JP2004125955A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Koji Yamaguchi
山口 浩司
Hiroyuki Isobe
磯部 裕順
Kazuhiko Sugano
菅野 一彦
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Abstract

【課題】感光体と中間転写体を一体に構成したコンパクトなプロセスカートリッジを提供する。
【解決手段】静電潜像が形成される感光ドラム1と、静電潜像を可視化したトナー像が転写される中間転写ベルト5aと、中間転写ベルト5aに転写されずに感光ドラム1上に残留したトナーを除去するクリーニングブレード6と、中間転写ベルト5aを挟んでクリーニングブレード6と反対側に設けられ、残留トナーを収容するトナー収容部216と、が一体的に構成されている。これにより、感光ドラム1の周囲に配置する中間転写ベルト5aのレイアウトの自由度が増し、コンパクトなプロセスカートリッジを提供することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプロセスカートリッジおよびプロセスカートリッジを脱着可能な電子写真方式の画像形成装置に関するものである。ここで、電子写真方式の画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。具体的には、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサなどが含まれる。また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、クリーニング手段や電子写真感光体等の複数の部材を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、感光ドラム及び感光ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
【0003】
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身でおこなうことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そのため、プロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0004】
例えば、感光体ユニットと中間転写体ユニットがそれぞれ独立したユニットとして構成され、大きな可動側フレームを装置前面へ回動して開き、感光体ユニットと中間転写体ユニットをそれぞれ上方より挿入するように構成された装置(以下「従来装置A」という)が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
従来装置Aは、中間転写ベルトの投影上方面に、感光ドラムと残留現像剤収容ボックスが一体となった感光体ユニットが設けられ、感光ドラム上の残留現像剤はクリーニングブレードにより掻き取られ、背面の残留現像剤ボックスへ収容される。また、中間転写ベルト上の残留現像剤も、もう一つのクリーニングブレードで掻き取られ、搬送コイルにより第1搬送パイプの下部に搬送され、更に、第1搬送パイプ内のスクリューにより、残留現像剤収容ボックスのある上方まで搬送される。
【0006】
その後、第2搬送パイプ内を搬送コイルで搬送され、ようやく残留現像剤収容ボックスに収容される。そして、第2搬送パイプと残留現像剤収容ボックスの連結部は別ユニットでそれぞれ、着脱する構成になっているので、着脱時にシャッターが開閉して、残留現像剤がこぼれないようになっている。
【0007】
また、中間転写体を用いた他のカラー画像形成装置として、感光体ベルトと中間転写ベルト、残留現像剤収容ボックスが一体構成となった装置(以下「従来装置B」という)が提案されている(特許文献2、特許文献3参照。)。
【0008】
従来装置Bは、中間転写ベルトの投影下方面に感光体ベルトと残留現像剤回収ボックスを配置した構成となっている。また、従来装置Aと同様に、大きな可動側フレームを装置前面へ回動して開き、中間転写体と感光体、残留現像剤収容ボックスが一体となった画像形成ユニットを上方より挿入する構成となっている。
【0009】
【特許文献1】
特開平8−137181号公報
【特許文献2】
特開平11−30944号公報
【特許文献3】
特開平10−177329号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0011】
従来装置Aは、中間転写体と感光体がそれぞれ別ユニットであり、二種類のユニットが存在するために、使用者が交換する際に手数がかかると共に、装置全体も大きくなり、部品点数も増加してコストアップの要因となる。また、ユニット間の残留現像剤連結部からの残留現像剤漏れる場合があり、ユニット着脱時の抜き差しの手間がユーザビリティーを悪化させる要因ともなる。
【0012】
