JP2000079788A - クリップ付き筆記具 - Google Patents

クリップ付き筆記具

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JP2000079788A
JP2000079788A JP10265674A JP26567498A JP2000079788A JP 2000079788 A JP2000079788 A JP 2000079788A JP 10265674 A JP10265674 A JP 10265674A JP 26567498 A JP26567498 A JP 26567498A JP 2000079788 A JP2000079788 A JP 2000079788A
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JP
Japan
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clip
crown
cap
top end
cylinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10265674A
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English (en)
Inventor
Masaki Uchida
正樹 内田
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリップと天冠を一体化したクリップ付き筆
記具において、クリップを動かしたときに天冠が位置ず
れするのを防止するとともに、天冠のデザインが制約さ
れないようにする。 【解決手段】 クリップ1と一体化した天冠2の外径を
キャップ筒3又は軸筒の外径と略同一になして、天冠2
の天面の反対側の周壁端面11をキャップ筒3又は軸筒
の頂端面にスプリング19の力で接触させるとともに、
天冠2の内面に側面を略接触させる複数の突片14,1
5をキャップ筒3又は軸筒の頂端面に突設したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクリップ付き筆記
具、特にキャップ筒又は軸筒の頂端部に取付ける天冠と
クリップとを一体化した筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】クリップと天冠を一体化した筆記具は、
クリップを持ち上げるときに天冠も一体的に動くので、
キャップ筒又は軸筒に対して天冠が位置ずれする虞があ
る。そこで、天冠の外径をキャップ筒又は軸筒の内径よ
り小さくして、天冠の一部をキャップ筒又は軸筒の内部
に挿入して固定するという手段が採られている。そのた
め、天冠のデザインが制約されるという不満があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クリップを
動かしたときに天冠が位置ずれするのを防止することが
できて、かつ、天冠のデザインが制約されるという弊害
も解消できるクリップ付き筆記具の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のクリップ付き筆記具は、クリップ1と一
体化した天冠2の外径をキャップ筒3又は軸筒の外径と
略同一になして、天冠2の天面の反対側の周壁端面11
をキャップ筒3又は軸筒の頂端面にスプリング19の力
で接触させるとともに、天冠2の内面に側面を略接触さ
せる複数の突片14,15をキャップ筒3又は軸筒の頂
端面に突設したことを特徴とする、という構成を採るも
のである。
【0005】なお、上記の本発明のクリップ付き筆記具
は、キャップ筒3又は軸筒に対して天冠2が回転するの
を防止するために、天冠2の内面に溝7,8を設けて、
キャップ筒3又は軸筒の頂端面に設けた突片14,15
をその溝7,8の中に位置させることが好ましい。
【0006】また、上記の本発明のクリップ付き筆記具
は、クリップ1を持ち上げて天冠2も同時に動くとき
に、その天冠2が突片14に衝合するのを回避するため
に、キャップ筒3又は軸筒の頂端面をクリップ側の端部
が反対側の端部より低くなるように傾斜させるととも
に、その頂端面のクリップ側に設けた突片14の頂端
を、頂端面におけるクリップの反対側箇所と同の一高
さ、又はそれよりも低くすることが好ましい。
【0007】
【実施例】以下、図示した実施例について説明する。ま
ず、図1乃至図3に示すように、クリップ1と天冠2と
がプラスチックにより一体成形されている。天冠2は筒
状となっていて、その外径は後述するキャップ筒3の外
径と略同一に設定されている。
【0008】天冠2は天面を飾り板4で覆い、その天冠
2の内側に雌ネジ5を形成した中心筒部6を突設し、そ
の中心筒部6の両側でその中心筒部6とクリップ1とを
結ぶ線上に溝7,8を設けている。これらの溝7,8は
2本のリブ9,10の間に形成されている。なお、天冠
2における天面の反対側の周壁端面11はクリップ側が
下がるように傾斜している。
【0009】次に、図1、図4及び図5に示すように、
キャップ筒3はその頂端面の中心部に軸方向に対して垂
直な隔壁12を設け、その隔壁12に通孔13を穿設し
ている。また、隔壁12の両側にそれぞれ軸方向の突片
14,15を上方へ突設している。この突片14,15
は上記の天冠2の溝7,8と対応する位置に配されてい
る。突片14の幅w1 は溝7の幅t1 より僅かに小さ
く、突片15の幅w2 は溝8の幅t2 より僅かに小さく
設定している。すなわち、w1 とt1 は、w1 ≦t1
又、w2 とt2 は、w2 ≦t2 の関係を有している。突
片14,15の外側の側面は円弧状を呈し、これら突片
14,15の外接円の直径d1 は上記の天冠2の内径d
2 より僅かに小さく設定している。すなわち、d1 とd
2 は、d1≦d2 の関係を有している。
【0010】キャップ筒3の頂端面における突片14,
15の周囲には上記の天冠2の周壁端面11と同様に傾
斜した肩部16を設けている。両側の2つの突片14,
15のうち、クリップ側に位置する突片14は、反対側
