JP2000086071A - シート処理装置 - Google Patents
シート処理装置Info
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- JP2000086071A JP2000086071A JP10258702A JP25870298A JP2000086071A JP 2000086071 A JP2000086071 A JP 2000086071A JP 10258702 A JP10258702 A JP 10258702A JP 25870298 A JP25870298 A JP 25870298A JP 2000086071 A JP2000086071 A JP 2000086071A
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
排出ローラ位置まで持ち上げて排出することができるシ
ート処理装置を提供する。 【構成】 ステープルトレイユニット51のステープル
トレイ51aに収容されたシート束Pの後端を放出爪1
7に係止させ、排出ローラ3位置まで搬送して、排出ロ
ーラ3から排紙トレイに排出する際に、戻しローラ5を
排紙爪17と同期させて用紙束Pを排出する方向に駆動
して用紙束Pの排出ローラ3位置への搬送を補助し、座
屈が生じやすい大サイズの用紙でも確実に排紙トレイ側
に排出できるようにした。
Description
等の画像形成装置から排出された記録紙の束をステイプ
ルにより綴じて排出するシート処理装置に関する。
置として、例えば特開平7−187478号公報に開示
されているような後処理装置が知られている。この装置
において、シート束を排紙トレイに排出するときには例
えば図11に示すようにして排紙トレイに12に放出さ
れる。図11において、放出モータ25によって上下方
向に駆動される放出ベルト10とこの放出ベルト10に
設けられた放出爪17によって放出されるようになって
いる。ステイプルが終了すると放出ベルト10が駆動さ
れ、ステイプルされた紙束Pが放出爪17により係止さ
れて搬送され、排出ローラ3によりトレイ12上に排出
される。この場合、放出ベルト10は2段階の速度で駆
動され、低速で紙束を持ち上げ始め、その後高速で駆動
され、最高位置付近で停止し、その後低速でホームポジ
ションに戻る。また、排出ローラ3は放出ベルト10と
同時に排出モータ22により駆動され、紙束がトレイ1
2上に完全に排出されると停止する。なお、図中符号4
0は、放出爪17のホームポジションを検出するための
放出爪HPセンサ40である。
によってシート束を放出する際、図からも分かるよう
に、鋭角に立ち上がったステープルトレイ上のシート束
後端中央部を放出爪17によって持ち上げ、シート束の
先端部を排出ローラ3まで持ち上げるようにして搬送す
るが、シート束の剛性が弱い場合、放出爪17近傍でシ
ート束の後端が座屈し、シート束先端が排出ローラ3ま
で運ばれない場合がある。この現象は剛性の弱い大サイ
ズのシートに多く見られる。
は、放出爪17の速度制御で対応してきたが、万全の対
策ということはできず、また、速度制御によって速度を
落としているので、後処理の生産性、ひいては画像形成
の生産性を犠牲にしている面もある。
てなされたもので、その目的は、生産性を落とすことな
く、確実にシート束を排出ローラ位置まで持ち上げて排
出することができるシート処理装置を提供することを目
的とする。
め、第1の手段は、シートを収納するステープルトレイ
と、シートを前記ステープルトレイに排出する排出手段
と、前記ステープルトレイに収納されたシートの端面を
排出方向と反対側の方向で規制する端面規制部材と、前
記ステープルトレイに収納されたシートの上面に対して
接離する方向に移動可能であって、シートの上面に当接
してシートを前記端面規制部材に押し付け、シートの端
面を揃える正逆転可能な戻しローラと、前記ステープル
トレイ上で整合されたシート束を綴じるステープル手段
と、このステープル手段によって綴じられたシート束を
排紙トレイに放出するための放出爪及び排出ローラとを
備え、前記戻しローラは、前記ステープルトレイ上に収
納されたシート束を前記放出爪によって前記排出ローラ
に送り込む際、前記放出爪と同期して駆動され、前記シ
ート束をシート排出方向に搬送するようにシート処理装
置を構成したことを特徴とする。
放出爪のシート束の搬送軌跡が前記戻しローラ上に重な
ることのないように両者の設置位置が設定されているこ
とを特徴とする。
放出爪のシート束の搬送軌跡が前記戻しローラ上に重な
る場合には、前記戻しローラ位置に前記放出爪が達する
前に前記戻しローラが前記放出爪の搬送軌跡から退避す
るように設定されていることを特徴とする。
施形態について説明する。図1は本発明に係る後処理装
置の一実施例を示すブロック図、図2は図1の後処理装
置を備えた画像形成システムを示す構成図、図3は図2
の後処理装置を示す構成図、図4は図3の分岐爪を示す
構成図、図5は図3のトレイ上下機構を示す構成図、図
6は図3のトレイシフト機構を示す構成図、図7は図3
の紙揃え機構を示す構成図、図8は図3のステイプラ移
動機構を示す構成図、図9は図3の各種ドライブ機構を
示す構成図である。
Iの制御を行う。CPU100は図2に示す複写機III
に対してフォトカプラのインタフェース101を介して
接続され、複写機III のプリントキーまたはステイプル
キー(図示省略)が押下された場合と、複写機III に設
けられている原稿自動循環給紙装置(RDF)IIの原稿
台上にに原稿がセットされている場合に複写機III から
インタフェース101を介してCPU100に対して放
出信号(後述)が出力される。なお、これらの制御及び
以下に述べる制御は、図示しないROMに格納されたプ
ログラムにしたがって前記CPU100が実行する。
