JP2000076502A - データ保存システム及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents

データ保存システム及び方法並びに記憶媒体

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JP2000076502A
JP2000076502A JP24400298A JP24400298A JP2000076502A JP 2000076502 A JP2000076502 A JP 2000076502A JP 24400298 A JP24400298 A JP 24400298A JP 24400298 A JP24400298 A JP 24400298A JP 2000076502 A JP2000076502 A JP 2000076502A
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Tsutomu Ito
伊藤  勉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ETC車の勤務データを無駄無く確実に記憶
媒体に保存する。 【解決手段】 記憶媒体の初期設定エリアに最大記憶容
量および使用可能回数を初期設定し、初期設定エリアに
保存された初期設定情報に基づいてデータの保全性を確
認し、初期設定エリアに保存された最大記憶容量に基づ
いて残量を検知し、データの保全性を確認され所定量以
上の残量のある記憶媒体に勤務データを書き込み、書き
込まれたデータの保存内容を確認し、保存内容の確認の
結果、保存の異常が検出されたエリア情報を、勤務デー
タの復元時に不良エリアと判別できるように、当該記憶
媒体の保守情報エリアに保存する機能を設ける。また、
記憶媒体の勤務データの上書き回数を保守情報エリアに
保存し、記憶媒体の使用回数が使用可能回数を越えない
ようにチェックする機能を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ETCシステムの
収受データ等の勤務データをメモリカード等の記憶媒体
に保存するデータ保存システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、有料道路における通行料金の精
算を行う料金収受システムとしては、入口ゲートに設置
される自動通行券発行装置と、出口ゲートに設置される
領収書発行機、通行券確認機、カード処理機、制御装置
などからなる磁気カード式料金収受システムがある。
【0003】この磁気カード式料金収受システムは、入
口ゲートにおいて、自動通行券発行装置がこの入口ゲー
トを特定するための入口ゲート情報が記録された磁気カ
ードを通行券として発行し、出口ゲートにおいて車両の
ドライバが所持していた通行券を通行券確認機に通すこ
とによって、通行券に磁気記録された入口情報を読み出
して通行料を算出し、その金額をドライバに提示して、
現金、ハイウェイカード等による通行料の徴収を行うよ
うにしている。
【0004】この磁気カード式料金収受システムに対
し、料金支払に起因する出口ゲートの渋滞の緩和を主た
る目的とした料金収受システムとして、ETCシステム
(無線式料金収受システム)がある。このETCシステ
ムは、従来の通行券と、プリペイドカード、キャッシュ
カードまたは貨幣等を媒体とした道路料金の支払に代わ
り、無線式で料金の決済を行うシステムであり、出入口
ゲートにおける料金支払に人為的な作業を極力削減した
システムである。
【0005】ETCシステムにより料金決済を行う車両
(ETC車)には、車載器と呼ばれる装置が設置され
る。この車載器は料金所側のシステムと通信を行う機
能、暗証機能等を有している。また、インターチェンジ
の出入口の各ゲートには車載器と通信を行うための無線
制御装置が設置される。この無線制御装置は処理機に接
続され、出入口における料金所システムを構成する。
【0006】このようなETCシステムが磁気カード式
料金収受システムとともに混在させる形で導入された場
合、入口ゲートにおいて非ETC車に対しては通行券を
発行し、ETC車と判断された車両に対しては通行券の
発行を行わずに無線通信にて車載器に入口ゲート情報を
書き込む。一方、出口ゲートでは、非ETC車のドライ
バからは従来通り通行券を受け取り、通行券確認機で処
理して人為的に通行料金の精算を行う。また、ETC車
に対しては、出口ゲートに設置した無線制御装置により
無線通信でETC車の車載器から入口ゲート情報を読み
