JP2000085582A - 列車乗務員の支援装置 - Google Patents

列車乗務員の支援装置

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JP2000085582A
JP2000085582A JP10252790A JP25279098A JP2000085582A JP 2000085582 A JP2000085582 A JP 2000085582A JP 10252790 A JP10252790 A JP 10252790A JP 25279098 A JP25279098 A JP 25279098A JP 2000085582 A JP2000085582 A JP 2000085582A
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JP10252790A
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Seiji Deguchi
生滋 出口
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車乗務員へ支援情報を提供する。 【解決手段】 複数の列車15〜17が走行する線路8
を複数の閉塞区間に区分して各閉塞区間毎に信号機18
〜22を設置し、列車運行管理装置27に記憶された列
車ダイヤと信号機18〜22の現示状態と軌道回路リレ
ーの状態とから列車の在線状態を検出して信号機18〜
22の現示を制御する列車乗務員の支援装置において、
先行の列車の在線状態により取得された列車乗務員への
支援情報を列車情報サーバ28で編集し、送信手段29
を介して後続の列車の受信手段30に送信し、後続の列
車に設置された支援情報表示手段31に表示させるよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、列車乗務員への
運転支援を行う列車乗務員の支援装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から列車の運転は、線路を複数の閉
塞区間に区分して各閉塞区間毎に信号機を設置し、1つ
の閉塞区間には1つの列車しか入線できないように信号
機を制御することにより列車同士の衝突を防止する方式
が採用されている。この方式によれば、信号機が停止現
示となっている閉塞区間内には先行の列車が在線してい
るが、停止現示以外の注意現示及び進行現示となってい
る閉塞区間内には先行の列車が在線していないので、後
続列車が進入しても安全が保障されている。そこで、列
車乗務員は信号機の現示に従って列車を運転すれば、計
画された時刻に安全に運行することができる。図4は従
来の列車乗務員の支援装置を示す構成図である。図4に
おいて、CTC装置1で集約された信号機2a、2bの
現示状態を示す情報がCTC回線3を介して列車運行管
理装置4へ入力される。列車運行管理装置4ではネット
ワーク伝送路5を介して得られた信号機2a、2bの現
示状態及び内部に記憶された列車ダイヤの情報及び軌道
回路リレー(図示せず)の状態を参照して列車追跡を行
うことにより、先行の列車が在線している閉塞区間を検
出する。そして、各閉塞区間の信号機の信号現示を制御
して後続の列車の進路制御を行う。この結果を列車運行
管理装置4で検出した列車の在線状態やCTC装置1で
集約された信号機2a、2bの現示状態を表示手段6に
出力して列車の運行管理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車乗務員の支
援装置は以上のように構成されているので、列車乗務員
が列車の運転を行う場合、目視により信号機の現示を確
認して列車の先方の状況を判断しながら運転操作をする
必要があるため、列車乗務員の経験に頼ることになり負
担が大きいという問題点があった。この発明は以上のよ
うな問題点を解消するためになされたもので、列車乗務
員の負担を軽減することができる列車乗務員の支援装置
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる列車乗
務員の支援装置は、複数の列車が走行する線路を複数の
閉塞区間に区分して各閉塞区間毎に信号機を設置し、列
車運行管理装置に記憶された列車ダイヤと信号機の現示
状態と軌道回路リレーの状態とから列車の在線状態を検
出して信号機の現示を制御する列車乗務員の支援装置に
おいて、先行の列車の在線状態により取得された列車乗
務員への支援情報を列車情報サーバで編集し、送信手段
を介して後続の列車の受信手段に送信し、後続の列車に
設置された支援情報表示手段に表示させるようにしたも
のである。さらに、支援情報は先行の列車の在線状態に
より現示された後方の閉塞区間の信号機の現示状態を示
すものである。
【0005】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は鉄道におけ
る駅付近の模式図、図2は図1における信号機の現示と
列車の速度との関係を示す説明図である。図1におい
て、7は駅、8は線路で、後述の列車15〜17が走行
する。9〜14は線路8に設けられた閉塞区間、15は
駅7構内の閉塞区間10内に停車している列車、16は
閉塞区間11内に在線している列車、17は閉塞区間1
4内に在線している列車、18は駅7の構内に設置され
た出発用信号機で、列車15が出発できる進行現示とな
っている。19は駅7の構内に設置された場内用信号機
で、列車16に対して停止現示となっている。20は閉
塞区間11への入線条件を現示する信号機で、先行の列
車16が在線しているため後続の列車17に対して停止
現示となっている。21は閉塞区間12への入線条件を
現示する信号機で、注意現示となっている。22は閉塞
区間13への入線条件を現示する信号機で、列車17に
対して進行現示となっている。23は各列車15〜17
の進行方向を示す矢印である。先行の列車15が駅7の
構内に停車している場合は、信号機19が停止現示とな
っているので後続の列車16は信号機19の外方の閉塞
区間11内に停止しなければならない。さらに、後続の
列車17が駅7の方向に走行してきた場合は、列車17
に対して先行する列車16への衝突を防止するために、
列車16が在線している閉塞区間11の信号機20が停
止現示となり、閉塞区間12の信号機21が注意現示と
なる。
【0006】そこで、図2において列車17が閉塞区間
13内に進入して列車乗務員が信号機21の注意現示を
