JP2000077558A - 印刷配線板とその製造方法 - Google Patents
印刷配線板とその製造方法Info
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- JP2000077558A JP2000077558A JP10243240A JP24324098A JP2000077558A JP 2000077558 A JP2000077558 A JP 2000077558A JP 10243240 A JP10243240 A JP 10243240A JP 24324098 A JP24324098 A JP 24324098A JP 2000077558 A JP2000077558 A JP 2000077558A
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Abstract
で低コストの印刷配線板とその製造方法を提供する。 【解決手段】片面に銅箔3を有する絶縁基板1に貫通孔
4を形成する工程と、銅箔3をエッチングし導電回路5
を形成する工程と、貫通孔4周辺の導電回路5を除く導
電回路5上にソルダーレジスト6を形成する工程と、貫
通孔4に導電性樹脂2を充填して貫通孔4上に導電性樹
脂2のが突起2aを形成する工程と、絶縁基板の導電性
樹脂塗布面を機械研磨して平滑化する工程と、所定の箇
所のソルダーレジスト6を除去して実装用パッド7を形
成する工程と、実装用パッド7にめっき膜8を形成する
と同時に突起2a表面にもめっき膜8を形成しBGA接
続用電極9を形成する工程とから製造される。
Description
方法に関し、特にBGAやCSP等の半導体パッケージ
接続用ボールを有する印刷配線板とその製造方法に関す
るものである。
より半導体パッケージも印刷配線板のスルーホール実装
型、所謂DIP型パッケージから表面実装型に変化して
おり、さらに高密度実装化ができるボールグリッドアレ
イ(BGA)パッケージやチップサイズパッケージ(C
SP)が実用化されている。これらのBGAやCSPを
実装する従来のインターポーザー基板と言われる印刷配
線板を図5を参照して説明する。
基板の印刷配線板30は、スルーホール(T/H)31
により、印刷配線板30の表裏を接続し、T/H31に
ははんだが浸入しないように穴埋め樹脂32が埋込まれ
る。銅箔33上に銅めっき34のされた回路で引出しパ
ッド7aを形成し、その引出しパッド35にBGA用接
続突起のはんだボール36が設置されるものであった。
は、引出しパッド形成用の配線引き回しが必要となり配
線板設計が複雑となっていた。また、T/H形成が必要
条件となるため、基板表面にもT/H形成用のめっきが
析出し、銅による導体厚が30〜50μmの厚さにな
り、エッチングする導体厚さが増加するために回路形成
性が悪化し微細な回路が形成できない問題があった。
るBGA用接続突起形成面の配線引き回し性を改善する
技術として図6のような印刷配線板40が提案されてい
る。この場合は、第1の銅めっき41で形成したT/H
43を穴埋め樹脂44で埋め、その樹脂の上に第2の銅
めっき42施し、該第2の銅めっき42上にBGA接続
用パッド45を形成し、そこにはんだボールを設置する
ものであった。この場合には、T/H43の上にはんだ
ボールが形成できるためにBGA用接続突起設置面の配
線引き回しは必要ないために、回路設計は容易になった
が、印刷配線板の表面の導体層の厚さは2回の銅めっき
と絶縁基板の下地の銅箔とにより、導体層の厚さは図5
の印刷配線板よりもさらに増加し、合計で40〜60μ
mと厚くなる。そのために図5の従来例よりも回路設計
は容易になった反面、微細な回路形成が困難である問題
がある。
して、次のような技術が提案されている。即ち、特開平
8―23047号公報には、印刷配線板の貫通孔(めっ
きなし)やめっきT/Hに導電性樹脂を充填し、この貫
通孔やT/H上にはんだボールを設置して、BGA用接
続突起を形成する技術が開示されている。また、特許第
2548584号公報には、印刷配線板のT/Hの一端
ランドに突起をめっきで形成し、該T/Hにその他端の
開口部からソルダーレジストを充填した後、該T/Hの
ランドの突起上にはんだを付着させはんだバンプを形成
する技術が開示されている。特開平8―213748号
