JP2003195721A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Info

Publication number
JP2003195721A
JP2003195721A JP2001399845A JP2001399845A JP2003195721A JP 2003195721 A JP2003195721 A JP 2003195721A JP 2001399845 A JP2001399845 A JP 2001399845A JP 2001399845 A JP2001399845 A JP 2001399845A JP 2003195721 A JP2003195721 A JP 2003195721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
process cartridge
opening
image forming
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001399845A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamaguchi
浩司 山口
Kazuhiko Sugano
一彦 菅野
Yasushi Yoshino
靖史 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001399845A priority Critical patent/JP2003195721A/ja
Publication of JP2003195721A publication Critical patent/JP2003195721A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジの装置本体への着脱動
作に連動して開閉するとともに単純でかつ省スペースの
構成で大きな開閉距離を得ることができるドラムシャッ
ターを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム1の一部を露出させる枠体
129の開口部129aを開閉するドラムシャッター1
19は、枠体129に回転自在に取り付けられたアーム
120および補助アーム121に結合され、アーム12
0とドラムシャッター119との回転可能な結合点12
0b(第1当接部)をガイド側板30の第1当接受け部
30aに当接させてドラムシャッター119を移動させ
て開口部129aの一部を開放させ、さらにアーム12
0の軸120aを中心にして結合点120bと反対側に
突出した突出部120c(第2当接部)を第2当接受け
部30bに当接させてドラムシャッター119を完全に
開放させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に着
脱可能なプロセスカートリッジおよび画像形成装置に関
するものである。
【0002】ここで、画像形成装置としては、電子写真
画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する装
置であり、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ
ー(例えば、LEDプリンター、レーザービームプリン
ター等)、電子写真ファクシミリ装置、および電子写真
ワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとしては、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体
に対して着脱可能とするもの、あるいは、帯電手段、現
像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本
体に対して着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体および電子
写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリ
ッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着
脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
る。
【0005】この種のプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で容易に行うことができるので、格段に操作性
を向上させることができる。そこで、このプロセスカー
トリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられて
いる。
【0006】近年、電子写真感光体に関する技術の進歩
により、電子写真感光体の寿命が延び、プリント可能枚
数が増えると、供給能力に制限の生じる現像手段を独立
なユニットとし、この現像ユニットと、画像形成プロセ
スの電子写真感光体、帯電手段およびクリーニング手段
を一体としたプロセスカートリッジとに分け、装置本体
への着脱とメンテナンスを容易にし、なおかつ、それぞ
れ主要部品の寿命に即した使い方がなされるようになっ
てきている。
【0007】この種のプロセスカートリッジにおいて
は、電子写真感光体のクリーニングによって発生した除
去現像剤は、電子写真感光体の寿命に見合って十分に収
納しうる容積のクリーニング容器内に貯えられ、プロセ
スカートリッジ交換時に取り除かれている。
【0008】また、プロセスカートリッジの電子写真感
光体は、画像形成装置本体外において外光に曝される
(曝露される)とその特性が劣化し、また、装置本体外
での取り扱いに際して損傷を受け、あるいは感光体表面
に異物が付着する等の恐れがあり、このような劣化や損
傷の恐れをなくするために、プロセスカートリッジの電
子写真感光体の開口部を開閉するドラムシャッターを設
け、プロセスカートリッジを装置本体内に装着する際に
ドラムシャッターを開放して電子写真感光体を露出さ
せ、装置本体外ではドラムシャッターを閉鎖するように
構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プロセスカ
ートリッジにおいて、現像ユニットと、電子写真感光体
を備えたプロセスカートリッジとを別ユニットに分ける
場合には、プロセスカートリッジの電子写真感光体は、
記録媒体に接する部分のみならず現像ユニットに接する
