JP2000083232A - 通信装置、情報処理装置、通信システム、通信方法、及び記憶媒体 - Google Patents

通信装置、情報処理装置、通信システム、通信方法、及び記憶媒体

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JP2000083232A JP10250758A JP25075898A JP2000083232A JP 2000083232 A JP2000083232 A JP 2000083232A JP 10250758 A JP10250758 A JP 10250758A JP 25075898 A JP25075898 A JP 25075898A JP 2000083232 A JP2000083232 A JP 2000083232A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の様々な機器を効率良く且つ
確実に管理することが可能な通信システムを提供する。 【解決手段】 ローカル機器において、認証手段901
は、入力手段132によりユーザから入力されたユーザ
情報(ユーザID及びパスワード)と登録情報(90
2)を用いてユーザ認証処理を行う。送信手段903
は、入力手段132によりユーザから指示されたリモー
ト機器に対しての動作要求と共にユーザ情報を、ネット
ワークを介してリモート機器に与える。これを受けたリ
モート機器において、認証手段908は、ローカル機器
からのユーザ情報と登録情報(902)を用いてユーザ
認証処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ネットワ
ーク上に接続されている様々な機器を複数のユーザが共
用するシステムに適用される通信装置、情報処理装置、
通信システム、通信方法、及びそれを実施するための処
理ステップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタ、スキャ
ナ、ファクシミリ等のような、画像を読み取り、それを
形成する動作を行う機器は、他の機器と独立して使用さ
れる場合が多かった。
【0003】しかしながら、近年におけるコンピュータ
やネットワークの普及により、上述のような様々な機器
をネットワークに接続して使用する形態が増加してきて
いる。このような形態システムの一つとして、ネットワ
ークを介して接続された複数の機器を組み合わせて動作
させることが可能、すなわちユーザの手元の機器(以
下、「ローカル機器」と言う)の機能と、ネットワーク
上に接続されている機器(以下、「リモート機器」と言
う)の機能とを組み合わせて、一連の意味ある処理を行
うことが可能なシステムが多くみられるようになってき
ている。これにより、例えば、ユーザ側のローカル機器
(スキャナ)で原稿をスキャンし、それにより得られた
画像データを、ネットワーク上のリモート機器(プリン
タ)へ送信してプリントアウトすることで、該原稿に対
するコピー動作を行ったり、或いは、ユーザ側のローカ
ル機器(パーソナルコンピュータ等の端末装置)によ
り、コンピュータやデータベース上の画像データをネッ
トワークを介して読み出し、その読出画像データを、ユ
ーザ側のローカル機器(プリンタ)でプリントアウトす
る、というような動作が可能となる。
【0004】そこで、上述のようなシステムにおいて、
複数のユーザを対象にネットワーク上のリモート機器
(例えば、複写機とする)を供用する場合、供用対象外
のユーザ等の不特定ユーザによる無制限な複写機の使用
を回避し、また、複写機の部門毎及びユーザ毎の使用状
況を記録する必要がある。このため、複写機を使用した
いユーザは、先ず、自端末装置(ローカル機器)に対し
て、その操作部からパスワードを入力する、或いは、ユ
ーザ情報が磁気信号等により記録された管理カードを用
いて該ユーザ情報を入力する。これにより、該端末装置
内では、正当なユーザであるか否かの認証処理が行われ
る。この結果、正当なユーザであると判断された場合に
のみ、該端末装置は、その操作部からの入力を受付け、
ネットワーク上の複写機(リモート機器)に対してユー
ザが所望する動作を要求し、これと同時に、ユーザの動
作記録情報(複写機の使用状況等の情報)の更新を行
う。したがって、複写機(リモート機器)は、ユーザ側
の端末装置(ローカル機器)からの要求に従って動作す
ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように従来では、ローカル機器側は、ユーザ認証処理を
行うが、リモート機器側は、ネットワーク経由での動作
要求に対して、ユーザ認証処理を行わず、そのまま動作
要求を受理して動作するようになされていた。このた
め、あるローカル機器にてユーザ認証処理が行われ、そ
の結果、正当なユーザであると判断された後は、ネット
ワーク上のリモート機器を全て使用可能、すなわち使用
を許可されていないリモート機器も使用可能な状態とな
るという、機器管理上、セキュリティ上の問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、ネットワーク上の様々な機器を
効率良く且つ確実に管理することが可能な通信装置、情
報処理装置、通信システム、通信方法、及びそれを実施
するための処理ステップをコンピュータが読出可能に格
納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、遠隔地に存在する他装置と相互に通信す
る通信装置であって、本装置が使用可能なユーザの所定
の情報が予め登録された登録手段と、ユーザからユーザ
情報及び上記他装置に対する動作指示が入力される入力
手段と、上記登録手段の登録情報及び上記入力手段から
入力されたユーザ情報により、上記ユーザが正当なユー
ザであるか否かを判定する認証手段と、上記認証手段で
の結果に基づいて、上記入力手段から入力されたユーザ
情報及び動作指示要求を上記他装置に対して送信する送
信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】第2の発明は、遠隔地に存在する他装置と
相互に通信する通信装置であって、本装置が使用可能な
ユーザの所定の情報が予め登録された登録手段と、上記
他装置にてユーザから入力されたユーザ情報及び本装置
に対する動作指示要求を受信する受信手段と、上記登録
手段の登録情報及び上記受信手段で受信されたユーザ情
報により、上記ユーザが正当なユーザであるか否かを判
定する認証手段とを備え、上記認証手段での結果に基づ
いて、上記受信手段で受信された動作指示要求を受理す
ることを特徴とする。
【0009】第3の発明は、上記第1又は2の発明にお
いて、ネットワークを介して通信することを特徴とす
る。
【0010】第4の発明は、上記第1又は2の発明にお
いて、上記登録情報及び上記ユーザ情報は各々、少なく
ともユーザIDとパスワードを含むことを特徴とする。
【0011】第5の発明は、原稿上の情報を読み取るス
キャナ機能、及び情報をプリントアウトするプリンタ機
能の少なくとも何れかの機能を有する情報処理装置であ
って、請求項1〜4の何れかに記載の通信装置が有する
機能をも有することを特徴とする。
【0012】第6の発明は、各々が所定の機能を有する
少なくとも第1の装置と第2の装置がネットワークを介
して接続されてなる通信システムであって、上記第1の
装置は、請求項1、3、4の何れかに記載の通信装置で
あり、上記第2の装置は、請求項2、3、4の何れかに
記載の通信装置であることを特徴とする。
【0013】第7の発明は、各々が所定の機能を有する
少なくとも第1の装置と第2の装置がネットワークを介
して接続されてなる通信システムであって、上記第1の
装置は、本装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め
登録された第1の登録手段と、ユーザからユーザ情報及
び上記第2の装置に対する動作指示が入力される入力手
段と、上記第1の登録手段の登録情報及び上記入力手段
から入力されたユーザ情報により、上記ユーザが正当な
ユーザであるか否かを判定する第1の認証手段と、上記
第1の認証手段での結果に基づいて、上記入力手段から
入力されたユーザ情報及び動作指示要求を上記第2の装
置に対して送信する送信手段とを備え、上記第2の装置
は、本装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め登録
された第2の登録手段と、上記第1の装置にてユーザか
ら入力されたユーザ情報及び本装置に対する動作指示要
求を受信する受信手段と、上記第2の登録手段の登録情
報及び上記受信手段で受信されたユーザ情報により、上
記ユーザが正当なユーザであるか否かを判定する第2の
認証手段とを備え、上記第2の装置は、上記第2の認証
手段での結果に基づいて、上記受信手段で受信された動
作指示要求を受理することを特徴とする。
【0014】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記登録情報及び上記ユーザ情報は各々、少なくともユ
ーザIDとパスワードを含むことを特徴とする。
【0015】第9の発明は、ローカル機器とリモート機
器がネットワークを介して接続されてなる通信システム
であって、ユーザからのユーザID及びパスワードを入
力する入力手段と、正当なユーザのユーザID及びパス
ワードを登録する登録手段と、上記登録手段で登録され
たユーザID及びパスワードを含むユーザ情報を記憶す
る記憶手段と、上記ユーザからのユーザID及びパスワ
ードと上記記憶手段の情報に基づいて、上記ユーザが正
当なユーザか否かを判定する認証手段と、ネットワーク
を介して接続された機器と相互に通信するための通信手
段とを備え、上記ローカル機器は、上記通信手段によ
り、上記リモート機器に対して所定の動作要求を送信す
る際に、上記入力手段により入力されたユーザID及び
パスワードをも送信し、上記リモート機器は、上記通信
手段により、上記ローカル機器からの上記所定の動作要
求、上記ユーザID及びパスワードを受信し、上記認証
手段により、上記所定の動作要求を行ったユーザが正当
なユーザであると判定した場合にのみ、上記所定の動作
要求を受理することを特徴とする。
【0016】第10の発明は、少なくとも第1の装置と
第2の装置がネットワークを介して相互に通信し、各装
置にてユーザ認証処理を行うための通信方法であって、
上記第1の装置にて、ユーザから入力されたユーザ情
報、及び本装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め
登録された登録テーブルを用いて、上記ユーザが正当な
ユーザであるか否かを判定する第1の認証ステップと、
上記第1の装置にて、上記第1の認証ステップでの結果
に基づいて、上記ユーザから入力されたユーザ情報及び
動作指示要求を上記第2の装置に対して送信する送信ス
テップと、上記第2の装置にて、上記送信ステップによ
り送信されてきたユーザ情報及び動作指示要求を受信す
る受信ステップと、上記第2の装置にて、上記受信ステ
ップにより受信されたユーザ情報、本装置が使用可能な
ユーザの所定の情報が予め登録された登録テーブルを用
いて、上記ユーザが正当なユーザであるか否かを判定す
る第2の認証ステップと、上記第2の装置にて、上記第
2の認証ステップでの結果に基づいて、上記受信ステッ
プにより動作指示要求を受理する受理ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0017】第11の発明は、上記第10の発明におい
て、上記第1の装置が上記第2の装置に対して動作要求
を送信する場合、上記ユーザ情報を用いて自動的に上記
第2の装置での上記第2の認証ステップを実行するステ
ップを更に含むことを特徴とする。
【0018】第12の発明は、上記第10の発明におい
て、上記登録テーブルの情報及び上記ユーザ情報は各
々、少なくともユーザIDとパスワードを含むことを特
徴とする。
【0019】第13の発明は、少なくとも第1の装置と
第2の装置がネットワークを介して相互に通信し、各装
置にてユーザ認証処理を行うための処理ステップをコン
ピュータが読出可能に格納した記憶媒体であって、該処
理ステップは、請求項10〜12の何れかに記載の通信
方法の処理ステップを含むことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0021】図1は、本発明を適用した画像処理装置1
00のハードウェア構成を示したものである。この図1
に示すように、画像処理装置100は、画像情報や各種
デバイスの情報の入出力を行うための制御部(Controll
er Unit )110と、制御部110に接続された操作部
132、画像入力デバイスであるスキャナ133、及び
画像出力デバイスであるプリンタ134とを備えてお
り、制御部110は、LAN(ローカルエリアネットワ
ーク:Local Area Network)128に接続されていると
共に、公衆回線によりWAN(広域ネットワーク:Wide
Area Network )にも接続されている。
【0022】制御部110は、装置全体の動作制御を司
るCPU111、CPU111での各種動作制御のため
のシステムワークメモリや画像データを一時記憶するた
めの画像メモリ等を含むRAM112、本装置のブート
プログラム等が格納されるROM(ブートROM)11
3、本装置のソフトウェアや画像データ等が格納される
HDD(ハードディスクドライブ)114、操作部(U
I)132のインターフェースである操作部I/F11
6、LAN128を介しての情報入出力を行うためのネ
ットワーク(Network )I/F117、及びWAN12
9を介しての情報入出力を行うためのモデム(MODEM )
118が、システムバス119上に配置された構成とし
ている。この構成において、操作部I/F116は、操
作部132の後述する表示部にて表示する画像データ
を、操作部132に対して出力したり、操作部132に
より本装置のユーザから入力された情報を、CPU11
1に伝える役割をするようになされている。
【0023】また、制御部110は、上記の構成に加え
て、PDLコードをビットマップイメージに展開するラ
スターイメージプロセッサ(RIP )121、スキャナ1
33やプリンタ134のインターフェースであるデバイ
スI/F122、スキャナ133での入力画像データに
対して補正、加工、編集等の処理を行うスキャナ画像処
理部123、プリンタ134での出力画像データに対し
て補正、解像度変換等の処理を行うプリンタ画像処理部
124、画像データの回転処理を行う画像回転部12
5、及び多値画像データに対してはJPEG方式で、2
値画像画像データに対してはJBIG、MMR、MH方
式で圧縮伸張処理を行う画像圧縮部126が、画像バス
120上に配置された構成としている。この構成におい
て、デバイスI/F122は、スキャナ133やプリン
タ134と制御部110を接続するためのものであり、
画像データの同期系/非同期系の変換を行うようになさ
れている。
【0024】そして、上述のような制御部110におい
て、システムバス119と画像バス120間は、イメー
ジバス(Image Bus )I/F115を介してデータ授受
が行われるようになされている。ここでは、イメージバ
スI/F115を、画像データを高速で転送し、データ
構造を変換するバスブリッジとしている。また、画像バ
ス120は、PCI(Peripheral Communication Inter
face)バスや、IEEE1394バス等で構成されたも
のとしている。
【0025】そこで、まず、画像処理装置100におい
て、主な構成部のハードウェア構成について具体的に説
明する。
【0026】[画像週出力部:スキャナ133及びプリ
ンタ134]図2は、画像入出力デバイスであるスキャ
ナ133及びプリンタ134の外観を示したものであ
る。
【0027】画像入力デバイスであるスキャナ133に
おいて、先ず、ユーザにより、原稿用紙が原稿フィーダ
151のトレイ152にセットされる。そして、ユーザ
による操作部132での操作により、読み取り起動指示
がなされる。この指示は、CPU111からスキャナ1
33に対して与えられる(上記図1中の”130”参
照)。これにより、フィーダ151は、セットされた原
稿用紙を1枚ずつフィードする。このフィードされた原
稿用紙は、スキャナ133内部に取り込まれる。スキャ
ナ133内部では、図示していないが、原稿用紙上の画
像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査す
ることで、ラスターイメージデータとして電気信号に変
換する、という処理が行われる。このようにして、スキ
ャナ133で得られた原稿用紙のラスターイメージデー
タは、デバイスI/F122に供給される(上記図1中
の”130”参照)。尚、上記図1中の”130”は、
デバイスI/F122とスキャナ133の間のデータ或
いは指示の流れを示している。
【0028】一方、画像出力デバイスであるプリンタ1
34には、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択
できるように、複数の給紙段が設けられており、それに
対応して用紙カセット162、163、164、165
が設けられている。また、排紙トレイ161は、印字し
終わった用紙を受けるものである。このようなプリンタ
134の動作起動は、CPU111からの指示によって
開始する(上記図1中の”131”参照)。これによ
り、プリンタ134は、CPU111を介して与えられ
る上記のラスターイメージデータ2096を、給紙され
た用紙上に画像として形成(変換)する。このとき、感
光体ドラムや感光体ペルトを用いた電子写真方式や、微
少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像
