JP2000083071A - 変調方式 - Google Patents
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Abstract
おいて、高感度の受信を行うことができる変調方式の実
現を目的とする。 【解決手段】 パイロットシンボルの代わりにBPSK
変調方式を定期的に挿入し、BPSK変調方式の同相−
直交平面における信号点位置を多値変調方式の最大振幅
をとる信号点とは異なる位置に配置することで、ピーク
電力対平均送信電力比に影響を与えずに、BPSK変調
方式の信号点振幅を多値変調方式の最大信号点振幅より
大きくするようにしたものである。これにより、復調側
で準同期検波を行う際の送受信機間の周波数オフセット
および振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電力対雑
音電力比におけるビット誤り率特性が向上し、高感度の
受信を行うことができる。
Description
れるディジタル変調方式に関する。
いて準同期検波を行う際のパイロットシンボルの信号点
位置に関する方法として、例えば、文献(陸上移動通信
用16QAMのフェージングひずみ補償方式)三瓶、電
子情報通信学会論文誌B−II、Vol.J−72−B
−II、No.1、pp.7−15、1989年1月に
記載されているものが知られている。
トシンボルの信号点位置を示している。図13におい
て、1301は同相I−直交Q平面における16QAM
の信号点を示しており、パイロットシンボルの信号点は
1301A,B,CおよびDのいずれかに配置するとい
うように16QAM方式の信号点のうち最大振幅を有す
る信号点をパイロット信号とし、準同期検波を行う方式
が知られている。
行う場合、パイロットシンボルの信号点は信号点振幅が
大きいほど復調側で送受信機間の周波数オフセット量お
よび振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電力対雑音
雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上するが、ピ
ーク電力対平均送信電力比が増加してしまうため、送信
系電力増幅器の電力効率が劣化してしまう問題があっ
た。
送受信機間の周波数オフセットおよび振幅歪み量の推定
精度を向上させ、搬送波電力対雑音電力比におけるビッ
ト誤り率特性を向上させることで、高感度の受信を行う
ことができる変調方式の実現を目的とする。
に本発明は、パイロットシンボルの代わりにBPSK変
調方式またはQPSK変調方式を定期的に挿入し、BP
SK変調方式またはQPSK変調方式の同相−直交平面
における信号点位置を多値変調方式の最大振幅をとる信
号点とは異なる位置に配置することで、ピーク電力対平
均送信電力比に影響を与えずに、BPSK変調方式また
はQPSK変調方式の信号点振幅を多値変調方式の最大
信号点振幅より大きくするようにしたものである。
の送受信機間の周波数オフセットおよび振幅歪み量の推
定精度が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビッ
ト誤り率特性が向上し、高感度の受信を行うことができ
る。
は、送信機と受信機とで行う無線通信に用いられ、前記
送信機において、第1の変調方式である8値以上の多値
変調方式の中に、定期的に第2の変調方式である二値位
相(BPSK: Binary Phase Shift Keying)変調方式
を挿入し、第2変調方式の信号点振幅を第1変調方式の
最大信号点振幅より大きくしたことを特徴とする変調方
式であり、同相−直交平面におけるBPSK変調方式の
信号点位置を8値以上の多値変調方式の最大振幅をとる
信号点とは異なる位置に配置することで、ピーク電力対
送信平均電力比に影響を与えずに、BPSK変調方式の
信号点振幅を8値以上の多値変調方式の最大信号点振幅
より大きくすることで、復調側で準同期検波を行う際の
送受信機間の周波数オフセットおよび振幅歪み量の推定
精度が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット
誤り率特性が向上し、高感度の受信が行えるという作用
を有する。
とで行う無線通信に用いられ、前記送信機において、第
1の変調方式である8値以上の多値直交振幅変調(QA
M:Quadrature Amplitude Modulation )方式の中に、
定期的に第2の変調方式であるBPSK変調方式を挿入
し、第2変調方式の信号点振幅を第1変調方式の最大信
号点振幅より大きくしたことを特徴とする変調方式であ
り、同相−直交平面におけるBPSK変調方式の信号点
位置を8値以上の多値QAM方式の最大振幅をとる信号
点とは異なる位置に配置することで、ピーク電力対送信
平均電力比に影響を与えずに、BPSK変調方式の信号
点振幅を8値以上の多値QAM方式の最大信号点振幅よ
り大きくすることで、復調側で準同期検波を行う際の送
受信機間の周波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精
度が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤
り率特性が向上し、高感度の受信が行えるという作用を
有する。
とで行う無線通信に用いられ、前記送信機において、第
1の変調方式である16QAM方式の中に、定期的に第
