JP2000075186A - レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents

レンズ鏡筒および光学機器

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JP2000075186A
JP2000075186A JP10242969A JP24296998A JP2000075186A JP 2000075186 A JP2000075186 A JP 2000075186A JP 10242969 A JP10242969 A JP 10242969A JP 24296998 A JP24296998 A JP 24296998A JP 2000075186 A JP2000075186 A JP 2000075186A
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Japan
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lens
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lens barrel
barrel
movable
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JP10242969A
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Shigeo Nakajima
中嶋  茂雄
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動鏡筒のうちガイドバーに嵌合するスリー
ブ部の長さを短くすると、可動鏡筒が光軸に対して傾
き、光学性能の悪化を招くおそれがある。 【解決手段】 固定レンズ群5,6と光軸方向に移動可
能な可動レンズ群9とを有し、この可動レンズ群を保持
する可動レンズ保持部材10に設けられたスリーブ部1
0aがガイドバー12に嵌合して光軸方向に移動案内さ
れるレンズ鏡筒において、スリーブ部の固定レンズ群側
の可動端を、固定レンズ群6の外周に対して鏡筒径方向
に重なる位置に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラや銀
塩カメラ等の光学機器に用いられるレンズ鏡筒に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】上記レンズ鏡筒は、例えば図6に示すよ
うに構成されている。図6において、101は1群レン
ズであり、102は1群レンズを保持する固定鏡筒であ
る。103は2群レンズであり、104は光軸方向に延
びて両端を固定鏡筒102により保持されたガイドバー
である。
【0003】105は2群レンズ103を保持する2群
可動鏡筒であり、この2群可動鏡筒105には、ガイド
バー104に嵌合して光軸方向に案内されるスリーブ部
106が形成されている。107はガイドバー104に
嵌合する2群可動鏡筒105のガイドバー104を中心
とした回転を規制するための回転規制バーである。
【0004】108は固定鏡筒102に取り付けられた
絞りユニットであり、109は後部鏡筒119に取り付
けられた3群保持鏡筒110により保持された3群レン
ズである。
【0005】119は固定鏡筒102の後端に連結され
た後部鏡筒であり、111は光軸方向に延びて両端を3
群保持鏡筒110および後部鏡筒119により保持され
たガイドバーである。
【0006】112は4群レンズであり、113はこの
4群レンズ112を保持する4群可動鏡筒である。この
4群可動鏡筒113には、ガイドバー111に嵌合して
光軸方向に案内されるスリーブ部114が形成されてい
る。115はガイドバー111に嵌合する4群可動鏡筒
113のガイドバー111を中心とした回転を規制する
ための回転規制バーである。
【0007】118は後部鏡筒119の後端に取り付け
られたマウントであり、不図示の撮像部を有するカメラ
とバヨネット結合する。117はこのマウントにより保
持されたガラス保持枠であり、このガラス保持枠117
には保護ガラス116が保持されている。
【0008】120は後部鏡筒119に取り付けられた
4群駆動用のステッピングモータであり、その出力軸で
あるリードスクリューには、4群可動鏡筒113のスリ
ーブ部114に取り付けられたラック121が噛み合っ
ている。
【0009】122は固定鏡筒102に取り付けられた
2群駆動用のステッピングモータであり、その出力軸で
あるリードスクリューには、2群可動鏡筒105のスリ
ーブ部106に取り付けられたラック123が噛み合っ
ている。
【0010】124は後部鏡筒119に取り付けられた
