JP2000075689A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000075689A
JP2000075689A JP11160914A JP16091499A JP2000075689A JP 2000075689 A JP2000075689 A JP 2000075689A JP 11160914 A JP11160914 A JP 11160914A JP 16091499 A JP16091499 A JP 16091499A JP 2000075689 A JP2000075689 A JP 2000075689A
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辰一 月田
Kimitaka Ichinose
公孝 一瀬
Toshiaki Miyashiro
俊明 宮代
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写ベルト5の移動方向において、第1
の転写部位6aから第2の転写部位6bまでの距離が、転
写材の搬送方向の長さよりも短い場合においても、良好
な画像を形成することができる。 【解決手段】 制御手段(CPU)18は、感光ドラム
1から中間転写ベルト5にトナー像転写完了後であっ
て、2次転写ローラ11により中間転写ベルト5から転
写材Pにトナー像を転写する前、中間転写ベルト5に転
写されたトナー像が第1の転写部位6aを通過するとき
に1次転写ローラ8より中間転写ベルトの導電層に印加
されている電圧を制御するので、装置の大型化を招くこ
となく、良好な画像を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等を採用する画像形成装置、特に中間転写体
を具備した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、色ズレのないカラー画像を得
ることを目的とし、中間転写体を用いた画像形成装置が
提案されている。図10にその概略構成図を示すが、矢印
の方向に回転駆動される感光ドラム101は、まず、その
表面は帯電ローラ102によって、一様に帯電される。次
に、画像情報に応じてON/OFF制御されたレーザビーム1
03による走査露光が施され、感光ドラム101上に静電
潜像が形成される。この静電潜像は、回転して各現像装
置を切換え可能な現像装置104により、現像、可視化さ
れる。この現像装置104a,104b,104c,104dは、各々現像
スリーブを有し、第1色目のトナーとしてブラックトナ
ーが内包された第1の現像装置104a、第2色目のトナー
としてマゼンタトナーが内包された第2の現像装置104
b、第3色目のトナーとしてシアントナーが内包された第
3の現像装置104c、第4色目のトナーとしてイエロートナ
ーが内包された第4の現像装置104dを一体化した構成と
なっており、まず上記静電潜像は、第1色目のトナーと
してブラックトナーが内包された第1の現像装置104aに
より現像、可視化される。これらのトナーの正規の極性
は負極性である。可視化された第1のトナー像は、矢印
の方向に回転駆動される中間転写ベルト105と対向する
第1の転写部位106aにおいて、1次転写ローラ109及
び電源110により中間転写ベルト105表面に静電転写
(1次転写)される。なお、1次転写が終了した感光ドラ
ム101表面に若干量残存する1次転写残トナーは、クリー
ニング装置107により除去される。
【0003】続いて、上記工程を3回繰り返すことで中
間転写ベルト105上にトナー像が順次重ねて転写され
る。即ち、マゼンタトナーにより現像された第2のトナ
ー像、シアントナーにより現像された第3のトナー像、
イエロートナーにより現像された第4のトナー像が順次
中間転写ベルト105表面に転写、積層される。
【0004】その後、中間転写ベルト105表面に対して
離間状態にあった2次転写ローラ108が中間転写ベルト10
5表面に圧接、回転駆動され、第2の転写部位106bに所定
のタイミングで搬送されてくる転写材P表面に、2次転
写ローラ108及び電源111により中間転写ベルト10
5表面に形成されたトナー像は一括転写(2次転写)され
る。
【0005】このとき、中間転写ベルト105に形成さ
れたトナー像の先端が第2の転写部位106bに到達後
も、前記トナー像の後端部は未だ感光ドラム101上に
担持されたままで中間転写ベルト105へ1次転写され
ていない状態で前記トナー像の先端部の2次転写が同時
に並行して行われている。
【0006】即ち、あるサイズの紙に像形成する場合、
中間転写ベルト105の回転方向において第1の転写部
位106aから第2の転写部位106bまでの周上のキ
ョリは、形成されるトナー像の前記方向の長さよりも短
い構成となっている。
【0007】この後、転写材Pは不図示の定着装置へと
搬送され、永久画像として定着された後、機外へと排出
される。
【0008】また、特開平7−225520号公報に
は、大サイズの転写材にフルカラー画像を形成する場合
には、第1色目のトナー画像を中間転写ベルト表面に1
次転写した後、更に1回転、第2色目のトナー画像を1
次転写せずに中間転写ベルトを空回転させ、この時間を
もって現像装置を切り替え、そして次なる第2色目のト
ナー画像を中間転写ベルト表面に転写させ、最終的に中
間転写ベルト7回転で転写材へのトナー像の転写を終了
することが開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】例えば、4色目のトナ
ー像の1次転写完了後、2次転写開始する前に更に、中
間転写ベルト105を空回転させる場合、すでに1次転
写された中間転写ベルト105上のトナー像が第1の転
写部位106aを通過する際、感光ドラム101へのト
ナー像のオフセットを防止するために、1次転写ローラ
109にバイアスを印加しなければならない。トナー像
の帯電ムラ(転写ムラ)を防止するために、このバイア
ス印加はトナー像の先端から後端に至るまで行うが、こ
のようにすると、バイアスを印加している途中から2次
転写を開始させなければならない。このとき、1次転写
ローラ109に印加するバイアスが大きいと、2次転写