2の変調方式であるBPSK変調方式を挿入し、第2変
調方式の信号点振幅を第1変調方式の最大信号点振幅よ
り大きくしたことを特徴とする変調方式であり、同相−
直交平面におけるBPSK変調方式の信号点位置を16
QAM方式の最大振幅をとる信号点とは異なる位置に配
置することで、ピーク電力対送信平均電力比に影響を与
えずに、BPSK変調方式の信号点振幅を16QAM方
式の最大信号点振幅より大きくすることで、復調側で準
同期検波を行う際の送受信機間の周波数オフセットおよ
び振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電力対雑音電
力比におけるビット誤り率特性が向上し、高感度の受信
が行えるという作用を有する。
とで行う無線通信に用いられ、前記送信機において、第
1の変調方式である8値以上の多値変調方式の中に、定
期的に第2の変調方式である直交位相(QPSK: Qua
drature Phase Shift Keying)変調方式を挿入し、第2
変調方式の信号点振幅を第1変調方式の最大信号点振幅
より大きくしたことを特徴とする変調方式であり、同相
−直交平面におけるQPSK変調方式の信号点位置を8
値以上の多値変調方式の最大振幅をとる信号点とは異な
る位置に配置することで、ピーク電力対送信平均電力比
に影響を与えずに、QPSK変調方式の信号点振幅を8
値以上の多値変調方式の最大信号点振幅より大きくする
ことで、復調側で準同期検波を行う際の送受信機間の周
波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精度が向上し、
搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向
上し、高感度の受信が行えるという作用を有する。
とで行う無線通信に用いられ、前記送信機において、第
1の変調方式である8値以上の多値QAM方式の中に、
定期的に第2の変調方式であるQPSK変調方式を挿入
し、第2変調方式の信号点振幅を第1変調方式の最大信
号点振幅より大きくしたことを特徴とする変調方式であ
り、同相−直交平面におけるQPSK変調方式の信号点
位置を8値以上の多値QAM方式の最大振幅をとる信号
点とは異なる位置に配置することで、ピーク電力対送信
平均電力比に影響を与えずに、QPSK変調方式の信号
点振幅を8値以上の多値QAM方式の最大信号点振幅よ
り大きくすることで、復調側で準同期検波を行う際の送
受信機間の周波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精
度が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤
り率特性が向上し、高感度の受信が行えるという作用を
有する。
とで行う無線通信に用いられ、前記送信機において、第
1の変調方式である8値以上の多値QAM方式の中に、
定期的に第2の変調方式である同相−直交平面において
同相軸上および直交軸上に信号点をもつQPSK変調方
式を挿入し、第2変調方式の信号点振幅を第1変調方式
の最大信号点振幅より大きくしたことを特徴とする変調
方式であり、同相−直交平面における前記QPSK変調
方式の信号点位置を8値以上の多値QAM方式の最大振
幅をとる信号点とは異なる位置に配置することで、ピー
ク電力対送信平均電力比に影響を与えずに、前記QPS
K変調方式の信号点振幅を8値以上の多値QAM方式の
最大信号点振幅より大きくすることで、復調側で準同期
検波を行う際の送受信機間の周波数オフセットおよび振
幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電力対雑音電力比
におけるビット誤り率特性が向上し、高感度の受信が行
えるという作用を有する。
とで行う無線通信に用いられ、前記送信機において、第
1の変調方式である16QAM方式の中に、定期的に第
2の変調方式であるQPSK変調方式を挿入し、第2変
調方式の信号点振幅を第1変調方式の最大信号点振幅よ
り大きくしたことを特徴とする変調方式であり、同相−
直交平面におけるQPSK変調方式の信号点位置を16
QAM方式の最大振幅をとる信号点とは異なる位置に配
置することで、ピーク電力対送信平均電力比に影響を与
えずに、QPSK変調方式の信号点振幅を16QAM方
式の最大信号点振幅より大きくすることで、復調側で準
同期検波を行う際の送受信機間の周波数オフセットおよ
び振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電力対雑音電
力比におけるビット誤り率特性が向上し、高感度の受信
が行えるという作用を有する。
とで行う無線通信に用いられ、前記送信機において、第
1の変調方式である16QAM方式の中に、定期的に第
2の変調方式である同相−直交平面において同相軸上お
よび直交軸上に信号点をもつQPSK変調方式を挿入
し、第2変調方式の信号点振幅を第1変調方式の最大信
号点振幅より大きくしたことを特徴とする変調方式であ
り、同相−直交平面における前記QPSK変調方式の信
号点位置を16QAM方式の最大振幅をとる信号点とは
異なる位置に配置することで、ピーク電力対送信平均電
力比に影響を与えずに、前記QPSK変調方式の信号点
振幅を16QAM方式の最大信号点振幅より大きくする
ことで、復調側で準同期検波を行う際の送受信機間の周