部分までも開口される。このような電子写真感光体を曝
露されないようにその開口部を開閉するドラムシャッタ
ーにおいては、ドラムシャッターの電子写真感光体に対
する被覆領域が広くなり、そのためにドラムシャッター
の開閉距離を長く設けなければならない。
【0010】その一方で、ユーザーから装置の小型化に
対する要望が近年強いことがあり、ドラムシャッターの
開閉のためのストロークを大きくとることが難しいとい
う課題があった。
【0011】また、ユーザーからはシンプルなプロセス
カートリッジ着脱の要望も強く、プロセスカートリッジ
の着脱動作に連動してドラムシャッターを開閉させる必
要があった。なおかつ、複雑な機構を設けることは、部
品コストや、故障率を高めることになるために、単純な
シャッター開閉機構である必要があった。
【0012】そこで、本発明は、前記従来技術の有する
課題に鑑みてなされたものであって、プロセスカートリ
ッジの画像形成装置本体への着脱動作に連動して開閉す
るとともに単純でかつ省スペースの構成で大きな開閉距
離を得ることができるドラムシャッターを備えるプロセ
スカートリッジおよび画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプロセスカートリッジは、画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体と、該電子写真感光体を回転自在に支持すると
ともに前記電子写真感光体の一部を露出させる開口部が
形成されたカートリッジ枠体と、該カートリッジ枠体の
前記開口部を開閉するシャッター機構とを有し、前記シ
ャッター開閉機構は、前記カートリッジ枠体の前記開口
部を遮蔽する遮蔽位置と該遮蔽位置から退避して前記開
口部を開放する開放位置との間を移動可能に設けられた
ドラムシャッターと、該ドラムシャッターに結合される
とともに前記カートリッジ枠体に回転自在に結合された
シャッター支持部材とを有し、前記シャッター支持部材
には、前記開口部の一部を開放させるように前記ドラム
シャッターを移動させるための第1当接部と、前記開口
部の残りを開放させるように前記ドラムシャッターを移
動させるための第2当接部とが設けられていることを特
徴とする。
【0014】本発明のプロセスカートリッジにおいて
は、前記シャッター支持部材の第1当接部は前記シャッ
ター支持部材と前記ドラムシャッターの結合部に形成さ
れ、前記第2当接部は前記シャッター支持部材と前記カ
ートリッジ枠体との結合点に関して前記第1当接部と反
対側に突出した突出部に形成されていることが好まし
く、また、前記シャッター支持部材と前記カートリッジ
枠体との結合点から前記第1当接部へ結ぶ線分と、前記
シャッター支持部材と前記カートリッジ枠体との結合点
から前記第2当接部へ結ぶ線分とのなす角が90度以上
であることが好ましい。
【0015】本発明のプロセスカートリッジにおいて
は、前記画像形成装置本体に設けられた滑らかで連続的
な案内部に沿って着脱される構成を有することが好まし
く、さらに、前記画像形成装置本体に上下方向に着脱さ
れる構成を有することが好ましい。
【0016】さらに、本発明の画像形成装置は、プロセ
スカートリッジを着脱可能であって、記録媒体の画像を
形成する画像形成装置において、前記プロセスカートリ
ッジを着脱可能に装着するための装着手段と前記記録媒
体を搬送するための搬送手段とを備え、前記プロセスカ
ートリッジは、電子写真感光体と、該電子写真感光体を
回転自在に支持するとともに前記電子写真感光体の一部
を露出させる開口部が形成されたカートリッジ枠体と、
該カートリッジ枠体の前記開口部を開閉するシャッター
機構とを有し、前記シャッター開閉機構は、前記カート
リッジ枠体の前記開口部を遮蔽する遮蔽位置と該遮蔽位
置から退避して前記開口部を開放する開放位置との間を
移動可能に設けられたドラムシャッターと、該ドラムシ
ャッターに結合されるとともに前記カートリッジ枠体に
回転自在に結合されたシャッター支持部材とを有し、前
記シャッター支持部材には、前記開口部の一部を開放さ
せるように前記ドラムシャッターを移動させるための第
1当接部と、前記開口部の残りを開放させるように前記
ドラムシャッターを移動させるための第2当接部とが設
けられており、前記プロセスカートリッジを装着するた
めの装着手段には、前記プロセスカートリッジを装着す
る際に、前記シャッター支持部材に設けられた第1当接
部と第2の当接部にそれぞれ当接する第1および第2の
当接受け部材が形成されていることを特徴とする。
【0017】本発明の画像形成装置において、前記第1
および第2の当接受け部材は、前記プロセスカートリッ
ジを前記装着手段に装着する際に、前記第1当接受け部
材が前記シャッター支持部材の第1当接部に当接し、そ
の後に、前記第2当接受け部材が前記シャッター支持部
材の第2当接部に当接するように、前記装着手段に配置
されていることが好ましい。
【0018】
【作用】本発明によれば、簡単な構成でかつ短いストロ
ークでドラムシャッターを大きく開閉することができる
ため、画像形成装置本体の小型化が実現でき、さらに、
単純な構成であるため、安価で故障しづらいドラムシャ
ッター開閉手段を実現することができる。
【0019】また、プロセスカートリッジの着脱動作に
連動してドラムシャッターを完全に開閉できるため、ユ
ーザーをわずらわすことがなく、操作性に優れたプロセ
スカートリッジを実現でき、また、プロセスカートリッ
ジの自重によって小さい力でプロセスカートリッジが装
着できて、それに連動してドラムシャッターが開放され
るので、ドラムシャッターを開放するために大きな力を
要することの無いプロセスカートリッジを実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】なお、以下の説明において、装置前面とは
転写プロセスから定着プロセスへの記録媒体の搬送上流
側の面を指し(図1において右側)、装置本体およびプ
ロセスカートリッジに関して左右とは、装置前面から見
て左または右である。また長手方向とは、記録媒体の表
面と平行であり、かつ、記録媒体の搬送方向と交差(略
直交)する方向である。また、説明文中の符号は、図面
を参照するためのものであって、構成を限定するもので
はない。
【0022】先ず、カラー画像形成装置の全体構成と画
像形成動作について、図1を参照して概略説明する。図
1は本発明を実施した画像形成装置の一形態で、4色フ
ルカラーの電子写真式レーザービームプリンターの概略
構成を示す縦断面図である。
