JP3166755B2 - 映像/音声再生装置 - Google Patents

映像/音声再生装置

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JP3166755B2
JP3166755B2 JP03745899A JP3745899A JP3166755B2 JP 3166755 B2 JP3166755 B2 JP 3166755B2 JP 03745899 A JP03745899 A JP 03745899A JP 3745899 A JP3745899 A JP 3745899A JP 3166755 B2 JP3166755 B2 JP 3166755B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置や記憶媒
体に記憶されている映像信号および音声信号を、頭出し
をした後に再生することができる映像/音声再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】映像/音声再生装置に要求される性能と
して、記憶装置や記憶媒体に記憶されている映像信号お
よび音声信号の頭出しをした後に、映像信号および音声
信号の再生を開始することが要求される。その際、頭出
しをして次に再生される映像をユーザが確認できるよう
にした上で、再生開始の指示が与えられた次のフレーム
から再生を開始することが要求される。
【0003】そのような要求に応える映像/音声再生装
置として図5に示されるものが考えられる。図5に示さ
れた構成では、大容量記憶回路1に記憶されている符号
化データ51が、制御回路5Cからの制御信号57に応
じてデコーダ21に出力される。すると、デコーダ21
から、映像信号53、音声信号54および復号データの
有効期間を示す有効期間信号55が出力される。なお、
制御回路5Cは、外部から入力される制御信号59に従
って装置全体を制御する。また、大容量記憶回路1から
の符号化データ51の出力は、デコーダ21からの供給
停止信号52に応じて停止される。
【0004】映像信号53は、制御回路5Cから出力さ
れる映像書込制御信号62に従って映像1フレーム記憶
回路3に記憶される。映像1フレーム記憶回路3は、最
初に映像信号53が書き込まれると、その後、内容を繰
り返し出力するように構成されている。よって、データ
書込が中断すると、記憶している内容を繰り返し出力す
る。音声信号54は、制御回路5Cから出力される音声
書込制御信号60に従って音声1フレーム記憶回路9に
記憶される。
【0005】映像1フレーム記憶回路3の出力63は、
映像出力インタフェース回路(映像出力I/F回路)7
で例えばCCIR勧告656のフォーマットに変換さ
れ、映像出力信号65として出力される。音声1フレー
ム記憶回路9の出力64は、制御回路5Cから出力され
る音声読出信号61に従って音声出力インタフェース回
路(音声出力I/F回路)8に出力され、音声出力I/
F回路8で例えばCCIR勧告647のフォーマットに
変換され、音声出力信号66として出力される。
【0006】同期信号発生回路6は、公知の回路であっ
て、基準信号58を入力として装置内で必要とされる基
準クロック信号やフレーム同期信号等を作成し、装置内
の各ブロックに供給する。また、制御回路5Cは、公知
の回路であって、例えばマイクロプロセッサで構成さ
れ、フレーム同期信号を割り込み信号として動作する。
【0007】次に、図6のタイミング図を参照して動作
について説明する。制御信号59によって再生スタンバ
イの指定がなされると、制御回路5Cは、大容量記憶回
路1に対して制御信号57によってスタンバイ情報を伝
える。すると、大容量記憶回路1から符号化データ51
がデコーダ21に出力され、デコーダ21から映像信号
53と音声信号54が再生出力される。また、デコーダ
21から、映像信号53と音声信号54とが出力されて
いることを示す有効期間信号55も出力される。
【0008】制御回路5Cは、有効期間信号55を監視
し、頭出しをするフレームでポーズ信号56をデコーダ
21に与え、デコーダ21を一時停止させる。図6に示
された例では、頭出しをするフレームはF2フレームで
ある。ポーズ信号に応じて、デコーダ21は、F2フレ
ームの映像信号53と音声信号54を繰り返し出力する
