JP2002231838A - パッケージの組立方法 - Google Patents

パッケージの組立方法

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JP2002231838A
JP2002231838A JP2001021744A JP2001021744A JP2002231838A JP 2002231838 A JP2002231838 A JP 2002231838A JP 2001021744 A JP2001021744 A JP 2001021744A JP 2001021744 A JP2001021744 A JP 2001021744A JP 2002231838 A JP2002231838 A JP 2002231838A
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lid
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metal film
assembling
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JP2001021744A
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Noboru Chiba
昇 千葉
Hiroyuki Kosaka
浩之 小坂
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Pioneer Corp
Pioneer FA Corp
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Pioneer FA Corp
Pioneer Electronic Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩留まりを低下させないとともに、小型なパ
ッケージを確実に組み立てることができるパッケージの
組立方法を提供する。 【解決手段】 電極に接着剤を塗布するなどしてベース
に水晶振動子を取り付ける。不活性ガスの雰囲気中でベ
ースに蓋を重ねる。加熱装置でベースを加熱する。蓋を
ベースに向かって加圧して蓋に超音波振動を付与する。
蓋とベースとが固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、水晶振動
子などの電子部品を気密状態で収容するパッケージの組
立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器としての携帯電話には、圧電発
振器120が用いられている。圧電発振器120は、図
5に示すように、電子部品としての水晶振動子103を
パッケージ101(図5に示す)内に収容して構成され
る。前記パッケージ101は、図5に示すように、ベー
ス102と蓋104とを備えている。ベース102は、
セラミックからなる絶縁基板と、図示しない回路素子な
どが、積層されて構成されている。
【0003】ベース102は、略平坦な底壁112と、
該底壁112の周縁から立設した複数の周壁113と、
を備えている。周壁113の前記底壁112から離れた
端面113aには、全周に亘って、金などの導電性の金
属からなる金属膜114が形成されている。回路素子
は、前記周壁113内でかつ前記底壁112上に設けら
れた電極105を備えている。電極105には、導電性
の接着剤106などによって水晶振動子103が取り付
けられる。
【0004】蓋104は、平板状に形成されており、少
なくとも外表面に金などの導電性の金属からなる金属膜
116が形成されている。蓋104は、前記周壁113
の端面113aに重ねられて前記ベース102に取り付
けられる。このとき、金属膜114,116は互いに重
なる。蓋104が前記ベース102に取り付けられる
と、前記水晶振動子103を、前記底壁112と周壁1
13とともに、覆う。蓋114が前記ベース102に取
り付けられると、前記パッケージ101の内部は、気密
状態に保たれる。こうして、パッケージ101は、水晶
振動子103を気密状態で収容する。
【0005】前述したべース102と前記蓋104とを
固定する際には、従来から抵抗溶接を用いてきた。前述
した抵抗溶接を行う際には、図5に示すように、抵抗溶
接機を用いてきた。抵抗溶接機は、一対の電極130
a,130bなどを備えている。電極130a,130
bは、それぞれローラ状に形成されて、回転自在となっ
ている。電極130a,130bは、前記蓋104の外
縁と当接して、該外縁上を転動する。また、電極130
a,130bは、複数の周壁113のうち互いに相対す
る周壁113の近傍に位置する蓋104の外縁と当接す
