JP2000079652A - シート状弾性複合体とその製造方法 - Google Patents
シート状弾性複合体とその製造方法Info
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Abstract
いて急激に応力が上昇する伸び止まり感を有する風合の
良好なシート状弾性複合体を提供する。 【解決手段】 幅方向にストライプ状に延びる凹部と凸
部とを、長さ方向に一定間隔に形成した非伸縮性シート
(A)および(A’)の間に、伸縮性シート(B)を重
ね合わせ、かつ該非伸縮性シート(A)および(A’)
の凸部の頂点同士が伸縮性シート(B)を介して対面し
て貼り合わされた形態の伸縮性シート状弾性複合体
(C)。
Description
して用いられる衛生医療用素材あるいは日用雑貨用被覆
素材に好適な伸縮性を有するシート状複合体とその製造
方法に関する。より詳細には、少なくとも1つの弾性シ
ートの表及び裏面に非弾性シートを接合したシート状弾
性複合体に関し、非弾性シートは凹凸形状(ギャザー形
状)を持ち、弾性シートの表及び裏面に、その凸部分の
みを接着した、伸縮性を有するが、一定の伸度で伸び止
まり感を生ずる、シート状弾性複合体およびその製造方
法に関する。
は、幼児等着用者の身体に密着させ、かつまた体液の漏
れを防ぐために、伸縮性を有する弾性部材を、おむつ本
体を構成するフィルムあるいは/および布帛と共に使用
することが普通である。そしてこのような伸縮性を有す
るおむつ用等シート部材を製造する方法は、既にいくつ
かの方法が提案されている。
伸縮性シートを伸張した状態で、ギャザーを形成可能な
非伸縮性シートと熱エンボス貼り合わせを行い、直後に
伸長状態を解放することにより、伸縮性シートが収縮し
非伸縮性シートにギャザーを形成させた伸縮性シートと
している。この方法は弾性シートを伸長した状態で貼り
合わせるところが最大の特徴であるが、伸長状態で貼合
せる場合、伸縮性シートがエンボスロールの熱により溶
融し、そこから破れてしまう不安定性がつきまとう。ま
た伸縮性シートを伸ばした時シートの幅が狭くなるので
幅のコントロールが難しい。また、貼り合わせた後一度
複合シートから張力を除き解放状態にする必要があるた
め製造上工程通過性に難がある事が想像できる。さらに
また、この複合シートは、伸長状態で複合した後、その
伸縮性シートの収縮力により非伸縮性シートを収縮させ
ギャザーを形成させるため、非伸縮性シートは柔軟かつ
薄い物に事実上限定されてしまう。
平5―245961号公報および特開平5―22817
7号公報においては、弾性シートと非弾性シートとをシ
ート長さ方向に延びるストライプ状熱エンボスロールに
て貼り合わせて複合シートとした後、該複合シートを、
非弾性不織布に永久歪みを与える伸長を行い、該伸長を
解くことにより、伸縮性シートが収縮し非伸縮性シート
にギャザーを形成させた伸縮性シートとする方法が開示
されている。しかし、この方法は、非伸縮性シートには
CD方向に100%以上の潜在的伸縮性が必要である。
また、複合品を拡幅する事により十分な伸びを得ようと
すると非伸縮性シートを一部破壊してしまい、毛羽立ち
を生じたり外観を損ねてしまう。またこの方法は、熱エ
ンボスにて貼り合わせると同時に伸び止まり感を与える
シートを製造する本発明と異なり、貼り合わせた複合品
を一度拡幅する工程を必要とする。さらにこの方法は、
シート幅方向への伸び止まり感を与える物であり、長さ
方向への応用は非常に困難である。
非伸縮性不織布を歯車で凹凸形状とし、その凸部に接着
剤を塗布し、弾性シートを前記凸部に接着して、凹凸形
状となした非伸縮性不織布の片面に伸縮性不織布を接着
した伸縮性のある弾性複合体を製造する方法が開示され
