JP2000085807A - 飲料容器のキャップ補助具 - Google Patents
飲料容器のキャップ補助具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 力を入れやすく、簡単にキャップを回して注
出口の開閉操作を行うことが可能な飲料容器のキャップ
補助具を提供する。 【解決手段】 ペットボトル２の注出口２ａに取り付け
られるキャップ３にはめ込んで保持する空間部１０と側
方への突出部１１とを有するキャップ補助具１として、
ペットボトル２のキャップ３にはめ込んだときに、空間
部１０の内側面１０ａがキャップ３の側面３ａと接触
し、その摩擦力によりキャップ３を内側面１０ａに保持
する。そして、キャップ保持具１を手で掴むと突出部１
１が手のひらや指の間に引っ掛かるため力を入れやす
く、簡単にキャップ保持具１と共にキャップ３を回して
キャップ３を簡単に開閉することができる。
出口の開閉操作を行うことが可能な飲料容器のキャップ
補助具を提供する。 【解決手段】 ペットボトル２の注出口２ａに取り付け
られるキャップ３にはめ込んで保持する空間部１０と側
方への突出部１１とを有するキャップ補助具１として、
ペットボトル２のキャップ３にはめ込んだときに、空間
部１０の内側面１０ａがキャップ３の側面３ａと接触
し、その摩擦力によりキャップ３を内側面１０ａに保持
する。そして、キャップ保持具１を手で掴むと突出部１
１が手のひらや指の間に引っ掛かるため力を入れやす
く、簡単にキャップ保持具１と共にキャップ３を回して
キャップ３を簡単に開閉することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペットボトルなど
の飲料容器の注出口に取り付けて使用する飲料容器のキ
ャップ補助具に関する。
の飲料容器の注出口に取り付けて使用する飲料容器のキ
ャップ補助具に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、普及している清涼飲料水のペット
ボトルなどの飲料容器の注出口には、ネジ式のキャップ
が付いており、ペットボトルの中身を取り出す場合はこ
のネジ式のキャップを回して開封してからコップなどに
注出する。開封後、中身が残っている場合は、ネジ式の
キャップを閉めることにより、保存することが可能であ
る。
ボトルなどの飲料容器の注出口には、ネジ式のキャップ
が付いており、ペットボトルの中身を取り出す場合はこ
のネジ式のキャップを回して開封してからコップなどに
注出する。開封後、中身が残っている場合は、ネジ式の
キャップを閉めることにより、保存することが可能であ
る。
【０００３】また、最近ではペットボトルの注出口に口
をつけてそのまま飲む者が増えており、この場合、ペッ
トボトルの中身を一口ずつ数回に分けて飲むため、その
都度、キャップを開けたり閉めたりすることになり、キ
ャップの開閉回数も多い。
をつけてそのまま飲む者が増えており、この場合、ペッ
トボトルの中身を一口ずつ数回に分けて飲むため、その
都度、キャップを開けたり閉めたりすることになり、キ
ャップの開閉回数も多い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ペットボト
ルの注出口はコップなどへ注出しやすいように小さくな
っており、注出口に取り付けられているキャップの径も
手で掴むには小さい。そのため、キャップの開閉時に手
で掴んでも力が入りにくく、回しにくい。また、手が汗
や水などで濡れている場合などは手が滑って力も入りに
くいため、キャップを回すことが難しい。
ルの注出口はコップなどへ注出しやすいように小さくな
っており、注出口に取り付けられているキャップの径も
手で掴むには小さい。そのため、キャップの開閉時に手
で掴んでも力が入りにくく、回しにくい。また、手が汗
や水などで濡れている場合などは手が滑って力も入りに
くいため、キャップを回すことが難しい。
【０００５】そこで本発明は、たとえ手が滑りやすい状
態であっても力を入れやすく、簡単にキャップを回して
注出口の開閉操作を行うことが可能な飲料容器のキャッ
プ補助具を提供することを目的とする。
態であっても力を入れやすく、簡単にキャップを回して
注出口の開閉操作を行うことが可能な飲料容器のキャッ
プ補助具を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の飲料容器のキャ