【0023】本実施形態における画像形成装置Aは、図
1に示すように、像担持体である電子写真感光体として
の感光体ドラム1と、感光体ドラム1上に画像情報に基
づいた光像を照射する露光手段3と、感光体ドラム1上
に形成された各色毎の静電潜像を現像しうるように構成
された各色の現像器を備えた現像装置4と、感光体ドラ
ム1上に形成された各色の現像剤像を一旦転写する中間
転写体(中間転写ベルト)5aとその中間転写体5a上
の現像剤像を記録紙、OHPシート、布等の記録媒体
(転写材)に転写する転写手段である二次転写ローラ1
1を備える中間転写装置5と、加圧ローラおよび加熱ロ
ーラからなる定着手段8、および記録媒体を中間転写装
置5や定着手段8へ順次搬送しそして排出する搬送手段
等を具備する。
【0024】画像形成装置Aによる画像形成工程の詳細
について説明する。中間転写ベルト5aの回転と同期し
て像担持体である感光体ドラム1を図1の矢印方向(反
時計回り)に回転させ、この感光体ドラム1の表面を帯
電装置2によって均一に帯電するとともに、露光手段3
によって画像情報に基づいた各色画像の光照射、例えば
イエロー画像の光照射を行い、感光体ドラム1上にイエ
ローの静電潜像を形成する。
【0025】露光手段3は、外部装置等から読み込んだ
画像情報に基づいて光照射することによって感光ドラム
1へ光像を照射するものであり、レーザーダイオード、
ポリゴンミラー、スキャナーモーター、結像レンズおよ
び反射ミラーが収納してある。外部機器等から画像信号
が与えられると、レーザーダイオードが前記画像信号に
応じて発光し、ポリゴンミラーに前記画像光として照射
する。このポリゴンミラーはスキャナーモーターによっ
て高速回転し、前記ポリゴンミラーで反射した画像光が
結像レンズおよび反射ミラーを介して感光ドラム1の表
面を選択的に露光し、その結果、感光ドラム1上に静電
潜像を形成する。
【0026】この静電潜像形成と同時に現像装置4を駆
動してイエローの現像器4Yを現像位置に回転移動し、
感光体ドラム1の帯電極性と同極性でほぼ同電位の電圧
を現像ローラ4aに印加して静電潜像にイエロー現像剤
を付着させて現像する。
【0027】その後、中間転写ベルト5aの押えローラ
(1次転写ローラ)5jに現像剤と逆極性の電圧を印加
して感光体ドラム1上のイエローの現像剤像を中間転写
ベルト5a上に1次転写する。
【0028】上述のようにイエロー現像剤像の1次転写
が終了すると、現像装置4の次の現像器(4M)が回転
移動し、感光体ドラムに対向する位置に位置決めされ
る。以上のような静電潜像の形成、現像および1次転写
の各工程を、マゼンダ(M)、シアン(C)そしてブラ
ック(BK)の各色についても順次繰り返して行うこと
によって、中間転写ベルト5a上に4色の現像剤像を重
ね合わせる。
【0029】この間、2次転写ローラ11は、中間転写
ベルト5aとは非接触状態にあり、そして、クリーニン
グユニットとしてのクリーニング帯電ローラ5fも中間
転写ベルト5aとは非接触状態に位置する。
【0030】そして、中間転写ベルト5a上に4色の現
像剤像の形成完了後、2次転写ローラ11が、図1のよ
うに、中間転写ベルト5aに圧接される。さらに、前記
2次転写ローラ11の圧接と同期して、給送手段である
レジストローラ対7近辺の所定の位置で待機していた記
録媒体が中間転写ベルト5aと2次転写ローラ11のニ
ップ部に送り出される。なお、レジストローラ対7の直
前には、記録媒体の先端を検知してレジストローラ対7
の回転駆動力を遮断し、記録媒体を所定の位置で待機さ
せるレジ前センサが設けられている。
【0031】2次転写ローラ11には現像剤と逆極性の
バイアス電圧が印加されており、中間転写ベルト5a上
の現像剤像は、搬送されてきた記録媒体の表面に一括し
て2次転写される。
【0032】このようにして現像剤像が2次転写された
記録媒体は、搬送ベルトユニット12を経由して定着手
段8に搬送され、ここで、定着手段8の加圧ローラと加
熱ローラにより、複数色の現像剤像の定着が行われ、排
紙ローラ対13によって排紙ガイド15に沿って搬送さ
れ、排出ローラ対9によって画像形成装置A上部の排紙
トレー10に排出され、画像形成を完了する。
【0033】一方、2次転写後にクリーニング用帯電ロ
ーラ5fが中間転写ベルト5aに圧接され、中間転写ベ
ルト5a上に残った2次転写残の残留現像剤は所定のバ
イアス電圧が印加され残留電荷が除電される。除電され
た残留現像剤は、1次転写ニップ部を介して中間転写ベ
ルト5aから感光ドラム1へ静電気的に再転写され、中
間転写ベルト5aの表面がクリーニングされる。なお、
感光ドラム1に再転写された2次転写残の残留現像剤
は、感光ドラム1用のクリーニングブレード6によって
除去し回収される。回収された残留現像剤は、除去現像
剤として搬送する搬送経路をたどり、除去現像剤収容ボ
ックス216に回収され蓄積される。
【0034】また、現像装置4は、ブラック(BK)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の各色
の現像剤を収納した現像カートリッジが、現像ロータリ
ー内の所定位置に着脱可能に固定されている。現像ロー
タリーは、中心軸を中心に回動し、その中心軸の両サイ
ドには円体状のロータリーフランジ(不図示)があっ
て、このフランジに各色の現像カートリッジが固定され
る。この固定によって現像ロータリーが回転しても、現
像カートリッジは現像ロータリーから離脱することはな
い。また、現像カートリッジを画像形成装置本体外に離
脱させる場合は、図示せぬ把手をもって引き出す。現像
カートリッジは現像ロータリーの両フランジに例えばね
じりコイルばねによって係止されており、ユーザーの操
作によって離脱および装着が可能である。
【0035】現像カートリッジは、現像剤収納部と現像
部に大別され、現像剤収納部には所定色の現像剤が充填
されており攪拌手段が回転することによって現像剤を現
像部に必要量搬送する。搬送された現像剤は現像部にお
いてスポンジ状の現像剤供給ローラの回転によって現像
ローラ表面に供給され、さらに、薄板状の現像ブレード
と現像ローラとの摩擦により電荷を付与され薄層化され
る。薄層化された現像ローラ上の現像剤は、回転により
現像部に搬送され、所定の現像バイアスを印加すること
により感光ドラムの静電潜像を現像剤像に可視化させ
る。そして、現像ローラ表面の現像剤で感光ドラム上の
潜像の可視化に寄与しなかった残現像剤は、再度現像剤
供給ローラ部で剥ぎ取られ、またこれと同時に新しい現
像剤が現像ローラ上に供給されて新たな現像動作が連続