更に、二種類の画像形成ユニットを着脱するための大きな開口部が設けられ、装置前面全体が回動して開く構成となっているため、ダンパー機構が備わっているとはいえ、使用者にとっては作業性がよくない。また、回動機構に大きなスペースとフレーム剛性が必要なため、よりコストアップの要因となるといった課題がある。
【0013】
一方、従来装置Bでは、プロセスカートリッジユニットが感光体ベルトと中間転写ベルトを一体とした構成となっているため、上記のユーザビリティーの観点では改善されている。しかし、感光体ベルトと中間転写ベルトとのあいだに残留現像剤収容ボックスを配置した構成になっているため、残留現像剤収容ボックスのスペースが限られてしまい、残留現像剤を収容するスペースが十分に確保できない。逆に、残留現像剤を収容するスペースを十分に確保しようとすると、感光体ベルトに対する中間転写ベルトの配置の自由度が失われ、装置全体の省スペース化を困難なものとしてしまう。
【0014】
より詳細に述べると、従来装置A、従来装置Bのいずれにおいても、中間転写ベルトを用いた構成上、感光体の周囲に現像装置及び中間転写ベルトが配置されており、更に、クリーニング手段により除去された感光体上の残留現像剤を収容する廃棄トナー回収容器等も感光体の周囲に配置されている。そのため、感光体の周囲に配置される中間転写ベルトの位置及び向きの自由度が著しく制限されることとなっている。
【0015】
本発明は上記の従来技術の課題を鑑みなされたもので、その目的とするところは、コンパクトなプロセスカートリッジ及びこれを備えた省スペースな画像形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係るプロセスカートリッジにあっては、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を可視化したトナー像が転写される中間転写体と、
該中間転写体に転写されずに前記像担持体上に残留したトナーを除去するクリーニング手段と、
前記中間転写体を挟んで前記クリーニング手段と反対側に設けられ、前記クリーニング手段により除去された除去トナーを収容するトナー収容部と、
を備えることを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、像担持体と中間転写体を簡便かつ同時に交換することができ、また、像担持体の周囲にトナー収容部を配置しないため、像担持体の周囲に配置する中間転写体のレイアウトの自由度が増し、コンパクトなプロセスカートリッジを提供することができる。
【0018】
前記像担持体と前記クリーニング手段とを有する第一ユニットに設けられた除去トナー排出口と、
前記中間転写体と前記トナー収容部とを有する第二ユニットに設けられた除去トナー受入口と、
が対向するように組み付けられていることが好適である。
【0019】
この構成によれば、あらかじめ第一ユニットと第二ユニットとを別々に組み立てておき、最後に両者を結合するだけで除去トナーの搬送経路が確保でき、部品点数の少ない低コストなプロセスカートリッジを提供することができる。
【0020】
前記除去トナーを前記クリーニング手段から前記トナー収容部まで搬送する除去トナー搬送手段を有することが好適である。
【0021】
この構成によれば、クリーニング手段とトナー収容部との位置関係(例えば、自由落下を利用して搬送する場合は上下方向に配置しなければならない)を考慮しなくても除去トナーを搬送することができる。
【0022】
前記除去トナー搬送手段は、
前記第一ユニットに設けられ、前記クリーニング手段から前記除去トナー排出口まで前記除去トナーを搬送する第一搬送部と、
前記第二ユニットに設けられ、前記受入口から前記トナー収容部まで前記除去トナーを搬送する第二搬送部と、
を有することが好適である。
【0023】
この構成によれば、あらかじめ第一搬送部を有する第一ユニットと第二搬送部を有する第二ユニットとを別々に組み立てておき、最後に両者を結合するだけで除去トナー搬送手段が構成されるため、部品点数の少ない低コストなプロセスカートリッジを提供することができる。
【0024】
外部から前記第二ユニットに入力された駆動力を前記第一搬送部に伝達する駆動伝達機構を前記第二ユニットに設けたことが好適である。
【0025】
この構成によれば、第一ユニットの第一搬送部の駆動力は第二ユニットに設けられた駆動伝達機構を経由して伝達されるため、画像形成装置本体から直接第一ユニットに付与される駆動力は像担持体を回転することだけに用いられる。そのため、像担持体の回転ムラを極力抑えることが可能で、その結果ムラのない良質な画像を出力することができる。
【0026】
前記トナー収容部は、前記中間転写体を支持する枠体に組み付けられていることが好適である。
【0027】
この構成によれば、プロセスカートリッジの着脱時に中間転写体に手を触れたり傷を付けたりしないための保護カバーの役割をトナー収容部が果たすことができ、部品点数を少なくすることができる。
【0028】
前記駆動伝達機構は、前記枠体の片側の側面に設けられていることが好適である。
【0029】