ップ補助具は、飲料容器の注出口に使用するキャップ補
助具であって、飲料容器の注出口に取り付けられるキャ
ップにはめ込んで保持する空間部を有すると共に側方へ
の突出部を有することを特徴とするものである。
ップ補助具は、飲料容器の注出口に使用するキャップ補
助具であって、飲料容器の注出口に取り付けられるキャ
ップにはめ込んで保持する空間部を有すると共に側方へ
の突出部を有することを特徴とするものである。
【０００７】このようなキャップ補助具を手で掴むこと
により、突出部に手が引っ掛かるため、また、飲料容器
の注出口に取り付けられるキャップよりも外径が大きい
ため、力が入りやすくキャップと共に回しやすい。たと
え手が濡れている場合であっても同様の理由により、突
出部に手が引っ掛かり手が滑ることなくキャップ補助具
を回すことができる。すなわち、キャップ補助具を手で
掴んで回せば、キャップ補助具と共に空間部に保持され
たキャップが回り、注出口を簡単に開閉することが可能
となる。
により、突出部に手が引っ掛かるため、また、飲料容器
の注出口に取り付けられるキャップよりも外径が大きい
ため、力が入りやすくキャップと共に回しやすい。たと
え手が濡れている場合であっても同様の理由により、突
出部に手が引っ掛かり手が滑ることなくキャップ補助具
を回すことができる。すなわち、キャップ補助具を手で
掴んで回せば、キャップ補助具と共に空間部に保持され
たキャップが回り、注出口を簡単に開閉することが可能
となる。
【０００８】ここで、空間部の内面であって、キャップ
と接触する面には滑り防止手段を施しておくのが望まし
い。これにより、キャップ補助具を手で掴んで回すとき
に、空間部の内面が滑ってキャップ補助具だけ空回りす
ることがなくなる。したがって、キャップ補助具を手で
掴んで回すことにより、キャップ補助具と共に飲料容器
のキャップを確実に回すことが可能となる。
と接触する面には滑り防止手段を施しておくのが望まし
い。これにより、キャップ補助具を手で掴んで回すとき
に、空間部の内面が滑ってキャップ補助具だけ空回りす
ることがなくなる。したがって、キャップ補助具を手で
掴んで回すことにより、キャップ補助具と共に飲料容器
のキャップを確実に回すことが可能となる。
【０００９】また、本発明の飲料容器のキャップ補助具
は、飲料容器の注出口に使用するキャップ補助具であっ
て、飲料容器の注出口への取り付け部を有すると共に側
方への突出部を有することを特徴とするものである。
は、飲料容器の注出口に使用するキャップ補助具であっ
て、飲料容器の注出口への取り付け部を有すると共に側
方への突出部を有することを特徴とするものである。
【００１０】このようなキャップ補助具は、飲料容器の
注出口へ取り付け部によって直接取り付けることができ
てキャップ自体の役割も果たし、取り付けたキャップ補
助具を手で掴むことにより、手が濡れている場合であっ
ても突出部に手が引っ掛かるため、力が入りやすく回し
やすい。すなわち、キャップ補助具を手で掴んで簡単に
回すことができ、摩擦力によって保持するキャップを回
転するものと比較して摩擦力によって保持するものがな
いため滑りがなく、簡単かつ確実に飲料容器の注出口を
開閉することが可能となる。
注出口へ取り付け部によって直接取り付けることができ
てキャップ自体の役割も果たし、取り付けたキャップ補
助具を手で掴むことにより、手が濡れている場合であっ
ても突出部に手が引っ掛かるため、力が入りやすく回し
やすい。すなわち、キャップ補助具を手で掴んで簡単に
回すことができ、摩擦力によって保持するキャップを回
転するものと比較して摩擦力によって保持するものがな
いため滑りがなく、簡単かつ確実に飲料容器の注出口を
開閉することが可能となる。
【００１１】ここで、取り付け部は、飲料容器の注出口
に形成されたネジ部に螺合可能なネジ部であることが望
ましい。これにより、飲料容器の注出口にキャップ補助
具を螺合して確実に注出口を閉じて封をすることができ
る。また、キャップ保持具を手で掴んで飲料容器を持ち
上げても、飲料容器がキャップ保持具から脱落すること
がなくなる。
に形成されたネジ部に螺合可能なネジ部であることが望
ましい。これにより、飲料容器の注出口にキャップ補助
具を螺合して確実に注出口を閉じて封をすることができ
る。また、キャップ保持具を手で掴んで飲料容器を持ち
上げても、飲料容器がキャップ保持具から脱落すること
がなくなる。
【００１２】ところで、本発明の飲料容器のキャップ補
助具は、空間部または取り付け部を閉塞する保護栓を備
