JPH09161491A - フラッシュメモリ制御方法及びフラッシュメモリ制御ユニット - Google Patents

フラッシュメモリ制御方法及びフラッシュメモリ制御ユニット

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JPH09161491A
JPH09161491A JP31524495A JP31524495A JPH09161491A JP H09161491 A JPH09161491 A JP H09161491A JP 31524495 A JP31524495 A JP 31524495A JP 31524495 A JP31524495 A JP 31524495A JP H09161491 A JPH09161491 A JP H09161491A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、フラッシュメモリ制御方法及びフ
ラッシュメモリ制御ユニットに関し、現用ブロックの消
去と変更データの交代ブロックへの書込とを並行して行
い、フラッシュメモリ更新処理の高速化を図ることを目
的とする。 【解決手段】 論理ブロックアドレスでアドレス変換テ
ーブルから現用ブロックアドレスを読出し、現用ブロッ
クの次から現用ブロックまでアドレスを一巡させて空き
ブロック管理テーブルを検索し、使用中フラグが未使用
を示しているブロックを交代ブロックとして現用ブロッ
クの変更データを除く領域を交代ブロックにコピーし、
交代ブロックが現用ブロックと異なる素子中に存在する
場合には変更データの交代ブロックへの書込みとテーブ
ルの更新とを現用ブロックの消去と同時に行い、交代ブ
ロックが現用ブロックと同一素子中に存在する場合には
テーブルの更新と現用ブロックの消去とを同時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のフラッシュ
メモリ素子で構成されるフラッシュメモリユニットに格
納されているデータの変更を制御するフラッシュメモリ
制御方法及びフラッシュメモリ制御ユニットに関する。
【0002】データ処理を行う本体装置は、高速でデー
タを処理する中央処理装置と、処理に必要なデータを中
央処理装置に供給し、また中央処理装置から出力される
処理結果を保持する主記憶装置から構成される。
【0003】主記憶装置は中央処理装置の処理速度に追
随して動作する必要があるため、一般的に動作速度が速
く任意のアドレスで読み書き出来る比較的安価なダイナ
ミックメモリ素子(以下、「DRAM」と略す)や高価
ではあるがリフレッシュ処理が不要なスタティックメモ
リ素子(以下、「SRAM」と略す)等のランダムアク
セスメモリ素子(以下、「RAM」と略す)を用いて構
成される。
【0004】これらのRAMは電源の供給が途絶えると
保持するデータを喪失する揮発性の記憶素子であるた
め、保存する必要があるデータは磁気ディスクや磁気テ
ープ等の非揮発性の記憶媒体に保存し格納している。
【0005】しかしながら、これらの記憶媒体に記録す
るためには振動に弱い、機械的に動作する駆動装置が必
要なため、振動のある環境下では非揮発性のフラッシュ
メモリ素子を用いたフラッシュメモリユニットが補助記
憶媒体として用いられる。
【0006】ところが、フラッシュメモリ素子はデータ
を書き込む前に、素子毎に決められたブロック(例え
ば、64KByte )の単位で、一旦書き込まれているデー
タを消去する必要があり、消去に要する所要時間が長く
(例えば、0.3s)、データの読出し時間(例えば、
200ns)に比して書込時間が長い(例えば、6μ
s)という特徴があるため書込方法の効率化が必要であ
る。
【0007】
【従来の技術】図10はアドレス変換テーブルの構成図
であり、図11はレジスタ及びカウンタの構成図であ
り、図12は従来例の構成図であり、図13は従来例の
空きブロック管理テーブルの構成図であり、図14は従
来例のフローチャート図(その1)であり、図15は従
来例のフローチャート図(その2)であり、図16は従
来例のフローチャート図(その3)であり、図17は従
来例のフローチャート図(その4)である。
【0008】図12の従来例の構成図において、1はメ
モリ制御ユニットであり、2は本体装置であり、3はフ
ラッシュメモリユニットであって、メモリ制御ユニット
1と本体装置2とはアドレス線91及び制御線93を介
して接続され、本体装置2とフラッシュメモリユニット
3とはデータ線95を介して接続され、メモリ制御ユニ
ット1とフラッシュメモリユニット3とはアドレス線9
2及び制御線94を介して接続される。
【0009】メモリ制御ユニット1は、論理アドレスレ
ジスタ40と、物理アドレスレジスタ50と、変更前ア
ドレスレジスタ51と、変更先アドレスレジスタ52
と、アドレス変換テーブル60と、空きブロック管理テ
ーブル70’と、制御回路80と、データ長カウンタ8
1とから構成され、本体装置2に指示されてフラッシュ
メモリユニット3と本体装置2の間のデータ転送を制御
するユニットである。
【0010】本体装置2は、図示されないプロセッサ及
び主記憶回路から構成され、フラッシュメモリユニット
3の領域の先頭アドレスを示す論理アドレスとデータの
転送量を示すデータ長とを指定して、図示されない主記
