JP2000085712A - リードタイプ電子部品のテーピング方法 - Google Patents

リードタイプ電子部品のテーピング方法

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JP2000085712A
JP2000085712A JP10259890A JP25989098A JP2000085712A JP 2000085712 A JP2000085712 A JP 2000085712A JP 10259890 A JP10259890 A JP 10259890A JP 25989098 A JP25989098 A JP 25989098A JP 2000085712 A JP2000085712 A JP 2000085712A
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JP
Japan
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lead
electronic component
lead terminal
tape
taping
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JP10259890A
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English (en)
Inventor
Koichi Tayu
浩一 田湯
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードタイプ電子部品のリード端子を、幅の
狭い粘着テープを用いて保持力の強い信頼性の高いテー
ピング方法を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 複数本の入出力用のリード端子2を並行
方向に設けた電子部品1のリード端子2を、片面に接着
剤を塗布した粘着テープ3で台紙4面に保持する際に、
粘着テープ3の表面から超音波ホーン5の振動を印加し
リード端子2を台紙4に固定保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器等に用
いるリードタイプ電子部品の搬送及び包装する際のリー
ドタイプ電子部品のテーピング方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のリードタイプ電子部品のテーピン
グ方法は、リード端子を粘着テープで台紙に保持する際
に、リード端子を台紙の上に整列させ粘着テープをその
上から重ねた後、ローラーで加圧するかまたは熱圧着し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記方法
では、リード端子と粘着テープの接着力が弱く、リード
タイプ電子部品を規定の保持力で保持するには、必要以
上に幅の広い粘着テープを使用しなければならず、結果
として生産コストを上昇させるという問題点を有してい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、複数個の入出力用のリード端子を導出した
電子部品と、前記リード端子を保持するテープよりな
り、前記リード端子をテープに保持する際に超音波振動
を用いリード端子をテープに固着保持させるものであ
る。
【0005】この方法により、リードタイプの電子部品
を強固にテープに保持させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数個の入出力用のリード端子を設けた電子部品
と、前記リード端子を保持するテープよりなり、前記リ
ード端子をテープに保持する際に超音波振動を用いリー
ド端子をテープに固着保持させることを特徴とするリー
ドタイプ電子部品のテーピング方法である。超音波振動
の摩擦力で粘着テープをリード端子の外周部及び台紙に
圧着することによって、加熱またはローラーで加圧接着
するより遥かに強固な力で保持させることができる。従
って従来使用の粘着テープより幅の狭いテープを用いて
もリードタイプ電子部品を十分に固定保持することが可
能となるものである。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、テープ
は片面に接着剤を塗布した粘着テープと台紙で構成され
ている請求項1に記載のリードタイプ電子部品のテーピ
ング方法である。これは電子部品を保持するテープの構
成を定めたものである。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、超音波
振動をリード端子及びテープに伝える超音波ホーンの先
端部にリード端子の形状に合せた複数条の凹形溝を形成
した請求項1に記載のリードタイプ電子部品のテーピン
グ方法である。これによりリード端子の外周部に粘着テ
ープに密着させると共に、粘着テープを台紙に強力に接
着できるため、従来の粘着テープより幅の狭いものを用
い、加熱等の操作をなくしても十分にリードタイプ電子
部品をテープに保持させることが可能となるものであ
る。
【0009】本発明の請求項4に記載の発明は、超音波
ホーンの先端部に形成した溝の底部をリード端子と相似
形状とし、開口部のコーナ部に面取りを施した請求項1
または請求項3に記載のリードタイプ電子部品のテーピ
ング方法である。これによって、粘着テープをリード端
子の外周部を包み込むように密着させることが可能とな
り、従来より幅の狭い粘着テープを用いても、電子部品
のリード端子を強力に粘着テープを介し台紙に保持させ
ることができるものである。また溝の開口部の面取りを
施すことにより、リード端子を溝の内部に容易に収納す
ることができるものである。
【0010】本発明の請求項5に記載の発明は、超音波
ホーンの先端部に形成した溝の開口部のコーナ部の面取
り形状をリード端子が棒状の場合、棒の直径の3分の1
より小さい円弧状とした請求項1または請求項4に記載
のリードタイプ電子部品のテーピング方法である。これ
は粘着テープを台紙に接着する面積をより大きくするた
めの手段を規定したものである。
【0011】本発明の請求項6に記載の発明は、超音波