えるのが望ましい。これにより、キャップ補助具の空間
部または取り付け部を閉塞することが可能となる。した
がって、キャップ補助具を使用せずに持ち歩くときや保
管するときなどに保護栓により閉塞しておくことで、塵
埃や異物などがキャップ補助具の空間部または取り付け
部に浸入したり、付着したりするのを防止することがで
きる。
助具は、空間部または取り付け部を閉塞する保護栓を備
えるのが望ましい。これにより、キャップ補助具の空間
部または取り付け部を閉塞することが可能となる。した
がって、キャップ補助具を使用せずに持ち歩くときや保
管するときなどに保護栓により閉塞しておくことで、塵
埃や異物などがキャップ補助具の空間部または取り付け
部に浸入したり、付着したりするのを防止することがで
きる。
【００１３】また、飲料容器の注出口の根元部に着脱自
在な取り付け部材を端部に設けた曲げ自在な連結部材を
取り付けるのが望ましい。これにより、飲料容器の注出
口に取り付けておけば、曲げ自在な連結部材によってキ
ャップ補助具が飲料容器と連結されているため、キャッ
プ補助具を回すことが可能であり、また、キャップ補助
具を飲料容器の注出口から外してもキャップ補助具が脱
落することがない。
在な取り付け部材を端部に設けた曲げ自在な連結部材を
取り付けるのが望ましい。これにより、飲料容器の注出
口に取り付けておけば、曲げ自在な連結部材によってキ
ャップ補助具が飲料容器と連結されているため、キャッ
プ補助具を回すことが可能であり、また、キャップ補助
具を飲料容器の注出口から外してもキャップ補助具が脱
落することがない。
【００１４】ここで、連結部材は水平旋回自在に取り付
けておくのが望ましい。これにより、連結部材とは別に
キャップ補助具を回すことができるため、連結部材が捩
じれることがなく、キャップ補助具を抵抗なく回すこと
が可能となる。すなわち、簡単にキャップ補助具を回す
ことが可能となる。
けておくのが望ましい。これにより、連結部材とは別に
キャップ補助具を回すことができるため、連結部材が捩
じれることがなく、キャップ補助具を抵抗なく回すこと
が可能となる。すなわち、簡単にキャップ補助具を回す
ことが可能となる。
【００１５】また、本発明のキャップ補助具は、塩化ビ
ニルやポリエチレン等の軟質部材で形成されていること
が望ましい。これにより、キャップ補助具を手で掴んだ
ときに手を傷めることがなく、また、飲料容器の注出口
や注出口に取り付けられるキャップを傷めることがなく
なる。
ニルやポリエチレン等の軟質部材で形成されていること
が望ましい。これにより、キャップ補助具を手で掴んだ
ときに手を傷めることがなく、また、飲料容器の注出口
や注出口に取り付けられるキャップを傷めることがなく
なる。
【００１６】
【発明の実施の形態】（実施の形態１）図１は第１実施
形態のキャップ補助具の一部切欠斜視図、図２は図１に
示すキャップ補助具の縦断面図、図３は連結部材の斜視
図、図４はキャップ補助具の使用状態を示す一部切欠斜
視図、図５はキャップ補助具の使用状態を示す全体斜視
図である。
形態のキャップ補助具の一部切欠斜視図、図２は図１に
示すキャップ補助具の縦断面図、図３は連結部材の斜視
図、図４はキャップ補助具の使用状態を示す一部切欠斜
視図、図５はキャップ補助具の使用状態を示す全体斜視
図である。
【００１７】図において、本実施形態におけるキャップ
補助具１は、手で掴んだときに手を傷めたりすることが
ないように軟質部材で形成されており、ペットボトル２
などの飲料容器の注出口２ａに取り付けられるキャップ
３にはめ込んで保持する空間部１０と、側方への突出部
１１とを有している。
補助具１は、手で掴んだときに手を傷めたりすることが
ないように軟質部材で形成されており、ペットボトル２
などの飲料容器の注出口２ａに取り付けられるキャップ
３にはめ込んで保持する空間部１０と、側方への突出部
１１とを有している。
【００１８】空間部１０は、図４に示すように、ペット
ボトル２の注出口２ａに取り付けられるキャップ３には
め込んだときに、空間部１０の内側面１０ａがキャップ
３の側面３ａと接触し、その摩擦力によりキャップ３を
内側面１０ａに保持するように小さめに形成する。ま
た、内側面１０ａ、すなわち空間部１０の内面であって
キャップ３と接触する面には滑り防止手段を施してお
り、滑り防止手段によって摩擦抵抗を増やし、キャップ
補助具１を回したときにキャップ補助具１だけが空回り