憶回路とフラッシュメモリユニット3の間のデータ転送
をメモリ制御ユニット1に指示する装置である。
【0011】フラッシュメモリユニット3は、複数のフ
ラッシュメモリ素子で構成され、メモリ制御ユニット1
に制御されて本体装置1から転送されたデータが格納さ
れ、格納されているデータが本体装置1に送出されるユ
ニットであって、本例ではフラッシュメモリ素子31〜
3nのN個の素子から構成されている。
【0012】論理アドレスレジスタ40は、アドレス線
91を介して本体装置2に接続され、アドレス線45を
介してアドレス変換テーブル60に接続され、アドレス
線46を介して物理アドレスレジスタ50に接続され、
図示されない制御線を介して制御回路80に接続され、
本体装置2から送出された論理アドレス(アドレス変換
テーブル60の領域を指定するための論理ブロックアド
レスと、ブロック内のワードアドレスとを図11に示さ
れる如く結合したアドレス)が保持されるレジスタであ
る。
【0013】物理アドレスレジスタ50は、アドレス線
54を介して変更前アドレスレジスタ51と変更先アド
レスレジスタ52とに接続され、アドレス線46を介し
て論理アドレスレジスタ40に接続され、図示されない
制御線を介して制御回路80に接続され、物理アドレス
(フラッシュメモリユニット3の領域を指定するための
物理ブロックアドレスと、ブロック内のワードアドレス
とを図11に示される如く結合したアドレスであって、
ワードアドレスは論理アドレスと物理アドレスとで共
通)を保持されるレジスタである。
【0014】変更前アドレスレジスタ51は、アドレス
線51を介してアドレス変換テーブル60と接続され、
アドレス線54を介して物理アドレスレジスタ50と接
続され、図示されない制御線を介して制御回路80に接
続され、フラッシュメモリユニットの、現用ブロック
(変更前データの格納されているブロック)の物理ブロ
ックアドレスが保持されるレジスタである。
【0015】変更先アドレスレジスタ52は、アドレス
線54を介して物理アドレスレジスタ50と接続され、
図示されない制御線を介して制御回路80に接続され、
フラッシュメモリユニットの、交代ブロック(変更後デ
ータの格納されるブロック)の物理ブロックアドレスが
保持されるレジスタである。
【0016】アドレス変換テーブル60は、アドレス線
45を介して論理アドレスレジスタ40の論理ブロック
アドレス部に接続され、アドレス線65を介して変更前
アドレスレジスタ51に接続され、図示されない制御線
を介して制御回路80に接続され、図10に示される如
く論理ブロックアドレスで指定される領域に物理ブロッ
クアドレスが格納されているテーブルである。
【0017】空きブロック管理テーブル70’は、図示
されない制御線を介して制御回路80に接続され、図1
3に示される如く物理ブロックアドレスで指定される領
域に使用表示フラグ(フラッシュメモリユニット3の、
前記物理ブロックアドレスで指定されるブロックが使用
中の場合には‘1’を、初期状態及び使用中で無い場合
には‘0’を表示するフラグ)と、消去済フラグ(フラ
ッシュメモリユニット3の、前記物理ブロックアドレス
で指定されるブロックが初期状態及び消去済、即ち、消
去することなく書込み可能な場合には‘1’を、消去さ
れておらず書込みの前に消去が必要な場合には‘0’を
表示するフラグ)とが保持されているテーブルである。
【0018】データ長カウンタ81は、制御線93を介
して本体装置2と接続され、図示されない制御線を介し
て制御回路80に接続され、本体装置2から送出された
データ長(本体装置2とフラッシュメモリユニット3の
間の転送データ量)が保持され、本体装置2とフラッシ
ュメモリユニット3の間でデータ転送が行われる際、転
送量を計数するカウンタである。
【0019】制御回路80は、制御線93を介して本体
装置2と接続され、制御線94を介してフラッシュメモ
リユニット3と接続され、図示されない制御線を介して
論理アドレスレジスタ40と物理アドレスレジスタ50
と変更前アドレスレジスタ51と変更先アドレスレジス
タ52とアドレス変換テーブル60と空きブロック管理
テーブル70’と、データ長カウンタ81とに接続さ
れ、フラッシュメモリユニット3と本体装置2の間のデ
ータ転送を制御する回路である。
【0020】従来例について、図10〜図17を参照し
ながら説明する。尚、以下の説明において、同一部分ま
たは相当部分については同一符号を付す。最初に、本体
装置2から変更データの格納先領域の先頭を示す論理ア
ドレスと、変更データのデータ長と、変更を指示する指
示語とがメモリ制御ユニット1に送出され、論理アドレ
スは論理アドレスレジスタ40に、データ長はデータ長
カウンタ81に、指示語は制御回路80に設定され、ス
テップS2に進む。(ステップS1) 制御回路80により、論理アドレスレジスタ40の論理
ブロックアドレス部がアドレス変換テーブル60に入力
され、現用ブロックの物理ブロックアドレスが出力され
て変更前アドレスレジスタ51に設定され、ステップS
3に進む。(ステップS2) 制御回路80により、空きブロック管理テーブル70の
使用表示フラグが‘0’の領域が1ブロックづつ検索さ
れ、検索中のブロックを示す物理ブロックアドレスが検
索の都度変更先アドレスレジスタ52に設定される。未
使用のブロックが検出されない場合、即ち交代ブロック
