JP2005331575A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 中間転写体上の転写残トナーに起因する画質低下を防止することができる画像形成装置を得る。
【解決手段】 画像形成後の装置停止動作で、中間転写体64上の転写残トナーTNの後端TNEが二次転写位置T2から像担持体クリーナ54のクリーニングブレード56に到達するまでの時間以上は中間転写体64及び像担持体50を駆動させその駆動後に停止させる。中間転写体64として回転方向に弾性を有する中間転写ベルトを用いることで、中間転写体64に中間転写体クリーナ82を強く押し付けることができず、中間転写体クリーナ82によって中間転写体64上の転写残トナーTNを完全に除去し難い場合でも、転写残トナーTNは中間転写体64及び像担持体50の駆動に伴い中間転写体64から像担持体50に逆転写され、像担持体クリーナ54によって像担持体50上から除去されるため、中間転写体64上の転写残トナーTNに起因する画質低下が防止される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置に係り、詳細には、感光体に形成したトナー像を中間転写体に一次転写し、更に中間転写体上のトナー像を用紙に二次転写する中間転写体方式の画像形成装置に関する。
電子写真式複写機やレーザプリンタなどの電子写真技術を用いた画像形成装置において、感光体に形成したトナー像を弾性を有する中間転写ベルトなどの中間転写体に一次転写し、更に中間転写体上のトナー像を用紙に二次転写する中間転写体方式の装置では、中間転写体の非画像形成領域が感光体と接するように中間転写体の停止位置を制御することにより、中間転写体表面の画像形成領域に凹みが生じないようにして転写抜けの発生を防止するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−169383号公報
しかしながら、上述した技術では、用紙への転写後に中間転写体上に残留したトナー(転写残トナー)や中間転写体から感光体に転移したトナー(廃トナー)、更には中間転写体のクリーニング手段がクリーニング後に離間される場合にクリーニング手段から中間転写体へ飛散するトナー等に対して、それらをクリーニングする方法についての記載がない。そのため、中間転写体上の転写残トナーにより、一次転写位置で正規トナー像の一次転写が妨げられ画像抜けを生じたり、転写残トナーが中間転写体に擦り付けられて固着する恐れがあり、また、中間転写体上や感光体上にトナーが放置されることで帯電量が低下し、中間転写体上からトナーが離間して装置内を浮遊しトナー汚れを発生させる問題がある。特に、中間転写体として回転方向(トナー搬送方向)に弾性を有する中間転写ベルトを用いる場合には、ベルトが回転方向に伸縮し易いため、中間転写体にクリーニング手段を強く押し付けることができず、中間転写体上の転写残トナーが増加して上記の問題は顕著となる。
本発明は上記事実を考慮して、中間転写体上の転写残トナーに起因する画質低下を防止することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、トナー像が形成される像担持体と、前記像担持体上に形成されたトナー像が一次転写されそのトナー像を記録媒体に二次転写する二次転写位置を有する中間転写体と、前記一次転写後に前記像担持体上に残留するトナーを除去する像担持体クリーニング手段と、前記二次転写後に前記中間転写体上に残留するトナーを除去する中間転写体クリーニング手段と、を有する画像形成装置において、前記二次転写後に前記中間転写体上に残留するトナーを前記中間転写体クリーニング手段により除去して装置本体を停止させる場合は、中間転写体上に残留するトナーの後端が前記二次転写位置から前記像担持体クリーニング手段に到達するまでの時間以上は前記中間転写体及び前記像担持体を駆動させその駆動後に装置本体を停止させることを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、二次転写後に中間転写体上に残留するトナーを中間転写体クリーニング手段により除去して装置本体を停止させる場合に、中間転写体上に残留するトナーの後端が二次転写位置から像担持体クリーニング手段に到達するまでの時間以上は中間転写体及び前記像担持体を駆動させその駆動後に装置本体を停止させる。これにより、例えば中間転写体として回転方向(トナー搬送方向)に弾性を有する中間転写ベルト等を用いることで、中間転写体に中間転写体クリーニング手段を強く押し付けることができず、中間転写体クリーニング手段によって中間転写体上に残留するトナーを完全に除去し難い場合でも、その中間転写体上に残ったトナーは、中間転写体及び像担持体の上記の駆動に伴い中間転写体から像担持体に逆転写され、像担持体クリーニング手段によって像担持体上から除去される。