JP2000075770A - 電子写真感光体の保護カバー及びプロセスカートリッジ - Google Patents

電子写真感光体の保護カバー及びプロセスカートリッジ

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JP2000075770A
JP2000075770A JP10260920A JP26092098A JP2000075770A JP 2000075770 A JP2000075770 A JP 2000075770A JP 10260920 A JP10260920 A JP 10260920A JP 26092098 A JP26092098 A JP 26092098A JP 2000075770 A JP2000075770 A JP 2000075770A
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protective cover
electrophotographic
process cartridge
photosensitive member
electrophotographic photosensitive
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JP10260920A
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English (en)
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Tomonori Mori
友紀 森
Hisayoshi Kojima
久義 小嶋
Kazunari Murayama
一成 村山
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大径長尺ドラムの保護カバーを湾曲し、係止す
ることで一部品で提供する。カバーの係止をパッチン爪
で行い分解可能とし、使用後のユーザーの取り扱いを容
易にする。また、カバー先端部による感光体の損傷を防
止する。 【解決手段】 一体的に成形した保護カバー60の長手
に渡って折り曲げ可能な可撓部61を設ける。保護カバ
ー60を湾曲し、係止する。係止する段差を本体挿入方
向後端に配置する。保護カバーの係止部62,63が係
止解除可能である。また、係止部62,63を設けた側
とは長手反対端のカバー部60a,60b内側に感光体
ドラム15が接触しても感光体ドラム15が傷つかない
緩衝部材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式ある
いは静電記録方式の画像形成装置のプロセスカートリッ
ジに用いられる電子写真感光体の保護カバー及びプロセ
スカートリッジに関する。
【0002】なお、前述プロセスカートリッジとは、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするも
のである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段
の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカート
リッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とす
るものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成
装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0003】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、帯電器に
よって一様に帯電された感光体に選択的な露光をして潜
像を形成し、現像器によって前記潜像を現像剤で顕像化
するとともに該現像剤による像を記録媒体に転写して画
像記録を行う。そして転写後に感光体に残留した現像剤
はクリーニングブレードで除去するとともにクリーニン
グ容器内に現像剤を貯留し表面がきれいな感光体によっ
て次の画像形成を行うようにしている。
【0004】近年では前記感光体、帯電器、現像器、ク
リーニング部材、現像剤ボックス等を一体構造にまとめ
てカートリッジ化したプロセスカートリッジとすること
により、ユーザーが前記プロセスカートリッジを装置本
体に装填することによって、感光体等の部品交換を可能
としメンテナンスを容易にしたものが実用化されてい
る。更に感光体の寿命が延びプリント可能枚数が増える
と、供給能力に制限の生じる現像器を独立なユニットと
し、現像カートリッジと感光体、帯電器、クリーニング
部材を一体としたプロセスカートリッジとに分け、前述
のプロセスカートリッジと同様に装置本体への装着とメ
ンテナンスを容易にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高寿命カラーレーザプ
リンタLBPは4色のトナーを現像し、一括して紙に転
写するために、中間転写体を用いて行う場合がある。こ
の場合感光体には現像手段と中間転写体を当接するた
め、感光体周方向を大きく開放する必要があった。その
ため、感光体の外径を大きくすることで感光体開放面を
大きくしている。しかし、開口部が多い感光体を有する