が無い場合には現用ブロックに保持されているデータを
書き替えるためにステップS28に進み、未使用のブロ
ックが検出された場合、即ち交代ブロックが有る場合に
は変更先アドレスレジスタ52に設定されたアドレスが
交代ブロックの物理ブロックアドレスとされ、現用ブロ
ックのデータを、変更対象領域にあるデータのみ変更デ
ータに置き換えて、交代ブロックにコピー(異なるブロ
ックの間で、ワードアドレスが同一の領域に保持される
データが同一のデータとなる様に転送する)するために
ステップS6に進む。(ステップS3〜S5) 制御回路80により、消去済フラグがチェックされ、
‘0’即ち、交代ブロックが消去されていない場合には
消去のためステップS25に進み、‘1’即ち、交代ブ
ロックが消去されている場合には書込のためステップS
7に進む。(ステップS6) 制御回路80により物理アドレスレジスタ50のワード
アドレス部に0が設定される。(ステップS7) 制御回路80により、現用ブロックの変更対象領域以外
の領域のデータが交代ブロックに以下の手順でコピーさ
れる。即ち、論理アドレスレジスタ40のワードアドレ
ス部と物理アドレスレジスタ50のワードアドレス部が
一致するまで繰り返し、物理アドレスレジスタ50の物
理ブロックアドレス部に変更前アドレスレジスタ51に
保持されている現用ブロックの物理ブロックアドレスが
転送され、フラッシュメモリユニット3の物理アドレス
レジスタ50で指定される領域からデータが読み出され
ると同時に、物理アドレスレジスタ50の物理ブロック
アドレス部が変更先アドレスレジスタ52に保持されて
いる交代ブロックの物理ブロックアドレスで置き換えら
れ、フラッシュメモリユニット3の物理アドレスレジス
タ50で指定される領域に前記データが格納されて、そ
の都度、物理アドレスレジスタ50のワードアドレス部
が+1され、論理アドレスレジスタ40のワードアドレ
ス部と物理アドレスレジスタ50のワードアドレス部が
一致するとステップS13に進む。(ステップS8〜S
12) 制御回路80により、物理アドレスレジスタ50のブロ
ックアドレス部に変更先アドレスレジスタ52に保持さ
れている交代ブロックの物理ブロックアドレスが転送さ
れ、ステップS14に進む。(ステップS13) 制御回路80により、本体装置2にデータ送出が依頼さ
れ、本体装置2から送出されたデータが、フラッシュメ
モリユニット3の物理アドレスレジスタ50で指定され
た交代ブロックの変更対象領域に以下の手順で1語づつ
格納される。即ち、制御回路80により、データ長カウ
ンタ81が0になるまで繰り返して、フラッシュメモリ
ユニット3の物理アドレスレジスタ50で指定された領
域に本体装置2から送出されたデータが書込まれ、同時
に物理アドレスレジスタ50のワードアドレス部が+1
され、データ長カウンタ81が−1され、データ長カウ
ンタ81が0になるとステップS17に進む。(ステッ
プS14〜S16) 制御回路80により、物理アドレスレジスタ50のブロ
ックアドレス部に変更前アドレスレジスタ51に保持さ
れている現用ブロックの物理ブロックアドレスが転送さ
れ、ステップS18に進む。(ステップS17) 制御回路80により、変更のある部分を除いた現用ブロ
ックから交代ブロックへのデータのコピーが以下の手順
で行われる。即ち、物理アドレスレジスタ50のワード
アドレス部がブロックの最終アドレスを越して最終アド
レスの次のアドレスを示す0となるまで繰り返し、物理
アドレスレジスタ50の物理ブロックアドレス部に変更
前アドレスレジスタ51に保持されている現用ブロック
の物理ブロックアドレスが転送され、フラッシュメモリ
ユニット3の物理アドレスレジスタ50で指定される領
域からデータが読み出されると同時に、物理アドレスレ
ジスタ50の物理ブロックアドレス部が変更先アドレス
レジスタ52に保持されている交代ブロックの物理ブロ
ックアドレスで置き換えられ、フラッシュメモリユニッ
ト3の物理アドレスレジスタ50で指定される領域に前
記データが格納されて、その都度、物理アドレスレジス
タ50のワードアドレス部が+1され、物理アドレスレ
ジスタ50のワードアドレス部が0になるとステップS
22に進む。(ステップS18〜S21) 制御回路80により、空きブロック管理テーブル70’
の変更前アドレスレジタ51で指定される領域に保持さ
れる現用ブロックの使用表示フラグに‘0’が、消去済
フラグに‘0’が書き込まれ、変更先アドレスレジスタ
52で指定される領域に保持される交代ブロックの使用
表示フラグに‘1’が、消去済フラグに‘0’が書き込
まれ、アドレス変換テーブル60の論理アドレスレジス
タ40で指定される領域に変更先アドレスレジスタ52
に保持されている交代ブロックの物理ブロックアドレス
が格納され処理を終了する。(ステップS22〜S2
5) 空きブロック管理テーブル70’は、制御回路80によ
り、フラッシュメモリユニット3に対するアクセスがな
されていない時にチェックされ、消去済フラグに‘0’
が、使用表示フラグに‘0’が設定されているブロック
が選択されて、フラッシュメモリユニット3の前記ブロ
ックが消去される。
【0021】制御回路80により、物理アドレスレジス
タ50のブロックアドレス部に変更先アドレスレジスタ
52に保持されている交代ブロックの物理ブロックアド