ている。しかしこの方法においては、例えば、柔軟な非
弾性シートを凹凸ロールに通して凹凸形状にしても、凹
凸ロールの噛み合わせ部を通過した後、弾性シートと貼
合わせるまでその凹凸ロールに沿った状態を維持するこ
とは極めて困難である。またこのような方法では、速度
を上げた場合も同様に、凹部に押し込まれたシートが浮
き上がってしまう。従って、その結果、凹凸(ギャザ
ー)の間隔、大きさが不均一な弾性複合体とならざるを
得ず、このようなものは伸縮度が一定しないものとな
り、製品素材としては好ましいものではない。
は、非弾性シートが押し込まれる側の凹凸ロールにサク
ション部を設け吸引にて押し込まれたシートを保持する
方法を提案しているが、サクションにて吸引保持するこ
とができる程度の不織布となると、その目付、その密度
等が大きいものとならざるを得ず、対象とする不織布が
特定されたものとなり、一般的な通気性の高い不幟布を
使用する場合、サクションにて吸引保持することは極め
て困難である。すなわち、この方法は、一般的な不織布
を対象とする製造方法としては、工業的使用に適するも
のではない。
を行っているため、「接着剤が裏抜けする」、「接着剤
により風合いが堅くなる」という問題が生ずる。さら
に、凹凸のピッチが小さく凹凸(ギャザー)が密に形成
されるよう設計した場合、ロール凸部には極僅かの接看
剤を正確に塗布する技術が必要であり、このような正確
かつ精度を必要とする技術を、例えばおむつ製品製造の
場合のように製造コストを下げて高速度でかつ長期間安
定して連続運転する場合のような製造工程に用いること
は適していない。
号にて、伸縮性エラストマ−シートの片面に凹凸形状を
付形した非伸縮性シートを貼り合わせた、伸び止まり感
のある複合シートとその製造方法を発明した。しかしこ
の方法では、複合体の片面の伸縮性エラストマ−シート
が表面に現れているため、この面が人の肌に触れた場
合、表面のエラストマ−特有のぬめり感のために、違和
感を生じる可能性がある。また、伸縮性エラストマ−シ
ート面は、摩擦係数が高いため、その面上に衣服などが
ある場合、それらの動きを妨害してしまい好ましくな
い。
トからなる2層品では、大人用オムツなど、大きな力の
加わる用途に用いようとした場合、強度が不足する場合
がある。これを改善するために、非伸縮性シートの目付
を大きくする方法があるが、この製法においては、非伸
縮性シートはできる限り薄い方が好ましく、あまり厚い
物を用いると複合後の積層品の伸び止まり伸度(S−S
カ−ブ第2変曲点に相当する伸度)が低くなってしま
い、当初の目的を達成しなくなるおそれがある。また、
同時に、複合体の表面が硬くなってしまい、風合いを損
ねる結果になる。
の如き先行技術の不都合を解消した弾性シートと非弾性
シートとからなるシート状弾性複合体、すなわち、低伸
長率において応力が低く一定の伸度において急激に応力
が上昇する伸び止まり感を有するシート状弾性複合体と
その製造方法を提供することであり、また、凹凸(ギャ
ザー)の大きさ、間隔が均一であり、その均一性が揃っ
たシート状弾性複合体を提供することである。さらに本
発明の目的は、そのような均一性が揃った凹凸(ギャザ
ー)を有するシート状弾性体を簡単かつ連続的に効率良
く製造する方法を提供することである。
方向にストライプ状に延びる凹部と凸部とを、長さ方向
に一定間隔に形成した非伸縮性シート(A)および(A')の
間に、伸縮性シート(B)を重ね合わせ、かつ該非伸縮性シ
ート(A)および(A')の凸部同士が伸縮性シート(B)を介し
て対面して貼り合わされた形態の伸縮性を有するシート
状弾性複合体(C)を製造する方法であって、該非伸縮性シ
ート(A)、(A')および該伸縮性シート(B)は熱可塑性シー