してキャップ３が回らないということがないようにして
いる。この滑り防止手段としては、内側面１０ａをニト
リルゴムやシリコンゴム等のゴムにより形成するか、あ
るいは、内側面１０ａに凹凸を設けて、摩擦抵抗が大き
くなるようにしておく。または、摩擦係数の高いプラス
チック樹脂等により形成する。本実施形態においてはオ
レフィン系エラストマー樹脂を用いて形成している。
ボトル２の注出口２ａに取り付けられるキャップ３には
め込んだときに、空間部１０の内側面１０ａがキャップ
３の側面３ａと接触し、その摩擦力によりキャップ３を
内側面１０ａに保持するように小さめに形成する。ま
た、内側面１０ａ、すなわち空間部１０の内面であって
キャップ３と接触する面には滑り防止手段を施してお
り、滑り防止手段によって摩擦抵抗を増やし、キャップ
補助具１を回したときにキャップ補助具１だけが空回り
してキャップ３が回らないということがないようにして
いる。この滑り防止手段としては、内側面１０ａをニト
リルゴムやシリコンゴム等のゴムにより形成するか、あ
るいは、内側面１０ａに凹凸を設けて、摩擦抵抗が大き
くなるようにしておく。または、摩擦係数の高いプラス
チック樹脂等により形成する。本実施形態においてはオ
レフィン系エラストマー樹脂を用いて形成している。
【００１９】側方への突出部１１は、キャップ補助具１
を手で掴んだときに手のひらや指の間に引っ掛かって力
を入れやすくするためのものであり、図に示すような単
なる突起物に限らず、複雑な形状に形成してもよい。例
えば、マスコット人形などに用いられる人気キャラクタ
ーなどの形状にキャップ保持具１の外形を形成すれば、
キャラクターの耳やアクセサリなどの部分が突出部１１
を形成し、手で掴んだときに手のひらや指の間に引っ掛
かるため力を入れやすくなる。その上、人気キャラクタ
ーを用いているので外観上も優れており、人々が携帯す
るときのファッション性もあり望ましい。また、このよ
うなキャップ補助具１自体も、ペットボトル２の注出口
２ａに取り付けられるキャップ３よりも外径が大きいた
め力が入りやすい。
を手で掴んだときに手のひらや指の間に引っ掛かって力
を入れやすくするためのものであり、図に示すような単
なる突起物に限らず、複雑な形状に形成してもよい。例
えば、マスコット人形などに用いられる人気キャラクタ
ーなどの形状にキャップ保持具１の外形を形成すれば、
キャラクターの耳やアクセサリなどの部分が突出部１１
を形成し、手で掴んだときに手のひらや指の間に引っ掛
かるため力を入れやすくなる。その上、人気キャラクタ
ーを用いているので外観上も優れており、人々が携帯す
るときのファッション性もあり望ましい。また、このよ
うなキャップ補助具１自体も、ペットボトル２の注出口
２ａに取り付けられるキャップ３よりも外径が大きいた
め力が入りやすい。
【００２０】また、図３に示すように、ペットボトル２
の注出口２ａに着脱自在な取り付け部材１２を端部１３
ａに設けた曲げ自在な連結部材１３をキャップ補助具１
に取り付けている。ペットボトル２の注出口２ａに着脱
自在な取り付け部材１２はゴム（ニトリルゴム、シリコ
ンゴム等）などの弾性体により形成されており、ペット
ボトル２の注出口２ａの根元部２ｂの外径とほぼ同じ内
径としている。なお、連結部材１３は普通の布製やプラ
スチック製の紐、金属製やプラスチック製の鎖などによ
り形成されて曲げ自在としている。
の注出口２ａに着脱自在な取り付け部材１２を端部１３
ａに設けた曲げ自在な連結部材１３をキャップ補助具１
に取り付けている。ペットボトル２の注出口２ａに着脱
自在な取り付け部材１２はゴム（ニトリルゴム、シリコ
ンゴム等）などの弾性体により形成されており、ペット
ボトル２の注出口２ａの根元部２ｂの外径とほぼ同じ内
径としている。なお、連結部材１３は普通の布製やプラ
スチック製の紐、金属製やプラスチック製の鎖などによ
り形成されて曲げ自在としている。
【００２１】図４に示すように、この取り付け部材１２
を注出口２ａに広げてはめ入れ、注出口２ａの根元部２
ｂまで押し込む。この状態では、根元部２ｂの上の凸部
２ｃに取り付け部材１２が引っ掛かるため、取り付け部
材１２は注出口２ａから容易には抜けないようになる。
注出口２ａにはめ込んだ取り付け部材１２および連結部
材１３によって連結されたキャップ補助具１は、ペット
ボトル２の注出口２ａから外しても連結部材１３にぶら
下がった状態となり、キャップ補助具１が脱落すること
がない。
を注出口２ａに広げてはめ入れ、注出口２ａの根元部２