うな上下モータ23、シフトモータ24の各モータドラ
イバ23a、24a、分岐ソレノイド29、戻しソレノ
イド30、搬送モータ21、排紙モータ22のモータ制
御回路22aを制御し、さらに、I/Oポート102を
介してステイプルモータ11bのモータドライバ11
a、放出モータ25のサーボ制御回路25a、ステイプ
ラ移動モータ27およびジョガモータ26の各モータ制
御回路27a、26aを制御する。
号がバッファ103、I/Oポート102を介してCP
U100により取り込まれ、各種センサおよびスイッチ
としては図3〜図9に詳しく示すように上限スイッチ3
1、紙面センサ32、33、下限センサ34、シフトセ
ンサ35、入口センサ36、排紙センサ37、排出セン
サ38、紙有りセンサ39、放出爪ホームポジションセ
ンサ40、ステイプラホームポジションセンサ41など
が設けられている。
の構成を詳細に説明する。図3において図示省略の記録
紙は、入口センサ36により検出されると入口ローラ1
により取り込まれ、次いで分岐爪8により上搬送路また
は下搬送路に選択的に搬送される。分岐爪8は図4
(a)および(b)に詳しく示すように、アーム8aを
介して分岐用ソレノイド29に連結され、ソレノイド2
9がオフの場合には図4(a)に示すように記録紙が分
岐爪8により上搬送路に搬送され、次いで上搬送ローラ
群2、排出ローラ3により搬送され、また、排出センサ
38により検出されてトレイ12上にそのまま排出され
る。他方、ソレノイド29がオンの場合には図4(b)
に示すように記録紙が分岐爪8により下搬送路に搬送さ
れて下搬送ローラ群4により搬送され、後述するように
ステイプルユニット51上で揃えられた後ステイプルさ
れる。
ベルト48により吊るされている。上下リフトベルト4
8はギヤ列及びタイミングベルトを介して上下モータ2
3により駆動され、上下モータ23の正転または逆転に
より上昇または下降する。トレイ12のホームポジショ
ン(HP)および移動時の高さは、上下方向に回動可能
なレバー13と紙面センサ32、33により検出され、
また、トレイ12上が記録紙で満杯になると下限センサ
34により検出される。さらに、トレイ12の上昇時に
寄せコロ7がトレイ12により押し上げられると上限ス
イッチ31がオフになり、上下モータ23が回転を停止
することによりトレイ12のオーバランによる破損を防
止している。
方向にスライド可能に構成され、バックフェンス15が
シフトモータ24によりスライドすると同期してスライ
ドし、また、バックフェンス15に入り込むように構成
されている。バックフェンス15にはピン16が固定さ
れ、ピン16がシフトカム14のカム面に沿って移動す
ることによりシフトカム14の回転運動を直線運動に変
換し、バックフェンス15をスライドさせる。このシフ
トカム14の形状は、1回転でバックフェンス15が1
往復するように形成され、また、シフト時にはシフトセ
ンサ35により反回転が検出されると停止する。
は、ステイプラトレイユニット51に搬送されて一対の
ジョガフェンス9により幅方向が揃えられ、また、縦方
向が揃えられた後ステイプラ11によりステープルされ
る。ステイプラトレイユニット51内の記録紙は紙有り
センサ39により検出され、後述するような制御が行わ
れる。
に、ジョガモータ26によりジョガベルト49により中
心線に対して外方向または内方向にスライド可能に構成
され、このスライド運動により記録紙の束が幅方向に揃
えられる。また、戻しコロ5は戻しソレノイド30のオ
ン、オフにより振り子運動するように構成され、ソレノ
イド30がオンの時には記録紙を叩いて下の方向に戻
し、後端フェンス19に突き当てさせることにより記録
紙の束が縦方向に揃えられる。
フェンス9はホームポジションから移動して紙幅に対し
て片側7mm離れた位置で待機する。下搬送路に搬送さ
れた記録紙の後端が排紙センサ37を通過するとジョガ
フェンス9が5mm内側に移動してジョギングを行う。
また、排紙センサ37を通過した後、所定のパルス後に
戻しソレノイド30がオンにされ、所定時間経過後に紙
揃えが終了するころを見計らって戻しソレノイド30が
オフにされ、次いでジョガフェンス9が更に2mm内側
に移動して停止し、横揃えが終了する。その後ジョガフ
ェンス9が紙幅に対して片側7mm離れた位置に戻り、
この動作を最終ページまで繰り返す。また、最終ページ
ではジョギングを行うと紙束を押さえることにより次の
段階のステープルに備える。
て、図8に示すようにステイプラ移動モータ27により
紙幅方向に移動可能であり、紙揃え中は待機し、最終ペ
ージの紙揃えが終了すると適宜位置に移動してステイプ
ルを行う。また、ステイプラ11のホームポジションは
センサ41により検出される。
に放出モータ25により駆動される。放出ベルト10に
は放出爪17が設けられ、放出爪17のホームポジショ
ンは放出爪HPセンサ40により検出される。ステイプ
ルが終了すると放出ベルト10が駆動され、ステイプル
された紙束Pが放出爪17により係止されて搬送され、
排出ローラ3によりトレイ12上に排出される。この場
合、放出ベルト10は2速で駆動され、低速では紙束を
持ち上げ始めてその後高速で駆動され、最高位置付近で
停止し、その後低速でホームポジションに戻る。また、
排出ローラ3は放出ベルト10と同時に排出モータ22
により駆動され、紙束がトレイ12上に完全に排出され
ると停止する。
17に係止されるのに同期して戻しソレノイド30がオ
ンされる。戻しコロ5は後端フェンス19に突き当てる
方向とは逆方向、言い換えれば排出ローラ3方向に回転
し、紙束Pの搬送を放出爪17と共に実行する。この場
合、戻しコロ5は放出爪17の移動軌跡上に位置し、戻
しコロ30の方が放出爪17より搬送方向上流側に位置
しているため、放出爪17が戻しコロ5の位置に移動し
て到達する前に戻しソレノイド30がオフされ、衝突が
