JP2001189912A - デジタルtv放送記録再生装置 - Google Patents

デジタルtv放送記録再生装置

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JP2001189912A
JP2001189912A JP2000319218A JP2000319218A JP2001189912A JP 2001189912 A JP2001189912 A JP 2001189912A JP 2000319218 A JP2000319218 A JP 2000319218A JP 2000319218 A JP2000319218 A JP 2000319218A JP 2001189912 A JP2001189912 A JP 2001189912A
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JP2000319218A
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Takayoshi Abe
孝義 阿部
Tatsuo Koga
達雄 古賀
Atsuro Nishigaki
敦郎 西垣
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の増加を最小限に抑えつつ、複数種
類のデータを同時に受信して記録媒体に記録させたり、
また、複数種類のデータを記録媒体から読み出して同時
に再生させることが可能なデジタルTV記録再生装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 受信したストリームを一旦入力バッファ
31に格納してから、該入力バッファ31に格納したス
トリームをHDD4に記録し、また、該HDD4から読
み出したストリームを一旦出力バッファ51に格納して
から再生するデジタルTV放送記録再生装置であって、
入力バッファ31に格納されるストリームを識別するた
めの入力バッファ管理テーブル32と、出力バッファ5
1から読み出されるストリームを識別するための出力バ
ッファ管理テーブル52とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスクなどの
ランダムアクセス可能な記録媒体を用いて、デジタルT
V放送における放送番組を記録し再生するデジタルTV
放送記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送がデジタル化されると、ハー
ドディスクなどのランダムアクセス可能な記録媒体を用
いて、放送番組をデジタル信号のまま記録することがで
きるようになる。このようなランダムアクセス可能な記
録媒体を用いた記録再生装置が登場すると、放送中の番
組を記録すると同時に、以前に記録された番組を再生す
る機能を実現することができる。
【0003】一般に、この種の記録再生装置において
は、記録媒体に対して所定の処理単位(以下、ブロック
という)でデータの書込及び読出処理を行うように構成
されているため、受信したデータを記録媒体に書き込む
までの間一時的に格納しておく入力バッファと、記録媒
体から読み出してから再生処理されるまでの間一時的に
格納しておく出力バッファとが設けられている。そし
て、この入力バッファに1ブロック分のデータが格納さ
れると、そのブロック単位で記録媒体に転送されて記録
処理が行われる。また、記録媒体からはブロック単位で
出力バッファにデータが転送されて、再生処理が行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録再生装置を用いて複数種類のデータを同
時に受信して記録媒体に記録させたり、また、複数種類
のデータを記録媒体から読み出して同時に再生させたい
場合には、チューナのみならず入力バッファ、出力バッ
ファ、記録媒体などが記録または再生させたいデータの
種類だけ必要になり、部品点数の増加に伴う装置の大型
化及び高コスト化が問題となってくる。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に鑑
みてなされたものであり、部品点数の増加を最小限に抑
えつつ、複数種類のデータを同時に受信して記録媒体に
記録させたり、また、複数種類のデータを記録媒体から
読み出して同時に再生させることが可能なデジタルTV
記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルTV放
送記録再生装置は、受信したストリームを一旦入力バッ
ファに格納してから、その入力バッファに格納したスト
リームを第1のブロック単位でランダムアクセス可能な
記録媒体に記録し、また、記録媒体から第2のブロック
単位で読み出したストリームを一旦出力バッファに格納
してから再生するデジタルTV放送記録再生装置であっ
て、複数のストリームを受信することができる受信手段