ｂまで押し込む。この状態では、根元部２ｂの上の凸部
２ｃに取り付け部材１２が引っ掛かるため、取り付け部
材１２は注出口２ａから容易には抜けないようになる。
注出口２ａにはめ込んだ取り付け部材１２および連結部
材１３によって連結されたキャップ補助具１は、ペット
ボトル２の注出口２ａから外しても連結部材１３にぶら
下がった状態となり、キャップ補助具１が脱落すること
がない。
【００２２】また、連結部材１３はキャップ補助具１の
上部に回転部材１４によって水平旋回自在に取り付けて
いる。これにより、連結部材１３とは別にキャップ補助
具１を回すことができるため、連結部材１３が捩じれる
ことがなく、キャップ補助具１を抵抗なく回すことがで
きる。すなわち、簡単にキャップ補助具１を回すことが
できる
上部に回転部材１４によって水平旋回自在に取り付けて
いる。これにより、連結部材１３とは別にキャップ補助
具１を回すことができるため、連結部材１３が捩じれる
ことがなく、キャップ補助具１を抵抗なく回すことがで
きる。すなわち、簡単にキャップ補助具１を回すことが
できる
【００２３】このような構成において、キャップ補助具
１をペットボトル２のキャップ３にはめ込む。このキャ
ップ保持具１を手で掴んで回せばキャップ保持具１の空
間部１０に保持されたキャップ３が共に回り、キャップ
保持具１と共にキャップ３をペットボトル２に注出口２
ａから外すことができる。このとき、手のひらや指の間
に突出部１１が引っ掛かるため力を入れやすく、簡単に
キャップ保持具１を回すことができる。したがって、手
が汗や水などで濡れている場合であっても、キャップ保
持具１から手が滑ることがなく簡単にキャップ保持具１
と共にキャップ３を回して外すことができる。
１をペットボトル２のキャップ３にはめ込む。このキャ
ップ保持具１を手で掴んで回せばキャップ保持具１の空
間部１０に保持されたキャップ３が共に回り、キャップ
保持具１と共にキャップ３をペットボトル２に注出口２
ａから外すことができる。このとき、手のひらや指の間
に突出部１１が引っ掛かるため力を入れやすく、簡単に
キャップ保持具１を回すことができる。したがって、手
が汗や水などで濡れている場合であっても、キャップ保
持具１から手が滑ることがなく簡単にキャップ保持具１
と共にキャップ３を回して外すことができる。
【００２４】そして、キャップ３と共に外したキャップ
保持具１は、取り付け部材１２および連結部材１３によ
ってペットボトル２の注出口２ａにぶら下がり、脱落し
て紛失したり、汚れたりすることがない。また、キャッ
プ３についても、キャップ保持具１内に摩擦力によりし
っかりと保持されているため、脱落することはない。さ
らに、ペットボトル２の中身を飲用した後、ペットボト
ル２にぶら下がっているキャップ保持具１内に保持され
ているキャップ３をすぐにはめて、ペットボトル２の注
出口２ａを閉めることができる。
保持具１は、取り付け部材１２および連結部材１３によ
ってペットボトル２の注出口２ａにぶら下がり、脱落し
て紛失したり、汚れたりすることがない。また、キャッ
プ３についても、キャップ保持具１内に摩擦力によりし
っかりと保持されているため、脱落することはない。さ
らに、ペットボトル２の中身を飲用した後、ペットボト
ル２にぶら下がっているキャップ保持具１内に保持され
ているキャップ３をすぐにはめて、ペットボトル２の注
出口２ａを閉めることができる。
【００２５】ところで、図６は保護栓の斜視図であっ
て、図に示すように空間部１０を閉塞する保護栓１５を
備えることもできる。保護栓１５のうち空間部１０の内
側面１０ａとの接触面１５ａは、ペットボトル２のキャ
ップ３の側面３ａと同様に形成しておく。これにより、
キャップ補助具１を使用しないときは、キャップ補助具
１の空間部１０に保護栓１５をはめ込んで閉塞すること
ができる。したがって、塵埃や異物などがキャップ補助
具１の空間部１０に浸入したり、付着したりするのを防
止することができる。
て、図に示すように空間部１０を閉塞する保護栓１５を
備えることもできる。保護栓１５のうち空間部１０の内
側面１０ａとの接触面１５ａは、ペットボトル２のキャ
ップ３の側面３ａと同様に形成しておく。これにより、
キャップ補助具１を使用しないときは、キャップ補助具
１の空間部１０に保護栓１５をはめ込んで閉塞すること
ができる。したがって、塵埃や異物などがキャップ補助
具１の空間部１０に浸入したり、付着したりするのを防
止することができる。
