JP2017161677A - 撮像装置 - Google Patents

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JP2017161677A JP2016045082A JP2016045082A JP2017161677A JP 2017161677 A JP2017161677 A JP 2017161677A JP 2016045082 A JP2016045082 A JP 2016045082A JP 2016045082 A JP2016045082 A JP 2016045082A JP 2017161677 A JP2017161677 A JP 2017161677A
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勇己 大山
Yuki OYAMA
勇己 大山
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Abstract

【課題】撮影部をチルト回転させるカメラにおいて、レンズ鏡筒が径方向に大型化しても、カメラ全体の大型化を防ぐ撮像装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも2つの光軸方向に移動可能なレンズ枠と、前記レンズ枠に保持されたレンズと、前記レンズ枠を支持する2つのガイドバーと、前記レンズ枠を光軸方向に可動させるモータを備えたレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の両側側面に配置されるチルト軸と、前記レンズ鏡筒をチルト方向に回転させるチルト駆動部を有し、前記レンズ鏡筒は両側側面に凹部を有し、前記チルト軸の一端が前記凹部に挿入されることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置に関し、特にチルト方向に回動するカメラユニットを有する撮像装置に関する。
現在、市街、港湾、スタジアム等の様々な場所に監視カメラが設置され、不審者などを監視する目的で使用されている。監視カメラの一例として、撮影部をパン方向に回転させるパン駆動部と、撮影部をチルト方向に回転させるチルト駆動部を有するパンチルト型カメラがあるが、カメラ本体の小型化とともに撮影倍率の高倍率化が要望されており、光学全長と撮影倍率に関係する移動ズームレンズ群の増加が課題となっている。パンチルト型カメラでは、撮影部がパン回転、チルト回転を行うための回転径がカメラのサイズに影響する。
そこで、特許文献1には、カメラユニット401がチルト方向に回転する際に、プリント基板206の内径部206-aに挿入されることで、カメラユニット401とプリント基板206の干渉を避け、監視カメラを小型化する技術が提案されている。
従来、ズーム式のレンズ鏡筒が搭載されるデジタルカメラ等では、ズームレンズ群およびフォーカスレンズ群が2本のガイドバーによってレンズ鏡筒内に支持され、各レンズ群はレンズ群に取付けられたラックがステッピングモータに係合することで光軸方向に駆動される。ガイドバーによるゴーストを回避するため、ガイドバーはレンズ鏡筒内において出来るだけ径方向で外側に配置されるのが一般的である。
特許第5619049号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、移動ズームレンズ群の増加に伴って、レンズ群を支持するガイドバーとレンズ群を光軸方向に駆動させるステッピングモータが増加することで、レンズ鏡筒が径方向に大型化した際、カメラユニットが大型化してしまう。
そこで、本発明の目的は、撮影部をチルト回転させるカメラにおいて、レンズ鏡筒が径方向に大型化しても、カメラ全体の大型化を防ぐ撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
少なくとも2つの光軸方向に移動可能なレンズ枠と、前記レンズ枠に保持されたレンズと、前記レンズ枠を支持する2つのガイドバーと、前記レンズ枠を光軸方向に可動させるモータを備えたレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の両側側面に配置されるチルト軸と、前記レンズ鏡筒をチルト方向に回転させるチルト駆動部を有し、前記レンズ鏡筒は両側側面に凹部を有し、前記チルト軸の一端が前記凹部に挿入されることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、レンズ鏡筒が径方向に大型化しても、チルト駆動部に干渉せず、カメラ全体の大型化を防ぐことができる。
