JP2000076117A - 電子機器及びその制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

電子機器及びその制御方法及び記憶媒体

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JP2000076117A
JP2000076117A JP24626798A JP24626798A JP2000076117A JP 2000076117 A JP2000076117 A JP 2000076117A JP 24626798 A JP24626798 A JP 24626798A JP 24626798 A JP24626798 A JP 24626798A JP 2000076117 A JP2000076117 A JP 2000076117A
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Hiroshi Nishikawa
寛 西川
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリに格納されたデータの削除
を、簡単な処理で、しかも、高速に行え、操作環境を向
上させる。 【解決手段】 フラッシュメモリに格納されているファ
イルは、書き換え単位よりも小さいブロックで管理され
ており、このブロック間のリンクさせることで複数ブロ
ックに及ぶサイズのファイルを構成可能となっている。
ファイルの消去指示があった場合には、消去対象のファ
イルを構成する各ブロック中の有効・無効を示す領域に
無効コードを書き込む。この無効コードは、少なくとも
有効コードの1ビットを“1”の状態から“0”にする
ものであるので、フラッシュメモリを消去することなく
変更できる。そして、設定した時間になったとき、無効
コードが格納されたブロックを整理する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラッシュメモリを
有する電子機器及びその制御方法及び記憶媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型電子機器(例えば電子手
帳、電子メモ長、電子スケジューラ、或いはこれらの統
合装置)が普及してきているが、この種の装置では、外
出先で使用することがその主要環境であるので、電池或
いはバッテリーが消耗してもそのデータを保持し続ける
ことは要求される。従って、一般には、フラッシュメモ
リを用いることが多い。
【0003】ところで、フラッシュメモリの消去制御に
関して多くの発明が公開されている。例えば、米国モン
トローラ社による米国特許第5,473,569号にお
いては、特定のブロックをコピーブロックとして指定
し、消去したいメモリブロックからデータをコピーブロ
ックへ移していき、必要なデータをコピーブロックに移
した後そのメモリブロックを消去し、この消去済メモリ
ブロックを新たなコピーブロックとして用いる方法を提
供している。
【0004】この制御はフラッシュメモリのハード的な
構造上の制限に起因、つまり、SRAMのようにバイト
単位で指定したアドレスのデータを消去しないで変更で
きる構造とはなっていず、大きなブロック単位(64K
バイト単位が比較的標準的なブロック単位)を消去命令
で消去した後にバイト単位で指定したアドレスにデータ
を書き込んでデータ変更を行う必要があるためである。
そして、この提案では、有効なデータと消去するデータ
が混在している場合、その有効データを一時的にSRA
M等の他のメモリへ待避した後に消去し有効データを再
書き込みする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来技術に於いては、例えばあるファイルの消去時に消去
部分のファイルを除いて残りのファイルをフラッシュメ
モリのおおきなサイズのブロック(64Kバイト)のコ
ピーブロックに順次つめて書き込むことになるので、有
効なブロックを管理しているインデックスもその都度変
更する必要があり複雑な処理が必要なり、尚且つ、時間
もかかる。しかも、メモリの空き領域がファイルのサイ
ズよりも小さい場合は消去済のメモリブロックを新たに
探し出すことも必要になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる点に鑑み
なされたものであり、フラッシュメモリに格納されたデ
ータの削除を、簡単な処理で、しかも、高速に行え、操
作環境を向上させることを可能ならしめる電子機器及び
その制御方法及び記憶媒体を提供しようとするものであ
る。
【0007】この課題を解決するため、たとえば本発明
の電子機器は以下の構成を備える。すなわち、フラッシ