状態になる。また、供給停止信号52を大容量記憶回路
1に出力する。
【0009】制御回路5Cは、映像書込制御信号62お
よび音声書込制御信号60を出力する。よって、F2フ
レームの映像信号53および音声信号54が、映像1フ
レーム記憶回路3および音声1フレーム記憶回路9に取
り込まれる。ただし、制御回路5Cは、頭出し処理中に
音声が出力されないように音声読出制御信号61を非読
出状態にする。
【0010】この状態では、図6に示すように、映像出
力信号65としてF2フレームの映像信号が繰り返し出
力される。すなわち、フレームスチルが行われ、ユーザ
は、頭出し位置の映像を確認することができる。
【0011】制御信号59によって再生開始(スター
ト)が指示されると、制御回路5Cはポーズ信号56を
解除する。すなわち、オフ状態にする。すると、デコー
ダ21は供給停止信号52をオフ状態にする。よって、
デコーダ21から、F2フレームから順次映像信号およ
び音声信号が再生出力される状態になる。
【0012】以上のようにして、頭出しをするフレーム
の映像信号が繰り返し再生されて映像を確認できる状態
になり、かつ、スタート指示がなされると、頭出し位置
から映像信号および音声信号の各フレームが順次再生出
力される。
【0013】しかし、図5および図6を参照すると、図
5に示された装置では、デコーダ21が一時停止の指令
を受けてから停止(具体的にはスチル動作開始)するま
での時間的余裕は1フレーム分しかない。また、デコー
ダ21で、スタートの指令を受けてから通常の復号動作
を再開するまでの時間的余裕が高々1フレーム分しかな
い。よって、図5に示された装置を実現する場合には、
制御の時間的余裕が小さくなってシステム構成方法が難
しくなる。なお、時間的余裕が小さいとは、指令を受け
てから短時間で指令に応じた動作を開始しなければなら
ないことを意味する。
【0014】制御の時間的余裕を大きくする一つの解決
策として、デコーダ21の出力側でバッファ効果を果た
す記憶回路の容量を増やすことが考えられる。図7は、
それぞれN(Nは2以上)フレーム分のデータを記憶し
うる映像Nフレーム記憶回路10および音声Nフレーム
記憶回路11が設けられた再生装置を示すブロック図で
ある。
【0015】図7に示された構成では、図8に示すよう
に、映像Nフレーム記憶回路10および音声Nフレーム
記憶回路11をリングバッファとして用いられる。そし
て、制御回路5Dは、書込制御信号67で指定される書
込アドレスをインクリメントして、デコーダ21の出力
が順に映像Nフレーム記憶回路10および音声Nフレー
ム記憶回路11の各記憶領域に書き込まれるように制御
するとともに、書込制御信号67で指定される書込アド
レスをインクリメントして、読出制御信号68で指定さ
れる読出アドレスをインクリメントして、映像Nフレー
ム記憶回路10および音声Nフレーム記憶回路11の各
記憶領域から順にデータが出力されるように制御する。
【0016】図7に示された構成によれば、記憶容量に
余裕があるので、デコーダ21が指示を受けてから動作
を開始するまでの時間的余裕を十分に確保することがで
きる。しかし、記憶容量を大きくしなければならないの
で、ハードウェア規模が大きくなるとともにコスト高に
なる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、記憶装
置や記憶媒体に記憶されている映像信号および音声信号
の頭出しをした後に、映像信号および音声信号の再生を
開始することができる映像/音声再生装置には、一時停
止やスタートの指令を受けてから指令に応じた動作を開
始するまでの時間的余裕が小さいという課題がある。つ
まり、指令を受けてから、極めて短い時間内に動作開始
しなければならないという状況が生ずる。
【0018】そこで、本発明は、ハードウェア規模を増
大させずに、指定された動作を開始するまでの時間的余
裕を大きくすることができる映像/音声再生装置を提供
することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による映像/音声
再生装置は、制御回路が、スタンバイ情報を出力後、デ
コーダが再生状態に入った後、頭出し対象フレームが再
生されるときに、デコーダに対するポーズ信号をオン状
態にするとともに映像1フレーム記憶回路に対して1フ
レーム分のオン状態の映像書込制御信号を与え、外部か