したがって、装置本体を停止させる際に中間転写体及び像担持体にトナーが残留することはなく、中間転写体上の転写残トナーに起因する画質低下を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体に対して接離可能とされ、前記二次転写後に前記中間転写体上に残留するトナーを前記中間転写体クリーニング手段により除去しその除去後に中間転写体クリーニング手段を中間転写体から離間させ装置本体を停止させる場合は、中間転写体における中間転写体クリーニング手段の離間位置が前記像担持体クリーニング手段に到達するまでの時間以上は前記中間転写体及び前記像担持体を駆動させその駆動後に装置本体を停止させることを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、例えば装置停止時における中間転写体の保管状態を良好にするために、中間転写体クリーニング手段を中間転写体から離間させ装置本体を停止させる場合に、その離間によって中間転写クリーニング手段から中間転写体へトナーが飛散し付着しても、中間転写体上に付着したトナーは、中間転写体における中間転写体クリーニング手段の離間位置が像担持体クリーニング手段に到達するまでの時間以上は中間転写体及び前記像担持体が駆動されるのに伴い中間転写体から像担持体に逆転写され、像担持体クリーニング手段によって像担持体上から除去される。したがって、装置本体を停止させる際に、中間転写クリーニング手段から中間転写体へトナーが飛散し付着しても、そのトナーが中間転写体上に残留することはなく、中間転写体上の残留トナーに起因する画質低下を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の画像形成装置において、前記中間転写体から記録媒体にトナー像が二次転写される二次転写位置又は前記中間転写体クリーニング手段と、前記像担持体から中間転写体にトナー像が一次転写される一次転写位置との間に、所定のバイアス電圧を印加することにより中間転写体上に残留するトナーを正規極性に帯電されたトナー像とは逆極性に帯電させる帯電手段が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、帯電手段により所定のバイアス電圧を印加して、中間転写体上に残留するトナーを正規極性に帯電されたトナー像とは逆極性に帯電させることにより、一次転写位置では、その逆極性に帯電させたトナーを中間転写体から正規極性の像担持体へより多く逆転写することができる。これにより、中間転写体上の転写残トナーを像担持体へ確実に逆転写し、像担持体クリーニング手段によって確実に除去することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の画像形成装置において、前記帯電手段が前記中間転写体クリーニング手段に設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、帯電手段を中間転写体クリーニング手段に設けることにより、例えば帯電手段を中間転写体クリーニング手段とは個別に設ける構成に比べて設置スペースの省スペース化を図ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の画像形成装置において、画像形成動作により最後のトナー像を形成した後に装置本体を停止させる場合は、前記一次転写位置ではトナー像を一次転写する正規の転写バイアス電圧より大きな転写バイアス電圧を印加することを特徴としている。
請求項5に記載の発明では、画像形成動作により最後のトナー像を形成した後に装置本体を停止させる場合に、一次転写位置において、トナー像を一次転写する正規の転写バイアス電圧よりも大きな転写バイアス電圧を印加する。これにより、帯電量の低い転写残トナーも中間転写体から像担持体へ確実に逆転写することができ、トナーが中間転写体上に残留することを確実に防止できる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項記載の画像形成装置において、画像形成動作を複数回連続して行い装置本体を停止させる場合は、最後の画像形成動作が終了した後に前記像担持体の駆動制御を行うことを特徴としている。
請求項6に記載の発明では、画像形成動作を複数回連続して行い装置本体を停止させる場合に、最後の画像形成動作が終了した後に上記の像担持体の駆動制御を行うことにより、画像形成動作の生産性を向上することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5記載の画像形成装置において、画像形成動作において画像の濃度を調整する画像濃度制御を行う場合は、前記一次転写位置では前記大きな転写バイアス電圧より更に大きな転写バイアス電圧を印加することを特徴としている。
請求項7に記載の発明では、画像濃度制御によって例えば高濃度の画像形成を行い、記録媒体に転写されない転写残トナーが多く発生する場合でも、一次転写位置において、上記の大きな転写バイアスよりも更に大きな転写バイアスを印加することにより、その多量の転写残トナーを一次転写位置で中間転写体から像担持体に確実に逆転写し、像担持体クリーニング手段によって除去することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項3又は請求項4記載記載の画像形成装置において、画像形成動作において画像の濃度を調整する画像濃度制御を行う場合は、前記帯電手段は前記所定のバイアス電圧より大きなバイアス電圧を印加することを特徴としている。
