JP2000078526A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JP2000078526A
JP2000078526A JP24404898A JP24404898A JP2000078526A JP 2000078526 A JP2000078526 A JP 2000078526A JP 24404898 A JP24404898 A JP 24404898A JP 24404898 A JP24404898 A JP 24404898A JP 2000078526 A JP2000078526 A JP 2000078526A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのフレームにオートポーズのトリガービッ
トがアクティブであってもそのトリガービットが属する
フレームでオートポーズを行うことができる画像再生装
置を提供する。 【解決手段】 画像符号及びトリガービットを記録媒体
から読み出す読出手段と、画像符号を記憶するバッファ
と、バッファから画像符号を読み出して復号し画像デー
タを得る復号手段と、画像データとトリガービットとを
フレーム毎に対応づけて記憶する画像データメモリと、
画像データメモリから表示順序に従い画像データ及びト
リガービットとを読み出して出力すると共に、トリガー
ビットがアクティブであるときに、次フレームの読み出
しを停止すると共に読出手段及び復号手段の動作を停止
させる出力手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】近年、動画や静止画を高密度にディジタ
ル圧縮する技術が規格化されてきた。そのひとつにMP
EG(Moving Picture Experts Group)規格がある。図
12は、そのMPEG1規格(ISO/IEC-11172-2)で圧
縮された画像符号の復号、表示の関係について示した図
である。図において、I(Intra-coded picture)フレ
ームは、そのフレーム自身の画像符号の情報だけで復号
可能なフレームである。P(Predictive-coded pictur
e)フレームは、過去のIフレームまたはPフレームの画
像データを必要に応じて用いて自フレームの画像符号の
情報から復号できるフレームである。B(Bidirectiona
lly predictive-coded picture)フレームは、過去のI
フレームまたはPフレームと未来のIフレームまたはP
フレームの画像データを必要に応じて用いて自フレーム
の画像符号の情報から復号できるフレームである。P4
フレームは、I1フレームの画像データを必要に応じて
用いてP4フレームの画像符号の情報から復号ができる
フレーム、B2、B3フレームは、I1フレームおよび
P4フレームの画像データを必要に応じて用いて自フレ
ームの画像符号の情報から復号できるフレームである。
表示の順序は、I1、B2、B3、P4、…となる。し
かし、B2、B3フレームは、復号された未来のP4フ
レームを用いて復号するフレームであるため、B2、B
3フレームの復号前にP4フレームを復号しておく必要
があり、復号の順序は、表示順と異なり、I1、P4、
B2、B3、…となる。
【0003】図13は、バッファ内の画像符号量の推移
とフレームの種類の関係を示す図で、MPEG規格上、
フレームの種類により圧縮方法が異なるので、図のよう
にそのフレーム自身の画像符号だけを基に復号するIフ
レームでは、画像符号を大量に消費し、過去のIフレー
ムまたはPフレームと未来のIフレームまたはPフレー
ムの画像データを必要に応じて用いて復号されるBフレ
ームは、過去と未来の画像データを参照する事で画像符
号を相対的に少なく消費する傾向がある。記録メディア
から一定レートで画像符号を読み出して、前述のように
フレーム種類によって消費する画像符号量が増減する画
像符号の復号処理を行う際には、読み込まれた画像符号
がオーバーフロー、アンダーフローしない画像符号バッ
ファが必要である。また、MPEG規格では、最初のフ
レームの画像の復号開始時に予め画像符号バッファに蓄
積しておくべき画像符号量が、図10で示すようにピク
チャーレイヤー中の“vbv delay"に記述されていて、復
号装置は、画像符号バッファがアンダーフローを起こす
事により、復号処理が中断されて動画再生時の表示画面
の連続性が乱れることがないように、画像符号を予め"v
bv delay"で示されるその蓄積しておくべき画像符号量
だけ蓄積してから復号を開始する必要が有る。
【0004】MPEG規格やCDROM−XA規格(Co
mpact Disc Read Only Memory Extended Architectur
e)を用いて動画データを圧縮してCD(Compact Disc)
上にセクター構造化して記録する規格のひとつにビデオ
CD規格があり、その規格の中の機能のひとつにオート
ポーズ機能がある。オートポーズ機能とは、オートポー
ズのトリガービットがアクティブであるセクターを含む
フレームを復号処理して表示した時に、ポーズが解除さ
れるまでそのフレームを静止表示し続ける機能で、その
トリガービットは、図14のCDROM−XAForm
2で定義されるセクターの構造図上のSubHeader内の、S
ubmodeのオートポーズのトリガービットに割り当てられ
て記録されている。また、圧縮された画像符号は複数セ
クターに分割されてUserData領域に記録される。
【0005】従来、そのオートポーズ機能の実現方法と