レスが転送され、フラッシュメモリユニット3の物理ア
ドレスレジスタ50で指定されるブロックが消去され、
消去が完了するとステップS7に進む。(ステップS2
6〜S28) 制御回路80により、現用ブロックの変更対象領域以外
の領域に保持されるデータが図示されないバッファメモ
リにコピーされ、本体装置2から送出された変更データ
が、前記図示されないバッファメモリの変更対象領域に
格納され、1ブロック分のデータが揃うと、制御回路8
0により現用ブロックに対して消去が指示され、消去が
完了すると前記図示されないバッファメモリからフラッ
シュメモリユニット3の現用ブロックに1ブロック分の
データがコピーされ、処理を終了する。(ステップS2
9〜S33)
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述した様に、フラッ
シュメモリユニットの中に未使用のブロックが存在する
場合であっても、未使用のブロックが消去される前にデ
ータ転送が指示され、変更データの転送に先立ちブロッ
クの消去を行わねばならなくなる場合が生じるという問
題があった。
【0023】更に、フラッシュメモリユニットが複数の
ブロックからなるフラッシュメモリ素子で構成される場
合には、同一フラッシュメモリ素子に対して、異なるブ
ロックであっても消去と書込みを同時には出来ないた
め、前述した方法を使用できないという問題があった。
【0024】本発明は、フラッシュメモリユニットが複
数のブロックからなるフラッシュメモリ素子で構成され
る場合も含んで、フラッシュメモリユニットに対するア
クセスの頻度が上がった場合も未使用のブロックを確実
に短時間で消去し、フラッシュメモリの書換え時間を短
縮する方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、1はメモリ制御ユニットであり、
2は本体装置であり、3はフラッシュメモリユニットで
あって、メモリ制御ユニット1と本体装置2とはアドレ
ス線91及び制御線93を介して接続され、本体装置2
とフラッシュメモリユニット3とはデータ線95を介し
て接続され、メモリ制御ユニット1とフラッシュメモリ
ユニット3とはアドレス線92及び制御線94を介して
接続される。
【0026】メモリ制御ユニット1は論理アドレス保持
手段4と、物理アドレス保持手段5と、アドレス変換手
段6と、空きブロック管理手段7と、メモリ制御手段8
と、変更データ書込領域生成手段9と、ブロックアドレ
ス保持手段Aとから構成され、本体装置2の指示に基づ
き、フラッシュメモリユニット3と本体装置2の間のデ
ータ転送を制御するユニットである。
【0027】本体装置2は図示されないプロセッサ及び
主記憶回路から構成され、フラッシュメモリユニット3
から読み出したデータを処理し、処理した結果得られた
データを主記憶回路に一旦保持し、フラッシュメモリユ
ニット3の格納先領域の先頭を示す論理アドレスと、格
納するデータのデータ長とを指定してデータ転送をメモ
リ制御ユニットに指示する装置である。
【0028】フラッシュメモリユニット3は複数のフラ
ッシュメモリ素子から構成され、メモリ制御ユニット1
に制御されて本体装置2から転送されたデータを格納
し、格納しているデータを本体装置2に送出するユニッ
トであって、本例ではフラッシュメモリ素子3a〜3n
のN個の素子から構成されている。
【0029】本体装置2より送出された書換えデータ格
納先の先頭領域を示す論理アドレスが論理アドレス保持
手段4に設定され、書換えデータのデータ長と書換えを
指示する指示語とがメモリ制御手段8に設定されると、
メモリ制御手段8により論理アドレス保持手段4に保持
された論理ブロックアドレスがアドレス変換手段6に入
力され、アドレス変換手段6から出力された現用ブロッ
クを示す物理ブロックアドレスが変更前物理ブロックア
ドレスとして物理アドレス保持手段5に設定される。
【0030】次に、前記変更前物理ブロックアドレスが
ブロックアドレス保持手段Aに転送され、前記変更前物
理ブロックアドレスの素子アドレス部が+1され素子内
ブロックアドレスと結合されて空きブロック管理手段7
を検索する際のアドレスとされる。
【0031】前記アドレスを1づつ更新しながら、最終
アドレスに到達した場合には0に戻って、前記アドレス
が前記変更前物理ブロックアドレスの素子アドレス部の
示す値と一致するまで空きブロック管理手段7が検索さ
れる。
【0032】使用表示フラグが未使用を表示している領
域が読み出されると、前記領域を指定するアドレスが交
代ブロックを示す変更先物理ブロックアドレスとして物
理アドレス保持手段5に保持される。
【0033】メモリ制御手段8により、フラッシュメモ
リユニット3の変更前物理ブロックアドレスにワードア
ドレス0を付加したアドレスを先頭として、変更前物理
ブロックアドレスに論理アドレスのワードアドレス部を
付加したアドレスの直前までの領域のデータが、また、
フラッシュメモリユニット3の変更前物理ブロックアド
レスに、変更データ書込領域生成手段により論理アドレ
スのワードアドレス部にデータ長を加え更に1を加えて
生成したワードアドレスを付加したアドレスを先頭とし
て、変更前物理ブロックの最終アドレスまでの領域のデ
ータが読み出され、フラッシュメモリユニット3の変更
先物理ブロックの対応する領域にコピーされる。