請求項8に記載の発明では、画像濃度制御によって例えば高濃度の画像形成を行い、記録媒体に転写されない転写残トナーが多く発生する場合でも、帯電手段によって上記の所定のバイアス電圧よりも大きなバイアス電圧を印加することにより、その多量の転写残トナーを確実に逆極性に帯電させ、一次転写位置で中間転写体から像担持体に確実に逆転写し、像担持体クリーニング手段によって除去することができる。
本発明の画像形成装置は上記構成としたので、中間転写体上の転写残トナーに起因する画質低下を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の画像形成装置10は画像形成装置本体12を備え、画像形成装置本体12の上部にヒンジ部14を中心に回動自在とされた開閉カバー16が設けられていると共に、画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙ユニット18が配置されている。
給紙ユニット18は、用紙が収納される給紙トレイ22を備え、給紙トレイ22の奥端近傍上部には、給紙トレイ22から用紙を供給するフィードロール24、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から排出口30までの用紙通路であり、この搬送路28は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側)近傍にあって、給紙ユニット18から後述する定着装置90まで略垂直に形成されている。搬送路28における定着装置90の上流側には、後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、これら二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72の上流側にはレジストロール32が配置されている。また、搬送路28における排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙トレイ22からフィードロール24により送り出された用紙は、リタードロール26により捌かれて最上部の用紙のみ搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間を通ってトナー像が転写され、この転写されたトナー像が定着装置90により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、略中央部にロータリ現像装置38が配置されている。ロータリ現像装置38は、現像器本体40内にイエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像器42a〜42dを備え、回転支軸44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器42a〜42dはそれぞれ、現像ロール46a〜46dを備え、コイルスプリングなどの弾性体48a〜48dにより、現像器本体40の法線方向に押圧されている。
ロータリ現像装置38には、回転支軸49を中心として回転し、感光体からなる像担持体50が当接するように配置されており、現像ロール46a〜46dは、像担持体50に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器本体40の外周から半径方向に僅かに(例えば2mm)突出している。また、現像ロール46a〜46dのそれぞれの両端には、現像ロール46a〜46dの直径よりも僅かに大きい直径のトラッキングロール(図示せず)が現像ロール46a〜46dと同軸で回転するように設けられている。つまり、現像器42a〜42dは、回転支軸44を中心として、それぞれ90°の間隔で現像器本体40の外周に配置され、現像ロール46a〜46dのトラッキングロールが像担持体50の両端に設けられたフランジ(図示せず)に当接し、現像ロール46a〜46dと像担持体50との間に所定の隙間を形成しつつ、像担持体50上の潜像をそれぞれの色のトナーで現像する。
像担持体50の下方には、像担持体50を一様帯電する帯電ロールからなる帯電装置52が設けられている。また、像担持体50には、回転支軸49にぶら下がるように像担持体クリーナ54が設けられており、像担持体50と像担持体クリーナ54とは一体化されている。像担持体クリーナ54は、一次転写後に像担持体50に残留する転写残トナーを掻き取るクリーニングブレード56と、クリーニングブレード56が掻き取った廃トナーを回収するトナー回収ボトル58とから構成される。なお、トナー回収ボトル58の背面側(図1において右側)にはリブなどが形成され、用紙が滑らかに搬送されるように曲面にされて搬送路28の一部を形成している。
