JP2008185830A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンデム型感光体ユニットを画像形成装置本体内に向けて移動させる際に、位置決め部材および/またはタンデム型感光体ユニットの位置決め部材との当接部位が損傷するのを防止することができる、画像形成装置を提供すること。
【解決手段】本体ケーシング2内の装着位置において、基準軸203にドラムユニット26が当接することにより、ドラムユニット26の位置決めが達成される。本体ケーシング2内に、ドラムユニット26の移動方向と直交する方向から移動中のドラムユニット26に対して対向するように、摩擦力付与部材214を配置する。これにより、ドラムユニット26が本体ケーシング2内の装着位置に向けて移動するときに、摩擦力付与部材214によって、ドラムユニット26に摩擦力を付与し、ドラムユニット26の移動の勢いを弱めることができる。
【選択図】図11

Description

本発明は、カラーレーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
カラー画像形成装置として、4個の感光体ならびにその周囲に配置される部材を感光体カートリッジに一体的に保持させ、その感光体カートリッジを、装置本体に対してスライドにより着脱可能としたものが提案されている。(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−15378号公報
このようなカラー画像形成装置では、感光体カートリッジの装置本体に対する正確な位置決めが要求される。たとえば、露光ユニットが装置本体に固定されている一方で、感光体カートリッジが装置本体に対して着脱されるので、感光体カートリッジが装着された状態において、露光ユニットに対する各感光体の正確な相対配置が確保されるように、感光体カートリッジが装置本体に対して正確に位置決めされなければならない。
そのため、装置本体には、感光体カートリッジに当接して、感光体カートリッジを位置決めするための位置決め部材が設けられる。しかし、感光体カートリッジを装置本体に対してスライドにより着脱可能とした構成のものでは、感光体カートリッジを装置本体に装着する際に、感光体カートリッジを勢いよくスライドさせると、感光体カートリッジと位置決め部材とが強く衝突し、位置決め部材および/または感光体カートリッジにおける位置決め部材との当接部位を損傷するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、タンデム型感光体ユニットを画像形成装置本体内に向けて移動させる際に、位置決め部材および/またはタンデム型感光体ユニットの位置決め部材との当接部位が損傷するのを防止することができる、画像形成装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、画像形成装置本体と、複数の感光体を並列に配置した状態で一体的に保持し、前記画像形成装置本体に対して前記感光体の並び方向に沿って移動可能なタンデム型感光体ユニットと、前記画像形成装置本体内に配置され、前記タンデム型感光体ユニットに当接して、前記タンデム型感光体ユニットを前記画像形成装置本体内の装着位置に位置決めするための位置決め部材と、前記画像形成装置本体内に、前記タンデム型感光体ユニットの移動方向と直交する方向から、移動中の前記タンデム型感光体ユニットに対して対向するように配置され、当該移動中の前記タンデム型感光体ユニットに摩擦力を付与するための摩擦力付与部材とを備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記摩擦力付与部材は、前記感光体の回転軸線に沿う方向の一方側から、移動中の前記タンデム型感光体ユニットに対して接触するように配置されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記画像形成装置本体内に、前記装着位置に対して前記摩擦力付与部材と反対側に配置され、前記装着位置に装着された前記タンデム型感光体ユニットが当接して、前記タンデム型感光体ユニットを前記感光体の回転軸線に沿う方向に位置決めするための位置決め面を備えていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記画像形成装置本体内に、前記装着位置に対して前記摩擦力付与部材と同一側に配置され、前記装着位置に装着された前記タンデム型感光体ユニットに弾性的に当接して、前記タンデム型感光体ユニットを前記感光体の回転軸線に沿う方向に押圧するための押圧部材を備えていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記タンデム型感光体ユニットに対して着脱可能であり、各前記感光体に現像剤を供給する複数の現像ユニットを備え、前記押圧部材は、前記現像ユニットへの給電のための給電端子を兼ねていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記位置決め部材は、前記感光体の回転軸線に沿う方向に延びる軸部材を備え、前記タンデム型感光体ユニットには、前記タンデム型感光体ユニットが前記装着位置に装着されたときに、前記軸部材を受け入れて、前記軸部材を前記移動方向と交差する方向から挟持する切欠部が形成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記摩擦力付与部材は、前記画像形成装置本体内における前記移動方向の奥側に偏った位置に配置されていることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記画像形成装置本体内に設けられ、前記移動方向に延び、前記タンデム型感光体ユニットの移動を案内するためのガイドレールを備え、前記摩擦力付与部材は、前記ガイドレールに対して前記移動方向の奥側に配置されていることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記タンデム型感光体ユニットにおける前記移動方向の奥側端部に設けられ、前記タンデム型感光体ユニットの前記画像形成装置本体に対する移動時に、前記ガイドレールに支持される被支持部材を備え、前記摩擦力付与部材は、前記被支持部材に接触して、前記移動方向に移動する前記タンデム型感光体ユニットに摩擦力を付与することを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9に記載の発明において、前記摩擦力付与部材は、マイクロセルウレタンフォームからなることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の発明において、前記摩擦力付与部材は、板金からなることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、タンデム型感光体ユニットは、画像形成装置本体に対して感光体の並び方向に沿って移動可能に設けられている。画像形成装置本体内には、位置決め部材が配置されている。画像形成装置本体内の装着位置において、その位置決め部材がタンデム型感光体ユニットに当接することにより、タンデム型感光体ユニットの位置決めが達成される。