確認した場合、列車17を注意現示で許容された制限速
度以下で徐行させ、信号機20の外方で列車17を停止
させる。また、駅7に停車していた列車15が信号機1
8の進行現示に従って出発し閉塞区間10を抜けると信
号機19が注意現示となるので、列車16が閉塞区間1
0へ進入することができる。そこで、先行の列車16が
閉塞区間10へ進入すると閉塞区間11が注意現示とな
り、閉塞区間12が進行現示となるので、後続の列車1
7は信号機21の閉塞区間13内では進行現示により許
容された制限速度内で走行することができる。図3はこ
の発明の列車乗務員の支援装置を示す構成図である。図
3において、8、15〜22は図1と同様のものであ
る。24はCTC(中央列車制御)装置で、軌道回路リ
レー(図示せず)及び信号機18〜22の情報をCTC
回線25を介して収集し、ネットワーク伝送路26へ送
出する。なお、軌道回路リレーは列車が軌道回路に進入
すると落下し、通過すると扛上する。27はネットワー
ク伝送路26を介して得られたCTC装置24からの情
報により各列車15〜17の追跡を行い、予め入力され
たダイヤ情報に従って信号機18〜22の信号現示を制
御する。28は線路8上の列車15〜17の在線状態や
信号機18〜22の制御状態が入力される列車情報サー
バで、支援情報とすべき情報内容を編集して後述の送信
手段29へ出力する。29は送信手段で、列車情報サー
バ28から入力された支援情報を後述の受信手段30へ
送信する。30は各列車15〜17に搭載された受信手
段で、送信手段29から送信された支援情報を受信す
る。31は各列車15〜17に搭載された支援情報表示
手段で、受信手段30が受信した支援情報を表示する。
32はネットワーク伝送路26に接続された手動制御手
段で、列車15〜17の在線状態を表示するとともに、
信号機18〜22の手動制御入力を行う。33はダイヤ
監視手段で、ダイヤ変更の入力や監視を行う。
【0007】次に動作について説明する。図1から図3
において、現場の信号機18〜22や軌道回路リレー
(図示せず)の状態を示す情報は、CTC装置24から
列車運行管理装置27及び列車情報サーバ28に入力さ
れる。列車運行管理装置27は内部に記憶している列車
ダイヤ情報及び信号機18〜22の位置、駅の種類、制
御対象の有無等の各種定数を参照して、各列車15〜1
7の追跡を行う。そして、列車運行管理装置27で得ら
れた列車15〜17の在線情報は列車情報サーバ28へ
送信される。また、手動制御手段32及びダイヤ監視手
段33から入力された手動修正の情報も列車情報サーバ
28に送信される。列車情報サーバ28では入力された
情報を蓄積し、各列車15〜17に対する運転支援情報
に分別する。例えば、閉塞区間14に在線している列車
17に対する運転支援情報としては、先行の列車15、
16が在線している閉塞区間10、11、列車16から
駅7までに存在する信号機(図示せず)、駅7の場内信
号機19や出発信号機18の信号現示、列車15、16
に関する運転整理情報等である。このように各列車15
〜17毎に作成された運転支援情報は、送信手段29か
ら受信手段30へ送信され支援情報表示手段31に表示
される。以上のように列車17の列車乗務員は支援情報
表示手段31に表示された運転支援情報により、先行の
各列車15、16の位置を知ることができると共に、そ
の閉塞区間10、11の信号機19、20が停止現示と
なっていることが判る。さらに、駅7から先行の列車1
5が発車して閉塞区間10を抜けた後に列車16が閉塞
区間10に入線することにより、閉塞区間11の外方に
位置する信号機20が停止現示から注意現示に変化する
ことを予測できる。これにより、列車乗務員は信号機1
8〜22の信号現示が変化するのを事前に予測すること
ができるので、効率のよい運転の操作を行うことができ
る。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、先行の列車の在線状
態により取得された列車乗務員への支援情報を列車情報
サーバで編集し、送信手段を介して後続の列車の受信手
段に送信し、列車に設置された支援情報表示手段に表示
させることにより、支援情報から先行の各列車の位置を
知ることができるので、効率のよい運転の操作を行うこ
とができる。さらに、先行の列車の在線状態により現示
された後方の閉塞区間の信号機の現示状態を示す支援情
報を表示させることにより、信号機の信号現示が変化す
るのを事前に予測できるので、効率のよい運転の操作を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鉄道における駅付近の模式図である。
【図2】 図1のおける信号機の現示と列車の速度との
関係を示す説明図である。
【図3】 この発明の列車乗務員の支援装置を示す構成
図である。
【図4】 従来の列車乗務員の支援装置を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
7 駅、8 線路、9〜14 閉塞区間、15〜17
列車、18〜22 信号機、27 列車運行管理装置、
28 列車情報サーバ、29 送信手段、30 受信手
段、31 支援情報表示手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の列車が走行する線路を複数の閉塞
    区間に区分して上記各閉塞区間毎に信号機を設置し、列
    車運行管理装置に記憶された列車ダイヤと上記信号機の
    現示状態と軌道回路リレーの状態とから上記列車の在線
    状態を検出して上記信号機の現示を制御する列車乗務員
    の支援装置において、先行の上記列車の在線状態により
    取得された列車乗務員への支援情報を列車情報サーバで
    編集し、送信手段を介して後続の上記列車の受信手段に
    送信し、後続の上記列車に設置された支援情報表示手段
    に表示させるようにした列車乗務員の支援装置。
  2. 【請求項2】 支援情報は先行の列車の在線状態により
    現示された後方の閉塞区間の信号機の現示状態を示すも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の列車乗務員
    の支援装置。
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Cited By (3)

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