公報には、印刷配線板のT/HにはんだをT/Hの他端
に盛り上がるように充填した後、リフローしてT/Hに
はんだボール(バンプ)を形成する技術が開示されてい
る。
いては、T/Hに充填した導電性樹脂のはんだ濡れ性が
小さく、導電性樹脂とはんだボールの電気的接触抵抗が
大きくなり、またはんだボールの弾性率が高いために、
マザー基板とインターポーザ基板との熱膨張率の差等に
よる応力緩和性が小さく、接続性信頼性が小さい問題が
あった。
おいては、T/Hにソルダーレジストを充填する際にそ
の充填口とは反対側のT/H開口からソルダーレジスト
が滲み出しT/Hのパッドに付着するためにはんだの接
着面積のバラツキが大きく、はんだバンプ高さとはんだ
バンプの密着力のバラツキが大きくなる問題があった。
術の印刷配線板においては、T/Hにもはんだが充填さ
れており、はんだ付けの熱でこのはんだが溶融して流動
し、はんだバンプの高さが不安定になりやすく、また、
T/H内のはんだの熱膨張や弾性率が大きいためにT/
Hの信頼性が低下する問題があった。
解決した印刷配線板とその製造方法を提供することにあ
る。
少なくとも片面に導電回路が形成され貫通孔を有する絶
縁基板と、前記絶縁基板の一方の面から塗布して前記貫
通孔に充填され前記導電回路に電気的に接続された導電
性樹脂と、前記絶縁基板の前記導電性樹脂塗布面と反対
面の前記貫通孔上に前記導電性樹脂と同じ材料で一体形
成されたBGA接続用電極と、前記絶縁基板の少なくと
も片面に形成されたソルダーレジストとで構成されたこ
とを特徴とする。
成は、片面に銅箔を有する絶縁基板に貫通孔を形成する
工程と、前記銅箔をエッチングし前記貫通孔端部周囲を
含む前記絶縁基板表面に導電回路を形成する工程と、前
記貫通孔周辺の前記導電回路を除く前記導電回路上にソ
ルダーレジストを形成する工程と、前記貫通孔の導電回
路面から導電性樹脂を塗布して前記貫通孔の他端から該
導電性樹脂が突き出るように前記貫通孔に該導電性樹脂
を充填し熱硬化して前記貫通孔表面に前記導電性樹脂か
らなる突起を形成する工程と、前記絶縁基板の前記導電
性樹脂塗布面を機械研磨して平滑化する工程と、前記ソ
ルダーレジストの所望の箇所を除去して前記導電回路を
露出させ実装用パッドを形成する工程と、前記実装用パ
ッドにめっき膜を形成すると同時に前記貫通孔の前記突
起表面にもめっき膜を形成しBGA接続用電極を形成す
る工程とを含むことを特徴とする。
成は、両面に銅箔を有する絶縁基板に貫通孔を形成する
工程と、前記貫通孔を含む前記絶縁基板全面に第1のめ
っき膜を形成する工程と、前記絶縁基板上の前記銅箔お
よび前記第1のめっき膜をエッチングし導電回路とラン
ドを有するスルーホールを形成する工程と、前記スルー
ホールランドを除く前記絶縁基板表面にソルダーレジス
トを形成する工程と、前記スルーホールの一端から導電
性樹脂を塗布して前記スルーホールの他端から該導電性
樹脂が突き出るように前記スルーホールに該導電性樹脂
を充填し熱硬化して前記スルーホール表面に前記導電性
樹脂からなる突起を形成する工程と、前記絶縁基板の前
記導電性樹脂塗布面を機械研磨して平滑化する工程と、
前記ソルダーレジストの所望の箇所を除去して前記導電
回路を露出させ実装用パッドを形成する工程と、前記実
装用パッドに第2のめっき膜を形成すると同時に前記ス
ルーホールの前記突起表面にも第2のめっき膜を形成し
BGA接続用電極を形成する工程とを含むことを特徴と
する。
基板の前記貫通孔または前記スルーホールに前記導電性
樹脂を前記絶縁基板面に突出するように充填して、前記
貫通孔または前記スルーホール上に前記導電性樹脂と同
じ材料でBGA接続用電極を形成したことにより、前記
BGA接続用電極を低コストで形成できるばかりでな
く、前記前記BGA接続用電極の低弾性率化によるBG
Aの印刷配線板との接続信頼性を向上できる。
を参照して説明する。
配線板要部の断面図である。図1において、印刷配線板
10aは、片面に導電回路5が形成され貫通孔4を有す
るエポキシ樹脂等の絶縁基板1と、貫通孔4に充填され
導電回路5に電気的に接続された導電性樹脂2と、導電
回路5の反対面の貫通孔4上に導電性樹脂2と同じ材料
で一体形成されたBGA接続用電極9と、絶縁基板1の
片面に形成されたソルダーレジスト6で構成されてい
る。図中、符号7は実装用パッドを示し、この実装用パ