この構成によれば、駆動伝達機構が、片側の側面のみにまとめられるため、反対側の側面に十分なスペースが確保され、その中に、感光体、中間転写体の駆動入力部を設けるほかに、転写補助部材の離間動作の駆動伝達部などを設けることが可能で、その結果コンパクトで、部品点数の少ない、安価なプロセスカートリッジにすることができる。特に、前記中間転写体の移動方向に対して垂直な該中間転写体の幅より外側に駆動伝達機構を配置することで、組み立てが容易となる。
【0030】
装置本体から駆動力が入力される前記第二ユニットの側面と反対の側面に前記第二搬送部を設けたことが好適である。
【0031】
この構成によれば、像担持体および中間転写体が画像形成装置本体から駆動力が入力される側面とは反対の側面に、第二搬送部を設けたので、駆動力が入力される側にあるモータ等の昇温によって第二搬送部内のトナーが凝固し搬送不良が発生することを回避できる。
【0032】
前記第二搬送部は、
前記トナー受入口を有し、かつ前記枠体に取り付けたときに密閉状態になる容器と、
該容器の内部に設けた回転部材と、
から構成されていることが好適である。
【0033】
この構成によれば、感光体および中間転写体の回転軸と回転部材の回転軸とが平行になるために、たとえばギアを並列に配置するだけで駆動伝達がなされ、駆動伝達機構の構成を簡単にすることができる。また、コンパクトで部品点数の少ない、安価なプロセスカートリッジを提供することができる。
【0034】
また、本発明に係る画像形成装置にあっては、
前記プロセスカートリッジを画像形成装置に取り付けた位置で、画像形成装置の上部から中間転写体をみた投影面内に像担持体、クリーニング手段及びトナー収容部が配置されていることを特徴とする。
【0035】
この構成によれば、より省スペースの画像形成装置を提供することができる。
【0036】
前記プロセスカートリッジが着脱可能であることが好適である。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
【0038】
なお、以下の説明において、「装置前面」とは、転写プロセスから定着プロセスへの記録媒体の搬送上流側の面を指し(図1において右側)、「装置本体およびプロセスカートリッジに関して左右」とは、装置前面から見て左または右である。また「長手方向」とは、記録媒体の表面と平行であり、かつ、記録媒体の搬送方向と交差(略直交)する方向である。
【0039】
(第1の実施の形態)
先ず、カラー画像形成装置の全体構成と画像形成動作について、図1を参照して概略説明する。図1は本発明を実施した画像形成装置の一形態で、4色フルカラーの電子写真式レーザービームプリンターの概略構成を示す縦断面図である。
【0040】
図1に示すように、本実施の形態におけるカラー画像形成装置Aは、像担持体である感光ドラム1と、感光ドラム1表面を一様に帯電する帯電装置2と、帯電された感光ドラム1上に画像情報に基づいた光像を照射する露光手段3と、感光ドラム1上に形成された各色毎の静電潜像を現像するように構成された各色の現像器を備えた現像装置4と、感光ドラム1上に形成された各色のトナー像を一旦転写する中間転写体(中間転写ベルト)5aと中間転写体5a上のトナー像を記録紙、OHPシート、布等の記録媒体(転写材)に転写する転写手段である二次転写ローラ11とを備える中間転写装置5と、加圧ローラおよび加熱ローラからなる定着装置8、および記録媒体を中間転写装置5や定着装置8へ順次搬送しそして排出する搬送手段等を具備する。
【0041】
次に、カラー画像形成装置Aによる画像形成工程の詳細について説明する。中間転写ベルト5aの回転と同期して感光ドラム1を図1の矢印方向(反時計回り)に回転させる。帯電装置2は、感光ドラム1の表面を均一に帯電する。露光手段3は、帯電された感光ドラム1表面を各色画像情報に基づいた画像光、例えばイエロー画像情報に基づいた画像光、により照射し、感光ドラム1上にイエロー画像に対応した静電潜像を形成する。
【0042】
露光手段3は、外部装置等から読み込んだ画像情報に基づいて感光ドラム1を光照射するものであり、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、スキャナーモーター、結像レンズおよび反射ミラーから概略構成されている。
【0043】
露光手段3に外部機器等からの画像情報に応じた信号が与えられると、レーザーダイオードが前記信号に応じて発光し、ポリゴンミラーに前記画像光として照射される。このポリゴンミラーはスキャナーモーターによって高速回転する。前記ポリゴンミラーで反射した画像光は、結像レンズおよび反射ミラーを介して感光ドラム1の表面を選択的に露光し、その結果、感光ドラム1上に静電潜像を形成する。
【0044】
現像装置4は、静電潜像が形成されると同時に駆動し、イエローの現像器4Yを現像位置に回転移動する。感光ドラム1の帯電極性と同極性で、帯電電位と電位差を有する電圧が印加された現像ローラ4aは、感光ドラム1上に形成された静電潜像にイエロートナーを付着させて現像する。なお、本実施の形態では、少なくともトナーを含む一成分現像剤を適用した場合について説明するが、トナーとキャリアを含む二成分現像剤であっても本願発明を適用できる。
