JP3120678B2 - レンズ鏡筒及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

レンズ鏡筒及びそれを用いた光学機器

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JP3120678B2 JP06336064A JP33606494A JP3120678B2 JP 3120678 B2 JP3120678 B2 JP 3120678B2 JP 06336064 A JP06336064 A JP 06336064A JP 33606494 A JP33606494 A JP 33606494A JP 3120678 B2 JP3120678 B2 JP 3120678B2
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02F1/78Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation with ozone

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズ鏡筒及びそれを用
いた光学機器に関し、特に撮影時に物体側の第1レンズ
群を固定とした所謂前玉固定のズームレンズや単焦点距
離レンズ等を収納するレンズ鏡筒において非撮影時のレ
ンズ鏡筒全体の小型化を図り、例えば携帯性に優れたビ
デオカメラ等に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりビデオカメラ等の光学機器にお
いては撮影時、例えば変倍やフォーカスのときに物体側
の第1レンズ群を固定にした所謂前玉固定式のズームレ
ンズが種々と用いられている。この前玉固定式のズーム
レンズを保持するレンズ鏡筒においては多くの場合、第
1レンズ群を保持する第1保持枠を固定部材(固定筒)
に固着している。この為、レンズ鏡筒の全長は撮影時及
び非撮影時において常に一定であった。
【0003】図5は従来の前玉固定式のレンズ鏡筒の要
部断面図である。同図において1は撮像素子(不図示)
を有する固定部材である。2はアフォーカルレンズ(第
3レンズ群)L3を保持する第3保持枠であり、固定部
材1に固着している。3はリレーレンズL3を保持する
第4保持枠であり、固定部材1と第3保持枠2とで固定
したバー4とバー5とにより光軸方向に移動可能となる
ように保持されている。第4保持枠3は駆動モータ6か
らの駆動力により送りネジを介して光軸方向に移動して
いる。7は第1レンズ群L1を保持する第1保持枠であ
り、固定部材1にネジ8により固着している。
【0004】9は第2レンズ群L2を保持する第2保持
枠であり、第1保持枠7と固定部材1との間に固定した
バー10とバー11とにより光軸方向に移動可能となる
ように保持されている。第2保持枠9は駆動モータ12
からの駆動力により送りネジを介して光軸方向に移動し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す前玉固定式
のズームレンズを保持するレンズ鏡筒では第1保持枠7
が固定部材1に固着している。この為レンズ鏡筒の全長
は撮影時及び非撮影時において常に一定であり、非撮影
時には第1レンズ群が物体側に突出した状態になってい
る。
【0006】最近、種々と紹介されている液晶モニター
付のカメラ一体型のビデオカメラではカメラ全体を撮影
レンズの光軸方向に短縮化した構成となっている。この
ようなビデオカメラに図5に示すような光軸方向に長い
レンズ鏡筒を有した撮影レンズを用いると非撮影時にお
いてもカメラ全体のうち撮影レンズのみが光軸方向に突
出した状態となり携帯性に良くないという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、撮影時に物体側の第1レンズ群
を固定にした撮影レンズを収納するレンズ鏡筒を装着し
た光学機器において該レンズ鏡筒の構成を適切に設定す
ることにより非撮影時の光学機器全体の小型化を図り、
例えば携帯性を良くしたカメラ一体型のビデオカメラ等
に好適なレンズ鏡筒及びそれを用いた光学機器の提供を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のレンズ