波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精度が向上し、
搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向
上し、高感度の受信が行えるという作用を有する。
信機が有するナイキストフィルタのロールオフ係数を
0.1から0.4としたことを特徴とする請求項1から
8のいずれかに記載の変調方式とするのが好適である。
変調方式の信号点振幅を第1の変調方式の最大信号点振
幅の1.0倍より大きく1.6倍以下としたことを特徴
とする請求項9記載の変調方式とするのが、より好適で
ある。
10のいずれかに記載の変調方式を用いた無線通信シス
テムであり、復調側で準同期検波を行う際の送受信機間
の周波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精度が向上
し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性
が向上し、高感度の受信が行える無線通信システムが得
られるという作用を有する。
図12を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本実施の形態における無線通
信システムの構成概念図である。図1において、(a)
は送信機であり、送信ディジタル信号101は、直交ベ
ースバンド変調部102に入力され、送信直交ベースバ
ンド信号の同相成分103と直交成分104を出力し、
送信無線部105を介して送信信号106をアンテナ1
07から信号を送信する。(b)は受信機であり、10
8はアンテナ、109は受信無線部で、受信無線部10
9はアンテナ108で受信した信号を入力とし、受信直
交ベースバンド信号の同相成分110と直交成分111
を出力する。振幅歪み量推定部112は、同相成分11
0と直交成分111を入力とし、振幅歪み量を推定し、
振幅歪み量推定信号113を出力する。周波数オフセッ
ト量推定部114は同相成分110と直交成分111を
入力とし、周波数オフセット量を推定し、周波数オフセ
ット量推定信号115を出力する。準同期検波部116
は、同相成分110と直交成分111、および振幅歪み
量推定信号113と周波数オフセット量推定信号115
を入力とし、準同期検波を行い、受信ディジタル信号1
17を出力する。
ある16値振幅位相(16 AmplitudePhase Shift Keying
)変調方式の同相I−直交Q平面における信号点配置
を示し、図2において、201は16APSK変調方式
の信号点である。図3は、BPSK変調方式の同相I−
直交Q平面における信号点配置図を示し、図3におい
て、301はBPSK変調方式の信号点である。図4
は、16APSK変調シンボルとBPSK変調シンボル
のNシンボル内の構成の一例を示している。
値以上の多値変調方式のなかに、定期的にBPSK変調
方式を挿入する変調方式において、BPSK変調方式の
信号点振幅を8値以上の多値変調方式の最大信号点振幅
より大きくした変調方式について説明する。図1は、本
実施の形態における無線通信システムの構成概念図であ
る。図2は、同相I−直交Q平面における16APSK
変調方式の信号点の配置を示している。このとき、16
APSK変調方式の最大信号点振幅をr16APSKとする。
図3は、同相I−直交Q平面におけるBPSK変調方式
の信号点の配置を示している。このとき、BPSK変調
方式の信号点振幅をrBPSKとしたとき、rBPSK>r
16APSKとなるようにBPSK変調方式の信号点を配置す
る。図4は16APSK変調シンボルとBPSK変調シ
ンボルのNシンボル内の構成を示したもので、Nシンボ
ル内に1シンボルのBPSK変調シンボルを挿入する構
成である。これにより、図1(b)の受信機における周
波数オフセット量推定部114における送受信機間の周
波数オフセット量推定信号115の推定精度が向上し、
また、振幅歪み量推定部112における送受信機間の振
幅歪み量推定信号113の推定精度が向上する。それに
ともない、準同期検波部116の検波精度が向上し、搬
送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上
する。ここで、同相I−直交Q平面におけるBPSK変
調シンボルの信号点配置は、図3に限ったものではな
い。そして、Nシンボル中の16APSK変調シンボル
とBPSK変調シンボルの構成は図4に限ったものでは
ない。また、8値以上の多値変調方式の例として16A
PSK変調方式で説明したが、8値以上の多値変調方式
はこれに限ったものではない。そして、ルートロールオ
フフィルタ(ナイキストフィルタ)の周波数特性が(数
1)
から0.4にし、BPSK変調方式の信号点振幅を8値
以上の多値変調方式の最大信号点振幅の1.0倍より大
きく1.6倍以下にしたとき、ピーク電力対平均送信電
力比に影響を与えずに準同期検波を行う際の周波数オフ
セット量および振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波
電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上す
る。ただし、(数1)において、ωは角周波数、αはロ
ールオフ係数、ω0 はナイキスト角周波数、H(ω)は
ルートロールオフフィルタの振幅特性とする。
以上の多値変調方式のなかに、定期的にBPSK変調方
式を挿入する変調方式において、BPSK変調方式の信