を印字するインクジェット方式等が用いられる。尚、上
記図1中の”131”は、デバイスI/F122とプリ
ンタ134の間のデータ或いは指示の流れを示してい
る。
【0029】[操作部132]操作部132には、図3
に示すように、LCD表示部171、スタートキー17
2、ストップキー173、IDキー174、リセットキ
ー175、及びLED176が設けられている。
【0030】LCD表示部171は、そのLCD上にタ
ッチパネルシートが貼られており、本装置での各種操作
のための画面を表示すると共に、表示してあるキーが押
されると、その位置情報をCPU111に伝える。スタ
ートキー172は、原稿画像の読み取り動作等を開始さ
せるためのものである。このスタートキー172の中央
部には、緑と赤の2色のLEDからなるLED176が
設けられており、点灯する色によって、スタートキー1
72が使用可能である状態にあるか否かを、ユーザに示
すようになされている。ストップキー173は、稼働中
の動作を止めるためのものである。IDキー174は、
ユーザが自分をID(ユーザID)を入力するためのも
のである。セットキー175は、操作部132からの各
種設定を初期化するためのものである。
【0031】[スキャナ画像処理部123]スキャナ画
像処理部123は、図4に示すように、フィルタ処理部
182、編集処理部183、変倍処理部184、テーブ
ル185、及び2値化処理部186が各々、画像バスI
/F181に接続された構成としている。
【0032】画像バスI/F181は、画像バス120
と接続されており、そのパスアクセスシーケンスを制御
する機能と、スキャナ画像処理部123内の各部(デバ
イス)の制御及びタイミングを発生する機能とを有して
いる。フィルタ処理部182は、スキャナ133での入
力画像データ(読取画像データ)に対して、空間フィル
タによるコンボリューション演算を行う。編集処理部1
83は、例えば、スキャナ133での読取画像データか
ら、マーカーペンで囲まれた閉領域を認識し、その閉領
域内の画像データに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ
反転等の画像加工処理を行う。変倍処理部184は、ス
キャナ133での読取画像データの解像度を変える場合
に、ラスターイメージの主走査方向について補間演算を
行って、画像の拡大や縮小を行う。このときの副走査方
向の変倍については、上述したスキャナ133でのCC
D(画像読み取りラインセンサ)を走査する速度を変え
ることで行う。テーブル185は、スキャナ133での
読取画像データ(輝度データ)を濃度データに変換する
ために用いられる。2値化処理部186は、スキャナ1
33での読取画像データが、多値のグレースケール画像
データであった場合、誤差拡散処理やスクリーン処理に
よって2値化する。以上の各処理部により、各処理が終
了した画像データは、再び画像バスI/F181を介し
て、画像バス120上に転送される。
【0033】[プリンタ画像処理部124]プリンタ画
像処理部124は、図5に示すように、解像度変換処理
部192とスムージング処理部193が、画像バスI/
F181に接続された構成としている。
【0034】画像バスI/F191は、画像バス120
と接続されており、そのパスアクセスシーケンスを制御
する機能と、プリンタ画像処理部124内の各部(デバ
イス)の制御及びタイミングを発生する機能とを有して
いる。解像度変換処理部192は、ネットワークI/F
117或いはWAN129を介しての画像データを、プ
リンタ134での解像度に変換するための解像度変換処
理を行う。スムージング処理部2093は、解像度変換
処理部192での処理後の画像データのジャギー(斜め
線等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかに
する処理を行う。
【0035】[画像圧縮処理部126]画像圧縮処理部
126は、図6に示すように、入力バッファ202と、
入力バッファ202の出力が供給される画像圧縮部20
3と、画像圧縮部203に接続されたRAM204と、
画像圧縮部203の出力が供給される出力バッファ20
5を備えており、入力バッファ202と出力バッファ2
05が、画像バスI/F201に接続された構成として
いる。
【0036】画像バスI/F201は、画像バス120
と接続されており、そのパスアクセスシーケンスを制御
する機能と、入力バッファ202及び出力バッファ20
5とのデータのやりとりを行うためのタイミング制御
や、画像圧縮処理部126に対するモード設定等の制御
を行う機能とを有している。
【0037】画像圧縮部203は、次のようにして、入
力バッファ202からの画像データに対して圧縮処理を
行う。
【0038】先ず、画像バス120を介して、CPU1
11から画像バスI/F201に対して、画像圧縮制御
のための設定が行われる。この設定により、画像バスI
/F201は、画像圧縮部203に対して、画像圧縮処
理に必要な設定、例えば、MMR圧縮やJBIG圧縮等
の圧縮方式の設定を行う。このようにな設定が行われた
後に、再度CPU111から画像バスI/F201に対
して、画像データ転送の許可が与えられる。この許可に
従って、画像バスI/F201は、RAM204、又は
画像バス120上の各デバイスから転送されてくる画像
データを受信する。
【0039】画像バスI/F201で受信された画像デ
ータは、入力バッファ202に一旦格納され、画像圧縮
部203が発行する画像データ要求に応じて、一定のス
ピードで画像圧縮部203に対して出力される。このと
き、入力バッファ202は、画像バスI/F201と、
画像圧縮部203の両者の間で、画像データを転送でき
るか否かを判断する。この結果、画像バス120からの
画像データの読み込み、及び画像圧縮部203に対する
画像データの出力(書き込み)が不可能である場合、入
力バッファ202は、データの転送を行わないような制
御を行う(以下、このような制御を「ハンドシェーク」
と言う)。
【0040】画像圧縮部203は、入力バッファ202
からの画像データを、一旦RAM204に格納し、RA
M204の画像データに対して、画像バスI/F201
からの設定に従って、画像圧縮処理を行う。ここで、R
AM204に画像データを一旦格納する理由としては、
画像圧縮処理を行う際、その処理の種類によっては、数
ライン分のデータを要するからであり、最初の1ライン
分のデータの圧縮を行うためには、数ライン分のデータ
を用意してからでないと、画像圧縮処理が行えないため
である。この画像圧縮部203で圧縮された画像データ
は直ちに、出力バッファ205に供給される。
【0041】出力バッファ205も、入力バッファ20
2と同様にして、ハンドシェークを行って、画像圧縮部
203からの画像データ(圧縮画像データ)を画像バス
I/F201に供給する。画像バスI/F201は、出
力バッファ205からの画像データを、RAM112又
は画像バス120上の各デバイスに対して転送する。
【0042】上述のような一連の処理は、CPU111
から画像バスI/F201に対して、画像データ転送の
許可が与えられている間(必要なべ一ジ数分の処理が終
わるまで)、又は圧縮時のエラー発生等により画像圧縮
部203から停止要求が発行されるまで、繰り返し行わ
れる。
【0043】尚、上述の画像圧縮処理部126は、画像
データの圧縮処理を行うものとしたが、圧縮されている
画像データの伸張処理も行えるようになされている。
【0044】[画像回転処理部125]画像回転処理部
125は、図7に示すように、画像回転部212と、画
像回転部212に接続されたRAM213とを備えてお
り、画像回転部212が、画像バスI/F211に接続
された構成としている。
【0045】画像バスI/F211は、画像バス120
と接続されており、そのパスアクセスシーケンスを制御
する機能と、画像回転部212に対するモード設定等を
行うための制御や、画像回転部212に対して画像デー
タを転送するためのタイミング制御を行う機能とを有し
ている。
【0046】画像回転部212は、次のようにして、画
像バスI/F211からの画像データに対して画像回転
処理を行う。
【0047】先ず、画像バス120を介して、CPU1
11から画像バスI/F211に対して、画像回転制御
のための設定が行われる。この設定により、画像バスI
/F211は、画像回転部212に対して、画像回転処
理に必要な設定、例えば、画像サイズや回転方向、角度
等の設定を行う。このようにな設定が行われた後に、再
度CPU111から画像バスI/F211に対して、画
像データ転送の許可が与えられる。この許可に従って、
画像バスI/F211は、RAM204、又は画像バス
120上の各デバイスから転送されてくる画像データを
受信する。
【0048】ここで、転送される画像データを、例え
ば、2値画像の32bitデータとし、画像回転部21
2での画像回転処理を、32×32bitのブロックサ
イズ単位で行い、画像バス120に対する転送を、32
bit単位で行うものとする。このような場合、図8に
示すように、画像バスI/F211から画像回転部21
2に対して、32bitデータのデータ転送が32回
(32line分)行われ、且つ不連続なアドレスから
のデータ転送が行われることで(不連続アドレッシン
グ)、画像回転部212では、画像回転処理を行う1ブ
ロック分のデータB X が得られることになる。
【0049】画像回転部212は、画像バスI/F21
1から不連続アドレッシングにより転送されてきた画像
データを、図9に示すように、読み出し時に所望の角度
に回転されるように、RAM213に書き込む。具体的
には例えば、90度反時計方向回転であれば、最初に転
送されてきた32bitデータを、Y方向(Y directio
n )に書き込んでいく。したがって、RAM213から
32bitデータを順次読み出す際には、X方向(X di
rection )に読み出すようにすれば、画像が回転される
ことになる。このようにして、32×32bit単位の
RAM213へのデータ書込が完了(画像回転完了)し
た後、画像回転部212は、RAM213から上記の読
み出し方法で画像データを読み出し、画像バス1/F2
11に対して転送する。
【0050】画像バスI/F211は、画像回転部21
2からの画像データを、連続アドレッシングを以て、R
AM112又は画像バス120上の各デバイスに対して
転送する。
【0051】上述のような一連の処理は、CPU111
から画像バスI/F211に対して、画像データ転送の
許可が与えられている間(必要なべ一ジ数分の処理が終
わるまで)まで、繰り返し行われる。
【0052】[デバイスI/F122]デバイスI/F
122は、図10に示すように、スキャナ133の出力
が各々に供給されるシリアルパラレル・パラレルシリア
ル変換処理部(以下、単に「変換処理部」と言う)22
3及びスキャンバッファ222と、プリンタ134の出
力が各々に供給されるシリアルパラレル・パラレルシリ
アル変換処理部(以下、単に「変換処理部」と言う)2
24及びプリントバッファ225とを備えており、変換
処理部223及び224が、画像バスI/F221に接
続された構成としている。また、スキャン133の出力
は、スキャンバッファ222、変換処理部223を順次
介して画像バスI/F221に供給され、プリンタ13
4には、画像バスI/F221の出力が、変換処理部2
24、プリントバッファ225を順次介して供給される
ようになされている。
【0053】画像バスI/F221は、画像バス120
と接続されており、そのパスアクセスシーケンスを制御
する機能と、デバイスI/F122内の各部(デバイ
ス)の制御及びタイミングを発生する機能と、外部のス
キャナ133及びプリンタ134に対して制御信号を発
生する機能とを有している。
【0054】スキャンバッファ222は、スキャナ13
3から送られてくる画像データを一旦保存し、画像バス
120に同期して該画像データを出力する。変換処理部
223は、スキャンバッファ222から出力される画像
データを、所定の順番に並べ、或いは分解して、画像バ
ス120に対して転送できる画像データのデータ幅に変
換する。
【0055】変換処理部224は、画像バス120から
転送されてきた画像データを分解、、或いは所定の順番
に並べて、プリントバッファ225に保存できる画像デ
ータのデータ幅に変換する。プリントバッファ225
は、変換処理部224にて変換処理された画像データを
一旦保存し、それをプリンタ134に同期して出力す
る。
【0056】上述のようなデバイスI/F122におけ
る、スキャナ133での画像スキャン時の動作は、次の
ようになる。
【0057】先ず、スキャンバッファ222は、スキャ
ナ133から送られてくる画像データを、スキャナ13
3から出力されるタイミング信号に同期して、一旦保存
する。
【0058】このとき、例えば、画像バス120として
PCIバスが用いられていた場合、スキャンバッファ2
22内に画像データが32bit以上保存されたとき
に、該画像データを先入れ先出しで32bit分、変換
処理部223に供給される。変換処理部223は、その
32bit分の画像データを、上述したような変換処理
により、32bitの画像データへ変換し、それを画像
バスI/F221を介して、画像バス120上に転送す
る。
【0059】一方、画像バス120としてIEEE13
94バスが用いられていた場合、スキャンバッファ22
2に保存された画像データは、先入れ先出しで変換処理
部223に供給される。変換処理部223は、その画像
データを、上述したような変換処理により、シリアルデ
ータへ変換し、それを画像バスI/F221を介して、
画像バス120上に転送する。
【0060】また、上述のようなデバイスI/F122
における、プリンタ134での画像プリント時の動作
は、次のようになる。
【0061】例えば、画像バス120としてPCIバス
が用いられていた場合、画像バス120から画像バスI
/F221に対しては、32bitの画像データが転送
される。画像バスI/F221は、その画像データを受
信して変換処理部224に供給する。変換処理部224
は、画像バスI/F221からの画像データを、上述し
たような変換処理により、プリンタ134の入力データ
ビット数に対応した画像データに変換し、それをプリン
トバッファ225に一旦保存する。
【0062】一方、画像バス120としてIEEE13
94バスが用いられていた場合、画像バス120から画
像バスI/F221に対しては、シリアルの画像データ
が転送される。画像バスI/F221は、その画像デー
タを受信して変換処理部224に供給する。変換処理部
224は、画像バスI/F221からの画像データを、
上述したような変換処理により、プリンタ134の入力
データビット数に対応した画像データに変換し、それを
プリントバッファ225に一旦保存する。
【0063】上述のようにしてプリントバッファ225
に保存された画像データは、プリンタ131から出力さ
れるタイミング信号に同期して、先入れ先出しでプリン
タ131に供給される。
【0064】以上が、画像処理装置100の主な構成部
のハードウェア構成についての説明である。つぎに、画
像処理装置100のソフトウェア構成について説明す
る。
【0065】[システム全体構成]図11は、ネットワ
ークシステム全体の中での画像処理装置100の位置付
けを示したものである。
【0066】画像処理装置100は、上述したように、
スキャナ133とプリンタ134を備えており、スキャ
ナ133により読み込んだ画像データを、LAN128
上に転送したり、LAN120を介して受信した画像デ
ータを、プリンタ134によりプリントアウトすること
が可能である。また、画像処理装置100は、スキャナ
133により読み込んだ画像データを、ファクシミリ
(FAX)送信手段(図示せず)により、PSTN又は
ISDN231を介して、FAX装置231に対して送
信したり、PSTN又はISDN231を介して受信し
た画像データを、プリンタ134により、プリントアウ
トすることも可能なようになされている。
【0067】LAN128上には、画像処理装置100
の他、データベースサーバ232、データベースクライ
アント233、電子メールクライアント234、電子メ
ールサーバ235、WWW(World Wide Web Browser)
サーバ236、DNS(Domain Name System)サーバ2
37、プリンタ238、及びルータ245が配置されて
いる。また、ルータ245には、インターネット/イン
トラネット243を介して、画像処理装置100と同様
の構成の画像処理装置100’、データベースサーバ2
40、WWWサーバ241、及び電子メールサーバ24
2が接続されている。
【0068】データベースサーバ232は、画像処理装
置100(具体的にはスキャナ133)にて読み込まれ
た画像データ(2値画像及び多値画像のデータ)をデー
タベースとして管理する。データベースクライアント2
33は、データベースサーバ232のクライアントであ
り、データベースサーバ232で管理されている画像デ
ータを、閲覧及び検索等できるようになされている。
【0069】電子メールサーバ235は、画像処理装置
100(具体的にはスキャナ133)にて読み込まれた
画像データを、電子メールの添付情報として受け取るこ
とができるようになされている。電子メールクライアン
ト234は、電子メールサーバ235のクライアントで
あり、電子メールサーバ235が受け取ったメールを受
信して閲覧したり、該電子メールを送信したりすること
が可能なようになされている。
【0070】WWWサーバ236は、HTML(Hyper
Text Markup Language)文書を、LAN128に提供す
るものであり、このWWWサーバ236により提供され
たHTML文書は、画像処理装置100(具体的にはプ
リンタ134)にてプリントアウトできるようになされ
ている。