鏡筒は第1レンズ群を保持する第1保持枠と、第2レン
ズ群を保持する第2保持枠と、前記第1保持枠を光軸方
向に移動させる第1の駆動モータと、前記第2保持枠を
光軸方向に移動させる第2の駆動モータとを有し、撮影
時には前記第1保持枠を固定した状態で、前記第2保持
枠を前記第2の駆動モータによって移動させており、撮
影時から非撮影時に移行させる際には、前記第2の駆動
モータによって前記第2保持枠を対物側に移動させ、そ
の後、前記第1の駆動モータによって前記第1の保持枠
を像面側に移動させたことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明の光学機器は請求項1のレ
ンズ鏡筒を有していることを特徴としている。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部断面図であ
る。図中、L1は撮影時(変倍及びフォーカスのとき)
に固定の第1レンズ群、L2は変倍用の第2レンズ群、
L3は撮影時に固定の第3レンズ群、L4は変倍に伴う
像面変動を補正する為及びフォーカスの際に光軸上移動
する第4レンズ群である。
【0017】21は固定部材(固定筒)であり、撮像素
子FAを固定保持している。27は第1保持枠であり、
第1レンズ群L1を保持している。29は第2保持枠
(移動保持枠)であり、第2レンズ群L2を保持してお
り、第1保持枠27とメスヘリコイド33との間に固定
したバー30とバー31によって光軸方向に移動可能と
なっている。バー30,31は第1保持枠27に固定さ
れている。第1保持枠27の移動に伴いバー30,31
は移動し、それに保持されている第2保持枠29も移動
する。
【0018】メスヘリコイド33は第1保持枠27に固
定され、固定部材21の外周部に設けたヘリコイドと結
合している。28は片寄せバネであり、撮影時において
メスヘリコイド33を片側へ片寄せている。第2保持枠
29は駆動モータ34からの駆動力により送りネジを介
して光軸方向に移動し、変倍を行っている。22は第3
保持枠であり、第3レンズ群L3を保持している。23
は第4保持枠であり、第4レンズ群L4を保持してお
り、第3保持枠22と固定部材21との間に保持したバ
ー24とバー25によって光軸方向に移動可能となって
いる。第4保持枠23は駆動モータ26からの駆動力に
より送りネジを介して光軸方向に移動し、変倍に伴う像
面変動の補正とフォーカスを行っている。32は駆動モ
ータであり、メスヘリコイド33の外周部に設けたギア
33aと出力ギア32aとを噛合させて非撮影時に第1
レンズ群L1を、即ち第1保持枠27を光軸方向に直進
駆動させている。35は絞りユニットであり第3保持枠
22に取着している。
【0019】本実施例では駆動モータ34と駆動モータ
26を駆動させて第2レンズ群L2と第4レンズ群L4
を光軸上移動させて変倍を行っている。又第4レンズ群
L4を光軸上移動させてフォーカスを行っている。変倍
及びフォーカスの際の撮影時に固定の第1保持枠27は
非撮影時には駆動モータ32により光軸上、像面側に移
動させている。
【0020】次にこのときの移動機構について図6のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0021】STEP1では、図1の撮影時の状態より
撮影準備モードスイッチが切られたり、撮影レンズのバ
リヤー開閉ボタンが閉じる位置になる等、撮影が終了す
る。
【0022】ステップ2〜ステップ5は撮影が終了し、
非撮影時に移行させるステップである。まずSTEP2
では、駆動モータ34により第2レンズ群L2が移動範
囲中の対物側(物体側)の位置まで移動する。
【0023】STEP3では、駆動モータ32によりヘ
リコイド33を回転させ、第1保持枠27が保持してい
る第1レンズ群L1を像面側方向に移動させる。図2は
このときの移動後の状態であり、第1保持枠27の移動
と共にそれに固定されている第2保持枠29も像面側へ
一体的に移動した状態を示しており、これによってレン
ズ鏡筒の光軸方向の長さが短くなっているときを示して
いる。
【0024】STEP4では、第1レンズ群L1が像面
側の所定位置に移動したことを検出するスイッチが第1