号点振幅を8値以上の多値変調方式の最大信号点振幅よ
り大きくした変調方式としたものであり、同相−直交平
面におけるBPSK変調方式の信号点位置を8値以上の
多値変調方式の最大振幅をとる信号点とは異なる位置に
配置することで、ピーク電力対送信平均電力比に影響を
与えずに、BPSK変調方式の信号点振幅を8値以上の
多値変調方式の最大信号点振幅より大きくすることで、
復調側で準同期検波を行う際の送受信機間の周波数オフ
セットおよび振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電
力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上し、高
感度の受信が行えるという効果を有する。
線通信システムの構成概念図は図1のとおりで、実施の
形態1と同様である。
−直交Q平面における信号点配置を示し、図5におい
て、501は8値以上の多値QAM方式の信号点であ
る。図3は、BPSK変調方式の同相I−直交Q平面に
おける信号点配置図であり、実施の形態1と同様であ
る。図6は、8値以上の多値QAMシンボルとBPSK
変調シンボルのNシンボル内の構成の一例を示してい
る。
値以上の多値QAM方式のなかに、定期的にBPSK変
調方式を挿入する変調方式において、BPSK変調方式
の信号点振幅を8値以上の多値QAM方式の最大信号点
振幅より大きくした変調方式について説明する。図1
は、本実施の形態における無線通信システムの構成概念
図である。図5は、同相I−直交Q平面における8値以
上の多値QAM方式の信号点の配置を示している。この
とき、8値以上の多値QAM方式の最大信号点振幅をr
QAM とする。図3は、同相I−直交Q平面におけるBP
SK変調方式の信号点の配置を示している。このとき、
BPSK変調方式の信号点振幅をrBPSKとしたとき、r
BPSK>rQAM となるようにBPSK変調方式の信号点を
配置する。図6は8値以上の多値QAMシンボルとBP
SK変調シンボルのNシンボル内の構成を示したもの
で、Nシンボル内に1シンボルのBPSK変調シンボル
を挿入する構成である。これにより、図1(b)の受信
機における周波数オフセット量推定部114における送
受信機間の周波数オフセット量推定信号115の推定精
度が向上し、また、振幅歪み量推定部112における送
受信機間の振幅歪み量推定信号113の推定精度が向上
する。それにともない、準同期検波部116の検波精度
が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り
率特性が向上する。ここで、同相I−直交Q平面におけ
るBPSK変調シンボルの信号点配置は、図3に限った
ものではない。そして、Nシンボル中の8値以上の多値
QAMシンボルとBPSK変調シンボルの構成は図6に
限ったものではない。そして、ルートロールオフフィル
タの周波数特性が、(数1)で表されたとき、ロールオ
フ係数を0.1から0.4にし、BPSK変調方式の信
号点振幅を8値以上の多値QAM方式の最大信号点振幅
の1.0倍より大きく1.6倍以下としたとき、ピーク
電力対送信平均雑音電力比に影響を与えずに準同期検波
を行う際の周波数オフセット量および振幅歪み量の推定
精度が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット
誤り率特性が向上する。
とBPSK変調方式の信号点の配置として、同相I−直
交Q平面における8値以上の多値QAM方式の信号点が
(数2)
(数3)
音電力比に影響を与えずに準同期検波を行う際の周波数
オフセット量および振幅歪み量の推定精度が向上し、搬
送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上
する効果が大きい。ただし、(数2)において、8値以
上の多値QAM方式の信号点は(IQAM,QQAM)で表
し、mは整数、(a1,b1),(a2,b2),・・・,
(am,bm)は1,−1のバイナリ符号、sは定数とす
る。そして、BPSK変調方式の信号点は(IBPSK,Q
BPSK)で表し、kは整数、sは定数とする。
以上の多値QAM方式のなかに、定期的にBPSK変調
方式を挿入する変調方式において、BPSK変調方式の
信号点振幅を8値以上の多値QAM方式の最大信号点振
幅より大きくした変調方式としたものであり、同相−直
交平面におけるBPSK変調方式の信号点位置を8値以
上の多値QAM方式の最大振幅をとる信号点とは異なる
位置に配置することで、ピーク電力対送信平均電力比に
影響を与えずに、BPSK変調方式の信号点振幅を8値
以上の多値QAM方式の最大信号点振幅より大きくする
ことで、復調側で準同期検波を行う際の送受信機間の周
波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精度が向上し、
搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向
上し、高感度の受信が行えるという効果を有する。
線通信システムの構成概念図は図1のとおりで、実施の
形態1と同様である。
面における信号点配置を示し、図7において、701は
16QAM方式の信号点である。図3は、BPSK変調
方式の同相I−直交Q平面における信号点配置図であ
り、実施の形態1と同様である。図8は、16QAMシ
ンボルとBPSK変調シンボルのNシンボル内の構成の