して特開平07−226903号公報に示されている方
法が知られている。
【0006】図11は、この従来のオートポーズ機能を
実現した画像再生装置を示すブロック図である。図を参
照すると、この画像再生装置は、構造化されたセクター
中にSubmode、UserData領域などをもつ記録媒体31か
らUserData領域の画像符号を読み込み、画像符号をバッ
ファ回路33に書き込みを行う読み込み回路32、読み
込み回路32により書き込まれた画像符号を一時記憶し
て、記憶後の画像符号を復号回路34に出力するバッフ
ァ回路33、バッファ回路33から入力された画像符号
を基に画像データを復号して、表示回路35に画像デー
タを出力する復号回路34、復号回路34から入力した
画像データを表示する表示回路35を有する。
【0007】同一フレームの復号に必要な画像符号は複
数のセクター中のUserData領域に分割して記録される。
静止表示させるフレームが存在する場合には、そのフレ
ームの画像符号が記録されている複数のうちの末尾のセ
クターのSubmode中のオートポーズのトリガービットが
アクティブである。
【0008】読み込み回路32の動作について、図15
の読み込み回路32の動作を示すフローチャートを参照
して説明する。
【0009】まず、記録媒体31から、Submodeの読み
込みを行う(ステップS1501)。その後、UserData
領域の画像符号を読み込み(ステップS1502)、読
み込まれた画像符号を、バッファ回路33に書き込む
(ステップS1503)。次に、1セクタ分のUserData
領域の画像符号の読み込みが終了するかを判定し(ステ
ップS1504)、終了していなければステップS15
02に戻り、終了していればステップS1505に進
む。従って、ステップS1502とステップS1503
は1セクター分のUserData領域の画像符号の読み込みが
終了するまで繰り返される。1セクター分のUserData領
域の画像符号の読み込み終了時、既に読み込んだSubmod
eのオートポーズのトリガービットがアクティブでなけ
れば、次のセクターの読み込みを行い、トリガービット
がアクティブである場合は、処理を終了し、次のセクタ
ーの読み込みは行わない(ステップS1505)。
【0010】バッファ回路33の動作について、図16
のバッファ回路33の動作を示すフローチャートを参照
して説明する。
【0011】前述したように画像符号は読み込み回路3
2により、順次バッファ回路33に書き込まれる。バッ
ファ回路33は、1フレームの復号が可能であるかどう
か、すなわち、1フレーム分の画像符号がバッファ回路
33に蓄積されたかどうかを判定し(ステップS160
1)、そうであればステップS1602に進み、そうで
なければ処理を終了し、所定時間後に再びステップS1
601からの動作を再開する。ステップS1602に進
んだ時には、1フレーム分の画像符号の復号回路34へ
の書き込みが終了するまで、その書き込みの動作を繰り
返す(ステップS1602、ステップS1603)。ス
テップS1603からはステップS1601に戻り、次
のフレームが復号可能かどうかを判定し、上記の動作を
繰り返す。
【0012】復号回路34について、図17の復号回路
34の動作を示すフローチャートを参照して説明する。
【0013】復号回路34は、バッファ回路33から画
像符号が書き込まれると、その画像符号によって1フレ
ームの復号処理を行う(ステップS1701〜S170
3)。また、表示順に従って表示可能な復号されたフレ
ームがある場合には、表示回路35に復号したフレーム
の画像データを出力する。
【0014】表示回路35は、復号回路34から送られ
てきた復号フレームの画像データを順に表示し、復号回
路34からの転送が中断された場合には、最後に送られ
たフレームの画像データを、次のフレームの画像データ
が送られるまで静止表示し続ける。
【0015】次に、図11に示す画像再生装置の全体の
動作について、図18、図20に示す従来例の動作タイ
ミング例を参照して説明する。
【0016】図18はB5フレームを静止表示させるフ
レームである例である。読み込み回路32は、B5フレ
ームの末尾のセクターのオートポーズのトリガービット
がアクティブであることを検出すると、そのセクターの
UserData領域の画像符号をバッファ回路33に書き込ん
だ後に、次のセクターの読み込みを停止する。読み込み
回路32からの画像符号の書き込みが停止されるので、
図19の従来の画像符号バッファ内の符号量の推移図の
例で示すように、バッファ回路33に一時記憶されてい
る画像符号が属する復号可能な最終フレームがB5フレ
ームとなったときに、バッファ回路33は、B5フレー
ムの画像符号を復号回路34に書き込み、書き込み終わ
るとバッファ回路33の中には1フレーム復号に必要な
画像符号が無くなるので、その時にバッファ回路33
は、復号回路34への画像符号の書き込みを停止する。
復号回路34は、B5フレームの復号が終わると、表示
順に従って、B5フレームが表示可能になるため、表示
回路35にB5フレームの画像データを転送する。復号
回路34は、B5フレームの入力が終了したときに、次
のフレーム(B6フレーム)の画像符号が入力されない
ので、復号処理を停止し、表示回路35への次のフレー
ムの画像データの転送も停止する。表示回路35は、B
5フレームの画像データを入力するとB5フレームを表
示するが、B5フレームの次のフレームの画像データの
転送されないのでB5フレームを静止表示しつづける。
このことによりオートポーズの機能が実行される。ま