らスタート信号が入力されるとデコーダが出力している
信号のフレーム期間の終了時にポーズ信号をオフ状態に
し、デコーダが、ポーズ信号がオン状態になると現在デ
コードしているフレームの次のフレームからスチル再生
状態に入るとともに、ポーズ信号がオフ状態になるとス
チル再生状態から再生状態に戻ることを特徴とする
【0020】また、制御回路は、ポーズ信号を解除する
ときに映像1フレーム記憶回路が映像信号の取り込みを
再開するように映像書込制御信号を与え、その時点から
デコーダが1フレーム分のデコードを終了したときに音
声2フレーム記憶回路が音声信号の取り込みを再開する
ように音声書込制御信号を与えるように構成されてい
る。ポーズ信号は、外部からスタート信号が入力された
後にデコーダが出力している信号のフレーム期間が終了
すると解除されるのであるから、制御回路は、映像書込
制御信号および音声書込制御信号を出力するまでに十分
な時間的余裕が与えられる。
【0021】制御回路は、デコーダからの復号データの
有効区間を示す有効期間信号を入力してポーズ信号出力
タイミングを決めるように構成されていてもよい。その
ような構成によれば、MPEG2符号化方式が用いられ
ている場合に、容易にGOPを認識することができ、適
切なタイミングでポーズ信号を出力することができる。
【0022】
【0023】制御回路は、ポーズ信号を解除するまで、
音声2フレーム記憶回路に対する音声読出制御信号を読
出状態にしないように構成されていてもよい。そのよう
な構成によれば、頭出し動作が行われているときには音
声出力されない。
【0024】音声2フレーム記憶回路は、デコーダから
の復号データの有効区間を示す有効期間信号を音声書込
制御信号として入力し、制御回路は、ポーズ信号の出力
開始時に、音声2フレーム記憶回路が2フレーム分の音
声信号を出力するように音声読出制御信号を与えるよう
に構成されていてもよい。そのような構成によれば、音
声2フレーム記憶回路に対する読出制御信号をデコーダ
からの有効期間信号で代用してもポーズ信号解除時から
音声は途切れることなく再生される。よって、制御回路
の音声書込制御信号の出力制御をなくすことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による映像/音声
再生装置の実施の一形態を示すブロック図である。図1
に示された構成では、大容量記憶回路1に記憶されてい
る符号化データ51が、制御回路5Aからの制御信号5
7に応じてデコーダ2に出力される。すると、デコーダ
2から、映像信号53、音声信号54および復号データ
の有効期間を示す有効期間信号55が出力される。制御
回路5Aは、外部から入力される制御信号59に従って
装置全体を制御する。また、大容量記憶回路1からの符
号化データ51の出力は、デコーダ2からの供給停止信
号52に応じて停止される。
【0026】映像信号53は、制御回路5Aから出力さ
れる映像書込制御信号62に従って映像1フレーム記憶
回路3に記憶される。この映像1フレーム記憶回路3
は、最初に映像信号53が書き込まれると、その後、記
憶している内容を繰り返し出力するように構成されてい
る。よって、データ書込が中断すると、記憶している内
容を繰り返し出力する。
【0027】音声信号54は、制御回路5Aから出力さ
れる音声書込制御信号60に従って音声2フレーム記憶
回路4に記憶される。音声2フレーム記憶回路4は、2
フレーム分の音声信号を記憶しうる容量を有し、制御回
路5Aから出力される音声読出制御信号61に従って記
憶内容を順番に出力するFIFO構造になっている。
【0028】映像1フレーム記憶回路3の出力63は、
映像出力I/F回路7で例えばCCIR勧告656のフ
ォーマットに変換され、映像出力信号65として出力さ
れる。音声2フレーム記憶回路4の出力64は、制御回
路5Aから出力される音声読出信号61に従って音声出
力I/F回路8に出力され、音声出力I/F回路8で例
えばCCIR勧告647のフォーマットに変換され、音
声出力信号66として出力される。
【0029】同期信号発生回路6は、基準信号58を入
力として装置内で必要とされる基準クロック信号やフレ
ーム同期信号等を作成し、装置内の各ブロックに供給す
る。また、制御回路5Aは、例えばマイクロプロセッサ
で構成され、フレーム同期信号を割り込み信号として動