る。
【0006】前記抵抗溶接機を用いて、べース102と
前記蓋104とを固定する際には、まず、金属膜11
4,116が互いに重なる格好でベース102に蓋10
4を重ねる。前記電極130a,130bを、複数の周
壁113のうち互いに相対する周壁113の近傍に位置
する蓋104の外縁と当接させるとともに、該電極13
0a,130bで、図5中の矢印T1に沿って蓋104
をベース102に近づける方向に加圧する。その後、電
極130a,130b間に、溶接電流を通電する。する
と、前記蓋104の金属膜116と、周壁113の端面
113aに形成された金属膜114との抵抗によって、
これらの金属膜114,116は発熱する。
【0007】そして、図5中に一点鎖線S1で囲んで示
す蓋104と周壁113との接触箇所において、前記金
属膜114,116が互いに熱圧着する。こうして、蓋
104とベース102とが抵抗溶接されて、互いに固定
される。また、前記電極130a,130bを、蓋10
4の外縁に転動させながら、前記溶接電流を通電するこ
とにより、前記周壁113の全周に亘って、蓋104と
ベース102とを抵抗溶接して、互いに固定する。そし
て、前記パッケージ101内に、水晶振動子103を気
密状態に保って収容する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た抵抗溶接を用いて、前記ベース102と前記蓋104
とを固定すると、前記電極130a,130b間に溶接
電流を通電した際に、前記蓋104とベース102など
が、前記抵抗溶接の熱電導(熱付加)により、水晶片に
熱応力がかかり、周波数特性の変動が生じる。最悪の場
合には、水晶振動子103は、割れることがある。この
ように、パッケージ101を組み立てる際の歩留まりが
悪化する傾向があった。
【0009】また、前記電極130a,130b間に溶
接電流を通電して、前記蓋104とベース102とを抵
抗溶接する際に、前述したように発熱する金属膜11
4,116などを構成する金属からなる微小な塵などの
付着物(以下コンタミと呼ぶ)が生じる。そして、該コ
ンタミが前記パッケージ101内に封入される事があっ
た。この場合、前記コンタミが、前記水晶振動子103
などの振動特性などに悪影響を及ぼす。このように、パ
ッケージ101を組み立てる際の歩留まりがより悪化す
る傾向があった。
【0010】さらに、近年、前述した圧電発振器120
には、小型化の要求が非常に高くなっている。しかしな
がら、前記抵抗溶接では、前記電極130a,130b
間に通電するため、電極130a,130bが短絡しな
いように、これらの電極130a,130b間の間隔を
狭くするのは難しい。したがって、前記抵抗溶接では、
パッケージ101の小型化に対応することが難しい。
【0011】したがって、本発明の目的は、歩留まりを
低下させないとともに、小型なパッケージを確実に組み
立てることができるパッケージの組立方法を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明のパッケージ
の組立方法は、ベースと蓋とを有しかつ前記ベースと前
記蓋とを固定して電子部品を気密状態で収容するパッケ
ージの組立方法であって、前記ベースに前記電子部品を
取り付けてから前記ベースに前記蓋を重ね、前記ベース
と前記蓋とのうち一方を加熱し、前記ベースと前記蓋と
を互いに近づける方向に加圧して、前記ベースと前記蓋
とのうち他方に超音波振動を付与することにより、前記
蓋と前記ベースとを固定して、前記ベースと前記蓋とが
前記電子部品を気密状態で収容することを特徴としてい
る。
【0013】請求項2に記載の本発明のパッケージの組
立方法は、ベースと蓋とを有しかつ前記ベースと前記蓋
とを固定して電子部品を気密状態で収容するパッケージ
の組立方法であって、前記ベースに前記電子部品を取り
付けてから前記ベースと前記蓋とのうち一方を加熱し、
前記ベースと前記蓋を重ね、前記ベースと前記蓋とを互
いに近づける方向に加圧して、前記ベースと前記蓋との
うち他方に超音波振動を付与することにより、前記蓋と
前記ベースとを固定して、前記ベースと前記蓋とが前記
電子部品を気密状態で収容することを特徴としている。
【0014】請求項3に記載の本発明のパッケージの組
立方法は、請求項1または請求項2に記載のパッケージ
の組立方法において、前記電子部品は、水晶片を含んだ
水晶振動子であることを特徴としている。
【0015】請求項4に記載の本発明のパッケージの組
立方法は、請求項3に記載のパッケージの組立方法にお
いて、前記ベースと前記蓋とのうち一方を加熱する際に
は、前記ベースと蓋が熱拡散する温度未満の範囲内で行
うことを特徴としている。
【0016】請求項5に記載の本発明のパッケージの組