た、オートポーズの解除時には、図19で示されるよう
に、バッファ回路33には、1フレーム復号に必要な画
像符号が記憶されていないため、読み込み回路32から
バッファ回路33への書き込みが再開されて、バッファ
回路33に安定的に復号するために予め記憶しておく必
要のある画像符号量が蓄積されてから復号処理を再開す
る必要があり、復号処理再開には、最低限B6フレーム
の画像符号が蓄積されるまで待つ必要が有る。図19で
は、B6フレームの画像符号およびそれに続くフレーム
の画像符号が蓄積してから復号処理を開始している。
【0017】図20はP7フレームの末尾のセクターの
オートポーズのトリガービットがアクティブである例
で、読み込み回路32は、P7フレームの末尾のセクタ
ーのオートポーズのトリガービットがアクティブである
ことを検出すると、そのセクターのUserData領域の画像
符号をバッファ回路33に書き込んだ後に、次のセクタ
ーの読み込みを停止する。読み込み回路32からの画像
符号の書き込みが停止されるので、バッファ回路33に
一時記憶されている画像符号が属する復号可能な最終フ
レームがP7フレームとなったときに、バッファ回路3
3は、P7フレームの画像符号を復号回路34に書き込
み、書き込み終わるとバッファ回路33の中には1フレ
ーム復号に必要な画像符号が無くなるので、その時にバ
ッファ回路33は、復号回路34への画像符号の書き込
みを停止する。復号回路34は、P7フレームの復号処
理を行い、表示順に従って、P4フレームが表示可能に
なるため、表示回路35にP4フレームの画像データを
転送する。復号回路34は、P7フレームの入力が終了
したときに、次のフレームの画像符号が書き込まれない
ため、次のフレームの復号処理を停止する。この時復号
処理が停止された事によりB5,B6フレームの復号が
行われないため、B5、B6フレームの画像データを表
示手回路35に転送できない。そのため表示順に従って
P7フレームの前に表示すべきB5、B6フレームを表
示していないので、P7フレームは復号されているが、
その画像データを表示回路35へ転送できない。このた
め表示回路35は、P4フレームの画像データが転送さ
れるとP4フレームを表示するが、P4フレームの次の
フレームの画像データの転送されないので、本来は、P
7フレームを静止表示すべきであるが、P4フレームを
静止表示しつづけることによりオートポーズの機能が実
行される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上から次の問題点が
ある。
【0019】(1)表示順でBフレームの後のI,また
は、Pフレームは、復号順と表示順が異なり、このフレ
ームのセクターのオートポーズのトリガービットがアク
ティブである時に、読み込み回路では、次のBフレーム
の画像符号を読み込まないために、トリガービットがア
クティブであるセクターを含むIまたは、Pフレームの前
で表示されるべきBフレームが復号されない。従って、
トリガービットがアクティブであるセクターを含むIま
たは、Pフレームで静止表示できない問題が有る。従っ
て、正確なフレームで静止表示させるためには、トリガ
ービットをアクティブにするフレームからそのような現
象を発生させるフレームを除外しなければならないとい
う制限が有る。
【0020】(2)バッファ回路33は、復号可能なフ
レームが有るか否かを管理し、1フレーム単位で復号回
路に画像符号を出力するので、画像符号の一時記憶機能
の他にフレーム単位で制御するための機能が必要にな
り、バッファ回路33の機能が複雑になる問題点が有
る。
【0021】(3)オートポーズ機能が実行されて静止
表示されている時、バッファ回路33内に、1フレーム
復号に必要な画像符号が無い状態で停止しており、ポー
ズ解除後に読み込み回路が動作して、バッファ回路に画
像符号が書き込まれ始めても、アンダーフローなしに安
定的に復号するために所定量の画像符号が貯えられるま
で復号を開始させることができない。そのためポーズ解
除から次のフレームの画像が表示されるまで、時間がか
かる問題がある。
【0022】(4)オートポーズのトリガービットがア
クティブであることを検出した時に、バッファ回路33
への次のセクターの画像符号の書き込みを停止する事で
オートポーズを実行しているため、オートポーズのトリ
ガービットをアクティブにするセクターは、静止表示し
たいフレームに属する末尾のセクター若しくはそれ以降
のセクターにしなければばらないという制限が有る。
【0023】本発明は上記の問題点を解決することを目
的とする。
【0024】すなわち、本発明は、どのフレームにオー
トポーズのトリガービットがアクティブであってもその
トリガービットが属するフレームでオートポーズを行う
ことができる画像再生装置を提供することを目的とす
る。
【0025】また、本発明は、複雑なバッファ回路を必
要としない画像再生装置を提供することを目的とする。
【0026】更に、本発明は、オートポーズ解除時から
次のフレーム及びそれ以降のフレームの再生が開始され
るまでの反応時間が短い画像再生装置を提供することを
目的とする。
【0027】更に、本発明は、フレームに属するセクタ
ーのうちのどのセクターにオートポーズのトリガービッ
トが記録されていてもそのフレームでオートポーズの動
作を行うことができる画像再生装置を提供することを目
的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明による画像再生装
置は、表示順序と異なる復号順序を有する画像符号及び
オートポーズのトリガービットがセクター毎に記録され