作する。
【0030】次に動作について図2のタイミング図を参
照して説明する。制御信号59によって再生スタンバイ
の指定がなされると、制御回路5Aは、大容量記憶回路
1に対して制御信号57によってスタンバイ情報を伝え
る。すると、大容量記憶回路1から符号化データ51が
デコーダ2に出力され、デコーダ2から映像信号53と
音声信号54が再生出力される。また、デコーダ2か
ら、映像信号53と音声信号54とが出力されているこ
とを示す有効期間信号55も出力される。
【0031】符号化データ51がMPEG2方式で符号
化されている場合には、符号化はGOP単位に行われて
いる。例えば1GOPが15フレームで構成されている
場合には、その15フレーム目を再生したい場合であっ
ても、GOPの最初から再生する必要がある。有効期間
信号55は、デコーダ2が何フレーム目をデコードして
いるのかを知らせるためにも用いられる。
【0032】制御回路5Aは、有効期間信号55を監視
し、頭出しをするフレームでポーズ信号56をデコーダ
2に与える。図6に示された例では、頭出しをするフレ
ームはF2フレームである。
【0033】デコーダ2は、ポーズ信号56に応じて、
現在再生しているフレーム(F2フレーム)の次のフレ
ーム(この例ではF3フレーム)の映像信号53と音声
信号54を繰り返し出力する状態になる。また、供給停
止信号52を大容量記憶回路1に出力する。現在再生し
ているフレームの次のフレームを繰り返し出力する状態
となるためには、例えば、デコーダ2は、各フレームの
再生終了時点でポーズ信号56の有無を確認すればよ
い。図5に示された構成では、現在再生中のフレームで
フレームスチル状態に移行しなければならなかったが、
この実施の形態では、ポーズ信号56を受信したときに
再生していた次のフレームを再生してよいので、制御の
時間的余裕は十分にある。
【0034】制御回路5Aは、ポーズ信号56の出力時
に、図2に示されるように、映像書込制御信号62およ
び音声書込制御信号60を出力する。よって、F2フレ
ームの映像信号53が映像1フレーム記憶回路3に取り
込まれる。また、F2フレームおよびF3フレームの音
声信号54が、音声2フレーム記憶回路4に取り込まれ
る。ただし、制御回路5Aは、頭出し処理中に音声が出
力されないように音声読出制御信号61を非読出状態に
する。
【0035】この状態で、図2に示すように、映像出力
信号65としてF2フレームの映像信号が繰り返し出力
される。すなわち、フレームスチルが行われ、ユーザ
は、頭出し位置の映像を確認することができる。
【0036】制御信号59によって再生開始(スター
ト)が指示されると、制御回路5Aは、次のフレームの
頭で、ポーズ信号56をオフ状態にする。また、映像書
込制御信号62を再度出力する。従って、デコーダ2か
ら出力される映像信号53が映像1フレーム記憶回路3
に取り込まれる状態になる。この段階では、まだF3フ
レームの映像信号53がデコーダ2から出力される。そ
して、デコーダ2は供給停止信号52をオフ状態にす
る。すると、大容量記憶回路1は、F4フレームの符号
化データ51から出力を再開する。よって、以後、順次
映像信号が再生出力される状態になる。
【0037】制御回路5Aは、スタート信号が入力され
ても直ちにポーズ信号56を解除しなくてもよい。デコ
ーダ2がそのときにデコード中のフレームの終了時点で
ポーズ信号56を解除すればよい。図5に示された構成
では、制御回路5Cは直ちにポーズ信号56を解除する
必要があった(図6参照)。よって、ここでも、制御の
時間的余裕が生じていることになる。
【0038】制御回路5Aは、ポーズ信号56を解除す
るときに、音声読出制御信号61を読出状態にする。す
ると、音声2フレーム記憶回路4は、F2フレームの音
声信号をから出力を開始する。なお、音声2フレーム記
憶回路4は2フレーム分のデータを記憶しているので、
制御回路5Aは、デコーダ2がスチル動作を止めて通常
のデコード状態に戻ったとき、すなわちF4フレームの
デコード開始時に、音声書込制御信号60を再出力すれ
ばよい。以後、順次音声信号が再生出力される状態にな
る。
【0039】以上のようにして、頭出しをするフレーム
の映像信号が繰り返し再生されて映像を確認できる状態
になり、かつ、スタート指示がなされると、頭出し位置