外装部材であり、125はこの外装部材124の前端に
取り付けられたフィルター装着用のフィルター枠であ
る。
【0011】このように構成されるレンズ鏡筒では、各
ステッピングモータ123,120が回転すると、リー
ドスクリューとラックとの作用によって、2,4群可動
鏡筒105,113がそれぞれガイドバー104,11
1により案内されながら光軸方向に移動する。これによ
り、ズーミングおよびフォーカシングが行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
レンズ鏡筒においては、限られた光軸方向長さの中でで
きるだけ大きな変倍範囲を得るために、ガイドバー10
4の1群レンズ側の端部いっぱいまで2群可動鏡筒10
5(つまりは2群レンズ103)を移動させるようにし
ている。しかも、スリーブ部106を1群レンズ側とは
反対側(後方)にのみ延ばして、2群可動鏡筒105を
1群レンズ101に近接させることができるようにして
いる。
【0013】しかしながら、このような構成を採用する
と、スリーブ部106のガイドバー104との嵌合長さ
が短くなるため、2群可動鏡筒105がガイドバー10
4や光軸に対して傾き、光学性能の悪化を招くおそれが
ある。スリーブ部106を後方に延長することでガイド
バー104との嵌合長さを長くすることは可能である
が、これでは2群可動鏡筒105の可動範囲が小さくな
ってしまう。
【0014】また、図6には示していないが、上記のよ
うなレンズ鏡筒の外周(特に、作性向上のために最も外
径が大きくなる固定鏡筒102の外周)には、ズーム操
作等を行うためのマニュアル操作環が取り付けられるこ
とが多い。そして、レンズ鏡筒のうち最も外径が大きく
なるマニュアル操作環は、使用時にぶつける等して変形
してしまうことが少なくない。
【0015】しかしながら、このように変形したマニュ
アル操作環を修理したり交換したりする際には、これを
回転可能に支持している固定鏡筒102の全体を後部鏡
筒119から取り外す必要が生じるだけでなく、ガイド
バー104を介して固定鏡筒102に保持される2群可
動鏡筒105まで取り外す必要が生じる。このため、修
理作業性が悪い。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願第1の発明では、固定レンズ群と光軸方向に移
動可能な可動レンズ群とを有し、この可動レンズ群を保
持する可動レンズ保持部材に設けられたスリーブ部がガ
イドバーに嵌合して光軸方向に移動案内されるレンズ鏡
筒において、スリーブ部の固定レンズ群側の可動端を、
この固定レンズ群の外周に対して鏡筒径方向に重なる位
置に設定している。
【0017】具体的には、固定レンズ群およびガイドバ
ーの端部を保持する固定レンズ保持部材を有する場合
に、この固定レンズ保持部材におけるガイドバーの端部
を保持する部分を、固定レンズ群の外周に対して鏡筒径
方向に重なる位置に移動したスリーブ部を収容可能な凹
形状に形成する。
【0018】これにより、可動レンズ群の固定レンズ群
への近接移動を妨げることなく、スリーブ部を固定レン
ズ群側にも延ばすことができるので、可動レンズ群の可
動範囲を大きくとれるとともに、スリーブ部全体でのガ
イドバーとの嵌合長さを十分に確保して光軸に対する傾
きを防止することが可能となる。
【0019】なお、上記レンズ鏡筒において、固定レン
ズ群を大径レンズと小径レンズとから構成し、スリーブ
部の固定レンズ群側の可動端を、小径レンズの外周に対
して鏡筒径方向に重なる位置に設定することにより、レ
ンズ鏡筒の径の増加を抑えるようにするのが望ましい。
【0020】また、本願第2の発明では、固定レンズ群
を保持する固定レンズ保持部部材と、この固定レンズ保
持部部材の外周に取り付けられた操作部材とを有するレ
ンズ鏡筒において、固定レンズ保持部材を対物側と撮像
面側とに分割可能な2体構成とし、対物側保持部材の外
周に上記操作部材を取り付けるようにしている。
【0021】これにより、操作部材を修理・交換する際
には、固定レンズ保持部材のうち、可動レンズ群用のガ
イドバーを保持する撮像面側保持部材はそのままで、ガ
イドバー保持とは関係のない対物側保持部材のみを取り
外せば足りる。このため、修理作業性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるレンズ鏡筒を示している。な
お、このレンズ鏡筒は、不図示のビデオカメラや銀塩カ
メラ等の光学機器に装着されて使用される。
【0023】図1において、1は不図示の撮像部を持つ
光学機器とバヨネット結合するレンズマウントである。
2はレンズマウント1に取り付けられた後部鏡筒であ
り、3は後部鏡筒2に取り付けられた後部1群鏡筒であ
る。また、4は後部1群鏡筒3に取り付けられた前部1
群鏡筒である。なお、これら前部1群鏡筒4および後部