プロセスカートリッジは感光体の外径が大きいことと開
放角度が大きいことの2つの理由により、プロセスカー
トリッジには保護カバーを持たず、ユーザーに注意して
扱うように指示している場合が多い。しかし保護カバー
がない場合、ユーザーがプロセスカートリッジを装着す
る際に、誤って感光体を装置本体等に接触し傷つける可
能性があった。
【0006】そこで、本発明は、交換可能な大型化した
プロセスカートリッジを安定して着脱できる電子写真感
光体の保護カバーを提供することを目的とする。また、
この保護カバーを用いるプロセスカートリッジを提供す
ることを目的とする。
【0007】また、大型化したドラムカートリッジの保
護カバーは容積が大きくなり感光体に装着した後に、保
管等に扱いにくいという欠点があった。そこで、本発明
ではドラムカートリッジから取り外し後でも、保護カバ
ーが扱いやすくする構成を提供することを目的とする。
【0008】本発明の他の目的は取り付けと取り外しの
際に、感光体を傷つけない保護カバー及び該保護カバー
を着脱されるプロセスカートリッジを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0010】本出願に係る第1の発明は画像形成装置本
体に着脱可能で、電子写真感光体と、電子写真感光体に
作用するプロセス手段を有するプロセスカートリッジの
前記電子写真感光体の露出部を保護するためにプロセス
カートリッジに着脱される保護カバーにおいて、着脱状
態で電子写真感光体に沿う長手方向と同方向の可撓部と
前記可撓部でつらなり可撓部の両側に配設され装着状態
で電子写真感光体を覆うカバー部と、結合することによ
り、前記カバー部が電子写真感光体に沿って電子写真感
光体を覆うことを可能とする係脱可能な係止部材と、を
有することを特徴とする電子写真感光体の保護カバーで
ある。
【0011】本出願に係る第11の発明は画像形成装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、 a.電子写真感光体と、 b.前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 c.着脱状態で前記電子写真感光体に沿う長手方向の可
撓部と、前記可撓部でつらなり可撓部の両側に配設され
装着状態で電子写真感光体を覆うカバー部と、結合する
ことにより、前記カバー部が電子写真感光体に沿って電
子写真感光体を覆うことを可能とする係脱可能な係止部
材と、を有する電子写真感光体の保護カバーを取り外し
可能に装着する装着部と、を有することを特徴とするプ
ロセスカートリッジである。
【0012】本出願に係る第12の発明は画像形成装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、 a.電子写真感光体と、 b.前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と c.前記電子写真感光体の一端側から電子写真感光体に
沿ってプロセスカートリッジに着脱可能で、装着方向先
端部の電子写真感光体に面する側の面に緩衝部材を有す
る電子写真感光体の保護カバーを取り外し可能に装着す
る装着部と、を有することを特徴とするプロセスカート
リッジである。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下図面に基づ
き本発明の実施の形態について説明する。
【0014】実施の形態の説明で長手方向とは記録媒体
の搬送方向に直角で且つ記録媒体の表面に直角な方向を
いう。また、プロセスカートリッジ単体における長手方
向とは感光体ドラムの軸心方向をいい、プロセスカート
リッジを画像形成装置本体に装着した状態では上記2つ
の長手方向は一致する。
【0015】〔電子写真画像形成装置の全体の説明〕ま
ずカラー電子写真画像形成装置の全体構成について、図
1を参照して概略説明する。
【0016】図1はカラー電子写真画像形成装置の一形
態であるレーザープリンターの全体構成説明図である。
【0017】カラーレーザープリンターは図1に示すよ
うに、一定速度で回転する像担持体たる感光体ドラム1
5と固定の黒現像器21Bと感光体ドラム15に対して
割り出し回転可能な3つのカラー現像器20Y,20
M,20Cとからなる画像形成部と画像形成部で現像さ
れ多重転写されたカラー画像を保持し給送部から給送さ
れた転写材2に更に転写する中間転写体9とを有する。
カラー画像を転写された転写材2をついで定着部25へ
搬送してカラー画像を転写材2に定着し、排出ローラー
34,35,36によって装置上面の排出部37へ排出
するものである。尚上記割り出し回転可能なカラー現像
器20Y,20M,20Cおよび固定の黒現像器21B
は電子写真画像形成装置本体18に対して個別に着脱可
能に構成されている。
【0018】次に上記電子写真画像形成装置の各部の構
成について順次詳細に説明する。
【0019】〔プロセスカートリッジ〕プロセスカート
リッジ13は感光体ドラム15、クリーニングブレード
16、一次帯電手段17、と感光体ドラム15のホルダ
ーを兼ねるクリーニング容器14とを一体的に構成さ
れ、このプロセスカートリッジ13は電子写真画像形成
装置本体18に対して着脱自在に支持され、感光体ドラ
ム15の寿命に合わせて容易にプロセスカートリッジ1
3毎交換可能であるよう構成されている。本実施の形態
