JP2000079931A - 発泡成形体からなる容器 - Google Patents

発泡成形体からなる容器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷、ラベル貼付、あるいはデザインを施すの
に適した平滑な外側表面を備えた発泡成形体からなる容
器。 【解決手段】型閉時に、発泡成形体を形成するためのキ
ャビティ4を包囲する、ベントホールを備えていない一
対の組合せ金型51、61の合わせ目部分に沿って、キ
ャビティ内の両端部分に露出したスリット7a、7b
を、その開口幅を供給される原料ビーズの粒径より小さ
いものとして配設する。そして専用の用役口93a、9
3bに連通する通路である型間通路91a、91bおよ
び型間空間92a、92bを通じて、排気やスチーム供
給が可能とし、キャビティ4に充填した原料ビーズを金
型51、61を通じて溶融温度以上に加熱して、発泡成
形体が表面層と中間層との融着の程度に差を設けながら
発泡成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、性状を改善した表
面層を形成した発泡成形体からなる容器に関するもので
あって、特に、印刷、ラベル貼付、あるいはデザインを
施すのに適した外側表面を備えた、食品容器あるいは商
品収納容器などに用いられ得る発泡成形体からなる運搬
用、保存用の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで、本発明の背景となる発泡成形方
法の概要を説明すると、この発泡成形に用いられる金型
装置の配置は、図2の断面略図に示すように、発泡製品
が充填成形されるキャビティ1を形成するよう、凸型金
型31と凹型金型21が対向配置される。凹型金型21
は通常架台に固定されているが、凸型金型31は、図2
のように凹型金型21内にキャビティ1を形成した状態
から水平に移動(図2では右方向へ)し、成形された発
泡体を取り出すことができるよう移動可能に配置されて
いる。そして、この凹凸金型21、31の両方には、後
記の加熱用スチームなどの用役が通過できるよう多数の
ベントホール22、32が透設されているのである。
【0003】また、これら凹、凸金型21、31の裏面
側には、スチーム、空気、冷却水などの用役が供給され
る凹側チャンバ2と凸側チャンバ3が形成され、凹型金
型21のほぼ中央には原料ビーズをキャビテイ1内に充
填するための原料ビーズ充填器26が凹側チャンバ2を
貫通して配置されている。なお、この事例では、それぞ
れのチャンバ2、3の上部には、加熱用スチーム、加圧
空気などを供給するための上部用役口24、34が設け
られ、下部には、下部用役口25、35が設けられ、減
圧ポンプあるいはドレン配管に接続されている。
【0004】このような発泡成形用金型装置を用いて、
発泡成形体を製造するには、先ず、原料ビーズ容器(図
示せず)から所定の発泡性ポリスチレン、またはポリオ
レフィン樹脂などからなる予備発泡させた発泡性原料ビ
ーズを原料ビーズ充填器26を通じてキャビティ1内に
送入し充填する。次いで、加熱用スチームをチャンバ
2、3に送入し、これを前記ベントホール22、32を
通じて充填された原料ビーズの間に送り込んで加熱し、
原料ビーズを相互に融着させ一体化させる。その後、冷
却固化させて、発泡成形体として取り出すという順に行
われる。
【0005】ところで、このような発泡成形方法に用い
られる金型装置は、先に説明した通り、加熱用スチー
ム、排気、給気、給水などの用役をキャビテイ内に送り
込み作用させるためのベントホールが無数に設けられて
いるため、得られる発泡成形体の表面に無数のコアベン
ト部材の先端部分の痕跡、およびそのベントホールに押
し込まれた原料ビーズ部分から形成される突起が、場合
によっては最大1mm直径×長さ1mmに及ぶものま
で、残存することが避けられないものであった。
【0006】このように、従来の発泡成形体の表面に
は、コアベント跡やベントホールによる突起が一面に存
在するものであるので、食品保冷運搬用容器あるいは電
気製品のような衝撃を避けたい商品のパッキング容器に
あっては、その外側表面は、印刷を行っても鮮明な印刷
結果が得られない、また、ラベル貼付に際しても,凹凸
が生じて接着が不十分となったり、美観に劣ることにな
る。さらには、塗装または着色などデザインを施すのに
極めて不適当な表面状態であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、印刷、ラベル
貼付、あるいはデザインを施すのに適した平滑な外側表
面を備えた発泡成形体からなる運搬用、保存用の容器を