トからなり、該非伸縮性シート(A)を、工程幅方向に延び
るストライプ状の凹凸溝を有し、非伸縮性シート(A)の
融点よりも15℃〜40℃低い範囲内に加熱された熱エ
ンボスロ−ル(1)と該熱エンボスロ−ル(1)よりも10℃
以上低い温度に設定され、該熱エンボスロ−ル(1)の凹
凸溝と噛合回動する凹凸ロ−ル(2)とからなるシート凹
凸形成装置の噛み合わせ部に供給し、該非伸縮性シート
(A)を凹凸状に付形しつつ、該熱エンボスロ−ルの回動
と共に回動前進させ、同時に、非伸縮性シート(A')を、
シート(A)と同じ方法により、別途設けられた熱エンボ
スロール(1')及び凹凸ロール(2')とからなる凹凸形成装
置の噛み合わせ部に供給し、該非伸縮性シート(A')を凹
凸状に付形しつつ、該熱エンボスロ−ル(1')の回動と共
に回動前進させ、次いで、凹凸付形された非伸縮性シー
ト(A)および(A')を、熱エンボスロ−ル(1)と熱エンボス
ロ−ル(1')とからなり、夫々の凸部の頂部同士が対面し
て回動するシート融着接合装置へ供給すると同時に、別
途案内した伸縮性シート(B)をシート(A)および(A')の間
に位置するように供給し、該熱エンボスロール(1)及び
(1')の凸部の頂部において非伸縮性シート(A)および
(A')を伸縮性シート(B)に熱エンボス接着させることを
特徴とするシート状弾性複合体の製造方法である。また
本発明は、前記非伸縮性シート(A)および(A')が不織布
であることを特徴とするシート状弾性複合体の製造方法
である。
および(1')の凹凸の、該凸部頂部幅が0.1〜1.0m
mであることを特徴とするシート状弾性複合体の製造方
法である。また本発明は、前記熱エンボスロール(1)お
よび(1')の凹凸の、該凹凸ピッチが0.5〜3.0mm
であることを特徴とするシート状弾性複合体の製造方法
である。また本発明は、前記熱エンボスロール(1)及び
(1')の凹凸の、該凹部深さが0.5〜2.0mmである
ことを特徴とするシート状弾性複合体の製造方法であ
る。
の方法で製造したシート状弾性複合体(C)であって、そ
の幅方向に延びる凹部と凸部とを、その長さ方向に一定
間隔に形成した、熱可塑性非伸縮性シート(A)および
(A')の凸部同士が、伸縮性シート(B)を介して対面して
融着接合された複合体であって、この複合体の伸長特性
を示すS−Sカ−ブにおいて、変曲点が二つ存在し、そ
の低伸度側の変曲点を第1変曲点、高伸度側の変曲点を
第2変曲点とするとき、そのS−Sカ−ブの第1変曲点
と第2変曲点との間での曲線の接線において、その傾き
の最小値をΔ、第2変曲点より高伸度側の曲線の接線に
おいて、その傾きの最大値をΔ’としたとき、式の関
係が成り立ち、かつ第2変曲点に相当する伸度での応力
が破断応力の1/2以下であることを特徴とするシート
状弾性体である。 Δ’/Δ ≧15 ・・・・・ また本発明は、前記シート状弾性複合体の表面摩擦係数
が0.4以下であることを特徴とするシート状弾性複合
体である。
体(C)の側断面図であり、図2はその製造工程を概説
する工程概念図である。以下、図2に基づいて、本発明
のシート状弾性複合体の製造方法を説明する。本発明に
おいては、そのシート状弾性複合体(C)の製造方法に
おいて、非伸縮性シート(A)を均一な凹凸(ギャザ
ー)構造のシートとするのために、熱可塑性のシート素
材を用い、これを一定温度に加熱制御され、図示されて
いないロール幅方向に延びるストライプ状の凹凸溝を有
する熱エンボスロール(1)と該熱エンボスロールに対面
配置され、噛合回動する凹凸ロール(2)とで構成される
シート凹凸形成装置の噛み合わせ部に導入し、該シート
素材に凹凸構造(ギャザー構造)を付形し、該付形された