ローラ108に印加するバイアスもより一層大きくしな
ければならなくなり、電源111の大型化、中間転写ベ
ルトの周長を大きくする(1次転写部106aと2次転
写部106b間のキョリを大きくする)等、装置全体と
してのコストアップ、大型化といった不具合が生じてし
まった。
【0010】そこで、本発明の目的は、装置の大型化
や、画像不良が発生するのを防止することができる画像
形成装置を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、以下の詳細な説明を
読むことにより明らかになるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は達成される。本発明は、複数色のトナー像を担持可
能であって移動可能な像担持体と、導電層と表面に表面
層とを備え移動可能な中間転写体と、前記像担持体上の
前記複数色のトナー像を第1の転写位置で前記中間転写
体に順次重ねて転写するために前記導電層に電圧を印加
する第1の転写手段と、前記中間転写体のトナー像が転
写される側に設けられ、前記中間転写体上の前記複数色
のトナー像を第2の転写位置で転写材に静電的に転写す
る第2の転写手段と、を有し、転写材の搬送方向の長さ
が、前記中間転写体の移動方向における前記第1の転写
位置から前記第2の転写位置までの距離よりも長い転写
材を使用可能である画像形成装置において、前記距離よ
りも転写材の搬送方向の長さが長い転写材にトナー像を
形成する場合、前記第1の転写手段により前記像担持体
から前記中間転写体に前記複数色のトナー像の転写完了
後であって、前記第2の転写手段により前記中間転写体
から転写材に前記複数色のトナー像を転写する前までの
期間に、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像は前
記第1の転写位置を通過し、前記期間において前記中間
転写体上の前記複数色のトナー像の先端が前記第1の転
写位置に到達する前に、前記第1の転写手段により前記
導電層に印加する電圧を、前記像担持体から前記中間転
写体に最終色のトナー像を転写するための第1の電圧値
から前記第1の電圧値よりも絶対値が小さい第2の電圧
値に切り替える制御手段を有し、前記制御手段により前
記第2の電圧値に切り替えられた後、前記第2の転写手
段は前記中間転写体から転写材へトナー像の転写を開始
することを特徴とする。
【0013】他の実施態様によれば、トナー像を担持す
る移動可能な像担持体と、導電層と表面に表面層とを備
え移動可能な中間転写体と、前記像担持体上のトナー像
を第1の転写位置で前記中間転写体に順次重ねて転写す
るために前記導電層に電圧を印加する第1の転写手段
と、前記中間転写体のトナー像が転写される側に設けら
れ、前記中間転写体上のトナー像を第2の転写位置で転
写材に静電的に転写する第2の転写手段と、を有し、転
写材の搬送方向の長さが、前記中間転写体の移動方向に
おける前記第1の転写位置から前記第2の転写位置まで
の距離よりも長い転写材を使用可能である画像形成装置
において、前記距離よりも転写材の搬送方向の長さが長
い転写材にトナー像を形成する場合、前記第1の転写手
段により前記像担持体から前記中間転写体にトナー像の
転写完了後であって、前記第2の転写手段により前記中
間転写体から転写材にトナー像を転写する前までの期間
に、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像は前記第
1の転写位置を通過し、前記期間において、前記中間転
写体上のトナー像の先端が前記第1の転写位置に到達す
る前に、前記第1の転写手段により前記導電層に印加す
る電圧を、前記像担持体から前記中間転写体にトナー像
を転写するための第1の電圧値から前記第1の電圧値よ
りも絶対値が小さい第2の電圧値に切り替える制御手段
を有し、前記制御手段により前記第2の電圧値に切り替
えられた後、前記第2の転写手段は前記中間転写体から
転写材へトナー像の転写を開始することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】実施例1 図1は本発明に係るカラー画像形成装置の概略構成図で
ある。
【0015】図1において、1は像担持体としての感光ド
ラムであり、OPC等の感光材料がアルミニウ厶等のシリ
ンダ状の基体の外周面に形成されている。上記感光ドラ
ム1は矢印の方向に120〔mm/sec〕の周速度をもって回
転駆動され、まず、その表面は帯電装置としての帯電ロ
ーラ2によって、暗部電位VDとして約−700〔v〕に一様
に帯電される。次に、露光位置3aにて第1の画像情報
に応じてON/OFF制御されたレーザビーム3による走査露
光が施され、明部電位VLとして約−100〔v〕の第1の静
電潜像が形成される。このように形成された静電潜像
は、現像装置4により、現像、可視化されるが、この現
像装置4は、第1色目のトナーとしてブラックトナーが内
包された第1の現像装置4a、第2色目のトナーとしてマゼ
ンタトナーが内包された第2の現像装置4b、第3色目のト
ナーとしてシアントナーが内包された第3の現像装置4
c、第4色目のトナーとしてイエロートナーが内包された
第4の現像装置4dを一体化した構成となっており、1200
〔msec〕の切り替え時間をもって、これら各現像装置を
現像位置へ回転させることで順次切り替えることが可能
な移動手段が設けられている。上記のブラックトナー,
マゼンタトナー,シアントナー,イエロートナーの正規
の帯電極性はマイナスである。そして、まず上記第1の
静電潜像は、第1色目のトナーとしてブラックトナーが
内包された第1の現像装置4aにより現像、可視化され
る。現像方法としては、ジャンピング現像法が用いら
れ、イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いられ
る。
【0016】可視化された感光ドラム1上のブラックト
ナー像は、矢印の方向に回転駆動される中間転写体とし
ての中間転写ベルト5と対向する第1の転写部位6aにおい
て、高圧電源9により1次転写ローラ8に所定の電圧
(プラス)が印加され、中間転写ベルト5表面に静電転
写(1次転写)される。上記中間転写ベルト5は、厚さ0.