提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決した本
発明の発泡成形体からなる容器は、ポリスチレン樹脂ま
たはポリオレフィン樹脂などの熱可塑性樹脂からなる原
料ビーズが相互に融着して一体化した発泡成形体からな
る容器であって、少なくともその外部に露出する表面に
は、コアベント跡またはベントホール跡からなる突起が
形成されることなく、平滑な表面層を備えたことを特徴
とするものである。
【0009】さらに、本発明の発泡成形体からなる容器
の表面層は、熱可塑性樹脂からなる発泡成形用原料ビー
ズを、一対の加熱用金型のうち、少なくとも、外部に露
出する表面を形成するための一方の金型をベントホール
を具備しないものとした組合せの金型間に充填し、融着
温度以上に加熱し融着させて形成された形態に具体化で
き、さらには、必要に応じて、前記金型の表面には予め
意匠用凹凸を付与し、この意匠用凹凸に基づくデザイン
を発泡成形体の表面層の表面に表現した形態のも具体化
できるのである。
【0010】以上のように構成される本発明の発泡成形
体からなる容器は、断熱性、吸音性、耐衝撃性、軽量
性、防水性、保水性、などに優れ、食品運搬用容器、生
食品保冷用容器、衝撃緩衝を兼ねた商品収納容器、ある
いは保冷保存用、または保温用容器等として、特に好適
である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の発泡成形体からな
る容器に係る実施形態について説明する。好ましい第1
の実施形態の発泡成形体からなる容器では、その素材材
質としては、前記の断熱性、耐衝撃性、軽量性、防水性
などの他、供給コスト、入手のし易さなどから、汎用さ
れているポリオレフィン系樹脂およびポリスチレン系樹
脂からなる原料ビーズのいずれの熱可塑性樹脂も利用可
能であって、それらのうちからその用途に応じて低発泡
率のものから高発泡率のものまで、適宜に選択して適用
すればよい。
【0012】そして、これらの熱可塑性樹脂からなる原
料ビーズが相互に融着して一体化した発泡成形体からな
る運搬用容器であって、本発明の特徴とするところは、
少なくともその外部に露出する表面には、先に説明した
従来の製造方法では避けることのできなかったコアベン
ト跡およびベントホール跡からなる突起が形成されるこ
となく、平滑な表面層を備えた点にある。
【0013】そして、本発明では、その外部に露出しな
い面の表面層には、コアベント跡またはベントホール跡
からなる突起が形成されている場合、あるいはそれらが
形成されていない場合のいずれにも具体化することがで
きるものである。通常、食品運搬用容器、生食品保冷用
容器などに適用される運搬用、保存用の容器の外部に露
出しない面には、印刷などのデザインや意匠の必要性が
ないので、ベントホール跡からなる突起などが形成され
ている形態で充分であり、またそのために、後記のよう
に、発泡成形操作の中で、慣用された技術が応用できる
という利点が得られる。
【0014】またさらに、本発明の第2の実施形態で
は、コアベント跡およびベントホール跡からなる突起が
形成されない表面層が緻密に融着した非透水性の層であ
って、かつ内部の中間発泡層が、融着率が30%〜10
0%の範囲内の値である発泡成形体からなる運搬用容器
としても具体化できる。なお、融着率は、破断面におい
て、ビーズの境界破断ではなく、内部破断を生じている
ビーズの割合で示す。
【0015】従来の発泡成形体の場合には、原料ビーズ
相互を充分に融着させることにより、発泡成形体の表面
から裏面にいたる厚さ全体で水分が透過するのを防止し
ていたのであるが、本発明の場合には、防水のための非
透水性は前記表面層が緻密に融着した層として負担して
いて、内部の中間発泡層は、融着率が30%〜100%
の範囲内、より好ましくは30%〜80%の範囲内の値
であって、この部分の組織を比較的結合がゆるい状態に
設定して、実質的に非透水性を負担してない点に特徴が
ある。なお、このように、表面層と中間層との融着の程
度の差を設ける利点については、次の製造方法の説明の
中で関連付けて説明する。
【0016】次に、本発明の発泡成形体からなる容器の
第3の実施形態について、発泡成形用金型装置の要部を
示す図1を参照しながら本発明の容器の製造方法ととも
に、説明する。本発明の発泡成形体からなる容器の表面
層は、ポリオレフィン樹脂またはポリスチレン樹脂から
なる発泡成形用原料ビーズを、一対の加熱用金型のう
ち、少なくとも、外部に露出する表面を形成するための
一方の金型をベントホールを具備しないものとした組合
せの金型間に充填し、融着温度以上に加熱し発泡させ融
着させて、形成されるものである。その事例を以下に示
す。
【0017】本発明に適用可能な発泡成形用金型装置