立方法は、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項
に記載のパッケージの組立方法において、互いの間に不
活性ガスを充填して、前記蓋と前記ベースとが前記電子
部品を気密状態で収容することを特徴としている。
【0017】請求項6に記載の本発明のパッケージの組
立方法は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項
に記載のパッケージの組立方法において、前記ベースが
底壁と該底壁の周縁から立設した複数の周壁とを有して
おり、前記電子部品を前記周壁内に収容するとともに、
前記蓋が平板状に形成され、前記周壁の前記底壁から離
れた端面には、全周に亘って第1金属膜が形成されてい
るとともに、前記蓋の前記周壁と相対する縁部には、全
周に亘って第2金属膜が形成されていることを特徴とし
ている。
【0018】請求項7に記載の本発明のパッケージの組
立方法は、請求項6に記載のパッケージの組立方法にお
いて、前記第1及び第2金属膜は、金あるいはその他の
金属を含んでいることを特徴としている。
【0019】請求項8に記載の本発明のパッケージの組
立方法は、請求項1ないし請求項7のうちいずれか一項
に記載のパッケージの組立方法において、前記ベースを
加熱し、かつ前記蓋を前記ベースに向かって加圧すると
ともに、前記蓋に超音波振動を付与することを特徴とし
ている。
【0020】請求項1ないし請求項3に記載された本発
明によれば、ベースと蓋とを互いに近づく方向に加圧し
て、超音波振動を付与するので、前記べースと蓋とが所
謂超音波接合(超音波溶接または超音波溶着ともいう)
によって、互いに固定される。このため、前ベースと蓋
とが固定される際に、これらのベースと蓋を構成する母
材などが溶けることなく、固相のまま接合する。また、
超音波接合を行うので、この超音波振動を付与するチッ
プなどの小型化を図ることが可能となる。
【0021】請求項4に記載された本発明によれば、水
晶の再結晶する温度未満の範囲内で、ベースと蓋とのう
ち一方を加熱する。このため、振動子の熱による経時変
化を防止できる。このため、振動子に歪みが生じること
を防止でき、該振動子が割れることを防止できる。
【0022】請求項5に記載された本発明によれば、パ
ッケージ内に不活性ガスを封入するので、電子部品など
が酸化することを防止できる。
【0023】請求項6に記載された本発明によれば、ベ
ースと蓋には、それぞれ、第1金属膜と第2金属膜とが
形成されている。これらのベースと蓋とを固定する際
に、前記第1金属膜と第2金属膜とが互いに超音波接合
する。このため、第1の金属膜と第2の金属膜とが確実
に溶けることなく、固相のまま接合する。
【0024】請求項7に記載された本発明によれば、互
いに超音波接合される第1及び第2金属膜は、金あるい
はその他の金属を含んでいる。このため、第1金属膜と
第2金属膜とが互いに接合する際、即ち、ベースと蓋と
が互いに固定される際に、前記金属膜などを構成する母
材などからガスが発生しない。
【0025】請求項8に記載された本発明によれば、ベ
ースと蓋とを互いに近づく方向に加圧して、超音波振動
を付与するので、前記べースと蓋とが所謂超音波接合
(超音波溶接または超音波溶着ともいう)によって、互
いに固定される。このため、前ベースと蓋とが固定され
る際に、これらのベースと蓋を構成する母材などが溶け
ることなく、固相のまま接合する。また、超音波接合を
行うので、この超音波振動を付与するチップなどの小型
化を図ることが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
かかる組立方法で、組立られるパッケージ1を、図1な
いし図3を参照して説明する。図1などに示すパッケー
ジ1は、電子部品としての水晶振動子3を、気密状態で
収容して、発振器としての圧電発振器20をなす。
【0027】水晶振動子3は、図1及び図2に示すよう
に、水晶からなる水晶片7と、一対の引き出し電極8
a,8bと、駆動電極9a,9bと、を備えている。水
晶片7は、平面形状が矩形状でかつ厚みが一定の板状に
形成されている。
【0028】引き出し電極8a,8bは、水晶片7の一
端部に、該水晶片7の幅方向に沿って、互いに間隔を存
して配されている。引き出し電極8a,8bは、それぞ
れ、水晶片7の両表面に、設けられている。一方の駆動
電極9aは、水晶片7の両表面に設けられた引き出し電
極8aのうち一方と導通している。駆動電極9aは、水
晶片7の一方の表面の中央に設けられている。
【0029】他方の駆動電極9bは、水晶片7の両表面
に設けられた引き出し電極8bのうち一方と導通してい
る。駆動電極9bは、水晶片7の他方の表面の中央に設
けられている。引き出し電極8a,8bと駆動電極9
a,9bとは、例えば、金や銅などの導電性の金属から