ロータリ現像装置38の下方背面側には、帯電装置52により帯電された像担持体50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、ロータリ現像装置38の上方には、ロータリ現像装置38によって可視化されたトナー像を一次転写位置T1で一次転写され、後述する二次転写位置T2まで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、弾性を有する中間転写ベルトなどの中間転写体64、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76を備えている。
中間転写体64は、ロータリ現像装置38の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写体64の上面側の長辺は、画像形成装置本体12の上部に設けられた排出部36に対して略平行となるように張られている。また、中間転写体64は、中間転写体64の長辺下方で一次転写ロール66の上流に配置されたラップインロール68と、一次転写ロール66の下流に配置されたラップアウトロール70との間で像担持体50にラップ状に接触する一次転写部(像担持体ラップ領域)を有し、像担持体50に所定の範囲だけ巻きついて、像担持体50の回転に従動する。このように、中間転写体64は、一次転写ロール66によって像担持体50上のトナー像をイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を後述する二次転写ロール80に向けて搬送する。なお、ラップインロール68及びラップアウトロール70は、像担持体50から離間している。
このように、中間転写体64は、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76の5つのロールにより張架されており、一次転写ロール66によって像担持体50上のトナー像を転写される。
さらに、中間転写体64の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール70及び二次転写バックアップロール72により平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送路28に臨むようにされている。
なお、二次転写部において、中間転写体64と搬送路28との間が、例えば12°の角度になるように、ラップアウトロール70は配置されている。
スクレーパバックアップロール74は、二次転写後に中間転写体64に残留する転写残トナーを後述するスクレーパ84が掻き取ることを補助し、ブラシバックアップロール76は、二次転写後に中間転写体64に残留する転写残トナーを後述するブラシロール86が掻き取ることを補助する。
中間転写体64の長辺上方には、反射型フォトセンサなどのセンサ78が開閉カバー16の裏面(内側)に固定されることによって設けられている。センサ78は、中間転写体64上に形成されたトナーのパッチを読取り、中間転写体64の回転方向における位置を検出するとともに、トナーの濃度検知を行う。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写部における二次転写位置T2となっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写体64に一次転写されたトナー像を二次転写位置T2で用紙に二次転写する。ここで、二次転写ロール80は、中間転写体64が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナー像を搬送する間は中間転写体64から離間しており、黒のトナー像が転写されると中間転写体64に当接するようにされている。なお、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間には、所定の電位差が生じるようにされており、例えば二次転写口―ル80を高電圧にした場合には、二次転写バックアップロール72はグランド(GND)などに接続される。
中間転写体64の反像担持体側端には、中間転写体クリーナ82が設けられている。中間転写体クリーナ82は、スクレーパ84、ブラシロール86、トナー回収ボトル88及び回転支軸89を備え、回転支軸89を中心に揺動して中間転写体64に対し接離可能とされている。
この中間転写体クリーナ82に設けられたスクレーパ84は、SUS材などの薄板からなり、マイナスに帯電されたトナーと同極性のマイナス電圧(例えば−200V)が印加されて、二次転写後に中間転写体64に残留する転写残トナーを掻き取ってクリーニングしつつ薄層化すると共に、転写残トナーの極性をマイナス極性に揃える(正極性化)。ブラシロール86は、導電性処理が施されたアクリル樹脂などのブラシからなり、マイナスに帯電されたトナーとは逆極性のプラス電圧(電流値としては例えば100〜300μA)が印加されて、スクレーパ84によるクリーニング後に中間転写体64に残った転写残トナーをさらに掻き取ると共に、転写残トナーをプラスに帯電する(逆極性化)。トナー回収ボトル88は、スクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られたトナーを回収する。そして、中間転写体64がトナー像を搬送する間は、スクレーパ84及びブラシロール86が中間転写体64から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写体64に当接するようにされている。