レンズ群L1が所定量移動したことを検知する。
【0025】STEP5では、駆動モータ32を停止さ
せて第1レンズ群L1の移動を止める。
【0026】次に撮影を行う為に図2の非撮影時の状態
より図1に示す撮影時の状態に変更し、即ち第1レンズ
群L1を光軸上、物体側方向に移動させる移動機構につ
いて図7のフローチャートを用いて説明する。
【0027】STEP6では、図2に示す状態において
撮影準備モードスイッチがONとなり、撮影レンズのバ
リヤー開閉ボタンが開くの位置になる等、撮影状態又は
撮影準備状態となる。
【0028】STEP7では、駆動モータ32によりメ
スヘリコイド33を繰り出す(物体側へ移動させる)こ
とにより第1レンズ群L1を物体側の所定位置まで移動
させる。
【0029】STEP8では、第1レンズ群L1が所定
位置まで繰り出されたことを検出するスイッチが第1レ
ンズ群が所定位置に繰り出されたことを検知する。
【0030】STEP9では、駆動モータ32を停止さ
せ、第1レンズ群L1の移動を止める。これにより図1
に示す撮影可能の状態にしている。
【0031】STEP10では、撮影可能な状態より駆
動モータ34と駆動モータ26を駆動させて第2レンズ
群L2と第4レンズ群L4を初期位置に移動させる。
尚、図1の撮影可能の状態においてメスヘリコイド33
は第1レンズ群L1を物体側へ繰り出したときに片寄せ
バネ28によってヘリコイド部のガタが片寄せされて、
これにより第1レンズ群L1を高精度に位置決めしてい
る。
【0032】図3は本発明の実施例2の要部断面図であ
る。図中、L1は撮影時に固定の第1レンズ群、L2は
変倍用の第2レンズ群、L3は撮影時に固定の第3レン
ズ群、L4は変倍に伴う像面変動を補正する為及びフォ
ーカスの際に光軸上移動する第4レンズ群である。
【0033】41は固定部材(固定筒)であり、撮像素
子FAを固定保持している。47は第1保持枠であり、
第1レンズ群L1を保持している。第1保持枠47の像
面側の小径部内径は固定部材41の外周と嵌合してお
り、直進キー41aにより直進可能に取り付けている。
53は第2保持枠(移動保持枠)であり、第2レンズ群
L2を保持しており、バー49とバー51によって光軸
方向に移動可能となっている。
【0034】第2保持枠53は駆動モータ(第2の駆動
モータ)54からの駆動力により送りネジを介して光軸
方向に移動し、変倍を行っている。42は第3保持枠で
あり、第3レンズ群L3を保持している。43は第4保
持枠であり、第4レンズ群L4を保持しており、第3保
持枠42と固定部材41との間に保持したバー44とバ
ー45によって光軸方向に移動可能となっている。第4
保持枠43は駆動モータ46からの駆動力により送りネ
ジを介して光軸方向に移動し、変倍に伴う像面変動の補
正とフォーカスを行っている。55はラックギアであ
り、弾性部材56,57により第1保持枠47に取着し
ている。58aは駆動モータ58からの出力ギアであ
り、ラックギア55に結合している。65は絞りユニッ
トであり第3保持枠42に取着している。
【0035】本実施例では駆動モータ(第2の駆動モー
タ)54と駆動モータ46を駆動させて第2レンズ群L
2と第4レンズ群L4を光軸上移動させて変倍を行って
いる。又第4レンズ群L4を光軸上移動させてフォーカ
スを行っている。変倍及びフォーカスの際の撮影時に固
定の第1保持枠47は非撮影時に駆動モータ(第1の駆
動モータ)58からの出力ギア58aの回動によりラッ
クギア55を移動させて光軸上、像面側に移動させてい
る。
【0036】次にこのときの移動機構について図8のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0037】STEP11では、図3の撮影時の状態よ
り撮影準備モードスイッチが切られたり、撮影レンズの
バリヤー開閉ボタンが閉じる位置になる等、撮影が終了
する。
【0038】STEP12では、駆動モータ54により
第2レンズ群L2が移動範囲中の対物側(物体側)の位
置まで移動する。
【0039】STEP13では、駆動モータ58により
ラックギア55を像面側へ駆動させて、第1レンズ群L
1を像面側方向に移動させる。図4はこのときの移動後
の状態であり、レンズ鏡筒の光軸方向の長さが短くなっ