また、画像形成装置本体内には、タンデム型感光体ユニットの移動方向と直交する方向から移動中のタンデム型感光体ユニットに対して対向するように、摩擦力付与部材が配置されている。これにより、タンデム型感光体ユニットが画像形成装置本体内の装着位置に向けて移動するときに、摩擦力付与部材によって、タンデム型感光体ユニットに摩擦力を付与することができる。そして、この摩擦力により、タンデム型感光体ユニットが装着位置に位置決めされる前に、タンデム型感光体ユニットの移動の勢いを弱めることができるので、タンデム型感光体ユニットと位置決め部材とが強く衝突することを防止することができる。その結果、位置決め部材および/またはタンデム型感光体ユニットの位置決め部材との当接部位の損傷を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、摩擦力付与部材は、感光体の回転軸線に沿う方向の一方側から移動中のタンデム型感光体ユニットに対して接触し、そのタンデム型感光体ユニットに摩擦力を付与する。摩擦力付与部材がタンデム型感光体ユニットに対して接触することにより、タンデム型感光体ユニットを感光体の回転軸線に沿う方向に押圧することができる。
請求項3に記載の発明によれば、画像形成装置本体内には、タンデム型感光体ユニットの装着位置に対して摩擦力付与部材と反対側に、タンデム型感光体ユニットを感光体の回転軸線に沿う方向に位置決めするための位置決め面が備えられている。そのため、タンデム型感光体ユニットが感光体の回転軸線に沿う方向に押圧されたときに、タンデム型感光体ユニットが位置決め面に当接し、タンデム型感光体ユニットを感光体の回転軸線に沿う方向に位置決めすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、画像形成装置本体内には、タンデム型感光体ユニットに弾性的に当接して、タンデム型感光体ユニットを感光体の回転軸線に沿う方向に押圧するための押圧部材が備えられている。これにより、タンデム型感光体ユニットに対して、感光体の回転軸線に沿う方向の押圧力を確実に付与することができる。その結果、タンデム型感光体ユニットを位置決め面に確実に当接させることができ、タンデム型感光体ユニットの感光体の回転軸線に沿う方向に確実に位置決めすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、押圧部材が現像ユニットへの給電のための給電端子を兼ねているので、押圧部材と給電端子とを別々に設ける構成よりも部品点数を少なくすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、タンデム型感光体ユニットには、タンデム型感光体ユニットが装着位置に装着されたときに、軸部材を受け入れて、軸部材をタンデム型感光体ユニットの移動方向と交差する方向から挟持する切欠部が形成されている。軸部材が切欠部に受け入れられることにより、タンデム型感光体ユニットを移動方向に位置決めすることができる。また、軸部材が切欠部に受け入れられた状態で、軸部材が切欠部に移動方向と交差する方向から挟持されることにより、タンデム型感光体ユニットを移動方向と交差する方向(挟持方向)にも位置決めすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、画像形成装置本体内の奥側に偏った位置に、摩擦力付与部材が配置されている。これにより、タンデム型感光体ユニットが画像形成装置本体内の装着位置に向けて移動するときに、タンデム型感光体ユニットが装着位置に到達する直前に、タンデム型感光体ユニットに対して摩擦力を付与することができる。そのため、タンデム型感光体ユニットが装着位置に到達する直前までは、タンデム型感光体ユニットのスムーズな移動を確保することができながら、タンデム型感光体ユニットの装着位置への到達時点では、タンデム型感光体ユニットの移動の勢いが弱まった状態とすることができる。その結果、タンデム型感光体ユニットの移動操作性を損なうことなく、位置決め部材および/またはタンデム型感光体ユニットの位置決め部材との当接部位の損傷を防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、画像形成装置本体内には、タンデム型感光体ユニットの移動を案内するためのガイドレールが備えられている。これにより、タンデム型感光体ユニットの移動操作性の向上を図ることができる。そして、ガイドレールが備えられる場合、そのガイドレールの奥側に摩擦力付与部材が配置されることにより、タンデム型感光体ユニットが装着位置に到達する直前に、タンデム型感光体ユニットに対して摩擦力を付与することができる。
請求項9に記載の発明によれば、タンデム型感光体ユニットの移動方向の奥側端部には、ガイドレールに支持される被支持部材が備えられている。この被支持部材に摩擦力付与部材が接触することにより、タンデム型感光体ユニットに摩擦力を付与することができる。
請求項10に記載の発明によれば、摩擦力付与部材がマイクロセルウレタンフォームからなるので、摩擦力付与部材がタンデム型感光体ユニットと接触したときに、マイクロセルウレタンフォームの弾性により、摩擦力付与部材からタンデム型感光体ユニットに摩擦力および押圧力を付与することができる。
請求項11に記載の発明によれば、摩擦力付与部材が板金からなるので、摩擦力付与部材がタンデム型感光体ユニットと接触したときに、板金の弾性により、摩擦力付与部材からタンデム型感光体ユニットに摩擦力および押圧力を付与することができる。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、後述する複数の感光ドラム29が水平方向において並列的に配置される、横置きタイプのタンデム型カラーレーザプリンタである。
このカラーレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その内部に、後述するドラムユニット26を収容するドラム収容空間7が形成されている。
本体ケーシング2の一方側面には、ドラム収容空間7に連通する着脱口8が形成されている。また、その着脱口8が形成されている側面には、着脱口8を開閉するためのフロントカバー9が設けられている。このフロントカバー9は、本体ケーシング2の側方に傾倒して、着脱口8を開放し、本体ケーシング2の一方側面に沿って起立して、着脱口8を閉鎖する。着脱口8を開放した状態で、この着脱口8を介して、ドラムユニット26をドラム収容空間7に対して着脱させることができる。
なお、以下の説明において、フロントカバー9が設けられる側(図1における右側)を前側(正面側)とし、その反対側(図1における左側)を後側(背面側)とする。また、このカラーレーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。ドラムユニット26に関しては、特に言及がない限り、本体ケーシング2に対する装着状態での方向を基準として説明する。
(2)給紙部
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着される給紙トレイ10を備えている。給紙トレイ10の前端部上方には、給紙ローラ11が配置されている。また、給紙部4は、給紙トレイ10の前端部上方と後述する搬送ベルト58の間に形成される略U字状の給紙パス17を備えている。この給紙パス17上には、分離ローラ12、分離パッド13、ピンチローラ14、紙粉取りローラ15および1対のレジストローラ16が配設されている。