ている記録媒体から前記画像符号及び前記トリガービッ
トを読み出し、前記画像符号を復号し、復号により得ら
れた画像データを前記表示順序に従い出力し、前記トリ
ガービットがアクティブであるときに前記トリガービッ
トに対応するフレームでオートポーズする画像再生装置
において、前記画像符号及び前記トリガービットを前記
記録媒体から読み出す読出手段と、前記画像符号を記憶
するバッファと、前記バッファから画像符号を読み出し
て復号し画像データを得る復号手段と、前記画像データ
と前記トリガービットとをフレーム毎に対応づけて記憶
する画像データメモリと、該画像データメモリから前記
表示順序に従い前記画像データ及び前記トリガービット
とを読み出して出力すると共に、前記トリガービットが
アクティブであるときに、次フレームの読み出しを停止
すると共に前記読出手段及び前記復号手段の動作を停止
させる出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0029】また、本発明による画像再生装置は、上記
の画像再生装置において、前記読出手段が出力する画像
符号に前記読出手段が出力するトリガービットの値に対
応する符号を付加する付加手段を備え、前記復号手段は
前記トリガービットの値に対応する符号を検出して出力
することを特徴とする。
【0030】更に、本発明による画像再生装置は、上記
の画像再生装置において、前記付加手段は前記トリガー
ビットが所定の値であるときのみに所定の値の符号を前
記画像符号に付加することを特徴とする。
【0031】更に、本発明による画像再生装置は、上記
の画像再生装置において、前記付加手段は、前記画像符
号の所定の位置に前記トリガービットの値に対応する符
号を付加することを特徴とする。
【0032】更に、本発明による画像再生装置は、上記
の画像再生装置において、前記復号手段の動作が停止し
た後に前記読出手段の動作が停止することを特徴とす
る。
【0033】更に、本発明による画像再生装置は、上記
の画像再生装置において、前記フレームの画像符号は複
数のセクターに分割され、前記トリガービットは前記複
数のフレームに属する任意のセクターに記録されている
ことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明による画像再生装置は、読
み出し符号中のオートポーズのトリガービットがアクテ
ィブであることを検出して、そのフレームの画像データ
が表示回路に書き込まれるまでトリガー情報を保持し、
表示回路に書き込み後復号処理を停止させる事により、
復号順と表示順が異なるフレームにおいても、静止画表
示が正確な位置で行えるものである。
【0035】また、復号処理停止後に画像符号読み込み
を停止させることにより、オートポーズ状態から再生を
開始する際に、画像符号書き込みが再開されると同時に
復号処理を再開する事ができ、次のフレームの画像をす
ぐに表示できる。
【0036】図1の読み込み回路2において、読み込み
制御回路6では、記録媒体1からオートポーズのトリガ
ービットを読み込み、オートポーズのトリガービットが
アクティブであることを検出した場合にAP_FLGレジスタ
7に“1"をセットし、記録媒体1のUserData領域から
読み込まれた画像符号を符号付加回路8に書き込む。符
号付加回路8は、AP_FLGレジスタ7に“1"がセットさ
れている場合に、書き込まれた画像符号中にトリガービ
ットがアクティブであった事を示す符号(以下、「トリ
ガー検出符号」という。)を付加しバッファ回路3に書
き込む。
【0037】バッファ回路3に書き込まれた画像符号
は、バッファ回路3に一時記憶され、復号回路4により
読み出される。
【0038】復号回路4の復号処理回路9は、画像符号
を画像データに復号するが、その際にトリガー検出符号
を検出すると画像メモリ11中のトリガービットがアク
ティブであるフレームのトリガー情報に“1"をセット
する。転送制御回路10から表示回路5へ画像データを
転送する時に画像メモリ11から転送されるフレームの
トリガー情報を読み出し、その値によって転送制御回路
10は復号処理回路9へ次のフレームの復号処理の停止
要求信号を出力する。復号処理回路9は、復号終了した
時に読み込回路2に停止要求信号を出力して記録媒体1
からの読み込みを停止させる事でオートポーズ機能が実
現される。
【0039】
【実施例】図1は、本発明の実施例である画像再生装置
のブロック図である。図を参照すると、構造化されたセ
クター中にSubmode領域、UserData領域などをもつ記録
媒体1からSubmode中のオートポーズのトリガービット
を読み込み、トリガービットがアクティブであることを
検出すると、UserData領域から読み込んだ画像符号中に
トリガー検出符号を付加して、それらの符号をバッファ
回路3に書き込む読み込み回路2と、読み込み回路2に
より書き込まれた画像符号と付加された符号を一時記憶
して、記憶している符号が復号回路4により読み出され
るバッファ回路3と、バッファ回路3から読み出した画
像符号を用いて復号処理を行い、復号されたフレームの
画像データを表示回路5に転送すると共に、復号時にト
リガー検出符号を検出した時にフレーム毎のトリガー情
報をセットして、復号されたフレームが表示回路5に転
送されるまでそのトリガー情報を保持し、転送されたフ
レームのトリガー情報がセットされているときに、読み
込み回路2に停止要求を出力して読み込み回路2を停止
させる復号回路4と、復号回路4から転送された画像デ
ータを表示する表示回路5を有する。