一例を示している。
6QAM方式のなかに、定期的にBPSK変調方式を挿
入する変調方式において、BPSK変調方式の信号点振
幅を16QAM方式の最大信号点振幅より大きくした変
調方式について説明する。図1は、本実施の形態におけ
る無線通信システムの構成概念図である。図7は、同相
I−直交Q平面における16QAM方式の信号点の配置
を示している。このとき、16QAM方式の最大信号点
振幅をr16QAM とする。図3は、同相I−直交Q平面に
おけるBPSK変調方式の信号点の配置を示している。
このとき、BPSK変調方式の信号点振幅をrBPSKとし
たとき、rBPSK>r16QAM となるようにBPSK変調方
式の信号点を配置する。図8は16QAMシンボルとB
PSK変調シンボルのNシンボル内の構成を示したもの
で、Nシンボル内に1シンボルのBPSK変調シンボル
を挿入する構成である。これにより、図1(b)の受信
機における周波数オフセット量推定部114における送
受信機間の周波数オフセット量推定信号115の推定精
度が向上し、また、振幅歪み量推定部112における送
受信機間の振幅歪み量推定信号113の推定精度が向上
する。それにともない、準同期検波部116の検波精度
が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り
率特性が向上する。ここで、同相I−直交Q平面におけ
るBPSK変調シンボルの信号点配置は、図3に限った
ものではない。そして、Nシンボル中の16QAMシン
ボルとBPSK変調シンボルの構成は図8に限ったもの
ではない。そして、ルートロールオフフィルタの周波数
特性が、(数1)で表されたとき、ロールオフ係数を
0.1から0.4にし、BPSK変調方式の信号点振幅
を16QAM方式の最大信号点振幅の1.0倍より大き
く1.6倍以下としたとき、ピーク電力対送信平均雑音
電力比に影響を与えずに準同期検波を行う際の周波数オ
フセット量および振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送
波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上す
る。
変調方式の信号点の配置として、同相I−直交Q平面に
おける16QAM方式の信号点が(数4)
(数3)で表されたとき、ピーク電力対送信平均雑音電
力比に影響を与えずに準同期検波を行う際の周波数オフ
セット量および振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波
電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上する
効果が大きい。ただし、(数4)において、16QAM
方式の信号点は(I16QAM,Q16QAM) で表し、mは整
数、(a1,b1),(a2,b2) は1,−1のバイナ
リ符号、sは定数とする。
QAM方式のなかに、定期的にBPSK変調方式を挿入
する変調方式において、BPSK変調方式の信号点振幅
を16QAM方式の最大信号点振幅より大きくした変調
方式としたものであり、同相−直交平面におけるBPS
K変調方式の信号点位置を16QAM方式の最大振幅を
とる信号点とは異なる位置に配置することで、ピーク電
力対送信平均電力比に影響を与えずに、BPSK変調方
式の信号点振幅を16QAM方式の最大信号点振幅より
大きくすることで、復調側で準同期検波を行う際の送受
信機間の周波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精度
が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り
率特性が向上し、高感度の受信が行えるという効果を有
する。
線通信システムの構成概念図は図1のとおりで、実施の
形態1と同様である。
る16APSK変調方式の同相I−直交Q平面における
信号点配置を示し、図2において、201は16APS
K変調方式の信号点である。図9は、同相I−直交Q平
面において同相軸上および直交軸上に信号点をもつQP
SK変調方式の信号点配置図を示し、図9において、9
01は前記QPSK変調方式の信号点である。図10
は、16APSK変調シンボルとQPSK変調シンボル
のNシンボル内の構成の一例を示している。
8値以上の多値変調方式のなかに、定期的にQPSK変
調方式を挿入する変調方式において、QPSK変調方式
の信号点振幅を8値以上の多値変調方式の最大信号点振
幅より大きくした変調方式について説明する。図1は、
本実施の形態における無線通信システムの構成概念図で
ある。図2は、同相I−直交Q平面における16APS
K変調方式の信号点の配置を示している。このとき、1
6APSK変調方式の最大信号点振幅をr16AP SKとす
る。図9は、同相I−直交Q平面における同相軸上およ
び直交軸上に信号点をもつQPSK変調方式の信号点の
配置を示している。このとき、前記QPSK変調方式の
信号点振幅をrQPSKとしたとき、rQPSK>r16APSKとな
るように前記QPSK変調方式の信号点を配置する。図
10は16APSK変調シンボルとQPSK変調シンボ
ルのNシンボル内の構成を示したもので、Nシンボル内
に1シンボルのQPSK変調シンボルを挿入する構成で
ある。これにより、図1(b)の受信機における周波数
オフセット量推定部114における送受信機間の周波数