ュメモリを有する電気機器であって、フラッシュメモリ
の消去単位のセクタを複数のブロックに分割し、個々の
ブロックが自身のデータが有効か無効かを示すコード情
報を格納する領域を有し、前記ブロックを1つ或いは複
数個で1つのファイルを管理するため、前記ファイルの
管理情報を有する管理手段と、前記フラッシュメモリに
格納されているファイルを消去要求があったとき、当該
ファイルを構成する各ブロック中の前記領域に無効コー
ドを書き込む消去手段と、所定のタイミングになったと
き、セクタ単位に、当該セクタ中の無効コードが格納さ
れたブロック群を除く有効ブロック群を、当該有効ブロ
ックの格納アドレスの相対位置を保持したまま所定の揮
発性メモリに転送する転送手段と、該転送手段による転
送を行った後、前記フラッシュメモリにおける注目セク
タを消去する消去手段と、消去したセクタ内に、前記不
揮発性メモリに転送した有効ブロック群を、当該有効ブ
ロックの格納アドレスの相対位置を保持したまま書き込
む書き込み手段とを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態を詳細に説明する。
【0009】なお、実施形態では、携帯電子機器を例に
して説明するが、勿論、本発明はこれに限らず如何なる
電子機機器にも適用できることは、以下の説明から明ら
かになるであろう。
【0010】図1は第一の実施例における電子機器にお
けるフラッシュメモリ制御装置の構成を最も良く表すブ
ロック図である。図示において、1は後述するCPUフ
ラッシュメモリ、SRAM、ROM、CPU等の半導体
への電圧を発生すると共に、表示器用の電圧、データ通
信用の電圧などを発生する電源回路である。2は後述す
るCPUのデータ処理制御用の高速クロック、時間カウ
ント用低速クロック、表示用低速クロック、データ通信
用低速クロックを発生する九六個発生回路である。3は
タッチパネルを用いた入力回路であり、タッチパネル上
の位置を検出しデジタル化した結果をCPUに伝達し、
それをトリガーとしてCPUの制御処理をスタートさせ
る。
【0011】4は外部機器からのデータを受け取りCP
Uの制御により受け取ったデータファイルをフラッシュ
メモリへ格納したりフラッシュメモリに記憶しているデ
ータファイルをCPUの制御により送出する際の制御信
号とデータ信号の電圧変換コネクターケーブルを含むデ
ータ送受信部である。このデータ送受信部4は、例え
ば、本装置を回線に接続してメールの授受を行うため、
或いは、ホストコンピュータに接続して入力データをホ
ストコンピュータへ転送、或いは、その逆を行うために
用いられる。
【0012】5は前記した入力回路3やデータ送受信部
4より受け取った情報に基き、後述するROM8に格納
されている処理手順のプログラムに従ってデータ処理制
御を実行する中央処理装置(CPU)である。
【0013】6はCPU5でのデータ処理制御の結果を
表示するデータを記憶し表示用タイミング信号に基き表
示器に順次表示データを出力すると共に表示用電圧を電
源回路1から供給される電圧に基いて発生し表示器に供
給する表示制御回路である。
【0014】7は液晶表示技術を用いたLCD表示器で
あり表示制御回路から受け取った表示データを表示す
る。先に説明したように、この表示器7の前面にはタッ
チパネルが設けられており、例えば、不図示のペンで手
書きした位置を順次検出し、その結果である軌跡を表示
器7に表示させることで、あたかも紙上に記述するかの
如く、動作させることが可能となっている。
【0015】8は、リードオンリメモリ(ROM)であ
って、OS、各種アプリケーションプログラム、メモリ
制御プログラム、更にはフォントデータが格納されてい
る。
【0016】9はCPUのワークメモリとして使用され
るSRAM(DRAMで代用しても良い)である。この
SRAM9には、各種状態を記憶するフラグや暫定デー
タを記憶するとともに、フラッシュメモリで消去やデー
タ追加/変更を行った時にフラッシュメモリの1セクタ
分のデータを一時記憶するエリア(フラッシュ整理用記
憶領域9a)が設けられている。このフラッシュ整理用
記憶領域9aのサイズは64Kバイトとした。
【0017】10はデータファイルを記憶する1Mバイ
トのフラッシュメモリであり、1セクタ64Kバイト
(書き換え単位が64Kバイト)を16セクタ内蔵して
いる。更に、1セクタはその内部を256個の小ブロッ
ク(1小ブロック=256バイト)に細分化して管理さ
れている。
【0018】図2はフラッシュメモリにおける小ブロッ
ク(256バイト)の構造を示している。
【0019】同図において、11はファイル番号を記憶
するエリアであり、実施形態では2バイトが割り当てら
れれいる。このファイル番号エリアは、0001から1