的に行われる。
【0036】次に、感光体ユニットと中間転写体ユニッ
トを一体構成とする一体型プロセスカートリッジについ
て図2ないし図4を参照して説明する。
【0037】図2は本発明に係るプロセスカートリッジ
を装置前面から見て左側面から見た縦断面図であり、図
3は本発明に係るプロセスカートリッジを左側方から見
た斜視図であり、図4は本発明に係るプロセスカートリ
ッジを右側方から見た斜視図である。
【0038】プロセスカートリッジ20は、図2に示す
ように、感光体ドラム1と感光体ドラム1を回転可能に
支持する感光体フレーム129(カートリッジ枠体)等
からなる感光体ユニット21と、中間転写ベルト5aお
よび除去現像剤収容ボックス216を含む中間転写体ユ
ニット22の2つのユニットで構成されている。感光体
ユニット21は、中間転写体ユニット22の投影上方向
に配置され、左右のサイドカバー260、261(図3
および図4)が、中間転写体ユニット22の両側面に固
定されるとともに感光体ユニット21の両側面まで延び
て、感光体ユニット21を側面から保持する構成になっ
ている。
【0039】感光体ユニット21には、感光体ドラム1
が両端の左側軸受け102(図3)と右側軸受け106
(図4)により感光体フレーム129に回転自在に保持
されており、その右側端部のカップリング124(図
4)を介して装置本体から所定の回転駆動力が伝達され
るようになっている。
【0040】また、感光体ドラム1には、図2に示すよ
うに、帯電ローラ2が両端の軸受け125を介して圧縮
ばね126により所定の力で圧接され、従動回転するよ
うになっている。軸受け125の少なくとも片方は導電
性の材料で構成され、帯電ローラ2に所定の帯電バイア
ス電圧を印加することにより、感光体ドラム1の表面を
一様に帯電させるようになっている。なお、このような
接触帯電方式の帯電装置に関しては、特開昭63−14
9669号公報に示されている。
【0041】また、感光体ユニット21には画像形成装
置本体に着脱する動作に連動して開閉するドラムシャッ
ター119が設けられており、ドラムシャッター119
の開閉機構およびプロセスカートリッジ20の装置本体
への着脱動作に関連した開閉動作については後述する。
【0042】さらに、感光体ドラム1にはクリーニング
ブレード6が所定の位置に設けられ、前述の逆電荷を付
与された中間転写ベルト5a上の残留現像剤を感光体ド
ラム1上に回収し、感光体ドラム1上の残留現像剤とと
もに掻き取るように構成されている。クリーニングブレ
ード6により掻き取られた現像剤は、スクイシート12
7により中間転写ベルト5a上への落下が阻止され、感
光体フレーム129により形成される区画内でスクイシ
ート127上に溜まった除去現像剤は、送り羽根151
が回転することにより、感光体フレーム129により形
成される区画の奥へ、つまり感光体ドラム1から離れる
方向へと掃き出される。そして、送り羽根151よりも
さらに奥側に設けられた第1スクリュー128が回転す
ることにより、除去現像剤は装置前面から見て左側(図
2において手前方向)へ搬送されていく。第1スクリュ
ー128が配置されている溝部の左端に下方向へ開口1
52が設けられていて、除去現像剤は第1スクリュー1
28によって左端に搬送された除去現像剤が開口152
から落下し、中間転写体ユニット22の後述する除去現
像剤収容ボックス216に連通する羽根車カバー253
の受け口253aへと送り出される。開口152の下面
にはシール部材254が設けられており、受け口253
aとの接合部での現像剤の漏れを防止している。
【0043】次に、中間転写体ユニット22を構成する
中間転写装置5および除去現像剤を回収し収容する除去
現像剤収容ボックス216について以下に説明する。
【0044】中間転写装置5における中間転写ベルト5
aは、把手部280を含む中間転写体フレーム245に
保持される駆動ローラ240と従動ローラ241の2本
のローラに懸回張設されている。駆動ローラ240は両
端を左側軸受け201(図3)と右側軸受け202(図
4)により回転自在に保持され、右側端部のカップリン
グ242(図4)を介して装置本体から所定の回転駆動
力が伝達されるようになっている。また、従動ローラ2
41の両端の軸受け243には圧縮ばね244が設けら
れ、中間転写ベルト5aに所定の張力を与えるようにな
っている。
【0045】感光体ドラム1と対向する位置には、中間
転写ベルト5aを挟んで、1次転写ローラ5jが設けら
れ、この1次転写ローラ5jは、両端の軸受け246を
介して、圧縮ばね247により所定の力で中間転写ベル
ト5aを介して感光体ドラム1に圧接され、従動回転す
るようになっている。軸受け246の少なくとも片方は
導電性の材料で構成され、1次転写ローラ5jに所定の
転写バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム
1表面上の現像剤を中間転写体ベルト5a上に1次転写
させる。
【0046】また、中間転写ベルト5aの駆動ローラ2
40に対向する位置には、中間転写ベルト5a上の残留
現像剤に所定のバイアス電圧を印加して残留電荷を除電
するためのクリーニング帯電ローラ部223が設けられ
ている。クリーニング帯電ローラ部223のクリーニン
グ帯電ローラ5fは、両端の軸受け211を介して、圧
縮ばね212により所定の力で中間転写体ベルト5aを
介して駆動ローラ240に圧接され、従動回転するよう
になっている。また、軸受211の少なくとも片方は導
電性の材料で構成され、クリーニング帯電ローラ5 fに
所定のバイアス電圧を印加して中間転写体ベルト5a上
の残留電荷を除電している。そして、1次転写ニップ部
において残留現像剤は感光体ドラム1上に静電気的に再
転写され、クリーニングブレード6で除去し回収され、
前述したように除去現像剤収容ボックス216に収納さ
れる。
【0047】中間転写体ユニット22は、中間転写ベル
ト5aを中心として感光体ユニット21の反対側に除去
現像剤収容ボックス216が設けられており、この除去
現像剤収容ボックス216は、中間転写体フレーム24
5の一部に仕切り板250を溶着して形成されていて、
感光体ドラム1上の残留現像剤を最終的に収納するもの
である。
【0048】中間転写体フレーム245の左側面に羽根
車カバー253がシール部材を挟んで結合している。羽
根車カバー253は上側に開口253aがあり、感光体
フレーム129の左端下部に設けられた開口152とシ
ール部材254を挟んで接合していて、開口152から