二次転写位置の上方には、定着装置90が配置されている。定着装置90は、加熱ロール92と加圧ロール94とを備え、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により用紙に二次転写されたトナー像を用紙に定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。
また、上述した中間転写装置62、像担持体50、帯電装置52、像担持体クリーナ54及び中間転写体クリーナ82は一体化されて像形成ユニット96を構成しており、本実施形態の画像形成装置10では、この像形成ユニット96が画像形成装置本体12に対して着脱可能とされている。
図2には、像形成ユニット96を画像形成装置本体12から取外した状態が示されている。
図2に示されるように、像形成ユニット96を画像形成装置本体12から取外す場合には、画像形成装置本体12の開閉カバー16を回動支点14を中心に回動させて、画像形成装置本体12の上部を開放する。ここで、像形成ユニット96は、中間転写装置62及び像担持体50が定着装置90とロータリ現像装置38との間に位置するように配置されており、定着装置90とロータリ現像装置38との間の空間を通じて、画像形成装置本体12から斜め前方(図2での左斜め上方)に引き出すようにして取外すことができる。また、像形成ユニット96は、画像形成装置本体12から取外された状態で、中間転写装置62及び中間転写体クリーナ82が一体化された中間転写ユニット97と、像担持体50、帯電装置52及び像担持体クリーナ54が一体化された像担持体ユニット98とに分解可能とされている。
次に、上記の構成とされた本実施形態の画像形成装置10によるカラー画像形成動作について説明する。
画像形成装置10に画像形成信号が入力されると、像担持体50が帯電装置52により一様に帯電され、この帯電された像担持体50には、画像形成信号に基づいて露光装置60から光線が出射される。露光装置60からの光線は、像担持体50の表面を露光し、潜像が形成される。露光装置60により形成された像担持体50の潜像は、ロータリ現像装置38によってイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナー像を現像され、一次転写位置T1で中間転写体64に重ねて一次転写される。一次転写において、像担持体50に残留する転写残トナーは、像担持体クリーナ54のクリーニングブレード56によって掻き取られ、トナー回収ボトル58に回収される。
一方、給紙信号等により、給紙トレイ22に収納された用紙は、フィードロール24により送り出され、リタードロール26により捌かれて搬送路28に導かれ、レジストロール32により一次停止され、タイミングをとって二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれる。用紙が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれると、中間転写体64に一次転写されているトナー像が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とによって二次転写位置T2で用紙に二次転写される。トナー像が転写された用紙は、定着装置90に導かれ、加熱ロール92と加圧ロール94とによる熱圧力によってトナー像が定着される。そしてこのトナー像の定着により画像形成された用紙は、排出ロール34により排出口30から排出部36へ排出される。
また、二次転写後に中間転写体64の画像領域に残留する転写残トナーは、中間転写体用クリーナ82のスクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られ、トナー回収ボトル88に回収される。さらに、画像形成後の装置停止時には、中間転写体クリーナ82によって除去仕切れずに中間転写体64上に残っている転写残トナーは、後述する装置停止動作に伴う中間転写体クリーニング動作によって中間転写体64から像担持体50に逆転写され、像担持体クリーナ54によって除去される。
以上の動作により、画像形成装置10によって用紙にカラー画像が形成される。
次に、本実施形態の画像形成装置10による画像形成後の装置停止動作(中間転写体クリーニング動作)について説明する。
図3には、画像形成装置10における画像形成後の装置停止動作の制御タイミングに関するタイミングチャートが示されている。図3に示されるように、画像形成動作時に回転駆動された像担持体50、及び、像担持体50に従動して回転駆動された中間転写体64を含む駆動系は、中間転写体クリーナ82による中間転写体64の画像領域クリーニング動作後に、所定時間駆動が継続されてから駆動停止される。この駆動系の駆動を継続する所定時間については、本実施形態の画像形成装置10では、中間転写体64上に残留するトナーの後端が二次転写位置T2から像担持体クリーナ54のクリーニングブレード56に到達するまでの時間と同じか又はそれよりも少し長い時間とされている。