なり、薄膜状に形成されて、前記水晶片7の表面に貼り
付けられている。
【0030】なお、水晶片7の両表面に設けられた引き
出し電極8a同士は、水晶振動子3をパッケージ1の後
述するベース2に取り付けるための導電性を有する接着
剤6a,6bによって、導通される。水晶片7の両表面
に設けられた引き出し電極8b同士も、同様に、接着剤
6a,6bによって導通される。
【0031】パッケージ1は、図1及び図2に示すよう
に、ベース2と、蓋4とを備えている。ベース2は、セ
ラミックなどからなる周知の絶縁基板と、回路素子など
が積層されて構成されている。ベース2は、底壁12
と、複数の周壁13とを備えている。底壁12は、平面
形状が矩形状の平板である。底壁12は、水晶振動子3
の水晶片7より大きい。周壁13は、前記底壁12の周
縁それぞれから立設しており、底壁12の周縁の全周に
亘って設けられている。
【0032】また、ベース2は、前記周壁13の内側で
かつ底壁12の表面に、電極5を一対設けている。電極
5は、前記回路素子などと電気的に接続している。電極
5は、前記底壁12の端部に、該底壁12の幅方向に沿
って間隔を存して配されている。電極5は、それぞれ、
平面形状が四角形に形成されている。電極5は、それぞ
れ、水晶振動子7の一方の表面に形成された引き出し電
極8a,8bと相対する。電極5は、例えば、金や銅な
どの導電性の金属からなり、薄膜状に形成されて、前記
底壁12の表面に貼り付けられている。
【0033】さらに、前記ベース2は、底壁12の底面
側に図示しない電極を設けている。該電極は、前記電極
5などと導通している。該電極は、ベース2即ちパッケ
ージ1を取り付ける印刷配線基板などの導体パターンな
どと電気的に接続するために用いられる。
【0034】また、図2に示すように、前記周壁13の
底壁12から離れた端面13aに、第1金属膜14が形
成されている。第1金属膜14は、導電性を有する金属
からなる。第1金属膜14は、周壁13の全周に亘って
設けられている。第1金属膜14は、薄膜状に形成され
て、前記端面13aに貼り付けられている。第1金属膜
14は、金あるいはその他の金属を含んでいる。
【0035】蓋4は、平面形状が矩形状の平板である。
蓋4は、底壁12と略等しい大きさである。蓋4は、そ
の厚みが略一定に形成されている。蓋4は、セラミック
からなる母材15と、該母材15の外表面に形成された
第2金属膜16と、で構成されている。第2金属膜16
は、母材15の外表面全周に亘って設けられている。
【0036】第2金属膜16は、導電性を有する金属か
らなり、薄膜状に形成されて前記母材15の表面に貼り
付けられている。こうして、第2金属膜16は、蓋4が
後述するようにベース2に取り付けられる際に、蓋4の
ベース2と相対する縁部に、該蓋4の縁部の全周に亘っ
て形成されている。第2金属膜16は、金を含んでい
る。
【0037】前述した構成の圧電発振器20を組み立て
る際には、まず、図3中のステップS1において、ベー
ス2に水晶振動子3を取り付ける。このとき、まず、電
極5それぞれに導電性を有する接着剤6aを塗布する。
該接着剤6aに引き出し電極8a,8bを重ねる。接着
剤6aが硬化すると、水晶振動子3が電極5と固定され
る。そして、接着剤6aによって、電極5と水晶振動子
3の引き出し電極8a,8bとは、電気的に接続する。
【0038】その後、さらに、前記電極5の上方に位置
する水晶振動子3の表面などに、導電性を有する接着剤
6bを塗布する。接着剤6bによって、引き出し電極8
aが相互に導通するとともに、引き出し電極8bが相互
に導通する。該接着剤6bは、硬化すると、ベース2に
対する水晶振動子3の接着強度が向上する。
【0039】こうして、底壁12と周壁13の内面とで
囲まれる空間40内に収容された格好で、水晶振動子3
をベース2に取り付ける。そして、蓋4を、ベース2に
取り付ける場合には、周知の超音波接合機(または超音
波溶接機または超音波溶着機ともいう)と、加熱装置3
0(図2に示す)などが用いられる。
【0040】超音波接合機は、図2などに示すチップ
(工具ホーンとのいう)31と、図示しないアンビル
と、発振機と、振動子と、コーンと、ホーンなどを備え
ている。チップ31は、帯板状に形成されている。アン
ビルは、チップと相対する。
【0041】超音波接合機は、チップ31とアンビルと
の間に、互いに接合する接合対象物を挟み、これらのチ
ップ31とアンビルとを互いに近づける方向に加圧した
状態で、発振機で振動子を振動させて、この振動をコー
ン、ホーン経由でチップ31に伝える。そして、超音波
接合機は、チップ31とアンビルとの間に挟んだ接合対
象物に超音波振動を付与して、摩擦熱で該接合対象物を
接合する。
【0042】加熱装置30は、前述したアンビル上など