に係る感光体ドラム15はアルミシリンダーの外側に有
機光導電体層を塗布して構成し、感光体ドラム15のホ
ルダーを兼ねるクリーニング容器14に回転自在に支持
されている。クリーニング容器14内において感光体ド
ラム15の周上には、クリーニングブレード16、一次
帯電手段17が配置され、感光体ドラム15は部分的に
クリーニング容器14外へ露出している。また図示感光
体ドラム15の後方の一方端に図示しない駆動モーター
の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム15を画
像形成動作に応じて図示反時計回りに回転させるように
している。
【0020】〔帯電手段〕上記プロセスカートリッジ1
3に備える一次帯電手段17は接触帯電方法を用いたも
のであり、導電性ローラーを感光体ドラム15に当接さ
せ、この導電性ローラーに電圧を印加することによって
感光体ドラム15の表面を一様に帯電させるものであ
る。
【0021】なお、前述プロセスカートリッジとは、プ
ロセス手段としての帯電手段、クリーニング手段現像手
段の少なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成
装置本体に対して着脱可能とするものである。したがっ
て、以下説明する本実施の形態ではプロセス手段として
の帯電手段、クリーニング手段と電子写真感光体とを一
体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に
着脱可能とする例を示したが、さらにプロセス手段とし
ての現像手段を加えて、これらを一体的にカートリッジ
化しても良い。
【0022】〔露光手段〕感光体ドラム15への露光は
スキャナー部30から行われる。即ち画像信号がレーザ
ーダイオードに与えられると、このレーザーダイオード
は画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー31へ照
射する。このポリゴンミラー31はスキャナーモーター
によって高速回転し、ポリゴンミラー31で反射した画
像光が結像レンズ32及び反射ミラー33を介して一定
速度で回転する感光体ドラム15の表面を選択的に露光
しその結果感光体ドラム15上に静電潜像を形成する。
【0023】〔現像手段〕現像手段20,21は、上記
静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、
シアン、黒の各色現像を可能とする3個の現像器20
Y,20M,20Cと1個の黒現像器21Bから構成さ
れる。現像手段20についてはさらに詳細な説明が後述
される。
【0024】現像手段21の黒現像器21Bは固定現像
器であり、感光体ドラム15に対向した位置に現像剤担
持体として現像ローラー21BSが感光体ドラム15に
対し微小間隔をもって配置され、感光体ドラム15に黒
トナーによるトナー像を形成する。
【0025】黒現像器21Bは容器内のトナーを送り機
構21BTによって送り込み、現像ローラー21BSの
外周に圧接された現像ブレード21BBによって図1に
おいて時計方向に回転する現像ローラー21BSの外周
にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦
帯電)する。また現像ローラー21BSに現像バイアス
を印加することにより、感光体ドラム15へトナーを供
給して、感光体ドラム15の静電潜像に対応してトナー
現像を行うものである。
【0026】〔画像形成動作〕次に上記のように構成さ
れた装置によってトナー画像形成を行う場合の動作につ
いて説明する。
【0027】まず図1に示す給紙ローラー3を回転して
給紙カセット1内の転写材2を一枚分離し、レジストロ
ーラー8へと搬送する。
【0028】一方感光体ドラム15と中間転写体9とが
各々同外周速度で図示矢印方向へ駆動回転する。
【0029】現像手段20は3個の現像器20Y,20
M,20Cは、センター軸22を中心として120度角
及び中間点に割り出し回転する現像ロータリー23に夫
々着脱可能に保持され、画像形成に際しては各現像器が
現像ロータリー23に保持された状態でセンター軸22
を中心に回転移動し、所定の現像器が、感光体ドラム1
5に対向した位置に止り、更に現像ローラー20YS,
(図面には符号を付していないが現像器20M,20C
の夫々の現像ローラー20MS,20CS)が感光体ド
ラム15に対して微小間隔(300μm程度)をもって
対向するように位置決めされた後、感光体ドラム15の
静電潜像に対応して可視像を形成する。カラー画像形成
時には中間転写体9の1回転毎に現像ロータリー23が
回転しイエロー現像器20Y、マゼンタ現像器20M、
シアン現像器20C、次いで黒現像器21Bの順で現像
工程がなされる。
【0030】現像器20Y,20M,20Cは夫々感光
体ドラム15にトナーを付与するための現像ローラー
と、トナー容器からトナーを現像剤ローラーへ送り出す
塗布ローラーと、現像ローラー上のトナー層厚を一定に
するための現像ブレードと、トナーを収容したトナー容
器を枠体で一体のカートリッジ化して現像ロータリー2
3に着脱可能な現像カートリッジとなっている。
【0031】図1ではイエロー現像器20Yがプロセス
カートリッジ13に対向した位置に位置決めを静止して
いる状態を示している。イエロー現像器20Yはトナー
容器内のトナー送り機構20YTによって塗布ローラー