は、発泡成形体を形成するためのキャビティを包囲した
状態で形成する一対のベントホールを具備しない組合せ
金型において、その組合せ金型の合わせ目部分に沿っ
て、キャビティ内に露出したスリットを配設するととも
に、該スリットから外部の用役配管に連通する通路を設
けたことを特徴とする発泡成形用金型装置である。そし
て、その前記スリットから外部の用役配管に連通する通
路をそのキャビティ側からその組合せ金型の合わせ目部
分に沿って外部に向けて形成した形態に具体化できるも
のである。
【0018】さらに詳細に説明すると、図1において、
この金型装置の配置は、先に説明した従来の場合と同様
に、発泡成形体が充填成形されるキャビティ4を包囲、
形成するよう、凸型金型61と凹型金型51が対向配置
されている。そして、これら金型51、61の裏面側に
は、フレーム52、62と裏板53、63が取付けら
れ、スチームなどの用役が供給される凹側チャンバ5と
凸側チャンバ6が形成されている。なお、この事例で
は、フレーム52、62の上部には、上部用役口54、
64が、下部には、下部用役口55、65が配設されて
いて、上部用役口54、64には、加熱用スチームなど
が供給される弁がそれぞれ取り付けられ、下部用役口5
5、65には、減圧ポンプまたはドレン配管などに接続
される弁が取り付けられている。
【0019】この金型装置の特徴とするところは、型閉
時に、発泡成形体を形成するためのキャビティ4を包囲
した状態で形成する一対の組合せ金型51、61の合わ
せ目部分に沿って、キャビティ内の両端部分に露出した
スリット7a、7bを、その開口幅を供給される原料ビ
ーズの粒径より小さいものとして、配設してある。
【0020】そして、このキャビティ4内の両端部分に
露出したスリット7a、7bから外部の用役配管に接続
される用役口93a、93bの間を連通させる通路とし
て、型閉時に、キャビティ側から外部に向けて金型5
1、61の合わせ目部分に沿って形成される型間通路9
1a、91bと、同じく型閉時に、前記型間通路91
a、91bに連通し、外部の用役口93a、93bを備
え、かつ密閉されるフレーム52、62の合わせ目部分
で包囲された状態で形成される型間空間92a、92b
が設けられているのである。
【0021】つまり、金型51、61には、従来のよう
なベントホールが設けられていないのであるが、金型5
1、61を閉じたときには、キャビティ4は、凹側チャ
ンバ4と凸側チャンバ6のそれぞれから気密に隔離され
た状態に形成されるとともに、これらスリットが金型装
置のフレーム(図1ではフレーム52側)に設けられた
専用の用役口93a、93bに連通する通路である型間
通路91a、91bおよび型間空間92a、92bを通
じて、スリット7a、7bから加圧、減圧空気の給気、
排気あるいは加熱スチームの供給排出が行えるのであ
る。
【0022】このような金型装置を用いて、スリット7
a、7bを利用しキャビティ4内を排気しながら原料ビ
ーズ充填器26から充填し、次いで、チャンバ5、6に
加熱スチームを供給して、金型51、61を通じて充填
された原料ビーズを溶融温度以上に加熱すれば、与えら
れる熱エネルギは、充填原料ビーズ層の表面から内部に
伝達されるので、表面部分の融着反応が先行し、内部部
分はおくれることになる。かくして、本発明のように、
発泡成形体の表面層と中間層との融着の程度に差を設け
ることが可能となるのである。
【0023】このように、表面層と中間層との融着の程
度に差を設けることの利点は、加熱融着工程の時間を短
縮することができる点にある。その理由は、表面層を緊
密な融着状態に到達させるに対して、中間層は、その融
着率を最低30%のような比較的低い値に止めることが
できるので、従来の発泡成形体のように、全体を可及的
均質な融着状態に加熱する場合に比較して、理論的には
所要熱量が1/2以下の少量で充足されるからである。
【0024】なお、以上の説明においては、凹凸金型5
1、61がともに、ベントホールを備えない形態を事例
としたが、本発明では、一対の凹型、凸型加熱用金型5
1、61のうち、少なくとも、外部に露出する表面を形
成するための一方の金型(図1では金型51)をベント
ホールを具備しないものとした組合せの金型を使用すれ
ばよいのであって、必ずしも凸型金型61をベントホー
ルを備えたものとする必要はない。もし、凸型金型61
をベントホールを備えたものとする場合には、前記スリ
ット7a、7bを利用することもできるし、また利用し
なくとも発泡成形工程を実施できるものとなる。
【0025】以上説明した製造方法により、少なくとも
外部の目に触れるような面には、ベント跡およびベント
ホール跡からなる突起物が形成されない全体として平滑