シートは熱エンボスロール(1)の凹部に嵌合されたま
ま、シートの凹凸部が元の状態に戻らないように、エン
ボスロールの回動と共に回動前進し、同時に、非伸縮性
シート(A')を均一な凹凸(ギャザー)構造とするため
に、熱可塑性のシート素材を一定温度に加熱制御された
凹凸部を有する熱エンボスロール(1')と凹凸ロール(2')
とからなるシート凹凸形成装置の噛み合わせ部に導入
し、凹凸を付形し、該付形した凹凸が元の状態に戻るこ
となく熱エンボスロールと共に回動前進させ、次いで、
その付形された非伸縮性シート(A)、(A')と、両シート
の間に供給されるように案内される伸縮性シート(B)と
を、熱エンボスロ−ル(1)と熱エンボスロ−ル(1')とか
らなり、夫々の凸部の頂部同士が対面して回動するシー
ト融着接合装置へ供給し、該熱エンボスロール(1)及び
(1')の凸部の頂部間において非伸縮性シート(A)および
(A')を伸縮性シート(B)に熱エンボス接着させるもので
ある。
体(C)は、その非伸縮性シート(A)および(A')の凹凸(ギ
ャザー)構造、ピッチが均一であり、かつ、非伸縮性シ
ート(A)と(A')とは、伸縮性シート(B)に対して、その長
さ方向および幅方向において同一な位置の表及び裏側に
融着しており、したがって、その伸縮性が極めて均一な
優れたものとなる。
と凹凸ロール(2)、かつ熱エンボスロール(1')と凹凸ロ
ール(2')での凹凸(ギャザー)付形と共に、伸縮性シー
ト(B)との接合を前記熱エンボスロール(1)および(1')で
の加熱を利用し、非伸縮性シート(A)および(A')を構成
する繊維それ自体の部分溶融で熱接着するものであり、
接着剤を用いて貼り合わせる場合の接着剤の裏抜けや風
合を堅くする前述の不都合がないものであり、凹凸(ギ
ャザー)が均一であるばかりか、その風合が優れたもの
となる。
ンボスおよび熱接着方式で行うものであるため、高速で
の運転と共にそれが安定に連続運転できる大きなメリッ
トを有する。さらにまた本発明の製造方法においては、
熱エンボスロール(1)および(1')の凹凸形状を変更する
ことにより、得られるシート状弾性複合体(C)の伸び止
まり点(S−Sカーブでの第2変曲点)や外観を正確に
コントロール可能であり、要求する弾性複合体を正確か
つ容易に得ることができる。
まり感を有する複合体(C)の強伸度特性を説明する概念
図である。すなわち、本発明の弾性複合体(C)は、非伸
縮性シート(A)および(A')の凹凸ひだ(ギャザー)が伸
びきるまでは伸縮性シート(B)の伸長応力特性で伸長す
るが、凹凸ひだ(ギャザー)が伸びきった時点では非伸
縮性シート(A)および(A')が加わった特性となり、その
伸長応力特性は図で急激に立ち上がり、伸び止まりの感
じを与えるものとなるものである。
ート材料単体の伸長応力特性を説明する概念図であり、
は非伸縮性シート(A)および(A')の、は伸縮性シー
ト(B)のそれを示す。はスパンボンド単独の高応力特
性の場合であり、この場合引き伸ばしに高い力を要し、
このようなシートを用いた製品は使用者に圧迫感を与え
ることとなって好ましくない。またはポリスチレン−
ポリ(エチレンプロピレン)−ポリスチレンブロック共
重合体(SEPS)からなる弾性繊維単独の低応力特性
の場合であり、この場合容易に引き伸ばし可能である
が、このようなシートを用いた製品はずるずると伸びて
いきその止まる点がなく使用者に不安定感を与えるもの
となり好ましくない。
合体(C)の100%伸長回復特性を、また図6には、本
発明で使用する弾性シート(B)単独の100%伸長回復
特性を、それぞれ示している。図5に示すように、本発
明の弾性複合体(C)は、その伸長応力特性が急激に立ち
上がる以前の伸長領域においては、図6に示した弾性シ