オフセット量推定信号115の推定精度が向上し、ま
た、振幅歪み量推定部112における送受信機間の振幅
歪み量推定信号113の推定精度が向上する。それにと
もない、準同期検波部116の検波精度が向上し、搬送
波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上す
る。ここで、同相I−直交Q平面におけるQPSK変調
シンボルの信号点配置は、図9に限ったものではない。
そして、Nシンボル中の16APSK変調シンボルとQ
PSK変調シンボルの構成は図10に限ったものではな
い。また、8値以上の多値変調方式の例として16AP
SK変調方式で説明したが、8値以上の多値変調方式は
これに限ったものではない。そして、ルートロールオフ
フィルタの周波数特性が、(数1)で表されたとき、ロ
ールオフ係数を0.1から0.4にし、QPSK変調方
式の信号点振幅を8値以上の多値変調方式の最大信号点
振幅の1.0倍より大きく1.6倍以下としたとき、ピ
ーク電力対送信平均雑音電力比に影響を与えずに準同期
検波を行う際の周波数オフセット量および振幅歪み量の
推定精度が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビ
ット誤り率特性が向上する。
以上の多値変調方式のなかに、定期的にQPSK変調方
式を挿入する変調方式において、QPSK変調方式の信
号点振幅を8値以上の多値変調方式の最大信号点振幅よ
り大きくした変調方式としたものであり、同相−直交平
面におけるQPSK変調方式の信号点位置を8値以上の
多値変調方式の最大振幅をとる信号点とは異なる位置に
配置することで、ピーク電力対送信平均電力比に影響を
与えずに、QPSK変調方式の信号点振幅を8値以上の
多値変調方式の最大信号点振幅より大きくすることで、
復調側で準同期検波を行う際の送受信機間の周波数オフ
セットおよび振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電
力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上し、高
感度の受信が行えるという効果を有する。
線通信システムの構成概念図は図1のとおりで、実施の
形態1と同様である。
−直交Q平面における信号点配置を示し、図5におい
て、501は8値以上の多値QAM方式の信号点であ
る。図9は、同相I−直交Q平面において同相軸上およ
び直交軸上に信号点をもつQPSK変調方式の信号点配
置図を示し、図9において、901は前記QPSK変調
方式の信号点である。図11は、8値以上の多値QAM
シンボルとQPSK変調シンボルのNシンボル内の構成
の一例を示している。
8値以上の多値QAM方式のなかに、定期的にQPSK
変調方式を挿入する変調方式において、QPSK変調方
式の信号点振幅を8値以上の多値QAM方式の最大信号
点振幅より大きくした変調方式について説明する。図1
は、本実施の形態における無線通信システムの構成概念
図である。図5は、同相I−直交Q平面における8値以
上の多値QAM方式の信号点の配置を示している。この
とき、8値以上の多値QAM方式の最大信号点振幅をr
QAM とする。図9は、同相I−直交Q平面における同相
軸上および直交軸上に信号点をもつQPSK変調方式の
信号点の配置を示している。このとき、前記QPSK変
調方式の信号点振幅をrQPSKとしたとき、rQPSK>r
QAM となるように前記QPSK変調方式の信号点を配置
する。図11は8値以上の多値QAMシンボルとQPS
K変調シンボルのNシンボル内の構成を示したもので、
Nシンボル内に1シンボルのQPSK変調シンボルを挿
入する構成である。これにより、図1(b)の受信機に
おける周波数オフセット量推定部114における送受信
機間の周波数オフセット量推定信号115の推定精度が
向上し、また、振幅歪み量推定部112における送受信
機間の振幅歪み量推定信号113の推定精度が向上す
る。それにともない、準同期検波部116の検波精度が
向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率
特性が向上する。
点とQPSK変調方式の信号点の配置において、同相I
−直交Q平面における8値以上の多値QAM方式の信号
点が(数2)で表され、QPSK変調方式の信号点が、
いて同相軸および直交軸に信号点をもつQPSK変調方
式の信号点は、
雑音電力比に影響を与えずに準同期検波を行う際の周波
数オフセット量および振幅歪み量の推定精度が向上し、
搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向
上する効果が大きい。しかし、8値以上の多値QAM方
式の信号点配置とQPSK変調方式の信号点配置はこれ
に限ったものではない。ただし、(数5)において、Q
PSK変調方式の信号点は(IQPSK,QQPSK)で表し、
kは整数、sは定数とする。また、(数6)において、
同相−直交平面において同相軸および直交軸上に信号点
をもつQPSKは(IQPSKR,QQPSKR)とし、nは整数
とする。そして、Nシンボル中の8値以上の多値QAM
シンボルとQPSK変調シンボルの構成は図11に限っ
たものではない。また、ルートロールオフフィルタの周
波数特性が、(数1)で表されたとき、ロールオフ係数
を0.1から0.4にし、QPSK変調方式の信号点振
幅を8値以上の多値QAM方式の最大信号点振幅の1.