と、その受信手段にて受信した複数のストリームを入力
バッファに格納する際、格納されるストリームを識別す
る識別情報及びそのストリームが格納される入力バッフ
ァ上のアドレスに関する情報を格納する入力バッファ管
理テーブルとを備えていることを特徴とする。
【0007】また、受信したストリームを一旦入力バッ
ファに格納してから、その入力バッファに格納したスト
リームを第1のブロック単位でランダムアクセス可能な
記録媒体に記録し、また、記録媒体から第2のブロック
単位で読み出したストリームを一旦出力バッファに格納
してから再生するデジタルTV放送記録再生装置であっ
て、記録媒体から読み出した複数のストリームを出力バ
ッファに格納する際、格納されるストリームを識別する
識別情報及びそのストリームが格納される出力バッファ
上のアドレスに関する情報を格納する出力バッファ管理
テーブルと、出力バッファに格納された複数のストリー
ムを各ストリーム毎に再生処理する再生処理手段とを備
えていることを特徴とする。
【0008】また、受信したストリームを一旦入力バッ
ファに格納してから、その入力バッファに格納したスト
リームを第1のブロック単位でランダムアクセス可能な
記録媒体に記録し、また、記録媒体から第2のブロック
単位で読み出したストリームを一旦出力バッファに格納
してから再生するデジタルTV放送記録再生装置であっ
て、複数のストリームを受信することができる受信手段
と、その受信手段にて受信した複数のストリームを入力
バッファに格納する際、格納されるストリームを識別す
る識別情報及びそのストリームが格納される入力バッフ
ァ上のアドレスに関する情報を格納する入力バッファ管
理テーブルと、記録媒体から読み出したストリームを出
力バッファに格納する際、格納されるストリームを識別
する識別情報及びそのストリームが格納される出力バッ
ファ上のアドレスに関する情報を格納する出力バッファ
管理テーブルと、出力バッファに格納された複数のスト
リームを各ストリーム毎に再生処理する再生処理手段と
を備えていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態におけるデ
ジタルテレビ放送記録再生装置の構成について、図面を
用いて以下に説明する。
【0010】本実施の形態において、図1はデジタルT
V放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図、図2
は第1及び第2のTS転送バッファから入力バッファへ
の転送制御を説明するフローチャート、図3は出力バッ
ファから第3及び第4のTS転送バッファへの転送制御
を説明するフローチャート、図4は入力バッファからハ
ードディスクドライブ装置への転送制御及びハードディ
スク装置から出力バッファへの転送制御を示すフローチ
ャート、図5は入力バッファ管理テーブルのデータ内容
を説明する説明図、図6はピクチャアドレス管理テーブ
ルのデータ内容を説明する説明図、図7は出力バッファ
管理テーブルのデータの内容を説明する説明図である。
【0011】本実施の形態におけるデジタルTV放送記
録再生装置は、図1に示すように、デジタル放送信号を
受信する第1及び第2のアンテナ11、21と、第1及
び第2のアンテナ12、22にて受信した放送信号をそ
れぞれ復調するとともにこの復調信号を多重分離して、
視聴者が選択したチャンネルのTS(Transport Stream)
やEPG(Electronic Program Guide)を獲得するチュー
ナ12、22と、チューナ12、22で得たTSを記録
するIDE規格に準じたHDD(ハードディスクドライ
ブ装置)4と、HDD4より読み出したTSを復号する
復号部62と、この復号部62で復号された復号信号に
よって映像を表示する表示装置63と、HDD4より読
み出したTSを外部に出力するTS出力インターフェイ
ス72とを備えている。
【0012】また、このデジタルTV放送記録再生装置
は、第1及び第2のチューナ12、22で得たTSを一
時的に格納する入力バッファ31と、HDD4から読み
出されたTSを一時的に格納する出力バッファ51とを
備えている。
【0013】入力バッファ31は、第1及び第2のチュ
ーナ12、22で得たTSからピクチャを生成しなが
ら、予め定められたNバイトのブロック単位で格納する
とともに、格納したピクチャをHDD4へ転送するもの
であり、これによりHDD4に対するピクチャの書込処
理が行われる。
【0014】このとき、第1及び第2のチューナ12、
22で得たTSは、それぞれ順次第1及び第2のTS転
送バッファ13(13a、13b)、23(23a、2
3b)に格納され、各TS転送バッファ13a、13
b、23a、23bのうち一杯になったものから、入力
バッファ31の所定の位置に書き込まれる。ここで、第
1及び第2のTS転送バッファをそれぞれ2つに分けて
いるのは、一方で入力バッファ31への転送を行ってい
る間に、他方で受信したTSの書き込みを行って、チュ