給紙ローラ11の回転により、給紙トレイ10にスタックされている用紙3が給紙パス17に送り出される。その送り出された用紙3は、分離ローラ12と分離パッド13との間で1枚ごとに捌かれる。そして、その用紙3は、ピンチローラ14と紙粉取りローラ15との間を通過し、紙粉取りローラ15により紙粉が除去された後、レジストローラ16へ搬送される。レジストローラ16は、用紙3を、レジスト後に、後述する搬送ベルト58上に向けて送り出す。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセス部21、転写部22および定着部23を備えている。
(3−1)スキャナ部
スキャナ部20は、本体ケーシング2の上部に配置されている。このスキャナ部20は、レーザ、ミラーおよびレンズなどの光学部材を備えており、後述する4つの感光ドラム29に向けて4本のレーザビームを出射する。各レーザビームは、図1に破線で示すように、感光ドラム29の表面に高速走査にて照射される。
(3−2)プロセス部
プロセス部21は、スキャナ部20の下方であって、給紙部4の上方に配置されている。プロセス部21は、1つのドラムユニット26と、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応する4つの現像カートリッジ27とを備えている。
(3−2−1)ドラムユニット
タンデム型感光体ユニットの一例としてのドラムユニット26は、着脱口8からアクセスして、水平方向にスライドによる移動可能に設けられている。このドラムユニット26は、各色に対応して、4つのドラムサブユニット28を備えている。
各ドラムサブユニット28は、互いに前後方向に間隔を隔てて並列的に配置されている。すなわち、前側から後側に向かって、ブラックドラムサブユニット28K、イエロードラムサブユニット28Y、マゼンタドラムサブユニット28Mおよびシアンドラムサブユニット28Cが、この順に、互いに間隔を隔てて配置されている。
図2は、現像カートリッジ27およびドラムサブユニット28の側断面図である。
各ドラムサブユニット28は、図2に示すように、感光ドラム29、スコロトロン型帯電器30およびクリーニングブラシ31を保持している。
感光体の一例としての感光ドラム29は、左右方向に沿って配置されている。この感光ドラム29は、最表層が正帯電性の感光層により形成される円筒形状のドラム本体32と、ドラム本体32の軸線方向に沿って配置されるドラム軸33とを備えている。ドラム本体32は、ドラム軸33に対して回転自在に設けられている。ドラム軸33は、軸方向両端部が、後述するサイドフレーム134を挿通し、後述する側板133に回転不能に支持されている。そして、感光ドラム29は、画像形成時において、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力により回転される。
スコロトロン型帯電器30は、感光ドラム29の斜め後側上方に、感光ドラム29と間隔を隔てて対向配置されている。このスコロトロン型帯電器30は、感光ドラム29と間隔を隔てて対向配置された放電ワイヤ34と、放電ワイヤ34と感光ドラム29との間に設けられるグリッド35とを備えている。画像形成時には、放電ワイヤ34およびグリッド35にそれぞれ電圧が印加される。
クリーニングブラシ31は、感光ドラム29の後方において、感光ドラム29と対向して接触するように配置されている。画像形成時には、クリーニングブラシ31にクリーニングバイアスが印加される。
(3−2−2)現像カートリッジ
現像ユニットの一例としての現像カートリッジ27は、図1に示すように、各色のドラムサブユニット28に対応して設けられている。すなわち、ブラックドラムサブユニット28Kに対応して、ブラック現像カートリッジ27Kが設けられ、イエロードラムサブユニット28Yに対応して、イエロー現像カートリッジ27Yが設けられ、マゼンタドラムサブユニット28Mに対応して、マゼンタ現像カートリッジ27Mが設けられ、シアンドラムサブユニット28Cに対応して、シアン現像カートリッジ27Cが設けられている。
各現像カートリッジ27は、図2に示すように、筐体36内に、アジテータ37、供給ローラ38、現像ローラ39および層厚規制ブレード40を備えている。
筐体36は、下端部に開口部41を有するボックス状に形成されている。筐体36の内部は、隔壁42によって、上側のトナー収容室43と下側の現像室44とに区画されている。隔壁42には、トナー収容室43と現像室44とを連通する連通口45が形成されている。
トナー収容室43には、各現像カートリッジ27に対応する色のトナーが収容されている。各色のトナーとしては、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各着色剤が各色に対応して配合される、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが用いられている。このトナー収容室43内に収容されているトナーの残量を検出するために、筐体36の左右方向の両側壁101には、そのトナーの残量を検出するためのセンサ光を透過させるための検知窓46が形成されている。
アジテータ37は、トナー収容室43内に設けられている。アジテータ37は、筐体36の両側壁101に回転自在に支持されるアジテータ回転軸47と、そのアジテータ回転軸47から径方向外方に延びる攪拌部材48とを備えている。画像形成時において、アジテータ回転軸47には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、攪拌部材48がトナー収容室43内を周回移動する。
供給ローラ38は、現像室44内において、連通口45の下方に設けられている。この供給ローラ38は、筐体36の両側壁101に回転自在に支持される金属製の供給ローラ軸49と、その供給ローラ軸49を被覆する導電性のスポンジからなるスポンジローラ50とを備えている。画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、供給ローラ38が回転される。
現像ローラ39は、現像室44内において、供給ローラ38に対して斜め後側下方に設けられている。この現像ローラ39は、筐体36の両側壁101に回転自在に支持される金属製の現像ローラ軸51と、その現像ローラ軸51を被覆する導電性のゴムからなるゴムローラ52とを備えている。ゴムローラ52の周面の一部は、現像室44の開口部41から下方に露出する。また、ゴムローラ52は、供給ローラ38のスポンジローラ50に対して圧接している。画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、現像ローラ39が回転される。また、現像ローラ39には、現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード40は、現像室44内において、現像ローラ39に上方から圧接するように設けられている。層厚規制ブレード40は、金属製の板ばね部材からなるブレード53と、ブレード53の遊端部に設けられる絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部54とを備えている。ブレード53の基端部が、固定部材55によって隔壁42に固定されている。ブレード53の弾性力により、押圧部54が現像ローラ39のゴムローラ52に対して上方から圧接される。