落下した除去現像剤が羽根車カバー253の内部に落下
する。羽根車カバー253の内部には羽根車255が左
側面から見て反時計方向に回転し内部の除去現像剤を除
去現像剤収容ボックス216の方へ搬送している。除去
現像剤収容ボックス216の左側面に、羽根車カバー2
53がオーバーラップしていて、オーバーラップした部
分に、羽根車カバー253内部に通じている穴が設けら
れている。さらに、前記穴から長手方向に伸びた位置
に、第2スクリュー258が設けられていて、羽根車2
55によって搬送された除去現像剤が、第2スクリュー
258を回転することで除去現像剤収容ボックス216
の左側から右側奥へと搬送されていく。除去現像剤収容
ボックス216には、第2スクリュー258と垂直な複
数の隔壁によって、いくつかの小部屋に仕切られてお
り、左端の小部屋から右隣の小部屋へと順次満たされて
いく。そして一番右側の小部屋には除去現像剤収容ボッ
クス216の満タンを検知する検知部(不図示)が設け
られている。
【0049】次に、本発明に基づくドラムシャッターに
関する構成について、主に図5を参照して説明する。
【0050】プロセスカートリッジ20における感光体
ドラム1の一部を露出させる開口部129aをカバーす
るためのドラムシャッター119は、図3および図5に
示すように、感光体ユニット21の左側面に設けられた
軸120aに回転可能に結合されたアーム(シャッター
支持部材)120と、感光体ユニット21の両側面で軸
120aより下方の位置に設けられた軸121aに回転
可能に形成された補助アーム121とによって、開口部
129aを遮蔽する遮蔽位置(図5に実線で示す位置)
とこの遮蔽位置から退避して開口部129aを開放する
開放位置(図5に一点鎖線で示す位置)との間を移動可
能に設けられ、これらとともにシャッター機構を構成す
る。ドラムシャッター119の先端部(図5において上
方端部分)には、アーム120の先端結合部120bが
回転可能に結合され、ドラムシャッター119の後方部
(図5において下端部分)には補助アーム121が結合
部121bで回転可能に連結されている。さらに、アー
ム120には、軸120aから先端結合部120bと反
対方向に放射状に延びる突出部120cが設けられてお
り、この突出部120cは、軸120aの中心と先端結
合部120bを結ぶ直線との角度が90度以上となるよ
うに軸120aから延び、本実施例では略100度に設
定している。また、アーム120は、軸120aを中心
に150度以上回動しうるように構成されており、図示
しないトーションバネによって図5において常に反時計
方向に付勢され、すなわち、ドラムシャッター119が
開口部129aを閉じる方向に付勢されている。
【0051】以上のように構成されるシャッター機構に
おいて、例えばアーム120の先端結合部120b(第
1当接部)を軸120aを中心にしてトーションバネの
付勢力に抗して時計方向へ移動させることにより、アー
ム120を時計方向に回動させ、ドラムシャッター11
9を時計方向に移動させることができる。このとき、ア
ーム120の突出部120c(第2当接部)は、先端結
合部120b(第1当接部)の時計方向の略90度の回
動に応じて、図5において下左方の位置へ移動する。そ
の後に、突出部120c(第2当接部)をさらに軸12
0aを中心にしてトーションバネの付勢力に抗して時計
方向へ移動させることにより、ドラムシャッター119
をさらに時計方向に移動させることができ、最終的にド
ラムシャッター119を図5において一点鎖線で図示す
る位置まで大きく移動させることが可能となり、感光体
ドラム1の開口部129aを完全に開放させる。なお、
ドラムシャッター119の開閉動作は、後述するよう
に、プロセスカートリッジ20を画像形成装置本体へ着
脱する動作に連動して行われる。
【0052】次に、プロセスカートリッジ20の画像形
成装置本体への着脱および所定位置への固定方法につい
て、図6を参照して説明する。
【0053】画像形成装置本体の内壁には、プロセスカ
ートリッジ20を装着する際にプロセスカートリッジ2
0を所定の位置へ案内するためのガイド側板30が両側
に設けられている。ガイド側板30には、感光体ユニッ
ト21の両側壁および左右のサイドカバー260、26
1から外方へ突出する感光体ドラム1の軸受け102、
106を案内する感光体ドラム用ガイドレール31と、
中間転写体ユニット22の左右のサイドカバー260、
261から外方へ突出する中間転写ベルト駆動ローラ2
40の軸受け201、202を案内する中間転写体用ガ
イドレール32が段差をもって設けられている。さら
に、感光体ドラム用ガイドレール31の下端部には感光
体ドラム1の軸受け102、106を支持する支持部2
4、中間転写体用ガイドレール32の下端部には中間転
写ベルト駆動軸の軸受け201、202を支持する支持
部25が形成され、また、両ガイド側板30の上部には
右サイドカバー261および左サイドカバー260にそ
れぞれ設けられた突起部203、204を位置決めする
ための位置決め溝26が形成されている。また、それぞ
れの支持部24、25や位置決め溝26には抜け止め用
のばね27、28、29が設けられている。
【0054】感光体ドラム軸受け102、106を支持
する支持部24には、感光体ドラム1のカップリング1
24(図4)に対応するように、回転駆動力伝達カップ
リング(不図示)が配設され、中間転写ベルト駆動軸2
40の軸受け201、202を支持する支持部25に
は、駆動ローラ240のカップリング242(図4)に
対応するように、回転駆動力伝達カップリング(不図
示)が配設されている。なお、これらの回転駆動力伝達
カップリングは、それぞれ軸方向へスライド可能に設け
られており、プロセスカートリッジ20を着脱するため
に画像形成装置本体の上蓋60(図1)を開くと、これ
らの回転駆動力伝達カップリングは軸方向へスライドし
て退避した状態(連結解除状態)となるように構成され
ている。なお、これらの回転駆動力伝達カップリングの
退避、連結機構については、特開平11−109836
号公報等に記載されているような方法があり、本実施例
では省略する。
【0055】プロセスカートリッジ20を画像形成装置
本体に装着する際には、プロセスカートリッジ20の感
光体ドラム1の軸受け102、106を感光体ドラム用
ガイドレール31に、中間転写ベルト駆動ローラ240
の軸受け201、202を中間転写体用ガイドレール3
2にそれぞれスライドさせながら下方へ挿入する。そし
て、最終的には、感光体ドラム右側軸受け106および