【0034】変更先物理ブロックアドレスの素子アドレ
スが変更前物理ブロックアドレスの素子アドレスと異な
る場合には、メモリ制御手段により、変更前物理ブロッ
クアドレスで指定される現用ブロックに消去が指示さ
れ、同時にフラッシュメモリユニット3の変更先物理ブ
ロックの書換えデータ格納領域に本体装置2から転送さ
れたデータが格納され、更に空きブロック管理手段7に
保持されている変更前物理ブロックの使用状況を表示す
る使用表示フラグが未使用とされ、変更先物理ブロック
の使用状況を表示する使用表示フラグが使用中とされ、
アドレス変換手段6に保持されている変更前物理ブロッ
クアドレスが変更先物理ブロックアドレスと置き換えら
れて処理を終了する。
【0035】変更先物理ブロックアドレスの素子アドレ
スが変更前物理ブロックアドレスの素子アドレスと等し
い場合には、メモリ制御手段により、フラッシュメモリ
ユニット3の変更先物理ブロックの書換えデータ格納領
域に本体装置2から転送されたデータが格納され、次い
で変更前物理ブロックアドレスで指定される現用ブロッ
クに消去が指示され、同時に空きブロック管理手段7に
保持されている変更前物理ブロックの使用状況を表示す
る使用表示フラグが未使用とされ、変更先物理ブロック
の使用状況を表示する使用表示フラグが使用中とされ、
アドレス変換手段6に保持されている変更前物理ブロッ
クアドレスが変更先物理ブロックアドレスと置き換えら
れて処理を終了する。
【0036】使用表示フラグが未使用を表示している領
域が検出されない場合は、メモリ制御手段8により、フ
ラッシュメモリユニット3の現用ブロックに保持されて
いる変更対象外のデータが図示されないバッファメモリ
にコピーされ、本体装置2から転送された変更データが
図示されないバッファメモリの変更対象領域に格納され
た後、フラッシュメモリユニット3の現用ブロックに消
去が指示され、消去が終了すると、前記バッファメモリ
からフラッシュメモリユニット3の現用ブロックにデー
タがコピーされて処理を終了する。
【0037】
【発明の実施の形態】図2は本発明の第1の実施の形態
構成図であり、図3は本発明の第1の実施の形態レジス
タ及びカウンタの構成図であり、図4は本発明の第1の
実施の形態空きブロック管理テーブルの構成図であり、
図5は本発明の第1の実施の形態フローチャート図(そ
の1)であり、図6は本発明の第1の実施の形態フロー
チャート図(その2)であり、図7は本発明の第1の実
施の形態フローチャート図(その3)であり、図8は本
発明の第1の実施の形態フローチャート図(その4)で
あり、図9は本発明の第1の実施の形態フローチャート
図(その5)である。
【0038】図2において、従来例の構成図(図12)
で用いられている符号と同一の符号は従来例の構成図
(図12)で果たしているのと同一の機能を表してい
る。図2の本発明の第1の実施の形態構成図において、
1はメモリ制御ユニットであり、2は本体装置であり、
3はフラッシュメモリユニットであって、メモリ制御ユ
ニット1と本体装置2とはアドレス線91及び制御線9
3を介して接続され、本体装置2とフラッシュメモリユ
ニット3とはデータ線95を介して接続され、メモリ制
御ユニット1とフラッシュメモリユニット3とはアドレ
ス線92及び制御線94を介して接続される。
【0039】メモリ制御ユニット1は論理アドレスレジ
スタ40と、物理アドレスレジスタ50と、変更前アド
レスレジスタ51と、変更先アドレスレジスタ52と、
アドレス変換テーブル60と、空きブロック管理テーブ
ル70と、制御回路80と、データ長カウンタ81と、
素子アドレスレジスタ53と、ブロックアドレスカウン
タA0と、加算回路90とから構成され、本体装置2の
指示に基づき、フラッシュメモリユニット3と本体装置
2の間のデータ転送を制御するユニットである。
【0040】空きブロック管理テーブル70は図示され
ない制御線を介して制御回路80に接続され、図4に示
される如く物理ブロックアドレスで指定される領域に、
フラッシュメモリユニット3の前記物理ブロックアドレ
スで指定されるブロックが使用中であるか否かを表示す
る使用表示フラグが格納されているテーブルである。
【0041】加算回路90はアドレス線46を介して論
理アドレスレジスタ40と物理アドレスレジスタ50と
に接続され、データ長を示す制御線82を介してデータ
長カウンタ81と接続され、制御回路80により論理ア
ドレスレジスタ40に保持されるワードアドレス部の値
にデータ長カウンタ81に保持されるデータ長を加え、
更に+1された値を生成し、物理アドレスレジスタ50
に対して出力する回路である。
【0042】素子アドレスレジスタ53は、アドレス線
54を介して変更前アドレスレジスタ51及びブロック
アドレスカウンタA0に接続され、変更前アドレスレジ
スタに保持されるブロックアドレスの素子アドレス部が
設定されるレジスタである。
【0043】ブロックアドレスカウンタA0は、アドレ
ス線54を介して素子アドレスレジスタ53と接続さ
れ、素子内ブロックを示すビットと結合されてブロック
アドレスを表示し、制御回路80に制御されて1づつ歩
進し、フラッシュメモリユニットを構成するブロックの
最終に達した後はフラッシュメモリユニットを構成する
ブロックの先頭から歩進するカウンタである。
【0044】本発明の第1の実施例について、図2〜図