【0040】読み込み回路2は、オートポーズのトリガ
ービットの値に対応したトリガー情報を保持するAP_FLG
レジスタ7と、読み込み中のセクターのオートポーズの
トリガービットがアクティブであることを検出するとオ
ートポーズのトリガービットによって示されるトリガー
情報を保持するためのAP_FLGレジスタ7にトリガービッ
トがアクティブであった事を示す“1"をセットし、続
いてUserData領域から画像符号の読み込みを行って、符
号付加回路8に読み取ったその符号の書き込みを行う読
み込み制御回路6と、AP_FLGレジスタ7の値を参照し
て、読み込み制御回路6により書き込まれた画像符号中
にトリガー検出符号を付加して、それらの符号をバッフ
ァ回路3に書き込む符号付加回路8とを備える。
【0041】復号回路4は、画像データ及びフレーム毎
のトリガー情報を保持する画像メモリ11と、バッファ
回路3から読み出した画像符号を用いて、必要に応じて
画像メモリ11から画像データを読み出しながら復号処
理を行い、復号処理結果を画像メモリ11に書き込み、
復号中にトリガー検出符号を検出した場合には、画像メ
モリ11内の対応するフレームのトリガー情報に“1"
をセットし、転送制御回路10からの停止要求により次
のフレームの復号を停止して、読み込み回路2に停止要
求を転送する復号処理回路9と、表示順に従って画像メ
モリ11から復号されたフレームの画像データを読み出
して表示回路5へ転送し、画像メモリ11に保持されて
いる転送中のフレームのトリガー情報により、復号処理
回路9に停止要求を出力する転送制御回路10とを備え
る。
【0042】記録媒体1の各セクタ中のUserDataには、
各フレームの復号に必要な画像符号が分割して記録さ
れ、静止表示させたいフレームが存在する場合には、そ
のフレームに属する任意のセクターのSubmode中のオー
トポーズのトリガービットにアクティブ値が記録されて
いる。
【0043】読み込み回路2の動作について、まず図2
の読み込み制御回路6の動作を示すフローチャートを参
照して説明する。
【0044】読み込み制御回路6は、記録媒体1から読
み込み中のセクターのSubmodeを読み込み(ステップS
201)、オートポーズのトリガービットがアクティブ
であるかどうかを判定し(ステップS202)、そうで
ある場合には、各セクターのオートポーズのトリガー情
報を表すAP_FLGレジスタ7に“1"をセットし(ステッ
プS203)、その後UserData領域の画像符号を読み込
み(ステップS204)、読み込まれた画像符号を符号
付加回路8に書き込む(ステップS205)。これらの
処理を1セクター分のUserData領域の画像符号の読み込
みが終了するまで繰り返し(ステップS206)、1セ
クター分のUserData領域の画像符号の読み込み終了時に
復号処理回路9から読み込み回路2への停止要求がある
かどうかを判定し(ステップS207)、無ければ次の
セクターの読み込みを行う。停止要求が有る場合は、次
のセクターの読み込みは行わずに動作を終了する。
【0045】符号付加回路8の動作について、まず図3
の符号付加回路8の動作を示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0046】読み込み制御回路6から画像符号が書き込
まれると、その画像符号をバッファ回路3へ書む(ステ
ップS301)。その時AP_FLGレジスタ7の内容が
“1"であるかどうかを判定し(ステップS302)、
そうである場合には、トリガー検出符号をバッファ回路
3へ書き込み(ステップS303)、AP_FLGレジスタ7
を“0"にリセットする(ステップS304)。なお、
この動作はセクター毎に行われる。
【0047】尚、図4のMPEG1規格のビデオ符号のstart
_codeの一覧を示す図の中の例えば未使用なユニークな
符号の1つである“0000_01B0"をトリガー検出符号に割
り当てる事で、復号時に容易にトリガー検出符号を検出
できる。
【0048】start_codeは、UserData領域内の画像符号
中の不特定の場所に挿入され、必ずしも1セクタ毎にあ
るとは限らず、1セクタ中に複数ある場合もある。
【0049】これらの事により、オートポーズのトリガ
ービットがアクティブであった事を検出してその事を示
すトリガー検出符号を画像符号に付加できる事が分か
る。
【0050】バッファ回路3は、符号付加回路8から書
き込まれた画像符号を一時記憶し、復号処理回路9から
読み出し要求が有り、かつ有効符号が記憶されていれ
ば、符号付加回路8による書き込まれた順に従って画像
符号を復号処理回路9に出力する。
【0051】復号回路4は、前述のように復号処理回路
9、転送制御回路10、画像メモリ11を備える。ま
ず、復号処理回路9について、図5の復号処理回路9の
動作を示すフローチャートを参照して説明する。
【0052】フレームの復号開始時に画像メモリ11中
の復号するフレームのトリガー情報に“0"をセットし
(ステップS501)、バッファ回路3から画像符号が
読み込み可能になるまで待つ(ステップS502)。可
能になると、バッファ回路3から画像符号の読み込みを
行う(ステップS503)。読み込まれた符号がトリガ
ー検出符号であるかどうかを判定し(ステップS50
4)、そうである場合には、画像メモリ11中の復号中
のフレームのトリガー情報に“1"をセットする(ステ
ップS505)。読み込まれた符号が通常の符号の場合
には、必要に応じて画像メモリ11の画像データを用い
ながら画像符号を基に画像データを復号し(ステップS