防止される。なお、図示していないが、戻しコロ5と放
出爪17をオフセットし、放出爪17の移動軌跡上に戻
しコロ5が位置しないような配置にすれば、戻しコロは
紙束Pの後端まで押し上げることができるので、搬送力
を確実に最後まで伝達することができる。
送ベルト45、上搬送ベルト46、下搬送ベルト47、
上下リフトベルト48、ジョガベルト49、ステイプラ
移動ベルト50、排紙ローラ52などが設けられている
が、これらの部材の構成および動作の詳しい説明は省略
する。
によれば、戻しローラはステープルトレイ上に収納され
たシート束を放出爪によって排出ローラに送り込む際、
放出爪と同期して駆動され、シート束をシート排出方向
に搬送するので、用紙後端部で座屈の起きやすい大サイ
ズ紙においても確実に排出することがで可能となる。
ート束の搬送軌跡が戻しローラ上に重なることのないよ
うに両者の設置位置が設定されているので、戻しローラ
によって最後まで確実にシート束をシート排出方向に搬
送することができ、これにより、用紙後端部で座屈の起
きやすい大サイズ紙においても確実に排出することが可
能となる。
ート束の搬送軌跡が戻しローラ上に重なる場合には、戻
しローラ位置に放出爪が達する前に戻しローラが放出爪
の搬送軌跡から退避するように設定されているので、放
出爪が戻しローラに当接して搬送不能となることがな
く、これによって用紙後端部で座屈の起きやすい大サイ
ズ紙においても確実に排出することが可能となる。
ック図である。
示す構成図である。
る。
出ローラへの搬送機構を示す構成図である。
す構成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シートを収納するステープルトレイと、 シートを前記ステープルトレイに排出する排出手段と、 前記ステープルトレイに収納されたシートの端面を排出
方向と反対側の方向で規制する端面規制部材と、 前記ステープルトレイに収納されたシートの上面に対し
て接離する方向に移動可能であって、シートの上面に当
接してシートを前記端面規制部材に押し付け、シートの
端面を揃える正逆転可能な戻しローラと、 前記ステープルトレイ上で整合されたシート束を綴じる
ステープル手段と、 このステープル手段によって綴じられたシート束を排紙
トレイに放出するための放出爪及び排出ローラとを備
え、 前記戻しローラは、前記ステープルトレイ上に収納され
たシート束を前記放出爪によって前記排出ローラに送り
込む際、前記放出爪と同期して駆動され、前記シート束
をシート排出方向に搬送することを特徴とするシート処
理装置。 - 【請求項2】 前記放出爪のシート束の搬送軌跡が前記
戻しローラ上に重なることのないように両者の設置位置
が設定されていることを特徴とする請求項1記載のシー
ト処理装置。 - 【請求項3】 前記放出爪のシート束の搬送軌跡が前記
戻しローラ上に重なる場合には、前記戻しローラ位置に
前記放出爪が達する前に前記戻しローラが前記放出爪の
搬送軌跡から退避するように設定されていることを特徴
とする請求項1記載のシート処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25870298A JP3619684B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | シート処理装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
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JP3619684B2 JP3619684B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=17323923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25870298A Expired - Lifetime JP3619684B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | シート処理装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3619684B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112010084A (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-01 | 佳能株式会社 | 片材处理设备和成像系统 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7798480B2 (en) | 2006-12-25 | 2010-09-21 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet processing apparatus and sheet conveyance method |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP25870298A patent/JP3619684B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112010084A (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-01 | 佳能株式会社 | 片材处理设备和成像系统 |
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JP3619684B2 (ja) | 2005-02-09 |
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