ート(B)単独の持つ伸縮性を保っており、例えば、こ
の素材を紙おむつのウエスト部分に用いた場合、体の動
きに沿って伸縮することになり、優れたフィット性を示
す。
び(1')は、非伸縮性シート(A)および(A')を一定温度に
加熱でき、かつそれに凹凸を付形できるものであればよ
く、特に制限されるものではないが、例えば、スチーム
加熱あるいは熱媒により温度制御可能となした凹凸ロー
ルが好ましく使用できる。また、凹凸ロール(2)および
(2')についても同様に非伸縮性シート(A)および(A')に
凹凸を付形できるものであればよいが、付形した非伸縮
性シート(A)および(A')を熱エンボスロール(1)および
(1')側に保持させるため、熱エンボスロール(1)および
(1')よりも10℃以上低い温度に保つ必要がある。した
がって、温度制御可能なものとすることが好ましい。
様は、凸部、その頂部での幅で接着面積を稼ぎ接着強度
をコントロールでき、またそのピッチと深さでギャザー
の大きさをコントロールし、非伸縮性不織布(A)および
(A')が伸び切るまでの伸度をコントロールするものであ
る。このような凹凸の大きさ、ピッチは弾性複合体(C)
を使用する最終用途により各々最適な条件設定を行えば
よく一率には定まらないが、該ロール(1)および(1')の
凹凸の凸部頂部幅は0.1〜1.0mmの範囲内とする
ことが望ましい。また凹凸ピッチは0.5〜3.0mm
の範囲内とすることが望ましい。また凹部深さ(凸部高
さ)は0.5〜2.0mmの範囲内とすることが望まし
い。熱エンボスロール(1)と(1')の対面する凸部の頂部
同士の接圧については、そこを通過するシートの目付や
厚さ、種類、用途などに応じて種々変更すればよく、シ
ートが通過する際の線圧として5〜100Kg/cm程
度にその接圧を設定することが好ましい。さらに、凹凸
の形状は特に限定されるものではないが、図7に示すよ
うな「ギヤ」の形状、あるいは図8に示すような「長方
形」の形状であることが好ましい。
ー)の深さは、上記ロールの凹部深さにほぼ対応する
が、ギャザーが大き過ぎると、できた複合体(C)をロー
ルに巻き取ることが困難になるばかりか、外観上も好ま
しくない。また、突起物等に接触した時、そこにギャザ
ーが引っ掛かり破れの原因になる。逆に小さすぎては、
効果を発揮しなくなるため好ましくない。
る凹凸ロール(2)および(2')は、金属模様ロール、コッ
トンロール、ペーパーロールまたはゴムロールのいづれ
かからなり、熱エンボスロール(1)および(1')と確実に
噛み合うことにより確実に非伸縮性シート(A)および
(A')を該熱エンボスロール(1)および(1')の凹部へ押し
込むことができればいずれでも良い。しかし、非伸縮性
シート(A)および(A')を破らないようにコントロールす
ることの容易さの点では、コットンロールやペーパーロ
ールを用いることがより好ましい。また、これら熱エン
ボスロール(1)および(1')と凹凸ロール(2)および(2')
は、非伸縮性シート(A)および(A')が噛み合わせ部に導
かれてきたとき、そのシートによって凹凸部が離れる、
あるいは噛み合わせ不能になる、などして非伸縮性シー
ト(A)および(A')へのギャザー形成が不十分とならない
ように、お互いの噛み合わせ部を機械的に加圧すること
により噛み合わせを保持するようにする必要がある。
ボスロール(1)および(1')の温度である。この温度は、
非伸縮性シート(A)および(A')の融点よりも15℃〜4
0℃低い範囲内に保つことにより、噛み合わせ凹凸ロー
ル(2)および(2')にて熱エンボスロール(1)および(1')の
凹部に押し込まれた非伸縮性シート(A)および(A')が該
熱エンボスロール(1)および(1')表面へ浮き上がって来