(3−2−3)プロセス部での現像動作
各現像カートリッジ27では、トナー収容室43に収容されている各色に対応するトナーが、アジテータ37によって攪拌されながら連通口45に移動し、連通口45から現像室44へ放出される。連通口45から現像室44へ放出されたトナーは、供給ローラ38に供給される。供給ローラ38に供給されたトナーは、供給ローラ38の回転により、現像ローラ39に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ38と現像バイアスが印加されている現像ローラ39との間で正極性に摩擦帯電される。こうして現像ローラ39に供給されたトナーは、現像ローラ39の回転に伴って、層厚規制ブレード40の押圧部54と現像ローラ39のゴムローラ52との間に進入し、一定厚さの薄層としてゴムローラ52の表面に担持される。
一方、各現像カートリッジ27に対応する感光ドラム29の表面が、感光ドラム29の回転に伴って、スコロトロン型帯電器30により一様に正帯電される。そして、その正帯電した感光ドラム29の表面に、図1に示すように、スキャナ部20からのレーザビームが照射されることにより、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
感光ドラム29の回転により、感光ドラム29の表面に形成されている静電潜像が現像ローラ39と対向すると、現像ローラ39の表面に担持されている正帯電トナーが、その静電潜像(つまり、一様に正帯電されている感光ドラム29の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分)に供給される。これにより、静電潜像がは可視像化され、感光ドラム29の表面には、各色に対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
(3−3)転写部
転写部22は、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセス部21の下方に配置されている。この転写部22は、駆動ローラ56、従動ローラ57、搬送ベルト58、および転写ローラ59を備えている。
駆動ローラ56および従動ローラ57は、前後方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。搬送ベルト58は、エンドレスベルトからなり、駆動ローラ56と従動ローラ57との間に巻回されている。
画像形成時において、駆動ローラ56には、本体ケーシング2内に設けられる図示しないモータからの駆動力が伝達され、駆動ローラ56が回転される。すると、搬送ベルト58が、駆動ローラ56および従動ローラ57の間を、各感光ドラム29と対向して接触する転写位置において、感光ドラム29と逆方向に回転するように周回移動されるとともに、従動ローラ57が従動される。
転写ローラ59は、駆動ローラ56および従動ローラ57の間に巻回されている搬送ベルト58内において、各感光ドラム29と、搬送ベルト58を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。各転写ローラ59は、搬送ベルト58と対向して接触する転写位置において、搬送ベルト58の周回移動方向と同方向に従動回転するように設けられている。画像形成時には、各転写ローラ59に転写バイアスが印加される。
給紙部4から給紙された用紙3は、駆動ローラ56の駆動および従動ローラ57の従動により周回移動される搬送ベルト58によって、前側から後側に向かって、各感光ドラム29に対応する転写位置を、順次通過するように搬送される。そして、その搬送中に、各感光ドラム29に担持されている各色のトナー像が、順次に重ね合わせて転写される。これにより、用紙3にカラー像が形成される。
なお、転写後に感光ドラム29上に残存する転写残トナーは、現像ローラ39に回収される。また、転写後に感光ドラム29上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニングブラシ31によって回収される。
(3−4)定着部
定着部23は、転写部22の後方に配置されており、加熱ローラ65と、その加熱ローラ65を加圧する加圧ローラ66とを備えている。
定着部23において、用紙3に転写されたカラー像は、用紙3が加熱ローラ65と加圧ローラ66との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙3に熱定着される。
(4)排紙部
排紙部6は、前方に向かって開放される略C字状の排紙パス67を備えている。この排紙パス67上には、搬送ローラ69、ピンチローラ70および1対の排紙ローラ71が配設されている。定着部23から搬送される用紙3は、搬送ローラ69およびピンチローラ70により排紙パス67に沿って搬送され、排紙ローラ71によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ68上に排紙される。
2.ドラムユニット
図3は、ドラムユニット26の左前側から見た斜視図である。図4は、ドラムユニット26の右前側から見た斜視図である。図5は、ドラムユニット26の右前端部の側面図である。図3には、ドラムユニット26に対する着脱途中の現像カートリッジ27(イエロー現像カートリッジ27Y)が示されている。
ドラムユニット26は、前後方向に沿って並列的に配置される4つのドラムサブユニット28と、4つのドラムサブユニット28の前側に配置されるフロントビーム131と、4つのドラムサブユニット28の後側に配置されるリヤビーム132と、4つのドラムサブユニット28、フロントビーム131およびリヤビーム132を左右両側から挟む1対の側板133とを備えている。
(1)ドラムサブユニット
ドラムサブユニット28は、左右方向において間隔を隔てて対向配置される1対のサイドフレーム134と、各サイドフレーム134間において左右方向に沿って架設されるセンタフレーム135とを備えている。
各サイドフレーム134は、樹脂材料を用いて、平板状に形成されている。
各サイドフレーム134には、感光ドラム29のドラム軸33が挿通されている。
また、各サイドフレーム134には、現像カートリッジ27のドラムサブユニット28に対する着脱を案内するためのカートリッジガイド溝136が形成されている。
このカートリッジガイド溝136は、サイドフレーム134の後側上端縁から、サイドフレーム134の前側下端近傍まで、斜め後側下方に延びるように形成されている。カートリッジガイド溝136の下端部(最深部)は、現像ローラ39が感光ドラム29に接触する位置における現像ローラ軸51の位置に対応して配置されている。現像ローラ軸51は、現像カートリッジ27の筐体36の両側壁101を貫通し、その両端には、カラー部材85が冠着されている。カートリッジガイド溝136には、カラー部材85がスライド自在に受け入れられる。
また、各サイドフレーム134には、サイドフレーム134から幅方向外方へ突出する筒状のボス138が形成されている。このボス138は、現像カートリッジ27がドラムサブユニット28に装着された状態で、現像カートリッジ27の検知窓46(図2参照)と幅方向において対向する位置に配置されている。