ホーンを粘着テープ及び台紙に対し垂直方向に振動させ
る請求項1に記載のリードタイプ電子部品のテーピング
方法である。粘着テープを電子部品のリード端子の外周
部に密着させ、台紙により強力に接着保持させるための
超音波ホーンの振動方法を規定したものである。
【0012】以下に本発明の一実施の形態のラジアルリ
ードタイプ電子部品のテーピング方法について説明す
る。
【0013】図1、図2、図3に本発明の手段を用い電
子部品1をテーピングした状態を示した。図において1
は電子部品、2はそのリード端子、3は片面にアクリル
系接着剤を塗布した粘着テープ、4は台紙、5は超音波
ホーン、6はリード端子2の形状に合せ超音波ホーン5
の先端部に形成した凹形溝、7は凹形溝6の開口部の面
取り部である。電子部品1として直径7mm、厚さ2mmの
酸化亜鉛バリスタ素子の電極面に直径0.6mmのリード
端子2を5mmの間隔で2本ハンダ付けした後に、エポキ
シ樹脂で表面コートしたものを用いた。
【0014】先ず、前記電子部品1のリード端子2を、
幅18mm、厚さ0.36mmの台紙4上に所定間隔を設け
整列した後、その上部に片方の面にアクリル系接着剤を
塗布した幅13mmの粘着テープ3を重ね、図2に示すよ
うに超音波ホーン5の凹形溝6の内面にリード端子2の
外周部を抱え込むようにして、粘着テープ3をリード端
子2の外周表面および台紙4面を1.6kg/cm2の加圧
力で押し付け、超音波ホーン5を台紙面に垂直方向に
0.2秒間振動させリード端子2を台紙4に接着固定保
持を行った。また、比較例として、本発明と同じ寸法の
台紙4、粘着テープ3を用い、電子部品1のリード端子
2を台紙4上に所定間隔を設け整列した後、その上部に
片方の面にアクリル系接着剤を塗布した粘着テープ3を
重ね、その表面をホットジェットで180℃の熱風を吹
きつけ加熱しながら粘着テープ3の表面をローラー(図
示せず)加圧し電子部品1のリード端子2を台紙4に接
着固定保持する従来方法のテーピングも行った。
【0015】得られた電子部品1のバリスタ素子部を保
持しリード端子2と並行方向に引抜く耐引抜強度を評価
しその結果を(表1)に示した。
【0016】
【表1】
【0017】(表1)に示すように、超音波ホーン5を
用いて電子部品1をテーピングしたものは平均1kg、最
小0.7kgの耐引抜強度に対し、従来品は平均0.6k
g、最小0.3kgと小さいものであることがわかる。
尚、13mm幅の粘着テープ3を用いたのは、電子部品1
の耐引抜強度規格が0.5kg以上を必要とするためであ
る。
【0018】また、本発明で超音波ホーン5の先端部に
凹形溝6を設けることにより、リード端子2を超音波ホ
ーン5の凹形溝6に容易に挿入することが可能となると
共に、リード端子2の外周部1/2以上に粘着テープ3
を密着させることができる。更に、図3に示すようにそ
の開口部にリード端子2の直径の1/3の大きさの円弧
状の面取り部7を施すことにより、粘着テープ3がリー
ド端子2を包み込むようにして台紙4に接することにな
り、コーナー部を切断させることなく、しかもより広い
面積で台紙4と接着が可能となり、電子部品1の耐引抜
強度の信頼性を向上させることが可能となるものであ
る。
【0019】この結果から、0.5kg以上の耐引抜強度
を保証でき、粘着テープ3の幅を実験的に求めた結果、
本発明の超音波を用いた場合少なくとも6mm幅の粘着テ
ープ3を用いれば規格値を十分保証できることが確認さ
れた。
【0020】以上の結果から、電子部品1のリード端子
2を台紙4面に、粘着テープ3を超音波ホーン5で固定
保持する方法によれば、粘着テープ3及び台紙4の幅を
従来必要とされていたものの1/2に節約することが可
能となり、その経済効果は大きいものとなることが明ら
かとなる。
【0021】尚、本実施の形態ではラジアルリードタイ
プの電子部品1を用いたがアキシャルタイプのリード端
子を用いた電子部品においても同様な効果が得られるこ
とは明らかである。
【0022】
【発明の効果】以上本発明の超音波振動を用いるテーピ
ング方法によれば、電子部品のリード端子を強い保持力
でテーピングすることができ、従来の粘着テープより幅
の狭いものを用いても、十分に実用に堪えるテーピング
電子部品を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリードタイプ電子部品のテーピング状
態を示す断面図
【図2】同リードタイプ電子部品のテーピング状態を示
す正面図
【図3】同要部の拡大図
【符号の説明】
1 電子部品 2 リード端子 3 粘着テープ 4 台紙 5 超音波ホーン 6 凹形溝 7 面取り部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の入出力用のリード端子を設けた
    電子部品と、前記リード端子を保持するテープよりな
    り、前記リード端子をテープに保持する際に超音波振動
    を用いリード端子をテープに固着保持させるリードタイ
    プ電子部品のテーピング方法。
  2. 【請求項2】 テープは片面に接着剤を塗布した粘着テ
    ープと台紙で構成されている請求項1に記載のリードタ
    イプ電子部品のテーピング方法。
  3. 【請求項3】 超音波振動をリード端子及びテープに伝
    える超音波ホーンの先端部にリード端子の形状に合せた
    複数条の凹形溝を形成した請求項1に記載のリードタイ
    プ電子部品のテーピング方法。
  4. 【請求項4】 超音波ホーンの先端部に形成した溝の底
    部をリード端子と相似形状とし、開口部のコーナ部に面
    取りを施した請求項1または請求項3に記載のリードタ
    イプ電子部品のテーピング方法。
  5. 【請求項5】 超音波ホーンの先端部に形成した溝の開
    口部のコーナ部の面取り形状をリード端子が棒状の場
    合、棒の直径の3分の1より小さい円弧状とした請求項
    1または請求項4に記載のリードタイプ電子部品のテー
    ピング方法。
  6. 【請求項6】 超音波ホーンを粘着テープ及び台紙に対
    し垂直方向に振動させる請求項1に記載のリードタイプ
    電子部品のテーピング方法。
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