出し、この読み出した入口ゲート情報に基づいて通行料
金の自動精算を行う。
【0007】出口ゲートでの収受データ類(勤務デー
タ)はデータ処理装置にオンラインで送信されている
が、この回線に異常が発生したときやデータ処理装置の
保守作業が行われるときなど、データ復元が必要な場合
がある。非ETC車の収受データ類は通行券に記録され
るが、ETC車に対しては通行券は発行されないため、
ETC車の出口ゲートにおける収受データ類は別途を保
存しておく必要があり、その手段としてフラッシュメモ
リカードのような読み書き可能な記憶媒体が用いられて
いる。
【0008】このようなメモリカードは最大記憶容量が
決められているが、記憶不良エリアが存在する可能性が
あるため、上記勤務データが保存されたメモリカード
は、その残量の有無にかかわらず保守作業の一貫として
保守員により定期的(一定の経過時間ごと)に交換され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のデータ保存システムでは、勤務データが保存されたメ
モリカードはその残量の有無にかかわらず定期的に交換
されており、無駄や容量満杯による保存データの消失の
危険性があった。
【0010】また、記録されたデータを復元して読み取
る際に、そのメモリカードに不良エリアがあった場合、
データ不良の判断ができないことから、誤ったデータが
そのまま勤務データとして復元される恐れがあった。
【0011】さらに、メモリカードには使用可能回数
(上書き可能回数)が決められているが、従来では、使
用回数のチェック機能を有していないため、使用回数オ
ーバーによる書き込み不能が発生する恐れがあった。
【0012】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、記憶媒体を無駄なく有効に使用することができ、
かつ確実にデータを保存することができるデータ保存シ
ステム及び方法並びにその記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0013】また本発明は、データを保存した記憶媒体
の不良エリアを検知可能にすることにより、正しいデー
タのみ復元することができるデータ保存システム及び方
法並びに記憶媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、勤務時に発生する勤務データを順次記憶媒体に保
存するデータ保存システムにおいて、前記記憶媒体の初
期設定エリアに当該記憶媒体の最大記憶容量および使用
可能回数を含む初期設定情報を保存する初期設定手段
と、前記初期設定手段によって保存された初期設定情報
に基づいて当該記憶媒体のデータの保全性を確認するデ
ータ保全性確認手段と、前記データ保全性確認手段によ
ってデータの保全性を確認された記憶媒体に前記勤務デ
ータを保存する勤務データ保存手段とを具備することを
特徴とする。
【0015】請求項2の発明は、請求項1のデータ保存
システムにおいて、前記勤務データ保存手段が、勤務デ
ータ発生手段より入力した勤務データを前記記憶媒体の
勤務データ保存エリアに書き込む書込み手段と、前記書
込み手段によって書き込まれたデータの保存内容を確認
する書込み確認手段と、前記書込み確認手段による確認
の結果、保存の異常が検出されたエリアを示す異常エリ
ア情報を当該記憶媒体の保守情報エリアに保存する異常
エリア情報保存手段と、前記書込み確認手段による確認
の結果、保存の異常が検出された勤務データを、再度前
記記憶媒体に書き込む再書込み手段とを有し、前記保守
情報エリアに保存されている異常エリア情報に基づいて
異常エリアを検知し、前記異常エリア内のデータを除外
して当該記憶媒体から前記勤務データ保存手段によって
保存された勤務データを復元する勤務データ復元手段を
具備することを特徴とする。
【0016】請求項3の発明は、請求項1または2のデ
ータ保存システムにおいて、前記勤務データ保存手段
が、前記初期設定エリアに設定されている前記最大記憶
容量に基づいて残量を検知する残量検知手段を有するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1項のデータ保存システムにおいて、前記記憶媒
体への勤務データの上書き回数を当該記憶媒体の保守情
報エリアに保存する使用回数保存手段と、前記保守情報
エリアに保存されている上書き回数と前記初期設定エリ
アに設定されている使用可能回数を比較して、前記上書
き回数が前記使用可能回数を越えないように使用を制限
する使用回数制限手段とを具備することを特徴とする。
