JP2000075707A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000075707A
JP2000075707A JP10242016A JP24201698A JP2000075707A JP 2000075707 A JP2000075707 A JP 2000075707A JP 10242016 A JP10242016 A JP 10242016A JP 24201698 A JP24201698 A JP 24201698A JP 2000075707 A JP2000075707 A JP 2000075707A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cooling fan
fixing roller
image forming
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10242016A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kamijo
昌彦 上條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP10242016A priority Critical patent/JP2000075707A/ja
Publication of JP2000075707A publication Critical patent/JP2000075707A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラ上の温度を検知して、その出力に
より冷却ファンを駆動制御する。 【解決手段】 定着ローラ3が冷えている初期状態は、
冷却ファン1を停止させ冷却ファン1近傍部分の熱が奪
われないようにし、設定された任意の温度に到達する一
定時間経過後に冷却ファン1を正転させる。また、定着
ローラが冷えていないときの再始動にも、定着ローラ3
上の温度検知手段6の検知温度に応じて、制御部7はヒ
ータ配光による上流側のオーバーシュートを防ぐため冷
却ファン1を正転させる駆動制御を行う。これにより、
早期に安定したトナーの定着を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置において、特に熱定着
部を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱定着部を用いる画像形成装置
は、感光体に形成した静電潜像にトナーを転移付着して
現像し、このトナー像を用紙に転写したのち、熱定着部
により加熱定着させている。この熱定着部の定着ローラ
と加圧ローラ間にトナー像の転写した用紙を通過させて
トナーを加熱定着させるため、熱定着部は所定の定着可
能温度に達している必要がある。図3は冷却ファンと熱
定着部の配置例を示す図で、1は冷却ファン、2は熱定
着部、3は定着ローラ、4はヒータ、5は加圧ローラで
ある。
【0003】図3に示す位置に冷却ファン1が配置され
た場合、熱定着部2の加熱を行うヒータ配光が平坦なと
き、電源投入時のような初期の状態では、定着ローラ3
全体の加熱が開始されることから冷却ファン1近傍に位
置する下流側、また、熱定着部2の定常期には一定温度
を維持している状態であることから冷却風の流れ込む上
流側の熱が奪われて、この部分の温度が下がり定着不良
が起こる。
【0004】実公平6−18375号公報に記載される
記録機器の加熱定着装置によれば、ヒータの発熱分布を
エアフロー手段による空気の流れ方向において上流側を
下流側より高くする、つまり空気流との関係から定着ロ
ーラ加熱源の発熱量を風の流れる下流側より上流側を多
くすることで、定着ローラの表面温度を補正する旨が記
載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の熱定着部を用いる画像形成装置は、排熱の問
題がつきまとい少なからずトナーの定着性に影響を及ぼ
すことになる。特に、熱定着部の近傍にその装置の構成
上(小型化等)の理由から、熱に対して弱い感光体,ト
ナーなどが配置される場合には、通常装置内の異常加熱
を抑え安定した動作を得るために設けられる冷却ファン
による風の流路が、熱定着部の熱分布に直接影響して定
着不良などの原因となる。これを解決するために、熱定
着部の加熱において両端の温度を上げるようなヒータ配
光を行うと、動作初期には上流側において、熱定着部に
定着ローラの表面温度を検出する温度検知素子を用いた
温度制御における検知素子の出力遅れ,検知精度,検知
部分の状態などのばらつきにより昇温時にオーバーシュ
ートが発生し、動作定常期には下流側において端部温度
上昇が起こる(これらのヒータ配向における不具合の事
例は表1を参照)。このために、トナーの熱定着に影響
して定着不良が発生するという問題があった。
【0006】
【表1】
【0007】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、定着ローラ上の温度を温度
検知素子(サーミスタ)により検知して、それをトリガ
として冷却ファンを駆動制御し、このような障害を解決
する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る画像形成装置は、熱定着部を有する画
像形成装置であって、定着ローラ、ヒータ、加圧ローラ
から成る熱定着部と、定着ローラ温度を検知する温度検