【0071】ルータ245は、LAN128を、インタ
ーネット/イントラネット243と連結するためのもの
である。このルータ245と、インターネット/イント
ラネット243を介して接続されている画像処理装置1
00’、データベースサーバ240、WWWサーバ24
1、及び電子メールサーバ242は各々、上述の画像処
理装置100、データベースサーバ232、WWWサー
バ236、及び電子メールサーバ235と同様の機能を
有する。
【0072】画像処理装置100は、上述のFAX装置
231と送受信可能になっていると共に、LAN128
上のプリンタ238とも送受信可能になっている。した
がって、画像処理装置100は、本装置で読み込んだ画
像データを、プリンタ238でもプリントアウトするこ
とができるようになされている。
【0073】[ソフトウェアブロック全体構成]図12
は、ソフトウェアにより実施される画像処理装置100
の機能(モジュール)を、ブロック図で示したものであ
る。
【0074】ユーザインターフェース(UI)モジュー
ル251は、ユーザインターフェイスを司るものであ
り、本装置のオペレータが操作部132により、本装置
に対して各種操作及び設定を行う際、本装置との仲介を
行うモジュールである。このUIモジュール251は、
操作部132での操作(オペレータからの指示)に従っ
て、後述するの各種モジュールに対して、その入力情報
を転送し、処理の依頼やデータの設定等を行う。データ
ベースモジュール252は、アドレスブック(Address
Book)、すなわちデータの送付先や通信先等を管理する
モジュールである。このデータベースモジュール252
で管理されるアドレスブックは、UIモジュール251
により、そのデータの追加、削除、及び取得が行われ
る。そして、UIモジュール251にて、操作部132
での操作に従って、後述する各種モジュールに対して、
データの送付先や通信先の情報を与える際に使用され
る。
【0075】Webサーバ(Web Server)モジュール2
53は、Webクライアント(図示せず)からの要求に
より、本装置の管理情報を通知するために使用される
(Device Management,Accounting)。管理情報は、後述
するコントロールAPIモジュール268により読み取
られ、後述するHTTP通信モジュール262、TCP
/IP通信モジュール266、ネットワークドライバ2
67を介して、Webクライアントに通知される。
【0076】データ配信(Universal Send)モジュール
254は、データの配信を司るモジュールであり、UI
モジュール251により、オペレータから指示されたデ
ータを、同様に指示された通信(出力)先に配布(配
信)するものである。また、オペレータにより、本装置
のスキャナ133(スキャナ機能)を使用して、配布デ
ータの生成が指示された場合、データ配信モジュール2
54は、後述するコントロールAPIモジュール268
により、本装置を動作させて配信データの生成を行う。
【0077】プリンタ(P550)モジュール255
は、データ配信モジュール254内で出力先としてプリ
ンタ(プリンタ238等)が指定された際に実行される
モジュールである。電子メール(E−Mail)モジュ
ール256は、データ配信モジュール254内で通信先
としてE−Mailアドレスが指定された際に実行され
るモジュールである。データベース(DB)モジュール
257は、データ配信モジュール254内で出力先とし
てデータベース(データベースサーバ232)が指定さ
れた際に実行されるモジュールである。DPモジュール
258は、データ配信モジュール254内で出力先に本
装置と同様の装置(画像処理装置100’)が指定され
た際に実行されるモジュールである。
【0078】リモートコピースキャン(Remote Copy Sc
an)モジュール259は、本装置のスキャナ133(ス
キャナ機能)を使用し、ネットワーク等で接続された他
の装置(画像処理装置100’)を出力先とし、本装置
単体で実現しているコピー機能と同等の処理を行うモジ
ュールである。リモートコピープリント(Remote Copy
Print )モジュール260は、本装置のプリンタ134
(プリンタ機能)を使用し、ネットワーク等で接続され
た他の装置(画像処理装置100’)を入力先とし、本
装置単体で実現しているコピー機能と同等の処理を行う
モジュールである。
【0079】Webプリント(Web Pull Print)モジュ
ール261は、インターネット又はインドラネット上の
各種ホームページの情報を読み出し、印刷するモジュー
ルである。
【0080】HTTP通信モジュール262は、本装置
がHTTPにより通信する際に使用されるモジュールで
あり、後述するTCP/IP通信モジュール266によ
り、上述したWebサーバモジュール253、Webプ
リントモジュール261に通信を提供する。LPR(Li
ne Printer Daemon )モジュール263は、後述するT
CP/IP通信モジュール266により、上述したデー
タ配信モジュール254内のプリンタモジュール255
に通信を提供するものである。SMTP(Simple Mail
Transfer Protocol )モジュール264は、後述するT
CP/IP通信モジュール266により、上述したデー
タ配信モジュール254内のE−Mailモジュール2
56に通信を提供するものである。SLM("Salutatio
n-Manager" OR "Smart Link Manager"))モジュール2
65は、後述するTCP/IP通信モジュール266に
より、上述したデータ配信モジュール254内のDBモ
ジュール257及びDPモジュール258と、リモート
コピースキャンモジュール259及びリモートスキャン
プリントモジュール260に通信を提供するものであ
る。
【0081】TCP/IP通信モジュール266は、上
述の各種モジュールに対して、後述するネットワークド
ライバ267よりネットワーク通信を提供するものであ
る。ネットワークドライバ(Network Driver)267
は、ネットワークに物理的に接続される部分を制御する
ものである。
【0082】コントロールAPI(Controll API)モジ
ュール268は、データ配信モジュール254等の上流
モジュールに対して、後述するジョブマネージャモジュ
ール269等の下流モジュールとのインターフェイスを
提供して、上流及び下流のモジュール間の依存関係を軽
減しそれぞれの流用性を高めるものである。
【0083】ジョブマネージャ(Job Manager )モジュ
ール269は、上述の各種モジュールより、コントロー
ルAPIモジュール268を介して指示される処理を解
釈し、後述する各モジュールに指示を与えるものであ
る。また、ジョブマネージャモジュール269は、本装
置内で実行されるハード的な処理を一元管理するもので
ある。
【0084】圧縮/伸張マネージャ(CODEC Manager )
モジュール270は、ジョブマネージャモジュール26
9が指示する処理の中で、データの各種圧縮及び伸張を
管理及び制御するものである。FBE圧縮部(FBE enco
der )271は、ジョブマネージャモジュール269、
スキャナマネージャモジュール274により実行される
スキャン処理により読み込まれたデータを、FBEフォ
ーマットに従って圧縮するものである。JPEG圧縮/
伸張部(JPEG CODEC)272は、ジョブマネージャモジ
ュール269、スキャナマネージャモジュール274に
より実行されるスキャン処理、及び後述するプリンタマ
ネージャモジュール276により実行される印刷処理に
おいて、読み込まれたデータのJPEG方式に従った圧
縮、及び印刷データのJPEG方式に従った展開(伸
張)処理を行うものである。MMR圧縮/伸張部(MMR
CODEC )273は、ジョブマネージャモジュール26
9、スキャナマネージャモジュール274により実行さ
れるスキャン処理、及び後述するプリンタマネージャモ
ジュール276により実行される印刷処理において、読
み込まれたデータのMMR方式に従った圧縮、及び印刷
データのMMR方式に従った展開(伸張)処理を行うも
のである。
【0085】スキャナマネージャ(Scanner Manager )
モジュール274は、ジョブマネージャモジュール26
9が指示するスキャン処理を管理及び制御するものであ
る。SCSIドライバ275は、スキャナマネージャモ
ジュール274と本装置が内部的に接続しているスキャ
ナ133(スキャナ部)との通信を行うものである。
【0086】プリンタマネージャ(Printer Manager )
モジュール276は、ジョブマネージャモジュール26
9が指示する印刷処理を管理及び制御するものである。
I/F(Engine I/F) ドライバ277は、プリンタマネ
ージャモジュール276とプリンタ134(プリンタ
部)のI/Fを提供するものである。
【0087】パラレル(Parallel)ポートドライバ27
8は、Webプリントモジュール261がパラレルポー
トを介して出力機器(図示せず)にデータを出力する際
のI/Fを提供するものである。
【0088】[アプリケーション]図13は、画像処理
装置100に組み込まれている各種アプリケーション、
特に、データ配信に関するアプリケーションを示したも
のである。
【0089】アプリケーション281(UI)は、上記図
3を用いて説明した操作部132のアプリケーションで
ある。アプリケーション282(Remote Copy )は、リ
モートコピーの送信側(上記図12のリモートコピース
キャンモジュール259)のアプリケーションである。
アプリケーション283(Universal Send)は、同時配
信の送信側(上記図12のデータ配信モジュール25
4)のアプリケーションである。アプリケーション28
4(Web Pull Print)は、上記図12のWebプリント
モジュール261のアプリケーションである。アプリケ
ーション285(Web Server)は、上記図12のWeb
サーバモジュール253のアプリケーションである。ア
プリケーション286(Remote Print(Copy) Device )
は、リモートコピーの受信側(プリント側、上記図12
のリモートコピープリントモジュール260)のアプリ
ケーションである。アプリケーション287(LBP )
は、上記の送信側のアプリケーション283によって同
時配信で送信されてきたイメージデータを汎用プリンタ
で受信しプリントアウトするためのアプリケーションで
ある。アプリケーション288(Remote Print Device
)は、リモートプリントの受信側(プリント側、上記
図12の上記図12のリモートコピープリントモジュー
ル260)のアプリケーションである。アプリケーショ
ン289(Notes Server)は、上記の送信側のアプリケ
ーション283によって同時配信で送信されてきたイメ
ージデータをNotesサーバで受信して、データベー
スに格納するためのアプリケーションである。アプリケ
ーション290(Original Image DB Server1 )は、上
記の送信側のアプリケーション283によって同時配信
で送信されてきた2値のイメージデータを受信して、デ
ータベースに格納するためのアプリケーションである。
アプリケーション291(Mail Server )は、上記の送
信側のアプリケーション283によって同時配信で送信
されてきたイメージデータをMailサーバで受信し
て、ファイルに格納するためのアプリケーションであ
る。アプリケーション292(Original Image DB Serv
er2 )は、上記の送信側のアプリケーション283によ
って同時配信で送信されてきた多値のイメージデータを
受信して、データベースに格納するためのアプリケーシ
ョンである。アプリケーション293(Web SerVer)
は、情報コンテンツを含んだ、Webサーバのアプリケ
ーションである。
【0090】尚、上記図13中の”294”(Web Brow
ser )は、上述のアプリケーション285(上記図12
のWebサーバモジュール253)におけるWebサー
バ等にアクセスするようになされたWebブラウザを示
す。
【0091】上述のような各種アプリケーション281
〜293において、主なアプリケーションについての詳
細を、以下に説明する。
【0092】〈アプリケーション281(UI)〉UI
(ユーザインターフェース)及びアドレスブック252
については、上述した通りであるが、ここでは、UIモ
ジュール251(上記図12参照)によりデータの追
加、削除、及び取得が行われるアドレスブック252に
ついて、さらに具体的に説明する。アドレスブック25
2は、画像処理装置100内に設けられた不揮発性の記
憶メモリ(不揮発性メモリやハードディスク等)に保存
されており、その内容は、ネットワークに接続された各
種機器の特徴の情報としている。例えば、が記載されて
いる。例えば、以下に列挙するようなものが含まれてい ・機器の正式名やエイリアス名 ・機器のネットワークアドレス ・検器の処理可能なネットワークプロトコル ・機器の処理可能なドキュメントフォーマット ・機器の処理可能な圧縮方式(タイプ) ・機器の処理可能なイメージ解像度 ・対象機器がプリンタである場合、その給紙可能な紙サ
イズや給紙段情報 ・対象機器がサーバ(コンピュータ)である場合、その
ドキュメントを格納可能なフォルダ名 等である。アドレスブック252に格納されている各種
情報により、配信先の特徴を判別することが可能となる
アプリケーションとしては、 ・アプリケーション282(Remote Copy ) ・アプリケーション283(Universal Send) ・アプリケーション284(Web Pull Print) ・アプリケーション285(Web Server) である。また、アドレスブック252は、上述したよう
に、編集可能であると共に、直接参照することも可能で
ある。さらに、アドレスブック252に格納される情報
として、ネットワーク上のサーバ側のコンピュータ等に
保存されているデータをダウンロードして使用すること
が可能である。
【0093】〈アプリケーション282(Remote Copy
)〉アプリケーション282は、先ず、配信先に指定
された機器(プリンタ283等)の処理可能な解像度情
報を、アドレスブック252により判別する。その判別
結果に従って、スキャナ133により読み込んだ画像デ
ータ(2値画像データ)を、MMR方式の圧縮処理によ
り圧縮する。そして、その圧縮した画像データを、TI
FF(Tagged Image File Format)に従ってフォーマッ
ト化し、SLMモジュール265により、ネットワーク
上のプリンタ(プリンタ283等)に対して送信する。
尚、”SLM”とは、”Salutation Manager”、或い
は、”Smart Link Manager”と呼ばれる機器制御情報等
を含むネットワークプロトコルの一種である。
【0094】〈アプリケーション283(Universal Se
nd)〉アプリケーション283では、上述のアプリケー
ション282(Remote Copy)とは異なり、スキャナ1
33での一度の画像走査で、それにより得られた画像デ
ータを、複数の配信宛先に画像を同時に送信することが
可能である。また、配信先についても、プリンタにとど
まらず、所謂サーバ側のコンピュータ等にも直接配信可
能である。以下に、配信先の機器の種類に従った配信処
理の一例を説明する。
【0095】配信先の機器が、ネットワークプリンタプ
ロトコルであるLPD(Line Printer Daemon )、及び
プリンタ制御コマンドとしてLIPSを処理可能である
と、アドレスブック252より判別した場合、先ず、配
信先に指定された機器の処理可能な解像度情報を、アド
レスブック252により判別する。その判別結果に従っ
て、スキャナ133により読み込んだ画像データを、F
BE(First Binari Encoding )方式の圧縮処理により
圧縮する。さらに、その圧縮した画像データを、LIP
Sコード化する。そして、その圧縮しコード化した画像
データを、LPRモジュール263(ネットワークプリ
ンタプロトコルであるLPR)により、配信先に対して
送信する。
【0096】配信先の機器が、上述のSLMで通信可能
であるサーバ側の機器であると、アドレスブック252
より判別した場合、アドレスブック252により、サー
バアドレス及びサーバ内のフォルダの指定を判別し、上
述のアプリケーション282(Remote Copy )と同様
に、スキャナ133により読み込んだ画像データ(2値
画像データ)を、MMR方式の圧縮処理により圧縮す
る。そして、その圧縮した画像データを、TIFF(Ta
gged Image File Format)に従ってフォーマット化し、
SLMモジュール265により、ネットワーク上のサー
バ側の機器の特定のフォルダに格納する。
【0097】配信先の機器が、JPEG方式によって圧
縮された画像データ(多値画像データ)を処理可能であ
るサーバ側の機器であると、アドレスブック252より
判別した場合、アドレスブック252により、サーバア
ドレス及びサーバ内のフォルダの指定を判別し、上述の
2値画像データの場合と同様に、スキャナ133により
読み込んだ画像データ(多値画像データ)を、JPEG
方式の圧縮処理により圧縮する。そして、その圧縮した
画像データを、JFIFに従ってフォーマット化し、S
LMモジュール265により、ネットワーク上のサーバ
側の機器の特定のフォルダに格納する。
【0098】配信先の機器が、E−Mailサーバ側の
機器であると、アドレスブック252より判別した場
合、アドレスブック252により、メールアドレスを判
別し、スキャナ133により読み込んだ画像データ(2
値画像データ)を、MMR方式の圧縮処理により圧縮す
る。そして、その圧縮した画像データを、TIFFに従
ってフォーマット化し、SMTPモジュール264によ
り、E−Mailサーバ側に対して送信する。その後の