左側のサイドフレーム134には、現像カートリッジ27のカップリング受動ギヤ87が配置されるカップリング内側挿通孔137が形成されている。カップリング受動ギヤ87は、アジテータ37、供給ローラ38および現像ローラ39(図2参照)を回転させるための駆動力が入力されるギヤであり、現像カートリッジ27の筐体36の左側壁101に設けられている。
一方、右側のサイドフレーム134には、図4に示すように、ワイヤ電極141、グリッド電極142、現像ローラ電極143およびクリーニング電極144が、右側のサイドフレーム134の厚さ方向を貫通するように支持され、幅方向外側に向かって突出するように設けられている。
ワイヤ電極141は、図5に示すように、サイドフレーム134の前後方向のほぼ中央に配置されて、サイドフレーム134と一体的に形成されるサポート部材145に支持されて、このワイヤ電極141は、スコロトロン型帯電器30の放電ワイヤ34(図2参照)と電気的に接続されている。
グリッド電極142は、図5に示すように、ワイヤ電極141の後側斜め下方に配置され、サイドフレーム134と一体的に形成されるサポート部材146に支持されている。このグリッド電極142は、スコロトロン型帯電器30のグリッド35(図2参照)と電気的に接続されている。
現像ローラ電極143は、ワイヤ電極141の前側斜め下方に配置されている。現像ローラ電極143は、現像ローラ39の現像ローラ軸51(図2参照)と電気的に接続されている。
クリーニング電極144は、図5に示すように、グリッド電極142の上方に配置され、サイドフレーム134と一体的に形成されるサポート部材147に支持されている。このクリーニング電極144は、クリーニングブラシ31(図2参照)と電気的に接続されている。
センタフレーム135には、スコロトロン型帯電器30およびクリーニングブラシ31が保持されている。
現像カートリッジ27のドラムサブユニット28に対する装着状態では、現像ローラ軸51の右側端部のカラー部材85が、右側のサイドフレーム134に設けられている現像ローラ電極143に接続される。また、現像カートリッジ27のカップリング受動ギヤ87が、左側のサイドフレーム134に形成されているカップリング内側挿通孔137に配置される。
(2)フロントビーム
フロントビーム131は、樹脂材料を用いて一体的に形成されている。このフロントビーム131は、幅方向中央部に取り付けられる手前側把持部157と、手前側把持部157を回転自在に支持する支持軸158とを備えている。
支持軸158は、フロントビーム131を幅方向に沿って貫通するように配置され、フロントビーム131に支持されている。
手前側把持部157は、略U字状に形成されている。手前側把持部157の各遊端部は、支持軸158に回動可能に支持されている。これにより、手前側把持部157は、フロントビーム131に沿って起立する収納位置と、フロントビーム131の前側に傾倒する操作位置とに揺動自在に設けられている。
(3)リヤビーム
リヤビーム132は、樹脂材料を用いて一体的に形成されている。このリヤビーム132には、その幅方向中央において、背面視略U字状の奥側把持部159が一体的に設けられている。
奥側把持部159は、各遊端部がリヤビーム132に連結され、後側下方から前側上方に傾斜して、リヤビーム132から斜め上方に突出するように設けられている。
(4)側板
各側板133は、ドラムサブユニット28、フロントビーム131およびリヤビーム132を形成する樹脂材料よりも剛性の高い材料、たとえば、金属または繊維強化樹脂を用いて形成されており、好ましくは、鋼板を用いて形成されている。各側板133は、前後方向に延びる側面視略細長矩形板状をなしている。そして、各側板133は、前端部がフロントビーム131に固定され、後端部がリヤビーム132に固定されて、4つのドラムサブユニット28を左右両側から挟持した状態で保持している。
各側板133の上端部は、断面L字形状となるように、幅方向外側に屈曲されている。これにより、各側板133の上端部には、前後方向にわたって幅方向外側に延びる鍔部155が形成されている。
また、各側板133の後端部は、その上端部が後方に延びる側面視略L字状に形成されている。そして、その後方に延びる部分には、2つの被支持部材の一例としてのころ部材170が回転自在に備えられている。2つのころ部材170は、前後方向において、スペーサ171を挟んで配置されている。前側のころ部材170は、鍔部155の下方に配置されている。後側のころ部材170は、鍔部155の後端部の後方に配置されている。
各側板133の後端部には、側面視略矩形状の切欠部160が形成されている。より具体的には、切欠部160は、その上端縁が側板133の後端縁から前後方向(水平方向)に一直線状に形成されている。一方、切欠部160の下端縁は、側板133の後端縁から前側上方に一定勾配で傾斜する一直線状に形成されている。また、切欠部160の前端縁は、上端縁の前端部と下端縁の前端部とを連結するように、上下方向(鉛直方向)に沿って一直線状に形成されている。この切欠部160は、ドラムユニット26の本体ケーシング2に対する装着状態において、後述する基準軸203を受け入れて、その基準軸203を上下方向から挟持する。
また、各側板133には、上端部において、各ドラムサブユニット28のボス138を受け入れる4つの光透過孔123が形成されている。
さらに、各側板133には、下端部において、各ドラムサブユニット28に備えられる感光ドラム29のドラム軸33の軸方向端部を挿通する軸孔124が形成されている。
左側の側板133には、図3に示すように、ドラムサブユニット28の左側面に形成されたカップリング内側挿通孔137と連通するカップリング外側挿通孔163が形成されている。現像カートリッジ27がドラムサブユニット28に装着された状態で、各カップリング外側挿通孔163には、カップリング外側挿通孔163に配置された各現像カートリッジ27のカップリング受動ギヤ87が対向する。
また、左側の側板133の外面には、4つの左キャップ180が取り付けられている。各左キャップ180は、絶縁性の樹脂材料からなり、下部が前後方向に延びる側面視略矩形状に形成され、上部が上方に突出する側面視略台形状に形成されている。そして、各左キャップ180は、下端縁が側板133の下端縁に沿い、側面視略台形状の上部が各カップリング外側挿通孔163の後側に配置されるように配置されている。また、各左キャップ180の下後端部には、外側に向けて膨出する略矩形板状の膨出部181が形成されている。
右側の側板133には、4つの電極開口部(図示せず)が前後方向に沿って互いに間隔を隔てて形成されている。各電極開口部は、各ドラムサブユニット28の右側のサイドフレーム134に対向し、図4に示すように、各サイドフレーム134に設けられるワイヤ電極141、グリッド電極142、現像ローラ電極143およびクリーニング電極144を露出させる。