左側軸受け102は支持部24に落ち込み、左右に設け
られたばね27により抜け止めされる。また、同時に中
間転写ベルト駆動ローラ240の右側軸受け202およ
び左側軸受け201は支持部25に落ち込み、左右に設
けられたばね28により抜け止めされる。さらにまた、
左右サイドカバー260、261に設けられた突起部2
03、204は、位置決め溝24に落とし込み、ばね2
9により装置本体フレームの位置決め溝24に押し付け
られ固定される。このとき、感光体ユニット21と中間
転写体ユニット22は、プロセスカートリッジ20内で
ガタをもって結合していても、画像形成装置本体に装着
された時点で夫々のユニットの位置が固定される構成に
なっている。
【0056】以上のようにプロセスカートリッジ20を
画像形成装置本体に対して装着する際におけるドラムシ
ャッター119の開閉動作について、図5ないし図7を
用いて説明する。
【0057】プロセスカートリッジ20は、前述したよ
うに、画像形成装置本体に対して装置本体上面から下方
に向かって装着する。プロセスカートリッジ20の装着
前は、ドラムシャッター119は、図示しないトーショ
ンバネにより付勢されており、図5や図6に実線で示す
ように開口部129aを閉じた状態にある。
【0058】先ず、図6や図7の(a)に示すように、
中間転写ベルト駆動ローラ240の軸受け201、20
2を中間転写体用ガイドレール32に沿って挿入して、
プロセスカートリッジ20を下方に落とし込む。そし
て、ある位置までプロセスカートリッジ20を落とし込
むと、図7の(b)に示すように、アーム120のドラ
ムシャッター119との結合部120b(第1当接部)
が、本体ガイド側板30の感光体ドラム用ガイドレール
31の近傍に設けられた第1の当接受け部30aに当接
し、アーム120を軸120aを中心にして時計方向へ
移動させ、ドラムシャッター119が開き始める。さら
に、プロセスカートリッジ20を下方へ落とし込んでい
くと、図7の(c)に示すように、感光ドラム1の軸受
け102、106が感光体ドラム用ガイドレール31へ
挿入されていく。このとき、アーム120の結合部12
0b(第1当接部)は第1の当接受け部30aに当接し
た状態にあり、ドラムシャッター119はさらに開いて
いく。このときのドラムシャッター119が開放する動
作は、図7の(c)に示すように、現像装置4に干渉し
ないように狭い空間で行われている。
【0059】そしてさらに、プロセスカートリッジ20
を落とし込んでいくと、図7の(d)に示すように、ア
ーム120の突出部120c(第2当接部)が本体ガイ
ド側板30に設けられた第2の当接受け部30bに当接
し始める。このとき、アーム120の結合部120b
(第1当接部)と第1の当接受け部30aとが離れる。
アーム120の突出部120c(第2当接部)が第2の
当接受け部30bに当接した状態でプロセスカートリッ
ジ20をさらに落とし込んでいくことによって、ドラム
シャッター119はさらに開きつづけ、図7の(e)の
状態を経て、最終的に図7の(f)に示すように、ドラ
ムシャッター119は完全に開いてプロセスカートリッ
ジ20の装着が完了する。
【0060】また、現像カートリッジ4Yを装置本体か
ら着脱することができるように、現像装置4は、図7の
(f)に示すように、回動中心4aを中心に感光体ドラ
ム1から離れる方向に回動可能に設けられている。した
がって、現像装置4を回動中心4aを中心にして図7の
(f)に一点鎖線4bで示す位置まで回動させることが
でき、そして、プロセスカートリッジ20のドラムシャ
ッター119も充分に大きく開いているので、現像カー
トリッジ4Yを着脱する際に、ドラムシャッター119
が現像カートリッジ4Yと干渉することもない。また、
他の現像カートリッジ4M、4C、4Bkの着脱につい
ても同様である。
【0061】プロセスカートリッジ20を装置本体から
抜き出す際には、ドラムシャッター119は前述した装
着時と逆の動作で閉鎖し、装置本体Aからプロセスカー
トリッジ20を完全に抜き出した時には、ドラムシャッ
ター119が閉じた状態になる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成でかつ短いストロークでドラムシャッターを
大きく開閉することができるため、画像形成装置本体の
小型化が実現でき、さらに、単純な構成であるため、安
価で故障しづらいドラムシャッター開閉手段を実現する
ことができる。
【0063】また、プロセスカートリッジの着脱動作に
連動してドラムシャッターを完全に開閉できるため、ユ
ーザーをわずらわすことが無く、さらに、プロセスカー
トリッジの着脱時に、プロセスカートリッジが引っかか
ったり、あるいは力をかける方向を変えたりすることな
く、ドラムシャッターが開閉し、操作性に優れたプロセ
スカートリッジを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した画像形成装置の一形態で、4
色フルカラーの電子写真式レーザービームプリンターの
概略構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジを装置前面
から見て左側面から見た縦断面図である。
【図3】本発明に係るプロセスカートリッジを左側方か
ら見た斜視図である。
【図4】本発明に係るプロセスカートリッジを右側方か
ら見た斜視図である。
【図5】本発明に係るプロセスカートリッジにおけるド
ラムシャッターの構成を示すための左側面である。
【図6】本発明に係るプロセスカートリッジと画像形成
装置本体の装着手段の関係を示す概略図である。
【図7】本発明に係るプロセスカートリッジを画像形成
装置本体に対して装着する動作に関連してドラムシャッ
ターの開閉する態様を説明するための図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 露光手段 4 現像装置 4a 現像ローラ 5 中間転写装置 5a 中間転写ベルト 5f クリーニング帯電ローラ 5j 1次転写ローラ 8 定着手段 20 プロセスカートリッジ 21 感光体ユニット 22 中間転写体ユニット 30 ガイド側板 30a 第1当接受け部 30b 第2当接受け部 31 感光体ドラム用ガイドレール 32 中間転写体用ガイドレール 102、106 (感光体ドラム)軸受け 119 ドラムシャッター 120 アーム(シャッター支持部材) 120a 軸 120b 結合部(第1当接部) 120c 突出部(第2当接部) 121 補助アーム 121a 結合部 129 感光体フレーム 129a 開口部 201、202 (駆動ローラ)軸受け 203、204 突起部