20YRへ送り込み、時計方向に回転する塗布ローラー
20YR及び現像ローラー20YSの外周に圧接された
現像ブレード20YBによって時計方向に回転する現像
ローラー20YSの外周にトナーを薄層塗布し、且つト
ナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。潜像が形成された
感光体ドラム15と対向した現像ローラー20YSに現
像バイアスを印加することにより、潜像に応じて感光体
ドラム15上にトナー現像を行うものである。マゼンタ
現像器20M、シアン現像器20Cについても上記同様
なメカニズムでトナー現像が行われる。
【0032】また現像器20Y,20M,20Cの各現
像ローラーは各現像器20Y,20M,20Cが現像位
置に割り出し回転して移動されたとき電子写真画像形成
装置本体18に設けられた各色現像用高電圧電源及び駆
動と接続されており、各色現像毎に順次選択的に電圧が
印加され駆動部材が接続される。
【0033】〔中間転写体〕中間転写体9はカラー画像
形成動作時には各現像器20Y,20M,20C,21
Bにより可視化された感光体ドラム15上のトナー画像
を4回(イエローY、マゼンタM、シアンC、黒Bの4
色の各トナー画像)にわたり多重転写を受けるため感光
体ドラム15の外周速度と同期して図示時計回りに回転
し、また多重転写を受けた中間転写体9は電圧を印加さ
れた転写ローラー10とによって転写材2を挟み込み搬
送することにより転写材2に中間転写体9上の各色トナ
ー像を同時多重転写する。
【0034】本実施の形態1に係る中間転写体9はアル
ミシリンダー12の外周を中抵抗スポンジや中抵抗ゴム
等の弾性層11で覆った構成をしている。この中間転写
体9は回転自在に支持され一体的に固定されるギヤ(図
示せず)に駆動力を受けて回転する。
【0035】〔給紙部〕給紙部は画像形成部へ転写材2
を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納した給
紙カセット1と給紙ローラー3、給送ローラー4、重送
防止のリタードローラー5、給紙ガイド6、レジストロ
ーラー8から主に構成される。画像形成時には給紙ロー
ラー3が画像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセッ
ト1内の転写材2を一枚ずつ分離給送すると共に、給紙
ガイド6によってガイドし、搬送ローラー7を経由して
レジストローラー8に至る。画像形成動作中にレジスト
ローラー8は、転写材2を静止待機させる非回転の動作
と転写材2を中間転写体9に向けて搬送する回転の動作
とを所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時
の画像と転写材2との位置合わせを行う。
【0036】〔転写部〕転写部は揺動可能な転写ローラ
ー10からなる。
【0037】転写ローラー10は金属軸を中抵抗発泡弾
性体で巻いてあり、図示上下に移動可能でかつ駆動力を
受けて回転する。上記中間転写体9上に4色のトナー像
を形成している間、即ち中間転写体9が複数回転する間
はその画像を乱さぬよう、図示実線で示すよう転写ロー
ラー10は下方に位置し中間転写体9とは離れている。
上記中間転写体9上に4色のトナー像が形成し終わった
後転写材2にカラー画像を転写するタイミングに合わせ
て転写ローラー10は図示しないカム部材により図示細
線で示す上方の位置、即ち転写材2を介して中間転写体
9に所定の圧で押し付けられる。この時同時に転写ロー
ラー10にはバイアスが印加され中間転写体9上のトナ
ー画像は転写材2に転写される。ここで中間転写体9と
転写ローラー10とは夫々駆動されているため、両者に
挟まれた状態の転写材2は転写工程が行われると同時
に、図示左方向に所定の速度で搬送され次工程である定
着部25にむけて送られる。
【0038】〔定着部〕定着部25は上記現像手段2
0,21により形成されたトナー画像を中間転写体9を
介して転写材2上に形成したトナー画像を定着させるも
のであり、図1に示すように、転写材2に熱を加えるた
めの定着ローラー26と転写材2を定着ローラー26に
圧接させるための加圧ローラー27とから成り、各ロー
ラーは中空ローラーであり内部に夫々ヒーター28,2
9を有し回転駆動され同時に転写材2を搬送するように
構成されている。
【0039】即ちトナー像を保持した転写材2は定着ロ
ーラー26と加圧ローラー27とにより搬送されると共
に熱及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2
に定着される。
【0040】〔クリーニング手段〕クリーニングブレー
ド16は感光体ドラム15の母線に圧接するように上述
のプロセスカートリッジ13に一体的に組み込まれ、現
像手段によって感光体ドラム15に可視像化されたトナ
ーが中間転写体9に転写された後、感光体ドラム15上
に残ったトナーを掻き取ってクリーニングするものであ
り、クリーニングされた廃トナーはクリーニング容器1
4に蓄えられる。この容器14に蓄えられた廃トナーの
量は、感光体ドラム15の寿命より早くこの容器14を
満たすことはなく、従ってクリーニング容器14は感光
体ドラム15の寿命による交換時に同時に一体で交換処
理される。
【0041】〔プロセスカートリッジと保護カバー〕プ
ロセスカートリッジ13は感光体ドラム15と帯電手段