つずつカウントアップする形で管理している。2バイト
でカウントするものであるから、最大65536個のフ
ァイルを記憶管理することでき、後述する図3のファイ
ル管理用インデックスを参照することにより、ユーザー
が指定したファイル名(ファイル番号)の装置で管理し
ているフラッシュメモリ10内の位置が特定できるよう
になる。
【0020】なお、1個のファイルが256バイトを越
える場合も当然あり得る。これに対処するため、以下の
12、13で示すエリアを設けた。
【0021】12は、注目小ブロックに接続される(後
続する)小ブロックが格納されているセクタ番号を記憶
する領域である。これは、異なるセクタにまたがって記
憶される場合に対処するために設けられている(1バイ
ト)。
【0022】13は後続小ブロックの番号(何番目の小
ブロックかを示すアドレス情報)を記憶している領域で
ある(2バイト)。
【0023】14はこの小ブロックが有効な状態か無効
状態かを示す示す情報が格納される領域である(1バイ
ト)。この領域14に格納される値であるが、有効の場
合、つまり、保存状態にあることをを示す値は7Fh
(hは16進数を示す)、無効状態にあるときには3F
hとした。理由は後述する。
【0024】そして、15で示される250バイトは、
実際のデータを記憶する領域である。
【0025】上記の通り、領域12、13でもって、1
個のファイルが複数ブロックで構成されるだけの容量を
有する場合、それら複数の小ブロックが上記の領域1
2、13でもって数珠繋ぎに管理されることになる。こ
の場合の最後の小ブロックの領域12は、その小ブロッ
クに後続する小ブロックがないこと示すため、あり得な
い情報(例えば“0”)を書き込んでおく。
【0026】例えばデータサイズが900バイトのファ
イルの場合には、900/250=3.6であるので4
つの小ブロックで構成されることになる。この場合、先
頭の小ブロックをファイル管理用インデックス(後述す
る図3)を参照して探し出し、その先頭の小ブロックの
データ領域15の250バイトを読み込む。そして、先
頭の小ブロックの領域12、13に格納されている情報
から2番目の小ブロックを探し出し、そのデータ(25
0バイト)を読み出していく。以下、3番目、4番目の
小ブロックの順にデータを読み出す。4番目の小ブロッ
クでは残りの150バイトを読み込むことになる。そし
て、4番目の小ブロックの領域12にはそれに後続する
小ブロックがないことが分かるので、そこで読み込みを
終了する。
【0027】なお、1セクタ64Kバイトを256個に
細分化させ、1小ブロックが256バイトと比較的小さ
いサイズにしたのは、実施形態の装置は所謂、携帯電子
機器であって、メモ帳やスケジュール機能等で利用する
にしても手入力する情報(文字等)が、パーソナルコン
ピュータ等のアプリケーションとは違ってごく小さいた
めである。つまり、1小ブロックサイズを例えば数Kバ
イト程度までに大きくすると、無駄な領域が発生し易い
ためでもある。ただし、余り小さいと、インデックス管
理用のデータ(上記例では6バイト)と実際のデータと
の関係で、前者の示す比率が大きくなってデータ格納効
率が悪くなる。本実施形態の1ブロックが256バイト
でそのうちデータ領域250バイト、管理用に6バイト
を採用したのは、この比率が最も適していることが確か
められたからである。ただし、用途や使用するアプリケ
ーションの種類等によって、この小ブロックサイズを適
宜調整しても良いのは勿論である。
【0028】図3は、実施形態における1個のファイル
のファイル管理用インデックスの構造を示している。
【0029】図中、16はファイル名を記憶する部分で
ありユーザーがファイル名として入力手段より入力した
名前を記憶する領域である。17はファイルの属性を記
憶する部分でありファイルの登録日、ファイルの形態
(文章ファイル、作表ファイル等の区別)、カテゴリー
の分類などを記憶する領域である。18はファイル番号
を記憶するエリアであり、新規登録のファイル毎に1つ
づつカウントアップしたバイナリー値を記憶する。19
は指定ファイルのデータの先頭の小ブロックが記憶され
ているフラッシュメモリ10のセクター番号を記憶して
いる記憶領域である。20は指定ファイルのデータが記
憶されている最初の小ブロックの位置(アドレス)を記
憶している領域である。
【0030】このファイル管理用インデックスは、フラ
ッシュメモリ10に記憶されているファイルの数だけ存
在し、ユーザにより指定されたファイルを呼び出して表
示・編集したり、或るいは消去時する場合等に、該当す
るファイルに対してアクセスするときに使用される。
【0031】図4〜図6は、実施形態におけるフラッシ
ュメモリ10内のファイルの消去に係る処理手順を示し
