるように塗装した
後、屋外に2週間放置し、その上に実施例1〜3および
比較例1〜3の塗料組成物を膜厚25〜30μmとなる
ように塗装した。さらにその上に同じ塗料を塗装間隔を
変えて重ね塗りした。トータルの膜厚は50〜60μm
となるようにした。重ね塗りの塗装間隔は1週間とし
た。重ね塗りした塗料を塗装してから1週間常温で乾燥
させ試験板とした。
【0048】(試験例) <密着性試験>塗装板を50℃温水中に1週間浸漬した
ものについて碁盤目剥離(JIS K5400記載の条
件)を行った。結果は表1に示す(数字は100目の残
率%を示す)。 <耐候性試験>塗装板をサンシャインウエザメータ−
(JIS K5400記載の条件)で1000時間試験
し、試験前後の光沢60゜を測定し、その保持率を表1
に示す。 <耐汚染性>塗装板を名古屋市港区の道路に面した塀に
取り付け、3ヶ月経過後の色差(ΔE)を測定した。結
果を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明の塗料用組成物は、耐候性および
耐汚染性に優れ、かつプライマーとの層間密着性または
重ね塗り時の層間密着性に優れるものであり、広い範囲
で利用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J038 CD091 CD101 CD121 CD131 CE011 CE051 CF011 CF021 CG021 CG041 CG141 CG171 CH031 CH041 CH121 CH191 CH201 CH231 CH251 CH261 CL001 DL052 DL072 DL112 GA03 GA08 GA15 JA19 JA25 JA26 JC35 KA06 MA13 NA03 NA05 NA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)水酸基またはアルコキシシリル基を
    含有する重合体、(B)アルコキシシランの加水分解縮
    合物、(C)一分子中にウレタン結合と加水分解性シリ
    ル基を有する化合物、および(D)有機溶剤からなる塗
    料用組成物。
  2. 【請求項2】水酸基またはアルコキシシリル基を含有す
    る重合体が、有機溶媒に可溶な、(メタ)アクリル系重
    合体または含フッ素重合体である請求項1記載の塗料用
    組成物。
  3. 【請求項3】(A)成分100重量部当たり、(B)成
    分1〜100重量部、(C)成分0.1〜10重量部、
    および(D)成分20〜300重量部である請求項1ま
    たは請求項2記載の塗料用組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009113591A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 旭硝子株式会社 コーティング剤用組成物
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