E−Mailサーバ側での送信は、アプリケーション2
91(Mail Server )によって行われる。
【0099】以上が、画像処理装置100のソフトウェ
ア構成についての説明である。つぎに、画像処理装置1
00において、操作部132のLCD表示部171にお
ける画面構成、該画面上での操作、それにより実行され
る処理について説明する。
【0100】[操作画面]画像処理装置100が提供す
る機能は、コピー機能(Copy)、転送機能(Send)、印
刷機能(Retrieve)、タスク機能(Tasks )、情報管理
機能(Management)、及び設定機能(Configuration )
の6つの大きなカテゴリに分かれており、これらの機能
は、図14に示すような操作画面301上の上部に表示
される6つのメインタブ”COPY”(302)、”S
END”(303)、”RETRIEVE”(30
4)、”TASKS”(305)、”MGMT”(30
6)、”CONFIG”(307)対応している。した
がって、ユーザは、これらのメインタブ302〜307
の中から、実行したい機能に対応するメインタブを選択
し、押下することで、操作画面301から、対応するカ
テゴリの画面への切り替えが行われる。このとき、他カ
テゴリの画面への切り換えが許可されない場合、すなわ
ち他の機能の実行を許可されない場合、図示していない
が、各メインタブ302〜307の表示色が変わり、ど
のメインタブを押下しても反応しないようになされてい
る。
【0101】コピー機能”COPY”は、本装置が備え
ているスキャナ133と、プリンタ134とを使用し
て、通常の、原稿上の情報(以下、「ドキュメント情
報」と言う)の複写を行う機能と、スキャナ133と、
ネットワーク上のプリンタ238(リモートプリンタ)
とを使用して、ドキュメント情報の複写を行う機能(以
下、「リモートコピー機能」とも言う)とを含む。転送
機能”SEND”は、本装置が備えているスキャナ13
3により読み込んだドキュメント情報を、電子メールサ
ーバ235、プリンタ238、FAX装置231、ファ
イル転送(FTP)、及びデータベースサーバ232に
対して転送する。このとき、宛先を複数指定することが
可能である。印刷機能”RETRIEVE”は、外部に
あるドキュメント情報を取得して、本装置が備えている
プリンタ134によりプリントアウトする。上記ドキュ
メント情報を取得する手段としては、WWW、電子メー
ル、ファイル転送、及びFAX装置231の使用が可能
である。タスク機能”TASKS”は、FAX装置23
1やインターネット等を介して外部から送られてくるド
キュメント情報を自動処理し、定期的に上記の印刷機能
を実行するためのタスクの生成及び管理を行う。情報管
理機能”MGMT”は、ジョブ・アドレース帳、ブック
マーク、及びドキュメント・アカウント情報等の管理を
行う。設定機能”CONFIG”は、本装置に関しての
設定(ネットワークや時計等)を行う。
【0102】[ID入力画面]本装置の電源投入直後及
びIDキー押下時に、図15に示すようなID入力画面
311が表示される。このID入力画面311は、ID
入力部312、パスワード入力部313、テンキー部3
14、及びOKボタン315からなる。先ず、ユーザ
は、テンキー314を用いて、ユーザID及びパスワー
ドをID入力部312及びパスワード入力部313に正
しく入力し、OKボタン315を押下する。これによ
り、上記図14の操作画面301が表示され、この画面
での操作が可能となる。尚、ID入力部312とパスワ
ード入力部313の切り換えは、入力を行いたい領域
を、直接押下することで切り換えることができるように
なされている。
【0103】[COPY画面]図16は、上述のメイン
タブの”COPY”302を押下した時に表示される、
COPYメイン画面321を示したものである。COP
Yメイン画面321は、プリンタ選択ボタン324、プ
リンタ表示部323、イメージクオリティ(Image Qual
ity )選択ボタン326、イメージクオリティ表示部3
25、コピーパラメータ表示部322、拡大縮小設定ボ
タン327及び328、紙選択ボタン329、ソータ設
定ボタン331、両面コピー設定ボタン333、濃度イ
ンジケータ及び濃度設定ボタン330、及びテンキー部
335を含んでなる。
【0104】例えば、プリンタ選択ボタン324を押下
すれば、図17に示すように、使用可能なプリンタ(本
装置が備えているプリンタ134及びネットワーク上の
プリンタ238)名の一覧341がプルダウン表示され
る。このプリンタ名一覧341の中から所望するプリン
タを選択すれば、プリンタ名一覧341が消え、上記図
16に示すように、プリンタ表示部323には、その選
択したプリンタ名が表示される。また、イメージクオリ
ティ設定ボタン326を押下すれば、図18に示すよう
に、イメージクオリティ一覧342がプルダウン表示さ
れる。このイメージクオリティ一覧342の中から所望
するイメージクオリティを選択すれば、イメージクオリ
ティ一覧342が消え、上記図16に示すように、イメ
ージクオリティ表示部325には、その選択したイメー
ジクオリティが表示される。また、拡大縮小設定ボタン
327及び328、紙選択ボタン329、ソータ設定ボ
タン331、及び両面コピー設定ボタン333を、必要
に応じて押下すれば、各々に対応したサブ画面が表示さ
れる。すなわち、拡大縮小設定ボタン327及び328
を押下すると、図19に示すような拡大縮小設定画面3
43が表示され、紙選択ボタン329を押下すると、図
20に示すような紙選択サブ画面344が表示され、ソ
ータ設定ボタン331を押下すると、図21に示すよう
なソータ設定サブ画面345が表示され、両面コピー設
定ボタン333を押下すると、図22に示すような両面
コピー設定サブ画面346が表示される。そして、表示
されたサブ画面にて、各々の設定を行う。また、濃度イ
ンジケータ及び濃度設定ボタン330を押下すること
で、濃度設定が行える。
【0105】上述のようにして、ユーザは各種パラメー
タの設定を行い、その後、上記図16のCOPYメイン
画面321にて、スタートボタン339を押下する。こ
れにより、スキャナ133が動作し、ドキュメント情報
の読み込みが行われる。そして、そのドキュメント情報
が選択されているプリンタに対して送信され、該プリン
タからは、上記図16のCOPYメイン画面321に表
示されている各種設定に従った複写物が出力される。
【0106】[SEND画面]図23は、上述のメイン
タブの”SEND”303を押下した時に表示される、
SENDメイン画面351を示したものである。SEN
Dメイン画面351は、宛先表示部352、詳細宛先数
表示部353、宛先スクロールボタン354、アドレス
ブック(”AddBook ”)ボタン358、ニュー(”New
”)ボタン359、エディット(”Edit”)ボタン3
60、デリート(”Delete”)ボタン361、サブジェ
クト(Subject )入力部355、メッセージ(Message
)入力部356、ファイルネーム(File Name )入力
部357、カバーページチェック(Cover Page)ボタン
362、HDチェック(Put Into HD)ボタン363、
プリントアウトチェック(Print Out )ボタン364、
及びスキャナチェック(Scan Setting)ボタン365を
含んでなる。
【0107】リセットを含む初期化時には、図24に示
すようなSEND初期画面371が表示される。このS
END初期画面371では、宛先表示部352には1つ
の宛先も表示されず、操作説明内容が表示される。詳細
は後述するが、アドレスブックボタン358を押下すれ
ば、上記図23に示したように、宛先表示部352には
入力された宛先の一覧が表示される。また、これも詳細
は後述するが、ニューボタン358を押下すれば、新た
な宛先の追加が可能となる。この新たな宛先は、順次末
尾に追加される。詳細宛先数表示部353には、現在設
定されている宛先数が表示される。現在設定されている
宛先の、ある宛先を削除したい場合、宛先表示部352
に表示されている宛先から削除したい選択した後、デリ
ートボタン361を押下すればよい。これにより、選択
した宛先は削除される。サブジェクト入力部355、メ
ッセージ入力部356、及びファイルネーム入力部35
7については、入力を行いたい押下することで、図25
に示すようなフルキーボード381が表示され、その入
力が可能となる。
【0108】上述のようにして、ユーザは、宛先の設定
や、該宛先に対するメッセージの入力、送信方法の指定
等を行い、その後、上記図23のSENDメイン画面3
51にて、スタートボタン366を押下する。これによ
り、スキャナ133が動作し、ドキュメント情報の読み
込みが行われる。そして、そのドキュメント情報が、選
択されている宛先に対して指定された送信方法で送信さ
れる。
【0109】[アドレスブックサブ画面]上記図23の
SENDメイン画面351において、アドレスブックボ
タン358を押下すると、図26に示すようなアドレス
ブックサブ画面391が表示される。
【0110】このアドレスブックサブ画面391におい
て、アドレス帳表示部392で選択マーク393が付け
られた宛先は、OKボタン399を押下することで、S
ENDメイン画面351の宛先表示部352に追加され
る。アドレス帳表示部391の宛先(項目)表示は、ソ
ート項目設定ボタン395〜397を押下することで、
クラス別、名前昇順、名前降順にソートされる。項目選
択件数表示部398には、選択マーク393が付けられ
た宛先数が表示される。
【0111】また、アドレス帳表示部391に表示され
ている項目の中の1つの項目を選択した状態で、詳細情
報(Detail)ボタン398を押下すれば、図27に示す
ような詳細情報サブ画面401が表示される。この詳細
情報画面401には、選択された項目の情報として、上
述したアドレスブック252から得られる全ての情報が
表示される。
【0112】上述のようなアドレスブックサブ画面39
1をクローズしたい場合は、0Kボタン399又はキャ
ンセルボタン398を押下すればよい。これにより、ア
ドレスブックサブ画面391はクローズされ、SEND
メイン画面351が表示される。
【0113】[サーチサブ画面]上記図26のアドレス
ブックサブ画面391において、サーチ(Search)ボタ
ン395を押下すると、図28に示すようなサーチサブ
画面(アドレス検索画面)411が表示される。このサ
ーチサブ画面411は、アドレスブック252(ローカ
ルアドレス帳)や、外部にあるアドレスサーバから宛先
を検索するためのものであり、その画面上部は、検索条
件設定部分である。
【0114】検索対象クラス設定ボタン417を押下す
れば、図29に示すように、検索対象クラスー覧431
が表示される。この一覧431の中から所望する検索対
象クラスを選択したものが、検索対象クラス表示部41
6に表示される。検索対象属性設定ボタン419を押下
すれば、図30に示すように、検索対象属性一覧441
が表示される。この一覧441に表示される属性は、検
索対象クラス表示部416に表示されている検索対象ク
ラスによって次のように変化する。 Common Name ・Address ・Country (クラス:Person) Common Name ・Owner ・Locatin ・Model ・Type・Reso
lution・Color ・Finisher(クラス:Printer ) CommonName・Member(クラス:Group ) すべての属性(クラス:Everything) 検索対象条件設定ボタン421を押下すれば、図31に
示すように、検索対象条件一覧451が表示される。そ
の一覧の中から所望する条件を選択したものが、検索対
象条件表示部420に表示される。検索対象アドレスブ
ック設定ボタン424を押下すれば、図32に示すよう
に、検索対象アドレスブックの一覧461が表示され
る。その一覧461の中から所望するアドレスブックを
選択したものが、検索対象アドレスブック表示部423
に表示される。したがって、検索対象クラス表示部41
6、検索対象属性表示部418、検索対象条件表示部4
20、及び検索対象アドレスブック表示部423には、
現在選択されている各種検索条件が表示されることにな
る。
【0115】検索対象属性値入力部422を押下すれ
ば、上記図25に示したようなフルキーボード381が
表示される。このフルキーボード381により、値を入
力することが可能となる。
【0116】検索実行(Do Search )ボタン425押下
すれば、上述のようにして選択設定した各種検索条件に
従って検索が行われる。この検索結果は、図33の画面
471に示すように、検索結果表示部412に表示さ
れ、その件数が検索結果件数表示部415に表示され
る。検索結果表示部412において、表示されている検
索結果の項目のうち、ある1つを選択した状態で詳細情
報(Detail)ボタン426を押下すれば、上記図27に
示したような、その選択した項目に対する詳細情報サブ
画面401が表示される。また、表示されている検索結
果の項目のうち、宛先に追加したいものがあれば、上記
図33に示すように、その項目に選択マークを付加し
て、OKボタン428を押下すれば、サーチサブ画面4
71(411)がクローズされ、上記図23のSEND
メイン画面351に戻り、選択マークが付加されていた
項目が宛先に追加される。一方、キャンセルボタン42
7を押下した場合は、サーチサブ画面471(411)
がクローズされ、上記図23のSENDメイン画面35
1に戻るが、宛先に変化はない。
【0117】[詳細宛先サブ画面]上記図23のSEN
Dメイン画面351において、ニューボタン359を押
下すると、図34に示すような詳細宛先(New )画面4
81が表示される。この詳細宛先(New )画面481に
て、新しい宛先の設定が可能となる。
【0118】この詳細宛先(New )画面481におい
て、先ず、送信方法(電子メール、ファックス、プリン
タ、ETP)に対応した送信方法選択ボタン482〜4
85を押下することで、新たな宛先への送信方法を選択
する。そして、送信方法選択ボタン482〜485に対
応した詳細宛先入力部486〜489を押下すれば、図
35に示すようなテンキーボード501、又は上記図2
5に示したようなフルキーボード381が表示され、詳
細な宛先の入力が可能となる。尚、詳細宛先入力部48
7(ファックスに対応)の押下時には、テンキーボード
501が表示され、その他の詳細宛先入力部486、4
88、489の押下時には、フルキーボード381が表
示される。
【0119】送信方法選択ボタン482〜485に対応
したボタン490〜493は、各々の送信方法の送信オ
プションを行うためのものである。
【0120】また、上記図23のSENDメイン画面3
51において、”Person”のクラスの宛先が選択した状
態で、エディットボタン360を押下すれば、図36に
示すようなクラス詳細宛先(Person)画面511が表示
される。このクラス詳細宛先(Person)画面511にお
いて、上述した詳細宛先入力部486〜489(上記図
34参照)に対応した表示部512〜515に、選択さ
れた宛先の詳細が表示され、詳細宛先入力部486〜4
89への入力と同様にして、上記図35に示したような
テンキーボード501、又は上記図25に示したような
フルキーボード381により、宛先の編集が可能とな
る。
【0121】また、上記図23のSENDメイン画面3
51において、”Data Base ”のクラスの宛先が選択し
た状態で、エディットボタン360を押下すれば、図3
7に示すようなクラス詳細宛先(Data Base )画面52
1が表示される。このクラス詳細宛先(Data Base )画
面521には、表示部522にデータベース名が表示さ
れ、表示部523にフォルダリスト(3312)が表示
される。
【0122】また、上記図23のSENDメイン画面3
51において、”Group ”のクラスの宛先が選択した状
態で、エディットボタン360を押下すれば、図38に
示すようなクラス詳細宛先(Group )画面531が表示
される。このクラス詳細宛先(Group )画面531にお
いて、表示部532には、グループメンバーが表示され
る。
【0123】[HD Settingサブ画面]上記図
23のSENDメイン画面351において、HDチェッ
クボタン363を押下すると、図39に示すようなハー
ドディスク設定画面541が表示される。このハードデ
ィスク設定画面541にて、ハードディスクにデータ送
信するための設定が可能となる。
【0124】[Print Outサブ画面]上記図2
3のSENDメイン画面351において、プリントアウ
トチェックボタン364を押下すると、図40に示すよ
うなプリント設定画面551が表示される。このプリン
ト設定画面551にて、プリント枚数、紙サイズ、拡大
縮小率、両面印刷、ソート、及び解像度等の設定が可能
となる。
【0125】例えば、紙サイズ選択ボタン556を押下
すれば、図41に示すように、紙サイズの一覧571が
表示される。この一覧571の中から所望する紙サイズ
を選択したものが、上記図40に示すように、紙サイズ
表示部555に表示される。また、ソータ選択ボタン5
61を押下すれば、図42に示すように、選択可能なソ
ータ覧581が表示される。この一覧581の中から所
望するソータを選択したものが、上記図40に示すよう
に、ソータ表示部560に表示される。
【0126】[Scan Settingサブ画面]上
記図23のSENDメイン画面351において、スキャ
ナチェックボタン365を押下すると、図43に示すよ
うなスキャン設定画面591が表示される。
【0127】このスキャン設定画面591において、プ
リセットモード(Preset Mode )選択表示部592に表
示されている各モードの中から所望するモードを選択し
て押下すると(上記図43では、”Photo ”モード)、