11を参照しながら説明する。最初に、本体装置2から
書換えデータの格納先領域の先頭を示す論理アドレス
と、書換えデータのデータ長と、書換えを指示する指示
語とがメモリ制御ユニット1に送出され、論理アドレス
は論理アドレスレジスタ40に、データ長はデータ長カ
ウンタ81に、指示語は制御回路80に設定され、ステ
ップS2に進む。(ステップS1) 制御回路80により、論理アドレスレジスタ40の論理
ブロックアドレス部がアドレス変換テーブルに入力さ
れ、現用ブロックの物理ブロックアドレスが出力されて
変更前アドレスレジスタ51に設定され、ステップS3
に進む。(ステップS2) 制御回路80により、変更前アドレスレジスタ51に保
持される現用ブロックの物理ブロックアドレスの中の素
子アドレスが素子アドレスレジスタ53に転送され、更
に、素子アドレスに+1されたアドレスがブロックアド
レスカウンタA0に転送され、ブロックアドレスカウン
タA0の素子内ブロックアドレスに0が設定され、ステ
ップS5に進む。(ステップS3〜S4) 制御回路80により、素子アドレスレジスタ53に保持
される素子アドレスと一致するまでブロックアドレスカ
ウンタA0が1づつ歩進され、空きブロック管理テーブ
ル70のブロックアドレスカウンタA0により指定され
る領域が検索され、使用表示フラグが‘0’のブロック
が検出される、即ち、現用ブロックと交代ブロックとが
異なる素子の中に存在する場合にはステップS8に進
み、使用表示フラグが‘0’のブロックが検出できな
い、即ち、現用ブロックと交代ブロックとが異なる素子
の中に存在しない場合にはステップS29に進む。(ス
テップS5〜S7) 制御回路80により、物理アドレスレジスタ50のワー
ドアドレス部に0が設定され、ステップS9に進む。
(ステップS8) 制御回路80により、変更のある部分を除いた現用ブロ
ックから交代ブロックへのデータのコピーが以下の手順
で行われる。即ち、論理アドレスレジスタ40のワード
アドレス部と物理アドレスレジスタ50のワードアドレ
ス部が一致するまで繰り返し、物理アドレスレジスタ5
0の物理ブロックアドレス部に変更前アドレスレジスタ
51に保持されている現用ブロックの物理ブロックアド
レスが転送され、フラッシュメモリユニット3の物理ア
ドレスレジスタ50で指定される領域からデータが読み
出されると同時に、物理アドレスレジスタ50の物理ブ
ロックアドレス部が変更先アドレスレジスタ52に保持
されている交代ブロックの物理ブロックアドレスで置き
換えられ、フラッシュメモリユニット3の物理アドレス
レジスタ50で指定される領域に前記データが格納され
て、その都度、物理アドレスレジスタ50のワードアド
レス部が+1され、論理アドレスレジスタ40のワード
アドレス部と物理アドレスレジスタ50のワードアドレ
ス部が一致するとステップS14に進む。(ステップS
9〜S13) 制御回路80により、物理アドレスレジスタ50のワー
ドアドレス部に論理アドレスレジスタのワードアドレス
部の値とデータ長カウンタ81に保持されるデータ長と
1を加えた値が設定され、ステップS15に進む。(ス
テップS14) 制御回路80により、変更のある部分を除いた現用ブロ
ックから交代ブロックへのデータのコピーが以下の手順
で行われる。即ち、物理アドレスレジスタ50のワード
アドレス部がブロックの最終アドレスを越して最終アド
レスの次のアドレスを示す‘0’となるまで繰り返し、
物理アドレスレジスタ50の物理ブロックアドレス部に
変更前アドレスレジスタ51に保持されている現用ブロ
ックの物理ブロックアドレスが転送され、フラッシュメ
モリユニット3の物理アドレスレジスタ50で指定され
る領域からデータが読み出されると同時に、物理アドレ
スレジスタ50の物理ブロックアドレス部が変更先アド
レスレジスタ52に保持されている交代ブロックの物理
ブロックアドレスで置き換えられ、フラッシュメモリユ
ニット3の物理アドレスレジスタ50で指定される領域
に前記データが格納されて、その都度、物理アドレスレ
ジスタ50のワードアドレス部が+1され、物理アドレ
スレジスタ50のワードアドレス部が‘0’になるとス
テップS19に進む。(ステップS15〜S18) 制御回路80により、ブロックアドレスカウンタA0の
上位の素子アドレス部が素子アドレスレジスタ53の値
と一致するか否かチェックされ、一致する場合には交代
ブロックが現用ブロックと同一素子内にあるためステッ
プS32に進み、異なる場合には交代ブロックが異なる
素子内にあるためステップS20に進む。(ステップS
19) 制御回路80により、物理アドレスレジスタ50で指定
されるフラッシュメモリユニットの領域に対し消去が指
示されると同時に、空きブロック管理テーブル70の変
更前アドレスレジスタ51により指定される現用ブロッ
クの状況を表示する使用表示フラグに未使用を示す
‘0’が設定され、変更先アドレスレジスタ52により
指定される交代ブロックの状況を表示する使用表示フラ
グに使用中を示す‘1’が設定され、アドレス変換テー
ブル60の論理アドレスレジスタ40で指定される領域
に変更先物理ブロックアドレスが設定され、ステップS
25に進む。(ステップS20〜S24) 制御回路80により本体装置2にデータ送出が依頼さ
れ、本体装置2から送出されたデータが、フラッシュメ