本発明の撮像装置の実施形態の一例である監視カメラの構成図である。 本発明の実施形態1におけるズームレンズ鏡筒の構成図である。 本発明の実施形態1におけるズームレンズ鏡筒の側面に設けられた凹部とバーの位置関係を示す図である。 本発明の実施形態1におけるズームレンズ鏡筒の側面に設けられた凹部とチルト軸の関係を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の撮像装置の実施形態の一例である監視カメラの構成図である。
3はドームカバー、4はズームレンズ鏡筒である。5はシャーシで、ズームレンズ鏡筒4を保持し、シャーシ5に固定されたチルト軸6を介して、パンチルトベース7にチルト方向に回転可能に保持されている。また、パンチルトベース7は、ベースユニット10にパン方向に回転可能に保持されている。8はチルト駆動部で、パンチルトベース7に固定され、シャーシ5をチルト方向に回転させる。9は、パン駆動部で、ベースユニット10に固定され、パンチルトベース7をパン方向に回転させる。
ドームカバー3をカバー2とベースユニット10で挟み込み、締結ビス1で締結する。ズームレンズ鏡筒4は、図2において、1つの固定群と3つの移動群のレンズで構成されている。41は光軸方向に固定のレンズである。45は光軸方向に移動して変倍動作を行う第一のズームレンズである。50は光軸方向に移動して変倍動作を行う第二のズームレンズである。58は光軸方向に移動して合焦動作を行うフォーカスレンズである。43は前側固定枠で固定レンズ41を保持し、側面部に凹部43aを有している。
44は第一のズームレンズ45を保持するレンズ移動枠で、ガイドバー52によって、光軸方向に移動可能に支持される。振れ止めバー53にて、レンズ移動枠45の溝が係合して、ガイドバー52周りの回転が規制される。ガイドバー52と振れ止めバー53は前側固定枠43と後側固定枠64に挟み込まれる形で固定されている。
46はラックで、図示しないラックバネにより光軸方向及び回転方向に付勢された状態でレンズ移動枠44に固定され、ステッピングモータ54のネジ部に係合しており、ネジ部の回転によってレンズ移動枠44とともに光軸方向に駆動する。また、ステッピングモータ54は、後側固定枠64に固定されている。47は絞りユニットで中間固定枠48に固定され、ズームレンズ鏡筒4の入射光量を調節する。48は中間固定枠で、前側固定枠43と後側固定枠64に挟み込まれる形で固定されている。
49は第二のズームレンズ50を保持するレンズ移動枠で、ガイドバー55によって、光軸方向に移動可能に支持される。振れ止めバー56にて、レンズ移動枠49の溝が係合して、ガイドバー55周りの回転が規制される。ガイドバー55は前側固定枠43と後側固定枠64に挟み込まれる形で固定されており、振れ止めバー56は中間固定枠48と後側固定枠64に挟み込まれる形で固定されている。
51はラックで、図示しないラックバネにより光軸方向及び回転方向に付勢された状態でレンズ移動枠49に固定され、ステッピングモータ62のネジ部に係合しており、ネジ部の回転によってレンズ移動枠49とともに光軸方向に駆動する。また、ステッピングモータ62は後側固定枠64に固定されている。
57はフォーカスレンズ58を保持するレンズ移動枠で、ガイドバー60によって、光軸方向に移動可能に支持される。振れ止めバー61にて、レンズ移動枠57の溝が係合して、ガイドバー60周りの回転が規制される。ガイドバー60と振れ止めバー61は中間固定枠48と後側固定枠64に挟み込まれる形で固定されている。59はラックで、図示しないラックバネにより光軸方向及び回転方向に付勢された状態でレンズ移動枠57に固定され、ステッピングモータ63のネジ部に係合しており、ネジ部の回転によってレンズ移動枠57とともに光軸方向に駆動する。また、ステッピングモータ63は、後側固定枠64に固定されている。65は撮像素子ユニットで、後側固定枠64に固定されている。
図3は本発明の実施形態1におけるズームレンズ鏡筒の凹部とチルト軸の関係を示す図である。
チルト軸6は、チルト軸6の端部6aを前側固定枠43の凹部43aに挿入する形でシャーシ5に固定されている。
図4は本発明の実施形態1におけるズームレンズ鏡筒の側面に設けられた凹部とバーの関係を示す図である。