【0045】
その後、中間転写ベルト5aの押えローラ(1次転写ローラ)5jにトナーと逆極性の電圧を印加することで、感光ドラム1上のイエローのトナー像が中間転写ベルト5a上に1次転写される。
【0046】
上述のようにイエロートナー像の1次転写が終了すると、現像装置4の次の現像器(4M)が回転移動し、感光ドラム1に対向する位置に位置決めされる。以上のような静電潜像の形成、現像および1次転写の各工程を、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色についても順次繰り返して行うことによって、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像を重ね合わせる。
【0047】
この間、二次転写ローラ11は、中間転写ベルト5aとは非接触状態の位置にあり、クリーニングユニットとしてのクリーニング帯電ローラ5fも中間転写ベルト5aとは非接触状態の位置にある。
【0048】
二次転写ローラ11は、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像が形成された後に、図1に示すように、中間転写ベルト5aに圧接される。さらに、前記二次転写ローラ11の圧接と同期して、給送手段であるレジストローラ対7近辺の所定の位置で待機していた記録媒体が中間転写ベルト5aと二次転写ローラ11のニップ部に送り出される。なお、レジストローラ対7の直前には、記録媒体の先端を検知してレジストローラ対7の回転駆動力を遮断し、記録媒体を所定の位置で待機させるレジ前センサが設けられている。
【0049】
二次転写ローラ11にはトナーと逆極性のバイアス電圧が印加されており、中間転写ベルト5a上のトナー像は、搬送されてきた記録媒体の表面に一括して2次転写される。
【0050】
このようにしてトナー像が2次転写された記録媒体は、搬送ベルトユニット12を経由して定着手段8に搬送され、ここで、定着手段8の加圧ローラと加熱ローラにより、複数色のトナー像の定着が行わる。
【0051】
トナー像が定着された記録媒体は、排紙ローラ対13によって排紙ガイド15に沿って搬送され、排出ローラ対9によってカラー画像形成装置A上部の排紙トレー10に排出され、画像形成を完了する。
【0052】
一方、クリーニング帯電ローラ5fは、2次転写後に中間転写ベルト5aに圧接され、中間転写ベルト5a上に残った2次転写残の残留トナーに所定のバイアス電圧を印加し残留電荷を除電する。
【0053】
除電された残留トナーは、1次転写ニップ部を介して中間転写ベルト5aから感光ドラム1へ静電気的に再転写され、中間転写ベルト5aの表面がクリーニングされる。なお、感光ドラム1に再転写された2次転写残の残留トナーは、感光ドラム1用のクリーニングブレード6を備えるクリーニング手段によって除去し回収される。回収された残留トナーは、除去トナーとして搬送経路をたどり、トナー収容部216に回収され蓄積される。
【0054】
また、現像装置4は、ブラック(Bk)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の各色のトナーを収納した現像カートリッジが、現像ロータリー内の所定位置に着脱可能に固定されている。
【0055】
現像ロータリーは、中心軸を中心に回動し、その中心軸の両サイドには円体状のロータリーフランジ(不図示)があって、このフランジに各色の現像カートリッジが固定される。この固定によって現像ロータリーが回転しても、現像カートリッジは現像ロータリーから離脱することはない。また、現像カートリッジを画像形成装置本体外に離脱させる場合は、把手(不図示)をもって引き出す。現像カートリッジは現像ロータリーの両フランジに例えばねじりコイルばねによって係止されており、ユーザーの操作によって離脱および装着が可能である。
【0056】
現像カートリッジは、現像剤収納部と現像部に大別され、現像剤収納部には所定色のトナーを含む現像剤が充填されており攪拌手段が回転することによって現像剤を現像部に必要量搬送する。
【0057】
搬送された現像剤は現像部においてスポンジ状の現像剤供給ローラの回転によって現像ローラ表面に供給され、さらに、薄板状の現像ブレードと現像ローラとの摩擦により電荷を付与され薄層化される。
【0058】
薄層化された現像ローラ上の現像剤は、回転により現像部に搬送され、所定の現像バイアスを印加することにより感光ドラム1上に形成された静電潜像をトナー像として可視化する。そして、現像ローラ表面の現像剤で感光ドラム1上の静電潜像の可視化に寄与しなかった残現像剤は、再度現像剤供給ローラ部で剥ぎ取られ、またこれと同時に新しい現像剤が現像ローラ上に供給されて新たな現像動作が連続的に行われる。
【0059】
次に、感光体ユニットと中間転写体ユニットを一体構成とする一体型プロセスカートリッジについて図2乃至図4を参照して説明する。
【0060】
図2は本発明に係るプロセスカートリッジを装置前面に対して左側面から見た縦断面図であり、図3は本発明に係るプロセスカートリッジを左側方から見た斜視図であり、図4は本発明に係るプロセスカートリッジを右側方から見た斜視図である。
