JP2000075562A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000075562A
JP2000075562A JP10245219A JP24521998A JP2000075562A JP 2000075562 A JP2000075562 A JP 2000075562A JP 10245219 A JP10245219 A JP 10245219A JP 24521998 A JP24521998 A JP 24521998A JP 2000075562 A JP2000075562 A JP 2000075562A
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JP10245219A
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Tomoyuki Okada
知幸 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光部と受光部により非印字媒体の透過性を
判別する画像形成装置において、発光部の光量低下、受
光部の劣化等により、誤判別を招くことがある。 【解決手段】 LED120の光を非印字媒体に照射し
て、フォトダイオード12によって受光される透過光量
をOHT検出部123が検出し、その出力によって非印
字媒体の透過性を判別する画像形成装置において、OH
T検出部123は切替え可能な複数の感度を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電子写真式を
応用したレーザプリンタ、複写機、ファクシミリなどの
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた画像形成装
置、例えばレーザ走査技術を用いたレーザプリンタはそ
の高品質、多階調、高速印字の点から注目されてきてい
る。
【0003】このような電子写真方式の画像形成装置に
おいて、現在、被印字媒体である印字用紙は多様性を持
っている。印字用紙のサイズ、透過性、など様々なメデ
ィアが存在する。このような背景から、高い品質を求め
ていく上で、様々なメディアに対して最適な画像形成を
行う必要性が求められている。
【0004】現在、オーバーヘッドプロジェクタ用の透
過性印字用紙(以下、OHTと略す)については、これ
を検出して現像剤(トナー)の定着性を普通紙とは異な
るシーケンスで印字する技術がある。一般には、後述す
る定着器の温度を高くしたり定着器の速度を遅くするな
どによって定着性を上げる最適化を計っているものなど
がある。
【0005】以下に一例としてカラー画像形成装置の技
術を図面に基づいて説明する。図2はカラー画像形成装
置の模式的な断面構成を示す。図示のように装置全体の
中には感光ドラム1、ローラ帯電器3、さらに感光ドラ
ムの右側には、トナーおよびトナー収納部と現像を行う
ための現像手段とを一体的にカートリッジ化した現像カ
ートリッジ4a、4b、4c、4dを回転可能の支持体
で担持している。また、支持体回転軸を中心とする同一
円筒9上に各現像カートリッジ4a、4b、4c、4d
を設置している。
【0006】現像カートリッジ4a、4b、4c、4d
内には、それぞれイエロートナー、マゼンタトナー、シ
アントナー、ブラックトナーが収納されている。感光ド
ラム1の左側には、印字用紙(不図示)を保持し、感光
ドラム1上の像を印字用紙上に転移させる機能を有する
転写ドラム10が配置されている。以上の構成によっ
て、感光ドラム1は、不図示の駆動手段によって100
mm/secの周速度で図示矢印の方向に駆動される。
【0007】次に装置本体内の上方には、露光装置を構
成するレーザーダイオード11、高速モータ12によっ
て回転駆動される多面鏡13、レンズ14、および折り
返しミラー15が配置され、前述ローラ帯電器3には−
700Vの直流電圧に交流周波数700HzでVp−p
(ピークツウピーク)−1500Vの交流電圧が重畳さ
れ、−700Vに均一に帯電される。
【0008】前述したレーザダイオード11に、例え
ば、マゼンタの画像情報に従った信号が入力されると光
路16を通って感光ドラム1に照射される。感光ドラム
1はレーザ光の照射された箇所は約−100Vになる。
感光ドラム1が矢印方向に進むと現像カートリッジ4
a、4b、4c、4d(この場合、4b)によって可視
化される。転写行程を詳細に記述すると、感光ドラム1
の画像と同期して印字用紙カセット17内からピックア
ップローラ18によって印字用紙が給紙されグリッパー
22によって、印字用紙が保持され、感光ドラム1上の
トナー像は不図示の高圧電源によって感光ドラム1と転
写ドラム10間の電圧によって印字用紙上に転写され
る。
【0009】以上の行程をシアン色、イエロー色、ブラ
ック色についても同様な処理を行うことによって印字用
紙上には複数色のトナー像を形成することができる。カ
ラー画像が形成された印字用紙は、分離帯電器2および
分離つめ24によって転写ドラム10から剥がされ、公
知の加熱、加圧の定着装置25によって溶融固着されカ
ラー画像が得られる。
【0010】画像濃度制御時における転写ドラム10上
トナーおよび感光ドラム1上の印字用紙に転写されずに
残ったトナー、またはジャムによって感光ドラム1およ
び転写ドラム10に付着したトナーは回転駆動されるフ
ァーブラシ27、またはブレード手段などのクリーニン