に設置されている。加熱装置30は、その上に、ベース
2などが載置される。加熱装置30は、ベース2を、前
記底壁12の底面側から加熱する。加熱装置30は、前
記ベース2と前記蓋4とが熱拡散する温度未満の範囲内
で、ベース2を加熱する。
【0043】前記超音波接合機と加熱装置30などを用
いて、ベース2に蓋4を取り付けて、圧電発信器20即
ちパッケージ1を組み立てる際には、まず、雰囲気が窒
素ガスなどの不活性ガスで満たされた作業場所などに、
超音波接合機と加熱装置30とベース2などを搬入して
おく。
【0044】そして、加熱装置30上にステップS1で
水晶振動子3が取り付けられたベース2を、加熱装置3
0上に載置して、ステップS2に進む。そして、ステッ
プS2では、第1金属膜14と第2金属膜16とが互い
に重なりかつ全ての周壁13の端面13aに蓋4が重ね
る格好で、ベース2に蓋4を重ねて、ステップS3に進
む。
【0045】ステップS3では、加熱装置30が、ベー
ス2を底壁12側から加熱する。蓋4に、中間部材32
を介してチップ31を当接される。中間部材32は、蓋
4より十分に大きな平板状に形成されており、前記蓋4
に重ねられる。その後、ステップS4に進み、該ステッ
プS4では、図2中の矢印Tに沿って、チップ31など
が蓋4をベース2に近づける方向に加圧して、前記発振
機で振動子を振動させて、該振動をチップ31などを介
して蓋4に伝える。こうして、ベース2と蓋4とが互い
に近づく方向に蓋4を加圧して、蓋4に超音波振動を付
与する。
【0046】蓋4が、チップ31とともに振動する。ベ
ース2と蓋4間、即ち第1金属膜14と第2金属膜16
間に前述した振動に応じた摩擦熱が生じて、第1金属膜
14と第2金属膜16とは、溶融しないで固相のまま互
いに拡散接合する。こうして、図3中のステップS5に
おいて、ベース2と蓋4とが互いに固定される。
【0047】第1金属膜14と、第2金属膜16とは、
所謂超音波接合(超音波溶接または超音波溶着ともい
う)によって互いに接合される。第1金属膜14と第2
金属膜16とが互いに金属結合すると、前記空間40
は、気密状態に保たれ、パッケージ1の外部から遮断さ
れる。こうして、水晶振動子3は、パッケージ1内に気
密状態で収容される。また、第1金属膜14と第2金属
膜16との超音波接合が、不活性ガスの雰囲気中で行わ
れるので、前記パッケージ1内には、窒素ガスなどの不
活性ガスが充填される。
【0048】本実施形態によれば、ベース2と蓋4とを
互いに近づく方向に加圧して、蓋4に超音波振動を付与
して、前記べース2と蓋4とを所謂超音波接合(超音波
溶接または超音波溶着ともいう)によって、互いに固定
する。このため、前記ベース2と蓋4を構成する母材な
どが溶けることなく、固相のまま互いに接合する。
【0049】したがって、ベース2と蓋4との固定後
に、前記ベース2と蓋4を構成する母材などからなる微
小なゴミが生じることを防止できる。このため、パッケ
ージ1内にコンタミが生じることを防止でき、歩留まり
を低下させることなくパッケージ1を組み立てることが
できる。
【0050】また、超音波接合を行うので、この超音波
振動を付与するチップ31などの小型化を図ることが可
能となる。したがって、比較的小型なパッケージ1を組
み立てることが可能となる。
【0051】加熱装置30が、ベース2と蓋4とが熱拡
散する即ち第1金属膜14と第2金属膜16の拡散する
温度未満の範囲内で、ベース2を加熱する。このため、
前記超音波接合する際に生じる摩擦熱によって、第1金
属膜14と第2金属膜16の間を封止することができ
る。
【0052】このため、水晶振動子3に歪みが生じるこ
とを防止でき、該水晶振動子3が割れることを防止でき
る。したがって、歩留まりをより低下させることなくパ
ッケージ1を組み立てることができる。
【0053】また、パッケージ1内に不活性ガスを充填
するので、水晶振動子3などが酸化することを防止でき
る。このため、圧電発振器20の駆動中に、前記水晶振
動子3の振動数などが変化することを防止でき、歩留ま
りをより一層低下させることなくパッケージを組み立て
ることができる。
【0054】ベース2と蓋4とには、それぞれ、第1金
属膜14と第2金属膜16とが形成されている。第1金
属膜14と第2金属膜16とが互いに超音波により拡散
接合して、ベース2と蓋4とが固定される。したがっ
て、ベース2と蓋4とを確実に固定できる。さらに、ベ
ース2と蓋4とを固定する際に、第1の金属膜14と第
2の金属膜16とが確実に溶けることなく、固相のまま
接合する。
【0055】このため、ベース2と蓋4との固定後に、
前記金属膜14,16を構成する金属などからなる微小
なゴミが生じることを防止できる。このため、パッケー
ジ1内にコンタミが生じることを防止できる。したがっ
て、歩留まりをより一層低下させることなくパッケージ