モリユニット3の物理アドレスレジスタ50で指定され
た交代ブロックの変更データ格納領域に以下の手順で1
語づつ格納される。即ち、制御回路80により、データ
長カウンタ81が0になるまで繰り返して、フラッシュ
メモリユニット3の物理アドレスレジスタ50で指定さ
れた領域に本体装置2から送出されたデータが書込ま
れ、同時に物理アドレスレジスタ50のワードアドレス
部が+1され、データ長カウンタ81がマイナス1さ
れ、データ長カウンタ81が0になるとステップS28
に進む。(ステップS25〜S27) 制御回路80により、フラッシュメモリユニット3の消
去完了が確認され、処理を終了する。(ステップS2
8) 制御回路80により、素子アドレスレジスタ53に保持
される素子アドレスに1加えた値と一致するまでブロッ
クアドレスカウンタA0が1づつ歩進され、空きブロッ
ク管理テーブル70のブロックアドレスカウンタA0に
より指定される領域が検索され、使用表示フラグが
‘0’のブロックが検出される、即ち、交代ブロックが
同一素子の中に存在する場合にはステップS8に進み、
使用表示フラグが‘0’のブロックが検出できない、即
ち、交代ブロックが存在しない場合にはステップS41
に進む。(ステップS29〜S31) 制御回路80により、物理アドレスレジスタの物理ブロ
ックアドレス部に変更先アドレスレジスタ52の値が、
ワードアドレス部に論理アドレスレジスタのワードアド
レス部のデータが設定され、ステップS33に進む。
(ステップS32) 制御回路80により本体装置2にデータ送出が依頼さ
れ、本体装置2から送出されたデータが、フラッシュメ
モリユニット3の物理アドレスレジスタ50で指定され
た交代ブロックの変更データ格納領域に以下の手順で1
語づつ格納される。即ち、制御回路80により、データ
長カウンタ81が0になるまで繰り返して、フラッシュ
メモリユニット3の物理アドレスレジスタ50で指定さ
れた領域に本体装置2から送出されたデータが書込ま
れ、同時に物理アドレスレジスタ50のワードアドレス
部が+1され、データ長カウンタ81がマイナス1さ
れ、データ長カウンタ81が0になるとステップS36
に進む。(ステップS33〜S35) 制御回路80により、物理アドレスレジスタ50のブロ
ックアドレス部に変更前アドレスレジスタ51に保持さ
れている現用ブロックの物理アドレスが転送され、ステ
ップS37に進む。(ステップS36) 制御回路80により、物理アドレスレジスタ50で指定
されるフラッシュメモリユニットの領域に対し消去が指
示されると同時に、空きブロック管理テーブルの変更前
アドレスレジスタ51により指定される現用ブロックの
状況を表示する使用表示フラグに未使用を示す‘0’が
設定され、変更先アドレスレジスタ52により指定さ
れる交代ブロックの状況を表示する使用表示フラグに使
用中を示す‘1’が設定され、アドレス変換テーブル6
0の論理アドレスレジスタ40で指定される領域に変更
先物理ブロックアドレスが設定され、ステップS28に
進む。(ステップS37〜S40) 制御回路80により、変更のある部分を除いた現用ブロ
ックから図示されないバッファメモリへのデータのコピ
ーが行われ、本体装置2から送出されたデータが、前記
図示されないバッファメモリの変更データ格納領域に格
納される。
【0045】1ブロック分のデータが揃うと、制御回路
80により現用ブロックに対して消去が指示され、消去
が完了すると前記図示されないバッファメモリからフラ
ッシュメモリユニット3の現用ブロックに1ブロック分
のデータがコピーされ、処理を終了する。(ステップS
41〜S45)
【0046】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれは交代
ブロックが現用ブロックと異なる素子の中にある場合に
は、現用ブロックの消去と、交代ブロックへの変更デー
タの書込み,アドレス変換テーブル及び空きブロック管
理テーブルの更新を同時に処理することが出来、交代ブ
ロックと現用ブロックが同一の素子の中にある場合には
現用ブロックの消去とアドレス変換テーブル及び空きブ
ロック管理テーブルの更新を同時に処理することが出来
るため、フラッシュメモリユニットの書替えが短時間と
なり、また、書替え終了後には確実に消去済の交代ブロ
ックが容易出来るという工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の第1の実施の形態構成図
【図3】 本発明の第1の実施の形態レジスタ及びカウ
ンタの構成図
【図4】 本発明の第1の実施の形態空きブロック管理
テーブルの構成図
【図5】 本発明の第1の実施の形態フローチャート図
(その1)
【図6】 本発明の第1の実施の形態フローチャート図
(その2)
【図7】 本発明の第1の実施の形態フローチャート図
(その3)
【図8】 本発明の第1の実施の形態フローチャート図
(その4)
【図9】 本発明の第1の実施の形態フローチャート図
(その5)
【図10】 アドレス変換テーブルの構成図
【図11】 レジスタ及びカウンタの構成図
【図12】 従来例の構成図
【図13】 従来例の空きブロック管理テーブルの構成
【図14】 従来例のフローチャート図(その1)
【図15】 従来例のフローチャート図(その2)
【図16】 従来例のフローチャート図(その3)