フロントページの続き (72)発明者 吉野 靖史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA04 BA13 BA19 BA23 BA29 DA06 DA13 DA15 EA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、該電子写真感光体を回転自在に支持
    するとともに前記電子写真感光体の一部を露出させる開
    口部が形成されたカートリッジ枠体と、該カートリッジ
    枠体の前記開口部を開閉するシャッター機構とを有し、 前記シャッター機構は、前記カートリッジ枠体の前記開
    口部を遮蔽する遮蔽位置と該遮蔽位置から退避して前記
    開口部を開放する開放位置との間を移動可能に設けられ
    たドラムシャッターと、該ドラムシャッターに結合され
    るとともに前記カートリッジ枠体に回転自在に結合され
    たシャッター支持部材とを有し、 前記シャッター支持部材には、前記開口部の一部を開放
    させるように前記ドラムシャッターを移動させるための
    第1当接部と、前記開口部の残りを開放させるように前
    記ドラムシャッターを移動させるための第2当接部とが
    設けられていることを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 前記シャッター支持部材の第1当接部は
    前記シャッター支持部材と前記ドラムシャッターの結合
    部に形成され、前記第2当接部は前記シャッター支持部
    材と前記カートリッジ枠体との結合点に関して前記第1
    当接部と反対側に突出した突出部に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記シャッター支持部材と前記カートリ
    ッジ枠体との結合点から前記第1当接部へ結ぶ線分と、
    前記シャッター支持部材と前記カートリッジ枠体との結
    合点から前記第2当接部へ結ぶ線分とのなす角が90度
    以上であることを特徴とする請求項1または2記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置本体に設けられた滑ら
    かで連続的な案内部に沿って着脱される構成を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置本体に上下方向に着脱
    される構成を有することを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体の画像を形成する画像形成装置において、 前記プロセスカートリッジを着脱可能に装着するための
    装着手段と前記記録媒体を搬送するための搬送手段とを
    備え、 前記プロセスカートリッジは、電子写真感光体と、該電
    子写真感光体を回転自在に支持するとともに前記電子写
    真感光体の一部を露出させる開口部が形成されたカート
    リッジ枠体と、該カートリッジ枠体の前記開口部を開閉
    するシャッター機構とを有し、前記シャッター機構は、
    前記カートリッジ枠体の前記開口部を遮蔽する遮蔽位置
    と該遮蔽位置から退避して前記開口部を開放する開放位
    置との間を移動可能に設けられたドラムシャッターと、
    該ドラムシャッターに結合されるとともに前記カートリ
    ッジ枠体に回転自在に結合されたシャッター支持部材と
    を有し、前記シャッター支持部材には、前記開口部の一
    部を開放させるように前記ドラムシャッターを移動させ
    るための第1当接部と、前記開口部の残りを開放させる
    ように前記ドラムシャッターを移動させるための第2当
    接部とが設けられており、 前記プロセスカートリッジを装着するための装着手段に
    は、前記プロセスカートリッジを装着する際に、前記シ
    ャッター支持部材に設けられた第1当接部と第2の当接
    部にそれぞれ当接する第1および第2の当接受け部材が
    形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の当接受け部材は、
    前記プロセスカートリッジを前記装着手段に装着する際
    に、前記第1当接受け部材が前記シャッター支持部材の
    第1当接部に当接し、その後に、前記第2当接受け部材
    が前記シャッター支持部材の第2当接部に当接するよう
    に、前記装着手段に配置されていることを特徴とする請
    求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記装着手段は、滑らかで連続的に前記
    プロセスカートリッジを着脱させる案内部材を有するこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の画像形成装置。
JP2001399845A 2001-12-28 2001-12-28 プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Pending JP2003195721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001399845A JP2003195721A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001399845A JP2003195721A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003195721A true JP2003195721A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27604703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001399845A Pending JP2003195721A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 プロセスカートリッジおよび画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003195721A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121879A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Fuji Xerox Co Ltd 像形成ユニット及び画像形成装置