【0061】
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、感光ドラム1と感光ドラム1を回転可能に支持する感光体フレーム129等からなる感光体ユニット21と、中間転写ベルト5aおよびトナー収容部216を含む中間転写体ユニット22の2つのユニットで構成されている。
【0062】
感光体ユニット21は、プロセスカートリッジ20を画像形成装置に取り付けた位置で、画像形成装置の上部から中間転写体ユニット22をみた投影面内であって中間転写体ユニット22の上方向に配置されている。左右のサイドカバー260、261(図3及び図4参照)が、中間転写体ユニット22の両側面に固定されるとともに感光体ユニット21の両側面まで延びて、感光体ユニット21を側面から保持する構成になっている。
【0063】
感光体ユニット21には、感光ドラム1が両端の左側軸受け102(図3参照)と右側軸受け106(図4参照)により感光体フレーム129に回転自在に保持されており、その右側端部のカップリング124(図4参照)を介して装置本体から所定の回転駆動力が伝達されるようになっている。
【0064】
また、感光ドラム1には、図2に示すように、帯電ローラ2が両端の軸受け125を介して圧縮ばね126により所定の力で圧接され、従動回転するようになっている。軸受け125の少なくとも片方は導電性の材料で構成され、帯電ローラ2に所定の帯電バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1の表面を一様に帯電させるようになっている。なお、このような接触帯電方式の帯電装置に関しては、特開昭63−149669号公報に示されている。
【0065】
また、感光体ユニット21には画像形成装置本体に着脱する動作に連動して開閉するドラムシャッター119が設けられている。
【0066】
さらに、感光ドラム1にはクリーニングブレード6が所定の位置に設けられ、前述の逆電荷を付与された中間転写ベルト5a上の残留トナーを感光ドラム1上に回収し、感光ドラム1上の残留トナーとともに掻き取るように構成されている。クリーニングブレード6により掻き取られたトナーは、中間転写体ユニット22のトナー収容部216に収容されるが、その搬送手段については後述する。
【0067】
次に、中間転写体ユニット22を構成する中間転写装置5について以下に説明する。
【0068】
中間転写装置5における中間転写ベルト5aは、把手部280を含む中間転写体フレーム245に保持される駆動ローラ240と従動ローラ241の2本のローラに懸回張設されている。
【0069】
駆動ローラ240は両端を左側軸受け201(図3)と右側軸受け202(図4)により回転自在に保持され、右側端部のカップリング242(図4)を介して装置本体から所定の回転駆動力が伝達されるようになっている。また、従動ローラ241の両端の軸受け243には圧縮ばね244が設けられ、中間転写ベルト5aに所定の張力を与えるようになっている。
【0070】
感光ドラム1と対向する位置には、中間転写ベルト5aを挟んで、1次転写ローラ5jが設けられ、この1次転写ローラ5jは、両端の軸受け246を介して、圧縮ばね247により所定の力で中間転写ベルト5aを介して感光ドラム1に圧接され、従動回転するようになっている。軸受け246の少なくとも片方は導電性の材料で構成され、1次転写ローラ5jに所定の転写バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1表面上のトナーは中間転写ベルト5a上に1次転写される。
【0071】
また、中間転写ベルト5aの駆動ローラ240に対向する位置には、中間転写ベルト5a上の残留トナーに所定のバイアス電圧を印加して残留電荷を除電するためのクリーニング帯電ローラ部223が設けられている。クリーニング帯電ローラ部223のクリーニング帯電ローラ5fは、両端の軸受け211を介して、圧縮ばね212により所定の力で中間転写ベルト5aを介して駆動ローラ240に圧接され、従動回転するようになっている。また、軸受211の少なくとも片方は導電性の材料で構成され、クリーニング帯電ローラ5fに所定のバイアス電圧を印加して中間転写ベルト5a上の残留電荷を除電している。
【0072】
そして、1次転写ニップ部において残留トナーは感光ドラム1上に静電気的に再転写され、クリーニングブレード6で除去し回収され、前述したようにトナー収容部216に収納される。
【0073】
次に本実施の形態に係る除去トナー搬送手段について具体的に説明する。ここで、除去トナー搬送手段は、第一ユニットである感光体ユニット21に設けられた第一搬送部と第二ユニットである中間転写体ユニット22に設けられた第二搬送部とから構成されている。
【0074】
また、第一搬送部は、クリーニングブレード6により感光ドラム1上から除去された除去トナーを第一ユニットに設けられた排出口まで搬送する。第二搬送部は、排出口まで搬送された除去トナーを第二ユニットに設けられた受入口からトナー収容部まで搬送する。
【0075】