506)、復号結果を画像メモリ11へ書き込む(ステ
ップS507)。これらのステップS502からステッ
プS507までの動作を1フレームの復号が終了するま
で繰り返す(ステップS508)。1フレームの復号処
理終了時に転送制御回路10から停止要求があるかどう
かを判定し(ステップS509)、無い場合には、ステ
ップS501に戻り、引き続き次のフレームの復号を開
始する。転送制御回路10から停止要求がある場合に
は、復号処理回路9は、読み込み回路2に停止要求を転
送して復号処理を停止する(ステップS510)。
【0053】転送制御回路10について、図6の転送制
御回路10の動作を示すフローチャートを参照して説明
する。
【0054】まず、表示順に従って表示可能なフレーム
が画像メモリ11に書き込まれた状態になるまで待つ
(ステップS601)。書き込まれた状態になったなら
ば画像メモリ11から転送されるフレームのトリガー情
報を読み込み(ステップS602)、その値が“1"で
あるかどうかを判定し(ステップS603)、そうであ
る場合には、復号処理回路9に停止要求信号を出力して
復号処理回路9に次のフレームの復号処理を停止させる
(ステップS604)。また、表示可能なフレームの画
像データを画像メモリ11から読み込み(ステップS6
05)、表示回路5へ画像データを出力する(ステップ
S606)。ステップS605とステップS606の動
作を1フレーム分の画像データについて完了するまで繰
り返す(ステップS607)。1フレームの画像データ
の書き込みが終了した時に、ステップS602で読み込
んだトリガー情報が"1"であるかを判定し(ステップS
608)、“0"である場合には、ステップS601に
戻り、再び、表示順に従って表示可能なフレームが画像
メモリ11に書き込まれた状態になるまで待つ。トリガ
ー情報が“1"の場合には、動作を停止する。
【0055】表示回路5は、復号回路4から送られてき
たフレームの画像データを順に表示し、復号回路4から
の転送が停止された場合には、最後に転送されたフレー
ムの画像を、次のフレームの画像データが送られるまで
静止表示し続ける。
【0056】全体の動作について、図7に示す本実施例
の動作タイミング例を参照して説明する。
【0057】図7は、P7フレームの画像符号が記録さ
れているあるセクターのオートポーズのトリガービット
がアクティブである場合の動作タイミングを示す。ま
た、動作を判りやすくする説明するために読み込み回路
2、バッファ回路3、復号回路4で処理しているフレー
ムが、それぞれ1フレームづつタイミングがずれている
例を示している。
【0058】読み込み回路2でP7フレームのセクター
の読み込み時にオートポーズのトリガービットがアクテ
ィブであることを検出すると、読み込み回路2により画
像符号中にトリガー検出符号が付加され、バッファ回路
3に書き込まれる。また、P10フレームのセクターの
オートポーズのトリガービットはアクティブでないの
で、トリガー検出符号を付加せず、UserData領域から読
み込まれた画像符号のみバッファ回路3に書き込まれ
る。バッファ回路3に一時記憶された画像符号は復号回
路4により読み出される。復号回路4の復号処理回路9
がP7フレームの復号時にトリガー検出符号を検出する
と、画像メモリ11中のP7フレームのトリガー情報を
“1"にセットする。この時、表示順に従って表示可能
なフレームは、P4フレームなので、転送制御回路10
は、P4フレームの画像データを画像メモリ11から読
み出して表示回路5に出力する。この時、画像メモリ1
1中のP4フレームのトリガー情報の値は“0"である
ため、復号処理回路9の停止要求は行わない。
【0059】復号処理回路9は、P10フレームを復号
する時にトリガー検出符号を検出しないため、画像メモ
リ11中のP10フレームのトリガー情報を“0"にセ
ットする。この時、表示順に従って表示可能なフレーム
は、P7フレームとなるので、転送制御回路10は、P
7フレームの画像データを画像メモリ11から読み出し
て表示回路5に出力する。この時、画像メモリ11中の
P7フレームのトリガー情報が“1"であるため、復号
処理回路9に停止要求信号を出力してP10フレームの
次のフレームであるB8フレームの復号処理を停止させ
る。復号処理回路9は、P10フレームの復号が終了し
た時に読み込み回路2に停止要求を転送して、記録媒体
1からの読み込みを停止させる。このためバッファ回路
3は、読み込み回路2による書き込みと復号回路4によ
る読み込みがほぼ同時に停止するために、図8の符号バ
ッファ内の符号量の推移図の例で示されるされるよう
に、バッファ内に定常的に動作していた時の符号量を残
してバッファ回路3は停止する。また、復号回路4はP
7フレーム以降の画像データを表示回路5に転送しない
ので、表示回路5は、P7フレームを静止表示させ続
け、従って、オートポーズ機能が実行される。
【0060】また、オートポーズを解除時には、図8で
示されるようにバッファ内に定常的に動作していた時の
符号量、すなわち安定した復号に必要な符号量、を残し
てバッファ回路3が停止しているため、読み込み回路2
からバッファ回路3へ書き込みが再開すると、すぐに復
号処理が再開できる。
【0061】図9は、符号付加回路8の第二の実施例を
示すフローチャートで、オートポーズが実行されるフレ
ームのpicture_start_code(ピクチャースタートコー
ド)が記録されているセクターのオートポーズのトリガ
ービットが必ずアクティブである記録媒体において、図
10のピクチャーレイヤーの画像符号を示す図のように