【0018】請求項5の発明は、勤務時に発生する勤務
データを順次記憶媒体に保存するデータ保存方法におい
て、前記記憶媒体の初期設定エリアに当該記憶媒体の最
大記憶容量および使用可能回数を含む初期設定情報を設
定する工程と、前記記憶媒体の初期設定情報に基づいて
当該記憶媒体のデータの保全性を確認する工程と、デー
タの保全性を確認された記憶媒体に前記勤務データを保
存する勤務データ保存工程とを有することを特徴とす
る。
【0019】請求項6の発明は、請求項1のデータ保存
方法において、前記勤務データ保存工程が、入力した勤
務データを前記記憶媒体の勤務データ保存エリアに書き
込む工程と、書き込まれたデータの保存内容を確認する
工程と、保存内容の確認によって異常が検出されたエリ
アの情報を、勤務データの復元時に不良エリアと判別で
きるように、当該記憶媒体の保守情報エリアに保存する
工程と、保存内容の確認によって保存の異常が検出され
た勤務データを、再度前記記憶媒体に書き込む工程とを
含むことを特徴とする。
【0020】請求項7の発明は、請求項5または6のデ
ータ保存方法において、前記勤務データ保存工程が、前
記初期設定エリアに設定されている前記最大記憶容量に
基づいて残量を検知する工程を含むことを特徴とする。
【0021】請求項8の発明は、請求項5ないし7のい
ずれか1項のデータ保存方法において、前記記憶媒体へ
の勤務データの上書き回数を当該記憶媒体の保守情報エ
リアに保存する工程と、前記保守情報エリアに保存され
た上書き回数と前記初期設定エリアに設定された使用可
能回数を比較して、前記上書き回数が前記使用可能回数
以上のとき前記記憶媒体の使用を不可とする工程とを有
することを特徴とする。
【0022】請求項9の発明の記憶媒体は、最大記憶容
量および使用可能回数を含む初期設定情報を保存する初
期設定エリアと、異常エリア情報および実際の使用回数
を含む保守情報を保存する保守情報エリアと、勤務時に
発生する勤務データを保存する勤務データ保存エリアと
を有することを特徴とする。
【0023】請求項10の発明は、請求項9の記憶媒体
において、前記勤務データがETCシステムにおけるE
TC車の収受データであることを特徴とする。
【0024】請求項1および請求項5の発明において
は、初期設定情報により記憶媒体のデータの保全性を前
もって確認することができる。
【0025】請求項2および請求項6の発明において
は、記憶媒体の不良エリアを保守情報エリアに保存する
ことで、データ復元時にあらかじめ不良エリアと判別す
ることができ、勤務データを正確かつ安全に復元するこ
とができる。
【0026】請求項3および請求項7の発明において
は、記憶媒体の残量を確認しつつ勤務データの保存を行
うことができ、勤務データを安全かつ確実に記憶媒体に
保存することができる。
【0027】請求項4よび請求項8の発明においては、
記憶媒体の使用回数を確認することができ、使用回数に
上限のある記憶媒体の使用回数オーバーによるデータの
保存不能を防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。ここでは、ETCシステムを導入
した有料道路の出口ゲートにおけるETC車の収受デー
タ(勤務データ)をフラッシュメモリカードのような記
憶媒体に保存する場合を例に挙げて説明する。
【0029】図1ないし図3は、本発明の一実施の形態
のデータ保存システムの処理フローを示すもので、図1
は記憶媒体の初期設定時の処理例を、図2は初期立ち上
げ時の処理例を、図3は勤務データの保存処理例をそれ
ぞれ示す。図4は、本実施の形態によって収受データが
保存された記憶媒体のデータ構成例を示すものである。
図5は、図2および図3に示す処理を行う出口ゲート機
器の構成図である。図6は、図1に示す処理を行う事務
所機の構成図である。
【0030】図5に示すように、出口ゲートにおいて
は、通行券確認機1、領収書発行機3、カード処理機
5、無線制御装置7、車両の進入を検知する車両センサ
9、路側表示器11、およびこれらの機器からのデータ
に基づいてそれぞれを制御する出口ゲート制御装置13
が設置される。この出口ゲート制御装置13に記憶媒体
(フラッシュメモリカード)15が挿入され、無線制御
装置7によるETC車の収受データ、例えば、 1.入口ゲート料金所番号 2.入口通過時刻 3.車載器ID番号 4.ICカードID番号 5.出口ゲート料金所番号 6.出口通過時刻 7.車種 8.通行料金 9.経路情報 が記憶媒体15に保存される。また、出口ゲート制御装
置13のデータはオンラインでデータ処理装置17に伝