ている。
【0032】なお、以下では下記の点を前提として処理
の流れを説明する。
【0033】 FILEA: 入力手段より指定し消去するファイル X: セクタ番号を格納する変数 mm: FILEAのデータの小ブロックのセクタ内で
のアドレス情報を格納する変数領域 先ず、図4のフローチャートについて説明する。
【0034】ステップF1で入力手段(操作パネル)を
用いてFILEAの名前を入力すると、次のステップF
2に進み、入力したFILEAの名前と一致するファイ
ル名をファイル管理用インデックスを参照することで検
索し、そのファイルのデータをSRAM9に転送する。
【0035】次いで、ステップF3に進み、FILEA
の内容に基きフォント情報を呼び出して文字データを表
示用イメージデータに変換しステップF4で表示する。
【0036】ステップF5で入力手段を用いてファイル
消去命令を入力されると、処理はステップF6に進むこ
とになる。
【0037】最初にステップF6に進んだ場合には、該
当するファイル管理用インデックスの領域12、13に
格納されている情報に基づき小ブロックをサーチする。
そして、ステップF7に進み、その小ブロック中の領域
14に無効コードをオーバーライト(上書き)する。オ
ーバーライトする無効コードは3Fhであることは先に
説明した。この理由は、フラッシュメモリの特性として
データ書き込むときには各ビットを論理“0”から論理
“1”に変更することは出来ないが、その逆、つまり、
論理“1”から論理“0”に変更することが可能なため
である。有効状態にある場合には7Fhであるので、こ
のオーバーライトが可能となっている。なお、未使用を
示すコードはFFhである。
【0038】ステップF8では、注目小ブロックの領域
12、13を読み込み、次にサーチする小ブロックをセ
ットする。
【0039】ステップF9では、読み込んだ領域12の
内容に基づき、注目小ブロックに後続する小ブロックが
存在するかどうかを判断する。後続する小ブロックがな
い場合には、領域12にはあり得ない情報が格納されて
いるので、これを判別できる。そして、後続小ブロック
が存在する場合には、その小ブロックをサーチするた
め、ステップF6に戻る。以下、上記の処理を繰り返す
ことになる。
【0040】こうして、消去対象のファイルを構成して
る全小ブロックについて無効コードをオーバーライトが
完了すると、ステップF10に進み、消去処理が終了し
たことをユーザーに知らしめるため表示メッセージを表
示する。
【0041】本実施例では上記のような簡単な処理、す
なわち、無効コードを各小ブロックの状態記憶領域14
にオーバーライトする処理のみで消去処理が完了できる
ことになり、その処理は非常に簡単になり、尚且つ、高
速に行うことができる。操作者にしてみれば、消去指示
を行ってすぐさま消去が行われたかのように見える。
【0042】次に、図5のフローチャートに従って、実
施形態のファイル整理処理について説明する。このファ
イル整理処理は、不図示のタイマによるファイル整理命
令が発行されたときに実行されるものである。この時刻
は、ユーザが設定するものであり、例えば午前2時等の
ように、不使用時刻を設定しておけばよい。なお、毎日
ではなく、例えば週毎の設定時間に発行するようにして
もよい。
【0043】ただし他の例として考えられるのは、設定
時刻になって、装置の主電源がオフになっているときに
行うようにしてもよいし、更に、そのとき、電池容量が
一定以上である場合を条件に加えてもよい。要はユーザ
ーが気が付かない時に自動的にファイルの整理を行って
処理中にユーザーを待たせることの無いように配慮する
ことが望ましい。
【0044】さて、ステップF11でファイル整理命令
が発行されると、処理はステップF12に進んで、初期
値として対象セクタを示す変数Xに“1”をセットす
る。
【0045】そして、ステップF13に進み、変数Xで
示されるセクタに対する整理処理サブルーチンをコール
する。
【0046】このサブルーチンから復帰すると、ステッ
プF14で変数Xを“1”だけインクリメントし、ステ
ップF15でフラッシュメモリ10のセクタ数を記憶し
ているカウンタY(実施形態でのフラッシュメモリ=1
Mバイト、1セクタ=64Kバイトであるので、この値
は“16”である)と、変数Xとを比較する。
【0047】そして、ステップ16では、X>Yとなっ
たと判断するまで。上記のステップF13以降の処理を
繰り返す。
【0048】次に、上記のステップF13でコールされ
るファイル整理用サブルーチンについて図6のフローチ
ャートに従い説明する。
【0049】先ず、ステップF17で、SRAM9中に
確保されているフラッシュ整理用記憶領域9aをFFh
で初期化する。より具体的に説明する。このフラッシュ