そして、右側の側板133には、各電極開口部を閉塞する右キャップ182が取り付けられている。各右キャップ182は、絶縁性の樹脂材料からなり、側面視台形状に形成されている。各右キャップ182には、図5に示すように、ドラム軸33を露出させるドラム軸開口部183と、ワイヤ電極141を露出させるワイヤ電極開口部184と、グリッド電極142を露出させるグリッド電極開口部185と、現像ローラ電極143を露出させる現像ローラ電極開口部186と、クリーニング電極144を露出させるクリーニング電極開口部187とが形成されている。右キャップ182は、ドラム軸33、ワイヤ電極141、グリッド電極142、現像ローラ電極143およびクリーニング電極144を露出させつつ、電極開口部を塞いで、電極開口部からの異物の進入を防止する。
また、左キャップ180および右キャップ182は、絶縁性を有する材料を用いて形成されることにより、ワイヤ電極141、グリッド電極142、現像ローラ電極143およびクリーニング電極144からの漏電を防止する役割も有している。
3.本体ケーシング
図6は、カラーレーザプリンタ1の左前側から見た斜視図であり、フロントカバー9および給紙トレイ10が取り外され、本体ケーシング2に対するドラムユニット26の着脱途中の状態を示す。
本体ケーシング2は、ドラムユニット26を挟んで左右方向に互いに対向して配置される左側本体フレーム201および右側本体フレーム202を備えている。左側本体フレーム201および右側本体フレーム202の各上端部間には、スキャナ部20が架設されており、左側本体フレーム201と右側本体フレーム202との間におけるスキャナ部20の下方が、ドラム収容空間7とされている。
図7は、左側本体フレーム201および右側本体フレーム202の平面図である。図8は、左側本体フレーム201の右前側から見た斜視図である。図9は、右側本体フレーム202の左後側から見た斜視図である。
本体ケーシング2内には、図7に示すように、左側本体フレーム201および右側本体フレーム202の後端部間に、ドラムユニット26の各側板133の切欠部160に挟持される基準軸203が架設されている。具体的には、左側本体フレーム201には、図8に示すように、その後端部における上下方向中央部に、L字突条部204が、上下方向に延び、その上端から後側に延びるL字状に形成されている。また、右側本体フレーム202には、図9に示すように、左側本体フレーム201のL字突条部204と左右方向に対向する位置に、L字突条部205が、上下方向に延び、その上端から後側に延びるL字状に形成されている。位置決め部材および軸部材の一例としての基準軸203は、各L字突条部204,205に後側および下側から当接するように配置され、左側本体フレーム201と右側本体フレーム202との間に架設されている。
左側本体フレーム201の内面には、図8に示すように、L字突条部204よりも上方の位置に、ドラムユニット26の着脱を案内するためのガイドレールの一例としての左レール206が設けられている。左レール206は、左側本体フレーム201の内面に沿った鉛直部207と、この鉛直部207に対して直交する水平部208とを一体的に有する断面略L字状に形成されている。この左レール206は、左側本体フレーム201の前端縁付近とL字突条部204よりも少し前側の位置との間で、前後方向(水平方向)に延びている。
また、左側本体フレーム201の内面には、ドラムユニット26が本体ケーシング2に装着された状態で、そのドラムユニット26に備えられる4つの左キャップ180のうちの最前側および最後側に配置される左キャップ180の膨出部181(図3参照)とそれぞれ対向する位置に、位置決め突起209が配置されている。各位置決め突起209は、位置決め面の一例としての鉛直面210を有している。
右側本体フレーム202の内面には、図9に示すように、ドラムユニット26の着脱を案内するための右レール211が、左レール206(図8参照)と左右方向に対向配置されている。右レール211は、左レール206と左右対称な形状を有している。すなわち、右レール211は、右側本体フレーム202の内面に沿った鉛直部212と、この鉛直部212に対して直交する水平部213とを一体的に有する断面略L字状に形成されている。
また、右側本体フレーム202の内面には、右側本体フレーム202の後側に隣接して、摩擦力付与部材214が配置されている。この摩擦力付与部材214は、マイクロセルウレタンフォームからなり、たとえば、厚さ3〜4mmに形成されている。摩擦力付与部材214の表面は、摩擦力付与部材214を跨いで、両端部が右レール211の鉛直部212と右側本体フレーム202の内面とに貼着されたPETフィルム215で覆われている。
4.現像カートリッジに対する給電のための構成
図10は、現像カートリッジ27(ドラムユニット26)に対する給電のための構成を図解的に示す斜視図である。
本体ケーシング2内には、押圧部材および給電端子の一例としての、ワイヤ出力端子221、グリッド出力端子222、現像ローラ出力端子223およびクリーニング出力端子224が、右側本体フレーム202(図9参照)に対して左右方向に移動可能に設けられている。
ワイヤ出力端子221、グリッド出力端子222、現像ローラ出力端子223およびクリーニング出力端子224は、それぞれワイヤ電極141、グリッド電極142、現像ローラ電極143およびクリーニング電極144と対向する位置に配置されている。また、ワイヤ出力端子221、グリッド出力端子222、現像ローラ出力端子223およびクリーニング出力端子224は、それぞれ付勢ばね225,226,227,228により、左側に向けて付勢されている。この付勢により、ワイヤ出力端子221、グリッド出力端子222、現像ローラ出力端子223およびクリーニング出力端子224は、それぞれワイヤ電極141、グリッド電極142、現像ローラ電極143およびクリーニング電極144に対して、右側から弾性的に当接する。
5.ドラムユニットの装着
図11は、ドラムユニット26のドラム収容空間7への装着の過程を図解的に示す平面図である。
ドラムユニット26をドラム収容空間7(本体ケーシング2)に装着するには、まず、フロントカバー9(図1参照)を傾倒させて、着脱口8(図1参照)を開放する。次いで、ドラムユニット26の手前側把持部157および奥側把持部159(図3参照)を両手でそれぞれ把持し、図11(a)に示すように、着脱口8から、ドラムユニット26の後端部を本体ケーシング2内に進入させる。そして、ドラムユニット26の後端部の左右両側に設けられる各ころ部材170を、それぞれ左レール206(水平部208)および右レール211(水平部213)上に載せ、奥側把持部159から手を放す。
その後、手前側把持部157を把持している他方の手で、ドラムユニット26を後側に向けて押す。すると、図11(b)に示すように、左右両側の各ころ部材170がそれぞれ左レール206および右レール211上を転動し、ドラムユニット26が後側に向けて円滑にスライド(移動)する。
左右両側における後側のころ部材170がそれぞれ左レール206および右レール211から後側(奥側)に脱落する位置に達すると、右側における後側のころ部材170に対して、摩擦力付与部材214がPETフィルム215を介して右側から当接する。これにより、ころ部材170に対して動摩擦力が作用し、ドラムユニット26の移動の勢いが弱まる。また、摩擦力付与部材214の弾性により、ころ部材170に対して左側に向けて押圧する力が付与される。したがって、後側のころ部材170がそれぞれ左レール206および右レール211から後側に脱落した後は、ドラムユニット26は、移動の勢いが弱められ、その後端部が少し左側に振られながら、さらに後側へと移動する。