送される。
【0031】さらに、図6に示すように、事務所機とし
て、通行券確認機1に投入された通行券に必要な情報を
記録し収受データの確定処理する通行券処理機19と、
通行券処理機19からの通行券データ等の復元処理等を
行う制御装置21が設置される。制御装置21によって
復元されたデータはデータ処理装置17に送られる。こ
の制御装置21を用いて出口ゲート制御装置13に実装
される記憶媒体15の初期設定処理が行われる。
【0032】図1において、事務所機の制御装置21
は、記憶媒体としてフラッシュメモリカードを取り込む
と、収受データの復元処理か初期設定処理かを判断して
(ステップ100)、復元処理の場合にはメモリカード
から収受データの読み取り処理を行う(ステップ10
1)。
【0033】復元処理でなければ初期設定処理と判断し
て、メモリカードの初期設定エリアに、当該カードの最
大記憶容量(例えば20MB等)、カード種別(データ
保存用か否か)、当該事務所機のある料金所番号、登録
日(年月日)および初期設定時点の当該カードの使用可
能回数(上書き可能回数)を書き込む(ステップ102
〜106)。ついで、これらの情報から算出されるチェ
ックコードを書き込み(ステップ107)、同様にして
制御装置21のシステムメモリに記憶されたチェックコ
ードと比較し、メモリカードの正常/異常のベリファイ
チェックを行う(ステップ108)。この結果、正常な
らば初期設定処理は終了し、異常ならばこのメモリカー
ドは使用できない旨を、例えば通行券処理機19の表示
手段を利用して表示する(ステップ109)。
【0034】このようにして初期設定処理された後、メ
モリカードは、図5に示す出口ゲート制御装置13に実
装される。
【0035】図2において、出口ゲート制御装置13
は、電源が投入されると(ステップ200)、メモリカ
ードの有無を確認し(ステップ201)、メモリカード
が無い場合は、その旨を通行券確認機1の表示手段に表
示して、以後の処理を停止する(ステップ202)。
【0036】出口ゲート制御装置13は、メモリカード
が実装されていることを確認すると、初期設定エリアの
内容を読み出して初期立ち上げ処理を開始する(ステッ
プ203)。初期設定エリアの内容を読み出すと、初期
設定エリアに設定データから算出され記録されているチ
ェックコードと、本機のCPUにより初期設定エリアの
設定データから再計算したチェックコードとを比較する
ことによって、初期設定エリアに記録されているデータ
の保全性の確認を行う(ステップ204)。比較の結果
異なれば、データの保全性が異常として異常表示処理を
行う(ステップ205)。
【0037】ステップ204にてデータの保全性が確認
されれば、当該メモリカードの保守情報エリアに記録さ
れている実際の使用回数と初期設定エリアに記録されて
いる使用可能回数とを比較し、使用の可否の判断を行う
(ステップ206)。実際の使用回数が使用可能回数を
超えていれば、使用不可としてその使用回数を表示する
(ステップ207)。
【0038】実際の使用回数が使用可能回数に達してい
なければ、登録日についてデータ処理装置17から送ら
れてくる時刻情報に基づいて現時刻より前かどうかの確
認を行う(ステップ208)。現時刻より後であれば異
常として表示する(ステップ209)。
【0039】次に、料金所番号の確認を、データ処理装
置17から伝送された料金所番号との比較により行い
(ステップ210)、料金所番号が異なれば異常として
表示する(ステップ211)。
【0040】さらにカード種別がデータ保存用となって
いるかの確認を行い(ステップ212)、データ保存用
でなければ異常として表示する(ステップ213)。
【0041】上記データの確認を行った後、最大記憶容
量を本機のシステムメモリ内に保存し、すでに勤務デー
タが保存されている場合には、当該メモリカードの保守
情報エリアに記録されている開始アドレスも併せてシス
テムメモリ内に保存する(ステップ214)。
【0042】以上の初期立ち上げ処理が終了すると、出
口勤務におけるETC車の収受データのメモリカードへ
の保存が可能となる。
【0043】図3において、出口ゲート制御装置13
は、図2に示す初期立ち上げ処理を終了すると、メモリ
カードの残量を確認する(ステップ300)。メモリカ
ードの記憶容量が所定量以上残っていなければ、残量不
足として表示手段に警告を表示する(ステップ30
1)。
【0044】メモリカードの残量が確認され、ETC車
が出口ゲートに進入すると、出口ゲート制御装置13
は、車両に搭載された車載器との交信により得られる下