ピクチャースタートコードの後ろにトリガー検出符号
か、トリガービットがアクティブでなかった事を示す符
号(以下、「トリガー非検出符号」という。)かどちら
かの画像符号を付加する例で、符号付加回路8は、読み
込み制御回路6から画像符号を入力すると、入力した画
像符号をバッファ回路3へ書き込むが(ステップS90
1)、入力した画像符号がピクチャースタートコードに
さしかかったかどうかを判定し(ステップS902)、
そうである時には、更にAP_FLGの値が1であるかどうか
を判定し(ステップS903)、AP_FLGレジスタ7の値
が“0"の場合は、ピクチャースタートコードに続いて
トリガー非検出符号をバッファ回路3に書き込む(ステ
ップS906)。AP_FLGレジスタ7の値が“1"の場合
は、ピクチャースタートコードに続いてトリガー検出符
号をバッファ回路3に書き込み(ステップS904)、
AP_FLGレジスタ7を“0"にリセットする(ステップS
905)。
【0062】また復号処理回路9では、トリガー非検出
符号を検出した場合には、その非検出符号を捨て、トリ
ガー検出符号を検出した場合には、第一の実施例と同様
な動作を行う。
【0063】尚、トリガー非検出符号には、例えば
“0"を、トリガー検出符号には、例えば“1"の符号を
割り当てる。
【0064】このようにポーズ情報を表す画像符号であ
るトリガー検出符号とトリガー非検出符号の付加位置を
固定する事により、これらの符号が少ない符号ビット数
で構成されていてもこれらの符号を復号処理回路9が認
識できるようになる。
【0065】なお、本発明は、記録媒体がCDであると
して説明したが、セクター構造を持った他の記録媒体で
も実現でき、またオートポーズのトリガー情報をSubmod
eに割り当てたが、他の場所に割り当てても同様な効果
を得る事が出来る。
【0066】また、1フレームの画像符号が複数セクタ
ーに分割された場合について説明したが、1セクターの
中に1フレームの画像符号が入っている場合にも同様な
効果を得る事ができる。
【0067】更に、画像符号の圧縮方式がMPEG規格
に準拠しているとして説明したが、復号順と表示順が異
なるその他の圧縮方式でも同様な効果を得る事ができ
る。
【0068】更に、本発明では、転送制御回路10が表
示回路へ画像データを出力する際にそのフレームのトリ
ガー情報を検出して復号処理回路9、読み込み回路2の
順に動作を停止させたが、同時に復号処理回路9、読み
込み回路2を停止させても同様な効果を得る事が出来
る。
【0069】更に、トリガー検出符号は、復号処理時に
認識できる符号ならどのような値の符号でも同様な効果
を得る事ができる。
【0070】更に、第二の実施例では、ピクチャースタ
ートコードの直後にトリガー検出符号又はトリガー非検
出符号を付加したが、他の位置にこれらを付加しても同
様な効果を得る事ができる。
【0071】更に、フレーム毎のトリガー情報を画像メ
モリ11に保持させたが、レジスタ等に保持させてもよ
い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果が奏される。
【0073】図7に示すように、読み込み回路2がオー
トポーズのトリガービットがアクティブであったことを
検出した時にUserData領域から読み込まれた画像符号中
にトリガー検出符号を付加し、復号処理回路9が復号時
に画像符号中にトリガー検出符号を検出すると画像メモ
リ11内の復号中のフレームのトリガー情報に“1"を
セットし、転送制御回路10が復号されたフレームの画
像データを表示回路5に転送する際に、画像メモリ11
内の転送されるフレームのトリガー情報の値が"1"であ
るときに復号処理回路9の復号処理を停止させる事によ
り、復号順と表示順が異なるフレームにおいても、静止
画表示が正確な位置でできる。
【0074】また、フレーム単位の制御を復号回路4で
行い、読み込み回路2の停止を復号処理回路9で行い、
復号処理回路9の停止を転送制御回路10で制御させる
ために、バッファ回路3は、単に一時記憶するだけの記
憶回路で構成できる。
【0075】図7に示すように、最初に転送制御回路1
0が復号処理回路9を停止させ、復号処理回路9が復号
処理の終了時に読み込み回路2の記録媒体1からの読み
込みの動作を停止させる事により、バッファ回路3に対
する書き込みと読み込みがほぼ同時に停止するので、バ
ッファ回路3は、図8に示すように安定的に動作してい
た時の符号量を残して停止する。このため、オートポー
ズ状態から再生を開始する際に、バッファ回路3のバッ
ファ内には復号処理に必要な符号が記憶されているの
で、バッファ回路3への書き込みが再開された時に直ち
に復号処理を再開する事でき、次のフレームの画像をす
ぐに表示できる。
【0076】更に、図5で示すように復号処理回路9
は、1フレームの復号を開始してから終了するまでの
間、画像符号中にトリガー検出信号があるかどうかを監
視し、検出された場合には、画像メモリ11内の復号中
のフレームのトリガー情報に“1"をセットして画像メ
モリ11はその値を保持するため、オートポーズさせる
フレームに属する複数のセクターの中で、オートポーズ
のトリガービットをアクティブにするセクタがどのセク
ターであっても、転送制御回路10はトリガー情報を不
変のタイムシーケンスで検出することができるので、オ
ートポーズさせるフレームに属する複数のセクターの中
で、オートポーズのトリガービットをアクティブにする
セクタを制限する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像再生装置のブロック