1群鏡筒3は、請求の範囲にいう固定レンズ保持部材を
構成し、前部1群鏡筒4が対物側保持部材に、後部1群
鏡筒3が撮像面側保持部材に相当する。
【0024】5は凸凹凸凸の4群ズームレンズを構成す
る1群凸レンズを前後2つに分けたうちの一方である前
部1群レンズ(請求の範囲にいう大径レンズ)であり、
6は1群凸レンズを前後2つに分けたうちの他方である
後部1群レンズ(請求の範囲にいう小径レンズ)であ
る。前部1群レンズ5は上記ズームレンズのうち最大径
を有し、後部1群レンズ6は2番目に大きい径を有す
る。
【0025】7は前部1群鏡筒4の前端部に取り付けら
れて前部1群レンズ5を押えるレンズ押え環である。8
は前部1群鏡筒4のうち前部1群レンズ5と後部1群レ
ンズ6との間に取り付けられたマスクである。
【0026】9は2群レンズであり、10はこの2群レ
ンズ9を保持する2群鏡筒(請求の範囲にいう可動レン
ズ保持部材)である。11は2群鏡筒10に取り付けら
れた板金であり、12は2群鏡筒10に設けられたスリ
ーブ部10aに嵌合してこれを光軸方向に案内するガイ
ドバーである。13は2群鏡筒10のガイドバー12を
中心とした回転を規制するための回転規制バーである。
【0027】ここで本実施形態では、後部1群鏡筒3に
おけるガイドバー12の前端部を保持する部分を凹形状
とし、この凹形状部分に、ガイドバー12上を前端まで
移動した2群鏡筒10のスリーブ部10aを収容するこ
とにより、スリーブ部10aの可動前端位置を後部1群
レンズ6の外周に鏡筒径方向にて重なる位置に設定して
いる。このため、上記凹形状部分に収容可能な長さ分、
スリーブ部10aを1群レンズ側に延ばすことができ
る。したがって、スリーブ部10aの全体の長さを十分
に確保することができ、2群鏡筒10の光軸に対する傾
きやこれに伴う光学性能の悪化を防止することができ
る。
【0028】しかも、スリーブ部10aを1群レンズ側
に延ばしても、2群鏡筒10(つまりは2群レンズ9)
を1群レンズに近接させることができるため、レンズ鏡
筒の変倍性能(変倍率範囲)を低下させることもない。
【0029】さらに、本実施形態では、2群鏡筒10の
スリーブ部10aの可動前端位置を後部1群レンズ6の
外周に鏡筒径方向にて重なる位置に設定して、スリーブ
部10aを1群レンズの最大レンズ外径(前部1群レン
ズ5の外径)よりも光軸に近づけている。このため、上
記設定による鏡筒全体の径の増加を抑えることができ
る。
【0030】41は2群鏡筒10のスリーブ部10aに
取り付けられたラックである。このラック41は、後部
鏡筒2に取り付けられた2群駆動用ステッピングモータ
ー14の出力軸(リードスクリュー)に噛み合ってい
る。このため、ステッピングモーター14を回転させる
と、リードスクリューとラック41との作用により、2
群鏡筒10はガイドバー12により案内されながら光軸
方向に移動する。
【0031】15は上記4群ズームレンズを構成する3
群レンズを前後2つに分けたうちの一方である前部3群
レンズであり、16はこの前部3群レンズ15を保持す
る前部3群鏡筒である。なお、17は前部3群レンズ1
5を前部3群鏡筒16に止めるためのCリングである。
【0032】18は上記4群ズームレンズを構成する3
群レンズを前後2つに分けたうちの他方である後部3群
レンズであり、19はこの後部3群レンズ18を保持す
る後部3群鏡筒である。
【0033】20は前部3群レンズ15と後部3群レン
ズ18との間に配置された絞りユニットである。
【0034】21は4群レンズであり、22はこの4群
レンズ21を保持する4群鏡筒である。23は4群鏡筒
22に設けられたスリーブ部に嵌合してこれを光軸方向
に案内するガイドバーである。42は4群鏡筒22のガ
イドバー23を中心とした回転を規制するための回転規
制バーである。
【0035】24は4群鏡筒22のスリーブ部に取り付
けられたラックである。このラック24は、後部鏡筒2
に取り付けられた4群駆動用ステッピングモーター25
の出力軸(リードスクリュー)に噛み合っている。この
ため、ステッピングモーター25を回転させると、リー
ドスクリューとラック24との作用により、4群鏡筒2
2はガイドバー23により案内されながら光軸方向に移
動する。
【0036】26は後部鏡筒2に取り付けられた後部外
装であり、27は後部外装26に取り付けられ、AF等
のモードを切り換えるためのスイッチユニットである。
28は、後部鏡筒2に取り付けられた中間外装であり、
29は中間外装28の外周に回転操作可能に嵌合したズ
ーム操作リングである。
【0037】30はズーム操作リング29に取り付けら
れ、クシ歯状のスリットが形成されたズームパルス板で
あり、31はズームパルス板30のスリット検出により
パルス信号を出力して、後述の制御回路にズーム操作リ