ーナ12、22で得たTSが欠落しないようにするため
である。
【0015】また、第1及び第2のTS転送バッファ1
3、23から入力バッファ31にピクチャが書き込まれ
る際、同一の転送バッファから書き込まれたピクチャが
1ブロック分書き込まれる毎に、入力バッファ管理テー
ブル32にそのストリームの種別とその1ブロック分の
データが格納されている入力バッファ31上の先頭アド
レスがテーブルに追加される。
【0016】出力バッファ51は、後述するピクチャア
ドレス管理テーブル34に格納されたHDD4上におけ
る各ピクチャの先頭セクタ番号を参照することにより、
HDD4からピクチャ単位で読み出されたピクチャを格
納する。
【0017】このとき、HDD4から読み出された1ピ
クチャ分のデータが出力バッファ51に格納される毎
に、出力バッファ管理テーブル52にそのストリームの
種別とピクチャが格納されている出力バッファ51上の
先頭アドレスがテーブルに追加されるとともに、ピクチ
ャカウンタ53において今回出力バッファ51に書き込
まれたストリーム種別のピクチャ数が1増加される。
【0018】また、出力バッファ51は、格納したピク
チャをTS化し、そのTSを順次第3のTS転送バッフ
ァ61(61a、61b)を介して復号部62、もしく
は第4のTS転送バッファ71(71a、71b)を介
してTS出力インターフェース72に供給するものであ
る。
【0019】このとき、出力バッファ51は、復号部6
2またはTS出力インターフェース72に1ピクチャ分
のデータを転送し終わる毎に、転送を終了したピクチャ
のテーブルを出力バッファ管理テーブル52から削除す
るとともに、今回出力バッファ51から転送されたスト
リーム種別のピクチャ数が1減少される。
【0020】ここで、第3及び第4のTS転送バッファ
をそれぞれ2つに分けているのは、一方で復号部62ま
たはTS出力インターフェース72への転送を行ってい
る間に、他方で出力バッファ51からのTSの書き込み
を行って、出力バッファ51から得たTSが欠落しない
ようにするためである。
【0021】なお、各TS転送バッファ13a、13
b、23a、23bのサイズは、それぞれ1TSのサイ
ズに相当する188バイトであり、入力バッファ31や
出力バッファ51のサイズと比較して極めて小さなもの
である。
【0022】更に、このデジタルTV放送記録再生装置
は、第1及び第2のTS転送バッファ13(13a、1
3b)からTSを入力バッファ31に転送する際にピク
チャ毎のデータ量を検出するピクチャ長検出部14、2
4と、ピクチャ長検出部14、24にて得られたピクチ
ャ長に基づいて各ピクチャのHDD4における先頭セク
タ番号を格納するピクチャアドレス管理テーブル34と
を備えている。
【0023】ピクチャにはピクチャの先頭を識別するた
めの情報が含まれており、ピクチャ長検出部14、24
は、この識別情報を参照することにより、連続して入力
されるTSから各ピクチャP*n(*:1または2のいず
れでもよい)のデータ量D*nを求め、得られたピクチャ
P*nのデータ量D*nはHDD7におけるセクタ数S*nに
換算される。ここでは、HDD7としてIDE規格に準
じたものを用いているため、1セクタ=512バイトと
なり、データ量D*nのピクチャP*nをHDD4に格納す
るために必要なセクタ数S*nは、S*n≧D*n/512を
満たす最小の整数として求められる。
【0024】そして、ピクチャ長検出部14、24にて
得られたピクチャP*nのセクタ数S*nに基づいて、以下
の数式1によりピクチャP*n+1の先頭セクタ番号Z*n+1
が求められ、図6に示すようなピクチャアドレス管理テ
ーブル34に格納される。
【0025】
【数1】
【0026】なお、上述したデジタルTV放送記録再生
装置における各部は、CPUからなる制御部(図示省
略)により制御されている。
【0027】このような構成のデジタルTV放送記録再
生装置における第1及び第2のTS転送バッファ13、
23から入力バッファ31への転送制御を、図2に添っ
て説明する。ここでは、2つの放送信号を同時に受信し
て、記録する場合について説明する。
【0028】まず、第1のチューナ12から出力される
TSが、第1のTS転送バッファ13a、13bの一方
に順次書き込まれれていると同時に、第2のチューナ2
2から出力されるTSが、第2の転送バッファ23a、
23bの一方に順次書き込まれている状態で、第1及び
第2のTS転送バッファ13a、13b、23a、23
bのいずれかに1TS分(188バイト)のデータが蓄
積される(以下、Full状態という)と(ステップS
11)、Full状態の転送バッファから入力バッファ
31に対して蓄積された1TS分のデータの転送が開始
される(ステップS12)。
【0029】そして、データの書き込みが開始された入
力バッファ31では、HDD4への転送単位である1ブ
ロック(Nバイト)分のデータが格納されたか判断され
る(ステップS13)。
【0030】ここで、1ブロック分のデータが入力バッ