0倍より大きく1.6倍以下としたとき、ピーク電力対
送信平均雑音電力比に影響を与えずに準同期検波を行う
際の周波数オフセット量および振幅歪み量の推定精度が
向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率
特性が向上する。
以上の多値QAM方式のなかに、定期的にQPSK変調
方式を挿入する変調方式において、QPSK変調方式の
信号点振幅を8値以上の多値QAM方式の最大信号点振
幅より大きくした変調方式としたものであり、同相−直
交平面におけるQPSK変調方式の信号点位置を8値以
上の多値QAM方式の最大振幅をとる信号点とは異なる
位置に配置することで、ピーク電力対送信平均電力比に
影響を与えずに、QPSK変調方式の信号点振幅を8値
以上の多値QAM方式の最大信号点振幅より大きくする
ことで、復調側で準同期検波を行う際の送受信機間の周
波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精度が向上し、
搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向
上し、高感度の受信が行えるという効果を有する。
線通信システムの構成概念図は図1のとおりで、実施の
形態1と同様である。
面における信号点配置を示し、図7において、701は
16QAM方式の信号点である。図9は、同相I−直交
Q平面において同相軸上および直交軸上に信号点をもつ
QPSK変調方式の信号点配置図を示し、図9におい
て、901は前記QPSK変調方式の信号点である。図
12は、16QAMシンボルとQPSK変調シンボルの
Nシンボル内の構成の一例を示している。
16QAM方式のなかに、定期的にQPSK変調方式を
挿入する変調方式において、QPSK変調方式の信号点
振幅を16QAM方式の最大信号点振幅より大きくした
変調方式について説明する。図1は、本実施の形態にお
ける無線通信システムの構成概念図である。図7は、同
相I−直交Q平面における16QAM方式の信号点の配
置を示している。このとき、16QAM方式の最大信号
点振幅をr16QAM とする。図9は、同相I−直交Q平面
における同相軸上および直交軸上に信号点をもつQPS
K変調方式の信号点の配置を示している。このとき、前
記QPSK変調方式の信号点振幅をrQP SKとしたとき、
rQPSK>r16QAM となるように前記QPSK変調方式の
信号点を配置する。図12は16QAMシンボルとQP
SK変調シンボルのNシンボル内の構成を示したもの
で、Nシンボル内に1シンボルのQPSK変調シンボル
を挿入する構成である。これにより、図1(b)の受信
機における周波数オフセット量推定部114における送
受信機間の周波数オフセット量推定信号115の推定精
度が向上し、また、振幅歪み量推定部112における送
受信機間の振幅歪み量推定信号113の推定精度が向上
する。それにともない、準同期検波部116の検波精度
が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り
率特性が向上する。ただし、16QAM方式の信号点と
QPSK変調方式の信号点の配置において、同相I−直
交Q平面における16QAM方式の信号点が(数4)で
表され、QPSK変調方式の信号点が、(数5)で表さ
れたとき、同相I−直交Q平面において同相軸および直
交軸に信号点をもつQPSK変調方式の信号点は、(数
6)で表され、このときピーク電力対送信平均雑音電力
比に影響を与えずに準同期検波を行う際の周波数オフセ
ット量および振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電
力対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上する効
果が大きい。しかし、16QAM方式の信号点配置とQ
PSK変調方式の信号点配置はこれに限ったものではな
い。そして、Nシンボル中の16QAMシンボルとQP
SK変調シンボルの構成は図12に限ったものではな
い。また、ルートロールオフフィルタの周波数特性が、
(数1)で表されたとき、ロールオフ係数を0.1から
0.4にし、QPSK変調方式の信号点振幅を16QA
M方式の最大信号点振幅の1.0倍より大きく1.6倍
以下としたとき、ピーク電力対送信平均雑音電力比に影
響を与えずに準同期検波を行う際の周波数オフセット量
および振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電力対雑
音電力比におけるビット誤り率特性が向上する。
QAM方式のなかに、定期的にQPSK変調方式を挿入
する変調方式において、QPSK変調方式の信号点振幅
を16QAM方式の最大信号点振幅より大きくした変調
方式としたものであり、同相−直交平面におけるQPS
K変調方式の信号点位置を16QAM方式の最大振幅を
とる信号点とは異なる位置に配置することで、ピーク電
力対送信平均電力比に影響を与えずに、QPSK変調方
式の信号点振幅を16QAM方式の最大信号点振幅より
大きくすることで、復調側で準同期検波を行う際の送受
信機間の周波数オフセットおよび振幅歪み量の推定精度