中間転写体ユニット22は、中間転写ベルト5aを挟んで感光体ユニット21の反対側に、クリーニングブレード6により感光ドラム1上から除去された残留トナーを収容するトナー収容部216が設けられている。
【0076】
トナー収容部216は、中間転写体フレーム245の一部に仕切り板250を溶着して形成されており、感光ドラム1上の残留トナーを最終的に収容する。
【0077】
クリーニングブレード6により感光ドラム1から掻き取られたトナーは、スクイシート127により中間転写ベルト5a上への落下が阻止される。感光体フレーム129により形成される区画内でスクイシート127上に溜まったトナーは、送り羽根151が回転することにより、前記区画の奥へ、つまり感光ドラム1から離れる方向へと掃き出される。そして、送り羽根151よりもさらに奥側に設けられた第一スクリュー128が回転することにより、除去トナーは装置前面から見て左側(図2において手前方向)へ搬送されていく。本実施の形態における第一の搬送部は、主として送り羽根151と第一スクリュー128とにより構成されている。
【0078】
第一スクリュー128が配置されている溝部の左端には、第一搬送部により搬送されてきた除去トナーを第一ユニットの外へ排出するために、下方向へ開いた開口152が設けられている。除去トナーは、第一スクリュー128によって左端に搬送され、開口152から落下する。
【0079】
落下した除去トナーは、中間転写体ユニット22のトナー収容部216に連通する羽根車カバー253の受け口253aへと送り出される。開口152の下面にはシール部材254が設けられており、受け口253aとの接合部でのトナーの漏れを防止している。
【0080】
羽根車カバー253は、図5に示されるように、中間転写体フレーム245の左側面にシール部材256を挟んで結合している。羽根車カバー253の内部では、羽根車255が左側面から見て反時計回りに回転し内部の除去トナーを受け口253aからトナー収容部216の方へ搬送する。本実施の形態における第二の搬送部は、主として受け口253aを有する羽根車カバー253の内部に設けられた羽根車255により構成されている。
【0081】
羽根車カバー253は、トナー収容部216の左側面にオーバーラップしており、オーバーラップした部分に、羽根車カバー253内部に通じている穴が設けられている。さらに、前記穴から長手方向に伸びた位置に、第二スクリュー258が設けられており、羽根車255によって搬送された除去トナーが、第二スクリュー258を回転することでトナー収容部216の左側から右側奥へと搬送されていく。
【0082】
トナー収容部216には、第二スクリュー258の軸方向と垂直な複数の隔壁によって、いくつかの小部屋に仕切られており、左端の小部屋から右隣の小部屋へと除去トナーにより順次満たされていく。
【0083】
そして、一番右側の小部屋にはトナー収容部216の満タンを検知する検知部269が設けられている。検知部269は発光部と受光部からなり、除去トナーがない場合の受光量と、除去トナーにより遮蔽された場合の受光量とを比較して満タンかどうかを判断する。
【0084】
しかし、トナー収容部216の容量に余裕がある状態でも、プロセスカートリッジ20の着脱時に、プロセスカートリッジ20が傾けられたり振られたりして、発光面269aと受光面269bに除去トナーが付着する場合がある。このような場合、満タンでないにもかかわらず、受光量が減少し、満タンであると誤検知してしまうことがある。
【0085】
そのため、発光面269aと受光面269bを拭き取る拭き取り部材270を設けている。拭き取り部材270は発光面269aと受光面269bとの中間位置に回転軸270bを設け、回転軸270bに可撓性を有するシート部材270aを取り付けて構成されている。回転軸270bが回転することにより、シート部材270aが発光面269aと受光面269bに付着している除去トナーを拭き取る。
【0086】
次に、除去トナー搬送手段の駆動伝達構成について図6を参照して説明する。
【0087】
前述のように、プロセスカートリッジ20は、右側の側面に設けられたカップリング124、242を介して、装置本体から感光ドラム1及び駆動ローラ240に所定の回転駆動力が伝達される。
【0088】
駆動ローラ240の左端部にはギア262が設けられている。装置本体からの回転駆動力は、このギア262から2つのギアを介して、拭き取り部材270の回転軸270b端部に設けられたギア271へ伝達される。ギア271へ回転駆動力を伝達する直前のギアは段ギアになっており、拭き取り部材270他除去トナー搬送に関わる駆動部の回転速度を駆動ローラ240の回転速度より減速する。
【0089】
さらにギア271からギア272を介して、第二スクリュー258と結合しているギア264と、羽根車255と結合しているギア263と、に回転駆動が伝達される。そして、ギア263から感光体ユニット21に隣接する位置に設けられたギア265に回転駆動が伝達される。
【0090】