ング29の回転を検出させるズームセンサーである。
【0038】32は前部1群鏡筒4に取り付けられた前
部外観鏡筒であり、33は前部外観鏡筒32の前端部に
取り付けられたフィルター装着用のフィルター取付枠で
ある。
【0039】34は前部1群鏡筒4の外周に回転操作可
能に嵌合したフォーカスリング(請求の範囲にいう操作
部材/操作環)であり、35はフォーカスリング34に
取り付けられ、クシ歯状のスリットが形成されたフォー
カスパルス板である。36は、フォーカスパルス板35
のスリット検出によりパルス信号を出力して、後述の制
御回路にフォーカスリング34の回転を検出させるフォ
ーカスセンサーである。 ここで、本実施形態では、1
群レンズを保持するために最大外径となる固定鏡筒部分
を、対物側の前部1群鏡筒4と撮像面側の後部1群鏡筒
3との2体構成とした上で、前部1群鏡筒4の外周にフ
ォーカスリング34を取り付けている。このため、フォ
ーカスリング34を修理・交換する際には、ガイドバー
12を保持している後部1群鏡筒3はそのままで、ガイ
ドバー保持とは関係のない前部1群鏡筒4のみを取り外
せば足りる。このため、フォーカスリング34の修理・
交換を容易に行うことができる。
【0040】37は保護ガラスであり、38は保護ガラ
ス37を保持し、レンズマウント1に取り付けられた裏
蓋である。39はレンズマウント1に取り付けられ、光
学機器と通信するためのレンズ接点ブロックである。4
0は後部鏡筒2に取り付けられ、レンズ接点ブロック3
9を通して通信しステッピングモーター14,25を駆
動する制御回路である。
【0041】次に、以上のように構成されたレンズ鏡筒
において、光学機器からの通信によりピント調整をする
動作を図2のフローチャートを用いて説明する。レンズ
マウント1により本レンズ鏡筒が取り付けられた光学機
器からフォーカス信号の通信があると(ステップ1)、
制御回路40はステッピングモータ25を駆動する(ス
テップ2)。これにより4群レンズ21が光軸方向に移
動してピントが移動し、最終的にピント合わせが行われ
る(ステップ3)。
【0042】次に、フォーカスリング34の操作により
ピント調整をする動作を図3のフローチャートを用いて
説明する。フォーカスリング34が回転操作されると
(ステップ4)、制御回路40はセンサー36を通じて
フォーカスリング34の回転を検出する(ステップ
5)。そして、制御回路40は、フォーカスリング34
の回転検出に応じてステッピングモーター25を駆動し
(ステップ6)、4群レンズ21を光軸方向に移動させ
てピント移動およびピント合わせを行わせる(ステップ
7)。
【0043】次に、光学機器からの通信によりズーミン
グをする動作を図4のフローチャートを用いて説明す
る。光学機器からズーム信号の通信があると(ステップ
8)、制御回路40はステッピングモーター14,25
を駆動する(ステップ9)。これにより、2群レンズ9
および4群レンズ21が光軸方向に移動し、ズーミング
を行わせる(ステップ10)。
【0044】次に、ズーム操作リング29によりズーミ
ングをする動作を図5のフローチャートを用いて説明す
る。ズーム操作リング29が回転操作されると(ステッ
プ11)、制御回路40はセンサー31を通じてズーム
操作リング29の回転を検出する(ステップ12)。そ
して、制御回路40は、ズーム操作リング29の回転検
出に応じてステッピングモーター14,25を駆動し
(ステップ13)、2群レンズ9および4群レンズ21
を光軸方向に移動させてズーミングを行わせる(ステッ
プ14)。
【0045】なお、本発明は、一眼レフカメラ、レンズ
シャッタカメラ、ビデオカメラ等、種々の形態のカメラ
に適用することができ、さらにはカメラ以外の光学機器
であってレンズを装着するものに対しても適用すること
ができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、可動レンズ保持部材のスリーブ部の固定レンズ
群側の可動端を、この固定レンズ群の外周に対して鏡筒
径方向に重なる位置に設定しているので、可動レンズ群
の固定レンズ群への近接移動を妨げることなく、スリー
ブ部を固定レンズ群側にも延ばすことができる。したが
って、可動レンズ群の可動範囲を大きくとれるととも
に、スリーブ部全体でのガイドバーとの嵌合長さを十分
に確保して光軸に対する傾きを防止することができる。
【0047】なお、上記レンズ鏡筒において、固定レン
ズ群を大径レンズと小径レンズとから構成し、スリーブ
部の固定レンズ群側の可動端を、小径レンズの外周に対
して鏡筒径方向に重なる位置に設定すれば、レンズ鏡筒
の径の増加を抑えることができる。
【0048】また、本願第2の発明によれば、固定レン
ズ保持部材を対物側と撮像面側とに分割可能な2体構成
とし、対物側保持部材の外周に操作部材を取り付けるよ