記 1.入口ゲート料金所番号 2.入口通過時刻 3.車載器ID番号 4.ICカードID番号 5.経路情報 6.車種 の情報を受信し(ステップ302)、受信した上記情報
に基づいて料金計算手段により通行料金を算出する(ス
テップ303)。
【0045】料金計算が終了すると、上記受信データを
メモリカードに保存する処理を実行する(ステップ30
4)。ついで、保存したデータが正しいかどうかのベリ
ファイチェックを行い(ステップ305)、異常と判定
された場合は、そのアドレスエリアを保守情報エリアに
保存する(ステップ306)。異常エリアが一定量以上
となったか否かを判断し(ステップ307)、異常エリ
アが一定量に満たない場合は、ステップ304に戻って
次のエリアに再度同じデータの保存処理を行う。異常エ
リアが一定量以上となった場合は、記憶媒体異常として
警告を表示する(ステップ308)。
【0046】出口勤務終了までステップ300に戻って
上記勤務データの保存処理を行い、出口勤務終了のと
き、その勤務中に発生したデータ件数および次開始アド
レスを保守情報エリアに保存するとともに、通算した上
書き回数すなわち実際の使用回数を更新する(ステップ
309)。
【0047】図4は図1〜3の処理によってデータを書
き込まれたメモリカードすなわち記憶媒体のデータ構成
例を示すもので、保守情報エリア内の復元済データエリ
ア情報は事務所機によって復元処理されたとき書き込ま
れる。
【0048】以上の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、通行券の所持していないETC車のリ
カバリ処理を行うことができ、何等かの事情によりデー
タ処理装置への勤務データのオンライン送信が不可とな
っても、必要な勤務データの復元を行うことができる。
【0049】また、記憶媒体による料金所単位のデータ
の管理を行うことができる。
【0050】また、記録媒体の残量の確認を行うことが
でき、記憶媒体の記憶容量の残存による無駄および記憶
オーバーによる保存データの消失を防いで記憶媒体を有
効かつ効率良く使用することができる。
【0051】また、記憶媒体の使用回数の確認を行うこ
とができ、上書き回数に制限のある記憶媒体に対する安
全性を向上させることができる。
【0052】また、記憶媒体の不良エリアを保守情報エ
リアに保存することで、勤務データの復元時に不良エリ
アの存在を前もって認知することができ、正しい勤務デ
ータの復元を行うことができる。
【0053】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、勤務
時に発生する勤務データを確実に記憶媒体に保存するこ
とができ、かつその記憶媒体を無駄なく有効に使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる記憶媒体の初期設定処理例を示
すフロー図である。
【図2】本発明にかかる初期設定された記憶媒体の初期
立ち上げ処理例を示すフロー図である。
【図3】本発明にかかる初期立ち上げ処理された記憶媒
体への勤務データの保存処理例を示すフロー図である。
【図4】本発明にかかる記憶媒体の保存データ例を示す
図である。
【図5】有料道路の出口ゲートにおける機器構成例を示
すブロック図である。
【図6】有料道路の料金所の事務所機例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1………通行券確認機 3………領収書発行機 5………カード処理機 7………無線制御装置 9………車両センサ 11………路側表示器 13………出口ゲート制御装置 15………記憶媒体 17………データ処理装置 19………通行券処理機 21………制御装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 勤務時に発生する勤務データを順次記憶
    媒体に保存するデータ保存システムにおいて、 前記記憶媒体の初期設定エリアに当該記憶媒体の最大記
    憶容量および使用可能回数を含む初期設定情報を保存す
    る初期設定手段と、 前記初期設定手段によって保存された初期設定情報に基
    づいて当該記憶媒体のデータの保全性を確認するデータ
    保全性確認手段と、 前記データ保全性確認手段によってデータの保全性を確
    認された記憶媒体に前記勤務データを保存する勤務デー
    タ保存手段とを具備することを特徴とするデータ保存シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記勤務データ保存手段が、 勤務データ発生手段より入力した勤務データを前記記憶