ッドは、ソルダーレジスト6の所望の箇所をレーザー
(炭酸ガスまたはYAG)等で除去して露出した導電回
路5にめっき膜8を被覆して形成されている。図1にお
いては、導電性樹脂の突起2a表面にはめっき膜8が被
覆され、BGA接続用電極9が形成されている。めっき
膜8は、無電解銅めっきや無電解ニッケルめっき/無電
解金めっきによって被覆することができる。このれらの
めっきによってBGA接続用電極表面のはんだ付け性や
耐食性を向上できる。
インダーとする銀ペーストや銅ペーストを使用すること
ができ、弾性率は25〜250kgf/mm2が適当で
ある。この弾性率の大きさが250kgf/mm2を超
えるとBGA接続用電極9の応力吸収作用が小さくな
り、また25kgf/mm2よりも小さくなるとBGA
接続用電極9の形状が不安定になりやすくなる。なお、
これらの導電性樹脂には無電解めっきの析出性を向上す
るためにパラジウム金属を0.1〜2重量%添加する。
パラジウム添加量が0.1重量%よりも小さい場合に
は、無電解めっきの析出性改善効果は得られない。その
パラジウム添加量が2重量%を超えると導電性樹脂2
(硬化物)の導電性が低下する。
配線板の製造方法を工程順に説明するための基板要部の
断面図である。まず図2(a)のように絶縁基板1の片
面に銅箔3(12,18あるいは35μm厚)を張り付
けた片面銅張り絶縁基板10に直径0.2〜0.4mm
の貫通孔4をドリル加工、パンチング加工あるいはレー
ザー加工等により形成する。
チング技術を使用して銅箔3をパターニングして所望の
導電回路5を形成後、導電回路5上に感光性ソルダーレ
ジストを15〜35μm厚に塗布し、露光・現像処理を
行い図2(b)のようなソルダーレジスト6を得る。こ
の際、ソルダーレジスト6を貫通孔4の孔径より、50
〜300μm大きめにした径でソルダーレジスト6を抜
いて形成する。ソルダーレジストの材質としては、エポ
キシ樹脂やPFTEのようなフッ素樹脂を使用すること
ができる。
り露出した部分に、図2(c)に示す様に、導電性樹脂
2をスクリーン印刷にて、導電回路5の面より塗布して
貫通孔4に導電性樹脂2を充填し、貫通孔の他端から高
さ200〜400μmの導電性樹脂2の突起2aを形成
する。導電性樹脂2を基板面から突起させて形成するた
めには、導電性樹脂2の突起2aを形成する基板面に凹
部を有するテンプレートを当接する。次いで、導電性樹
脂2を温度120〜160℃で30〜60分間熱硬化さ
せる。この熱硬化により突起2a表面は半球面状とな
る。突起2aは硬化後バフ研磨等によって機械研磨して
全体の高さのバラツキを小さく調整することができる。
1の実施の形態のエポキシ樹脂をバインダーとする銀ペ
ーストや銅ペーストを使用することがでる。本導電性樹
脂の大気圧硬化の際には2〜10気圧程度の圧力を加え
加熱硬化すると導電性樹脂中のボイドの発生を抑制でき
る。
ト6の形成面に飛び出した導電性樹脂2や、ソルダーレ
ジスト6上に付着した導電性樹脂2をベルト研磨機ある
いはバフ研磨機にて研磨除去し、平滑化する。
レーザー(炭酸ガスまたはYAG)で除去して実装パッ
ド7を形成後、無電解めっきにより実装用パッド7と突
起2aの表面に無電解めっきを行い、銅めっきやニッケ
ル―金めっきのめっき膜8を形成する(図2(e))。
これにより、片面印刷配線板でありながら、表裏を導通
しBGA接続用電極9を同時に形成した印刷配線板10
aを得た。
極9には粘着性ポリイミダゾール被膜を選択的に析出さ
せた後、はんだ粉を固着させ、次いでリフローしてはん
だ被膜を形成することもできる。なお、上記の第1の実
施の形態では、ソルダーレジストは導電回路面のみに形
成したが、BGA接続用電極9形成面にも形成すること
によって、BGA接続用電極9形成面の導電性樹脂によ
る汚れを防止し、電気絶縁性を向上できる。
配線板要部の断面図である。図3において、印刷配線板
20aは、両面に導電回路5が形成され第1のめっき膜
11の被覆された貫通孔4を有するエポキシ樹脂等の絶
縁基板1と、貫通孔4に充填され導電性樹脂2と、貫通
孔4上に導電性樹脂2と同じ材料で一体形成されたBG
A接続用電極9と、絶縁基板1の両面に形成されたソル
ダーレジスト6で構成されている。図中、符号13は実
装用パッドを示し、この実装用パッドは、ソルダーレジ