に位置する突片15よりも背が低く、さらに、その突片
14の頂端は、肩部16における反対側の突片15の外
側箇所、つまり、天冠2が動くときの支点位置Aに比べ
ても低くなっている。すなわち、突片14の頂端と支点
位置Aとの高さの差Lは、L≧0の関係を有している。
【0011】図6は天冠2をキャップ筒3に組付けた状
態を示している。天冠2はその周壁端面11をキャップ
筒3の頂端面における肩部16に載せ、又、キャップ筒
3の突片14,15はその側面を天冠2の周壁内面に略
接触させ、かつ、突片14,15をそれぞれ上記の溝
7,8の中に位置させている。なお、突片14,15は
それぞれ溝7,8に対して摺動自在である。また、キャ
ップ筒3の隔壁12の内側にバネ受け17を配して、そ
のバネ受け17と隔壁12にキャップ筒3の内側から止
めネジ18を貫通させて、その止めネジ18を天冠2の
中心筒部6の雌ネジ5に対して螺着するとともに、止め
ネジ18のツバ部とバネ受け17との間にコイルスプリ
ング19を介装している。このコイルスプリング19の
力によって上記の天冠2の周壁端面11がキャップ筒3
の肩部16に接触した状態を維持することができる。
【0012】図7に示すように、クリップ1を持ち上げ
ると、すなわち、クリップ1をキャップ筒3の側面から
離れるように径方向の外側へ移動させると、コイルスプ
リング19が圧縮して、天冠2もキャップ筒3の肩部1
6における突片15の外側箇所、すなわち、支点位置A
を支点として回転し、天冠2の周壁端面11の大部分が
肩部16から離れて、天冠2が位置ずれしやすい状態と
なるが、上記の突片14,15が天冠2の径方向の動き
を規制するので、天冠2の位置ずれが防止される。
【0013】また、キャップ3の突片14,15を天冠
2の溝7,8の中に位置させることによって、天冠2の
周方向の回転も防止される。
【0014】また、キャップ3に設けた2つの突片1
4,15のうち、クリップ側に設けた突片14の頂端
を、キャップ筒3の肩部16上における天冠2の支点位
置Aよりも低くしたので、天冠2が上記のように動くと
きに、その周壁の内面に突片14が衝合するのを回避す
ることができ、クリップ1のスムースな動きを確保する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明のクリップ付き筆記具は、天冠2
の外径をキャップ筒3又は軸筒の外径と略同一にしたこ
とによって、天冠2のデザインが制約されるという弊害
を解消することができるとともに、天冠2の内面に側面
を略接触させる突片14,15をキャップ筒3又は軸筒
の頂端面に設けたことによって、クリップ1と共に天冠
2が動くときの天冠2の位置ずれを防止することができ
る。また、請求項2記載のごとく構成すれば、上記の効
果に加えて、天冠2の周方向の回転による位置ずれも防
止することができる。さらに、請求項3記載のごとく構
成すれば、クリップ1を動かすときに天冠2と突片14
とが衝合するのを回避して、クリップ1の円滑な動きを
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解した状態を示す斜視図である。
【図2】天冠の断面図である。
【図3】天冠の底面図である。
【図4】キャップの断面図である。
【図5】キャップの平面図である。
【図6】キャップに天冠を組付けた状態の断面図であ
る。
【図7】クリップを持ち上げた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 クリップ 2 天冠 3 キャップ 4 飾り板 5 雌ネジ 6 中心筒部 7 溝 8 溝 9 リブ 10 リブ 11 周壁端面 12 隔壁 13 通孔 14 突片 15 突片 16 肩部 17 バネ受け 18 止めネジ 19 コイルスプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップ1と一体化した天冠2の外径を
    キャップ筒3又は軸筒の外径と略同一になして、天冠2
    の天面の反対側の周壁端面11をキャップ筒3又は軸筒
    の頂端面にスプリング19の力で接触させるとともに、
    天冠2の内面に側面を略接触させる複数の突片14,1
    5をキャップ筒3又は軸筒の頂端面に突設したことを特
    徴とするクリップ付き筆記具。
  2. 【請求項2】 天冠2の内面に溝7,8を設けて、キャ
    ップ筒3又は軸筒の頂端面に設けた突片14,15をそ
    の溝7,8の中に位置させた請求項1記載のクリップ付
    き筆記具。
  3. 【請求項3】 キャップ筒3又は軸筒の頂端面をクリッ
    プ側の端部が反対側の端部より低くなるように傾斜させ
    るとともに、その頂端面のクリップ側に設けた突片14
    の頂端を、頂端面におけるクリップの反対側箇所と同の
    一高さ、又はそれよりも低くした請求項1又は請求項2
    記載のクリップ付き筆記具。
JP10265674A 1998-09-03 1998-09-03 クリップ付き筆記具 Withdrawn JP2000079788A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001098A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Pentel Corp クリップ取り付け構造
JP2014083790A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Kato Kinzoku Kogyo Kk 筆記具の可動式クリップ
US10556460B2 (en) 2016-02-11 2020-02-11 Societe Bic Writing instrument with self-blocking assembly
JP2021122988A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 ゼブラ株式会社 筆記具

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