3〜2〔mm〕、体積抵抗率が104〜108〔Ωcm〕のウレタン
ゴム、ヒドリンゴム、NBR(ニトリルブタジエンゴ
ム)、EPDM(エチレンプロピレンジエンの3元共重合
体)等の導電層としての弾性基層上に、厚さ2〜100〔μ
m〕、体積抵抗率が108〜1014〔Ωcm〕のPVdF(ポリフッ
化ビニリデン)、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、ポリカーボネート、ポリエチレン、シリコン等の
樹脂が表面層として設けられる構成となっている。中間
転写ベルト上のトナー像が飛び散るのを防止するために
は、樹脂層の体積抵抗率は1010〜1014Ωcmが好ましい。
そしてこの中間転写ベルト5は、その周長は441〔mm〕で
あり、懸架ローラ7a、7b、7c(金属製のローラ)により
支持されるとともに、上記感光ドラム1に対して1次転写
ローラ8により所定の押圧力をもって圧接されつつ、感
光ドラム1の周速度と略等速の周速度をもって感光ドラ
ム1の回転方向に対して順方向に回転駆動される。そし
て、上記のように感光ドラム1表面に形成されたトナー
像は、上記1次転写ローラ8に対して、高圧電源9によ
り、トナーの正規の帯電極性とは逆極性の電圧(1次転
写バイアス)が印加されることにより、中間転写ベルト
5表面に静電転写(1次転写)される。
【0017】即ち、第1の転写部位6aにて、1次転写
ローラ8は中間転写ベルト5の基層に当接しているの
で、中間転写ベルト5の基層は1周にわたってほぼ同電
位となる。なお、1次転写が終了した感光ドラム1表面に
若干量残存する1次転写残トナーは、クリーニング装置1
0により除去される。
【0018】さらに、上記工程を3回繰り返し、その都
度、マゼンタトナーにより現像されたマゼンタトナー
像、シアントナーにより現像されたシアントナー像、イ
エロートナーにより現像されたイエロートナー像が順次
中間転写ベルト5表面に転写、積層される。
【0019】その後、中間転写ベルト5表面に対して離
間状態にあった2次転写ローラ11が所定の押圧力をもっ
て中間転写ベルト5を介して懸架ローラ7cに圧接、回
転駆動される。上記2次転写ローラ11に対しては、高圧
電源12により、トナーの正規の帯電極性とは逆極性の電
圧(2次転写バイアス)が印加されることにより、第2の
転写部位6bに所定のタイミングで搬送されてくる転写材
P表面に、中間転写ベルト5表面に順次、積層して形成さ
れたトナー像が一括転写(2次転写)され、この転写材P
は不図示の定着装置へと搬送され、永久画像として定着
された後、機外へと排出される。
【0020】そして、2次転写が終了した中間転写ベル
ト5表面に若干量残存する2次転写残トナーは、不図示の
駆動手段により所定のタイミングで中間転写ベルト5表
面に対して当接するクリーニングローラ13により帯電さ
れる。このクリーニングローラ13は、例えば芯金の周囲
に厚さ2〜6〔mm〕、体積抵抗率が104〜106〔Ωcm〕のゴ
ム、スポンジ等の弾性基層上に、厚さ10〜300〔μm〕、
体積抵抗率が106〜1012〔Ωcm〕のゴム、樹脂等の表層
が形成されており、感光ドラム1表面のトナー像が中間
転写ベルト5表面に順次1次転写されている際には、中間
転写ベルト5表面から離間され、中間転写ベルト5表面の
トナー像が転写材P表面に一括2次転写された後には、中
間転写ベルト5を介して懸架ローラ7cに当接され、高
圧電源14によりバイアスが印加される。印加されるバイ
アスとしては、例えば図2に示すようなAC電圧とDC
電圧とを重畳した電圧であって、非対称の交番電界(矩
形波)が好ましい。なお図2において、Vmaxは電圧の最
大値、Vminは電圧の最小値、Vctrは最大値Vmaxと最小値
Vminとの平均値、Vrmsは実効値を示し、非対称の交番電
界を印加することにより、実効値Vrmsが平均値Vctrから
ずれるように構成されている。これにより中間転写ベル
ト5表面に残存する2次転写残トナーは、トナーの正規の
帯電極性とは逆の極性(プラス)に帯電され、第1の転
写部位6aにおいて、連続して行われる後続の画像形成工
程の第1色目のブラックトナーによる第1のトナー像が感
光ドラム1表面から中間転写ベルト5表面に1次転写され
るのと同時に、中間転写ベルト5表面から感光ドラム1表
面へと逆転写され、感光ドラム1用のクリーニング装置
(ブレード)により回収されて中間転写ベルト5表面に
残留する2次転写残トナー(残留トナー)のクリーニン
グ工程が完了する。連続して画像形成を行わない場合、
中間転写ベルト5上の2次転写残トナーの感光ドラム1
への転写(クリーニング)だけが行われる。
【0021】次に、本実施例で用いたトナーについて説
明する。
【0022】まずブラックトナーに関しては、従来より
広く用いられているカーボンブラック、マグネタイト等
を含有した、いわゆる磁性1成分微粒径粉砕トナーで、
その粒径はおよそ4〜8〔μm〕であり、その帯電電荷量
はおよそ−10〔μC/g〕である。
【0023】またその他のマゼンタトナー、シアントナ
ー、イエロートナーは、例えば懸濁重合法で製造され、
低軟化物質を5〜30〔重量%〕含み、その形状係数SF1が1
00〜120、形状係数SF2が100〜120、粒径が5〜7〔μm〕
の実質的球形である非磁性一成分微粒径重合トナーであ
る。
【0024】なお、上記形状係数SF1とは、図3に示すよ
うに、球状物質の形状の丸さの割合を示す数値であり、
球状物質を2次元平面上に投影してできる楕円状図形の
最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで割って、100π/4
を乗じた値で表される。
【0025】つまり、 SF1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4) ‥‥‥(4) で定義されるものである。
【0026】形状係数SF2は、図4に示すように、物質の
形状の凹凸の割合を示す数値であり、物質を2次元平面
上に投影してできる図形の周長PERIを図形面積AREAで割
って、100/4πを乗じた値で表される。
【0027】つまり、 SF2={(PERI)2/AREA}×(100/4π) ‥‥‥(5) で定義されるものである。
【0028】本実施例では、日立製作所製FE-SEM(S-80
0)を用い、トナー像を100回無作為にサンプリングし、
その画像情報は、インターフェースを介して、ニコレ社
製画像解析装置(LUSEX3)に導入して解析を行い、上記
(4)式、及び(5)式より算出したものである。
【0029】上記重合トナーの概略構成図を図5に示す
が、重合トナーはその製造法上、略球形となり、本実施
例においては、コア15にエステル系ワックスを内包し、
樹脂層16にスチレン―ブチルアクリレート、表層17にス
チレン―ポリエステルという構成からなる重合トナーを
用いた。その比重はおよそ1.05である。上記のように、
コア15にワックスを内包することで、定着工程でのオフ
セット防止効果が得られとともに、表層17に樹脂層を設
けることにより帯電効率のアップを図ることが可能とな
り、更に帯電電荷量安定化のためにオイル処理シリカを
外添しており、その帯電電荷量はおよそ−40〔μC/g〕
であった。
【0030】さて、上記のような複数の現像装置をロー
タリ形式の移動手段4により逐次切り替える画像形成装
置にあっては、色毎に現像装置を切り替える時間tが必
ず必要になり、この時間tが中間転写ベルト5の大きさ
に以下のような制約を与える。
【0031】即ち、中間転写ベルト5の周長Lは、現像
装置の切り替え時間tの間も上記中間転写ベルトは一定
のプロセススピードVで回転走行しているため、この現
像装置の切り替え時間tの間に中間転写ベルト5が空送
する余白部V・tが必要となり、印字可能な転写材の最大
長をLpとした場合には、 L−Lp≧V・t ‥‥‥(1) なる関係を満たさなければならない。現像装置の切り替
え時間tが1200〔msec〕で、A4サイズ(幅210〔mm〕×長
さ297〔mm〕)/Letterサイズ(幅215.9〔mm〕×長さ279.