    媒体の勤務データ保存エリアに書き込む書込み手段と、 前記書込み手段によって書き込まれたデータの保存内容
    を確認する書込み確認手段と、 前記書込み確認手段による確認の結果、保存の異常が検
    出されたエリアを示す異常エリア情報を当該記憶媒体の
    保守情報エリアに保存する異常エリア情報保存手段と、 前記書込み確認手段による確認の結果、保存の異常が検
    出された勤務データを、再度前記記憶媒体に書き込む再
    書込み手段とを有し、 前記保守情報エリアに保存されている異常エリア情報に
    基づいて異常エリアを検知し、前記異常エリア内のデー
    タを除外して当該記憶媒体から前記勤務データ保存手段
    によって保存された勤務データを復元する勤務データ復
    元手段を具備することを特徴とする請求項1記載のデー
    タ保存システム。
  3. 【請求項3】 前記勤務データ保存手段が、 前記初期設定エリアに設定されている前記最大記憶容量
    に基づいて残量を検知する残量検知手段を有することを
    特徴とする請求項1または2記載のデータ保存システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記記憶媒体への勤務データの上書き回
    数を当該記憶媒体の保守情報エリアに保存する使用回数
    保存手段と、 前記保守情報エリアに保存されている上書き回数と前記
    初期設定エリアに設定されている使用可能回数を比較し
    て、前記上書き回数が前記使用可能回数を越えないよう
    に使用を制限する使用回数制限手段とを具備することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデ
    ータ保存システム。
  5. 【請求項5】 勤務時に発生する勤務データを順次記憶
    媒体に保存するデータ保存方法において、 前記記憶媒体の初期設定エリアに当該記憶媒体の最大記
    憶容量および使用可能回数を含む初期設定情報を設定す
    る工程と、 前記記憶媒体の初期設定情報に基づいて当該記憶媒体の
    データの保全性を確認する工程と、 データの保全性を確認された記憶媒体に前記勤務データ
    を保存する勤務データ保存工程とを有することを特徴と
    するデータ保存方法。
  6. 【請求項6】 前記勤務データ保存工程が、 入力した勤務データを前記記憶媒体の勤務データ保存エ
    リアに書き込む工程と、 書き込まれたデータの保存内容を確認する工程と、 保存内容の確認によって異常が検出されたエリアの情報
    を、勤務データの復元時に不良エリアと判別できるよう
    に、当該記憶媒体の保守情報エリアに保存する工程と、 保存内容の確認によって保存の異常が検出された勤務デ
    ータを、再度前記記憶媒体に書き込む工程とを含むこと
    を特徴とする請求項1記載のデータ保存方法。
  7. 【請求項7】 前記勤務データ保存工程が、前記初期設
    定エリアに設定されている前記最大記憶容量に基づいて
    残量を検知する工程を含むことを特徴とする請求項5ま
    たは6記載のデータ保存方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶媒体への勤務データの上書き回
    数を当該記憶媒体の保守情報エリアに保存する工程と、 前記保守情報エリアに保存された上書き回数と前記初期
    設定エリアに設定された使用可能回数を比較して、前記
    上書き回数が前記使用可能回数以上のとき前記記憶媒体
    の使用を不可とする工程とを有することを特徴とする請
    求項5ないし7のいずれか1項に記載のデータ保存方
    法。
  9. 【請求項9】 最大記憶容量および使用可能回数を含む
    初期設定情報を保存する初期設定エリアと、異常エリア
    情報および実際の使用回数を含む保守情報を保存する保
    守情報エリアと、勤務時に発生する勤務データを保存す
    る勤務データ保存エリアとを有することを特徴とする記
    憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記勤務データがETCシステムにお
    けるETC車の収受データであることを特徴とする請求
    項9記載の記憶媒体。
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