な表面層を備えた発泡成形体からなる容器を得ることが
できる。また、その加熱温度あるいは加熱時間を制御す
れば、得られる発泡成形体の表面層の厚さを増減するこ
とができるので、目的に対応して所望の非透水性に設定
することもできるのである。そして、これら容器の外表
面、内表面とも前記の平滑面とすれば、非透水性を確実
にすることができるうえ、圧縮、引張、折り曲げなどの
構造強度も大きく設定することができるという利点が得
られるのである。
【0026】さらに、前記金型装置において、その金型
の表面に意匠用凹凸を付与し、発泡成形体の表面層の表
面に前記意匠用凹凸に基づくデザインを再現するように
構成すれば、得られる発泡成形体自体に所望のデザイン
模様を付与することができ、その意匠性を高めると同時
に、成形と模様付けが同時に行えるので、総合的な製造
コストを大幅に削減できる利点が得られる。
【0027】また、前記金型装置によれば、前記の成形
体の表面が滑らかで外観品質に優れる利点の他、以下の
利点も得られる。1)金型材料費が安価になり、金型の
製作加工コストも削減できる。2)特別なメンテナンス
が不要になる。3)加熱冷却の熱効率が向上し、省エネ
ルギ、サイクル時間短縮に有効となる。4)成形体の含
水率が低下するので乾燥工程が省略できる。
【0028】
【発明の効果】本発明の発泡成形体からなる容器は、以
上に説明したように構成されているので、平滑に形成さ
れた表面に直接に印刷、ラベリングあるいは塗装などの
着色または模様付けなど所望のデザインを鮮明に施すこ
とができ、美的意匠性を格別に向上できるとともに、下
地処理などが不要となり生産性が著しく向上しコストダ
ウンに寄与できる。また、加熱エネルギを節約できる発
泡成形方法が採用できるので、成形サイクルタイムとエ
ネルギコストの削減が可能となり、意匠性に優れたうえ
非透水性の高い生食品保冷容器または保存用容器を提供
できる、などの優れた効果がある。よって本発明は従来
の問題点を解消した発泡成形体からなる容器として、そ
の工業的価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器を製造するための金型装置の要部
断面図。
【図2】従来の発泡成形体を製造するための金型装置の
要部断面図。
【符号の説明】
26 原料ビーズ充填器、4 キャビティ、5 凹側チ
ャンバ、51 凹型金型、6 凸側チャンバ、61 凸
型金型、7a、7b スリット、91a、91b型間通
路、92a、92b 型間空間、93a、93b 用役
口。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂からなる原料ビーズが相互に
    融着して一体化した発泡成形体からなる容器であって、
    少なくともその外部に露出する表面には、コアベント跡
    またはベントホール跡からなる突起が形成されることな
    く、平滑な表面層を備えたことを特徴とする発泡成形体
    からなる容器。
  2. 【請求項2】外部に露出しない表面には、コアベント跡
    またはベントホール跡からなる突起が形成されている表
    面層を備えた請求項1に記載の発泡成形体からなる容
    器。
  3. 【請求項3】外部に露出しない表面には、コアベント跡
    またはベントホール跡からなる突起が形成されていない
    表面層を備えた請求項1に記載の発泡成形体からなる容
    器。
  4. 【請求項4】緻密に融着した非透水性の前記表面層と融
    着率が30%〜100%の範囲内の値である中間発泡層
    からなる請求項1または2または3に記載の発泡成形体
    からなる容器。
  5. 【請求項5】熱可塑性樹脂からなる発泡成形用原料ビー
    ズを、一対の加熱用金型のうち、少なくとも、外部に露
    出する表面を形成するための一方の金型をベントホール
    を具備しないものとした組合せの金型間に充填し、融着
    温度以上に加熱し融着させて形成された前記表面層を備
    えた請求項1〜4の何れかに記載の発泡成形体からなる
    容器。
  6. 【請求項6】前記金型の表面に意匠用凹凸を付与し、発
    泡成形体の表面層の表面に前記意匠用凹凸に基づくデザ
    インを施した請求項5に記載の発泡成形体からなる容
    器。
  7. 【請求項7】前記発泡成形体からなる容器が食品運搬用
    容器、生食品保冷運搬用容器、衝撃緩衝を兼ねた商品収
    納運搬用容器、保冷保存用容器、または保温用容器であ
    る請求項1〜6のいずれかに記載の発泡成形体からなる
    容器。
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