【図17】 従来例のフローチャート図(その4)
【符号の説明】
1 メモリ制御ユニット 2 本体装置 3 フラッシュメモリユニット 4 論理アドレス保持手段 5 物理アドレス保持手段 6 アドレス変換手段 7 空きブロック管理手段 8 メモリ制御手段 9 変更データ書込領域生成手段 40 論理アドレスレジスタ 50 物理アドレスレジスタ 51 変更前アドレスレジスタ 52 変更先アドレスレジスタ 53 素子アドレスレジスタ 60 アドレス変換テーブル 70,70’ 空きブロック管理テーブル 80 制御回路 81 データ長カウンタ 90 加算回路 A0 ブロックアドレスカウンタ 31,3n フラッシュメモリ素子 91,92,45,46,54,55,65 アドレス
線 93,94,82 制御線 95 データ線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフラッシュメモリ素子から構成さ
    れるフラッシュメモリユニットに対するデータ転送の転
    送領域が、前記転送領域の先頭を示す論理アドレスと転
    送データ量を示すデータ長で指定され、該論理アドレス
    がアドレス変換されて得られる物理アドレスでフラッシ
    ュメモリユニットの読出しと書込みが制御されるフラッ
    シュメモリ制御方法であって、 論理アドレスで指定される物理アドレスを持つ、変更前
    のデータが保持される現用ブロックとは異なるブロック
    を交代ブロックとし、現用ブロックの変更対象領域以外
    の領域に保持されているデータを交代ブロックにコピー
    し、次に現用ブロックの消去を指示すると同時に変更デ
    ータを交代ブロックの変更対象領域に転送し、論理アド
    レスで指定されるブロックの物理アドレスを交代ブロッ
    クの物理アドレスに置き換えることを特徴とするフラッ
    シュメモリ制御方法。
  2. 【請求項2】 現用ブロックの先頭アドレスと変更対象
    領域の先頭アドレスの直前のアドレスにより指定される
    領域のデータを交代ブロックにコピーし、 物理アドレスとデータ長とから生成された変更対象領域
    の最終アドレスの直後のアドレスと現用ブロックの最終
    アドレスにより指定される領域のデータを交代ブロック
    にコピーし、 物理アドレスのブロックアドレス部を現用ブロックを示
    すブロックアドレスから交代ブロックのブロックアドレ
    スに置き換えたアドレスを先頭アドレスとし、データ長
    で指定される転送量の変更データを交代ブロックに格納
    することを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモ
    リ制御方法。
  3. 【請求項3】 物理アドレスのブロックアドレス部をフ
    ラッシュメモリ素子を示す素子アドレスと素子内ブロッ
    クアドレスとに区分し、 現用ブロックと異なる素子アドレスの範囲を対象として
    交代ブロックを検索し、前記範囲で交代ブロックが検出
    出来ない場合に同一素子アドレスの範囲を対象として交
    代ブロックを検索することを特徴とする、請求項1に記
    載のフラッシュメモリ制御方法。
  4. 【請求項4】 論理アドレス保持手段と物理アドレス保
    持手段と空きブロック管理手段とアドレス変換手段とメ
    モリ制御手段とから構成され、論理アドレス保持手段に
    保持される論理アドレスからアドレス変換手段により物
    理アドレスを生成して物理アドレス保持手段に保持し、
    データ長で指定されるデータの転送量をメモリ制御手段
    に保持し、該物理アドレスを現用ブロックのアドレスと
    して空きブロック管理手段により交代ブロックのアドレ
    スを検索し、現用ブロックのアドレスと交代ブロックの
    アドレスとデータ長とで複数のフラッシュメモリ素子で
    構成されるフラッシュメモリユニットに対するデータ転
    送を制御するフラッシュメモリ制御ユニットであって、 変更データ書込領域生成手段を有して論理アドレスのワ
    ードアドレス部とデータ長とから変更データ格納領域の
    最終ワードアドレスの直後のアドレスを生成し、現用ブ
    ロックのアドレスのワードアドレス部と置換したアドレ
    スと交代ブロックのアドレスのワードアドレス部と置換
    したアドレスとを生成し、 現用ブロックの変更対象領域以外の領域に保持されてい
    るデータを交代ブロックにコピーし、しかるのちに変更
    データを交代ブロックの変更対象領域に転送することを
    特徴とするフラッシュメモリ制御ユニット。
  5. 【請求項5】 物理アドレスのブロックアドレス部と、
    前記ブロックアドレス部の中のフラッシュメモリ素子を
    示す素子アドレスとを保持するブロックアドレス保持手
    段を有し、 現用ブロックと異なる素子アドレスの範囲を対象として
    交代ブロックを検索し、前記範囲で交代ブロックが検出
    出来ない場合に同一素子アドレスの範囲を対象として交
    代ブロックを検索することを特徴とする、請求項4に記
    載のフラッシュメモリ制御ユニット。
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