の帯電ローラ17とクリーニング手段のクリーニングブ
レード16を有し、廃トナーを一括的に収納する。図2
で示すようにプロセスカートリッジ13は図示矢印の長
手方向より画像形成装置本体18に装着され、挿入方向
先端部で不図示の本体駆動カップリングに連結され、装
置本体18より回転駆動を伝達される。感光体ドラム1
5にはカラー現像器20Yと黒現像器21Bが当接して
いる。また中間転写体11が当接し、感光体ドラム15
は中心角で360°のうち270°近く開口している。
【0042】図3、図4にプロセスカートリッジ13に
着脱可能で、感光体ドラム15を保護する保護カバー6
0を示す。
【0043】プロセスカートリッジ13が装置本体18
外にあるときは、取扱により感光体ドラム15を傷付け
たり、外光に曝露することにより感光体が劣化すること
を防止するために保護カバー60を設ける。
【0044】この保護カバー60は長手方向に可撓部と
して設けたヒンジ61(図6、図7参照)で結合された
カバー部60a,60bを有する。
【0045】このカバー部60a,60bの内プロセス
カートリッジ13の前上側の露光のための感光体ドラム
15の周面及び前側の現像器に対向する側の感光体ドラ
ム15の周面を保護するカバー部60aは図8に断面を
示すように感光体ドラム15に沿っている。またヒンジ
61を設ける部分ではカバー部60aには短い折曲部6
0a1、リブ60a2を設けてあり、ヒンジ61回りが
この形状で長手方向に延在するためヒンジ61回りは剛
性があり、ヒンジ61の開閉動作を円滑に行えるように
してある。そして上部は帯電ローラ17を覆っている帯
電ローラカバー17aに沿い、上縁部は鍵形の保護カバ
ーガイド64aとしてプロセスカートリッジ13への装
着部となっている。
【0046】カバー部60a,60bの内プロセスカー
トリッジ13の下側の中間転写体9に対向する側の感光
体ドラム15の周面を保護する保護カバー60bは感光
体ドラム15の周面に離れて感光体ドラム15に沿って
いる。感光体ドラム15の下側の保護カバー60bは断
面がヒンジ61から垂下するヒンジ側部60b1と、ヒ
ンジ側部60b1から下方へ膨出するカバー下部60b
2と、カバー下部60b2から斜め上方へ直線状につら
なる斜面部60b3と、斜面部60b3の上端から垂直
上方へつらなる垂直部60b4を有し、垂直部60b4
の上縁部はフック状の保護カバーガイド64としてプロ
セスカートリッジ13への装着部となっている。
【0047】上記の構成の感光体ドラム15の前側の約
半円分を覆うカバー部60aは全体として半円形断面に
より剛性があり、ヒンジ61側及び保護カバーガイド6
4a側は夫々剛性がある。また、感光体ドラム15のカ
バー部60aで覆われた残りの露出部を覆うカバー部6
0bは高さが高いので剛性があり、プロセスカートリッ
ジ13を机上等に載置した場合カバー部60の下部60
b2が着床するが、変形が少ない。そして保護カバーガ
イド64bはフック状断面のため湾曲し難い。
【0048】図4に示すように感光体ドラム15の保護
カバー60は感光体ドラム15に近つけるように湾曲し
て取り付けてある。保護カバー60の成型にはポリプロ
ピレンPP等のヒンジ性の利用できる樹脂を用いてい
る。樹脂の材質はヒンジ性、可撓性を有するものであれ
ばPPに限らず他の樹脂でもよい。ヒンジ61は肉圧
1.5mmの成形品に対し、局部的に肉圧0.3mm程
度と薄くしており、薄肉部で撓ませることができる。
【0049】図3に示すように保護カバー60の長手方
向の側面には保護カバー60を湾曲し止めるための係止
穴63(63a,63b,63c)と係止突起62(6
2a,62b,62c)が配置してあり、ヒンジ61を
中心に湾曲した保護カバー60は長手方向の一方端に連
結部を備えている。この連結部は係止穴63に係止突起
62が夫々対応してパッチン形状でとまり、保護カバー
60が湾曲した状態を維持する。
【0050】この連結部は保護カバー60の長手方向の
一方端に一体に設けた端板60c,60dの合せ縁60
c1,60d1に沿って設けられている。図5に示すよ
うに合せ縁60c1,60d1の一方に先端が半球形の
係止突起62を設け、他方からオフセットした突片63
dを係止突起62の半球形部に重なるように設け、この
突片63dに係止穴63を設け、ヒンジ61を中心にカ
バー部60a,60bを近ずけることにより、突片63
dが、係止突起62の半球形部に当ってたわみ乍ら半球
形部をのり越えて係止穴63と係止突起62が弾力で嵌
合する。これによりカバー部60a,60bの縁60c
1,60d1が接近して固定され図4に示すように大径
の感光体ドラム15が広範囲の角度覆われるような開口
部が小さい保護カバー60を1部品で提供することがで
きる。
【0051】保護カバー60は図3、図6に示す状態か
らヒンジ61を中心にして、図6に示す矢印方向へ合せ
縁60c1,60d1を合せるようにして係止穴63と
係止突起62を係止すると図4、図7のようになる。保
護カバー60を開くのは係止突起62、係止穴63を外
しヒンジ61を中心にしてカバー部60a,60bを遠
ざけるようにする。
【0052】図8に保護カバー60の装着状態を示す。
プロセスカートリッジ13には保護カバー60を装着す
るための装着部としてガイドレール65(65a,65
b)が長手方向に平行して2個所配置しており、保護カ
バー60には開口に沿った保護カバーガイド64(64