ることを防いでいることである。この温度が高すぎた場
合、非伸縮性シート(A)および(A')が融けるか、融けな
いまでもロールに取られたり、繊維が脆化してしまう。
また、温度が低すぎた場合、シートの表面が融けないた
め一度凹部へ押し込まれた非伸縮性シート(A)および
(A')が浮き上がってしまう。さらに、凹凸ロール(2)およ
び(2')について、その温度を熱エンボスロール1に比べ
て10℃以上低温に保つ必要がある。これは、非伸縮性
シート(A)および(A')を凹凸噛み合わせ部にて凹凸状に
付形した後熱エンボスロール(1)および(1')の方へ確実
に保持させるために必要である。
ボスロール(1)および(1')の凹部ヘ押し込んでおくため
の方法としてロールにサクションゾーンを設け吸引する
方法があるが、低目付け不織布の場合には通気度が高す
ぎるため意昧を成さない。したがって本発明において
は、熱可塑性樹脂からなる非伸縮性シート(A)および
(A')をその融点ないし融点以下40℃の範囲の温度に加
熱し付形した凹凸が元に戻らないように維持して前進さ
せる点が第一の肝要点である。
した非伸縮性シート(A)および(A')を、熱エンボスロ−
ル(1)および(1')の凸部の頂点同士が対面して回動する
位置(シート融着接合装置)まで前進させ、該位置で該非
伸縮性シート(A)および(A')の凸部と両シート間に、別
途案内・供給された伸縮性シート(B)とを結合させるの
に、接着剤を用いることなく、該非伸縮性シート(A)お
よび(A')を構成する構成繊維それ自体の部分溶融により
両者シートを融着するものであり、得られる複合シート
(C)は接着剤の存在による風合の悪さが解消でき、ソフ
トな極めて肌触りよいものを得ることができるようにし
た点が第二の肝要点である。
の凸部がその頂部同士で対面するように回転し、この凸
部の頂部同士の対面により、前記凹凸を付形した非伸縮
性シート(A)、(A')とそれらの間に供給される伸縮性シー
ト(B)とを貼り合わせることができればよく、そのため
に必要な熱量をシートに供給できるよう温度制御可能な
ものとすることが好ましい。
および(A')とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
エステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂からなる布帛、
フィルムなどシート状物であれば何でも良く、両者が同
じ物である必要はないが、肌触りや柔軟性、通気性、さ
らにはコストを含めた点で目付が5〜30g/m2程度の不
織布、特にスパンボンド不織布がより好ましい。
の弾性素材が特に限定されるものではなく、これまでに
知られている素材、例えば、イソプレン、ブタジエン系
合成ゴム、あるいはウレタンエラストマー、あるいはポ
リスチレン−ポリイソプレンブロック共重合体(SI
S)、ポリスチレン・ポリ(エチレンブチレン)−ポリ
スチレンブロック共重合体(SEBS)、ポリスチレン
−ポリ(エチレンプロピレン)−ポリスチレンブロック
共重合体(SEPS)等のスチレン系エラストマー、エ
チレン・ビニルアセテート共重合体(EVA)、エチレ
ン・メチルアクリレート共重合体(EMA)、エチレン
プロピレンゴム(EPDM)、エチレン・1-オクテン
共重合体等のポリオレフィン系エラストマー等からなる
シート状物を用いることができる。該シート状物は、メ
ルトブロー不織布に代表される不織布やその他の不織布
ばかりでなく、さらには編み物、フィルムなどのシート
状物であってもよいが、柔軟性、通気性、伸縮性能やコ
ストの点からは目付が20〜100g/m2程度厚さ0.1
〜0.3mmの不織布がより好ましく、特にメルトブロー
法で得られる不織布が好ましい。