4〔mm〕)のフルカラー画像を、120〔mm/sec〕のプロセ
ススピードVで形成するためには、297〔mm〕+1200〔ms
ec〕×120〔mm/sec〕=441〔mm〕以上の周長を有する
中間転写ベルト5が必要である。しかしながら上記(1)
式の関係は、フルカラー画像を形成する場合にのみ必要
な条件であり、モノクロ画像を形成する場合には、現像
装置の切り替え時間tが必要とならないため、上記
(1)式の関係を満たさなくとも良い。即ち、中間転写
ベルト5の周長が許す限りの大サイズの転写材にモノク
ロ画像を形成することが可能であり、例えば、幅が215.
9〔mm〕の転写材まで形成可能な画像形成装置において
は、フルカラー画像は形成できないものの、モノクロ画
像の形成に関しては、周知の規格化されているカット紙
で、幅が215.9〔mm〕の転写材の中で最長のLegalサイズ
(幅215.9〔mm〕×長さ355.6〔mm〕)の形成も可能という
不自然な仕様となり、ユーザの混乱を招いてしまう。ま
た、この問題をLegalサイズまで形成可能な周長を有す
る中間転写ベルト5を用いることにより解決しようとし
たならば、装置自体が大型化し、これに伴い大幅なコス
トアップを招くという不具合が生じてしまう。
【0032】そこで、上記(1)式を満たさない大サイズ
の転写材に画像を形成する場合には、通常とは異なる大
サイズ用シーケンスに変更する。従って、上記(1)式
を満たさない大サイズの転写材にフルカラー画像を形成
する場合には、第1色目のブラックトナー像を中間転写
ベルト6に形成した後、更に1回転、1次転写を行わず
に中間転写ベルト5を空回転させ、この時間をもって現
像装置を切り替え、次なる第2色目のマゼンタトナー像
を中間転写ベルト5に転写させる。
【0033】以下に、本発明に係るフルカラー画像の印
字シーケンスに関し、詳述する。
【0034】まず、本実施例においては、不図示の紙サ
イズ検知手段により転写材のサイズ、特に転写材の搬送
方向における転写材の長さを検知し、検知結果を制御装
置18に送り、その長さにより2種類のモードの画像形
成シーケンスのうちいずれかを実行するように構成され
ている。即ち本実施例にあっては、中間転写ベルトの周
長が441〔mm〕であるために、A4サイズ紙までの長さを
有する転写材であれば、前記(1)式を満たすこととな
り、フルカラー画像を形成する場合、一次転写毎に中間
転写ベルトを空回転させる必要がないので、図6に示す
通常シーケンスを実行する。また、モノカラー画像(例
えば、ブラック)を形成する場合、一次転写後、空回転
を設けずに2次転写を開始する。これに対し、A4サイズ
紙よりも長い転写材の場合には、フルカラー画像を形成
する場合、一次転写毎に中間転写ベルトを空回転させる
必要があり、図7に示すような大サイズ用シーケンスを
実行することとなる。この大サイズ用シーケンスにあっ
ては、中間転写ベルトが2回転する毎に各色のトナー像
の1次転写工程が行われることになり、前述の(1)式を満
たさない転写材にあってもフルカラー画像を形成するこ
とが可能となる。このように、A4サイズよりも長いか否
かを1次転写工程前に判別できれば良いため、紙サイズ
検知手段としては、例えば転写材を収納する紙カセット
内に転写材の大きさに連動する検知コマを設け、これか
ら得られた紙サイズ情報が制御装置18に送られるとい
うような、公知の手段を用いることができる。この時の
シーケンスの決定に至るまでのフローチャートを図8に
示す。
【0035】更に本発明にあっては、4色のトナーの中
で、少なくとも帯電電荷量の最も低いトナー、本実施例
にあっては第1色目のブラックトナーの第1の転写部位に
おける1次転写工程時の1次転写バイアス値T1よりも、
これに続く中間転写ベルトが空回転している時の、非転
写工程時の1次転写バイアス値T1'を高くしたことを特徴
とする。即ち、 T1<T1' ‥‥‥(6) とする。具体的には、T1=+150〔v〕に対し、T1'=+2
50〔v〕とした。本発明者らの検討によれば、T1=T1'=
+150〔v〕とした場合には中間転写ベルト表面から感光
ドラム表面へとトナーが逆転移する、いわゆる再転写現
象が発生し易いのに対し、上記のように中間転写ベルト
の空回転時における1次転写バイアスを高めることによ
り、本現象の発生を防止できることが確認された。これ
は、中間転写ベルト表面へのトナーの吸着力を増加させ
得ることに起因すると考えられる。また、この再転写現
象の防止には、空回転時に中間転写ベルト表面のトナー
が、感光ドラムとのニップ部を通過する際に、このトナ
ーに対し、上記ニップ(1次転写)部近傍において中間
転写ベルトと感光ドラムとが剥離する際に発生する剥離
放電等により電荷が付与されることにより、その帯電電
荷量が高められることも寄与していると考えられる。な
お、上記ブラックトナー以外のトナーに関しては、元々
の帯電電荷量が比較的高いため、上記再転写現象は生じ
づらい状況にあるものの、第1の転写部位における転写
工程時の1次転写バイアス値T1と、これに続く非転写工
程時の1次転写バイアス値T1'とを同等としても良いが、
上記再転写現象の防止をより確実なものとするために、
上述のように、第1の転写部位における転写工程時の1次
転写バイアス値T1よりも、これに続く非転写工程時の1
次転写バイアス値T1'を高く設定することが好ましい。
【0036】さらに、非転写工程時の1次転写バイアス
値T1'は、次色のマゼンタトナー像を感光ドラム1から
中間転写ベルト5に1次転写するときの1次転写バイア
ス値T2よりも小さくするのが好ましい。それは、T1'>T
2とすると、1色目のブラックトナー像の1次転写後、
中間転写ベルト5の空回転時(非転写工程時)に1次転
写ローラ8にT1'(>T2)が印加されると、本実施例で
用いるような中間転写ベルト5(体積抵抗率は108〜10
14Ωcm、好ましくは1010〜1014Ωcm)はチャージアップ
して次色のマゼンタトナー像の1次転写に影響を及ぼし
てしまうからである。即ち、より大きな1次転写バイア
スT2が必要になり、それに対応してT3,T4も大きくする
必要に迫られ、より大きなバイアスを印加可能な高圧電
源9が必要になり、コストアップにつながってしまう。
また、バイアスを大きくし過ぎると、1次転写時にニッ
プ部近傍において放電が生じ、転写不良の原因となって
しまうからである。
【0037】以上説明したように、4色のトナーの中
で、少なくとも帯電電荷量の最も低いトナーの第1の転
写部位における転写工程時の1次転写バイアス値T1より
も、これに続く非転写工程時の1次転写バイアス値T1'を
高く設定することにより、上記(1)式を満たさない大サ
イズの転写材に対しても、画像かすれのような欠陥のな
い、良好なフルカラー画像を得ることが可能となる。
【0038】4色目の1次転写後の空回転時、中間転写