【００２６】（実施の形態２）図７は第２実施形態のキ
ャップ補助具の一部切欠斜視図、図８は図７に示すキャ
ップ補助具の縦断面図である。
ャップ補助具の一部切欠斜視図、図８は図７に示すキャ
ップ補助具の縦断面図である。
【００２７】本実施形態におけるキャップ補助具１ａ
は、第１実施形態における空間部１０の代わりに、ペッ
トボトル２の注出口２ａへの取り付け部１６を有してお
り、この取り付け部１６によってペットボトル２の注出
口２ａへ直接取り付けることができるようにしている。
他の部分については第１実施形態と同様につき、ここで
の説明を省略する。
は、第１実施形態における空間部１０の代わりに、ペッ
トボトル２の注出口２ａへの取り付け部１６を有してお
り、この取り付け部１６によってペットボトル２の注出
口２ａへ直接取り付けることができるようにしている。
他の部分については第１実施形態と同様につき、ここで
の説明を省略する。
【００２８】図に示すように、取り付け部１６は、ペッ
トボトル２の注出口２ａに形成されたネジ部２ｄ（図４
参照）に螺合可能なネジ部１６ａとしている。このよう
なネジ部１６ａを形成することによって、ペットボトル
２の注出口２ａにキャップ補助具１ａを直接螺合して確
実に注出口を閉じて封をすることができる。また、キャ
ップ保持具を手で掴んで飲料容器を持ち上げても、飲料
容器がキャップ保持具から脱落することがなくなる。ま
た、本実施形態の場合、図６に示した保護栓１５の接触
面１５ａに、ネジ部１６ａと螺合可能なネジ部（図示な
し）を形成しておけば、保護栓１５を螺合して閉塞する
ことができる。
トボトル２の注出口２ａに形成されたネジ部２ｄ（図４
参照）に螺合可能なネジ部１６ａとしている。このよう
なネジ部１６ａを形成することによって、ペットボトル
２の注出口２ａにキャップ補助具１ａを直接螺合して確
実に注出口を閉じて封をすることができる。また、キャ
ップ保持具を手で掴んで飲料容器を持ち上げても、飲料
容器がキャップ保持具から脱落することがなくなる。ま
た、本実施形態の場合、図６に示した保護栓１５の接触
面１５ａに、ネジ部１６ａと螺合可能なネジ部（図示な
し）を形成しておけば、保護栓１５を螺合して閉塞する
ことができる。
【００２９】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【００３０】（１）飲料容器の注出口に取り付けられる
キャップにはめ込んで保持する空間部を有すると共に側
方への突出部を有することにより、キャップ補助具を手
で掴んで回せば、キャップ補助具と共に空間部に保持さ
れたキャップを簡単に回すことが可能となる。したがっ
て、手が汗や水などで濡れて滑りやすい状態であっても
力が入りやすく、簡単にキャップを回して注出口を開閉
することができる。
キャップにはめ込んで保持する空間部を有すると共に側
方への突出部を有することにより、キャップ補助具を手
で掴んで回せば、キャップ補助具と共に空間部に保持さ
れたキャップを簡単に回すことが可能となる。したがっ
て、手が汗や水などで濡れて滑りやすい状態であっても
力が入りやすく、簡単にキャップを回して注出口を開閉
することができる。
【００３１】（２）キャップと接触する面に滑り防止手
段を施すことにより、キャップ補助具を手で掴んで回し
たときに、キャップ補助具だけが空回りすることがなく
なり、キャップ補助具と共に飲料容器のキャップを確実
に回すことができ、注出口を開閉することができる。
段を施すことにより、キャップ補助具を手で掴んで回し
たときに、キャップ補助具だけが空回りすることがなく
なり、キャップ補助具と共に飲料容器のキャップを確実
に回すことができ、注出口を開閉することができる。
【００３２】（３）飲料容器の注出口への取り付け部を
有すると共に側方への突出部を有することにより、飲料
容器の注出口へ直接取り付けてキャップ自体の役割も果
たし、キャップ補助具を手で掴んで簡単かつ請求項１の
ものより確実に回すことが可能となる。したがって、手
が汗や水などで濡れて滑りやすい状態であっても力が入
りやすく、簡単かつ確実に注出口を開閉することが可能
となる。
有すると共に側方への突出部を有することにより、飲料
容器の注出口へ直接取り付けてキャップ自体の役割も果
たし、キャップ補助具を手で掴んで簡単かつ請求項１の
ものより確実に回すことが可能となる。したがって、手
が汗や水などで濡れて滑りやすい状態であっても力が入
りやすく、簡単かつ確実に注出口を開閉することが可能