また、中間転写体64上の転写残トナーの後端位置については、画像形成装置10の図示しない主制御部が、画像形成信号に基づいて像担持体50上にイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナー像を形成しその各色のトナー像を一次転写位置T1で中間転写体64にそれぞれ一次転写するタイミング、及び、一次転写によって中間転写体64上に形成するトナー像の領域(画像領域)を把握していることで、これらの情報に基づき認識している。さらに、上記主制御部が、像担持体50を回転駆動する回転速度に基づいて、像担持体50に従動して回転駆動する中間転写体64の回転速度を把握していることにより、この中間転写体64の回転速度、及び、センサ78による中間転写体64上のトナーパッチ読み取りによって把握される中間転写体64の回転方向位置に基づいて、転写残トナー(画像領域)の後端位置を基準とした駆動系の停止時間を算出し駆動制御を行っている。
なお、転写残トナーの後端位置は、上記の他に、例えば、中間転写体64の回転方向(トナー搬送方向)における中間転写体クリーナ82の下流側近傍に、転写残トナーを検出するための反射型フォトセンサ等からなる専用のトナー検出センサを設け、そのトナー検出センサによって検出するようにしてもよい。その場合は、転写残トナーの後端をトナー検出センサによって直接検出できるため、転写残トナーの後端位置検出精度を向上することができる。
また、図3に示されるように、中間転写体64上の転写残トナー(画像領域)が一次転写位置T1を通過する間は、一次転写位置T1では、一次転写ロール66によってトナー像を一次転写する正規の転写バイアス電圧(電流値としては例えば10〜15μA)よりも大きな転写バイアス電圧(電流値としては例えば15〜20μA)が印加される。
以上が画像形成後の装置停止動作であり、この装置停止動作における像担持体50及び中間転写体64の駆動制御は、画像形成装置10が画像形成動作を複数回連続して行い装置停止する場合には、最後の画像形成動作が終了した後に実行される。
次に、上述した画像形成装置10の画像形成後の装置停止動作(中間転写体クリーニング動作)による作用について説明する。
図4〜図7には、画像形成装置10の装置停止動作において、中間転写体64上の転写残トナーをクリーニングする様子が示されている。
まず、図4に示されるように、二次転写位置T2で用紙に転写されずに中間転写体64に残留した転写残トナーTNが、二次転写位置T2から中間転写体64の回転方向に移動し、中間転写体クリーナ82に到達すると、図5に示されるように、その転写残トナーTNの多くは、中間転写体用クリーナ82のスクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られ、トナー回収ボトル88に回収される。また、中間転写体クリーナ82によって除去仕切れずに中間転写体64上に残った転写残トナーTNは、ブラシロール86によりプラス電圧が印加されてマイナス(正極性)からプラス(逆極性)に帯電する。
この中間転写体64上に残ってプラスに帯電された転写残トナーTNが、更に中間転写体64の回転方向に移動して一次転写位置T1に到達すると、一次転写ロール66によってトナー像を一次転写する正規の転写バイアス電圧よりも大きな転写バイアス電圧が印加され、図6に示されるように、中間転写体64から像担持体50に逆転写される。ここで、像担持体50上に逆転写された転写残トナーTNは、像担持体50の回転に伴い像担持体クリーナ54に導かれ、クリーニングブレード56により掻き取られてトナー回収ボトル58に回収される。
そして、像担持体50上に逆転写された転写残トナーTNの後端TNEがクリーニングブレード56に到達し、図7に示されるように、転写残トナーTNがクリーニングブレード56によって全て掻き取られると、像担持体50の回転駆動が停止し、それに伴い像担持体クリーナ54の回転も停止する。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置10では、画像形成後の装置停止動作で、中間転写体64上の転写残トナーTNの後端TNEが二次転写位置T2から像担持体クリーナ54(クリーニングブレード56)に到達するまでの時間以上は中間転写体64及び像担持体50を駆動させその駆動後に停止させることにより、中間転写体64として回転方向に弾性を有する中間転写ベルトを用いることで、中間転写体64に中間転写体クリーナ82を強く押し付けることができず、中間転写体クリーナ82によって中間転写体64上の転写残トナーTNを完全に除去し難い場合でも、その転写残トナーTNは、中間転写体64及び像担持体50の上記の駆動に伴い中間転写体64から像担持体50に逆転写され、像担持体クリーナ54によって像担持体50上から除去されるため、装置停止時に中間転写体64及び像担持体50に転写残トナーTNが残留することはなく、中間転写体64上の転写残トナーTNに起因する画質低下を防止することができる。また、転写残トナーTNが中間転写体64に擦り付けられて固着することもなく、中間転写体64上や像担持体50上にトナーが放置されることで帯電量が低下し、中間転写体64上からトナーが離間して装置内を浮遊しトナー汚れを発生させることもない。