そして、図11(c)に示すように、左右両側の各ころ部材170がそれぞれ左レール206および右レール211上から後側に脱落すると、各側板133に形成されている切欠部160(図3参照)に基準軸203が嵌り、ドラムユニット26の移動が規制される。これにより、ドラムユニット26のドラム収容空間7への装着が完了となる。その後は、手前側把持部157を把持している他方の手を離して、フロントカバー9を起立させて、フロントカバー9により着脱口8を閉鎖する。
ドラムユニット26が装着された状態では、切欠部160の上端縁および下端縁が基準軸203に当接し、切欠部160の上端縁および下端縁により基準軸203が上下方向から挟持される。これにより、ドラムユニット26は、上下方向および前後方向において位置決めされる。
また、左右両側における後側のころ部材170に対して、摩擦力付与部材214がPETフィルム215を介して右側から弾性的に当接する。さらに、図10に示すように、各ドラムサブユニット28のワイヤ電極141、グリッド電極142、現像ローラ電極143およびクリーニング電極144に対して、それぞれワイヤ出力端子221、グリッド出力端子222、現像ローラ出力端子223およびクリーニング出力端子224が右側から弾性的に当接する。これにより、ドラムユニット26に対して、左側に向けて押圧する力が付与される。その結果、ドラムユニット26の最前側および最後側に配置される左キャップ180の膨出部181(図3参照)が、左側本体フレーム201の内面に配置されている位置決め突起209の鉛直面210に押し当てられる。これにより、ドラムユニット26は、左右方向において位置決めされる。
6.作用効果
以上のように、ドラムユニット26は、本体ケーシング2に対して感光ドラム29の並び方向(前後方向)に沿って移動可能に設けられている。本体ケーシング2内には、基準軸203が配置されている。本体ケーシング2内の装着位置において、その基準軸203がドラムユニット26に当接することにより、ドラムユニット26の位置決めが達成される。また、本体ケーシング2内には、ドラムユニット26の移動方向と直交する方向から移動中のドラムユニット26に対して対向するように、摩擦力付与部材214が配置されている。これにより、ドラムユニット26が本体ケーシング2内の装着位置に向けて移動するときに、摩擦力付与部材214によって、ドラムユニット26に摩擦力を付与することができる。そして、この摩擦力により、ドラムユニット26が装着位置に位置決めされる前に、ドラムユニット26の移動の勢いを弱めることができるので、ドラムユニット26と基準軸203とが強く衝突することを防止することができる。その結果、基準軸203および/またはドラムユニット26の基準軸203との当接部位の損傷を防止することができる。
また、摩擦力付与部材214は、感光ドラム29の回転軸線に沿う方向(左右方向)の一方側(右側)から移動中のドラムユニット26に対して接触し、そのドラムユニット26に摩擦力を付与する。具体的には、ドラムユニット26の移動方向の奥側端部(後端部)には、左レール206および右レール211に支持されるころ部材170が備えられており、このころ部材170に摩擦力付与部材214が接触することにより、ドラムユニット26に摩擦力が付与される。摩擦力付与部材214がドラムユニット26(ころ部材170)に対して接触することにより、ドラムユニット26を感光ドラム29の回転軸線に沿う方向の他方側(左側)に向けて押圧することができる。
さらにまた、本体ケーシング2内には、ドラムユニット26の装着位置に対して摩擦力付与部材214と反対側(左側)に、ドラムユニット26を感光ドラム29の回転軸線に沿う方向に位置決めするための鉛直面210を有する位置決め突起209が備えられている。そのため、ドラムユニット26が感光ドラム29の回転軸線に沿う方向に押圧されたときに、ドラムユニット26が位置決め突起209の鉛直面210に当接し、ドラムユニット26を感光ドラム29の回転軸線に沿う方向に位置決めすることができる。
さらに、本体ケーシング2内には、ワイヤ出力端子221、グリッド出力端子222、現像ローラ出力端子223およびクリーニング出力端子224が配置されている。そして、これらのワイヤ出力端子221、グリッド出力端子222、現像ローラ出力端子223およびクリーニング出力端子224は、それぞれドラムサブユニット28のワイヤ電極141、グリッド電極142、現像ローラ電極143およびクリーニング電極144に右側から弾性的に当接する。これにより、ドラムユニット26は、感光ドラム29の回転軸線に沿う方向の他方側(左側)に向けて押圧される。そのため、ドラムユニット26に対して、感光ドラム29の回転軸線に沿う方向の押圧力を確実に付与することができる。その結果、ドラムユニット26を位置決め突起209の鉛直面210に確実に当接させることができ、ドラムユニット26の感光ドラム29の回転軸線に沿う方向に確実に位置決めすることができる。
また、ワイヤ出力端子221、グリッド出力端子222、現像ローラ出力端子223およびクリーニング出力端子224が、ドラムユニット26を押圧する押圧部材を兼ねるので、これらを別々に設ける構成よりも部品点数を少なくすることができる。
ドラムユニット26には、ドラムユニット26が装着位置に装着されたときに、基準軸203を受け入れて、基準軸203をドラムユニット26の移動方向と交差する上下方向から挟持する切欠部160が形成されている。基準軸203が切欠部160に受け入れられることにより、ドラムユニット26を移動方向に位置決めすることができる。また、基準軸203が切欠部160に受け入れられた状態で、基準軸203が切欠部160に移動方向と交差する上下方向から挟持されることにより、ドラムユニット26を上下方向にも位置決めすることができる。
また、本体ケーシング2内の奥側に偏った位置に、摩擦力付与部材214が配置されている。これにより、ドラムユニット26が本体ケーシング2内の装着位置に向けて移動するときに、ドラムユニット26が装着位置に到達する直前に、ドラムユニット26に対して摩擦力を付与することができる。そのため、ドラムユニット26が装着位置に到達する直前までは、ドラムユニット26のスムーズな移動を確保することができながら、ドラムユニット26の装着位置への到達時点では、ドラムユニット26の移動の勢いが弱まった状態とすることができる。その結果、ドラムユニット26の移動操作性を損なうことなく、基準軸203および/またはドラムユニット26の基準軸203との当接部位の損傷を防止することができる。
さらにまた、本体ケーシング2内には、ドラムユニット26の移動を案内するための左レール206および右レール211が備えられている。これにより、ドラムユニット26の移動操作性の向上を図ることができる。そして、右レール211の奥側に摩擦力付与部材214が配置されることにより、ドラムユニット26が装着位置に到達する直前に、ドラムユニット26に対して摩擦力を付与することができる。
また、摩擦力付与部材214がマイクロセルウレタンフォームからなるので、摩擦力付与部材214がドラムユニット26と接触したときに、マイクロセルウレタンフォームの弾性により、摩擦力付与部材214からドラムユニット26に摩擦力および押圧力を付与することができる。