ベルト5上のトナー像の後端が第2の転写部位6bを通
過した後、2次転写ローラ11は、所定のタイミングで
転写材を中間転写ベルト5に押圧して2次転写を開始す
る。同様にクリーニングローラ13は、空回転時、中間
転写ベルト5上のトナー像の後端が帯電位置13aを通
過した後、中間転写ベルト5に当接し、所定のタイミン
グで2次転写残トナーの帯電を開始する。
【0039】また、4色目のイエロートナー像の1次転
写終了後、さらに1回転空回転させ、イエロートナーの
帯電電荷量を、すでに帯電電荷量が高くなっている1色
目から3色目のトナーの帯電電荷量に近づくようにし
て、色ムラ等の2次転写不良を防止するようにしてい
る。このようにすることで、上記(1)式を満たさない
大サイズの転写材に画像を形成する場合、4色目のイエ
ロートナー像を中間転写ベルト5に1次転写している途
中に、2次転写が行われないので、中間転写ベルト5の
基層が全周にわたってほぼ同電位となる本発明のような
構成に特有の問題である電源12の大型化を防止するこ
とができる。さらに、2次転写ローラ11が1次転写中
に中間転写ベルト5に当接する際の当接ショックによる
転写不良及び画像不良を防止できる。本実施例の画像形
成装置では、感光ドラム1周面(回転方向)に沿って露
光位置3aから第1の転写部位6aまでの距離と、中間
転写ベルト5周面(回転方向)に沿って第1の転写部位
6aから第2の転写部位6bまでの距離との和が、大サ
イズ(例えばLegal紙)の転写材の搬送方向の長さ
よりも短い構成となっている。即ち、中間転写ベルト5
に転写された最終色(4色目)のトナー像の先端側が第
2の転写部位6bを通過する時には、まだ感光ドラム1
上に最終色のトナー像の後端側を形成するべく、レーザ
ービーム3により露光が行われている。よって、中間転
写ベルト5の7回転目に2次転写を開始させると、2次
転写ローラ11が中間転写ベルト5に当接する際の当接
ショックにより1次転写不良、潜像形成不良を引き起こ
すことになる。
【0040】図7のように第1色目から第4色目のトナ
ーの非転写工程時のバイアス値T1’,T2’,T3’,
4’をそれぞれ1次転写工程時のバイアス値T1
2,T3,T4よりも大きな値としたが、上記(1)式
を満たさない大サイズの転写材について、図9のシーケ
ンスのように画像形成を行っても良い。即ち、1色目の
ブラックトナーは、2色目〜4色目の色トナーに比べて
帯電電荷量が比較的低いので、T1’をT1よりも大きく
し、他の色トナーはもともと帯電電荷量が比較的高いの
でT2’,T3’,T4’はそれぞれT2,T3,T4とほぼ
同等の値にして、第1の転写部位6aでの帯電電荷量の
行き過ぎた増大を抑えている。従って色トナーの帯電電
荷量は高くなり過ぎず適正になるので、2次転写効率が
良好になり、感光ドラムへの再転写も防止できる。
【0041】このように、トナーの帯電電荷量(現像器
内、又は、感光ドラムに形成されたトナー像の電位)に
応じて、一次転写工程に続く非転写工程時のバイアス値
を、一次転写工程時よりも大きくするか、同等とするか
制御装置18により設定することで上記(1)式を満た
さない大サイズの転写材に対しても画像欠陥のない良好
なフルカラー画像を得ることができる。
【0042】なお、T1’−T1の値を湿度に応じて可変
としても良い。
【0043】また、感光ドラムに形成されたトナー像の
電位を、トナー像形成後、1次転写前に電位センサー
(不図示)で測定し、測定結果を制御装置(CPU)1
8にフィードバックし、非転写工程時の1次転写バイア
スを、1次転写工程時に比べて大きくするか、又は同等
にするかを制御しても良い。この場合、環境(湿度)に
応じてトナーの帯電電荷量が変化しても対応できる。
【0044】更に、第4色目の中間転写ベルト5の空回
転中に非画像転写時に印加される1次転写バイアス値T4'
を、第1色目の画像転写時に印加される1次転写バイアス
値T1とほぼ同等としている。これは、第4色目の中間転
写ベルト5の空回転中に並行して行われる、中間転写ベ
ルト5表面から転写材P表面へとトナーを転写する2次
転写工程において、この時の中間転写ベルト5の基層に
は同時に第4色目の非画像転写時の1次転写バイアス
4’が印加されている。即ち、第2の転写部位6bに
おける2次転写電界は、2次転写ローラ11の対向電極
としての中間転写ベルト5の基層の電位に左右されるこ
とになる。さらに、2次転写後、中間転写ベルト5上の
2次転写残トナーをクリーニングローラ13により帯電
しているが、中間転写ベルト5の基層はクリーニングロ
ーラ13の対向電極ともなっている。このような状況に
おいて2次転写及び2次転写残トナーの帯電を良好に行
うためには、前記基層の電位が高いと、更に高い2次転
写バイアスを転写ローラに印加し、クリーニングローラ
13に高い電圧を印加することが必要となり、これに伴
う高圧電源12,14の大型化や、中間転写ベルト5の
沿面距離の確保のための装置の大型化といった不具合が
生じてしまう。即ち、中間転写ベルト5の回転方向に沿
って第1の転写部位6aから第2の転写部位6bまでの
距離に対して、転写材の搬送方向の長さ(トナー像の長
さ)が長い場合に4色目の1次転写後の空回転時に1次
転写バイアスをT4からT4'(≒T1)に下げることで、上
記不具合の発生を防止できる。
【0045】本発明においては、このような不具合を防
止するために、T4'の値をT4の値よりも下げている。下
げるタイミングは、4色目のイエロートナー像の1次転
写が完了し、次に第1の転写部位6aに4色重畳された
トナー像の先端が到達する前である。これにより、トナ
ー像の先端側と後端側とで帯電電荷量が異なってしまう
のを防止することができる。
【0046】また、T4'の値をT4よりも下げてT1の値と
ほぼ同等の値にしているが、これは、2次転写残トナー
の帯電に引き続き、2次転写残トナーを中間転写ベルト
5から感光ドラムへ転写(クリーニング)するためであ
る。即ち、2次転写残トナーを感光ドラム1へ転写(ク
リーニング)するための転写電界(クリーニング電界)
が第1の転写部位6aにて放電等が発生しない適正な電
界になるからである。
【0047】また、複数の転写材に連続して画像を形成
する場合は、次のブラックトナー像を感光ドラム1から
中間転写ベルト5に1次転写するのと同時に、2次転写
残トナーを中間転写ベルト5から感光ドラム1へ転写す
る。このとき、1次転写ローラ8に印加されているバイ
アスは、前の画像の4色目のイエロートナー像の1次転
写が完了してからT1のままであるので、制御装置(CP
U)18の制御が複雑にならずに良好に2つの転写が行
え、画像形成のスループットを高めることができる。
【0048】以上においては、フルカラー画像を形成す
る場合を説明したが、制御装置18により上記(1)式