ファ31に格納されている場合には、図5に示す入力バ
ッファ管理テーブル32に、そのブロックのストリーム
種別を示す識別符号と、ブロックが格納されている入力
バッファ31上の先頭アドレスとからなるテーブルを追
加し(ステップS14)、入力バッファ31上における
ポインタを次のTSの転送により、ピクチャデータが書
き込まれる先頭アドレスの位置へ移動させる(ステップ
S15)。
【0031】一方、1ブロック分のデータが入力バッフ
ァ31に格納されていない場合には、特に処理を行わな
い。
【0032】そして、1TS分の転送を確認して(ステ
ップS16)、TS転送バッファから入力バッファ31
への転送処理を終了する。上述した一連の処理を繰り返
すことにより、入力バッファ31に2種類のストリーム
のピクチャデータがブロック単位で蓄積される。
【0033】次に、出力バッファ51から第3及び第4
のTS転送バッファ61、71への転送制御を、図3に
添って説明する。ここでは、2種類のストリームを転送
して、同時に再生する場合について説明する。
【0034】まず、第3及び第4の転送バッファ61
a、61b、71a、71bのいずれかの蓄積データが
なくなった状態(以下、Empty状態という)になる
と(ステップS21)、出力バッファ51からEmpt
y状態になったTS転送バッファにデータの転送が開始
される(ステップS22)。
【0035】そして、データの転送を開始した出力バッ
ファ51では、HDD4からの読み出し単位である1ピ
クチャ分のデータを第3または第4のTS転送バッファ
61、71のいずれかに対して転送したか判断される
(ステップS23)。
【0036】ここで、出力バッファ51から、第3また
は第4のTS転送バッファ61、71のいずれかに対し
て、1ピクチャ分のデータを転送している場合には、ス
タッフィング処理を行ってピクチャを構成する最後のT
Sの端数を処理した後(ステップS25)、出力バッフ
ァ管理テーブル52を参照するとともに出力バッファ管
理テーブル52から転送が完了したピクチャのテーブル
を削除する(ステップS26)。このとき、ピクチャカ
ウンタ53において、削除したピクチャのストリーム種
別のピクチャ数を1減少させる。
【0037】そして、出力バッファ51内に再生すべき
1ピクチャ分のデータが蓄積されているか判断し(ステ
ップS27)、1ピクチャ分のデータが蓄積されている
場合には、出力バッファ51のポインタをそのピクチャ
の先頭アドレスに移動させ(ステップS28)、また、
1ピクチャ分のデータが蓄積されていない場合には、H
DD4からの読み出しが間に合ってないと判断し、先に
再生したピクチャで補完する(ステップS29)。
【0038】一方、出力バッファ51から、第3または
第4のTS転送バッファ61、71のいずれかに対し
て、1ピクチャ分のデータを転送している場合には、E
mpty状態になったTS転送バッファがFull状態
になったことを確認して(ステップS24)、転送を終
了する。上述した一連の処理を繰り返すことにより、出
力バッファ51から、2種類のストリームが復号部62
またはTS出力インターフェース72に対して出力され
再生される。
【0039】次に、入力バッファ31からHDD4への
転送制御及びHDD4から出力バッファ51への転送制
御を、図4(a)(b)に沿って説明する。
【0040】まず、視聴者者がリモコン(図示省略)な
どを用いて、受信した番組の記録またはHDD4に記録
された番組の再生を指示すると(ステップS31)、入
力バッファ管理テーブル32を参照して(ステップS3
2)、入力バッファ31内にHDD4に対して転送可能
な1ブロック分のデータが蓄積されているか判断される
(ステップS33)。
【0041】ここで、入力バッファ31内にHDDに転
送可能な1ブロック分のデータが蓄積されていない場合
で、再生指示がない場合にはステップS32の処理に戻
り、再生指示がある場合には後述するステップS46の
処理に移動する(ステップS45)。
【0042】また、入力バッファ31内にHDDに転送
可能な1ブロック分のデータが蓄積されている場合に
は、入力バッファ31の余裕値Xを算出する。この余裕
値Xは、入力バッファ31の空き容量を、入力バッファ
31に転送される各ストリームの転送レートの和で除算
することにより求まる。(ステップS34)次に、再生
指示の有無を判断し(ステップS35)、再生指示がな
い場合にはステップS43の処理に移動する。
【0043】また、再生指示がある場合には、ピクチャ
カウンタ53を参照して(ステップS36)、出力バッ
ファ51内に格納されている各ストリーム種別毎のピク
チャ数が最も少ないストリームを抽出する(ステップS
37)。
【0044】次に、ピクチャアドレス管理テーブルを参
照して(ステップ38)、先に抽出したストリームのピ
クチャを書き込むための空き容量が出力バッファ51に
あるか判断する(ステップS39)。
【0045】ここで、出力バッファ51に先に抽出した