その選択モードに対応した予め設定された解像度、スキ
ャンモード、及び濃度が、各々対応する表示部598、
600、及び602に表示される。これらの予め設定さ
れた各値は、手動で変えることが可能なようになされて
いる。例えば、解像度選択ボタン599を押下すれば、
図44に示すように、解像度の一覧611が表示され
る。この一覧611から所望する解像度を選択すれば、
その選択した解像度が設定されて、上記図43に示すよ
うに、解像度表示部598に表示される。また、スキャ
ンモードについても同様に、モード選択ボタン601を
押下すれば、図45に示すように、モードの一覧621
が表示される。この一覧621から所望するモードを選
択すれば、その選択したモードが設定されて、上記図4
3に示すように、解像度表示部600に表示される。
【0128】紙サイズ選択ボタン597を押下すれば、
図44に示すように、紙サイズの一覧611がプルダウ
ン表示される。この一覧611から使用する紙のサイズ
や向きを選択したものが、上記図43に示すように、紙
サイズ表示部596に表示される。
【0129】[RETRIEVE画面]図47は、上述
のメインタブの”RETRIEVE”304が押下され
た時に表示される、RETRIEVEメイン画面641
を示したものである。このRETRIEVEメイン画面
641は、WWW、E−Mail、FAX、及びETP
の各サブタブ642〜645と、各サブカテゴリーで共
通に使用されるHDチェックボタン646及びプリント
アウトチェックボタン647とを含んでなる。
【0130】サブタブ642〜645を押下すると、後
述するような、WWW、E−Mail、FAX、及びE
TPのサブ画面が表示される。尚、リセットを含む初期
化時には、WWWのサブ画面が表示される。
【0131】[WWWサブ画面]上記図47のRETR
IEVEメイン画面641において、WWWのサブタブ
642を押下すると、同図に示すようなWWWサブ画面
661が表示される。
【0132】このWWWサブ画面661にて、URL入
力部648を押下すれば、上記図25に示したようなフ
ルキーボード381が表示され、このフルキーボード3
81により、URLの直接入力が可能となる。また、”
Link Depth”及び”Max Pages ”の各入力部649及び
651を押下すれば、上記図35に示したようなテンキ
ーボード501が表示され、このテンキーボード501
により、各数値の直接入力が可能となる。
【0133】上述のようにして、URL入力部64
8、”Link Depth”及び”Max Pages ”の各入力部64
9及び651に対して、各入力を行った後、スタートボ
タン662を押下すると、該設定従ってホームページが
印刷される。尚、URL入力部648、”Link Depth”
及び”Max Pages ”の各入力部649及び651に何も
表示されていない、すなわち何も設定されていない状態
において、スタートボタン662が押されても何も機能
しないようになされている。
【0134】[Bookmarkサブ画面]上記図47
のWWWサブ画面661において、ブックマーク(Book
mark)ボタン656を押下すると、図48に示すような
ブックマークサブ画面671が表示される。
【0135】このブックマークサブ画面671におい
て、ブックマーク表示部672には、設定されているブ
ックマークの一覧が表示される。この一覧に表示されて
いるブックマークの中から、所望するブックマークの行
を押下すれば、ブックマークの選択状態となる。そし
て、OKボタン677を押下すれば、ブックマークサブ
画面671がクローズされ、選択状態にあったブックマ
ークが、WWWサブ画面661のURL入力部648
(上記図47)に表示される。
【0136】[E−Mailサブ画面]上記図47のR
ETRIEVEメイン画面641において、E−Mai
lのサブタブ643を押下すると、図49に示すような
E−Mailサブ画面681が表示される。このE−M
ailサブ画面681において、サーバ(Server)、ロ
グインネーム(Login Name)、及びパスワード(Passwo
rd)の各入力部682〜684を押下すれば、上記図2
5に示したようなフルキーボード381が表示され、こ
のフルキーボード381により、サーバからE−Mai
lを受け取るための、サーバ、ログインネーム、及びパ
スワードの直接入力が可能となる。
【0137】[FAXサブ画面]上記図47のRETR
IEVEメイン画面641において、FAXのサブタブ
644を押下すると、図50に示すようなFAXサブ画
面691が表示される。このFAXサブ画面691にお
いて、FAX番号の入力部692を押下すれば、上記図
35に示したようなテンキーボード501が表示され、
このテンキーボード501により、FAX番号の直接入
力が可能となる。
【0138】[FTPサブ画面]上記図47のRETR
IEVEメイン画面641において、FTPのサブタブ
645を押下すると、図51に示すようなFTPサブ画
面701が表示される。このFTPサブ画面701にお
いて、サーバ(Server)、ログインネーム(Login Nam
e)、及びパスワード(Password)の各入力部702〜
704を押下すれば、上記図25に示したようなフルキ
ーボード381が表示され、このフルキーボード381
により、サーバからデータを受け取るための、サーバ、
ログインネーム、及びパスワードの直接入力が可能とな
る。
【0139】[HD Settingサブ画面]上述の
WWW、E−Mail、FAX、及びFTPの各カテゴ
リに共通のHDチェックボタン646を押下すれば、上
記図39に示したようなハードディスク設定画面541
が表示される。このハードディスク設定画面541に
て、上述したように、ハードディスクへのデータ送信の
ための設定が行える。
【0140】[Print Settingサブ画面]
上述のWWW、E−Mail、FAX、及びFTPの各
カテゴリに共通のプリントアウトチェックボタン647
を押下すれば、図52に示すようなプリント設定画面7
11が表示される。このプリント設定画面711は、上
記図40に示したようなプリント設定画面551と同様
の機能を有し、データをプリントアウトするための設定
が行える。
【0141】[TASKS画面]図53は、上述のメイ
ンタブの”TASKS”305が押下された時に表示さ
れる、TASKSメイン画面721を示したものであ
る。このTASKSメイン画面721は、WWW、E−
Mail、プリント受信(Print Recieve )、FAX受
信(Fax Recieve )、及びFAXポーリング(FaxPolli
ng )の各サブタブ722〜726を含んでなる。この
ようなTASKSメイン画面721が表示されている状
態で、スタートボタン732を押下すると、本画面上に
て設定されているパラメータに従って、外部から送られ
てくるドキュメント情報を自動処理し、定期的に印刷機
能(Retrieve)するための動作が実行される。
【0142】[WWWサブ画面]上記図53のTASK
Sメイン画面721において、WWWのサブタブ722
を押下すると、同図に示すようなWWWサブ画面741
が表示される。尚、リセットを含む初期化時には、WW
Wサブ画面741が表示される。
【0143】このWWWサブ画面741のWWWタスク
一覧表示部727には、本装置内に保持されているタス
クが入力された順番で表示される。その表示されている
タスクの中で、実際に実行する必要のあるタスクに選択
マークを付加する。これにより、選択マークが付加され
たタスクが実行される。一方、選択マークが付加されて
いないタスクについては、本装置機器内に保持されてい
るが、実際には実行されない。
【0144】ニュー(New )ボタン729を押下すれ
ば、詳細は後述するが、図54に示すようなWWW詳細
設定画面751が表示され、このWWW詳細設定画面7
51にて、新規にタスクの入力が可能となる。WWWタ
スク一覧表示部727から、ある1つのタスクを選択し
た状態で、エディット(Edit)ボタン730を押下すれ
ば、その選択タスクの情報が含まれる、上記図54に示
すようなWWW詳細設定画面751が表示される。この
WWW詳細設定画面751にて、該選択タスクの情報の
設定を編集することが可能となる。WWWタスク一覧表
示部727から、ある1つのタスクを選択した状態で、
デリート(Delete)ボタン731を押下すれば、その選
択タスクが削除される。
【0145】[WWW詳細設定画面]上述のWWW詳細
設定画面751は、上記図54に示すように、上記図4
7に示したようなRETRIEVEメイン画面641
と、そのWWWサブ画面661とに共通の機能を有する
コンポーネント752〜764、チェックタイム表示部
765、チェックタイム設定ボタン766、プリントチ
ェンジ(Print When Changed)チェックボタン767、
転送チェックボタン768、OKボタン770、及びキ
ャンセルボタン769を含んでなる。
【0146】チェックタイム表示部765は、WWW詳
細設定画面751がニューボタン729によって表示さ
れた場合は、空白となる。一方、エディットボタン73
0によって表示された場合は、設定されていたタスク実
行時刻が表示される。また、後述するチェックタイムサ
ブ画面で設定が行われた直後は、設定されたタスク実行
時刻が表示される。
【0147】チェックタイム設定ボタン766を押下す
れば、後述するチェックタイムサブ画面が表示され、こ
の画面にて、タスクを実行するタイミングを設定するこ
とが可能となる。
【0148】[チェックタイムサブ画面]上記図54の
WWW詳細設定画面751において、チェックタイム設
定ボタン766を押下すると、図55に示すようなチェ
ックタイムサブ画面771が表示される。このチェック
タイムサブ画面771は、スケジュールモード設定ボタ
ン772〜774、時刻入力部775、OKボタン77
9、及びキャンセルボタン778を含んでなる。
【0149】上記図55では、3つのスケジュールモー
ド設定ボタン772〜774のうち、”Once”のボタン
772を選択し押下した場合の画面状態を示している。
この場合、「月」入力部776、及び「日」入力部77
7が表示される。これらの入力部776及び777を押
下すれば、上記図35に示したようなテンキーボード5
01が表示され、このテンキーボード501により、タ
スク実行の「月日」の入力が可能となる。また、”Week
ly”のボタン773を押下すれば、図56に示すよう
に、曜日設定ボタン781が表示される。この曜日設定
ボタン781により、タスク実行の曜日の入力が可能と
なる。尚、複数の曜日が設定可能となっている。ま
た、”Monthly ”のボタン774を押下すれば、図57
に示すように、「月」入力部791が表示される。この
入力部791を押下すれば、上記図35に示したような
テンキーボード501が表示され、このテンキーボード
501により、タスク実行の「月」の入力が可能とな
る。
【0150】[MGMT画面]図58は、上述のメイン
タブの”MGMT”306が押下された時に表示され
る、Managementメイン画面801を示したも
のである。
【0151】[CONFIG画面]図59は、上述のメ
インタブの”CONFIG”307が押下された時に表
示される、CONFIGメイン画面801を示したもの
である。
【0152】[フルキーボード]上記25に示したよう
なフルキーボード381は、上述したように、各画面上
の文字の入力部が押下されたときに表示される。このキ
ーボード381に設けられている各キーにより、文字の
入力が行えるが、特に、”www.”キーを押下すれば、”
www ”の文字が、”com ”キーを押下すれば、”com ”
の文字が入力できるようになされている。
【0153】[テンキーボード]上記35に示したよう
なテンキーボード501は、上述したように、各画面上
の数値入力部や月日入力部が押下されたときに表示され
る。
【0154】[エラー画面]上述したような画面上の操
作にて、何らかのエラーが発生した場合、図60に示す
ようなエラー画面821が表示される。このエラー画面
821は、エラーメッセージをテキストで表示するメッ
セージ表示部822、及びエラー画面821をクローズ
するためのOKボタン823を含んでなる。
【0155】以上が、画像処理装置100において、操
作部132のLCD表示部171における画面構成、該
画面上での操作、それにより実行される処理についての
説明である。つぎに、画像処理装置100で採用してい
るデバイスインフォメーションサービス(Device Infor
mation Service、以下、「DIS」と言う)、それによ
るスキャン動作、及びプリント動作について説明する。
【0156】[DIS]本装置では、制御部110内で
ジョブ(スキャン動作やプリント動作等)に対する設定
値、デバイス(スキャナ133やプリンタ134等)の
機能、ステータス、及び課金情報等を、コントロールA
PI268に準拠したデータ形態(形式)で保持するデ
ータベースと(上記図1及び図12参照)、そのデータ
ベースとのインターフェース(I/F)を、「DIS」
として定義している。
【0157】図61は、ジョブマネージャ268とDI
S831、ジョブマネージャ268とスキャナマネージ
ャ274及びプリンタマネージャ276、DIS831
とスキャナマネージャ274及びプリンタマネージャ2
76の各々の間でのデータのやり取りを示したものであ
る。
【0158】基本的には例えば、スキャン動作やプリン
ト動作(ジョブ)の開始命令等、動的な情報は、ジョブ
マネージャ268から、スキャナマネージャ274やプ
リンタマネージャ276(ドキュメントマネージャ)に
対して直接指示される。また、スキャナ133やプリン
タ134(デバイス)の機能や、スキャン動作やプリン
ト動作(ジョブ)の内容等、静的な情報は、DlS83
1を参照する。一方、スキャナマネージャ274やプリ
ンタマネージャ276が出力する静的或いは動的情報、
及びイベント情報は、DIS831を介して、ジョブマ
ネージャ268に伝えられる。
【0159】また、スキャナマネージャ274やプリン
タマネージャ276から、DIS831のデータベース
に対してデータの設定や取得を行う場合、DIS831
内部のデータ形態が、コントロールAPI268に準拠
したデータ形式であることから、コントロールAPI2
68に準拠したデータ形式と、スキャナマネージャ27
4やプリンタマネージャ276が理解できるデータ形式
との間で、相互の変換処理を行う。例えば、スキャナマ
ネージャ274やプリンタマネージャ276からDIS
831のデータベースに対して、ステータスデータの設
定を行う場合、デバイス固有のデータを解釈し、コント
ロールAPI268で定義されるデータ形式に対応する
データに変換してから、そのデータをDIS831のデ
ータベースに書き込む。尚、ジョブマネージャ269か
らDIS831のデータベースに対してデータの設定や
取得を行う場合は、これらの間でのデータの交換処理は
生じない。
【0160】また、DIS831では、スキャナマネー
ジャ274やプリンタマネージャ276から通知される
各種イベント情報に基づいて、イベントデータの更新が
行われる。図62は、DIS831内部に保持される各
種データベース(DB)を示している。
【0161】上記図62において、まず、スーパーバイ
ザ(Supervisor)DB842は、装置全体についてのス
テータスやユーザ情報を保持しているものである。この
スーパーバイザDB842に保持される情報の中でも、
ユーザIDやパスワード等、バックアップが必要な情報
については、HDDやバックアップメモリ等の不揮発性
の記憶メモリ部に保持される。
【0162】スキャンコンポーネント(Scan Componen
t)DB843、及びプリントコンポーネント(Print C
omponent )DB844は、存在するコンポーネント
(ここでは、スキャナ133及びプリンタ134)毎に
対応して設けられている。例えば、プリンタのみからな
る機器の場合は、プリントコンポーネントDB844の
みが設けられ、FAXを備えた機器の場合は、FAX用
のコンポーネントDBが設けられる。スキャンコンポー
ネントDB843、プリントコンポーネントDB844
には、初期化時に、各々対応するスキャナマネージャ2
74、プリンタマネージャ276によって、スキャナ1
33、プリンタ134が有する機能やステータスが設定
される。
【0163】スキャンジョブサービス(Scan Job Servi
ce)DB845、及びプリントジョブサービス(Print
Job Service )DB846にも、上述のスキャンコンポ
ーネントDB843及びプリントコンポーネントDB8
44と同様に、初期化時に、各々対応するスキャナマネ
ージャ274、プリンタマネージャ276によって、ス
キャナ133、プリンタ134で使用可能な機能や、そ
れらのサポート状況が設定される。
【0164】スキャンジョブ(Scan Job)DB847、
プリントジョブ(Print Job )DB848、スキャンド
キュメント(Scan Document )DB849、及びプリン
トドキュメント(Print Dcument )DB850は、スキ
ャナマネージャ274及びプリンタマネージャ276に
よって、スキャナ動作やプリント動作のジョブと、それ
に付随すドキュメント情報が生成される度に、動的に確
保及び初期化が行われ、必要な項目の設定が行われる。
スキャナマネージャ274、プリンタマネージャ276
は各々、スキャナ動作、プリント動作の処理開始前に、
上記の各DBから処理に必要な項目を読み出してから、
処理を開始する。その後、処理が終了すると、上記の各
DBは解放される。尚、ジョブは、1つ以上のドキュメ
ント情報を持つため、あるジョブに対して複数のドキュ
メントDBが確保される場合がある。
【0165】ソフトカウンタ(Soft Counter)851