レンズ移動枠44を支持するガイドバー52と振れ止めバー53は、光軸方向から見た場合に前側固定枠43の凹部43aと光軸直交方向で重ならない位置に配置され、前側固定枠43と後側固定枠64に挟まれる形で固定されている。レンズ移動枠49を支持するガイドバー55は光軸方向から見た場合に前側固定枠43の凹部43aと光軸直交方向で重ならない位置に配置され、前側固定枠43と後側固定枠64に挟まれる形で固定されている。また、振れ止めバー56は光軸方向から見た場合に前側固定枠43の凹部43aと光軸直交方向で重なる位置に配置され、中間固定枠48と後側固定枠64に挟まれる形で固定されている。
レンズ移動枠57を支持するガイドバー60は光軸方向から見た場合に前側固定枠43の凹部43aと光軸直交方向で重ならない位置に配置され、中間固定枠48と後側固定枠64に挟まれる形で固定されている。また、振れ止めバー56は光軸方向から見た場合に前側固定枠43の凹部43aと光軸直交方向で重なる位置に配置され、中間固定枠48と後側固定枠64に挟まれる形で固定されている。
以上のように、本実施形態では、レンズ鏡筒の前側固定枠43に凹部43aが設けられており、チルト軸6の端部6aを凹部43aに挿入することで、レンズ鏡筒とチルト駆動部分に干渉することを避け、小型化に有利な形態となる。また、レンズ移動枠を支持するガイドバー52、55、60と振れ止めバー53、56、61が前側固定枠43の凹部43aと干渉しない位置に配置することで、チルト軸6の端部6aを挿入する凹部43aを設けることができる。ステッピングモータ54、62、63はそれぞれ後側固定枠64に固定されているので、前側固定枠43の凹部43aに干渉しない。
本実施形態におけるチルト駆動部8とパン駆動部9は、ズームレンズ鏡筒4をそれぞれチルト方向、パン方向に回転させる役割を果たす。
本実施形態では、ドームカバー3を有するので、ズームレンズ鏡筒4を埃や水滴等から保護することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
6 チルト軸、6a チルト軸6の端部、43 ズームレンズ鏡筒の前側固定枠、
43a ズームレンズ鏡筒の前側固定枠の凹部、44 ズームレンズ枠、
45 第一のズームレンズ、48 中間固定枠、49 ズームレンズ枠、
50 第二のズームレンズ、52 ズームレンズ枠44を支持するガイドバー、
53 振れ止めバー、55 ガイドバー、56 振れ止めバー、
57 フォーカスレンズ枠、58 フォーカスレンズ、60 ガイドバー、
61 振れ止めバー

Claims (6)

  1. 少なくとも2つの光軸方向に移動可能なレンズ枠と、前記レンズ枠に保持されたレンズと、前記レンズ枠を支持するそれぞれ2つのガイドバーと、前記レンズ枠を光軸方向に可動させるモータを備えたレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の両側側面に配置されるチルト軸と、前記レンズ鏡筒をチルト方向に回転させるチルト駆動部を有し、前記レンズ鏡筒は両側側面に凹部を有し、前記チルト軸の一端が前記凹部に挿入されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記ガイドバーが、前記レンズ鏡筒の中で前記レンズ鏡筒の前記凹部に重ならない位置に配置されることを特徴とした請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記モータが、前記レンズ鏡筒の中で前記レンズ鏡筒の前記凹部に重ならない位置に配置されることを特徴とした請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記レンズ鏡筒をパン方向に回転させるパン駆動部を有する請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記レンズ枠を光軸方向に可動させる前記モータがステッピングモータであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. ドームを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114721111A (zh) * 2020-12-18 2022-07-08 宁波舜宇光电信息有限公司 光学变焦摄像模组

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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