また、本実施形態の画像形成装置10では、装置停止時における中間転写体64の保管状態を良好にするために、中間転写体クリーナ82による転写残トナーTNのクリーニング後に、中間転写体クリーナ82のスクレーパ84及びブラシロール86を無印加状態にして中間転写体64から離間させ停止させることも可能であり、その場合は、中間転写体64におけるブラシロール86の離間位置が像担持体クリーナ54(クリーニングブレード56)に到達するまでの時間以上は中間転写体64及び像担持体50を駆動させその駆動後に停止させる。
例えば、図4〜図6に示した中間転写体64上の転写残トナーTNにおいて、図6に示されるように、転写残トナーTNの後端TNEから距離Lだけ離れた位置Pで、中間転写体64からブラシロール86が離間された場合には、その離間位置Pが像担持体クリーナ54(クリーニングブレード56)に到達するまでの時間以上は中間転写体64及び像担持体50を駆動させその駆動後に停止させるようにする。
これにより、ブラシロール86が中間転写体64から離間することで、ブラシロール86から中間転写体64へトナーが飛散し付着しても、中間転写体64上に付着したトナーは、中間転写体64におけるブラシロール86の離間位置Pが像担持体クリーナ54(クリーニングブレード56)に到達するまでの時間以上は中間転写体64及び像担持体50が駆動されるのに伴い中間転写体64から像担持体50に逆転写され、中間転写体クリーナ82によって像担持体50上から除去されるため、装置停止時に、ブラシロール86から中間転写体64へ飛散し付着したトナーが中間転写体64上に残留することはなく、中間転写体64上の残留トナーに起因する画質低下を防止することができる。
また、本実施形態では、ブラシロール86により所定のバイアス電圧を印加して、中間転写体64上の転写残トナーTNを正規極性(マイナス)に帯電されたトナー像とは逆極性(プラス)に帯電させていることにより、一次転写位置T1では、その逆極性に帯電させた転写残トナーTNを中間転写体64から正規極性の像担持体50へより多く逆転写することができる。これにより、中間転写体64上の転写残トナーTNを像担持体50へ確実に逆転写し、像担持体クリーナ54によって確実に除去することができる。
また、本実施形態では、転写残トナーTNを上記の逆極性に帯電させる帯電手段としてのブラシロール86を中間転写体クリーナ82に設けていることにより、例えばそのような帯電手段を中間転写体クリーニング手段とは個別に設ける構成に比べて設置スペースの省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態では、画像形成動作により最後のトナー像を形成した後に装置本体を停止させる場合に、一次転写位置T1において、トナー像を一次転写する正規の転写バイアス電圧よりも大きな転写バイアス電圧を印加ていることにより、帯電量の低い転写残トナーTNも中間転写体64から像担持体50へ確実に逆転写することができ、転写残トナーTNが中間転写体64上に残留することを確実に防止できる。
また、本実施形態では、画像形成装置10が画像形成動作を複数回連続して行い装置停止させる場合には、最後の画像形成動作が終了した後に前述した像担持体50及び中間転写体64の駆動制御を行うことにより、画像形成動作の生産性を向上することができる。
また、本実施形態では、画像形成動作において画像の濃度を調整する画像濃度制御を行った場合には、一次転写位置T1で、一次転写ロール66により前述した大きな転写バイアス電圧より更に大きな転写バイアス電圧(電流値としては例えば17〜25μA)を印加するようにしてもよく、また、中間転写体クリーナ82のブラシロール86により前述した所定のバイアス電圧より大きなバイアス電圧(電流値としては例えば200〜400μA)を印加するようにしてもよい。
これにより、画像濃度制御によって高濃度の画像形成を行い、用紙に転写されない転写残トナーTNが多く発生する場合でも、一次転写位置T1において、上記のようにより大きな転写バイアスを印加することで、その多量の転写残トナーTNを一次転写位置T1で中間転写体64から像担持体50に確実に逆転写し、像担持体クリーナ54によって除去することができ、また、ブラシロール86によって上記のようにより大きなバイアス電圧を印加することで、その多量の転写残トナーTNを確実に逆極性に帯電させ、一次転写位置T1で中間転写体64から像担持体50に確実に逆転写し、像担持体クリーナ54によって除去することができる。