は、スキャナマネージャ274やプリンタマネージャ2
76から通知されるイベント情報を保持するものであ
る。
【0166】イベントテーブル(Event Table )852
は、本装置でのスキャン動作の回数やプリント動作の回
数を記録するためのカウンタテーブルである。
【0167】上述のようなDIS831では、スキャナ
マネージャ274やプリンタマネージャ276から通知
されるイベント情報のID(イベントID)が予め定め
られている。
【0168】具体的には、スキャナマネージャ274か
ら通知されるイベント情報には、スキャナ133の状態
遷移、スキャン動作完了、及び各種のエラー情報等があ
り、また、プリンタマネージャ276から通知されるイ
ベント情報には、プリンタ134の状態遷移、プリント
動作動作完了、及び紙詰まりや給紙カセットオープン等
のエラー情報等がある。これらの各種イベント情報を識
別するために、イベントIDが予め定められている。
【0169】そこで、例えば、DIS831は、スキャ
ナマネージャ274からイベント情報が通知された場
合、そのイベントIDと、必要に応じて該イベント情報
に付随する詳細データを、イベントテーブル852に対
して登録する。また、スキャナマネージャ274からイ
ベント情報の解除が通知された場合、その解除指定され
たイベント情報に対するイベントID及びその詳細デー
タを、イベントテーブル852から削除する。また、D
IS831は、スキャナマネージャ274からイベント
のポーリングが行われた場合、イベントテーブル852
を参照することで、現在発生してるイベントのイベント
ID及びその詳細データを、スキャナマネージャ274
に対して返信する。このとき、現在イベントが発生して
いなければ、その旨を返信する。さらに、DIS831
は、スキャナマネージャ274からスキャン動作完了を
示すイベント情報が通知された場合、ソフトカウンタ8
51のスキャン回数のカウンタ値を更新する。このカウ
ント動作は、ソフトウェアにより行われ、不慮の電源遮
断等でその値が失われないように、パックアップされた
メモリやHDD等のような不揮発性メモリ部にて、カウ
ンタ値の更新がなされる。尚、プリンタマネージャ27
6からイベント情報の通知及びその解除の通知等がなさ
れた場合も、上述のスキャナマネージャ274の場合と
同様であるため、その詳細な説明は省略する。
【0170】[スキャン動作]図63は、上記図1に示
した画像処理装置100において、スキャン動作に関す
る構成部に着目した場合の構成を示したものである。こ
の図63に示すように、スキャン動作では、RAM11
2、CPU111、スキャナ133、画像圧縮処理部1
26、及びHDD114が、画像バス120を介して互
いにデータ授受することでなされる。
【0171】尚、上記図63では、説明の簡単のため
に、CPU111、RAM112、及びHDD114が
接続されたシステムバス119と、画像バス120との
間に設けられたイメージバスI/F115(上記図1参
照)を省略している。また、ここでは、スキャナ133
を、スキャナ機能及びプリンタ機能を含む複合機能を有
する画像処理装置100のスキャナ機能ユニットとして
いるが、スキャナ機能のみを有するスキャナとしてもよ
い。
【0172】ここでは、画像バス120としてPCIバ
スを用い、HDD114としてはIDE(Integrated D
evice Electronics )規格に準拠したHDDを用いてい
る。また、デバイスI/F122としてSCSII/F
を用いている。このため、スキャナ133は、SCSI
ケーブル861によりデバイスI/F122と接続され
ている。さらに、HDD114としてIDE規格に準拠
したHDDを用いている。このため、HDD114は、
IDEコントローラ862を介して画像バス120に接
続されている。HDD114とIDEコントローラ86
2は、IDEケーブル864により接続されている。
【0173】上述のような構成から実施されるスキャン
動作は、例えば、図64に示すようなソフトウェア構造
の処理プログラムが、CPU111により実行されるこ
とで実現する。
【0174】上記図64において、ジョブマネージャ2
69は、上記図12及び図61を用いて説明したような
機能により、アプリケーションからの要求を分類及び保
存する。DIS831も、上記図61を用いて説明した
ような機能により、アプリケーションレベルからのスキ
ャン動作に必要なパラメータを保存する。これらのジョ
ブマネージャ269及びDIS831によるアプリケー
ションからの要求及びパラメータの保存は、RAM11
2に対して行われる。
【0175】スキャン動作管理部871は、ジョブマネ
ージャ269及びDIS831により、スキャン動作を
行うのに必要な情報を取得する。具体的には例えば、ス
キャン動作管理部871は、ジョブマネージャ269か
ら、図65(a)に示すような、ジョブ番号882とド
キュメント情報883からなるテーブルデータ881を
受け取り、このテーブルデータ881のジョブ番号88
2とドキュメント情報883に基づいて、DIS831
から、上記図65(b)に示すような、ジョブ番号88
5とドキュメント情報886に対して画像ファイルタイ
プ887、スキャン画像属性888、及びスキャン画像
圧縮方式889のスキャンパラメータが付随してなるス
キャンパラメータデータ884を受け取る。これによ
り、アプリケーションから要求されているスキャン条件
に基づいたスキャン動作が行われることになる。そし
て、スキャン動作管理部871は、DIS831から取
得したスキャンパラメータデータ884をドキュメント
番号順に、スキャンシーケンス制御部872に渡す。
【0176】スキャンシーケンス制御部872は、スキ
ャン動作管理部871から受け取ったスキャンパラメー
タデータ884に含まれるスキャン画像属性888の内
容に従って、デバイスI/F112(SCSII/F)
を制御する。これにより、上記図63において、画像バ
ス120(PCIバス)に接続されたデバイスI/F1
12(SCSII/F)からスキャナ133に対して、
SCSI制御コマンドがSCSIケーブル861を介し
て与えられる。スキャナ133は、該SCSI制御コマ
ンドに従って、上述したようにセットされた原稿に対し
て、スキャン動作する。このスキャン動作により得られ
た画像データ(ドキュメント情報)は、SCSIケーブ
ル861を介して、デバイスI/F112(SCSII
/F)に供給され、さらに画像バス120(PCIバ
ス)を介して、RAM112に格納される。そして、ス
キャンシーケンス制御部872は、スキャナ133での
スキャン動作が終了し、RAM112への画像データの
格納が終了した時点で、上記スキャンパラメータデータ
884に含まれるスキャン画像圧縮形式889の内容に
従って、RAM112に格納されている画像データを圧
縮するための要求を、圧縮/伸長制御部873に対して
発行する。
【0177】圧縮/伸長制御部873は、スキャンシー
ケンス制御部872からの要求により、画像バス120
(PCIバス)に接続されている画像圧縮処理部126
(CODEC )を用いて、上記スキャン画像圧縮形式889
の内容に従った圧縮処理を、RAM112に格納されて
いる画像データに対して行う。そして、圧縮/伸長制御
部873は、圧縮処理を行った画像データを、画像バス
120(PCIバス)に接続されているRAM112に
再び格納する。
【0178】スキャンシーケンス制御部872は、圧縮
/伸長制御部873での圧縮処理が終了し、RAM11
2への圧縮処理後の画像データの格納が終了した時点
で、上記スキャンパラメータデータ884に含まれる画
像ファイルタイプ887の内容に従って、RAM112
に格納されている圧縮処理後の画像データをファイル化
するための要求を、ファイルシステム874に対して発
行する。
【0179】ファイルシステム874は、スキャンシー
ケンス制御部872からの要求により、RAM112に
格納されている圧縮処理後の画像データを、画像バス1
20(PCIバス)に接続されているHDD114(I
DE HDD)に、IDEコントローラ862を介して
転送することで、上記画像ファイルタイプ887の内容
に従ったファイル化を行う。
【0180】スキャンシーケンス制御部872は、ファ
イルシステム8206でのファイル化(HDD114へ
の画像データの転送)が終了した時点で、スキャナ11
3での一枚の原稿に対するスキャン動作が終了したと認
識する。このとき、スキャナ133において、セットさ
れスキャンすべき原稿が未だ存在し、ジョブマネージャ
269によるアプリケーションからの要求が存在する場
合、スキャン動作管理部871は、再度、DIS831
からスキャンパラメータデータ884を受け取り、それ
をスキャンシーケンス制御部872に渡す。これによ
り、2枚目の原稿に対するスキャン動作が、上述のスキ
ャン動作と同様にして実行されることになる。一方、ス
キャナ133において、セットされスキャンすべき原稿
が存在せず、ジョブマネージャ269によるアプリケー
ションからの要求も存在しない場合、スキャンシーケン
ス制御部872は、スキャナ133にてセットされてい
る全ての原稿に対するスキャナ動作が終了したと認識
し、スキャン動作管理部871に対してスキャン終了通
知を発行する。
【0181】[プリント動作]図66は、上記図1に示
した画像処理装置100において、プリント動作に関す
る構成部に着目した場合の構成を示したものである。こ
の図66に示すように、プリント動作では、RAM11
2、CPU111、プリンタ134、及び画像圧縮処理
部126が、画像バス120を介して互いにデータ授受
することでなされる。
【0182】尚、上記図66では、説明の簡単のため
に、CPU111及びRAM112が接続されたシステ
ムバス119と、画像バス120との間に設けられたイ
メージバスI/F115(上記図1参照)を省略してい
る。また、ここでは、プリンタ134を、スキャナ機能
及びプリンタ機能を含む複合機能を有する画像処理装置
100のプリンタ機能ユニットとしているが、プリンタ
機能のみを有するプリンタとしてもよい。
【0183】ここでは、画像バス120としてPCIバ
スを用いている。また、デバイスI/F122としてエ
ンジン(Engin )I/Fを用いている。このため、プリ
ンタ134は、エンジンI/Fケーブル891によりデ
バイスI/F122と接続されている。
【0184】上記のエンジンI/Fは、そのボード内部
にDPRAMを有するものである。したがって、このエ
ンジンI/Fを用いたデバイスI/F122は、その内
部のDPRAMを介して、プリンタ134ヘのパラメー
タの設定、プリンタ134の状態の読み出し、及びプリ
ンタ134との間での制御コマンドのやり取りを行うよ
うになされている。
【0185】また、上記のエンジンI/Fは、そのボー
ド内部にビデオ(Video )コントローラをも有するもの
である。したがって、このエンジンI/Fを用いたデバ
イスI/F122は、その内部のビデオコントローラに
より、プリンタ134からエンジンI/Fケーブル89
1を介して与えられるVCLK(Video Clock )と、H
SYNCとに同期して、画像バス120(PCIバス)
に展開されているドキュメント情報(画像データ)を、
エンジンI/Fケーブル891を介してプリンタ134
に与える。
【0186】ここで、デバイスI/F122(エンジン
I/F)内のDPRAMを介してのプリンタ134への
パラメータ設定について説明する。
【0187】まず、上述したように(上記図61参
照)、CPU111上のアプリケーションからコントロ
ールAPI268に対してプリント動作の指示が渡され
ると、コントロールAPI268は、これをコントロー
ラレベルのジョブマネージャ269にジョブとして渡
す。そして、ジョブマネージャ269は、コントロール
API268からのジョブの内容をDIS831に格納
し、プリンタマネージャ276にジョブの開始を指示す
る。プリンタマネージャ276は、ジョブマネージャ2
69からのジョブを受け付けると、DIS831からジ
ョブ実行に必要な情報を読み出すが、このとき、その読
み出した情報を、デバイスI/F122(エンジンI/
F)及びその内部のDPRAMを介して、プリンタ13
4に設定する。図67は、デバイスI/F122(エン
ジンI/F)への設定項目を示したものであり、図68
は、その内部のDPRAMの設定項目、制御コマンド、
及び状態コマンドを示したものである。
【0188】具体的には例えば、このときのジョブを、
非圧縮、レター(11”×x8.5”)サイズの2値画
像、2ぺ一ジ1部をプリントアウトするものとし、プリ
ンタ134が600dpiの性能を有するものとした場
合、先ず、プリンタマネージャ276は、このジョブを
受け取ると、画像の幅(ここでは、8.5”の側の幅)
のバイト数(以下、「画像幅」と言う)WIDTHを、 WIDTH=8.5×600÷8≒630(Byte
s) なる演算により算出する。次に、プリンタマネージャ2
76は、ライン数LINESを、 LINES=11×600=6600(Lines) なる演算により算出する。そして、プリンタマネージャ
276は、これらの算出した画像幅WIDTH及びライ
ン数LINESと、画像バス120(PCIバス)上の
1頁目の画像データが格納されているアドレスSOUR
CEとを、上記図67に示すように、デバイスI/F1
22(エンジンI/F)に設定する。この時点で、デバ
イスI/F122(エンジンI/F)は、画像データの
出力の準備が完了した状態となっているが、プリンタ1
34からVCLK及びHSYNCが出力されていないた
め、画像データの出力は行わない。
【0189】次に、上記図68に示すように、プリンタ
マネージャ276は、デバイスI/F122(エンジン
I/F)内のDPRAMのアドレスBookNoに”
1”を設定する。この”BookNo”は、出力部数を
示す。同様にして、プリンタマネージャ276は、上記
DPRAMのアドレスFEED−REQに”1”を設定
する。この”FEED−REQ”は、1頁目に対する出
力用紙の給紙要求を示す。そして、プリンタマネージャ
276は、上記DPRAMのアドレスIMAGE−ST
ARTを参照することで、プリンタ134からの画像デ
ータ要求を待つ。この”IMAGE−START”に
は、プリンタ134からの画像データ要求のコマンドが
設定される。プリンタマネージャ276は、上記DPR
AMを介して、プリンタ134からの画像データ要求を
受けると、上記DPRAMのアドレスIMAGE−ST
ARTに、画像データの出力開始を示すコマンドを設定
することで、プリンタ134に対して、その旨を通知す
る。
【0190】これを受けたプリンタ134は、HSYN
CをデバイスI/F122(エンジンI/F)に対して
出力し始める。これにより、HSYNC待ちであったデ
バイスI/F122(エンジンI/F)は、上述のよう
にしてプリンタマネージャ276から設定されたアドレ
スSOURCEに従って、画像バス120(PCIバ
ス)上の1頁目の画像データを読み出し、それをプリン
タ134に対して出力する。
【0191】プリンタ134は、デバイスI/F122
(エンジンI/F)からの画像データを、セットされて
いる用紙にプリントアウトし、該用紙の後端を検出する
と、上記DPRAMのアドレスIMAGE−ENDに、
1頁目のプリントアウト終了を示すコマンドを設定する
ことで、プリンタマネージャ276に対して、その旨を
通知する。そして、プリンタ134は、1頁目のプリン
トアウトが終了した用紙を排出し、上記DPRAMのア
ドレスSHEET−OUTに、用紙排出を示すコマンド
を設定する。
【0192】プリンタマネージャ276は、プリンタ1
34から上記DPRAMを介して、1頁目のプリントア
ウトを終了したことが通知されると、2頁目に対する画
像幅WIDTH及びライン数LINESを算出して、そ
れらの画像幅WIDTH及びライン数LINESと、画
像バス120(PCIバス)上の2頁目の画像データが
格納されているアドレスSOURCEとを、デバイスI
/F122(エンジンI/F)に設定する。以降、上述
の1頁目のプリントアウト時の動作と同様にして、2頁
目のプリントアウトが行われる。
【0193】上述のようなプリント動作のタイミング
は、図69のように示される。
【0194】この図69に示すように、プリンタ134
からは、VCLKが常に出力されている。また、HSY
NCについては、プリンタ134での1ラインのプリン
ト動作開始に同期して出力される。すなわち、プリンタ
マネージャ276からプリンタ134に対して、画像デ
ータの出力開始が指示されたタイミングで出力される。
【0195】このようなVCLK及びHSYNCが与え
られるデバイスI/F122(エンジンI/F)は、そ
の内部のビデオコントローラにより、上述したようにし
てプリンタマネージャ276から設定された画像幅WI
DTH分の画像データを、同じく設定されたアドレスS
OUECEに従って、画像バス120(PCIバス)上
から読み出し、それをビデオ信号(Video Data)とし
て、エンジンI/Fケーブル891に対して出力する。
そして、デバイスI/F122(エンジンI/F)は、
上記の動作を、同様にしてプリンタマネージャ276か
ら設定されたライン数LINES分、繰り返し行う。そ
の後、プリンタ134から、1頁目のプリントアウト終
了(IMAGE−END)の割り込みが発生することに
なる。
【0196】以上が、画像処理装置100で採用してい
るDIS、それによるスキャン動作、及びプリント動作
についての説明である。つぎに、画像処理装置100に
おいて、最も特徴とする点であるユーザ認証処理につい
て説明する。
【0197】ここでは、説明の簡単のために、画像処理
装置100を送信側の「ローカル機器」とし、画像処理
装置100とネットワークを介して接続されている機
器、例えば、上記図11に示したようなプリンタ238
やプリント機能を有する画像処理装置100’を受信側