が向上し、搬送波電力対雑音電力比におけるビット誤り
率特性が向上し、高感度の受信が行えるという効果を有
する。
変調方式またはQPSK変調方式の同相−直交平面にお
ける信号点位置を8値以上の多値変調方式の最大振幅を
とる信号点とは異なる位置に配置することで、ピーク電
力対平均送信電力比に影響を与えずに、BPSK変調方
式またはQPSK変調方式の信号点振幅を8値以上の多
値変調方式の最大信号点振幅より大きくすることで、復
調側で準同期検波を行う際の送受信機間の周波数オフセ
ットおよび振幅歪み量の推定精度が向上し、搬送波電力
対雑音電力比におけるビット誤り率特性が向上するとい
う高感度の受信が行える有利な効果が得られる。
の構成概念図
面における16APSK変調方式の信号点配置図
面におけるBPSK変調方式の信号点配置図
ける16APSK変調シンボルとBPSK変調シンボル
の構成の一例を示す概念図
面における8値以上の多値QAM方式の信号点配置図
ける8値以上の多値QAMシンボルとBPSK変調シン
ボルの構成の一例を示す概念図
面における16QAM方式の信号点配置図
ける16QAMシンボルとBPSK変調シンボルの構成
の一例を示す概念図
面における同相軸および直交軸に信号点をもつQPSK
変調方式の信号点配置図
おける16APSK変調シンボルとQPSK変調シンボ
ルの構成の一例を示す概念図
おける8値以上の多値QAMシンボルとQPSK変調シ
ンボルの構成の一例を示す概念図
おける16QAMシンボルとQPSK変調シンボルの構
成の一例を示す概念図
シンボルの信号点との関係を示す信号点配置図
軸に信号点をもつQPSK変調方式の信号点
Claims (11)
- 【請求項1】 送信機と受信機とで行う無線通信に用い
られ、前記送信機において、第1の変調方式である8値
以上の多値変調方式の中に、定期的に第2の変調方式で
ある二値位相(BPSK: Binary Phase Shift Keyin
g)変調方式を挿入し、第2変調方式の信号点振幅を第
1変調方式の最大信号点振幅より大きくしたことを特徴
とする変調方式。 - 【請求項2】 送信機と受信機とで行う無線通信に用い
られ、前記送信機において、第1の変調方式である8値
以上の多値直交振幅変調(QAM:QuadratureAmplitud
e Modulation )方式の中に、定期的に第2の変調方式
であるBPSK変調方式を挿入し、第2変調方式の信号
点振幅を第1変調方式の最大信号点振幅より大きくした
ことを特徴とする変調方式。 - 【請求項3】 送信機と受信機とで行う無線通信に用い
られ、前記送信機において、第1の変調方式である16
QAM方式の中に、定期的に第2の変調方式であるBP
SK変調方式を挿入し、第2変調方式の信号点振幅を第
1変調方式の最大信号点振幅より大きくしたことを特徴
とする変調方式。 - 【請求項4】 送信機と受信機とで行う無線通信に用い
られ、前記送信機において、第1の変調方式である8値
以上の多値変調方式の中に、定期的に第2の変調方式で
ある直交位相(QPSK: Quadrature Phase Shift Ke
ying)変調方式を挿入し、第2変調方式の信号点振幅を
第1変調方式の最大信号点振幅より大きくしたことを特
徴とする変調方式。 - 【請求項5】 送信機と受信機とで行う無線通信に用い
られ、前記送信機において、第1の変調方式である8値
以上の多値QAM方式の中に、定期的に第2の変調方式
であるQPSK変調方式を挿入し、第2変調方式の信号
点振幅を第1変調方式の最大信号点振幅より大きくした
ことを特徴とする変調方式。 - 【請求項6】 送信機と受信機とで行う無線通信に用い
られ、前記送信機において、第1の変調方式である8値
以上の多値QAM方式の中に、定期的に第2の変調方式
である同相−直交平面において同相軸上および直交軸上
に信号点をもつQPSK変調方式を挿入し、第2変調方
式の信号点振幅を第1変調方式の最大信号点振幅より大
きくしたことを特徴とする変調方式。 - 【請求項7】 送信機と受信機とで行う無線通信に用い
られ、前記送信機において、第1の変調方式である16
QAM方式の中に、定期的に第2の変調方式であるQP
SK変調方式を挿入し、第2変調方式の信号点振幅を第
1変調方式の最大信号点振幅より大きくしたことを特徴
とする変調方式。 - 【請求項8】 送信機と受信機とで行う無線通信に用い
られ、前記送信機において、第1の変調方式である16
QAM方式の中に、定期的に第2の変調方式である同相
−直交平面において同相軸上および直交軸上に信号点を
もつQPSK変調方式を挿入し、第2変調方式の信号点
振幅を第1変調方式の最大信号点振幅より大きくしたこ
とを特徴とする変調方式。 - 【請求項9】 送信機が有するナイキストフィルタのロ
ールオフ係数を0.1から0.4としたことを特徴とす
る請求項1から8のいずれかに記載の変調方式。 - 【請求項10】 第2の変調方式の信号点振幅を第1の
変調方式の最大信号点振幅の1.0倍より大きく1.6
倍以下としたことを特徴とする請求項9記載の変調方
式。 - 【請求項11】 請求項1から10のいずれかに記載の
変調方式を用いた無線通信システム。
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