明するが、本発明はこれら実施例により限定されるもの
ではない。 実施例1: 〈非弾性シート(A)および(A’)〉;市販の出光石
油化学(株)製商品名“ストラテックRN2015”を
使用した。これは、ポリプロピレン(PP)樹脂からな
るスパンボンド不織布であり、その目付は15g/m2
であった。このPPスパンボンド不織布の長さ方向の伸
長応力特性は図4のに示すとおりであった。さらに、
このスパンボンド不織布につきDSC法により融点を測
定したところ162℃であった。
ラレ製商品名“セプトン#2002”(SEPS樹脂)
80部に、PP樹脂20部をブレンドし、これを押出機
に投入して310℃で溶融し、孔径0.3mmの孔をピ
ッチ0.75mmで一列に配列したメルトブローンノズ
ルから吐出させ、同時にこの溶融樹脂に310℃の熱風
を噴射させ成形コンベア上にこのメルトブロー繊維を捕
集し、目付30g/m2のメルトブローン不織布を得た。こ
の時の、樹脂の単孔吐出量は、0.4g/min・孔で
あり、熱風量は0.15Nm3/分・cm幅であり、ダ
イと捕集コンベア間との距離は15cmであった。この
得られた伸縮性メルトブローン不織布の長さ方向の伸長
応力特性は図4のである。また、100%伸長回復曲線
を図6に示す。
上記の非弾性シート(A)および(A')を図2に示す熱エン
ボスロール(1)と凹凸ロール(2)および熱エンボスロ−ル
(1')と凹凸ロ−ル(2')との間に導入し凹凸付形を行い、
引き続き、該熱エンボスロール(1)および(1')の各々の
凸部の頂部同士の対面部まで送り、ここで、該両ロール
(1)、(1')間に別途案内された上記伸縮性シート(B)と積
層状態で押圧して、非弾性シート(A)および(A')の凸部
頂部に伸縮性シート(B)が熱接着した、図1に示すよう
な断面形状の伸縮性複合体(C)を得た。この時の熱エン
ボスロール(1)および(1')と凹凸ロール(2)および(2')の
凹凸形状は、図7に示すギヤタイプであり、それは凹凸
のピッチが1.57mm、深さが1.13mm、凸部の
頂部幅が0.50mmであった。該熱エンボスロール
(1)および(1')の温度は132℃、凹凸ロール(2)および
(2')の温度は80℃、ロール(1)と(2)および(1')と(2')
との接圧はどちらも20kg/cmであった。また、ロ
ール(1)と(1')は、線圧35kg/cmの接触圧力で押
さえられていた。また、この時の処理速度は10m/分
であった。得られた伸縮性複合体(C)の伸長弾性特性は
図3に示すようなものであった。
100℃であることを除き、実施例2の方法を用いて複
合化を試みたが、熱エンボスロール(1)の凹凸部に押し
込まれたスパンボンド不織布(A)が弾性シート(B)との貼
り合わせ前にロール1凹凸部から浮き上がり、均一なギ
ャザーを持つ複合体にならず、部分的に十分な伸縮性お
よび伸び止まり性を示さないものになった。
150℃であることを除き、実施例2の方法を用いて複
合化を試みたが、スパンボンド不織布(A)が熱エンボス
ロール(1)の凹凸部に押し込まれると同時に溶融してし
まいギャザーを持つ複合体にならなかった。
ある。
示す概念図である。
応力曲線である。
ある。
0%伸長回復特性である。
合せ部の部分側面図である。
噛合せ部の部分側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 その幅方向にストライプ状に延びる凹部
と凸部とを、長さ方向に一定間隔に形成した非伸縮性シ
−ト(A)および(A')の間に、伸縮性シート(B)を重ね合わ
せ、かつ該非伸縮性シート(A)および(A')の凸部同士が伸
縮性シート(B)を介して対面して貼り合わされた形態の
伸縮性を有するシート状弾性複合体(C)を製造する方法