の「リモート機器」とする。そして、ローカル機器にて
スキャン動作により得られた画像データを、リモート機
器にてプリントアウトする場合について説明する。
【0198】図70は、上記の場合のローカル機器とリ
モート機器の主な構成部を示したものである。尚、上記
図70に示す各構成部において、上記図1に示した各構
成部と同様に動作する箇所には同じ符号を付し、その詳
細な説明は省略する。
【0199】まず、上記図70に示すように、ローカル
機器とリモート機器には各々、ユーザ登録テーブル90
2が設けられている。ユーザ登録テーブル902は、例
えば、図71に示すように、ユーザのID番号(ユーザ
ID)を保持するID番号フィールド921、パスワー
ドを保持するパスワードフィールド922、ユーザ名を
文字列データで保持するユーザ名フィールド923、及
びユーザに関する情報を文字列データで保持する追加情
報フィールド924を含んでなる。ユーザIDは、ユー
ザが所属する組織部門の識別データと、個人識別データ
の組み合わせで構成され、個人単位や部門単位でのデー
タ集計を行うことが可能に構成されている。パスワード
は、ユーザ登録テーブル901からパスワードが容易に
取得できないように、所定の符号化方式により暗号化さ
れている。したがって、ユーザ認証処理時には、パスワ
ードが一致するかを判定するために、必要に応じて、パ
スワードデータの復号化を行う。或いは、入力されたパ
スワードの暗号化を行う。
【0200】上述のようなユーザ登録テーブル902に
は、機器の管理者により、機器の使用許可を得ているユ
ーザのデータのみが登録されるようになされている。例
えば、あるユーザがローカル機器やリモート機器を使用
するためには、該ユーザは、予め使用する機器の管理者
に対して、自らのユーザ名とパスワードを申請し、ユー
ザ登録テーブル902の空きエントリにそのデータの登
録を依頼する。機器の管理者は、該ユーザのデータを、
ユーザ登録テーブル902の空きエントリに登録する。
また、ユーザ登録テーブル902に空きエントリが無い
場合には、ユーザ登録テーブル902に現在登録されて
いるデータのうち不要なユーザのデータの削除する、或
いは、ユーザ登録テーブル902のエントリ数を拡張し
て、該ユーザのデータを登録する。
【0201】また、ローカル機器には、カウンタテーブ
ル905が設けられている。このカウンタテーブル90
5は、ユーザ登録テーブル902に登録されているユー
ザ毎の、スキャナ133でのスキャン動作回数をカウン
トするためのスキャンカウンタ、リモート機器でのプリ
ント動作回数をカウントするためのプリントカウンタ、
及びユーザの機器使用情報等を含んでなる。
【0202】図72は、ローカル機器でのログオン操作
時のユーザ認証処理の流れを示したものである。以下、
このときのユーザ認証処理について、上記図70〜図7
2を用いて説明する。
【0203】先ず、ローカル機器のユーザは、上記図1
5に示したID入力画面311が、操作部132のLC
D表示部171(上記図3参照)に表示されており、ロ
グオン操作が可能であることを確認し、ID入力画面3
11上にて、上述したようにしてユーザID及びパスワ
ードの入力を行う(ステップS931、S932)。
【0204】ステップS931、S932にて、ユーザ
から該ユーザのユーザID及びパスワードが入力される
と、CPU111は、これを認識する。CPU111
は、認証部901により、入力されたユーザIDを、ユ
ーザ登録テーブル902のID番号フィールド921か
ら検索し、ユーザのエントリを特定する(ステップS9
33)。そして、CPU111は、入力されたユーザI
Dと一致するものがID番号フィールド921に存在す
るか否かを判別する(ステップS934)。この判別の
結果、ユーザIDが一致しなかった場合、CPU111
は、本機器の使用許可を得ていないユーザであると認識
し、操作部132のLDC表示部171に、上記図60
に示したようなエラー画面821を画面表示させること
で、ユーザIDの不一致をユーザに通知する(ステップ
S938)。その後、CPU111は、本処理を終了と
し、再び、操作部132のLDC表示部171にID入
力画面311を表示させることで、ログオン操作可能状
態とする。
【0205】一方、ステップS934の判別の結果、ユ
ーザIDが一致した場合、CPU111は、認証部90
1により、入力されたパスワードと、ステップS933
で特定したユーザエントリのパスワードフィールド92
2に存在するパスワードとを比較する(ステップS93
5)。そして、CPU111は、各々のパスワードが一
致するか否かを判別する(ステップS936)。この判
別の結果、パスワードが一致しなかった場合、CPU1
11は、本機器の使用許可を得ていないユーザであると
認識し、操作部132のLDC表示部171に、上記図
60に示したようなエラー画面821を画面表示させる
ことで、パスワードの不一致をユーザに通知する(ステ
ップS939)。その後、CPU111は、本処理を終
了とし、再び、操作部132のLDC表示部171にI
D入力画面311を表示させることで、ログオン操作可
能状態とする。
【0206】ステップS936の判別の結果、パスワー
ドが一致した場合、CPU111は、操作部132のL
CD表示部171での表示状態を、ID入力画面311
から、本機器がユーザの通常の入力操作を受け付け可能
な操作画面301に遷移させる。これにより、本機器
は、ユーザが使用可能な状態となり、ユーザ認証を含む
ログオン操作が完了することになる。その後、操作部1
32では、次のようなユーザによる操作が行われる。
【0207】先ず、操作部132のLCD表示部171
での表示状態は、ID入力画面311から操作画面30
1に切り替わる。ユーザは、ネットワークを介してリモ
ート機器へ画像データを送信するために、操作画面30
1の上部の”SEND”のメインタブ303を押下(タ
ッチ)する。これにより、操作部132のLCD表示部
171での表示状態は、上記図23に示したようなSE
NDメイン画面351に切り替わる。
【0208】ユーザは、SENDメイン画面351によ
り、送信したい機器(リモート機器)の宛先の設定や、
該宛先に対するメッセージの入力、送信方法の指定等を
行う。このとき、SENDメイン画面351の宛先表示
部352に、送信したい機器(リモート機器)の宛先が
存在しない場合、ユーザは、アドレスブックボタン35
8を押下する。これにより、操作部132のLCD表示
部171での表示状態は、上記図26に示したようなア
ドレスブック画面391に切り替わる。ユーザは、アド
レスブック画面391により、必要な送信先の検索や追
加を行う。このとき、アドレスブック画面391では、
送信先の削除操作、又は、上記図27に示したような詳
細情報画面401の表示が可能な状態となっている。
【0209】また、ユーザは、必要に応じて、スキャン
動作の条件の設定を行うために、SENDメイン画面3
51のスキャナチェックボタン365を押下する。これ
により、操作部132のLCD表示部171での表示状
態は、上記図43に示したようなスキャン設定画面59
1に切り替わる。このスキャン設定画面591におい
て、プリセットモード選択表示部592には、写真画像
(Photo )、文字(Text)、写真文字混合(Photo Tex
t)、新聞(Draft )、デフォルト値(Not Defined )
等、各種の画像に対応するアイコンが表示されている。
ユーザは、これらのアイコンの中から、今からスキャン
する原稿に最適なアイコンを選択する。これにより、該
原稿に対して最適な解像度及びスキャンモード(2値読
込モード又は多値読込モード)が自動的に設定される。
【0210】このとき、自動的に設定された解像度及び
スキャンモードを変更したい場合、ユーザは、スキャン
設定画面591の解像度選択ボタン599を押下する。
これにより、操作部132のLCD表示部171には、
上記図44に示したような解像度一覧611が表示され
る。ユーザは、この一覧611から所望する解像度を選
択する。また、ユーザは、スキャン設定画面591のモ
ード選択ボタン601を押下する。これにより、操作部
132のLCD表示部171には、上記図45に示した
ようなスキャンモード一覧621が表示される。ユーザ
は、この一覧621から所望するモードを選択する。こ
のように、ユーザは、解像度及びスキャンモードを個別
に設定することが可能である。
【0211】さらに、スキャンする原稿の用紙サイズを
設定する場合、ユーザは、スキャン設定画面591の紙
サイズ選択ボタン597を押下する。これにより、操作
部132のLCD表示部171には、上記図46に示し
たような紙サイズ一覧631が表示される。ユーザは、
この一覧631から、該原稿のサイズに適した紙サイズ
を選択する。さらにまた、濃度調整を行う場合、ユーサ
は、スキャン設定画面591の表示部602に隣接して
設けられている2つのボタンを操作することで、所望す
る濃度を設定する。
【0212】図73は、上述のようにしてユーザが、送
信したい機器(リモート機器)についての情報や、スキ
ャンする原稿についての情報を設定した後の処理の流れ
を示したものである。
【0213】先ず、ユーザは、スキャナ133の原稿台
又は自動原稿送り部(図示せず)に原稿を置載する(ス
テップS941)。そして、ユーザは、上記のSEND
メイン画面351のスタート366を押下する(ステッ
プS942)。
【0214】ステップS941、S942の操作を認識
したCPU111は、スキャン動作制御部904によ
り、スキャナ133に上記の原稿に対するスキャン動作
を開始させる(ステップS943)。これにより、スキ
ャナ133では、スキャナ動作を開始し、原稿を1ぺ一
ジ、スキャン動作を正常完了する毎に、該スキャン動作
で読み取った画像データをRAM112に格納する(ス
テップS944)。これと同時にCPU111は、スキ
ャン動作制御部904により、本機器を使用中のユーザ
のユーザIDに対応するスキャンカウンタを、カウンタ
テーブル905から検索し、検索したスキャンカウンタ
の値を更新すると共に、該スキャンカウンタに対応する
機器使用情報をも更新する。
【0215】次に、CPU111は、通信処理部903
により、リモート機器に対してプリント要求を発行する
(ステップS945)。このプリント要求には、リモー
ト機器側でのユーザ認証処理に必要なユーザID及びパ
スワードを含むユーザ情報(現在本機器を使用中のユー
ザの情報)が含まれている。尚、プリント要求に含まれ
るユーザ情報は、ユーザ登録テーブル902から読み出
し、自動的にプリント要求に付加することも可能であ
る。また、リモート機器において、より厳密なユーザ認
証処理を行いたい場合には、本機器のユーザに対して、
操作部132へのユーザ情報の入力を要求し、それによ
り入力されたユーザ情報を、プリント要求に付加するこ
とも可能である。
【0216】このようなプリント要求を受けたリモート
機器は、該プリント要求に含まれるユーザ情報、及び本
機器内のユーザ登録テーブル902を用いて、ユーザ認
証処理を行う。具体的には、リモート機器側の認証部9
08は、ローカル機器側の認証部901と同様の機能を
有しており、上記図72に示した処理と同様にして、プ
リント要求に含まれるユーザID及びパスワードと一致
するものが、ユーザ登録テーブル902に存在するかを
判別する(ステップS946)。この判別の結果、ロー
カル機器からプリント要求を出したユーザが、本機器を
使用許可を得ているユーザである場合、リモート機器
は、通信処理部907により、プリント要求を受理した
旨をローカル機器に対して通知する。また、ローカル機
器からプリント要求を出したユーザが、本機器を使用許
可を得ているユーザでなかった場合、リモート機器は、
通信処理部907により、プリント要求を受理しない旨
をローカル機器に対して通知する(ステップS94
8)。
【0217】このような通知を受けたローカル機器は、
該通知が、プリント要求を受理した旨の通知であった場
合のみ、次の処理を実行する。
【0218】すなわち、ローカル機器において、CPU
111は、通信処理部903により、RAM112に格
納されている画像データをリモート機器に対して送信す
る(ステップS947)。
【0219】リモート機器は、通信処理部907によ
り、ローカル機器からの画像データを受信し、それを一
旦RAM913に格納する。そして、リモート機器は、
プリンタ動作制御部910により、RAM913に格納
した画像データをプリンタ911でプリントアウトす
る。このとき、プリンタ911での1枚の用紙へのプリ
ントアウトが完了する度に、ローカル機器に対して、1
ぺ一ジプリント完了を通知する。この通知には、追加情
報として、プリンタ911で使用した用紙サイズ情報等
も含まれている。
【0220】ローカル機器において、CPU111は、
通信処理部903により、リモート機器からの1ページ
プリント完了の通知を受信すると(ステップS94
9)、スキャン動作制御部904により、本機器を使用
中のユーザのユーザIDに対応するプリントカウンタ
を、カウンタテーブル905から検索し、検索したプリ
ントカウンタの値を更新する(ステップS950)。
尚、上記のプリントカウンタについては、種々の用紙サ
イズ毎にも設けられており、リモート機器で使用された
用紙サイズに該当するプリントカウンタの値を更新する
ようにする。
【0221】そして、CPU111は、通信処理部90
3により、リモート機器からの全ページプリント完了通
知を受信したか否かを判別する(ステップS951)。
この判別の結果、全ページプリント完了通知が受信され
た場合、本処理を終了する。そうでない場合には、ステ
ップS949に戻り、以降のステップを繰り返し実行す
る。
【0222】上述のように、本実施の形態では、ネット
ワーク上のローカル機器とリモート機器において、先
ず、ローカル機器は、ユーザから入力されたユーザID
及びパスワードによりユーザ認証処理を行う。また、ユ
ーザが使用したいリモート機器に対して動作要求を送信
する際に、入力されたユーザID及びパスワードをも含
めて送信する。そして、これを受けたリモート機器は、
ローカル機器から送信されてきたユーザID及びパスワ
ードによりユーザ認証処理を行い、この結果、正当なユ
ーザであった場合にのみ、ローカル機器からの動作要求
を受理する。このように構成したことにより、正当なユ
ーザのみに、ネットワーク上のローカル機器及びリモー
ト機器の使用を許可することができる。
【0223】尚、本発明は、上述した実施の形態に限ら
れることはない。すなわち、ローカル機器をスキャナ、
リモート機器をプリンタとした構成に限らず、例えば、
双方とも複写機、或いは、スキャナと複写機、カラース
キャナを備えたモノクロ複写機とカラープリンタの組み
合わせ等にも適用することができる。
【0224】また、本発明の目的は、上述した実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が実施の形態の機能
を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶し
た記憶媒体は本発明を構成することとなる。
【0225】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
【0226】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、実施の形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処
理の一部又は全部を行い、その処理によって実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0227】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって実施の形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0228】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ユーザ
から入力されたユーザ情報(ユーザID及びパスワード
等)と登録情報を用いてユーザ認証処理を行った結果、
該ユーザが正当なユーザであった場合に、遠隔地に存在
する他装置(ネットワークを介して接続されている装置
等)に対して、ユーザから指示された該他装置に対する
動作要求を出すとき、該ユーザ情報(ユーザIDやパス
ワード等)をも該他装置に与えるように構成した。これ
により、上記他装置では、与えられたユーザ情報と、本
装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め登録された
登録情報とを用いる等して、本装置に対して動作要求を
指示したユーザが正当なユーザであるか否かを判定する
こと(ユーザ認証処理)ができる。そして、この判定の
結果、正当なユーザであった場合にのみ、上記動作要求
を受理して、該要求に従って動作することができる。
【0229】また、遠隔地に存在する他装置(ネットワ
ークを介して接続されている装置等)から動作要求と共
に与えられたユーザ情報(ユーザID及びパスワード
等)と登録情報を用いて、ユーザ認証処理を行うように
構成した。これにより、上記ユーザ認証処理の結果、上
記動作要求を指示したユーザが正当なユーザであった場
合にのみ、上記動作要求を受理して、該要求に従って動
作することができる。
【0230】具体的には、例えば、スキャナ機能を有す
るローカル機器(第1の機器)にて画像データを得て、
その画像データを、ネットワークを介して接続されてい
るプリント機能を有するリモート機器(第2の機器)に
てプリントアウトする場合、先ず、ローカル機器におい
て、ユーザからユーザID及びパスワードが入力される
と、これらのユーザID及びパスワードと、予め用意さ
れている登録情報とを用いてユーザ認証処理を行う。そ