から映像信号および音声信号の各フレームが順次再生出
力される。
【0040】また、この実施の形態では、比較的小規模
の記憶容量(映像について1フレーム分、音声について
2フレーム分)で、デコーダ2において、一時停止の指
令を受けてから停止(具体的にはスチル動作開始)する
までの時間的余裕を2フレーム分程度にまで長くするこ
とができる。このことは、図2において、ポーズ信号5
6がオン状態になってからデコーダ出力信号がスチル状
態になるまでに約2フレーム分の時間があることで示さ
れている。
【0041】さらに、この実施の形態では、スタート信
号が入力されてからデコーダ2が通常の復号動作を再開
するまでに、1フレーム分以上の時間的余裕がある。
【0042】図2は、本発明の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。図3に示す構成では、制御回路5B
は、音声2フレーム記憶回路4に音声書込制御信号を供
給しない。その代わり、音声2フレーム記憶回路4に
は、有効期間信号55が供給され、音声2フレーム記憶
回路4は、有効期間信号55を音声書込制御信号として
用いる。
【0043】以下、図4のタイミング図を参照して動作
について説明する。音声2フレーム記憶回路4には有効
期間信号55が音声書込制御信号として供給されるの
で、図4に示された例では、スタンバイが入力された
後、F0フレーム〜F3フレームの音声信号が音声2フ
レーム記憶回路4に書き込まれる。また、制御回路5B
は、2フレーム分の音声読出制御信号61を音声2フレ
ーム記憶回路4に与える。よって、音声2フレーム記憶
回路4には、F2フレームおよびF3フレームのデータ
が残る。
【0044】よって、スタート信号に応じて制御回路5
Bが再度音声読出制御信号61を読出状態にしたとき
に、音声2フレーム記憶回路4は、F2フレームの音声
信号から出力を開始することができる。
【0045】この場合には、制御回路5Bは、音声書込
制御信号を扱わないので、制御負荷が軽減されている。
なお、音声2フレーム記憶回路4に2フレーム分を越え
るデータが入力されると新たなデータが旧データに上書
きされる構成であれば、スタンバイ状態に入ってからス
タート信号が入力されるまでの間において音声読出制御
信号61が読出状態にされなくても、結局、F2フレー
ムおよびF3フレームのデータが残る。
【0046】このように構成しても、デコーダ2におい
て、一時停止の指令を受けてから停止(具体的にはスチ
ル動作開始)するまでの時間的余裕を2フレーム分程度
にまで長くすることができる。また、スタート信号が入
力されてからデコーダ2が通常の復号動作を再開するま
でに、1フレーム分以上の時間的余裕がある。
【0047】なお、上記の各実施の形態では有効期間信
号55は映像信号53および音声信号54について共通
であったが、別々にしてもよい。その場合には、音声2
フレーム記憶回路4には、音声の有効期間信号が供給さ
れる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、映像/
音声再生装置を、制御回路が、スタンバイ情報を出力
後、デコーダが再生状態に入った後、頭出し対象フレー
ムが再生されるときに、デコーダに対するポーズ信号を
オン状態にするとともに映像1フレーム記憶回路に対し
て1フレーム分のオン状態の映像書込制御信号を与え、
外部からスタート信号が入力されるとデコーダが出力し
ている信号のフレーム期間の終了時にポーズ信号をオフ
状態にし、デコーダが、ポーズ信号がオン状態になると
現在デコードしているフレームの次のフレームからスチ
ル再生状態に入るとともに、ポーズ信号がオフ状態にな
るとスチル再生状態から再生状態に戻るように構成にし
たので、ハードウェア規模を増大させずに、指定された
動作を開始するまでの時間的余裕を大きくすることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による映像/音声再生装置の実施の一
形態を示すブロック図である。
【図2】 図1に示された映像/音声再生装置の動作を
示すタイミング図である。
【図3】 本発明による映像/音声再生装置の他の実施
の形態を示すブロック図である。
【図4】 図3に示された映像/音声再生装置の動作を
示すタイミング図である。
【図5】 本発明の比較例としての映像/音声再生装置