うにしているので、操作部材を修理・交換する際には、
固定レンズ保持部材のうち、可動レンズ群用のガイドバ
ーを保持する撮像面側保持部材はそのままで、ガイドバ
ー保持とは関係のない対物側保持部材のみを取り外せば
足りる。したがって、操作部材の修理作業性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるレンズ鏡筒の断面
図である。
【図2】上記レンズ鏡筒の動作フローチャートである。
【図3】上記レンズ鏡筒の動作フローチャートである。
【図4】上記レンズ鏡筒の動作フローチャートである。
【図5】上記レンズ鏡筒の動作フローチャートである。
【図6】従来のレンズ鏡筒の断面図である。
【符号の説明】
1 レンズマウント 2 後部鏡筒 3 後部1群鏡筒 4 前記1群鏡筒 5 前部1群レンズ 6 後部1群レンズ 7 レンズ押さえ環 8 マスク 9 2群レンズ 10 2群鏡筒 10a スリーブ部 11 板金 12,23 ガイドバー 13,42 回転規制バー 14,25 ステッピングモーター 15 前部3群レンズ 16 前部3群鏡筒 17 Cリング 18 後部3群レンズ 19 後部3群鏡筒 20 絞りユニット 21 4群レンズ 22 4群鏡筒 24,41 ラック 26 後部外装 27 スイッチユニット 28 中間外装 29 ズーム操作リング 30 ズームパルス板 31 ズームセンサー 32 前部外観鏡筒 33 フィルター取付枠 34 フォーカスリング 35 フォーカスパルス板 36 フォーカスセンサー 37 保護ガラス 38 裏蓋 39 レンズ接点ブロック 40 制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定レンズ群と光軸方向に移動可能な可
    動レンズ群とを有し、この可動レンズ群を保持する可動
    レンズ保持部材に設けられたスリーブ部がガイドバーに
    嵌合して光軸方向に移動案内されるレンズ鏡筒におい
    て、 前記スリーブ部の前記固定レンズ群側の可動端が、この
    固定レンズ群の外周に対して鏡筒径方向に重なる位置に
    設定されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記固定レンズ群および前記ガイドバー
    の端部を保持する固定レンズ保持部材を有しており、 この固定レンズ保持部材における前記ガイドバーの端部
    を保持する部分を、前記固定レンズ群の外周に対して鏡
    筒径方向に重なる位置に移動したスリーブ部を収容可能
    な凹形状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の
    レンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記固定レンズ群が、大径レンズと小径
    レンズとから構成されており、 前記スリーブ部の前記固定レンズ群側の可動端が、前記
    小径レンズの外周に対して鏡筒径方向に重なる位置に設
    定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    レンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 固定レンズ群を保持する固定レンズ保持
    部部材と、この固定レンズ保持部部材の外周に取り付け
    られた操作部材とを有するレンズ鏡筒において、 前記固定レンズ保持部材を対物側と撮像面側とに分割可
    能な2体構成とし、対物側保持部材の外周に前記操作部
    材を取り付けたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 前記操作部材が、光軸方向に移動可能な
    可動レンズ群を駆動するための操作環であることを特徴
    とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 可動レンズ群を光軸方向に案内するガイ
    ドバーの端部が、前記固定レンズ保持部材のうち前記撮
    像面側保持部材のみによって保持されていることを特徴
    とする請求項4又は5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載のレン
    ズ鏡筒を備えたことを特徴とする光学機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012022052A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Nikon Corp レンズ鏡筒および光学機器

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