の結果、正当なユーザであった場合、ユーザから指示さ
れた本装置に対する動作指示に従ってスキャナ動作す
る。これと同時に、ユーザから指示されたリモート機器
に対しての動作要求と共に、ユーザから入力されたユー
ザID及びパスワードを、ネットワークを介してリモー
ト機器に与える。リモート機器において、ローカル機器
からのユーザID及びパスワードと、予め用意されてい
る登録情報とを用いてユーザ認証処理を行う。その結
果、本装置に対して動作要求を指示したローカル機器で
のユーザが正当なユーザであった場合、ローカル機器か
らの動作要求を受理し、該要求に従ってプリント動作す
る。上述のように構成すれば、リモート機器では、従来
のように、ローカル機器からの動作要求を無条件に受理
して動作してしまうということなはく、正当なユーザか
らの動作要求に対してのみ、動作することができる。ま
た、上述のように、ローカル機器で既にユーザ認証が正
当なものとして完了した後に、ユーザがリモート機器に
対して動作指示を行った場合には、ローカル機器(ユー
ザ認証に必要な情報を既に持っている)がリモート機器
に対して認証を依頼することなるため、ユーザの認証情
報の入力や、認証処理指示の手間を省くことができる。
尚、ローカル機器とリモート機器の間で、上記のような
通信を行う際、機器の状態(ユーザ認証処理の結果等)
を互いに通知するようにしてもよい。また、ローカル機
器にて、ユーザに対してユーザID及びパスワード以外
の詳細なユーザ情報の入力を要求するようにすれば、厳
密なユーザ認証処理を行うことができる。
【0231】以上のことにより、本発明によれば、ネッ
トワーク上の様々な機器を効率良く且つ確実に管理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置のハードウェア
構成を示すブロック図である。
【図2】上記画像処理装置の画像入出力デバイスである
スキャナ及びプリンタの外観図である。
【図3】上記画像処理装置の操作部の外観図である。
【図4】上記画像処理装置のスキャナ画像処理部の構成
を示すブロック図である。
【図5】上記画像処理装置のプリンタ画像処理部の構成
を示すブロック図である。
【図6】上記画像処理装置の画像圧縮処理部の構成を示
すブロック図である。
【図7】上記画像処理装置の画像回転処理部の構成を示
すブロック図である。
【図8】上記画像回転処理部に対するデータ転送を説明
するための図である。
【図9】上記画像回転処理部での画像回転処理を説明す
るための図である。
【図10】上記画像処理装置のデバイスI/Fの構成を
示すブロック図である。
【図11】上記画像処理装置を含むネットワークシステ
ムを説明するための図である。
【図12】ソフトウェアにより実施される上記画像処理
装置の機能(モジュール)を説明するための図である。
【図13】上記画像処理装置に組み込まれているアプリ
ケーションを説明するための図である。
【図14】上記操作部のLCD表示部で画面表示される
操作画面を説明するための図である。
【図15】上記LCD表示部で画面表示されるID入力
画面を説明するための図である。
【図16】上記LCD表示部で画面表示されるCOPY
メイン画面を説明するための図である。
【図17】上記COPYメイン画面でのプリンタ名の一
覧表示をを説明するための図である。
【図18】上記COPYメイン画面でのイメージクオリ
ティ一覧表示をを説明するための図である。
【図19】上記COPYメイン画面での拡大縮小設定画
面表示を説明するための図である。
【図20】上記COPYメイン画面での紙選択サブ画面
表示を説明するための図である。
【図21】上記COPYメイン画面でのソータ設定サブ
画面表示を説明するための図である。
【図22】上記COPYメイン画面での両面コピー設定
サブ画面表示を説明するための図である。
【図23】上記LCD表示部で画面表示されるSEND
メイン画面を説明するための図である。
【図24】上記LCD表示部で画面表示されるSEND
初期画面を説明するための図である。
【図25】上記LCD表示部で画面表示される各画面で
のフルキーボード表示を説明するための図である。
【図26】上記SENDメイン画面でのアドレスブック
画面表示を説明するための図である。
【図27】上記アドレスブック画面での詳細情報画面表
示を説明するための図である。
【図28】上記アドレスブック画面でのアドレス検索画
面表示を説明するための図である。
【図29】上記アドレス検索画面での検索対象クラス一
覧表示を説明するための図である。
【図30】上記アドレス検索画面での検索対象属性一覧
表示を説明するための図である。
【図31】上記アドレス検索画面での検索対象条件一覧
表示を説明するための図である。
【図32】上記アドレス検索画面での検索対象アドレス
ブック一覧表示を説明するための図である。
【図33】上記アドレス検索画面での検索結果表示を説
明するための図である。
【図34】上記SENDメイン画面での詳細宛先(New
)画面表示を説明するための図である。
【図35】上記LCD表示部で画面表示される各画面で
のテンキーボード表示を説明するための図である。
【図36】上記SENDメイン画面での詳細宛先(Pers
on)画面表示を説明するための図である。
【図37】上記SENDメイン画面での詳細宛先(Data
Base )画面表示を説明するための図である。
【図38】上記SENDメイン画面での詳細宛先(Grou
p )画面表示を説明するための図である。
【図39】上記SENDメイン画面でのハードディスク
設定画面表示を説明するための図である。
【図40】上記SENDメイン画面でのプリント設定画
面表示を説明するための図である。
【図41】上記プリント設定画面での紙サイズ一覧表示
を説明するための図である。
【図42】上記プリント設定画面でのソータ一覧表示を
説明するための図である。
【図43】上記SENDメイン画面でのスキャン設定画
面表示を説明するための図である。
【図44】上記スキャン設定画面での解像度一覧表示を
説明するための図である。
【図45】上記スキャン設定画面でのスキャンモード一
覧表示を説明するための図である。
【図46】上記スキャン設定画面での紙サイズ一覧表示
を説明するための図である。
【図47】上記LCD表示部で画面表示されるRETR
IEVEメイン画面(WWWサブ画面)を説明するため
の図である。
【図48】上記WWWサブ画面でのブックマークサブ画
面表示を説明するための図である。
【図49】上記RETRIEVEメイン画面でのE−M
ailサブ画面表示を説明するための図である。
【図50】上記RETRIEVEメイン画面でのFAX
サブ画面表示を説明するための図である。
【図51】上記RETRIEVEメイン画面でのFTP
サブ画面表示を説明するための図である。
【図52】上記WWW、E−Mail、FAX、及びF
TPサブ画面でのプリント設定画面表示を説明するため
の図である。
【図53】上記LCD表示部で画面表示されるTASK
Sメイン画面(WWWサブ画面)を説明するための図で
ある。
【図54】上記WWWサブ画面でのWWW詳細設定画面
表示を説明するための図である。
【図55】上記WWW詳細設定画面でのチェックタイム
サブ画面(Once)表示を説明するための図である。
【図56】上記WWW詳細設定画面でのチェックタイム
サブ画面(Weekly)表示を説明するための図である。
【図57】上記WWW詳細設定画面でのチェックタイム
サブ画面(Monthly )表示を説明するための図である。
【図58】上記LCD表示部で画面表示されるMana
gementメイン画面を説明するための図である。
【図59】上記LCD表示部で画面表示されるConf
igrationメイン画面を説明するための図であ
る。
【図60】上記LCD表示部で画面表示されるエラー画
面を説明するための図である。
【図61】上記画像処理装置において、DISを介して
のジョブマネージャとスキャナマネージャ及びプリンタ
マネージャ間のデータのやり取りを説明するための図で
ある。
【図62】上記DIS内部に保持されるデータベースを
説明するための図である。
【図63】上記画像処理装置でのスキャン動作に関する
構成を示すブロック図である。
【図64】上記スキャン動作のソフトウェア構造を説明
するための図である。
【図65】上記スキャン動作を管理するためのデータ内
容を説明するための図である。
【図66】上記画像処理装置でのプリント動作に関する
構成を示すブロック図である。
【図67】上記デバイスI/FをエンジンI/Fとした
場合の設定項目を説明するための図である。
【図68】上記エンジンI/F内のDPRAMの設定項
目を説明するための図である。
【図69】上記プリント動作のタイミングを説明するた
めの図である。
【図70】上記画像処理装置でのユーザ認証処理に関す
る構成を示すブロック図である。
【図71】上記ユーザ認証処理で用いるユーザ登録テー
ブルを説明するための図である。
【図72】ログオン操作時の上記ユーザ認証処理の流れ
を説明するためのフローチャートである。
【図73】上記ログオン操作後のスキャン動作からプリ
ント動作までの処理の流れを説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
111 CPU 112 RAM 132 操作部 133 スキャナ 901 認証部 902 ユーザ登録テーブル 903 通信処理部 904 スキャン動作制御部 905 カウンタテーブル 907 通信処理部 908 認証部 910 プリンタ動作制御部 911 プリンタ 913 RAM

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔地に存在する他装置と相互に通信す
    る通信装置であって、 本装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め登録され
    た登録手段と、 ユーザからユーザ情報及び上記他装置に対する動作指示
    が入力される入力手段と、 上記登録手段の登録情報及び上記入力手段から入力され
    たユーザ情報により、上記ユーザが正当なユーザである
    か否かを判定する認証手段と、 上記認証手段での結果に基づいて、上記入力手段から入
    力されたユーザ情報及び動作指示要求を上記他装置に対
    して送信する送信手段とを備えることを特徴とする通信
    装置。
  2. 【請求項2】 遠隔地に存在する他装置と相互に通信す
    る通信装置であって、 本装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め登録され
    た登録手段と、 上記他装置にてユーザから入力されたユーザ情報及び本
    装置に対する動作指示要求を受信する受信手段と、 上記登録手段の登録情報及び上記受信手段で受信された
    ユーザ情報により、上記ユーザが正当なユーザであるか
    否かを判定する認証手段とを備え、 上記認証手段での結果に基づいて、上記受信手段で受信
    された動作指示要求を受理することを特徴とする通信装
    置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して通信することを特
    徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 上記登録情報及び上記ユーザ情報は各
    々、少なくともユーザIDとパスワードを含むことを特
    徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 原稿上の情報を読み取るスキャナ機能、
    及び情報をプリントアウトするプリンタ機能の少なくと
    も何れかの機能を有する情報処理装置であって、 請求項1〜4の何れかに記載の通信装置が有する機能を
    も有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 各々が所定の機能を有する少なくとも第
    1の装置と第2の装置がネットワークを介して接続され
    てなる通信システムであって、 上記第1の装置は、請求項1、3、4の何れかに記載の
    通信装置であり、 上記第2の装置は、請求項2、3、4の何れかに記載の
    通信装置であることを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】 各々が所定の機能を有する少なくとも第
    1の装置と第2の装置がネットワークを介して接続され
    てなる通信システムであって、 上記第1の装置は、 本装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め登録され
    た第1の登録手段と、 ユーザからユーザ情報及び上記第2の装置に対する動作
    指示が入力される入力手段と、 上記第1の登録手段の登録情報及び上記入力手段から入
    力されたユーザ情報により、上記ユーザが正当なユーザ
    であるか否かを判定する第1の認証手段と、 上記第1の認証手段での結果に基づいて、上記入力手段
    から入力されたユーザ情報及び動作指示要求を上記第2
    の装置に対して送信する送信手段とを備え、 上記第2の装置は、 本装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め登録され
    た第2の登録手段と、 上記第1の装置にてユーザから入力されたユーザ情報及
    び本装置に対する動作指示要求を受信する受信手段と、 上記第2の登録手段の登録情報及び上記受信手段で受信
    されたユーザ情報により、上記ユーザが正当なユーザで
    あるか否かを判定する第2の認証手段とを備え、 上記第2の装置は、上記第2の認証手段での結果に基づ
    いて、上記受信手段で受信された動作指示要求を受理す
    ることを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】 上記登録情報及び上記ユーザ情報は各
    々、少なくともユーザIDとパスワードを含むことを特
    徴とする請求項7記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 ローカル機器とリモート機器がネットワ
    ークを介して接続されてなる通信システムであって、 ユーザからのユーザID及びパスワードを入力する入力
    手段と、 正当なユーザのユーザID及びパスワードを登録する登
    録手段と、 上記登録手段で登録されたユーザID及びパスワードを
    含むユーザ情報を記憶する記憶手段と、 上記ユーザからのユーザID及びパスワードと上記記憶
    手段の情報に基づいて、上記ユーザが正当なユーザか否
    かを判定する認証手段と、 ネットワークを介して接続された機器と相互に通信する
    ための通信手段とを備え、 上記ローカル機器は、上記通信手段により、上記リモー
    ト機器に対して所定の動作要求を送信する際に、上記入
    力手段により入力されたユーザID及びパスワードをも
    送信し、 上記リモート機器は、上記通信手段により、上記ローカ
    ル機器からの上記所定の動作要求、上記ユーザID及び
    パスワードを受信し、上記認証手段により、上記所定の
    動作要求を行ったユーザが正当なユーザであると判定し
    た場合にのみ、上記所定の動作要求を受理することを特
    徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】 少なくとも第1の装置と第2の装置が
    ネットワークを介して相互に通信し、各装置にてユーザ
    認証処理を行うための通信方法であって、 上記第1の装置にて、ユーザから入力されたユーザ情
    報、及び本装置が使用可能なユーザの所定の情報が予め
    登録された登録テーブルを用いて、上記ユーザが正当な
    ユーザであるか否かを判定する第1の認証ステップと、 上記第1の装置にて、上記第1の認証ステップでの結果
    に基づいて、上記ユーザから入力されたユーザ情報及び
    動作指示要求を上記第2の装置に対して送信する送信ス
    テップと、 上記第2の装置にて、上記送信ステップにより送信され
    てきたユーザ情報及び動作指示要求を受信する受信ステ
    ップと、 上記第2の装置にて、上記受信ステップにより受信され
    たユーザ情報、本装置が使用可能なユーザの所定の情報
    が予め登録された登録テーブルを用いて、上記ユーザが
    正当なユーザであるか否かを判定する第2の認証ステッ
    プと、 上記第2の装置にて、上記第2の認証ステップでの結果
    に基づいて、上記受信ステップにより動作指示要求を受
    理する受理ステップとを含むことを特徴とする通信方
    法。
  11. 【請求項11】 上記第1の装置が上記第2の装置に対
    して動作要求を送信する場合、上記ユーザ情報を用いて
    自動的に上記第2の装置での上記第2の認証ステップを
    実行するステップを更に含むことを特徴とする請求項1
    0記載の通信方法。
  12. 【請求項12】 上記登録テーブルの情報及び上記ユー
    ザ情報は各々、少なくともユーザIDとパスワードを含
    むことを特徴とする請求項10記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも第1の装置と第2の装置が
    ネットワークを介して相互に通信し、各装置にてユーザ
    認証処理を行うための処理ステップをコンピュータが読
    出可能に格納した記憶媒体であって、該処理ステップ
    は、 請求項10〜12の何れかに記載の通信方法の処理ステ
    ップを含むことを特徴とする記憶媒体。
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