ストリームのピクチャを書き込むための空き容量がない
場合には、ステップS43の処理に移動し、また、出力
バッファ51に先に抽出したストリームのピクチャを書
き込むための空き容量がある場合には、出力バッファ5
1の余裕値Yを算出するとともに(ステップS40)、
HDD4から読み出そうとしているピクチャを読み出す
のに必要な予想時間Tを算出する。この予想時間Tは、
HDD4のヘッド移動時間(シーク時間と回転待ち時
間)と1ピクチャ分のデータを転送する時間の和による
求められる(ステップS41)。
【0046】次に、出力バッファ51の余裕値Yと、入
力バッファの余裕値Xと、予想時間Tに基づいて、入力
バッファ31からHDD4への転送処理を行うかどうか
が判断される。
【0047】ここで、出力バッファ51の余裕値Yが入
力バッファ31の余裕値Xより大きい、すなわち、入力
バッファ31より出力バッファ51の方が余裕のある場
合、または、入力バッファ31の余裕値Xが予想時間T
に対して十分な余裕がない場合には、HDD4に対する
記録を優先するため、入力バッファ31からHDD4に
1ブロック分のピクチャデータが転送されるとともに
(ステップS43)、入力バッファ管理テーブル32か
ら転送したブロックに関するテーブルを削除して(ステ
ップS44)、ステップS32に戻る。
【0048】また、出力バッファ51の余裕値Yが入力
バッファ31の余裕値Xより小さい、すなわち、出力バ
ッファ51より入力バッファ31の方が余裕のある場合
で、且つ、入力バッファ31の余裕値Xが予想時間Tに
対して十分な余裕がある場合には、ピクチャカウンタ5
3を参照して(ステップS46)、出力バッファ51内
に格納されている各ストリーム種別毎のピクチャ数が最
も少ないストリームを抽出する(ステップS47)。
【0049】次に、ピクチャアドレス管理テーブルを参
照して(ステップ48)、先に抽出したストリームのピ
クチャを書き込むための空き容量が出力バッファ51に
あるか判断する(ステップS49)。
【0050】ここで、出力バッファ51に先に抽出した
ストリームのピクチャを書き込むための空き容量がない
場合には、ステップS32の処理に移動し、また、出力
バッファ51に先に抽出したストリームのピクチャを書
き込むための空き容量がある場合には、HDD4から出
力バッファ51に抽出したストリームのピクチャのデー
タが転送されるとともに(ステップS49)、出力バッ
ファ管理テーブル52に転送したピクチャのテーブルを
追加して(ステップS50)、ステップS32に戻る。
このようにして、入力バッファ31からHDD4への転
送制御及びHDD4から出力バッファ51への転送が制
御される。
【0051】このように、本実施の形態によれば、入力
バッファ31に対して、入力バッファ管理テーブル32
を設けて、入力バッファに格納されるデータのストリー
ム種別を管理することができるため、複数のストリーム
に対して1個の入力バッファ31でHDD4に記録を行
うことが可能となる。これにより、複数のストリームに
対して入力バッファ31及びHDD4が共有化できるた
め、装置の小型化及び低コスト化を図ることが可能とな
る。
【0052】同様に、出力バッファ51に対して、出力
バッファ管理テーブル52を設けて、出力バッファ51
に格納されるデータのストリーム種別を管理することが
できるため、HDD4に記録された複数のストリームに
対して1個の出力バッファ51でHDD4から再生を行
うことが可能となる。これにより、複数のストリームに
対して出力バッファ51及びHDD4が共有化できるた
め、装置の小型化及び低コスト化を図ることが可能とな
る。
【0053】好ましくは、入力バッファ31に対して、
入力バッファ管理テーブル32を設けるとともに、出力
バッファ51に対して、出力バッファ管理テーブル52
を設けるのがよい。
【0054】なお、本実施の形態においては、2つの放
送信号を同時に受信してHDD4に書き込む場合につい
て説明したが、それに限定されることなく3以上でもよ
い。同様に、本実施の形態においては、2種類のストリ
ームをHDD4から読み出して、同時に再生する場合に
ついて説明したが、それに限定されることなく3以上で
もよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、入力バッファに対し
て、入力バッファ管理テーブルを設けるともに、出力バ
ッファに対して、出力バッファ管理テーブルを設けて、
ストリーム種別を管理するように構成しているため、複
数のストリームに対して1個の入力バッファ及び1個の
出力バッファで、記録媒体に対して記録及び再生を行う
ことが可能となる。これにより、複数のストリームに対
して記録媒体だけでなく、入力バッファ及び出力バッフ
ァが共有化できるため、装置の小型化及び低コスト化を
図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるデジタルTV
放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 第1及び第2のTS転送バッファから入力バ
ッファへの転送制御を説明するフローチャートである。
【図3】 出力バッファから第3及び第4のTS転送バ
ッファへの転送制御を説明するフローチャートである。
【図4】 入力バッファからハードディスクドライブ装
置への転送制御及びハードディスク装置から出力バッフ
ァへの転送制御を示すフローチャートである。
【図5】 入力バッファ管理テーブルのデータ内容を説
明する説明図である。
【図6】 ピクチャアドレス管理テーブルのデータ内容
を説明する説明図である。
【図7】 出力バッファ管理テーブルのデータの内容を
説明する説明図である。
【符号の説明】
14 ピクチャ長検出部 24 ピクチャ長検出部 31 入力バッファ 32 入力バッファ管理テーブル 34 ピクチャアドレス管理テーブル 4 ハードディスクドライブ装置(HDD) 51 出力バッファ 52 出力バッファ管理テーブル 53 ピクチャカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/12 103 G11B 27/00 D 27/00 E 27/10 A 27/10 H04N 5/44 H H04N 5/44 5/92 H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したストリームを一旦入力バッファ
    に格納してから、該入力バッファに格納したストリーム
    を第1のブロック単位でランダムアクセス可能な記録媒
    体に記録し、また、前記記録媒体から第2のブロック単
    位で読み出したストリームを一旦出力バッファに格納し
    てから再生するデジタルTV放送記録再生装置であっ
    て、 複数のストリームを受信することができる受信手段と、
    該受信手段にて受信した複数のストリームを前記入力バ
    ッファに格納する際、格納されるストリームを識別する
    識別情報及び当該ストリームが格納される前記入力バッ
    ファ上のアドレスに関する情報を格納する入力バッファ
    管理テーブルとを備えていることを特徴とするデジタル
    TV放送記録再生装置。
  2. 【請求項2】 受信したストリームを一旦入力バッファ
    に格納してから、該入力バッファに格納したストリーム
    を第1のブロック単位でランダムアクセス可能な記録媒
    体に記録し、また、前記記録媒体から第2のブロック単
    位で読み出したストリームを一旦出力バッファに格納し
    てから再生するデジタルTV放送記録再生装置であっ
    て、 前記記録媒体から読み出した複数のストリームを前記出
    力バッファに格納する際、格納されるストリームを識別
    する識別情報及び当該ストリームが格納される前記出力
    バッファ上のアドレスに関する情報を格納する出力バッ
    ファ管理テーブルと、前記出力バッファに格納された複
    数のストリームを各ストリーム毎に再生処理する再生処
    理手段とを備えていることを特徴とするデジタルTV放
    送記録再生装置。
  3. 【請求項3】 受信したストリームを一旦入力バッファ
    に格納してから、該入力バッファに格納したストリーム
    を第1のブロック単位でランダムアクセス可能な記録媒
    体に記録し、また、前記記録媒体から第2のブロック単
    位で読み出したストリームを一旦出力バッファに格納し
    てから再生するデジタルTV放送記録再生装置であっ
    て、 複数のストリームを受信することができる受信手段と、
    該受信手段にて受信した複数のストリームを前記入力バ
    ッファに格納する際、格納されるストリームを識別する
    識別情報及び当該ストリームが格納される前記入力バッ
    ファ上のアドレスに関する情報を格納する入力バッファ
    管理テーブルと、前記記録媒体から読み出したストリー
    ムを前記出力バッファに格納する際、格納されるストリ
    ームを識別する識別情報及び当該ストリームが格納され
    る前記出力バッファ上のアドレスに関する情報を格納す
    る出力バッファ管理テーブルと、前記出力バッファに格
    納された複数のストリームを各ストリーム毎に再生処理
    する再生処理手段とを備えていることを特徴とするデジ
    タルTV放送記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1310509C (zh) * 2002-04-16 2007-04-11 松下电器产业株式会社 记录装置及记录方法
JP2007522560A (ja) * 2004-02-04 2007-08-09 サンディスク コーポレイション マスストレージアクセラレータ
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