1を組み立てることができる。
【0056】さらに、前記第1金属膜14と、第2金属
膜16とは、それぞれ、金或いはその他の金属を含んで
いる。このため、第1金属膜14と第2金属膜16とが
互いに接合する際、即ち、ベース2と蓋4とが互いに固
定する際に、前記金属膜14,16を構成する金属など
からガスが発生しない。このため、パッケージ1内にコ
ンタミが生じることを防止できる。したがって、歩留ま
りをより一層低下させることなくパッケージ1を組み立
てることができる。
【0057】次に、本発明の第2の実施形態にかかるパ
ッケージ1の組立方法を、図4を参照して説明する。な
お、前述した第1の実施形態と同一ステップには、同一
符号を付して説明する。また、本実施形態で組み立てる
パッケージ1は、前述した第1の実施形態に示したもの
と同一であるため、説明を省略する。さらに、組み立て
る際に用いられる超音波接合機と、加熱装置30と中間
部材32などの構成も同一であるため、説明を省略す
る。
【0058】本実施形態の組立方法は、ます、図4中の
ステップS1において前述した第1の実施形態と同様
に、ベース2に水晶振動子3を取り付ける。水晶振動子
3が取り付けられたベース2と、超音波接合機と、加熱
装置30などを不活性ガスからなる雰囲気中に搬入した
後、加熱装置30上にベース2を載置して、図4中のス
テップ2aに進む。ステップ2aでは、加熱装置30が
ベース2を加熱して、ステップ3aに進む。
【0059】ステップS3aでは、ベース2に、前述し
た第1の実施形態と同様に、蓋4を重ねて、ステップS
4に進む。ステップS4では、前述した第1の実施形態
と同様に、チップ31などで蓋4をベース2に向かって
加圧して、蓋4に超音波振動を付与して、ステップS5
に進む。ステップS5では、蓋4とベース2とが超音波
接合されて、互いに固定される。
【0060】本実施形態においても、前述した第1の実
施形態と同様に、ベース2と蓋4とを超音波接合で固定
する。このため、前記ベース2と蓋4を構成する母材な
どからなる微小なゴミが生じることを防止できる。した
がって、パッケージ1内にコンタミが生じることを防止
でき、歩留まりを低下させることなくパッケージ1を組
み立てることができる。
【0061】また、超音波接合を行うので、この超音波
振動を付与するチップ31などの小型化を図ることが可
能となる。したがって、比較的小型なパッケージ1を組
み立てることが可能となる。
【0062】さらに、加熱装置30が、ベース2と蓋4
とが熱拡散する即ち第1金属膜14と第2金属膜16の
拡散する温度未満の範囲内で、ベース2を加熱するた
め、水晶振動子3の熱による経時変化を防止できる。こ
のため、水晶振動子3に歪みが生じることを防止でき、
該水晶振動子3が割れることを防止できる。したがっ
て、歩留まりをより低下させることなくパッケージ1を
組み立てることができる。
【0063】また、パッケージ1内に不活性ガスを充填
するので、水晶振動子3などが酸化することを防止でき
る。このため、圧電発振器20の駆動中に、前記水晶振
動子3の振動数などが変化することを防止でき、歩留ま
りをより一層低下させることなくパッケージを組み立て
ることができる。
【0064】さらに、ベース2の第1金属膜14と蓋4
の第2金属膜16とが互いに超音波接合して、ベース2
と蓋4とが固定される。したがって、ベース2と蓋4と
を確実に固定できる。さらに、ベース2と蓋4との固定
後に、前記金属膜14,16を構成する金属などからな
る微小なゴミが生じることを防止できる。このため、パ
ッケージ1内にコンタミが生じることを防止でき、歩留
まりをより一層低下させることなくパッケージ1を組み
立てることができる。
【0065】さらに、前記第1金属膜14と、第2金属
膜16とは、それぞれ、金あるいはその他の金属を含ん
でいる。このため、ベース2と蓋4とが互いに固定する
際に、前記金属膜14,16を構成する金属などからガ
スが発生しない。このため、パッケージ1内にコンタミ
が生じることを防止でき、歩留まりをより一層低下させ
ることなくパッケージ1を組み立てることができる。
【0066】前述した第1及び第2の実施形態では、蓋
4の母材15の外表面に、第2金属膜16を形成してい
る。しかし、本発明では、蓋4を金などの導電性の金属
からなる中実材としても良く、第2金属膜16を蓋4の
周壁13に相対する縁部のみに形成しても良い。なお、
いずれの場合も、前記第2金属膜16は、前記縁部の全
周に亘って形成されるのが望ましい。
【0067】また、前述した第1及び第2の実施形態で
は、接着剤6aを塗布して、ベース2に水晶振動子3を
取り付けた後に、さらに、接着剤6bを塗布している。
しかしながら、本発明では、前記接着剤6bを塗布する
ことなく、前記接着剤6aのみで、水晶振動子3をベー