上記に説明したギア262からギア265は、中間転写体ユニット22の左側面に配列されている。一方感光体ユニット21の左側面には、第一スクリュー128と結合しているギア130が中間転写体ユニット22に隣接する位置に設けられており、前記ギア265から駆動伝達を受ける。そしてギア130から、ひとつのギアを介して、送り羽根151と結合しているギア131へと回転駆動が伝達される。
【0091】
以上のように、プロセスカートリッジ20の左側面に除去トナー搬送に関わる駆動伝達機構のすべてのギアを配置する構成により、除去トナー搬送手段の駆動伝達が行われている。
【0092】
この構成によれば、駆動伝達機構が設けられた側面と反対側の側面に十分なスペースが確保され、その中に、感光体、中間転写体の駆動入力部を設けるほかに、転写補助部材の離間動作の駆動伝達部などを設けることが可能で、その結果コンパクトで、部品点数の少ない、安価なプロセスカートリッジにすることができる。
【0093】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、中間転写体ユニット22の受け入れ口からトナー収容部216への第二搬送部として、羽根車255を回転させて行っているが、本実施の形態においては、搬送板をピストン運動させて搬送を行う構成について説明する。
【0094】
図7は第2の実施の形態に係るプロセスカートリッジの除去トナー搬送手段を左側面から見た断面図、図8は第2の実施の形態に係るプロセスカートリッジの除去トナー搬送手段の第二搬送部を上面から見た断面図である。
【0095】
本実施の形態も第1の実施の形態と同様、感光体ユニット21内に第一スクリュー1128、中間転写体ユニット22内に第二スクリュー1258が設けられている。
【0096】
第一スクリュー1128が回転することにより、感光体ユニット21内の残留トナーが図7の紙面手前側へ搬送され、また、第二スクリュー1258が回転することにより、中間転写体ユニット22内の除去トナーが図7の紙面奥側へ搬送され、トナー収容部216に蓄えられる。
【0097】
両スクリューを中継する搬送手段として、中間転写体ユニット22側面に、筒状の搬送路1253を設け、さらに内部に搬送部材1255を設けて構成される。
【0098】
搬送路1253は両端が除去トナーの入り口と出口になっていて、それぞれのスクリュー先端部に位置している。搬送部材1255は複数の搬送部を搬送方向垂直に形成している。
【0099】
一方、第一スクリュー1128、第二スクリュー1258は、図8に示すように、端部にてそれぞれ第一クランク部材1129、第二クランク部材1259と結合している。第一クランク部材1129及び第二クランク部材1259の両クランク部は、搬送部材1255側面に形成された2つの長穴とそれぞれ係合している。
【0100】
第一クランク部材1129は、第一スクリュー1128と反対側の端部側に設けたスクリューとの同軸部が、搬送路1253に設けた軸受部によって支持されており、さらにその外側には第一クランク部材1129と位相が90°異なる第三クランク部材1131が結合している。同様に第二クランク部材1259も搬送路1253の外側に第四クランク部材1264が結合している。
【0101】
第三クランク部材1131、第四クランク部材1264は、リンク1263で連結している。第四クランク部材1264は、第1の実施の形態のように、中間転写体ユニット22側面に設けた不図示のいくつかのギアによって、駆動ローラから駆動が伝達され反時計回りに回転する。
【0102】
そして、上述の構成によって、第一スクリュー1128は、リンク1263と搬送部材1255によって第二スクリュー1258と同期して回転する。同時に搬送部材1255は、ピストン運動を行い、除去トナー進行方向へ動く際は、搬送路1253底面を搬送部が摺動し、進行方向逆側へ動く際は半円を描きながら上流側へ退避する。
【0103】
以上のような構成にすると、除去トナー中継部で除去トナーを平行か、もしくは若干上昇させて搬送させることが可能であるので、トナー収容部216の受入口の位置を高くすることが可能である。これによりトナー収容部216の容量をよりたくさん確保することが出来、ユニットの長寿命化を期待できる。また、搬送経路をよりコンパクトにすることができる。さらにリンク1263によって感光体ユニット21の第一スクリュー1128を回転する構成のため、ギア連結と比較すると駆動伝達部においてもコンパクトに設計することができる。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、像担持体上に残留したトナーを除去するクリーニング手段と、前記クリーニング手段により除去されたトナーを収容するトナー収容部と、を中間転写体を挟んで対向するように設けることで、像担持体の周囲に配置する中間転写体のレイアウトの自由度が増し、コンパクトなプロセスカートリッジ及びこれを備えた省スペースな画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置であって、4色フルカラーの電子写真式レーザービームプリンターの概略構成を示す縦断面図である。
【図2】本実施の形態に係るプロセスカートリッジを装置前面から見て左側面から見た縦断面図である。