を満たさない大サイズの転写材にモノカラー画像、例え
ばブラックトナー像のみを形成するモードを選択する場
合にも本発明は適用できる。
【0049】当然ながら、1枚の転写材に間欠的に、又
は複数の転写材に連続してモノカラー画像(例えば、ブ
ラックトナー像)を形成する場合に本発明が適用できる
のは言うまでもない。
【0050】この場合、ブラックトナー像の1次転写バ
イアスT1と、中間転写ベルト5の空回転時(非転写工程
時)の1次転写バイアスT1'とを実質的に同じにするの
が好ましい。
【0051】1枚間欠で画像を形成する場合、上述した
ように2次転写後、2次転写残トナーをクリーニングロ
ーラ13によりプラスに帯電し、感光ドラム1へ第1の
転写部位6aにて転写するので、対向電極となる中間転
写ベルト5の基層には同じバイアスが印加されつづけて
いる方が制御が容易である。
【0052】また、複数の転写材に連続して画像を形成
する場合は、2次転写残トナーの転写と同時に次のブラ
ックトナー像の1次転写も行うので、T1=T1'とするこ
とはなおさら好ましい。
【0053】即ち、モノカラーモードとフルカラーモー
ドとで非転写工程時のT1'の値をT1と同じにするか、T1
よりも大きく(T2よりは小さく)するかをモードに応じ
て制御装置(CPU)18により制御するのが好まし
い。
【0054】なお、実施例において、中間転写体として
ベルト形状の中間転写ベルトについて説明したが、ドラ
ム形状のAl(アルミ)等の金属からなる導電層上に樹
脂層を有する中間転写ドラムにも本発明は同様に適用で
きる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、制御手段により第2の
電圧値に切り替えられた後、第2の転写手段は中間転写
体から転写材へトナー像の転写を開始するので、装置の
大型化を招くことなく、良好な画像を形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の構成図。
【図2】クリーニングローラに印加されるバイアス波形
を示す図。
【図3】形状係数SF1を説明する図。
【図4】形状係数SF2を説明する図。
【図5】重合トナーの概略構成図。
【図6】本発明に係る通常シーケンス図。
【図7】本発明に係る大サイズ用シーケンス図。
【図8】シーケンスを決定するフローチャート。
【図9】本発明に係る大サイズの転写材用シーケンス
図。
【図10】本発明に係るカラー画像形成装置の従来例を
示す概略構成図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電ローラ 4 現像装置 5 中間転写ベルト 8 1次転写ローラ 9 電源 10 クリーニング装置 18 制御装置(CPU)

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色のトナー像を担持可能であって移
    動可能な像担持体と、導電層と表面に表面層とを備え移
    動可能な中間転写体と、前記像担持体上の前記複数色の
    トナー像を第1の転写位置で前記中間転写体に順次重ね
    て転写するために前記導電層に電圧を印加する第1の転
    写手段と、前記中間転写体のトナー像が転写される側に
    設けられ、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像を
    第2の転写位置で転写材に静電的に転写する第2の転写
    手段と、を有し、転写材の搬送方向の長さが、前記中間
    転写体の移動方向における前記第1の転写位置から前記
    第2の転写位置までの距離よりも長い転写材を使用可能
    である画像形成装置において、 前記距離よりも転写材の搬送方向の長さが長い転写材に
    トナー像を形成する場合、前記第1の転写手段により前
    記像担持体から前記中間転写体に前記複数色のトナー像
    の転写完了後であって、前記第2の転写手段により前記
    中間転写体から転写材に前記複数色のトナー像を転写す
    る前までの期間に、前記中間転写体上の前記複数色のト
    ナー像は前記第1の転写位置を通過し、 前記期間において前記中間転写体上の前記複数色のトナ
    ー像の先端が前記第1の転写位置に到達する前に、前記
    第1の転写手段により前記導電層に印加する電圧を、前
    記像担持体から前記中間転写体に最終色のトナー像を転
    写するための第1の電圧値から前記第1の電圧値よりも
    絶対値が小さい第2の電圧値に切り替える制御手段を有
    し、 前記制御手段により前記第2の電圧値に切り替えられた
    後、前記第2の転写手段は前記中間転写体から転写材へ
    トナー像の転写を開始することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1の転写手段に
    より前記像担持体から前記中間転写体に前記複数色のト
    ナー像の転写完了後であって、前記中間転写体上のトナ
    ー像が前記第1の転写位置を通過する前に、前記第2の
    転写手段により前記中間転写体から転写材に前記複数色
    のトナー像を転写する第1のモードと、前記期間に前記
    中間転写体上の前記複数色のトナー像が前記第1の転写
    位置を通過する第2のモードと、を選択可能であること
    を特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、転写材の搬送方向の長
    さに応じてモードを選択することを特徴とする請求項2
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、転写材の搬送方向
    の長さを検知する検知手段を有し、前記制御手段は、前
    記検知手段による検知結果に応じてモードを選択するこ
    とを特徴とする請求項2の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 転写材の搬送方向の長さが前記距離より
    も短いとき、前記制御手段は前記第1のモードを選択す
    ることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかの画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 転写材の搬送方向の長さが前記距離より
    も長いとき、前記制御手段は前記第2のモードを選択す
    ることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかの画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成装置は前記像担持体を露光