ているときを示している。
【0040】STEP14では、第1レンズ群L1が像
面側の所定位置に移動したことを検出するスイッチが第
1レンズ群L1が所定量移動したことを検知する。
【0041】STEP15では、駆動モータ58を停止
させて第1レンズ群L1の移動を止める。
【0042】次に撮影を行う為に図4の非撮影時の状態
より図3に示す撮影時の状態に変更し、即ち第1レンズ
群L1を光軸上、物体側方向に移動させる移動機構につ
いて図9のフローチャートを用いて説明する。
【0043】STEP16では、図4に示す状態におい
て撮影準備モードスイッチがONとなり、撮影レンズの
バリヤー開閉ボタンが開くの位置になる等、撮影状態又
は撮影準備状態となる。
【0044】STEP17では、駆動モータ58により
ラックギア55を繰り出す(物体側へ移動させる)こと
により第1レンズ群L1を物体側の所定位置まで移動さ
せる。
【0045】STEP18では、第1レンズ群L1が所
定位置まで繰り出されて、第1保持枠47の突き当て部
47aが固定部材41のフランジ41bに突き当てした
ことを検出する。これにより第1レンズ群が所定位置に
繰り出されたことを検知する。
【0046】STEP19では、駆動モータ58を停止
させ、第1レンズ群L1の移動を止める。これにより図
3に示す撮影可能の状態にしている。
【0047】STEP20では、撮影可能な状態より駆
動モータ54と駆動モータ46を駆動させて第2レンズ
群L2と第4レンズ群L4を初期位置に移動させる。
尚、図3の撮影可能の状態においてラックギア55は第
1レンズ群L1を物体側へ繰り出したときにラックギア
55を固定する弾性部材56,57が変形することによ
って第1保持枠47の突き当て部47aが固定部材41
のフランジ41bに片寄せされて、これにより第1レン
ズ群L1を高精度に位置決めしている。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、撮影時に
物体側の第1レンズ群を固定にした撮影レンズを収納す
るレンズ鏡筒を装着した光学機器において該レンズ鏡筒
の構成を適切に設定することにより非撮影時の光学機器
全体の小型化を図り、例えば携帯性を良くしたカメラ一
体型のビデオカメラ等に好適なレンズ鏡筒及びそれを用
いた光学機器を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の撮影時の要部断面図
【図2】本発明の実施例1の非撮影時の要部断面図
【図3】本発明の実施例2の撮影時の要部断面図
【図4】本発明の実施例1の非撮影時の要部断面図
【図5】従来の前玉固定式のレンズ鏡筒の要部断面図
【図6】本発明の実施例1の動作のフローチャート
【図7】本発明の実施例1の動作のフローチャート
【図8】本発明の実施例2の動作のフローチャート
【図9】本発明の実施例2の動作のフローチャート
【符号の説明】
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群 L4 第4レンズ群 1,21,41 固定部材 2,22,42 第3保持枠 3,23,43 第4保持枠 7,27,43 第1保持枠 9,29,53 第2保持枠 12,34,56,6,26,46,32,58 駆
動モータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1レンズ群を保持する第1保持枠と、第
    2レンズ群を保持する第2保持枠と、前記第1保持枠を
    光軸方向に移動させる第1の駆動モータと、前記第2保
    持枠を光軸方向に移動させる第2の駆動モータとを有
    し、撮影時には前記第1保持枠を固定した状態で、前記
    第2保持枠を前記第2の駆動モータによって移動させて
    おり、撮影時から非撮影時に移行させる際には、前記第
    2の駆動モータによって前記第2保持枠を対物側に移動
    させ、その後、前記第1の駆動モータによって前記第1
    の保持枠を像面側に移動させたことを特徴とするレンズ
    鏡筒。
  2. 【請求項2】請求項1のレンズ鏡筒を有していることを
    特徴とする光学機器。
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