【図3】本実施の形態に係るプロセスカートリッジを左側方から見た斜視図である。
【図4】本実施の形態に係るプロセスカートリッジを右側方から見た斜視図である。
【図5】本実施の形態に係るプロセスカートリッジのトナー収容部を上から見た水平断面図である。
【図6】本実施の形態に係るプロセスカートリッジにおいて、左側カバーを外した状態の左側面図である。
【図7】第2の実施の形態に係るプロセスカートリッジを装置前面から見て左側面から見た縦断面図である。
【図8】第2の実施形態の除去トナー搬送手段の第二搬送部を上から見た断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体)
2 帯電ローラ(帯電装置)
3 露光手段
4 現像装置
5 中間転写装置
5a 中間転写ベルト(中間転写体)
6 クリーニングブレード
11 二次転写ローラ
20 プロセスカートリッジ
21 感光体ユニット
22 中間転写体ユニット
128 第一スクリュー
151 送り羽根
152 開口(トナー排出口)
216 トナー収容部
245 中間転写体フレーム
253 羽根車カバー
253a 受け口
255 羽根車
258 第二スクリュー
1128 第一スクリュー
1258 第二スクリュー

Claims (11)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、
    前記静電潜像を可視化したトナー像が転写される中間転写体と、
    該中間転写体に転写されずに前記像担持体上に残留したトナーを除去するクリーニング手段と、
    前記中間転写体を挟んで前記クリーニング手段と反対側に設けられ、前記クリーニング手段により除去された除去トナーを収容するトナー収容部と、
    を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記像担持体と前記クリーニング手段とを有する第一ユニットに設けられた除去トナー排出口と、
    前記中間転写体と前記トナー収容部とを有する第二ユニットに設けられた除去トナー受入口と、
    が対向するように組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記除去トナーを前記クリーニング手段から前記トナー収容部まで搬送する除去トナー搬送手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記除去トナー搬送手段は、
    前記第一ユニットに設けられ、前記クリーニング手段から前記除去トナー排出口まで前記除去トナーを搬送する第一搬送部と、
    前記第二ユニットに設けられ、前記受入口から前記トナー収容部まで前記除去トナーを搬送する第二搬送部と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 外部から前記第二ユニットに入力された駆動力を前記第一搬送部に伝達する駆動伝達機構を前記第二ユニットに設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記トナー収容部は、前記中間転写体を支持する枠体に組み付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記駆動伝達機構は、前記枠体の片側の側面に設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 装置本体から駆動力が入力される前記第二ユニットの側面と反対の側面に前記第二搬送部を設けたことを特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 前記第二搬送部は、
    前記トナー受入口を有し、かつ前記枠体に取り付けたときに密閉状態になる容器と、
    該容器の内部に設けた回転部材と、
    から構成されていることを特徴とする請求項8に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジを画像形成装置に取り付けた位置で、画像形成装置の上部から中間転写体をみた投影面内に像担持体、クリーニング手段及びトナー収容部が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記プロセスカートリッジが着脱可能であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9465329B2 (en) * 2014-09-30 2016-10-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cleaning unit and image forming apparatus provided with the same
CN112015073A (zh) * 2019-05-31 2020-12-01 佳能株式会社 转印单元和图像形成装置

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