となる。
【００３３】（４）取り付け部が、飲料容器の注出口に
形成されたネジ部に螺合可能なネジ部であることによ
り、飲料容器の注出口にキャップ補助具を螺合して確実
に注出口を閉じて封をすることができる。また、キャッ
プ保持具を手で掴んで飲料容器を持ち上げても、飲料容
器がキャップ保持具から脱落することがなくなり、飲料
容器を落とす危険性が少なくなる。
形成されたネジ部に螺合可能なネジ部であることによ
り、飲料容器の注出口にキャップ補助具を螺合して確実
に注出口を閉じて封をすることができる。また、キャッ
プ保持具を手で掴んで飲料容器を持ち上げても、飲料容
器がキャップ保持具から脱落することがなくなり、飲料
容器を落とす危険性が少なくなる。
【００３４】（５）空間部または取り付け部を閉塞する
保護栓を備えることにより、容器に取り付けずに持ち歩
くときや保管するときなどに、塵埃や異物などがキャッ
プ補助具の空間部または取り付け部に浸入したり、付着
したりするのを防止することができ、衛生上好ましい。
保護栓を備えることにより、容器に取り付けずに持ち歩
くときや保管するときなどに、塵埃や異物などがキャッ
プ補助具の空間部または取り付け部に浸入したり、付着
したりするのを防止することができ、衛生上好ましい。
【００３５】（６）飲料容器の注出口の根元部に着脱自
在な取り付け部材を端部に設けた曲げ自在な連結部材を
取り付けることにより、曲げ自在な連結部材によってキ
ャップ補助具が連結されているため、キャップ補助具を
回すことが可能であり、また、キャップ補助具が脱落す
ることがなく、キャップ補助具を外しても脱落して紛失
したりするのを防止することができる。
在な取り付け部材を端部に設けた曲げ自在な連結部材を
取り付けることにより、曲げ自在な連結部材によってキ
ャップ補助具が連結されているため、キャップ補助具を
回すことが可能であり、また、キャップ補助具が脱落す
ることがなく、キャップ補助具を外しても脱落して紛失
したりするのを防止することができる。
【００３６】（７）連結部材を水平旋回自在に取り付け
ることにより、連結部材を捩じることなくキャップ補助
具を回すことが可能となり、キャップ補助具と共にキャ
ップを抵抗なく簡単に回すことが可能となる。
ることにより、連結部材を捩じることなくキャップ補助
具を回すことが可能となり、キャップ補助具と共にキャ
ップを抵抗なく簡単に回すことが可能となる。
【００３７】（８）軟質部材で形成されていることによ
り、このようなキャップ補助具を手で掴んだときに手を
傷めることがなく安全である。また、飲料容器の注出口
や注出口に取り付けられるキャップを傷めることがな
く、飲料容器の中身が外部に漏れるのを防止することが
できる。
り、このようなキャップ補助具を手で掴んだときに手を
傷めることがなく安全である。また、飲料容器の注出口
や注出口に取り付けられるキャップを傷めることがな
く、飲料容器の中身が外部に漏れるのを防止することが
できる。
【図１】 第１実施形態のキャップ補助具の一部切欠斜
視図である。
視図である。
【図２】 図１に示すキャップ補助具の縦断面図であ
る。
る。
【図３】 連結部材の斜視図である。
【図４】 キャップ補助具の使用状態を示す一部切欠斜
視図である。
視図である。
【図５】 キャップ補助具の使用状態を示す全体斜視図
である。
である。
【図６】 保護栓の斜視図である。
【図７】 第２実施形態のキャップ補助具の一部切欠斜
視図である。
視図である。
【図８】 図７に示すキャップ補助具の縦断面図であ
る。
る。
１，１ａ キャップ補助具 ２ ペットボトル ２ａ 注出口 ２ｂ 根元部 ２ｃ 凸部 ２ｄ ネジ部 ３ キャップ ３ａ 側面 １０ 空間部 １０ａ 内側面 １１ 突出部 １２ 取り付け部材 １３ 連結部材 １３ａ 端部 １４ 回転部材 １５ 保護栓 １５ａ 接触面 １６ 取り付け部 １６ａ ネジ部
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E084 AA04 AA12 AA24 AB01 BA02 CA01 CA10 CC03 DA01 DB09 DB12 DB17 DC03 FA09 FB01 GA04 GB04 GB17 JA15 KB01 LA17 LB02 LB07
Claims (8)
- 【請求項１】 飲料容器の注出口に使用するキャップ補
助具であって、前記飲料容器の注出口に取り付けられる
キャップにはめ込んで保持する空間部を有すると共に側