図である。
【図2】読み込み制御回路6の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】符号付加回路8の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】MPEG1規格のビデオ符号のstart_codeの一
覧を示す図である。
【図5】復号処理回路9の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】転送制御回路10の動作を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の実施例による画像再生装置の動作例の
タイミング図である。
【図8】バッファ回路3内の符号量の推移図である。
【図9】符号付加回路8の第二の実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】ピクチャーレイヤーの画像符号を示す図であ
る。
【図11】従来のオートポーズ機能を実現した画像再生
装置を示すブロック図である。
【図12】MPEG規格で圧縮された画像符号の復号順
序、表示順序の関係について示した図である。
【図13】バッファ内の符号量の推移とフレームの種類
の関係を示す図である。
【図14】CDROM−XAForm2で定義されるセ
クターの構造図である。
【図15】読み込み回路32の動作を示すフローチャー
トである。
【図16】バッファ回路33の動作を示すフローチャー
トである。
【図17】復号回路34の動作を示すフローチャートで
ある。
【図18】従来例による画像再生装置の動作タイミング
図である。
【図19】従来のバッファ回路33内の符号量の推移図
である。
【図20】従来例による画像再生装置の別の動作タイミ
ング図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 読み込み回路 3 バッファ回路 4 復号回路 5 表示回路 6 読み込み制御回路 7 AP_FLGレジスタ 8 符号付加回路 9 復号処理回路 10 転送制御回路 11 画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA23 FA27 GB21 HA22 HA33 KA03 5C059 KK00 MA12 PP04 RC26 SS16 UA05 UA34

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示順序と異なる復号順序を有する画像
    符号及びオートポーズのトリガービットがセクター毎に
    記録されている記録媒体から前記画像符号及び前記トリ
    ガービットを読み出し、前記画像符号を復号し、復号に
    より得られた画像データを前記表示順序に従い出力し、
    前記トリガービットがアクティブであるときに前記トリ
    ガービットに対応するフレームでオートポーズする画像
    再生装置において、 前記画像符号及び前記トリガービットを前記記録媒体か
    ら読み出す読出手段と、 前記画像符号を記憶するバッファと、 前記バッファから画像符号を読み出して復号し画像デー
    タを得る復号手段と、 前記画像データと前記トリガービットとをフレーム毎に
    対応づけて記憶する画像データメモリと、 該画像データメモリから前記表示順序に従い前記画像デ
    ータ及び前記トリガービットとを読み出して出力すると
    共に、前記トリガービットがアクティブであるときに、
    次フレームの読み出しを停止すると共に前記読出手段及
    び前記復号手段の動作を停止させる出力手段と、 を備えることを特徴とする画像再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像再生装置におい
    て、前記読出手段が出力する画像符号に前記読出手段が
    出力するトリガービットの値に対応する符号を付加する
    付加手段を備え、前記復号手段は前記トリガービットの
    値に対応する符号を検出して出力することを特徴とする
    画像再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像再生装置におい
    て、前記付加手段は前記トリガービットが所定の値であ
    るときのみに所定の値の符号を前記画像符号に付加する
    ことを特徴とする画像再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像再生装置におい
    て、前記付加手段は、前記画像符号の所定の位置に前記
    トリガービットの値に対応する符号を付加することを特
    徴とする画像再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載のいずれか1項に
    記載の画像再生装置において、前記復号手段の動作が停
    止した後に前記読出手段の動作が停止することを特徴と
    する画像再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載の画像再生装置に
    おいて、前記フレームの画像符号は複数のセクターに分
    割され、前記トリガービットは前記複数のフレームに属
    する任意のセクターに記録されていることを特徴とする
    画像再生装置。
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