整理用記憶領域9aは1セクタ=64Kバイトと同じ容
量を有する。そして、この領域全体FFhで初期化して
も良いが、本実施形態では、このフラッシュ整理用記憶
領域9aの先頭アドレスから6バイト目の1バイト、2
56+6の1バイト、512+6の1バイト…をFFh
で書き込む。これはフラッシュ整理用記憶領域9aにフ
ラッシュメモリ10の1セクタをコピーしたときに備え
て、各小ブロックにおける有効無効コードを格納するこ
となる領域14にFFhを書き込むことと等価である。
【0050】次に、ステップF18に進み、変数mmに
初期値として“1”をセットし、注目セクタ(上位プロ
セスの変数Xで設定されたセクタ)の最初の小ブロック
を差し示すようにする。
【0051】ステップF19に処理が進むと、フラッシ
ュメモリ10のセクタXのmm番目の小ブロックの領域
14を調べ、その小ブロックが有効か無効かを判断す
る。
【0052】有効であると判断した場合には、ステップ
F20に進み、その小ブロックの256バイトのデータ
を、SRAM9内のフラッシュ整理用記憶領域9aのア
ドレス(mm−1)×256番地にコピーする。
【0053】次いで、ステップF21に進み、変数mm
を“1”だけインクリメントし、ステップF22で変数
mmが“257”未満であると判断されるまで、上記の
処理を繰り返す。
【0054】以上の結果、有効な小ブロックがフラッシ
ュ整理用記憶領域9aにコピーされ、無効な小ブロック
のコピーは行われなくなる。しかも、フラッシュメモリ
10における有効な小ブロックの格納アドレス位置は保
持された状態でコピーが行われる。
【0055】次に、処理はステップF23に進み、セク
タX(64Kバイト)を消去する。
【0056】この消去処理が完了すると、ステップF2
4に進んで、変数mmを“1”に初期化する。
【0057】次いで、ステップF25に進み、フラッシ
ュ整理用記憶領域9aにおける変数mmで示される小ブ
ロックの6バイト目のデータを調べ、それが有効状態に
なっているか否かを判断する。有効な状態であれば、そ
の位置には“7Fh”が格納されているはずであるし、
無効な状態であれば“FFh”が格納されているので容
易に判断できる。
【0058】有効なデータであると判断した場合には、
ステップF26に進み、フラッシュ整理用記憶領域9a
における変数mmで示される小ブロックの256バイト
を、フラッシュメモリ10のセクタXにおける変数mm
で示される小ブロック、つまり、(mm−1)×256
〜mm×256−1番地に書き込み、ステップF27に
進む。
【0059】ステップF27では変数mmを“1”だけ
インクリメントし、ステップ28で全ての小ブロックに
ついての処理を終えたかどうかを判断し、否の場合には
上記のステップF25以降の処理を繰り返す。
【0060】こうして、セクタXについての整理処理が
完了すると、本サブルーチンから上位処理(図5のステ
ップF14)に復帰する(ステップF29)。
【0061】以上の結果、整理前のセクタX中の有効な
小ブロック群のみが、そのままの格納アドレスを保持し
たまま、同じセクタXに書き込まれ、無効扱いされてい
た小ブロックは未使用領域として更新されることにな
る。しかも、フラッシュメモリからSRAMへのコピー
(転送)及びSRAM内の各小ブロックのフラッシュメ
モリへの書き込みにおいては、有効ブロックのみがその
対象となる(無効な小ブロックは対象外となる)ので、
無駄な処理がない分、高速に処理することができるよう
になる。
【0062】以上述べたごとく本実施例によれば、フラ
ッシュメモリのハード的なブロックである1セクタ(6
4Kバイト)を小さな小ブロック(256バイト)に分
割してフラッシュメモリを第2図示したような構成の小
ブロック内容で管理するので、ファイルが効率良く管理
できるようになる。また、図4に示すような簡単な処理
ルーチンでデータファイルの消去処理を実行できるの
で、ユーザにしてみればファイルは瞬時に削除されるよ
うに感じさせる。しかも、ファイル整理後の有効な小ブ
ロックの記憶位置は、整理前と全く同じ位置であるの
で、有効ファイルを管理しているファイル管理用インデ
ックスは何ら変更しないで良いことになり、整理後のフ
ァイル管理用インデックスの整理は実質的に不要にな
る。また、ファイル整理は、ユーザが格別意識しない時
間帯に行われるので、ユーザの使用の妨げにもならな
い。
【0063】なお本実施例ではデータファイルの消去命
令発生時およびファイル整理時の処理について説明した
が、ファイルのデータ修整時/追加時/外部装置からの
修整、及び、データファイル受け取り時等の処理では、
古いデータファイルを消去することが必要になる。この
ような場合であっても、本実施例が適用できるので、上
記実施形態で説明したようにユーザによる削除指示が行