以上、本発明を上述した特定の実施形態により詳細に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す構成図である。 図1の画像形成装置において画像形成装置本体から像形成ユニットを取り外した状態の概略構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置において画像形成後の装置停止動作の制御タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の装置停止動作で中間転写体上の転写残トナーが二次転写位置から中間転写体クリーナに向けて搬送される様子を示す動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の装置停止動作で中間転写体上の転写残トナーが中間転写体クリーナによってクリーニングされる様子を示す動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の装置停止動作で中間転写体上の転写残トナーが像担持体に逆転写され像担持体クリーナよってクリーニングされる様子を示す動作説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の装置停止動作で中間転写体上の転写残トナーが全てクリーニングされた状態を示す動作説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
50 像担持体
54 像担持体クリーナ(像担持体クリーニング手段)
56 クリーニングブレード(像担持体クリーニング手段)
64 中間転写体
82 中間転写体クリーナ(中間転写体クリーニング手段)
86 ブラシロール(中間転写体クリーニング手段/帯電手段)
P 離間位置
T1 一次転写位置
T2 二次転写位置
TN 転写残トナー(中間転写体上に残留するトナー)
TNE 後端

Claims (8)

  1. トナー像が形成される像担持体と、前記像担持体上に形成されたトナー像が一次転写されそのトナー像を記録媒体に二次転写する二次転写位置を有する中間転写体と、前記一次転写後に前記像担持体上に残留するトナーを除去する像担持体クリーニング手段と、前記二次転写後に前記中間転写体上に残留するトナーを除去する中間転写体クリーニング手段と、を有する画像形成装置において、
    前記二次転写後に前記中間転写体上に残留するトナーを前記中間転写体クリーニング手段により除去して装置本体を停止させる場合は、中間転写体上に残留するトナーの後端が前記二次転写位置から前記像担持体クリーニング手段に到達するまでの時間以上は前記中間転写体及び前記像担持体を駆動させその駆動後に装置本体を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中間転写体クリーニング手段は前記中間転写体に対して接離可能とされ、前記二次転写後に前記中間転写体上に残留するトナーを前記中間転写体クリーニング手段により除去しその除去後に中間転写体クリーニング手段を中間転写体から離間させ装置本体を停止させる場合は、中間転写体における中間転写体クリーニング手段の離間位置が前記像担持体クリーニング手段に到達するまでの時間以上は前記中間転写体及び前記像担持体を駆動させその駆動後に装置本体を停止させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記中間転写体から記録媒体にトナー像が二次転写される二次転写位置又は前記中間転写体クリーニング手段と、前記像担持体から中間転写体にトナー像が一次転写される一次転写位置との間に、所定のバイアス電圧を印加することにより中間転写体上に残留するトナーを正規極性に帯電されたトナー像とは逆極性に帯電させる帯電手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記帯電手段が前記中間転写体クリーニング手段に設けられていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 画像形成動作により最後のトナー像を形成した後に装置本体を停止させる場合は、前記一次転写位置ではトナー像を一次転写する正規の転写バイアス電圧より大きな転写バイアス電圧を印加することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の画像形成装置。
  6. 画像形成動作を複数回連続して行い装置本体を停止させる場合は、最後の画像形成動作が終了した後に前記像担持体の駆動制御を行うことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項記載の画像形成装置。
  7. 画像形成動作において画像の濃度を調整する画像濃度制御を行う場合は、前記一次転写位置では前記大きな転写バイアス電圧より更に大きな転写バイアス電圧を印加することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 画像形成動作において画像の濃度を調整する画像濃度制御を行う場合は、前記帯電手段は前記所定のバイアス電圧より大きなバイアス電圧を印加することを特徴とする請求項3又は請求項4記載記載の画像形成装置。
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