スト6の所望の箇所をレーザー(炭酸ガスまたはYA
G)等で除去して露出した導電回路12に第2のめっき
膜14を被覆して形成されている。また、図3におい
て、導電性樹脂の突起2a表面には第2のめっき膜14
が被覆され、BGA接続用電極15が形成されている。
第2のめっき膜14は、無電解銅めっきや無電解ニッ
ケルめっき/無電解金めっきによって被覆することがで
きる。このれらのめっきによってBGA接続用電極表面
のはんだ付け性や耐食性を向上できる。
配線板の製造方法を工程順に説明するための基板要部の
断面図である。まず図4(a)で絶縁基板1の両面に銅
箔3(12、18あるいは35μm厚)を張り付けた両
面銅張り絶縁基板20に、貫通孔4をドリル加工、パン
チング加工あるいはレーザー(炭酸ガスまたはYAG)
加工等により形成後、パネル銅めっきを行い、貫通孔お
よび銅箔3上に第1のめっき膜11を形成する。この第
1のめっき膜の厚さは、回路精度を向上するために5〜
20μmと薄付けする。
チング技術を使用して銅箔3と第1のめっき膜11をパ
ターニングして所望の導電回路12とランドを有するス
ルーホール12aを形成後、基板の両面の導電回路12
上に感光性ソルダーレジストを15〜35μm厚に塗布
し、露光・現像処理を行い図4(b)のようなソルダー
レジスト6を得る。この際、ソルダーレジスト6を貫通
孔4の孔径より、50〜300μm大きめにした径でソ
ルダーレジスト6を抜いて形成する。このソルダーレジ
ストの材質としては、エポキシ樹脂やPFTEのような
フッ素樹脂を使用することができる。
の導電回路5がソルダーレジスト6より露出した部分
に、導電性樹脂2をスクリーン印刷にて塗布して第1の
めっき膜11が付着している貫通孔4に充填し、貫通孔
4の他端から高さ200〜400μmの導電性樹脂2の
突起2aを形成する。導電性樹脂2を基板面から突起さ
せて形成するためには、導電性樹脂2の突起2a形成す
る基板面に凹部を有するテンプレートを当接する。次い
で、導電性樹脂2を温度120〜160℃で30〜60
分間熱硬化させる。この熱硬化により突起2a表面は半
球面状となる。突起2aは硬化後バフ研磨等によって機
械研磨して全体の高さのバラツキを小さく調整すること
ができる。
の形態と同様に、弾性率が25〜250kgf/mm2
のエポキシ樹脂をバインダーとする銀ペーストや銅ペー
ストを使用することができる。なお、これらの導電性樹
脂には無電解めっきの析出性を向上するためにパラジウ
ム金属を0.1〜2重量%添加する。パラジウム添加量
が0.1重量%よりも小さい場合には、無電解めっきの
析出性改善効果は得られない。そのパラジウム添加量が
2重量%を超えると導電性樹脂2(硬化物)の導電性が
低下する。本導電性樹脂の大気圧硬化の際には2〜10
気圧程度の圧力を加え加熱硬化すると導電性樹脂中のボ
イドの発生を抑制できる。
スクリーン印刷面のソルダーレジスト6上に飛び出した
導電性樹脂2をベルト研磨機あるいはバフ研磨機にて研
磨除去し、平滑化する。
レーザー(炭酸ガスまたはYAG)で除去して実装パッ
ド13を形成後、無電解めっきにより実装用パッド13
と突起2aの表面に無電解めっきを行い、銅めっきやニ
ッケル―金めっきの第2のめっき膜14を形成し、図4
(e)のようなBGA接続用電極15を有する両面印刷
配線板20aを得た。
電極15は粘着性ポリイミダゾール被膜を選択的に析出
させた後、はんだ粉を固着させ、次いでリフローしては
んだ被膜を形成することもできる。
通孔の導電とBGA接続用電極が同一こうていで一体化
して形成できるために微細配線回路を有するインターポ
ーザー基板が低コストで製造できることである。
が弾性率が低い導電性樹脂のためにマザーボードに実装
した場合に接続信頼性が高くなることである。
する際に加熱加圧するために基板の表裏接続用の導電性
樹脂がボイドレスで形成でき接続信頼性が向上すること
である。
は機械的な研磨によって高さのバラツキを小さく調整で
きるためにそのコプラナリティを向上できることであ
る。
断面図である。
方法を工程順に説明するための基板要部の断面図であ
る。
断面図である。
方法を工程順に説明するための基板要部の断面図であ
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 少なくとも片面に導電回路が形成され貫