った場合にのみに限定されるものではない。
【0064】<第2の実施形態>図7は、第2の実施形
態としてデジタルカメラに適用した場合のブロック構成
図を示している。
【0065】図中、21はレンズ等の光学系及びCCD
撮像素子で構成される画像取り込み部である。22は、
22は画像読み取り部21で取り込んだ画像をディジタ
ルデータに変換する。23は画像取り込み部21、画像
制御部22、及び後述するCPU27、フラッシュメモ
リ32、SRAM32、ROM30等の半導体デバイス
或いは回路に電圧供給すると共に表示器用の電圧などを
発生する電源回路である。
【0066】24はCPU27のデータ処理制御用の高
速クロックおよび時間カウント用低速クロック、表示用
低速クロック、画像取り込み用クロックを発生するクロ
ック発生回路である。25はキースイッチを用いた入力
回路であり、これには、シャッターキーを始めとする各
種キーが設けられていて、押下された結果をCPUに伝
達しそれをトリガーとしてCPUの各種処理の実行を開
始させる。
【0067】26は外部機器(たとえばパーソナルコン
ピュータやプリンタ等)とデータの送受信を行うための
データ送受信部であり、たとえば、RS232C、US
B、IEEE1394等である。たとえば、撮像した映
像をパーソナルコンピュータに転送したり、プリンタに
印刷する場合、或いは、パーソナルコンピュータからの
映像データ等を受信する場合にも使用する。
【0068】27は本装置全体の制御を司るCPUであ
り、その動作処理手順はROM30に格納されている。
28はCPU27の制御下において表示制御を行う表示
制御部である。29は液晶表示技術を用いたLCD表示
器であり表示制御回路28から受け取った表示データを
表示する。30はCPU27が実行する各種処理プログ
ラムはフォントデータを記憶しているROMである。3
1はCPU27のワークエリアとして使用されるSRA
Mであり、32はフラッシュメモリであって、本第2の
実施形態でも第1の実施形態と同様に1Mバイトの容量
を有し、1セクタ=64Kバイト(従って16セクタ存
在する)となっている。ただし、本第2の実施形態で
は、画像データを扱う関係で、圧縮したとしても1コマ
は最低でも1Kとなるので、第1の小ブロックサイズは
1Kバイト(=1024バイト)とした。つまり、1ク
ラスタ=64個の小ブロックで管理する。
【0069】第2の実施形態における小ブロックのフォ
ーマットは図8に示す通りである。管理用のデータ部分
(図示の符号33〜36)は第1の実施形態における領
域11〜14に対応する。すなわち、領域33及び34
はそれぞれ2バイト、領域35、36はそれぞれ1バイ
トが確保され、合計6バイトの構成となっている。そし
て、残りの1018バイト(=1024−6)が実際の
圧縮データを格納する領域となっている。
【0070】撮像した画像にもよるが、圧縮後の画像デ
ータは複数の小ブロックに別れて記憶されることも当然
にあり得る。この場合の接続関係は、図示の領域34、
35で管理することは第1の実施形態と同様であり、数
珠繋ぎになっている最後の小ブロックの領域34にはそ
れが最後であることを示す情報が格納されていることも
第1の実施形態と同様である。更にまた、有効・無効状
態を記憶する領域36も同様である。
【0071】図9は、第2の実施形態におけるファイル
管理インデックスの構造を示している。
【0072】図示において、38はファイル番号を記憶
するエリアでありディジタルカメラで新しい画像の撮影
時に画像ファイルを新規登録する毎に1つづつカウント
アップしたバイナリー値を記憶する(この値が実際に格
納されている小ブロックの領域33と同じになる)。3
9は指定ファイルのデータが記憶されているフラッシュ
メモリのセクタ番号を記憶している領域である。40は
指定ファイルのデータが記憶されているフラッシュメモ
リのデータ記憶部の中で最初の小ブロックのアドレスを
記憶している領域である。第1の実施形態では、携帯型
電子機器で複数のアプリケーションが用意されているも
のであったので、個々のファイルについて属性が必要で
あったが、第2の実施形態で扱うデータは画像データの
1種類であるので、第1の実施形態における図3におけ
るファイル属性領域17は存在しない。ただし、画像圧
縮法には、いくつもの手法(JPEGやファインピック
ス等)があり、画像処理部22が最も圧縮率の高い圧縮
法を行うのであれば、その圧縮法の種別を格納するため
のエリアを設けてもよい。
【0073】さて、本第2の実施形態におけるファイル
消去処理は、第1の実施形態と同じである。異なるのは
小ブロックのサイズが4倍の量になったことによる影響
だけである。
【0074】要は図4に示すように画像ファイル消去時