グ装置26によって清掃される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】現在、前述したように
普通紙、OHTの検出を行って画像印字制御を行う装置
において、OHT検出部は、まず第1の経年劣化による
LEDなどの発光素子の光量の減少があり、第2のOH
T検出部は被印字メディアの通過部分に構成されるた
め、被印字メディアが通過する際に検出部近傍を摩擦す
ることによるOHT検出部の汚れや傷が発生し、または
被印字メディアが削れて生じる微粉末の付着などによっ
てOHT検出部の光量低下が生じる。この結果、OHT
検出部の受光部が検出する光量が低下して誤検知となる
ことがあった。
【0012】従来の画像形成装置はこの問題に対して、
出力電圧のしきい値を変化させる方式、またはLEDの
駆動電流を増加させて光量を増加させる方式などが行わ
れていた。しかしながら、前者はしきい値を変えるだけ
であるため、光量が低下するほどに出力が下がり微少な
出力に対して検出を行わねばならず、検出精度が要求さ
れるため構成も複雑になり簡便ではない。後者の光量を
増加させる方式では経年劣化に比例して光量を増加する
ことになり、結果的にLEDの寿命を短くする方式であ
りOHT検出部の信頼性を低下させるものである。
【0013】本発明においては、係る問題点を解決し、
簡便でかつ信頼性の高い方式を提案するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の画像形成装置は、発光部と、受光部と、発
光部の光を被印字媒体に照射してその透過光量を受光部
によって検出する検出部と、前記検出部の出力によって
前記被印字媒体の透過性を判別する被印字媒体判別手段
とを備えて、被印字媒体の透過性の違いによって異なる
印字制御を行う画像形成装置において、前記検出部は切
替え可能な複数の感度を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0016】(第1の実施例)まず図1を参照して本発
明をカラーレーザプリンタに適用した実施例を説明す
る。
【0017】120はLED、121はフォトダイオー
ド、122はLED120の光を2度反射させてフォト
ダイオード121に受光させる反射プリズム。123は
フォトダイオード121の光出力電流を出力電圧に変換
するOHT検出部である。
【0018】OHT検出部123は、図3に示すように
検出抵抗を2つ備え、1つは電源にプルアップされ、も
う片方はPNPタイプのデジタルトランジスタを介して
電源にプルアップされている。このデジタルトランジス
タは感度切替え信号によって回路上での上記片方のプル
アップ抵抗の接続状態を切り替えることができ、本実施
例においては、感度切替え信号がLowのときデジタル
トランジスタがONになり、回路上で2つの検出抵抗が
有効になる。この状態では検出抵抗は2つの抵抗の合成
抵抗となり検出感度は小さい。感度切替え信号をHig
hのとき検出抵抗はデジタルトランジスタを介さない方
の1つだけになり検出感度が上がる。感度が上がること
により出力は大きくなる。
【0019】回路構成上、本実施例における「出力」は
電源電圧からの電圧降下量を指す。電源電圧が出力0で
あり電圧降下量を出力と呼ぶ。
【0020】OHT検出部123によって検出された出
力はCPU60内部の被印字媒体判別部125によって
被印字媒体が判別される。
【0021】ここで被印字媒体判別部125の詳細を説
明する。
【0022】画像形成装置の起動時、または印字開始前
にOHT検出部123のキャリブレーションを行う。キ
ャリブレーションは2段階で第1にOHT検出部の感度
の設定。第2に被印字媒体判別部125しきい値の設定
である。
【0023】図6にキャリブレーションの流れ図を示
す。はじめにOHT検出部123の出力をモニターし、
この出力があらかじめ設定された感度切替え電圧のしき
い値に比較して大きい場合は感度切替え信号はLowの
ままにしOHT検出部123の感度はそのままとする。
小さい場合には感度切替え信号をHighにしてOHT
検出部123の感度を上げて再度OHT検出部123の
出力をモニターする。感度を適正に切替えたのち被印字
媒体判別部125のしきい値を設定するものである。
【0024】図7に被印字媒体の判別しきい値の設定方
法と印字時の判別方法を示す。
【0025】図8は感度設定によって感度アップした場
合の被印字媒体の判別しきい値の設定方法と印字時の判
別方法を示す。被印字媒体判別部125のしきい値を設
定は、読み取った出力の大きさの60%の出力レベルを
算出してしきい値に設定するものである。
【0026】画像形成装置の印字中は、被印字媒体がO
HT検出部123を通過する際に、OHT検出部123
は被印字媒体の透過性の違いによって異なる出力を検出
する。被印字媒体判別部125は上記シーケンスによっ
て設定した被印字媒体を判別するしきい値に基づいてこ
れを判別する。紙は光を透過しないため出力は小さく、
OHTは透過性が大きいため出力が大きいのでこれらを
判別することが可能である。
【0027】126は、判別された被印字媒体の種別に
よって、定着装置25を最適な印字シーケンスを行うよ
う制御する印字シーケンス制御モード設定部である。本
実施例の画像形成装置は、OHTと判別された場合には
定着器を紙の場合の1/2速度の低速回転とする制御を
行いトナーの溶融定着性を高める制御を行っている。
【0028】
【発明の効果】本発明により、被印字媒体検出方式を備