a,64b)が2個所あり、ガイドレール65に嵌合し
て位置決めされる。位置決めした保護カバー60は感光
体ドラム15と約5mmのクリアランスを持っているの
で挿入する際に感光体ドラム15に当ることはなく安定
して位置決めされる。装置本体18にプロセスカートリ
ッジ13を挿入する際もガイドレール65に沿って保護
カバー60がスライドし、感光体ドラム15表面に接す
ることなく安定して挿入できる。
【0053】図2に示すようにプロセスカートリッジ1
3は装置本体24には長手方向で挿入し、挿入後外れた
保護カバー60は取り外される。取り外した保護カバー
60は係止突起62と係止穴63であるパッチンを外す
ことで再度展開できる。
【0054】(実施の形態2)この実施の形態の保護カ
バーは実施の形態1の保護カバーにおいてヒンジを有し
ないものであって一体成形物で開閉はできない。
【0055】図9、図10、図11に示すようにプロセ
スカートリッジ13には感光体ドラム15保護のため保
護カバー38が取り付けられる。保護カバー38はプロ
セスカートリッジ13がプリンタ本体18外にあるとき
はプロセスカートリッジ13に取り付けられ感光体ドラ
ム15を覆い保護している。そしてプロセスカートリッ
ジ13がプリンタ本体18内に挿入される際に、保護カ
バー38はプロセスカートリッジ13から分離される。
プロセスカートリッジ13はプリンタ本体18にプロセ
スカートリッジ13の長手方向へ挿入されるが、保護カ
バー38の取り外しはプロセスカートリッジ13が画像
形成装置本体18へ挿入される方向とは逆方向に、プロ
セスカートリッジ13に設けられたガイドレール65
(65a,65b)に沿って行われる。
【0056】この保護カバー38の断面形状は実施の形
態1を示す図7と同様であるがヒンジ61はなくヒンジ
61部では肉厚は他の部と同じ厚さとなっている。保護
カバー38の装着方向後端は端板38aであってカバー
部と一体成形されている。
【0057】保護カバー38はプロセスカートリッジ1
3の長手方向に取り付けられる関係から、取り付け先端
部で強度の確保できないような形状となっている。保護
カバー38と感光体ドラム15との間の隙間は僅かなた
め、保護カバー38のプロセスカートリッジ13への取
り付け取り外しの際に保護カバー38の取付先端部39
が変形し感光体ドラム15に接触し、感光体ドラム15
を傷つける恐れがある。
【0058】取り付け先端部39が感光体ドラム15に
接触しないよう、この取り付け先端部39に緩衝部材4
0が設けられる。緩衝部材40はある厚みを持っている
ため、保護カバー38が変形しても感光体ドラム15に
は先に緩衝部材40が接触し、保護カバー38は接触し
ない。
【0059】緩衝部材40は図13に示すようにシート
状の部材であり、図14に示すように繊維を植毛した表
層41と、表層下に両面テープ等の接着層42の2層か
ら成る。緩衝部材40は保護カバー38の端部内周に接
着層42で貼り付けられ固定される。尚、表層41はフ
エルトでもよい。
【0060】緩衝部材40の両側には図15、図18に
示すように保護カバー38のリブ43が配置される。リ
ブ43は保護カバー38の長手方向に対して垂直方向に
延びる。リブ43を配置することで、緩衝部材40の端
部に感光体ドラム15が接触し、緩衝部材40がはが
れ、感光体ドラム15の感光面に緩衝部材40の接着層
42が付着するのを防止する。感光体ドラム15にこう
した粘着物が付着すると、印字画像に悪影響を及ぼす。
また付着物が感光体ドラム15とクリーニングブレード
16との間に入りクリーニング不良の恐れもなくなる。
【0061】緩衝部材40のはがれはリブ43によりあ
る程度防止できるが、図15、図16で示すように、さ
らに緩衝部材40を保護カバー38の取り付け先端部縁
44で折り返し接着固定する。こうすることで、保護部
材38の取り付けの際、緩衝部材40の端部が感光体ド
ラム15に接触することはなく、緩衝部材40がはがれ
ることはない。
【0062】また保護カバー38の構成上、感光体ドラ
ム15に向った突起であるリブ60a2を保護カバー3
8が持つときには図15、図16で示すようにリブ60
a2を緩衝部材40が覆うようにし、リブ60a2が感
光体ドラム15表面を傷つけるのを防止できるようにし
た。
【0063】実施の形態2の緩衝部材40を除いた保護
カバー38の構成は図9に矢印で示すようにプロセスカ
ートリッジ13の画像形成装置本体14への挿入方向の
後端部に端板38aを一体に有する。そして、上下に長
手方向のガイド64a,64b4を有する。ただし、本
実施の形態2の緩衝部材40は実施の形態1の保護カバ
ー60にそのまま適用してもよい。
【0064】この実施の形態2によれば、プロセスカー
トリッジの長手方向に着脱可能な感光体ドラム15の保
護カバー38(60)が感光体ドラム15を傷つけるお
それがない。
【0065】
【発明の効果】以上説明してきた構成により、大型化し
た電子写真感光体を傷つけることなく、ユーザーがプロ
セスカートリッジの交換をできるので、メンテナンスを
安定して容易に行え、高寿命なプロセスカートリッジを
提供でき、快適な使用感をユーザに与えることができ
る。
【0066】また、分解可能にし可撓部を設けることで
占有空間を縮小することで使用後の保管、処理を簡便に
行うことができる。
【0067】また、緩衝部材を設けることにより、保護