知手段と、温度検知手段の出力に応じ可変に駆動制御さ
れる冷却ファンとを備えるように構成したものである。
【0009】前記構成によれば、定着ローラ上の温度を
検知した出力によって、可変に駆動される冷却ファンの
風量により適正な定着温度の制御をすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態における画像形成装置の熱定着部の概略構成を示
すブロック図である。ここで、前記従来例を示す図3に
おいて説明した構成部材に対応し実質的に同等の機能を
有するものには同一の符号を付してこれを示し、以下の
各図においても同様とする。図1において、1は冷却フ
ァン、3は定着ローラ、6は温度検知素子(サーミス
タ)、7は制御部である。また、図2は本実施の形態に
おける冷却ファンと熱定着部の配置例と、定着ローラの
上流側の温度を高く加熱するヒータ配光を示す図であ
る。
【0011】次に、図1,図2を参照しながら前記実施
の形態の動作を説明する。冷却ファン1は、温度検知素
子6の出力が入力された制御部7の制御により正転(図
2に示す矢印の方向を風のながれとする),逆転,停止
等の駆動制御が行われる。いま、定着ローラ3が冷えた
状態(装置の電源オン直後)では、冷却ファン1を停止
させて定着ローラの冷却ファン1近傍部分の熱が奪われ
ないようにし、その後、設定された任意の温度に到達す
る一定時間経過後(定着ローラ3の上流側の温度がオー
バーシュートの発生する範囲まで温度が上がらないう
ち)に冷却ファン1を正転させる。また、印字中に一旦
停止して、定着ローラが冷えきらないうちに再び始動さ
せた場合においても、定着ローラ3上の温度検知手段6
からの検知温度に応じて、制御部7はヒータ配光による
上流側のオーバーシュートが懸念されるので冷却ファン
1を正転させる駆動制御により、オーバーシュートの発
生を防ぐことができる。
【0012】さらに、定常期においては、冷却ファン1
により発生する上流部の定着不良を防ぐため、上流部の
温度を高くした図2に示すヒータ配光による加熱を行っ
て、定着ローラ3の温度を定着可能な温度状態にでき安
定したトナーの定着を行うことができる(表1参照)。
【0013】なお、本実施の形態における冷却ファンの
制御は、停止と駆動を行う制御について述べたが、より
細かな駆動制御を行う方法として、冷却ファンの回転数
を任意の段階として風量を選択可能とし、定着ローラの
検知温度に応じ変更するように制御しても良い。この制
御により早期に定着ローラを熱定着可能な状態にでき、
さらに安定したトナー定着行うことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
定着ローラ上の温度を検知し、その出力に応じて冷却フ
ァンを駆動制御することで、定着ローラ上の温度分布を
冷却ファンの風量により適正にコントロールでき、冷却
ファン近傍の定着ローラの温度降下や端部の温度を上げ
るヒータ配光によって初期に生じるオーバーシュート、
定常期の端部温度の上昇を防ぐことが可能となり、安定
したトナーの熱定着を行うことができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態の画像形成装置の熱
定着部の概略構成を示すブロック図
【図2】本発明における実施の形態の冷却ファンと熱定
着部の配置例と、定着ローラの上流側の温度を高く加熱
するヒータ配光を示す図
【図3】従来の冷却ファンと熱定着部の配置例を示す図
【符号の説明】
1 冷却ファン 2 熱定着部 3 定着ローラ 4 ヒータ 5 加圧ローラ 6 温度検知素子(サーミスタ) 7 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱定着部を有する画像形成装置であっ
    て、定着ローラ、ヒータ、加圧ローラから成る前記熱定
    着部と、前記定着ローラ温度を検知する温度検知手段
    と、該温度検知手段の出力に応じ可変に駆動制御される
    冷却ファンとを備えることを特徴とする画像形成装置。
JP10242016A 1998-08-27 1998-08-27 画像形成装置 Pending JP2000075707A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8195057B2 (en) 2008-08-21 2012-06-05 Ricoh Company Limited Image forming apparatus and fixing device used therein
US8346112B2 (en) 2008-10-27 2013-01-01 Ricoh Company, Ltd. Cooling member included fixing device and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8195057B2 (en) 2008-08-21 2012-06-05 Ricoh Company Limited Image forming apparatus and fixing device used therein
US8346112B2 (en) 2008-10-27 2013-01-01 Ricoh Company, Ltd. Cooling member included fixing device and image forming apparatus

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