えたプリンター、レーザプリンタ、複写機、ファクシミ
リなどの画像形成装置において、被印字媒体検出部の出
力が小さくなってきた場合においても、キャリブレーシ
ョンを行うことによって受光側の検出感度を上げて検出
出力を大きくすることにより、出力の読み取り精度を高
くする必要が無く、また発光部の光量を増加することな
く、発光部と受光部の経年変化や劣化に追随して被印字
媒体の判別を簡便な回路構成で精度よく行うことがで
き、被印字媒体検出部の出力低下による誤検知の問題を
解決することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図。
【図2】画像形成装置の構成図。
【図3】本発明のOHT検出部123の構成図。
【図4】キャリブレーションのフローチャート。
【図5】OHT検出部123の動作説明図。
【図6】感度アップ時のOHT検出部123の動作説明
図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 分離帯電器 3 ローラ帯電器 4a イエロー現像カートリッジ 4b マゼンタ現像カートリッジ 4c シアン現像カートリッジ 4d ブラック現像カートリッジ 10 転写ドラム 11 レーザーダイオード 12 高速モータ 13 多面鏡 14 レンズ 15 折り返しミラー 16 光路 17 印字用紙カセット 18 ピックアップローラ 22 グリッパー 23 高圧吸着器 24 分離つめ 25 定着装置 26 クリーニング装置 27 ファーブラシ 28 高圧除電器 60 CPU 70 現像器 120 LED 121 フォトダイオード 122 反射プリズム 123 OHT検出部 125 被印字媒体判別部 126 印字シーケンス制御モード設定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と、受光部と、発光部の光を被印
    字媒体に照射してその透過光量を受光部によって検出す
    る検出部と、前記検出部の出力によって前記被印字媒体
    の透過性を判別する被印字媒体判別手段とを備えて、被
    印字媒体の透過性の違いによって異なる印字制御を行う
    画像形成装置において、前記検出部は切替え可能な複数
    の感度を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像形成装置において、前記
    検出部における複数の感度を前記検出部の出力条件によ
    って切替えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の画像形成装置において、前記
    検出部における複数の感度を切替える条件は、前記検出
    部の出力が小さくなった場合であることを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 発光素子による発光部と、受光素子によ
    る受光部と、発光部の光を被印字媒体に照射してその透
    過光量を受光部によって検出する検出部と、検出部の出
    力によって前記被印字媒体の透過性を判別する被印字媒
    体判別手段とを備えて、被印字媒体の違いによって異な
    る印字制御を行う画像形成装置において、前記検出部は
    切替え可能な複数の感度を有し、前記被印字媒体判別手
    段は被印字媒体を判別するしきい値が可変であることを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の画像形成装置において、前記
    被印字媒体判別手段のしきい値は、前記検出部の出力に
    応じて設定されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4の画像形成装置において、前記
    被印字媒体判別手段のしきい値は、前記検出部の出力を
    少なくとも1度測定した後に設定されることを特徴とす
    る画像形成装置。
JP10245219A 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置 Withdrawn JP2000075562A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8305336B2 (en) 2008-12-22 2012-11-06 Samsung Display Co., Ltd. Method of driving a light source, light source apparatus for performing the method and display apparatus having the light source apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8305336B2 (en) 2008-12-22 2012-11-06 Samsung Display Co., Ltd. Method of driving a light source, light source apparatus for performing the method and display apparatus having the light source apparatus

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Effective date: 20051101