通孔を有する絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面から
塗布して前記貫通孔に充填され前記導電回路に電気的に
接続された導電性樹脂と、前記絶縁基板の前記導電性樹
脂塗布面と反対面の前記貫通孔上に前記導電性樹脂と同
じ材料で一体形成されたBGA接続用電極と、前記絶縁
基板の少なくとも片面に形成されたソルダーレジストと
で構成されたことを特徴とする印刷配線板。 - 【請求項2】 前記貫通孔にめっき膜が形成されている
請求項1記載の印刷配線板。 - 【請求項3】 BGA接続用電極表面に無電解銅めっき
または無電解ニッケルめっき―無電解金めっきが形成さ
れていることを特徴とする請求項1または2記載の印刷
配線板。 - 【請求項4】 前記導電性樹脂の弾性率が25〜250
kgf/mm2 である請求項1,2または3記載の印刷
配線板。 - 【請求項5】 前記導電性樹脂としてエポキシ樹脂をバ
インダーとしパラジウム金属を0.1〜2重量%含有す
る銀ペーストまたは銅ペーストを使用した請求項1,
2,3または4記載の印刷配線板。 - 【請求項6】 片面に銅箔を有する絶縁基板に貫通孔を
形成する工程と、前記銅箔をエッチングし前記貫通孔端
部周囲を含む前記絶縁基板表面に導電回路を形成する工
程と、前記貫通孔周辺の前記導電回路を除く前記導電回
路上にソルダーレジストを形成する工程と、前記貫通孔
の導電回路面から導電性樹脂を塗布して前記貫通孔の他
端から該導電性樹脂が突き出るように前記貫通孔に該導
電性樹脂を充填し熱硬化して前記貫通孔表面に前記導電
性樹脂からなる突起を形成する工程と、前記絶縁基板の
前記導電性樹脂塗布面を機械研磨して平滑化する工程
と、前記ソルダーレジストの所望の箇所を除去して前記
導電回路を露出させ実装用パッドを形成する工程と、前
記実装用パッドにめっき膜を形成すると同時に前記貫通
孔の前記突起表面にもめっき膜を形成しBGA接続用電
極を形成する工程とを含むことを特徴とする印刷配線板
の製造方法。 - 【請求項7】 前記導電性樹脂の熱硬化を圧力2〜10
気圧で行うことを特徴とする請求項6記載の印刷配線板
の製造方法。 - 【請求項8】 請求項6記載の印刷配線板の製造方法に
おいて、前記BGA接続用電極を形成する工程後、さら
に前記実装用パッドおよび前記BGA接続用電極表面に
半田被膜を選択的に形成する工程とを含むことを特徴と
する印刷配線板の製造方法。 - 【請求項9】 両面に銅箔を有する絶縁基板に貫通孔を
形成する工程と、前記貫通孔を含む前記絶縁基板全面に
第1のめっき膜を形成する工程と、前記絶縁基板上の前
記銅箔および前記第1のめっき膜をエッチングし導電回
路とランドを有するスルーホールを形成する工程と、前
記スルーホールランドを除く前記絶縁基板表面にソルダ
ーレジストを形成する工程と、前記スルーホールの一端
から導電性樹脂を塗布して前記スルーホールの他端から
該導電性樹脂が突き出るように前記スルーホールに該導
電性樹脂を充填し熱硬化して前記スルーホール表面に前
記導電性樹脂からなる突起を形成する工程と、前記絶縁
基板の前記導電性樹脂塗布面を機械研磨して平滑化する
工程と、前記ソルダーレジストの所望の箇所を除去して
前記導電回路を露出させ実装用パッドを形成する工程
と、前記実装用パッドに第2のめっき膜を形成すると同
時に前記スルーホールの前記突起表面にも第2のめっき
膜を形成しBGA接続用電極を形成する工程とを含むこ
とを特徴とする印刷配線板の製造方法。 - 【請求項10】 前記導電性樹脂の熱硬化を圧力2〜1
0気圧で行うことを特徴とする請求項9記載の印刷配線
板の製造方法。 - 【請求項11】 請求項9記載の印刷配線板の製造方法
において、前記BGA接続用電極を形成する工程後、さ
らに前記実装用パッドおよび前記BGA接続用電極表面
に半田被膜を選択的に形成する工程とを含むことを特徴
とする印刷配線板の製造方法。
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- 1998-08-28 JP JP10243240A patent/JP3110389B2/ja not_active Expired - Fee Related
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