各小ブロックの状態記憶部に画像ファイルデータを無効
とする為無効コート゛をオーバーライトし、図5、図6に示
すようにファイルの整理時データ記憶部を状態記憶部の
記憶内容に応じて有効データを残すか無効データの代わ
りに消去コート゛を入れるかの処理を行えば良い。
【0075】以上述べたごとく本第2の実施形態に従え
ば、電子手帳やスケジューラ等の携帯型装置及びその統
合型携帯装置に限らず、デジタルカメラにも適用できる
ことが理解できよう。
【0076】なお、第2の実施形態では、1小ブロック
サイズを1Kバイトとしたが、これは画像取り込み部2
1、つまり、撮像素子の解像度に依存して変更すること
が望まれる。たとえば、35万画素CCDと80万画素
CCDでは、後者の方が画像データ量は多くなるので、
小ブロックサイズを大きめにした方がデータ格納効率を
上げることができる。
【0077】また、実施形態で説明した各種フローチャ
ートに係るプログラムは、ROM内に格納されているも
のとして説明したが、プログラムを外部より供給するよ
うにしてもよいので、上記実施形態で本願発明が限定さ
れるものではない。
【0078】従って本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることにな
る。
【0079】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0080】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0081】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0082】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0083】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、フラッシュメモリに書かれているデータの消去時の
処理を大きなブロック(セクタ)を小ブロックに分割し
その状態記憶部に無効コードをオーバーライトすること
により処理を簡略化しその処理時間を短縮化することが
可能となり、比較的低速で処理を行う処理手段であるC
PUを使っても十分に処理できる。
【0084】したがって高速処理を行うCPUを使った
システムに比べて安価なシステムを用いることが可能と
なる。
【0085】またフラッシュメモリに書かれているデー
タの消去処理をファイル消去命令実行時とは別のファイ
ル整理処理時に状態記憶部に書かれた無効コードを検出
しながら行うことでファイル消去命令実行時の処理時間
を大幅に短縮している。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ラッシュメモリに格納されたデータの削除を、簡単な処
理で、しかも、高速に行え、操作環境を向上させること
が可能になる。
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の電子機器のブロック構成図で
ある。
【図2】第1の実施形態の電子機器のフラッシュメモリ
内の小ブロックの構造を示す図である。
【図3】第1の実施形態におけるファイル管理インデッ
クスの構造を示す図である。
【図4】第1の実施形態におけるファイル消去処理の内
容を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態におけるファイル整理処理の内
容を示すフローチャートである。
【図6】図5におけるファイル整理のサブルーチンの処
理内容を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施形態におけるデジタルカメラのブロ
ック構成図である。
【図8】第2の実施形態におけるフラッシュメモリの小
ブロックの構造を示す図である。
【図9】第2の実施形態におけるファイル管理インデッ
クスの構造を示す図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュメモリを有する電気機器であ
    って、 フラッシュメモリの消去単位のセクタを複数のブロック
    に分割し、個々のブロックが自身のデータが有効か無効
    かを示すコード情報を格納する領域を有し、前記ブロッ
    クを1つ或いは複数個で1つのファイルを管理するた
    め、前記ファイルの管理情報を有する管理手段と、 前記フラッシュメモリに格納されているファイルを消去
    要求があったとき、当該ファイルを構成する各ブロック
    中の前記領域に無効コードを書き込む消去手段と、 所定のタイミングになったとき、セクタ単位に、当該セ
    クタ中の無効コードが格納されたブロック群を除く有効