ス2に取り付けても良いことは勿論である。
【0068】さらに、前述した第1及び第2の実施形態
では、前記ベース2を加熱装置30で加熱し、チップ3
1で蓋4を加圧して超音波振動を付与している。しかし
ながら、本発明では、前記蓋4を加熱装置30などで加
熱し、チップ31でベース2を加圧して超音波振動を付
与しても良いことは勿論である。
【0069】第1及び第2の実施形態では、不活性ガス
からなる雰囲気中で、ベース2と蓋4とを固定してい
る。しかしながら、本発明では、真空チャンバ内など
で、ベース2と蓋4とを固定して、前記空間40内即ち
パッケージ1内を真空状態で、気密状態に保っても良い
ことは勿論である。この場合、水晶振動子3などが酸化
することを防止でき、歩留まりをより一層低下させるこ
となくパッケージを組み立てることができる。
【0070】また、第1及び第2の実施形態では、チッ
プ31で蓋4をベース2に向かって加圧している。しか
しながら、本発明では、ベース2と蓋4とのうち少なく
とも一方を、これらのベース2と蓋4とが互いに近づく
方向に加圧すれば良い。ベース2を蓋4に向かって加圧
しても良く、ベース2と蓋4との両方を、互いに近づく
方向に加圧しても良いことは勿論である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし請求
項3に記載の本発明は、べースと蓋とを所謂超音波接合
(超音波溶接または超音波溶着ともいう)によって、互
いに固定する。このため、前記ベースと蓋とが固定され
る際に、これらのベースと蓋を構成する母材などが溶け
ることなく、固相のまま接合する。
【0072】したがって、ベースと蓋との固定後に、前
記ベースと蓋を構成する母材などから微小なゴミが生じ
ることを防止できる。このため、パッケージ内にコンタ
ミが生じることを防止でき、歩留まりを低下させること
なくパッケージを組み立てることができる。
【0073】また、超音波接合を行うので、この超音波
振動を付与するチップなどの小型化を図ることが可能と
なる。したがって、小型なパッケージを組み立てること
が可能となる。
【0074】請求項4に記載の本発明は、ベースと蓋が
熱拡散する温度未満の範囲内で、ベースと蓋とのうち一
方を加熱する。このため、水晶振動子の熱による経時変
化を防止でき、水晶振動子に歪みが生じることを防止で
き、該水晶振動子が割れることを防止できる。したがっ
て、小型なパッケージを組み立てることが可能となるこ
とにくわえ、歩留まりをより低下させることなくパッケ
ージを組み立てることができる。
【0075】請求項5に記載の本発明は、パッケージ内
に不活性ガスを充填するので、電子部品などが酸化する
ことを防止できる。したがって、小型なパッケージを組
み立てることが可能となることにくわえ、歩留まりをよ
り一層低下させることなくパッケージを組み立てること
ができる。
【0076】請求項6に記載の本発明は、ベースと蓋と
には、それぞれ、第1金属膜と第2金属膜とが形成され
ている。これらのベースと蓋とを固定する際に、前記第
1金属膜と第2金属膜とが互いに超音波接合する。この
ため、第1の金属膜と第2の金属膜とが確実に溶けるこ
となく、固相のまま接合する。したがって、ベースと蓋
とを確実に固定できる。
【0077】また、ベースと蓋との固定後に、前記金属
膜を金属などから微小なゴミが生じることを防止でき
る。このため、パッケージ内にコンタミが生じることを
防止できる。したがって、小型なパッケージを組み立て
ることが可能となることにくわえ、歩留まりをより一層
低下させることなくパッケージを組み立てることができ
る。
【0078】請求項7に記載の本発明は、互いに超音波
接合される第1及び第2金属膜は、金あるいはその他の
金属を含んでいる。このため、第1金属膜と第2金属膜
とが互いに接合する際、即ち、ベースと蓋とが互いに固
定される際に、前記金属膜などを構成する母材などから
ガスが発生しない。このため、パッケージ内にコンタミ
が生じることを防止できる。したがって、小型なパッケ
ージを組み立てることが可能となることにくわえ、歩留
まりをより一層低下させることなくパッケージを組み立
てることができる。
【0079】請求項8に記載の本発明は、べースと蓋と
を超音波接合によって、互いに固定するため、前ベース
と蓋とが固定される際に、これらのベースと蓋を構成す
る母材などが溶けることなく、固相のまま接合する。こ
のため、ベースと蓋との固定後に、前記ベースと蓋を構
成する母材などから微小なゴミが生じることを防止でき
る。このため、パッケージ内にコンタミが生じることを
防止でき、歩留まりを低下させることなくパッケージを
組み立てることができる。
【0080】また、超音波接合を行うので、この超音波
振動を付与するチップなどの小型化を図ることが可能と