方への突出部を有することを特徴とする飲料容器のキャ
ップ補助具。 - 【請求項２】 前記空間部の内面であって、前記キャッ
プと接触する面に滑り防止手段を施したことを特徴とす
る請求項１記載の飲料容器のキャップ補助具。 - 【請求項３】 飲料容器の注出口に使用するキャップ補
助具であって、前記飲料容器の注出口への取り付け部を
有すると共に側方への突出部を有することを特徴とする
飲料容器のキャップ補助具。 - 【請求項４】 前記取り付け部が、前記飲料容器の注出
口に形成されたネジ部に螺合可能なネジ部であることを
特徴とする請求項３記載の飲料容器のキャップ補助具。 - 【請求項５】 前記空間部または取り付け部を閉塞する
保護栓を備えた請求項１から４のいずれかに記載の飲料
容器のキャップ補助具。 - 【請求項６】 前記飲料容器の注出口の根元部に着脱自
在な取り付け部材を端部に設けた曲げ自在な連結部材を
取り付けたことを特徴とする請求項１から５のいずれか
に記載の飲料容器のキャップ補助具。 - 【請求項７】 前記連結部材を水平旋回自在に取り付け
たことを特徴とする請求項６記載の飲料容器のキャップ
補助具。 - 【請求項８】 軟質部材で形成されていることを特徴と
する請求項１から７のいずれかに記載の飲料容器のキャ
ップ補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10260664A JP2000085807A (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 飲料容器のキャップ補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10260664A JP2000085807A (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 飲料容器のキャップ補助具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000085807A true JP2000085807A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17351062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10260664A Pending JP2000085807A (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 飲料容器のキャップ補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000085807A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003039985A1 (en) * | 2001-11-08 | 2003-05-15 | Hyung Yun Yim | Support device for pet bottle caps |
| JP2015178280A (ja) * | 2015-06-11 | 2015-10-08 | セイコーエプソン株式会社 | 液体補充容器 |
| US9592675B2 (en) | 2010-11-16 | 2017-03-14 | Seiko Epson Corporation | Liquid fill container |
-
1998
- 1998-09-14 JP JP10260664A patent/JP2000085807A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003039985A1 (en) * | 2001-11-08 | 2003-05-15 | Hyung Yun Yim | Support device for pet bottle caps |
| US9592675B2 (en) | 2010-11-16 | 2017-03-14 | Seiko Epson Corporation | Liquid fill container |
| JP2015178280A (ja) * | 2015-06-11 | 2015-10-08 | セイコーエプソン株式会社 | 液体補充容器 |
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