であって、該非伸縮性シート(A)、(A')および該伸縮性シ
ート(B)は熱可塑性シートからなり、該非伸縮性シート
(A)を、工程幅方向に延びるストライプ状の凹凸溝を有
し、非伸縮性シート(A)の融点よりも15℃〜40℃低
い範囲内に加熱された熱エンボスロ−ル(1)と該熱エン
ボスロ−ル(1)よりも10℃以上低い温度に設定され、
該熱エンボスロ−ル(1)の凹凸溝と噛合回動する凹凸ロ
−ル(2)とからなるシート凹凸形成装置の噛み合わせ部
に供給し、該非伸縮性シート(A)を凹凸状に付形しつ
つ、該熱エンボスロ−ルの回動と共に回動前進させ、 同時に、非伸縮性シート(A')を、シート(A)と同じ方法
により、別途設けられた熱エンボスロール(1')及び凹凸
ロール(2')とからなる凹凸形成装置の噛み合わせ部に供
給し、該非伸縮性シート(A')を凹凸状に付形しつつ、該
熱エンボスロ−ル(1')の回動と共に回動前進させ、 次いで、凹凸付形された非伸縮性シート(A)および(A')
を、熱エンボスロ−ル(1)と熱エンボスロ−ル(1')とか
らなり、夫々の凸部の頂部同士が対面して回動するシー
ト融着接合装置へ供給すると同時に、別途案内した伸縮
性シート(B)をシート(A)および(A')の間に位置するよう
に供給し、該熱エンボスロール(1)及び(1')の凸部の頂
部において非伸縮性シート(A)および(A')を伸縮性シー
ト(B)に熱エンボス接着させることを特徴とするシート
状弾性複合体の製造方法。 - 【請求項2】非伸縮性シート(A)および(A')が不織布で
あることを特徴とする請求項1記載のシート状弾性複合
体の製造方法。 - 【請求項3】前記熱エンボスロール(1)および(1')の凹
凸の、該凸部頂部幅が0.1〜1.0mmであることを
特徴とする請求項1記載のシート状弾性複合体の製造方
法。 - 【請求項4】前記熱エンボスロール(1)および(1')の凹
凸の、該凹凸ピッチが0.5〜3.0mmであることを
特徴とする請求項1記載のシート状弾性複合体の製造方
法。 - 【請求項5】前記熱エンボスロール(1)および(1')の凹
凸の、該凹部深さが0.5〜2.0mmであることを特
徴とする請求項1に記載のシート状弾性複合体の製造方
法。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の方法で製
造したシート状弾性複合体(C)であって、その幅方向に
延びる凹部と凸部とを、その長さ方向に一定間隔に形成
した、熱可塑性非伸縮性シート(A)および(A')の凸部同
士が、伸縮性シート(B)を介して対面して融着接合され
た複合体であって、この複合体の伸長特性を示すS−S
カ−ブにおいて、変曲点が二つ存在し、その低伸度側の
変曲点を第1変曲点、高伸度側の変曲点を第2変曲点と
するとき、そのS−Sカ−ブの第1変曲点と第2変曲点
との間での曲線の接線において、その傾きの最小値を
Δ、第2変曲点より高伸度側の曲線の接線において、そ
の傾きの最大値をΔ’としたとき、式の関係が成り立
ち、かつ第2変曲点に相当する伸度での応力が破断応力
の1/2以下であることを特徴とするシート状弾性体。 Δ’/Δ ≧ 15 ・・・・・ - 【請求項7】複合体表面の摩擦係数が0.4以下である
ことを特徴とする請求項6に記載のシート状弾性体。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1998
- 1998-09-04 JP JP25090298A patent/JP3816676B2/ja not_active Expired - Fee Related
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