    ブロック群を、当該有効ブロックの格納アドレスの相対
    位置を保持したまま所定の揮発性メモリに転送する転送
    手段と、 該転送手段による転送を行った後、前記フラッシュメモ
    リにおける注目セクタを消去する消去手段と、 消去したセクタ内に、前記不揮発性メモリに転送した有
    効ブロック群を、当該有効ブロックの格納アドレスの相
    対位置を保持したまま書き込む書き込み手段とを有する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記管理情報には、ファイルを構成する
    先頭ブロックが格納されているセクタを特定する情報、
    該セクタ内の前記先頭ブロックの格納位置を示すアドレ
    ス情報が含まれ、 前記ブロックには、更に、後続するブロックの存在の有
    無及びその存在するセクタを特定する情報とセクタ内の
    格納位置を示すアドレス情報、及び、実データが含まれ
    ることを特徴とする請求項第1項に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記消去要求は、外部からの指示される
    ことを特徴とする請求項第3項に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記所定のタイミングは、予め設定した
    時刻であることを特徴とする請求項第1項に記載の電子
    機器。
  5. 【請求項5】 前記ブロックに格納される無効コード
    は、有効コードを意味するビットの少なくとも1つを
    “0”にしたコードであることを特徴とする請求項第1
    項に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記電子機器はデジタルカメラであるこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 フラッシュメモリを有する電気機器の制
    御方法であって、 フラッシュメモリの消去単位のセクタを複数のブロック
    に分割し、個々のブロックが自身のデータが有効か無効
    かを示すコード情報を格納する領域を有し、前記ブロッ
    クを1つ或いは複数個で1つのファイルを管理するた
    め、前記ファイルの管理情報を有する管理工程と、 前記フラッシュメモリに格納されているファイルを消去
    要求があったとき、当該ファイルを構成する各ブロック
    中の前記領域に無効コードを書き込む消去工程と、 所定のタイミングになったとき、セクタ単位に、当該セ
    クタ中の無効コードが格納されたブロック群を除く有効
    ブロック群を、当該有効ブロックの格納アドレスの相対
    位置を保持したまま所定の揮発性メモリに転送する転送
    工程と、 該転送工程による転送を行った後、前記フラッシュメモ
    リにおける注目セクタを消去する消去工程と、 消去したセクタ内に、前記不揮発性メモリに転送した有
    効ブロック群を、当該有効ブロックの格納アドレスの相
    対位置を保持したまま書き込む書き込み工程とを有する
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータが読み込み実行すること
    で、フラッシュメモリを有する電気機器として機能する
    プログラムコードを格納した記憶媒体であって、 フラッシュメモリの消去単位のセクタを複数のブロック
    に分割し、個々のブロックが自身のデータが有効か無効
    かを示すコード情報を格納する領域を有し、前記ブロッ
    クを1つ或いは複数個で1つのファイルを管理するた
    め、前記ファイルの管理情報を有する管理手段と、 前記フラッシュメモリに格納されているファイルを消去
    要求があったとき、当該ファイルを構成する各ブロック
    中の前記領域に無効コードを書き込む消去手段と、 所定のタイミングになったとき、セクタ単位に、当該セ
    クタ中の無効コードが格納されたブロック群を除く有効
    ブロック群を、当該有効ブロックの格納アドレスの相対
    位置を保持したまま所定の揮発性メモリに転送する転送
    手段と、 該転送手段による転送を行った後、前記フラッシュメモ
    リにおける注目セクタを消去する消去手段と、 消去したセクタ内に、前記不揮発性メモリに転送した有
    効ブロック群を、当該有効ブロックの格納アドレスの相
    対位置を保持したまま書き込む書き込み手段として機能
    するプログラムコードを格納した記憶媒体。
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