    位置で露光して潜像を形成する潜像形成手段を有し、転
    写材の搬送方向の長さは、前記像担持体の移動方向にお
    ける前記露光位置から前記第1の転写位置までの距離
    と、前記中間転写体の移動方向における前記第1の転写
    位置から前記第2の転写位置までの距離との和よりも長
    いことを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の転写手段はローラを備え、前
    記ローラは、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像
    を転写するために転写材を前記中間転写体に押圧する第
    1の位置と、前記第1の位置に対して前記中間転写体か
    ら離れる第2の位置と、に移動可能であることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかの画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記期間において前記中間転写体上の前
    記複数色のトナー像の後端が前記第2の転写位置を通過
    した後、前記第2の転写手段は前記第1の位置へ移動す
    ることを特徴とする請求項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記像担持体から前記中間転写体にト
    ナー像を転写する間、前記第1の転写位置において前記
    像担持体は前記中間転写体と接触することを特徴とする
    請求項1乃至9のいずれかの画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置は、前記第2の転写
    手段により前記中間転写体から転写材に前記複数色のト
    ナー像を転写後、前記中間転写体上に残留する残留トナ
    ーをトナーの正規の帯電極性とは逆極性に帯電位置で帯
    電する帯電手段を有することを特徴とする請求項1乃至
    10のいずれかの画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記帯電手段により帯電された前記残
    留トナーは、前記第1の転写位置において前記中間転写
    体から前記像担持体に静電的に転写する電界が前記第1
    の転写手段により形成されることを特徴とする請求項1
    1の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の転写位置において、前記帯
    電手段により帯電された前記残留トナーを前記中間転写
    体から前記像担持体に静電的に転写するのと同時に、前
    記像担持体上の次の最初の色のトナー像が前記中間転写
    体に静電的に転写される電界が前記第1の転写手段によ
    り形成されることを特徴とする請求項11の画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記電界は、前記第1の転写手段によ
    り前記中間転写体に前記第2の電圧値が印加されること
    により形成されることを特徴とする請求項12又は13
    の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記帯電手段は前記中間転写体に接離
    可能であり、前記期間において前記中間転写体上の前記
    最終色のトナー像の後端が前記帯電位置を通過した後、
    前記帯電手段は当接することを特徴とする請求項11乃
    至14のいずれかの画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第2の電圧値は、前記像担持体か
    ら前記中間転写体に最初の色のトナー像を転写するとき
    に、前記第1の転写手段により前記中間転写体に印加す
    る電圧と実質的に同じであることを特徴とする請求項1
    乃至15のいずれかの画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の転写位置及び前記第2の転
    写位置において、前記導電層の電位は実質的に同じであ
    ることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかの画像
    形成装置。
  18. 【請求項18】 前記第2の転写手段により前記中間転
    写体から転写材に前記複数色のトナー像を転写する間、
    前記第1の転写手段により前記中間転写体に印加される
    電圧値は維持されることを特徴とする請求項1乃至17
    のいずれかの画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記表面層の体積抵抗率は、108
    1014Ωcmであることを特徴とする請求項1乃至18
    のいずれかの画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記表面層の体積抵抗率は、1010
    1014Ωcmであることを特徴とする請求項19の画像
    形成装置。
  21. 【請求項21】 前記第1の転写手段は、前記中間転写
    体に電圧を印加する電源を備えることを特徴とする請求
    項1乃至20のいずれかの画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記第1の転写手段は、前記像担持体
    から前記中間転写体にトナー像転写時、前記導電層に接
    触するローラを備え、電圧は前記ローラを介して前記中
    間転写体に印加されることを特徴とする請求項1乃至2
    1のいずれかの画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記制御手段は、前記像担持体から前
    記中間転写体に単色のトナー像のみを前記第1の転写手
    段により転写し、前記中間転写体上の前記単色のトナー
    像を前記第2の転写手段により転写材に転写する第3の
    モードと、前記像担持体から前記中間転写体に前記複数
    色のトナー像を前記第1の転写手段により順次重ねて転
    写し、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像を前記
    第2の転写手段により転写材に転写する第4のモード
    と、を選択可能であることを特徴とする請求項1乃至2
    2のいずれかの画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記第2のモードが選択され、かつ、
    前記第3のモードが選択される場合、前記期間に前記中