なる。したがって、小型なパッケージを組み立てること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる組立方法でパ
ッケージが組み立てられる圧電発振器を示す分解斜視図
である。
【図2】図1に示されたパッケージのベースと蓋とを固
定する状態を模式的に示す説明図である。
【図3】図1に示されたパッケージの組立方法を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態にかかるパッケージの
組立方法を示すフローチャートである。
【図5】従来の方法でパッケージのベースと蓋とを固定
する状態を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 パッケージ 2 ベース 3 水晶振動子(電子部品) 7 水晶片 12 底壁 13 周壁 13a 端面 14 第1金属膜 16 第2金属膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 浩之 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 株 式会社パイオニアエフ・エー内 Fターム(参考) 5J108 BB02 CC04 EE03 EE04 EE07 EE18 GG03 GG07 GG16 GG21 KK04 MM02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと蓋とを有し、かつ前記ベースと
    前記蓋とを固定して電子部品を気密状態で収容するパッ
    ケージの組立方法であって、 前記ベースに前記電子部品を取り付けてから、 前記ベースに前記蓋を重ね、 前記ベースと前記蓋とのうち一方を加熱し、 前記ベースと前記蓋とを互いに近づける方向に加圧し
    て、前記ベースと前記蓋とのうち他方に超音波振動を付
    与することにより、前記蓋と前記ベースとを固定して、
    前記ベースと前記蓋とが前記電子部品を気密状態で収容
    することを特徴とするパッケージの組立方法。
  2. 【請求項2】 ベースと蓋とを有し、かつ前記ベースと
    前記蓋とを固定して電子部品を気密状態で収容するパッ
    ケージの組立方法であって、 前記ベースに前記電子部品を取り付けてから、 前記ベースと前記蓋とのうち一方を加熱し、 前記ベースと前記蓋を重ね、 前記ベースと前記蓋とを互いに近づける方向に加圧し
    て、前記ベースと前記蓋とのうち他方に超音波振動を付
    与することにより、前記蓋と前記ベースとを固定して、
    前記ベースと前記蓋とが前記電子部品を気密状態で収容
    することを特徴とするパッケージの組立方法。
  3. 【請求項3】 前記電子部品は、水晶片を含んだ水晶振
    動子であることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のパッケージの組立方法。
  4. 【請求項4】 前記ベースと前記蓋とのうち一方を加熱
    する際には、前記水晶振動子の前記ベースと蓋が熱拡散
    する温度未満の範囲内で行うことを特徴とする請求項3
    記載のパッケージの組立方法。
  5. 【請求項5】 互いの間に不活性ガスを充填して、前記
    蓋と前記ベースとが前記電子部品を気密状態で収容する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれ
    か一項に記載のパッケージの組立方法。
  6. 【請求項6】 前記ベースが、底壁と該底壁の周縁から
    立設した複数の周壁とを有しており、前記電子部品を前
    記周壁内に収容するとともに前記蓋が平板状に形成さ
    れ、 前記周壁の前記底壁から離れた端面には、全周に亘って
    第1金属膜が形成されているとともに、 前記蓋の前記周壁と相対する縁部には、全周に亘って第
    2金属膜が形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項5のうちいずれか一項に記載のパッケージの
    組立方法。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2金属膜は、金あるいは
    その他の金属を含んでいることを特徴とする請求項6記
    載のパッケージの組立方法。
  8. 【請求項8】 前記ベースを加熱し、かつ前記蓋を前記
    ベースに向かって加圧するとともに、前記蓋に超音波振
    動を付与することを特徴とする請求項1ないし請求項7
    のうちいずれか一項に記載のパッケージの組立方法。
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