カバーの挿入方向先端部が弱くても電子写真感光体を傷
つけることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し、
【図1】カラーレーザープリンターの断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの斜視図である。
【図3】保護カバーの斜視図である。
【図4】保護カバーの斜視図である。
【図5】連結部の縦断面図である
【図6】保護カバーの縦断面図である。
【図7】保護カバーの縦断面図である。
【図8】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図9】プロセスカートリッジのプリンタへの取り付け
概観斜視図である。
【図10】保護カバーを取り付けたプロセスカートリッ
ジの斜視図である。
【図11】保護カバーを取り去ったプロセスカートリッ
ジの斜視図である。
【図12】保護カバーの斜視図である。
【図13】緩衝部材の保護カバーへの貼り付けを示す背
面図である。
【図14】緩衝部材の断面図である。
【図15】保護カバーの背面図である。
【図16】図15の右側面図である。
【図17】図15の左側面図である。
【図18】図16のAーA断面図である。
【符号の説明】
1…給紙カセット 2…転写材 3…給紙ローラー 4…給送ローラー 5…リタードローラー 6…給紙ガイド 7…搬送ローラー 8…レジストローラ 9…中間転写体 10…転写ローラー 11…弾性層 12…アルミシリンダー 13…プロセスカートリッジ 14…クリーニング容器 15…感光体ドラム 16…クリーニングブレード(クリーニング手段) 17…一次帯電手段 17a…帯電ローラカバー 18…電子写真画像形成装置本体 20…現像手段 20Y…イエロー現像器 20YB…
現像ブレード 20YH…領域 20YR…塗布ローラ
ー 20YS…現像ローラー 20YT…トナー送り機
構 20M…マゼンタ現像器 20MS…現像ローラー
20C…シアン現像器 20CS…現像ローラー 21…現像手段 21B…黒現像器 21BB…現像ブ
レード 21BR…塗布ローラー 21BS…現像ロー
ラー 21BT…トナー送り機構 22…センター軸 23…現像ロータリー 25…定着部 26…定着ローラー 27…加圧ローラー 28…ヒーター 29…ヒーター 30…スキャナー部 31…ポリゴンミラー 32…結像レンズ 33…反射ミラー 34…排出ローラー 35…排出ローラー 36…排出ローラー 37…排出部 38…保護カバー 38a…端板 39…取り付け先端部 40…緩衝部材 41…緩衝部材表層 42…緩衝部材接着層 43…緩衝部材リブ 44…緩衝部材取り付け先端部縁 60…保護カバー 60a,60b…カバー部 60a
1…折曲部 60a2…リブ 60b1…ヒンジ側部
60b2…カバー下部 60b3…斜面部 60b4…
垂直部 60c,60d…端板 60c1,60d1…
合せ縁 61…ヒンジ 62,62a,62b,62c…係止突起 63,63a,63b,63c…係止穴 63d…突片 64,64a,64b…保護カバーガイド 65,65a,65b…ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 一成 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H035 CA07 CB03 CB04 CD14 CZ00 2H071 BA04 BA13 BA23 DA06 DA08 DA13 DA15

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能で、電子写
    真感光体と、電子写真感光体に作用するプロセス手段を
    有するプロセスカートリッジの前記電子写真感光体の露
    出部を保護するためにプロセスカートリッジに着脱され
    る保護カバーにおいて、 着脱状態で電子写真感光体に沿う長手方向と同方向の可
    撓部と、 前記可撓部でつらなり可撓部の両側に配設され装着状態
    で電子写真感光体を覆うカバー部と、 結合することにより、前記カバー部が電子写真感光体に
    沿って電子写真感光体を覆うことを可能とする係脱可能
    な係止部材と、 を有することを特徴とする電子写真感光体の保護カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 電子写真感光体に平行な方向から電子写
    真画像形成装置本体に装着されるプロセスカートリッジ
    に用いられる保護カバーであって、前記係止部材をプロ
    セスカートリッジが電子写真画像形成装置本体へ挿入さ
    れる方向の後端側に有することを特徴とする請求項1に
    記載の電子写真感光体の保護カバー。
  3. 【請求項3】 前記保護カバーの係止部材が係止解除可
    能なことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真
    感光体の保護カバー。
  4. 【請求項4】 電子写真感光体と平行な方向に電子写真
    画像形成装置本体に着脱可能で、前記電子写真感光体
    と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を有す
    るプロセスカートリッジの前記電子写真感光体の露出部