を示すブロック図である。
【図6】 図5に示された映像/音声再生装置の動作を
示すタイミング図である。
【図7】 本発明の他の比較例としての映像/音声再生
装置を示すブロック図である。
【図8】 図7に示された映像/音声再生装置の動作を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 大容量記憶回路 2 デコーダ 3 映像1フレーム記憶回路 4 音声2フレーム記憶回路 5A,5B 制御回路 6 同期信号発生回路 7 映像I/F回路 8 音声I/F回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶されている映像信号および音声信号
    の符号化データを復号して、頭出しをした後に再生する
    ことができる映像/音声再生装置であって、映像信号および音声信号の符号化データを記憶し、スタ
    ンバイ情報が入力されると符号化データの出力を開始す
    る記憶装置と、 前記記憶装置から出力される符号化データをデコードし
    て映像信号および音声信号のフレームを順次再生出力す
    る再生状態と、同一フレームの映像信号を繰り返し出力
    するスチル再生状態との双方の状態をとりうる デコーダ
    と、映像信号の取り込みを示す映像書込制御信号がオン状態
    であるときに前記デコーダからの映像信号を取り込むと
    ともに1フレーム分の映像信号を記憶可能であり、 記憶
    している映像信号を出力する映像1フレーム記憶回路
    と、 前記デコーダからの音声信号を2フレーム分記憶し記憶
    内容を出力する音声2フレーム記憶回路と、 外部からスタンバイ信号が入力されると前記スタンバイ
    情報を出力する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記スタンバイ情報を出力後、前記デ
    コーダが再生状態に入った後、頭出し対象フレームが再
    生されるときに、前記デコーダに対するポーズ信号をオ
    ン状態にするとともに前記映像1フレーム記憶回路に対
    して1フレーム分のオン状態の前記映像書込制御信号を
    与え、外部からスタート信号が入力されると前記デコー
    ダが出力している信号のフレーム期間の終了時に前記ポ
    ーズ信号をオフ状態にし、 前記デコーダは、前記ポーズ信号がオン状態になると現
    在デコードしているフレームの次のフレームからスチル
    再生状態に入るとともに、前記ポーズ信号がオフ状態に
    なるとスチル再生状態から再生状態に戻る ことを特徴と
    する映像/音声再生装置。
  2. 【請求項2】 制御回路は、ポーズ信号をオフ状態に
    るときに映像1フレーム記憶回路がデコーダからの映像
    信号の取り込みを再開するように映像書込制御信号を
    ン状態にし、その時点からデコーダが1フレーム分のデ
    コードを終了したときに音声2フレーム記憶回路が音声
    信号の取り込みを再開するように音声書込制御信号を
    ン状態にする請求項1記載の映像/音声再生装置。
  3. 【請求項3】 制御回路は、デコーダからの復号データ
    の有効区間を示す有効期間信号を入力してポーズ信号
    オン状態にするタイミングを決める請求項1または請求
    項2記載の映像/音声再生装置。
  4. 【請求項4】 制御回路は、ポーズ信号をオン状態にす
    るまで、音声2フレーム記憶回路に対する音声読出制御
    信号をオン状態にしない請求項1ないし請求項3記載の
    映像/音声再生装置。
  5. 【請求項5】 音声2フレーム記憶回路は、デコーダか
    らの復号データの有効区間を示す有効期間信号を音声書
    込制御信号として入力し、 制御回路は、ポーズ信号をオン状態にした場合に、前記
    音声2フレーム記憶回路が2フレーム分の音声信号を出
    力するようにオン状態の音声読出制御信号を与える 請求
    項1ないし請求項4記載の映像/音声再生装置。
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Cited By (1)

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