JP2005221795A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Fuji Xerox Co Ltd 像形成ユニット及び画像形成装置
JP2006178109A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006309004A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009237593A (ja) * 2009-07-21 2009-10-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び一体化ユニット
JP2011203754A (ja) * 2011-06-17 2011-10-13 Fuji Xerox Co Ltd 像形成ユニット
JP2016166954A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121879A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Fuji Xerox Co Ltd 像形成ユニット及び画像形成装置
JP2005221795A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Fuji Xerox Co Ltd 像形成ユニット及び画像形成装置
JP2006178109A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4736419B2 (ja) * 2004-12-21 2011-07-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2006309004A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP4664728B2 (ja) * 2005-04-28 2011-04-06 京セラミタ株式会社 画像形成装置
JP2009237593A (ja) * 2009-07-21 2009-10-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び一体化ユニット
JP2011203754A (ja) * 2011-06-17 2011-10-13 Fuji Xerox Co Ltd 像形成ユニット
JP2016166954A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7515848B2 (en) Image forming apparatus in which an image forming unit is mounted and dismounted by rotating an intermediary transfer member
US6674982B2 (en) Image forming apparatus including components mounted and/or dismounted in selected order
US7046942B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus
US7715752B2 (en) Electrophotographic image forming apparatus with image bearing member contacting and being spaced from transfer member transferring a toner image from the member thereonto
US7903994B2 (en) Image forming apparatus
US7894733B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus
US7349649B2 (en) Process cartridge, positioning mechanism therefor and electrophotographic image forming apparatus
JP2004125870A (ja) プロセスカートリッジの再生産方法
JP2007322554A (ja) 感光体ユニットおよび画像形成装置
US20110305479A1 (en) Electrophotographic image forming apparatus
JP5505091B2 (ja) 画像形成装置
JP3416485B2 (ja) 現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
KR20210001992A (ko) 화상 형성 장치
US8543034B2 (en) Electrophotographic color image forming apparatus and cartridge
JP2004109455A (ja) 画像形成装置及び画像形成ユニット
JP2006189914A (ja) プロセスカートリッジ
JP2003195721A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP3416486B2 (ja) 現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4059110B2 (ja) 画像形成装置
JP2003156946A (ja) 画像形成装置
JP2003195729A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JPH11231595A (ja) 画像形成装置
JP2003316170A (ja) クリーナユニット及び画像形成装置
JP2004125955A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2003167434A (ja) 現像剤帯電ユニット、現像カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置