    を保護するためにプロセスカートリッジに着脱される保
    護カバーにおいて、 電子写真感光体の一端側から電子写真感光体に沿ってプ
    ロセスカートリッジに着脱可能で装着方向先端部の電子
    写真感光体に面する側の面に緩衝部材を有することを特
    徴とする電子写真感光体の保護カバー。
  5. 【請求項5】 前記緩衝部材はシート状の部材であり、
    前記保護カバーに接着固定されることを特徴とする請求
    項4に記載の電子写真感光体の保護カバー。
  6. 【請求項6】 前記緩衝部材は起毛部材もしくはフエル
    ト部材であることを特徴とする請求項4に記載の電子写
    真感光体の保護カバー。
  7. 【請求項7】 前記緩衝部材において、前記保護カバー
    が前記保護カバーの短手方向に延びるリブを有すること
    を特徴とする請求項5に記載の電子写真感光体の保護カ
    バー。
  8. 【請求項8】 前記緩衝部材は、前記保護カバーの長手
    方向先端部の縁で、前記保護カバーの電子写真感光体に
    面する側の内面から外面へ折り返し接着されることを特
    徴とする請求項5に記載の電子写真感光体の保護カバ
    ー。
  9. 【請求項9】 前記保護カバーの電子写真感光体に面す
    る側の面に前記電子写真感光体と近接した突起部を有
    し、 前記緩衝部材は前記突起部を覆うよう前記保護カバーに
    接着されることを特徴とする請求項5に記載の電子写真
    感光体の保護カバー。
  10. 【請求項10】 プロセスカートリッジに取り外し可能
    に装着する装着部を有する請求項1から9の何れか1つ
    に記載の電子写真感光体の保護カバー。
  11. 【請求項11】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
    スカートリッジにおいて、 a.電子写真感光体と、 b.前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 c.着脱状態で前記電子写真感光体に沿う長手方向の可
    撓部と、前記可撓部でつらなり可撓部の両側に配設され
    装着状態で電子写真感光体を覆うカバー部と、結合する
    ことにより、前記カバー部が電子写真感光体に沿って電
    子写真感光体を覆うことを可能とする係脱可能な係止部
    材と、を有する電子写真感光体の保護カバーを取り外し
    可能に装着する装着部と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
    スカートリッジにおいて、 a.電子写真感光体と、 b.前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と c.前記電子写真感光体の一端側から電子写真感光体に
    沿ってプロセスカートリッジに着脱可能で、装着方向先
    端部の電子写真感光体に面する側の面に緩衝部材を有す
    る電子写真感光体の保護カバーを取り外し可能に装着す
    る装着部と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光
    体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
    画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項11又
    は12に記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと
    電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
    成装置本体に対して着脱可能とする請求項11又は12
    に記載のプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記プロセスカートリッジとは、少な
    くとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリ
    ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1
    1又は12に記載のプロセスカートリッジ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298867A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の除電装置、画像形成ユニットおよび画像形成装置
JP2008185830A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US20110103835A1 (en) * 2009-10-30 2011-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Developing cartridge
JP2015099229A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 ブラザー工業株式会社 カートリッジ

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