さらに、摩擦力付与部材214がPETフィルム215によって保護されるため、長期にわたって、摩擦力付与部材214からドラムユニット26に摩擦力および押圧力を安定して付与することができる。
7.他の実施形態
図12は、摩擦力付与部材の他の実施形態を示す右側本体フレーム202の左後側から見た斜視図である。
図12に示す摩擦力付与部材300は、板金からなる。この摩擦力付与部材300は、前側端部が右レール211にスポット溶接により固定されている。そして、摩擦力付与部材300は、右レール211の後側において、平面視で左側に向けて凸となるV字状に屈曲されている。これにより、摩擦力付与部材300は、左右方向に板金の撓み(復元性)による弾性を有している。
ドラムユニット26を本体ケーシング2に装着する過程において、ドラムユニット26の左右両側における後側のころ部材170がそれぞれ左レール206(図8参照)および右レール211から後側(奥側)に脱落する位置に達すると、右側における後側のころ部材170に対して、摩擦力付与部材300が右側から当接する。これにより、ころ部材170に対して動摩擦力が作用し、ドラムユニット26の移動の勢いが弱まる。また、摩擦力付与部材300の弾性により、ころ部材170に対して左側に向けて押圧する力が付与される。よって、この摩擦力付与部材300によっても、前述の実施形態と同じ作用効果を得ることができる。
8.変形例
なお、図9に示す摩擦力付与部材214は、マイクロセルウレタンフォームからなるとしたが、摩擦力付与部材214の材料として、シリコーンゴム、合成ゴム、ゴムスポンジが用いられてもよい。
また、画像形成装置として、各感光ドラム29から用紙3にトナー像を直接転写する直接転写タイプのカラーレーザプリンタ1を例示したが、画像形成装置は、各色のトナー像を、各感光ドラムから一旦中間転写体に転写し、その後、用紙に一括転写する中間転写タイプのカラーレーザプリンタであってもよい。
本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示す現像カートリッジおよびドラムサブユニットの側断面図である。 図1に示すドラムユニットの左前側から見た斜視図である。 ドラムユニットの右前側から見た斜視図である。 ドラムユニットの右前端部の側面図である。 カラーレーザプリンタの左前側から見た斜視図である。 図6に示す左側本体フレームおよび右側本体フレームの平面図である。 左側本体フレームの右前側から見た斜視図である。 右側本体フレームの左後側から見た斜視図である。 現像カートリッジ(ドラムユニット)に対する給電のための構成を図解的に示す斜視図である。 ドラムユニットのドラム収容空間への装着の過程を図解的に示す平面図である。 摩擦力付与部材の他の実施形態(板金からなる態様)を示す右側本体フレームの左後側から見た斜視図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
26 ドラムユニット
27 現像カートリッジ
29 感光ドラム
160 切欠部
170 ころ部材
203 基準軸
209 位置決め突起
210 鉛直面
211 右レール
214 摩擦力付与部材
221 ワイヤ出力端子
222 グリッド出力端子
223 現像ローラ出力端子
224 クリーニング出力端子
300 摩擦力付与部材

Claims (11)

  1. 画像形成装置本体と、
    複数の感光体を並列に配置した状態で一体的に保持し、前記画像形成装置本体に対して前記感光体の並び方向に沿って移動可能なタンデム型感光体ユニットと、
    前記画像形成装置本体内に配置され、前記タンデム型感光体ユニットに当接して、前記タンデム型感光体ユニットを前記画像形成装置本体内の装着位置に位置決めするための位置決め部材と、
    前記画像形成装置本体内に、前記タンデム型感光体ユニットの移動方向と直交する方向から、移動中の前記タンデム型感光体ユニットに対して対向するように配置され、当該移動中の前記タンデム型感光体ユニットに摩擦力を付与するための摩擦力付与部材とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記摩擦力付与部材は、前記感光体の回転軸線に沿う方向の一方側から、移動中の前記タンデム型感光体ユニットに対して接触するように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置本体内に、前記装着位置に対して前記摩擦力付与部材と反対側に配置され、前記装着位置に装着された前記タンデム型感光体ユニットが当接して、前記タンデム型感光体ユニットを前記感光体の回転軸線に沿う方向に位置決めするための位置決め面を備えていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置本体内に、前記装着位置に対して前記摩擦力付与部材と同一側に配置され、前記装着位置に装着された前記タンデム型感光体ユニットに弾性的に当接して、前記タンデム型感光体ユニットを前記感光体の回転軸線に沿う方向に押圧するための押圧部材を備えていることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記タンデム型感光体ユニットに対して着脱可能であり、各前記感光体に現像剤を供給する複数の現像ユニットを備え、
    前記押圧部材は、前記現像ユニットへの給電のための給電端子を兼ねていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記位置決め部材は、前記感光体の回転軸線に沿う方向に延びる軸部材を備え、
    前記タンデム型感光体ユニットには、前記タンデム型感光体ユニットが前記装着位置に装着されたときに、前記軸部材を受け入れて、前記軸部材を前記移動方向と交差する方向から挟持する切欠部が形成されていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記摩擦力付与部材は、前記画像形成装置本体内における前記移動方向の奥側に偏った位置に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置本体内に設けられ、前記移動方向に延び、前記タンデム型感光体ユニットの移動を案内するためのガイドレールを備え、
    前記摩擦力付与部材は、前記ガイドレールに対して前記移動方向の奥側に配置されていることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記タンデム型感光体ユニットにおける前記移動方向の奥側端部に設けられ、前記タンデム型感光体ユニットの前記画像形成装置本体に対する移動時に、前記ガイドレールに支持される被支持部材を備え、
    前記摩擦力付与部材は、前記被支持部材に接触して、前記移動方向に移動する前記タンデム型感光体ユニットに摩擦力を付与することを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記摩擦力付与部材は、マイクロセルウレタンフォームからなることを特徴とする、請求項1ないし9に記載の画像形成装置。
  11. 前記摩擦力付与部材は、板金からなることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
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