    間転写体上の前記単色トナー像が前記第1の転写位置を
    通過するときに、前記第1の転写手段により前記中間転
    写体に印加される第3の電圧値は、前記像担持体から前
    記中間転写体に前記単色のトナー像を転写するために前
    記第1の転写手段により前記中間転写体に印加される電
    圧値と実質的に同じであることを特徴とする請求項23
    の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記単色トナー像はブッラクトナー像
    であることを特徴とする請求項23又は24の画像形成
    装置。
  26. 【請求項26】 トナー像を担持する移動可能な像担持
    体と、導電層と表面に表面層とを備え移動可能な中間転
    写体と、前記像担持体上のトナー像を第1の転写位置で
    前記中間転写体に順次重ねて転写するために前記導電層
    に電圧を印加する第1の転写手段と、前記中間転写体の
    トナー像が転写される側に設けられ、前記中間転写体上
    のトナー像を第2の転写位置で転写材に静電的に転写す
    る第2の転写手段と、を有し、転写材の搬送方向の長さ
    が、前記中間転写体の移動方向における前記第1の転写
    位置から前記第2の転写位置までの距離よりも長い転写
    材を使用可能である画像形成装置において、 前記距離よりも転写材の搬送方向の長さが長い転写材に
    トナー像を形成する場合、前記第1の転写手段により前
    記像担持体から前記中間転写体にトナー像の転写完了後
    であって、前記第2の転写手段により前記中間転写体か
    ら転写材にトナー像を転写する前までの期間に、前記中
    間転写体上の前記複数色のトナー像は前記第1の転写位
    置を通過し、 前記期間において、前記中間転写体上のトナー像の先端
    が前記第1の転写位置に到達する前に、前記第1の転写
    手段により前記導電層に印加する電圧を、前記像担持体
    から前記中間転写体にトナー像を転写するための第1の
    電圧値から前記第1の電圧値よりも絶対値が小さい第2
    の電圧値に切り替える制御手段を有し、 前記制御手段により前記第2の電圧値に切り替えられた
    後、前記第2の転写手段は前記中間転写体から転写材へ
    トナー像の転写を開始することを特徴とする画像形成装
    置。
  27. 【請求項27】 前記制御手段は、前記第1の転写手段
    により前記像担持体から前記中間転写体にトナー像の転
    写完了後であって、前記中間転写体上のトナー像が前記
    第1の転写位置を通過する前に、前記第2の転写手段に
    より前記中間転写体から転写材にトナー像を転写する第
    1のモードと、前記期間に前記中間転写体上のトナー像
    が前記第1の転写位置を通過する第2のモードと、を選
    択可能であることを特徴とする請求項26の画像形成装
    置。
  28. 【請求項28】 前記制御手段は、転写材の搬送方向の
    長さに応じて前記制御手段はモードを選択することを特
    徴とする請求項27の画像形成装置。
  29. 【請求項29】 前記画像形成装置は、転写材の搬送方
    向の長さを検知する検知手段を有し、前記制御手段は、
    前記検知手段による検知結果に応じて前記制御手段はモ
    ードを選択することを特徴とする請求項27の画像形成
    装置。
  30. 【請求項30】 転写材の搬送方向の長さが前記距離よ
    りも短いとき、前記制御手段は前記第1のモードを選択
    することを特徴とする請求項28又は29の画像形成装
    置。
  31. 【請求項31】 転写材の搬送方向の長さが前記距離よ
    りも長いとき、前記制御手段は前記第2のモードを選択
    することを特徴とする請求項28又は29の画像形成装
    置。
  32. 【請求項32】 前記画像形成装置は、前記第2の転写
    手段により前記中間転写体から転写材にトナー像を転写
    後、前記中間転写体上に残留する残留トナーをトナーの
    正規の帯電極性とは逆極性に帯電する帯電手段を有する
    ことを特徴とする請求項26乃至31のいずれかの画像
    形成装置。
  33. 【請求項33】 前記帯電手段により帯電された前記残
    留トナーは、前記第1の転写位置において前記中間転写
    体から前記像担持体に静電的に転写する電界が前記第1
    の転写手段により形成されることを特徴とする請求項3
    2の画像形成装置。
  34. 【請求項34】 前記第1の転写位置において、前記帯
    電手段により帯電された前記残留トナーを前記中間転写
    体から前記像担持体に静電的に転写するのと同時に、前
    記像担持体上の次のトナー像が前記中間転写体に静電的
    に転写される電界が前記第1の転写手段により形成され
    ることを特徴とする請求項32の画像形成装置。
  35. 【請求項35】 前記電界は、前記第1の転写手段によ
    り前記中間転写体に前記第2の電圧値が印加されること
    により形成されることを特徴とする請求項33又は34
    の画像形成装置。
  36. 【請求項36】 前記第1の転写位置及び前記第2の転
    写位置において、前記導電層の電位は実質的に同じであ
    ることを特徴とする請求項26乃至35のいずれかの画
    像形成装置。
  37. 【請求項37】 前記第2の転写手段により前記中間転
    写体から転写材にトナー像を転写する間、前記第1の転
    写手段により前記中間転写体に印加される電圧値は維持
    されることを特徴とする請求項26乃至36のいずれか
    の画像形成装置。
  38. 【請求項38】 前記表面層の体積抵抗率は、108
    1014Ωcmであることを特徴とする請求項26乃至3
    7のいずれかの画像形成装置。
  39. 【請求項39】 前記表面層の体積抵抗率は、1010
    1014Ωcmであることを特徴とする請求項38の画像
    形成装置。
  40. 【請求項40】 前記第1の転写手段は、前記中間転写
    体に前記電圧を印加する電源を備えることを特徴とする
    請求項26乃至39のいずれかの画像形成装置。
  41. 【請求項41】 前記第1の転写手段は、前記像担持体
    から前記中間転写体にトナー像転写時、前記導電層に接
    触するローラを備え、前記電圧は前記ローラを介して前
    記中間転写体に印加されることを特徴とする請求項26
    乃至40のいずれかの画像形成装置。
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